JP5743710B2 - 撮像装置およびその制御方法 - Google Patents
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Description
ハイブリッドAFではコントラストAFと位相差AFとを組み合わせた構成が採用される。AF制御部は、位相差AFにより合焦点近傍までフォーカスレンズを駆動した後、コントラストAFに切り替えて高精度に合焦動作を行う。この方式は位相差AFによる高速な合焦性能とコントラストAFによる高精度の合焦性能を併せ持つ。位相差AFの測距精度が高いほど、コントラストAFを行う時間が短くなるので、合焦までにかかる全体の時間が短くなる。測距精度を高めるために、位相差AFユニットの検出部に複数列のラインセンサを用いた位相差AFが知られている(特許文献1参照)。
ところで位相差AFにて検出部が捉えた像によっては、信頼性の低い測距結果が得られる場合がある。ハイブリッドAFの場合、信頼性の低い測距結果を用いてフォーカスレンズが駆動されてしまうと、映像が暈けた後に合焦位置にフォーカスレンズが戻ることになる。そこで、安定性を高めるために、位相差AFで算出した測距結果に対して、過去に算出した被写体までの距離とフィルタ処理により、フォーカスレンズを駆動する方法が知られている(特許文献2参照)。
前記特許文献1の構成では、複数列のラインセンサで測距を行っているものの、ラインセンサが異なる被写体を捉えた場合などのように、測距結果の一部しか使えない場合に安定性を損なうおそれがある。また、前記特許文献2の構成では、過去の測距結果との間で複数回の一致を確認する必要があるため、位相差AFの高速な合焦性能を損なうおそれがある。被写体が動いており、撮像装置から被写体までの距離(被写体距離)が変化する状況では、現在と以前の測定とで被写体距離が一致しないために、被写体の動きに追従してフォーカスレンズを駆動することができない場合があった。
そこで本発明は、被写体への追従性を維持しつつ、信頼性の高い焦点検出を行うことを目的とする。
図1は焦点調節制御装置を搭載した撮像装置の構成例を示す図である。ここで言う撮像装置は、被写体を撮影して動画や静止画のデータを、テープや固体メモリ、光ディスクや磁気ディスク等の各種メディアに記録する、いわゆるビデオカメラやデジタルスチルカメラ等を含む。装置内の各ユニットは、バス160を介して接続されており、各ユニットはメインCPU(中央演算処理装置)151によって制御される。
撮像光学系を構成するレンズユニット101は、固定1群レンズ102、ズームレンズ111、絞り103、固定3群レンズ121、フォーカスレンズ131を含む。これらの光学部材を通して撮像素子141上に結像する被写体像は電気信号に変換される。ズーム制御部113はメインCPU151の指示に従い、ズームモータ112を介してズームレンズ111を駆動して焦点距離を変更する。また、焦点調節用レンズとしてのフォーカスレンズ131はフォーカスモータ132によって駆動されて、焦点調節状態が制御される。
撮像素子141上に結像されて光電変換された画像は、撮像信号処理部142にて画像信号として整えられる。撮像信号(TVS参照)はAF信号処理部134に出力され、ここでコントラストAF制御のための評価値(FV参照)と、合焦度を表す信号(IFA参照)が生成されて、フォーカス制御部133へ出力される。AF信号処理部134は、撮像信号から被写体像のコントラスト状態を示す信号を生成する第1の焦点検出手段を構成する。
撮像信号処理部142の出力する画像データは撮像制御部143に送られ、一時的にRAM(ランダム・アクセス・メモリ)154に蓄積される。RAM154に蓄積された画像データは画像圧縮伸長部153にて圧縮された後で画像記録媒体157に記録される。これと並行して、RAM154に蓄積された画像データは、画像処理部152にて最適なサイズへの縮小・拡大処理が行われる。最適なサイズに処理された画像データはモニタディスプレイ150に送られて画像表示されることで、リアルタイムで撮影画像がユーザに提示される。また、撮影直後にはモニタディスプレイ150が所定時間だけ撮影画像を表示することで、ユーザは撮影画像を確認できる。
操作部156はユーザが装置への指示を行うために使用する。操作指示信号はバス160を介してメインCPU151に送られる。バッテリ159は、電源管理部158により適切に管理されて撮像装置全体に安定した電源供給を行う。フラッシュメモリ155には撮像装置の動作に必要な制御プログラムが記憶されている。ユーザ操作により撮像装置がOFF状態から起動すると、フラッシュメモリ155に格納されていたプログラムがRAM154の一部にロードされる。メインCPU151はRAM154にロードされたプログラムに従って動作制御を行う。
図2(A)は位相差AFユニット130の構成例を示す図である。被写体201からの光は、結像レンズ202と204を通過して検出部203と205にそれぞれ到達する。第1の結像レンズ202と第1の検出部203が組をなし、第2の結像レンズ204と第2の検出部205が組をなす。第1の検出部203と第2の検出部205は、基線長Bだけ互いに離れて設置されている。被写体201からの光のうち、第1の結像レンズ202を通った光は第1の検出部203上に結像し、また第2の結像レンズ204を通った光は第2の検出部205上に結像する。
本例では、2つの結像レンズおよび検出部からなる外部測距用センサ群を用いる。結像レンズ202,204は図1に示した瞳分割光学系138に相当し、検出部203,205は位相差検出部139に相当する。位相差AFユニット130の検出部203は、上段のラインセンサ206と下段のラインセンサ207から構成される。同様に検出部205は上段のラインセンサ208と下段のラインセンサ209から構成される。本実施形態では、カメラ本体に対して位相差AFユニット130を横置きとしているため、各検出部は上下に近接した2列のラインセンサで構成される。これに限らず、位相差AFユニット130を縦置きとする場合には、2列のラインセンサが左右に近接した構成となるが、同様の効果が得られる。
図2(B)は検出部203の詳細図である。検出部203は30個×2列の画素から構成されている。上段のラインセンサ206は30個の画素を有し、下段のラインセンサ207は30個の画素を有する。なお検出部205についても同様の構成とする。被写体距離の算出にあたっては、検出部203および検出部205を一対の検出部として用いる。そのため、ラインセンサ206とラインセンサ208が対となり、ラインセンサ207とラインセンサ209が対となる。
S301において、検出部203,205の蓄積処理が実行される。メインCPU151のプログラム処理によって実現される蓄積制御部は、最大値を示す画素の出力(以下、ピーク値という)を検出し、ピーク値が所定のレベルに到達するまで蓄積が行われるように制御する。S302にて、メインCPU151は蓄積が終了したか否かを判定する。蓄積が終了している場合、S303へ処理を進め、蓄積が未終了の場合には、ピーク値が所定のレベルに達するまでの間、蓄積の終了待ちとなる。S303にて検出部から信号の読み出しが行われ、S304で位相差検出演算が行われる。
像ずれ量が算出された後、図3のS305では、像ずれ量の信頼度が算出される。この信頼度は、像信号のコントラストや、2つの像信号が一致している度合いを示す一致度(相関度)等によって算出される。本実施形態では、検出部に2列のラインセンサを用いているため、この2列のラインセンサに対して、独立に位相差検出演算および信頼度演算がそれぞれ行われる。これにより、対をなす第1のラインセンサによって得られる像ずれ量(第1のずれ量)と、対をなす第2のラインセンサによって得られる像ずれ量(第2のずれ量)と、それぞれに対応した信頼度を得ることができる。S306は、全てのラインセンサに対して、位相差検出演算および信頼度演算が行われたか否かの判定処理である。全てのラインセンサに対する前記演算が終了していない場合、S302に戻って前記の処理を繰り返す。全てのラインセンサに対する前記演算が終了した場合、S307へ移行する。
S310において、2つの像ずれ量が平均される。2列のラインセンサでそれぞれ算出した像ずれ量が同程度であるので、被写体距離について2回の測定を行ったとみなすことができる。このため、2列のラインセンサでそれぞれ算出した像ずれ量を平均することで、最終的な像ずれ量が決定され(以下、像ずれ決定量という)、これを用いて被写体距離が算出される。
S311、S312以降、図4の処理に進み、選択された信頼性のある像ずれ量に対して、過去に算出して保持している像ずれ量との一致が確認される。S312において、2つの像ずれ量のうち、信頼性のある方が選択された後、S314では、今回の測定で算出した像ずれ量と、前回の測定で最終的に算出して保持されている像ずれ決定量との差分が演算される。差分量が所定の閾値以下であるか否かが判定される。つまり、今回と前回の像ずれ量が同程度であるか否かが判定され、差分量が閾値を超える場合、S315へ移行する。また、差分量が閾値以下の場合、S317へ移行する。
S317にて、今回算出した像ずれ量と、前回算出した像ずれ量または前回の像ずれ決定量を平均することにより、像ずれ量が決定する。今回の像ずれ量と前回の像ずれ量を、最終的な像ずれ決定量に反映させることで、被写体に対して2回の測定を行ったとみなすことができる。なお、平均処理については単純平均に限らず、加重平均でもよい。S318では、測定結果が「NG」とされる。S317、S318の処理を終えてリターン処理となる。
図3のS311から図4のS314に進む場合、信頼性があるとされた2つの像ずれ量のうちの一方に対して、過去に算出した像ずれ量と一致するか否かの確認処理が実行される。つまり、S311にて、2つの像ずれ量のうち、値の大きい方が選択される。その理由は、像ずれ量の大きいときに被写体距離が近く、撮影時に意図する被写体である可能性が高いためである。その後、S314へ移行して前述した処理が実行される。なお、S311では、信頼性のある2つの像ずれ量が算出されている。よって、像ずれ量の大きい方がS318に到達して測定結果が「NG」となった場合、もう一方の像ずれ量を選択し直して、S314以降の処理を行うことができる。
像ずれ決定量をXとし、基線長をB、結像レンズ202、204の焦点距離をfとするとき、被写体距離Lは三角測距の原理で下式(1)により求められる。
図6(A)と(B)にて被写体距離の測定時には、それぞれ2つの像ずれ量と信頼度が取得される。図6(B)にて、信頼性がともにあり、同程度の像ずれ量が得られる場合には、今回算出した2つの像ずれ量が平均され、像ずれ決定量が算出される。つまり、過去の被写体距離Laでの像ずれ量とは無関係に、現在の被写体距離Lbを算出できる。一方、信頼性のある像ずれ量が1つしか得られない場合や、2つの像ずれ量が異なっているために、どちらの像ずれ量を使用すべきかの判断が難しい場合には、過去の被写体距離Laが参照される。これにより、信頼性の低い像ずれ量を用いて被写体距離が算出されないように防止できる。
メインCPU151は、測定された被写体距離に基づいて、被写体距離に対して合焦を得るためのフォーカスレンズ位置を算出する。この算出処理には計算式を用いた演算だけでなく、予め不図示のメモリに記憶された、被写体距離に対する合焦位置のデータを読み出すことも含む。そして、フォーカス制御部133はメインCPU151の制御指令に従ってフォーカスレンズ131を駆動し、該レンズが合焦方向へと移動する。
以上に説明した本実施形態によれば、信頼性の低い被写体距離の測定結果を用いてフォーカスレンズが駆動されないようにし、被写体への追従性を維持しつつ、信頼性の高いハイブリッドAFを実現できる。また、被写体が動いている場合でも、被写体の現在位置を求め、被写体に追従してフォーカスレンズを動かすことができる。ユーザが撮影方向を変更するために撮像装置の向きや姿勢を変更することで撮影対象を変えた場合でも、ユーザの意図する被写体に対して、フォーカスレンズを素早く動かすことができる。さらには、以下の効果が得られる。
・現在の焦点検出時点で得られている複数のずれ量の差分が閾値以下であると判断できる場合、時間経過に影響されることなく、現在のずれ量のみで焦点検出を行ってフォーカスレンズを駆動することができる。
・現在の焦点検出時点で得られている複数のずれ量の差分が閾値を超えており、充分な一致と判断できない場合には、過去の焦点検出時点で得ているずれ量の情報も用いることで、焦点検出の信頼性を高めることができる。
したがって、被写体へのフォーカスの追従性と安定性との間でバランスのとれた焦点調節制御を実現できる。
次に、前記実施形態の変形例を説明する。
変形例では、上段と下段のラインセンサの出力を合成した像信号について位相差検出を行い、像ずれ決定量を算出する処理を説明する。なお、以下では前記実施形態との相違点を説明することとし、同様の構成要素については既に使用した符号を用いることにより、それらの詳細な説明を省略する。
図2(B)に示す検出部203において、上段のラインセンサ206と下段のラインセンサ207が並行に隣接して配置されていることは前記実施形態と同様である。しかし、両者は画素の配列方向において相対的に互いの位置が0.5画素分だけずれている。このことは検出部205についても同様とする。
このような検出部203、205を用いて被写体距離を測定する場合、図3のフローチャートに示すS301乃至308の処理が同様に実行される。
以上のように、今回測定された複数の像ずれ量のみで測定結果の一致が確認できる場合には、改めて像信号を読み出してから像ずれ決定量を演算できる。
以上に説明した例では、検出部を2列のラインセンサで構成し、安定性を高めるために測定結果の一致回数を2回としている。これに限らず、検出部を3列以上のラインセンサで構成してもよい。この場合、測定結果の一致回数については2回または3回にしてもよい。2回とした場合には追従性重視の仕様となり、3回とした場合には安定性重視の仕様となる。
なお、以上の実施形態では外部測距方式のセンサに適用した例を説明したが、TTL(Through the Lens)方式のセンサに適用して焦点検出に用いてもよい。この場合、前記の説明で被写体距離を、デフォーカス量などの焦点状態検出量と読み替えればよい。
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。
131 フォーカスレンズ
133 フォーカス制御部
134 AF信号処理部
138 瞳分割光学系
139 位相差検出部
203,205 検出部
206乃至209 ラインセンサ
Claims (8)
- 焦点検出光学系および該焦点検出光学系を通した像を検出する複数の検出部を備え、前記複数の検出部によって得られる像のずれ量に従って焦点調節用レンズの駆動制御を行う撮像装置であって、
前記複数の検出部を構成する、対をなす複数のセンサの各出力から得た複数の前記ずれ量により前記焦点調節用レンズに係る合焦位置を算出して焦点調節制御を行う制御手段を備え、
前記制御手段は、焦点検出時点で得た前記複数のずれ量と、当該焦点検出時点よりも過去の時点で検出した前記複数のずれ量を保持し、
焦点検出時点で得た前記複数のずれ量の間の差が閾値以下である場合、当該複数のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点調節用レンズに係る焦点状態検出量を算出し、
焦点検出時点で得た前記複数のずれ量の間の差が閾値を超える場合、当該複数のずれ量のいずれかと、前記焦点検出時点よりも過去の時点で検出した前記複数のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点調節用レンズに係る焦点状態検出量を算出することを特徴とする撮像装置。 - 前記制御手段は、前記複数のセンサにより得られた像が一致している度合いおよび像のコントラストから前記ずれ量の信頼度を算出して、該信頼度が閾値を超える場合に前記ずれ量に信頼性があると判定し、
前記複数のセンサによって焦点検出時点で得た第1および第2のずれ量に信頼性があると判定し、かつ、前記第1のずれ量と前記第2のずれ量との差が閾値以下である場合、当該第1のずれ量および第2のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点状態検出量を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記複数のセンサにより得られた像が一致している度合いおよび像のコントラストから前記ずれ量の信頼度を算出して、該信頼度が閾値を超える場合に前記ずれ量に信頼性があると判定し、
前記複数のセンサによって焦点検出時点で得た第1および第2のずれ量の一方に信頼性があると判定した場合、信頼性があると判定した当該ずれ量と、前記焦点検出時点よりも過去の時点で検出した前記第1のずれ量または前記第2のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点状態検出量を算出することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記焦点検出時点で得た前記第1および第2のずれ量を平均して被写体までの距離または前記焦点状態検出量を算出することを特徴とする請求項2記載の撮像装置。
- 前記複数の検出部は、複数のラインセンサをそれぞれ備えており、
前記制御手段は、前記複数のラインセンサから各画素の信号を取り出した像信号から位相差検出演算によって複数の前記ずれ量を取得することを特徴とする請求項1記載の撮像装置。 - 前記制御手段は、前記焦点検出時点よりも過去の時点で検出した前記第1のずれ量または第2のずれ量のうち、信頼性があると判定した前記ずれ量との差が閾値以下であると判定された方のずれ量と、信頼性があると判定した前記ずれ量とを平均して被写体までの距離または前記焦点状態検出量を算出することを特徴とする請求項3記載の撮像装置。
- 撮像素子からの撮像信号を処理して焦点調節用の評価値を生成する信号処理手段をさらに備え、
前記制御手段は、前記複数のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点状態検出量を算出して前記焦点調節用レンズを合焦方向へ移動させ、前記信号処理手段が生成する前記評価値を用いて前記焦点調節用レンズに係る合焦位置を探索することを特徴とする請求項1から6のいずれか1項記載の撮像装置。 - 焦点検出光学系および該焦点検出光学系を通した像を検出する複数の検出部を備え、前記複数の検出部によって得られる像のずれ量に従って焦点調節用レンズの駆動制御を行う撮像装置にて実行される制御方法であって、
前記複数の検出部を構成する、対をなす複数のセンサによって像のずれ量を検出する検出ステップと、
前記複数のセンサの各出力から得た複数の前記ずれ量から前記焦点調節用レンズに係る合焦位置を算出して焦点調節制御を行う制御ステップを有し、
前記制御ステップはさらに、焦点検出時点で得た複数のずれ量と、当該焦点検出時点よりも過去の時点で検出した複数のずれ量を保持するステップと、
焦点検出時点で得た前記複数のずれ量の間の差が閾値以下である場合、当該複数のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点調節用レンズに係る焦点状態検出量を算出するステップと、
焦点検出時点で得た前記複数のずれ量の間の差が閾値を超える場合、当該複数のずれ量のいずれかと、前記焦点検出時点よりも過去の時点で検出した前記複数のずれ量を用いて被写体までの距離または前記焦点調節用レンズに係る焦点状態検出量を算出するステップを有することを特徴とする撮像装置の制御方法。
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