JP5735127B2 - 通信制御方法、基地局、及びユーザ端末 - Google Patents

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Description

本発明は、移動通信システムにおける通信制御方法、基地局、及びユーザ端末に関する。
移動通信システムの標準化プロジェクトである3GPP(3rd Generation Partnership Project)は、3GPPリリース10以降において、LTE(Long Term Evolution)を高度化したLTE Advancedの標準化を進めている(例えば、非特許文献1参照)。
LTE−Advancedでは、高電力基地局(いわゆる、マクロ基地局)のカバレッジエリアに低電力基地局(いわゆる、ピコ基地局やホーム基地局)が配置されるヘテロジーニアスネットワークの提供が検討されている。ヘテロジーニアスネットワークは、高電力基地局の負荷を低電力基地局に分散させることが可能である。
また、LTE Advancedは、LTEとの後方互換性を確保しながら広帯域化を実現すべく、LTEにおけるキャリアをコンポーネントキャリア(CC)と位置付け、複数のキャリアを組み合わせて無線通信に使用するキャリアアグリゲーション技術が導入される。なお、「キャリア」は、「セル」として取り扱われることがある。
3GPP TS 36.300 v10.4.0
ヘテロジーニアスネットワークでは、高電力基地局と低電力基地局とが同一のキャリアを使用する場合に、高電力基地局に接続するユーザ端末が低電力基地局のカバレッジエリア端周辺に居ると、当該低電力基地局が当該ユーザ端末からの上りリンク干渉を受けることがある。
ここで、高電力基地局が、自局に接続するユーザ端末からのメジャメントレポートに基づいて、低電力基地局に対するメジャメントに成功したユーザ端末(すなわち、低電力基地局からの同期信号を正常に受信可能なユーザ端末)を干渉源として推定し、当該干渉源のユーザ端末を他のキャリアにハンドオーバするなどによって、当該上りリンク干渉の解決を図ることが検討されている。
しかしながら、高電力基地局に接続するユーザ端末は、低電力基地局のカバレッジエリア端周辺に居る場合であっても、各基地局の送信電力差に起因して、高電力基地局からの下りリンク信号によって低電力基地局からの同期信号が打ち消されてしまうと、低電力基地局との同期をとることができず、低電力基地局に対するメジャメントを行うことができない。
よって、低電力基地局が同期信号を送信するタイミング及び周波数帯において、高電力基地局が送信電力を制限(具体的には、電力停止又は電力低下)することで、ユーザ端末による低電力基地局に対するメジャメントを可能にすることが考えられる。
同期信号を送信する周波数帯はキャリア中の中央の6リソースブロックと規定されている。高電力基地局及び低電力基地局が同期している場合で、同期信号の送信タイミングが異なるようにオフセット(サブフレームオフセット)が設定されている場合には、高電力基地局が同期信号の送信電力を制限することを要しない。これに対し、高電力基地局及び低電力基地局が非同期の場合、又は、同期していてもオフセットが設定されていない場合には、高電力基地局が送信電力制限を行う必要がある。
しかしながら、高電力基地局が送信電力制限を行うと、高電力基地局のセル(キャリア)をハンドオーバターゲットとすべき隣接基地局配下のユーザ端末や、高電力基地局配下のユーザ端末において、通信が途絶する又は通信に支障が生じる虞がある。
そこで、本発明は、上述した課題を解決することを目的とする。
本発明に係る通信制御方法は、移動通信システムにおける通信制御方法であって、第1の基地局(例えばPeNB100−2)が、特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信するステップAと、前記第1の基地局が、前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信するステップBと、を有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第1の同期信号は、第1のプライマリ同期信号及び第1のセカンダリ同期信号を含み、前記第2の同期信号は、第2のプライマリ同期信号及び第2のセカンダリ同期信号を含み、前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号及び前記第2のセカンダリ同期信号は、同一のリソースブロックを用いて送信される。
本発明に係る通信制御方法は、前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号及び前記第2のセカンダリ同期信号は、同一のリソースブロック且つ同一のサブフレームを用いて送信される。
本発明に係る通信制御方法は、前記ステップAにおいて、前記第1の基地局は、前記第1の周波数帯において、システム情報を含む第1のマスタ情報ブロックをさらに送信し、前記ステップBにおいて、前記第1の基地局は、前記第2の周波数帯において、システム情報を含む第2のマスタ情報ブロックをさらに送信する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第1の同期信号は、第1のプライマリ同期信号及び第1のセカンダリ同期信号を含み、前記第2の同期信号は、第2のプライマリ同期信号及び第2のセカンダリ同期信号を含み、前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号、前記第2のセカンダリ同期信号、及び前記第2のマスタ情報ブロックは、同一のリソースブロックを用いて送信される。
本発明に係る通信制御方法は、前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号、前記第2のセカンダリ同期信号、及び前記第2のマスタ情報ブロックは、同一のリソースブロックであって且つ同一のサブフレームを用いて送信される。
本発明に係る通信制御方法は、前記第1の基地局が、自局に隣接する第2の基地局(例えばMeNB100−1、eNB100−Y)に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる無線リソースを通知するステップCをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第1の基地局が、自局に隣接する第2の基地局(例えばMeNB100−1)から、前記ステップBにおける送信に用いられる無線リソースの通知を受信するステップCをさらに有し、前記ステップBにおいて、前記第1の基地局は、前記ステップCで通知された前記無線リソースで送信を行う。
本発明に係る通信制御方法は、前記第2の基地局が、自局に隣接する第3の基地局(例えばeNB100−X)に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップDをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第1の基地局が、自局配下の第1のユーザ端末(例えばPUE200−2)に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップEをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第2の基地局が、自局配下の第2のユーザ端末(例えばMUE200−1)に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップFをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第2のユーザ端末が、前記ステップFで前記第2の基地局から通知された前記無線リソースを用いてメジャメントを行うステップGをさらに有する。
本発明に係る通信制御方法は、前記第2の基地局が、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースにおいて送信電力を制限するステップHをさらに有する。
本発明に係る基地局は、移動通信システムにおける基地局(例えばPeNB100−2)であって、特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信する第1の送信部と、前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信する第2の送信部と、を有する。
本発明に係るユーザ端末は、移動通信システムにおけるユーザ端末(例えばMUE200−1)であって、特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において第1の同期信号を送信し、前記特定キャリア内であって且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において第2の同期信号を送信する基地局(例えばPeNB100−2)から、前記第2の同期信号を受信する受信部と、前記受信部が受信した前記第2の同期信号に基づいてメジャメントを行う測定部と、を有する。
第1実施形態及び第2実施形態に係る移動通信システムを示す。 第1実施形態及び第2実施形態に係る移動通信システムで使用される無線リソース構成を示す。 第1実施形態に係るMeNB及びPeNBが、サブフレーム同期し、且つサブフレームオフセットが設定されている場合のmuting/power reductionの一例を示す。 第1実施形態に係るMeNB及びPeNBが、サブフレーム同期し、且つサブフレームオフセットが設定されていない場合のmuting/power reductionの一例を示す。 第1実施形態に係るMeNB及びPeNBがサブフレーム同期していない場合のmuting/power reductionの一例を示す。 第1実施形態及び第2実施形態に係るeNBのブロック図である。 第1実施形態及び第2実施形態に係るUEのブロック図である。 第1実施形態に係る移動通信システムの全体動作の一例を示す。 第2実施形態に係るMeNB及びPeNBが、サブフレーム同期している場合のePSS/eSSS/eMIB及びmuting/power reductionの一例を示す。 第2実施形態に係るMeNB及びPeNBが、サブフレーム同期していない場合のePSS/eSSS/eMIB及びmuting/power reductionの一例を示す。 第2実施形態に係る移動通信システムの全体動作の一例を示す。
図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。以下の各実施形態に係る図面において、同一又は類似の部分には同一又は類似の符号を付す。
[第1実施形態]
図1は、本実施形態に係る移動通信システムを示す。本実施形態に係る移動通信システムは、LTE Advanced(3GPPリリース10以降)に基づいて構成される。
図1に示すように、移動通信システムは、大型のカバレッジエリアを形成するマクロ基地局(Macro evolved Node−B:MeNB)100−1と、小型のカバレッジエリアを形成するピコ基地局(Pico evolved Node−B:PeNB)100−2と、MeNB100−1に隣接するeNB100−3と、を有する。eNB100−3としてはMeNBを図示しているが、PeNBであってもよい。また、図1では、MeNB100−1のカバレッジエリア内に設置されたPeNB100−2を1つのみ図示しているが、複数のPeNB100−2がMeNB100−1のカバレッジエリア内に設置されていてもよい。MeNB100−1、PeNB100−2、eNB100−3のそれぞれには、1又は複数のユーザ端末(User Equipment:UE)が接続している。
以下において、MeNB100−1に接続するUEをMUE200−1と称し、PeNB100−2に接続するUEをPUE200−2と称し、eNB100−3に接続するUEをUE200−3と称する。また、MeNB100−1、PeNB100−2、及びeNB100−3を特に区別しないときは単にeNB100と称し、MUE200−1、PUE200−2、及びUE200−3を特に区別しないときは単にUE200と称する。
なお、接続とは、UE200がeNB100と同期した状態であって、当該eNB100から当該UE200へ無線リソースを割り当て可能な状態を意味する。また、上りリンクとは、UE200からeNB100への通信方向を意味し、下りリンクとは、eNB100からUE200への通信方向を意味する。
MeNB100−1、PeNB100−2、及びeNB100−3は、LTEの無線アクセスネットワークであるE−UTRAN(Evolved−UMTS Terrestrial Radio Access Network)に含まれる。本実施形態では、E−UTRANは、ヘテロジーニアスネットワークとして構成されており、PeNB100−2は、MeNB100−1のカバレッジエリア内であって、例えば高トラフィック地帯(いわゆる、ホットゾーン)に配置される。
本実施形態では、MeNB100−1は、異なる2つのキャリア(CC1、CC2)をサポートしており、当該2つのキャリア中から選択したキャリアを無線通信に使用できる。各キャリアは、周波数方向において複数のリソースブロック(RB)を含む。また、本実施形態では、PeNB100−2は、1つのキャリア(CC1)をサポートしており、当該1つのキャリアを無線通信に使用する。
カバレッジエリアは、1又は複数のセルにより構成される。セルは、セルIDによって識別され、キャリアと対応付けられる。なお、キャリアと当該キャリアを使用するeNB100と当該eNB100のカバレッジエリアとを併せてセルと称することもある。このため、MeNB100−1はマクロセルと称されることがあり、PeNB100−2はピコセルと称されることがある。各セル(各CC)は、同期の確立に使用される同期信号と、システム情報を含むマスタ情報ブロック(MIB)及びシステム情報ブロック(SIB)と、をブロードキャストする。同期信号は、プライマリ同期信号(PSS)及びセカンダリ同期信号(SSS)を含む。
UE200は、接続中の状態に相当するコネクティッド(RRC Connected)状態において、接続先のセル(サービングセルと称される)を切り替えることができる。このようなサービングセルの切り替えは例えばハンドオーバによって実現される。UE200のハンドオーバは、当該UE200のサービングセルによって制御される。
MeNB100−1とPeNB100−2との間には、隣接する基地局を相互接続するための論理通信路であるX2インターフェイスが設定される。また、LTEのコアネットワークであるEPC(Evolved Packet Core)とMeNB100−1との間、及びEPCとPeNB100−2との間には、EPCとの論理通信路であるS1インターフェイスが設定される。
上述したように、MeNB100−1とPeNB100−2とが同一のキャリア(CC1)を使用し、且つCC1を使用するMUE200−1がPeNB100−2のカバレッジエリア端周辺に居ると、PeNB100−2がMUE200−1からの上りリンク干渉を受けることがある。ここで、MeNB100−1が、MUE200−1からのメジャメントレポートに基づいて、PeNB100−2に対する参照信号受信電力(RSRP)メジャメントに成功したMUE200−1、すなわち、PeNB100−2からのPSS/SSSを正常に受信可能なMUE200−1を干渉源として推定し、当該干渉源のMUE200−1を他のキャリア(CC2)にハンドオーバするなどによって、当該上りリンク干渉の解決を図ることができる。
しかしながら、MUE200−1は、PeNB100−2のカバレッジエリア端周辺に居る場合であっても、MeNB100−1及びPeNB100−2の送信電力差に起因して、MeNB100−1からの下りリンク信号によってPeNB100−2からのPSS/SSSが打ち消されてしまうと、PeNB100−2との同期をとることができず、PeNB100−2に対するRSRPメジャメントを行うことができない。なお、MUE200−1がPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを正常に行うためには、PeNB100−2からのPSS/SSSだけでなく、PeNB100−2からのMIBも必要である。RSRPメジャメントには下り帯域幅の情報が必要であり、MIBは下り帯域幅の情報を含むためである。
そこで、MeNB100−1が、CC1のうちPeNB100−2がPSS/SSS/MIBを送信するタイミング及び周波数帯において、送信電力を制限(具体的には、電力停止又は電力低下)することで、MUE200−1によるPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを可能にすることができる。以下において、電力停止を「muting」と称し、電力低下を「power reduction」と称する。
ここで、PSS/SSS/MIBのタイミング及び周波数帯に関して説明する。図2は、本実施形態に係る移動通信システムで使用される無線フレームの構成を示す。図2に示すように、無線フレームは、時間方向に並ぶ10個のサブフレームで構成され、各サブフレームは2個のスロットで構成される。各サブフレームの長さは1msであり、各スロットの長さは0.5msである。また、各スロットは、時間方向に7個のOFDMシンボルを含み、周波数方向に複数のRBを含む。PSS/SSS/MIBを送信する周波数帯は中央の6RBと規定されている。PSSは、5サブフレーム毎に前半スロットの最後のOFDMシンボルにマッピングされ、SSSは、同じスロットの最後から2番目(すなわちPSSの直前)のOFDMシンボルにマッピングされる。MIBは、10サブフレーム(1無線フレーム)毎に後半スロットの先頭から4OFDMシンボルにマッピングされる。なお、下りリンクにおいて、各サブフレームの先頭数シンボルの領域は物理下りリンク制御チャネル(PDCCH)領域に相当し、残る領域は物理下りリンク共有チャネル(PDSCH)領域に相当する。
図3は、MeNB100−1及びPeNB100−2が、サブフレーム同期し、且つサブフレームオフセットが設定されている場合のmuting/power reductionの一例を示す。図3に示すように、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期している場合で、PSS/SSS/MIBの送信タイミングが異なるようにサブフレームオフセットが設定されている場合には、MeNB100−1は、PeNB100−2のPSS/SSS/MIBに対応する無線リソース(特定のサブフレーム及び中央の6RB)をmuting/power reductionすればよく、MeNB100−1のPSS/SSS/MIBをmuting/power reductionすることを要しない。
図4は、MeNB100−1及びPeNB100−2が、サブフレーム同期し、且つサブフレームオフセットが設定されていない場合のmuting/power reductionの一例を示す。図4に示すように、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期している場合で、サブフレームオフセットが設定されていない場合には、MeNB100−1及びPeNB100−2のそれぞれのPSS/SSS/MIBが重複するため、MeNB100−1は、PSS/SSS/MIBをmuting/power reductionする必要がある。
図5は、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期していない場合のmuting/power reductionの一例を示す。図5に示すように、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期していない場合、MeNB100−1は、どのタイミング(サブフレーム)でPeNB100−2がPSS/SSS/MIBを送信するのか特定できないため、PeNB100−2がPSS/SSS/MIBを送信する可能性のある中央の6RBかつ全サブフレームでmuting/power reductionする必要がある。
このようなmuting/power reductionは、PSS/SSS/MIBだけでなく、共通参照信号(CRS)や、PDCCH領域、SIBも対象となり得る。図4及び図5に示すように、MeNB100−1がCC1においてmuting/power reductionする場合、MeNB100−1のセルをハンドオーバターゲットとすべきUE(図1では、MeNB100−1に隣接するeNB100−3配下のUE200−3)や、MeNB100−1配下のMUE200−1において、通信が途絶する又は通信に支障が生じる虞がある。
具体的には、eNB100−3配下のUE200−3は、CC1に対応するセルをサーチできなくなり、ハンドオーバ障害による再接続などが生じ得る。また、PSS/SSS/MIBに加えて、CRSもmuting/power reductionする場合、MUE200−1は、MeNB100−1との間の伝搬路状態が劣化したと判断し、劣化した伝搬路状態を示すCSI(Channel State Information)レポートをMeNB100−1に送信してしまう。その結果、MeNB100−1は、MUE200−1に対して適切なMCS(Modulation and Coding Scheme)制御やマルチアンテナ制御などを行うことができず、MUE200−1のスループットが低下し得る。
そこで、本実施形態では、上述したmuting/power reductionにあたり、eNB100−3配下のUE200−3のモビリティ制御のためのセルサーチを適切に行うために、次のような処理を行う。ここでモビリティ制御とは、ハンドオーバ制御やセル再選択制御を意味する。なお、UE200−3は、アイドル(RRC Idle)状態であってもよく、接続(RRC Connected)状態であってもよい。
詳細には、MeNB100−1は、eNB100−3に対し、UE200−3のモビリティ制御のためのメジャメント(セルサーチ)対象として、muting/power reductionを行うセル(CC1に対応するセル)を選択させないよう通知するための情報をX2インターフェイス上で送信する。当該情報は、例えば、CC1に対応するセルをセルサーチ非対象セルとして指定する情報を含む。eNB100−3は、MeNB100−1からの情報をX2インターフェイス上で受信すると、当該受信した情報に基づいて、UE200−3がメジャメント対象としてmuting/power reductionが行われるセル(CC1に対応するセル)を選択しないよう制御する。例えば、eBN100−3がCC1/CC2を使用している場合、CC1を使用しているUEに対してはCC2を用いたmeasurement gapを構成する、CC2を使用しているUEに対してはCC1を用いたmeasurement gapを構成しない、といった制御を行う。これにより、eNB100−3配下のUE200−3のモビリティ制御のためのセルサーチを適切に行うことができる。
あるいは、MeNB100−1は、eNB100−3に対し、UE200−3のモビリティ制御のためのメジャメント(セルサーチ)対象として、muting/power reductionを行わないセル(CC2に対応するセル)を選択するよう指示するための情報をX2インターフェイス上で送信する。当該情報は、例えば、CC2に対応するセルをセルサーチ対象セルとして指定する情報を含む。eNB100−3は、MeNB100−1からの情報をX2インターフェイス上で受信すると、当該受信した情報に基づいて、UE200−3がメジャメント対象としてmuting/power reductionが行われないセル(CC2に対応するセル)を選択するよう制御する。例えば、eNB100−3配下のUEのうち、CC2を使用していないUEに対しては、CC2を用いたmeasurement gapを構成する、といった制御を行う。これにより、eNB100−3配下のUE200−3のモビリティ制御のためのセルサーチを適切に行うことができる。
さらに、MeNB100−1は、CC1に対応するセルにおいて、muting/power reductionを行うこと、muting/power reduction中であること、muting/power reductionを終了したこと、の少なくとも1つをX2インターフェイス上でeNB100−3に通知してもよい。
本実施形態では、上述したmuting/power reductionにあたり、MUE200−1によるCSIレポートを適切に行うために、次のような処理を行う。なお、CSIレポートは、CQI(Channel Quality Information)レポートや、PMI(Precoding Matrix Indicator)、RI(Rank Indicator)を含む。
詳細には、MeNB100−1は、CRSをmuting/power reductionする場合に、MUE200−1に対し、当該muting/power reductionの対象とする無線リソース(サブフレーム及びRB)を通知する。MUE200−1は、muting/power reductionの対象とする無線リソースの通知を受信した後、当該無線リソースに対するメジャメント結果をMeNB100−1への報告の対象から除外する。例えば、下り帯域幅の全RB品質のメジャメント結果の平均をCQIとして算出及び報告するwide band CQIであれば、muting/power reductionの対象とするRBを除いた各RBのメジャメント結果のみの平均をCQIとして算出及び報告するようにする。また、特定サブフレームのみmuting/power reductionが行なわれる場合において、測定タイミングとmuting/power reductionのタイミングが被った場合には、muting/power reductionの行なわれていないsubframeになるまで測定を遅らせてもよい。これにより、MUE200−1によるCSIレポートを適切に行うことができる。
上述したように、MeNB100−1がmuting/power reductionを行う期間内で、MUE200−1はPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを行う。RSRPメジャメントは、通常は下り帯域幅全体のRB中のCRSに対して行われる。しかしながら、muting/power reductionは一部の無線リソースについてのみ行われるため、PeNB100−2からのCRSは依然としてMeNB100−1からの干渉の影響を受け、MUE200−1はPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを適切に行うことができない虞がある。よって、MUE200−1は、必須ではないが、特定のRBについてのみRSRPメジャメントを行うことが好ましい。
そこで、本実施形態では、MeNB100−1は、MUE200−1に対し、特定のRB(muting/power reduction中のRB)内のみのCRSに基づいてPeNB100−2のRSRPを測定するよう指示するための情報を送信する。当該情報は、RSRPメジャメントの対象とするRBを指定する情報を含む。MUE200−1は、MeNB100−1からの当該情報を受信すると、当該情報に従い、当該特定のRB内のみのCRSに基づいてPeNB100−2に対するRSRPを測定する。これにより、MUE200−1はPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを適切に行うことができる。
上述したように、MeNB100−1がmuting/power reductionを行う期間内で、MUE200−1はPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを行う。PeNB100−2に対するRSRPメジャメントは、通常はPeNB100−2が送信するMIBに含まれる下り帯域幅情報に基づいて行われる。しかしながら、MUE200−1は、PeNB100−2が送信するMIBに含まれる下り帯域幅情報を正常に取得できない可能性がある。
そこで、本実施形態では、MeNB100−1は、MUE200−1に対し、PeNB100−2の(CC1の)下り帯域幅の情報を通知する。当該情報は、例えばリソースブロック数である。MIBでは、TS36.331に記載のように、{ n6, n15, n25, n50, n75, n100}というリソースブロック数を表すインデックスを通知しており、これに準ずる形で通知してもよい。MUE200−1は、MeNB100−1からの当該情報を受信すると、当該情報に基づいて、PeNB100−2からのMIBを受信して当該MIB中の下り帯域幅情報を取得することなく、PeNB100−2に対するRSRPメジャメントを行う。これにより、MUE200−1はPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを適切に行うことができる。
次に、eNB100の構成を説明する。図6は、eNB100のブロック図である。図6に示すように、eNB100は、アンテナ101と、無線通信部110と、ネットワーク通信部120と、記憶部130と、制御部140と、を含む。アンテナ101は、例えば複数のアンテナ素子を含み、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部110は、例えば無線周波数(RF)回路やベースバンド(BB)回路等を用いて構成され、アンテナ101を介して無線信号を送受信する。ネットワーク通信部120は、X2インターフェイス上で隣接eNB100との基地局間通信を行う。また、ネットワーク通信部120は、S1インターフェイス上でEPCとの通信を行う。記憶部130は、eNB100の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部140は、eNB100が備える各種の機能を制御する。
次に、UE200の構成を説明する。図7は、UE200のブロック図である。図7に示すように、UE200は、アンテナ201と、無線通信部210と、記憶部220と、制御部230と、を含む。アンテナ201は、無線信号の送受信に用いられる。無線通信部210は、例えばRF回路やBB回路等を用いて構成され、アンテナ201を介して無線信号を送受信する。記憶部220は、UE200の制御等に用いられる各種の情報を記憶する。制御部230は、UE200が備える各種の機能を制御する。
次に、図1に示す状況を例に、本実施形態に係る移動通信システムの全体動作を説明する。図8は、本実施形態に係る移動通信システムの全体動作の一例を示す。本シーケンスの初期状態において、MUE200−1はPeNB100−2のセルを検出しておらず、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果をMeNB100−1に報告していない。なお、図8の破線で示すシグナリングは不要としてもよい。
図8に示すように、ステップS101において、MUE200−1は、MeNB100−1との無線通信を行う。ステップS102において、PeNB100−2は、MUE200−1からの上りリンク信号によって干渉を受ける。PeNB100−2は、上りリンクの各RBについて干渉レベルを測定している。ステップS103において、PeNB100−2は、上りリンクのRB毎の干渉レベルを示すOverload IndicatorをX2インターフェイス上でMeNB100−1に送信する。これにより、PeNB100−2で検知された上りリンクの干渉がMeNB100−1に通知される。MeNB100−1は、PeNB100−2からのOverload Indicatorに基づいて、PeNB100−2で上りリンク干渉が生じていることを把握する。そして、MUE200−1の中から干渉源のMUE200−1を探索する処理を開始する。
ステップS104において、MeNB100−1は、CC1に対応するセルにおいてmuting/power reductionを行うことをX2インターフェイス上でeNB100−3に通知する。あるいは、CC1に対応するセルをセルサーチ非対象セルとするよう通知/指示してもよく、CC2に対応するセルをセルサーチ対象セルとするよう通知/指示してもよい。
ステップS105において、MeNB100−1は、上述したmuting/power reductionを開始する。
ステップS106において、eNB100−3は、ステップS104の通知に応じて、UE200−3がメジャメント対象としてmuting/power reductionが行われるセル(CC1に対応するセル)を選択しないよう制御する。あるいは、UE200−3がメジャメント対象としてmuting/power reductionが行われないセル(CC2に対応するセル)を選択するよう制御する。
ステップS107において、UE200−3は、ステップS106の制御に応じて、muting/power reductionが行われるセル(CC1に対応するセル)以外のセルに対するメジャメント(セルサーチ)を行う。そして、ステップS108において、UE200−3は、ステップS107でのメジャメント結果をeNB100−3に報告する。
一方、MeNB100−1は、ステップS105でmuting/power reductionを開始すると、ステップS109において、MUE200−1に対するメジャメント制御を行う。詳細には、MeNB100−1は、MUE200−1に対し、特定のRB内のみのCRSに基づいてPeNB100−2のRSRPを測定するよう指示するための情報を送信する。また、MeNB100−1は、MUE200−1に対し、PeNB100−2の下り帯域幅の情報を通知する。さらに、MeNB100−1は、CRSをmuting/power reductionする場合に、MUE200−1に対し、当該muting/power reductionの対象とする無線リソース(サブフレーム及びRB)を通知する。
ステップS110において、MUE200−1は、ステップS109の制御に応じて、RSRPメジャメント及びCSIメジャメントを行う。詳細には、MUE200−1は、MeNB100−1から通知された下り帯域幅に含まれるRBのうち、MeNB100−1から通知された特定のRB内のみのCRSに基づいてPeNB100−2に対するRSRPを測定する。あるいは、通知された下り帯域幅に基づいて全帯域のRSRPを測定してもよい。また、MUE200−1は、CRSがmuting/power reductionされる場合に、muting/power reductionの対象とする無線リソースに対するCSIメジャメント結果をMeNB100−1への報告の対象から除外する。
ステップS111において、MUE200−1は、ステップS110のメジャメントの結果をMeNB100−1に報告する。ここで、PeNB100−2のカバレッジエリア端周辺のMUE200−1であれば、PeNB100−2に対するRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれていることになる。
なお、ステップS109〜ステップS111の処理は、複数のMUE200−1のそれぞれに対して行われてもよく、PeNB100−2のカバレッジエリア端周辺に居る候補のMUE200−1に対してのみ行われてもよい。
このようなメジャメントレポートの収集が終了すると、ステップS112において、MeNB100−1は、CC1に対応するセルにおいてmuting/power reductionを終了することをX2インターフェイス上でeNB100−3に通知する。あるいは、CC1に対応するセルをセルサーチ対象セルとするよう通知/指示してもよい。
ステップS113において、MeNB100−1は、上述したmuting/power reductionを終了する。
ステップS114において、eNB100−3は、ステップS112の通知に応じて、UE200−3がメジャメント対象としてmuting/power reductionが行われていたセル(CC1に対応するセル)も選択できるように制御する。
ステップS115において、MeNB100−1は、ステップS111で受信したメジャメントレポートに、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果(例えば、PeNB100−2のセルのIDに対応するRSRPメジャメント結果)が含まれているか否かを確認する。PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれていない場合(ステップS115;NO)、ステップS117において、ステップS109でのメジャメント設定を解除する。
これに対し、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれている場合(ステップS115;YES)、当該MUE200−1をPeNB100−2に対する上りリンクの干渉源として特定する。そして、ステップS116において、MeNB100−1は、当該干渉源のMUE200−1をCC1に対応するセルからCC2に対応するセルへハンドオーバする。あるいは、可能であれば、当該干渉源のMUE200−1をPeNB100−2のセルへハンドオーバしてもよい。
[第2実施形態]
以下において、第2実施形態について、第1実施形態との相違点を説明する。
本実施形態では、PeNB100−2は、CC1において、中央の周波数帯(第1の周波数帯)で送信される通常のPSS/SSS/MIB(第1のPSS/SSS/MIB)に加えて、他の周波数帯(第2の周波数帯)で新たなPSS/SSS/MIB(第2のPSS/SSS/MIB)を送信する。以下においては、このような新たなPSS/SSS/MIBを「ePSS/eSSS/eMIB」と称する。基本的には、ePSS/eSSS/eMIBの構成は、通常のPSS/SSS/MIBの構成と同じである。ただし、eMIBは、ePSS及びeSSSの周波数オフセットの情報を含んでもよい。ここで周波数オフセットとは、通常のPSS/SSSからのePSS及びeSSSの周波数オフセット、すなわち、DCサブキャリアからのePSS及びeSSSの周波数オフセットである。なお、eMIBの周波数オフセットは、リソースブロック数の直値(中心からのオフセットとして+10, -13などといった表記、あるいは0, …, N_RB-1といった通常のRB番号表記)、或いは前記の値のうちの予め決められたいくつかのインデックス( { n6, n15, n25, n36} など、但し帯域幅によって異なる)、によって示すことができる。
ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソース(サブフレーム及びRB)は、PeNB100−2が決定してもよく、MeNB100−1が決定してもよい。PeNB100−2が決定する場合、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをPeNB100−2からMeNB100−1に通知する。これに対し、MeNB100−1が決定する場合、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをMeNB100−1からPeNB100−2に通知する。
また、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをMUE200−1に通知する。そして、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBに対応する無線リソース(サブフレーム及びRB)でmuting/power reductionを行う。MUE200−1は、muting/power reductionが行われる期間内で、PeNB100−2から受信するePSS/eSSS/eMIBを用いてRSRPメジャメントを行う。
これにより、MeNB100−1は、通常のPSS/SSS/MIBにおいてmuting/power reductionを行う必要がなくなるため、MeNB100−1に隣接するeNB100−3配下のUE200−3は、MeNB100−1におけるCC1に対応するセルをサーチ可能であり、ハンドオーバ障害による再接続などが生じない。
図9は、MeNB100−1及びPeNB100−2が、サブフレーム同期している場合のePSS/eSSS/eMIB及びmuting/power reductionの一例を示す。図9に示すように、本実施形態では、PeNB100−2は、同一のRB且つ同一のサブフレーム内でePSS、eSSS、及びeMIBを送信する。このように、通常のPSS/SSS/MIBと同様に、ePSS、eSSS、及びeMIBを同一サブフレーム内の同一RB(6RB)で送信することによって、ePSS、eSSS、及びeMIBが分散している場合に比べ、メジャメントの処理負荷を軽減できる。
また、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期している場合、MeNB100−1は、PeNB100−2のePSS/eSSS/eMIBに対応する無線リソース(特定のサブフレーム及び6RB)のみをmuting/power reductionする。
図10は、MeNB100−1及びPeNB100−2が、サブフレーム同期していない場合のePSS/eSSS/eMIB及びmuting/power reductionの一例を示す。図10に示すように、この場合も上記と同様に、PeNB100−2は、同一のRB且つ同一のサブフレーム内でePSS、eSSS、及びeMIBを送信する。また、MeNB100−1及びPeNB100−2がサブフレーム同期していない場合、MeNB100−1は、中央の6RBかつ全サブフレームでmuting/power reductionする。
次に、図1に示す状況を例に、本実施形態に係る移動通信システムの全体動作を説明する。図11は、本実施形態に係る移動通信システムの全体動作の一例を示す。本シーケンスの初期状態において、MUE200−1はPeNB100−2のセルを検出しておらず、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果をMeNB100−1に報告していない。なお、図11の破線で示すシグナリングは不要としてもよい。
図11に示すように、ステップS201において、MUE200−1は、MeNB100−1との無線通信を行う。ステップS202において、PeNB100−2は、MUE200−1からの上りリンク信号によって干渉を受ける。PeNB100−2は、上りリンクの各RBについて干渉レベルを測定している。ステップS203において、PeNB100−2は、上りリンクのRB毎の干渉レベルを示すOverload IndicatorをX2インターフェイス上でMeNB100−1に送信する。これにより、PeNB100−2で検知された上りリンクの干渉がMeNB100−1に通知される。MeNB100−1は、PeNB100−2からのOverload Indicatorに基づいて、PeNB100−2で上りリンク干渉が生じていることを把握する。そして、MUE200−1の中から干渉源のMUE200−1を探索する処理を開始する。
ステップS204において、PeNB100−2は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースを決定し、MeNB100−1にX2インターフェイス上で通知する。あるいは、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースを決定し、PeNB100−2にX2インターフェイス上で通知する。
ステップS205において、PeNB100−2は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをPUE200−2に通知する。これにより、PUE200−2はePSS/eSSS/eMIBを受信可能になる。PeNB100−2は、PeNB100−2に隣接するeNB100(不図示)に対しても通知を行ってもよい。また、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをeNB100−3に通知(ステップS206)してもよい。
ステップS207において、PeNB100−2は、ステップS204で決定されたePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースを用いて、ePSS/eSSS/eMIBの送信を開始する。
ステップS208において、MeNB100−1は、上述したmuting/power reductionを開始する。
ステップS209において、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースをMUE200−1に通知する。ここでMeNB100−1は、第1実施形態で説明したように、特定のRB内のみのCRSに基づいてPeNB100−2のRSRPを測定するよう指示するための情報を送信してもよく、PeNB100−2の下り帯域幅の情報を通知してもよい。また、MeNB100−1は、CRSをmuting/power reductionする場合に、MUE200−1に対し、当該muting/power reductionの対象とする無線リソース(サブフレーム及びRB)を通知してもよい。
ステップS210において、MUE200−1は、ステップS209の制御に応じて、RSRPメジャメントを行う。詳細には、MUE200−1は、ePSS/eSSS/eMIBの送信に使用する無線リソースの通知に基づいて、ePSS/eSSS/eMIBを用いてPeNB100−2に対するRSRPメジャメントを行う。
ステップS211において、MUE200−1は、ステップS210のメジャメントの結果をMeNB100−1に報告する。ここで、PeNB100−2のカバレッジエリア端周辺のMUE200−1であれば、PeNB100−2に対するRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれていることになる。
なお、ステップS209〜ステップS211の処理は、複数のMUE200−1のそれぞれに対して行われてもよく、PeNB100−2のカバレッジエリア端周辺に居る候補のMUE200−1に対してのみ行われてもよい。
このようなメジャメントレポートの収集が終了すると、ステップS212において、MeNB100−1は、上述したmuting/power reductionを終了する。
ステップS213において、MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBを終了するようX2インターフェイス上でPeNB100−2に通知する。PeNB100−2は、ePSS/eSSS/eMIBの終了をPUE200−2に通知(ステップS214)する。MeNB100−1は、ePSS/eSSS/eMIBの終了をeNB100−3に通知(ステップS215)してもよい。
ステップS216において、MeNB100−1は、ステップS211で受信したメジャメントレポートに、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果(例えば、PeNB100−2のセルのIDに対応するRSRPメジャメント結果)が含まれているか否かを確認する。PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれていない場合(ステップS216;NO)、ステップS218において、ステップS209でのメジャメント設定を解除する。
これに対し、PeNB100−2についてのRSRPメジャメントの結果がメジャメントレポートに含まれている場合(ステップS216;YES)、当該MUE200−1をPeNB100−2に対する上りリンクの干渉源として特定する。そして、ステップS217において、MeNB100−1は、当該干渉源のMUE200−1をCC1に対応するセルからCC2に対応するセルへハンドオーバする。あるいは、可能であれば、当該干渉源のMUE200−1をPeNB100−2のセルへハンドオーバしてもよい。
なお、図1に示す状況では、PeNB100−2は、MeNB100−1のカバレッジエリア内であってeNB100−3のカバレッジエリア外に設置されていたが、MeNB100−1及びeNB100−3のそれぞれのカバレッジエリアが重複する領域にPeNB100−2が設置される状況下では、eNB100−3は、MeNB100−1と同様の動作を行う。つまり、PeNB100−2への干渉源となりうる周囲の基地局全てが連携して同一のePSS/eSSS/eMIBを利用するように協調する、という動作を行う。
[その他の実施形態]
この開示の一部をなす論述及び図面はこの発明を限定するものであると理解すべきではない。この開示から当業者には様々な代替実施形態、実施例及び運用技術が明らかとなる。
上述した各実施形態は、別個独立に実施する場合に限らず、相互に組み合わせて実施してもよい。例えば、第1実施形態で説明した技術を適宜第2実施形態に適用してもよい。
また、上述した各実施形態においてX2インターフェイス上で送受信されていた情報は、EPCを介してS1インターフェイス上で送受信してもよい。
さらに、上述した各実施形態においては、MeNB及びPeNBの組み合わせを例に説明したが、MeNB及びフェムトセル(HeNB)の組み合わせであってもよく、PeNB及びフェムトセル(HeNB)の組み合わせであってもよい。
なお、米国仮出願第61/555290号(2011年11月3日出願)の全内容が、参照により、本願明細書に組み込まれている。
以上のように、本発明は、移動通信などの無線通信分野において有用である。

Claims (18)

  1. 移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    第1の基地局が、コンポーネントキャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信するステップAと、
    前記第1の基地局が、前記コンポーネントキャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信するステップBと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  2. 前記第1の同期信号は、第1のプライマリ同期信号及び第1のセカンダリ同期信号を含み、
    前記第2の同期信号は、第2のプライマリ同期信号及び第2のセカンダリ同期信号を含み、
    前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号及び前記第2のセカンダリ同期信号は、同一のリソースブロックを用いて送信されることを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  3. 前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号及び前記第2のセカンダリ同期信号は、同一のリソースブロック且つ同一のサブフレームを用いて送信されることを特徴とする請求項2に記載の通信制御方法。
  4. 前記ステップAにおいて、前記第1の基地局は、前記第1の周波数帯において、システム情報を含む第1のマスタ情報ブロックをさらに送信し、
    前記ステップBにおいて、前記第1の基地局は、前記第2の周波数帯において、システム情報を含む第2のマスタ情報ブロックをさらに送信することを特徴とする請求項1に記載の通信制御方法。
  5. 前記第1の同期信号は、第1のプライマリ同期信号及び第1のセカンダリ同期信号を含み、
    前記第2の同期信号は、第2のプライマリ同期信号及び第2のセカンダリ同期信号を含み、
    前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号、前記第2のセカンダリ同期信号、及び前記第2のマスタ情報ブロックは、同一のリソースブロックを用いて送信されることを特徴とする請求項4に記載の通信制御方法。
  6. 前記ステップBにおいて、前記第2のプライマリ同期信号、前記第2のセカンダリ同期信号、及び前記第2のマスタ情報ブロックは、同一のリソースブロックであって且つ同一のサブフレームを用いて送信されることを特徴とする請求項5に記載の通信制御方法。
  7. 移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    第1の基地局が、特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信するステップAと、
    前記第1の基地局が、前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信するステップBと、
    前記第1の基地局が、自局に隣接する第2の基地局に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる無線リソースを通知するステップCと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  8. 移動通信システムにおける通信制御方法であって、
    第1の基地局が、特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信するステップAと、
    前記第1の基地局が、自局に隣接する第2の基地局から、無線リソースの通知を受信するステップBと、
    前記第1の基地局が、前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、前記ステップで通知された前記無線リソースで、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信するステップCと、
    を有することを特徴とする通信制御方法。
  9. 前記第2の基地局が、自局に隣接する第3の基地局に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップDをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の通信制御方法。
  10. 前記第1の基地局が、自局配下の第1のユーザ端末に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップEをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の通信制御方法。
  11. 前記第2の基地局が、自局配下の第2のユーザ端末に対し、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースを通知するステップFをさらに有することを特徴とする請求項7に記載の通信制御方法。
  12. 前記第2のユーザ端末が、前記ステップFで前記第2の基地局から通知された前記無線リソースを用いてメジャメントを行うステップGをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  13. 前記第2の基地局が、前記ステップBにおける送信に用いられる前記無線リソースにおいて送信電力を制限するステップHをさらに有することを特徴とする請求項11に記載の通信制御方法。
  14. 移動通信システムにおける基地局であって、
    コンポーネントキャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信する第1の送信部と、
    前記コンポーネントキャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信する第2の送信部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  15. 移動通信システムにおけるユーザ端末であって、
    コンポーネントキャリア内の中央の第1の周波数帯において第1の同期信号を送信し、前記コンポーネントキャリア内であって且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において第2の同期信号を送信する基地局から、前記第2の同期信号を受信する受信部と、
    前記受信部が受信した前記第2の同期信号に基づいてメジャメントを行う測定部と、
    を有することを特徴とするユーザ端末。
  16. 移動通信システムにおけるユーザ端末に適用される制御部であって、
    コンポーネントキャリア内の中央の第1の周波数帯において第1の同期信号を送信し、前記コンポーネントキャリア内であって且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において第2の同期信号を送信する基地局から、前記第2の同期信号を受信するプロセスと、
    受信した前記第2の同期信号に基づいてメジャメントするプロセスと、
    を実行することを特徴とする制御部。
  17. 移動通信システムにおける基地局であって、
    特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信する第1の送信部と、
    前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信する第2の送信部と、
    自局に隣接する他の基地局に対し、前記第2の同期信号の送信に用いられる無線リソースを通知する通知部と、
    を有することを特徴とする基地局。
  18. 移動通信システムにおける基地局であって、
    特定キャリア内の中央の第1の周波数帯において、同期の確立に使用される第1の同期信号を送信する第1の送信部と、
    自局に隣接する他の基地局から、無線リソースの通知を受信する受信部と、
    前記特定キャリア内であって、且つ前記第1の周波数帯とは異なる第2の周波数帯において、前記他の基地局から通知された前記無線リソースで、同期の確立に使用される第2の同期信号を送信する第2の送信部と、
    を有することを特徴とする基地局。
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