JP5735095B2 - 情報処理装置、サーバークライアントシステム、およびコンピュータプログラム - Google Patents
情報処理装置、サーバークライアントシステム、およびコンピュータプログラム Download PDFInfo
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Description
【0001】
本開示は、一般に、アクセスログを記録し、アクセスログを取り出すのに適するものとすることができる、情報処理装置、サーバ−クライアントシステム、およびコンピュータプログラム製品に関する。
【背景技術】
【0002】
サーバ−クライアントシステムを、たとえば、ウェブサーバと、ウェブサーバによって提供されるウェブサイトにインターネットを介してアクセスするクライアント端末とによって形成することができる。ウェブサーバでは、クライアント端末からウェブサイトの各ウェブページに対して行われる各アクセスのログを記録することが有用である場合がある。ウェブビーコン技術は、いつ誰がウェブサーバによって提供されるウェブサイトのどのウェブページを訪問したのかのログを記録するために提案されたアクセス分析技法である。
【0003】
たとえば、ウェブビーコン技術は、ターゲットウェブページの各分析に関して、埋め込まれるイメージを示す<img>タグをJavaScript(登録商標)に埋め込み、分析用の単一画素イメージファイルをウェブサイトから読み取らせる。クロスドメインで使用できる<img>タグは、ウェブビーコンとして働く。ウェブサイトを訪問した訪問者に関する情報を、アクセスのログからウェブページ内に埋め込まれた<img>タグ要素を抽出することと、ログを分析することとによって簡単に分析することができ、このログの分析は、ログ内に含まれる訪問者のIP(インターネットプロトコル)アドレスをカウントするか分析することを含むことができる。単一画素イメージファイルは、たとえば同一のイメージファイルが異なるウェブページに埋め込まれる場合であっても、ウェブサイトのメモリリソースの不必要な消費を防ぎ、通信帯域幅の不必要な増加を防ぐのに使用される。
【0004】
しかし、最近、クライアント端末のブラウザは、ファイルがキャッシングされたデータと同一のファイル名またはURL(Uniform
Resource Locator)を有する場合にキャッシングされたデータを使用する、キャッシング機能を有する場合がある。この理由から、キャッシングされたデータを使用し、指定されたウェブサイトからデータを読み取らないアクセスのログは、記録されない。
【0005】
したがって、指定されたウェブサイトから単一画素イメージファイルを必ず読み取り、訪問者(またはユーザ)によって行われるアクセスのログを積極的に記録するために、キャッシング機能を無効にする方法が提案された。この提案された方法によれば、新しい単一画素イメージファイルであるものとしての単一画素イメージファイルの誤った認識を必ず意図的に引き起こし、指定されたウェブサイトからの読取を引き起こすために、動的にランダムなパラメータが、<img>タグ要素のソースに、すなわち、単一画素イメージファイルのファイル名に追加される。その結果、アクセスのログが、指定されたウェブサイトのウェブページがアクセスされるたびに記録される。
【0006】
しかし、ウェブビーコン技術は、提案された方法と組み合わされた場合であっても、指定されたウェブサイトの訪問されたウェブページごとにアクセス統計データを入手することを可能にする情報を含むログを記録するのみである。Apache
HTTP(ハイパーテキスト転送プロトコル)サーバ(Apacheは登録商標である)は、訪問者のIPアドレス、ドメイン名、アクセス日時(秒以上の単位でのみ)、アクセスページ名、リファラ(すなわち、アクセスの直前に参照されたページ)、および類似物を含む、アクセスのログを記録する機能を有する。しかし、ウェブサーバが、たとえばApache
HTTPサーバによって形成される場合であっても、アクセスのログは、数秒程度の時間分解能だけを有する。この数秒程度の時間分解能は、人間の応答速度すなわちマウスクリックなどの手動操作がクライアント端末で訪問者によって行われるのに要する時間が考慮に入れられるときには、相対的に低い。さらに、アクセスのログは、ブラウザからの要求の順番で記録されるのではなく、ファイル転送実行の順番で記録される。
【0007】
その結果、ウェブサーバで記録されるログは、アクセスに関連する、訪問者によって行われる操作の因果関係を格納せず、必ずしも、訪問者によって行われるアクセスに関連する操作を正確に反映しない。
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0008】
したがって、本開示は、全般的に、ログが、アクセスに関連し、訪問者によって行われる操作の因果関係を格納し、そのような操作を正確に反映するようにするために、ウェブサイトへのアクセスのログを記録できる、新規で有用な情報処理装置、サーバ−クライアントシステム、およびコンピュータプログラム製品を提供する例示的実施形態を説明する。
【課題を解決するための手段】
【0009】
いくつかの例示的実施形態によれば、ウェブサイトを提供するサーバと通信可能であり、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を含む、情報処理装置であって、ブラウザプログラムを格納するように構成されたストレージユニットと、ブラウザ機能を提供するためにストレージユニット内に格納されたブラウザプログラムを実行するように構成されたプロセッサとを含み、ブラウザ機能は、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込むことによってJavaScript(登録商標)を実行する機能であって、ランダムパラメータは、少なくとも情報処理装置内で獲得された現在時刻データを含む、機能と、入力イベントが情報処理装置内で生成されるときに単一画素イメージファイルの要求をサーバに転送する機能とを含む、情報処理装置が提供される。
【0010】
いくつかの例示的実施形態によれば、クライアント端末と通信可能な情報処理装置であって、サーバプログラムおよびログを格納するように構成されたストレージユニットと、サーバ機能を提供するためにストレージユニット内に格納されたサーバプログラムを実行するように構成されたプロセッサとを含み、サーバ機能は、ウェブサイトを提供する機能と、クライアント端末内で生成される入力イベントに応答して受信される単一画素イメージファイルの要求に応答して、単一画素イメージファイルをウェブサイトから読み取り、読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内でクライアント端末に転送する機能と、クライアント端末へのHTML内での読み取られた単一画素イメージファイルの転送と実質的に同時に、ウェブビーコン技術を使用してクライアント端末から行われたアクセスのログを記録する機能とを含み、クライアント端末から受信される単一画素イメージファイルの要求は、JavaScript(登録商標)を実行することによって<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込まれ、ランダムパラメータは、少なくともクライアント端末内で獲得された現在時刻データを含み、ログは、ウェブビーコン技術によって記録可能な情報に加えて、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータを含む情報処理装置が提供される。
【0011】
いくつかの例示的実施形態によれば、それぞれクライアント端末およびサーバとして機能する上で説明した情報処理装置を含むサーバ−クライアントシステムが提供される。
【0012】
いくつかの例示的実施形態によれば、コンピュータによって実行されたときに、コンピュータに、クライアント端末として機能する上で説明した情報処理装置のブラウザ機能を実行させ、または、サーバとして機能する上で説明した情報処理装置のサーバ機能を実行させる、プログラムを格納するコンピュータプログラム製品が提供される。
【0013】
実施形態の他の目的およびさらなる特徴は、添付図面と共に読まれるときに次の詳細な説明から明白になる。
【図面の簡単な説明】
【0014】
【図1】一実施形態でのサーバ−クライアントシステムの例を示すブロック図である。
【図2】汎用コンピュータの例を示すブロック図である。
【図3】ウェブサーバによって取られるアクセスログを記録するサーバの例を示すブロック図である。
【図4】ウェブサーバによって取られるアクセスログを記録するサーバのもう1つの例を示すブロック図である。
【図5】ウェブサイトへのアクセスを説明する図である。
【図6】タイマイベントに応答するブラウザプロセスを説明する流れ図である。
【図7】タイマイベントに応答して記録されるアクセスログの例を示す図である。
【図8】入力イベントに応答するブラウザプロセスを説明する流れ図である。
【図9】入力イベントの例を説明する図である。
【図10】アクセスログから情報を収集するときのウェブサーバプロセスを説明する流れ図である。
【図11】ムービーツアーを説明するためにクライアント端末で表示されるスクリーンの例を示す図である。
【図12】プレイリストに関連するウェブサイトへのアクセスを説明する図である。
【図13】JavaScript(登録商標)ファイルのプレイリストの例を示す図である。
【図14】動的に生成されるタグの例を示す図である。
【図15】SendInfo関数の例を示す図である。
【図16】クライアント端末で生成される入力イベントに関する情報を含むアクセスログの例を示す図である。
【図17】ウェブサイトからのログ情報の取出を説明する図である。
【図18】ドローイングの作成を説明する図である。
【図19】文書の作成を説明する図である。
【図20】すべてが本開示に従って配置されたキーフレームを説明する図である。
【図21】例示的コンピュータプログラム製品を示すブロック図である。
【図22】もう1つの例示的コンピュータプログラム製品を示すブロック図である。
【発明を実施するための形態】
【0015】
次の詳細な説明では、本明細書の一部を形成する添付図面を参照する。図面では、文脈がそうではないと規定しない限り、同様の記号が、通常は同様の構成要素を識別する。発明を実施するための形態、図面、および特許請求の範囲で説明される例示的な例または実施形態は、限定的であることを意図されたものではない。本明細書で提示される主題の趣旨または範囲から逸脱せずに、他の例または実施形態を利用することができ、他の変更を行うことができる。全般的に本明細書で説明され、図面に図示される本開示の態様を、さまざまな異なる構成で配置し、置換し、組み合わせ、設計することができ、そのすべてが本開示で明示的に企図され、その一部とされていることが、たやすく理解されるであろう。
【0016】
図1は、一実施形態でのサーバ−クライアントシステムの例を示すブロック図である。図1に示されたサーバ−クライアントシステム11は、ウェブサーバ12と、インターネットなどのネットワーク14を介してウェブサーバ12に接続可能なクライアント端末13−1から13−Nとを含み、Nは、0より大きい任意の自然数である。ウェブサーバ12を、CPU(中央処理装置)などのプロセッサおよびストレージユニットを含む既知の構造を有する情報処理装置によって形成することができる。クライアント端末13−1から13−Nのそれぞれを、CPUなどのプロセッサおよびストレージユニットを含む既知の構造を有する情報処理装置によって形成することができる。
【0017】
したがって、ウェブサーバ12およびクライアント端末13−1から13−Nのそれぞれを、図2に示された汎用コンピュータ21によって形成することができる。汎用コンピュータ21は、バス27に接続された、CPU
22、ストレージユニット23、キーボードまたはマウスなどの入力デバイス24、表示ユニット25、およびインターフェース(I/F)26を含む。CPU 22は、入力デバイス24から入力される入力および/または命令に応答して動作を実行することができる。ストレージユニット23は、CPU
22によって実行されるプログラムおよびCPU 22によって実行される計算の中間データを含むさまざまなデータを格納する。汎用コンピュータ21が、ウェブサーバ12を形成するときに、ストレージユニット23は、ウェブサイトのウェブページと、クライアント端末13−1から13−Nから行われるアクセスのログとを格納することができる。
【0018】
表示ユニット25は、入力デバイス24から行われた入力、CPU 22によって実行された動作の結果、およびメッセージを含むさまざまな情報を表示することができる。汎用コンピュータ21が、クライアント端末13−iを形成するときには(iは、i=1〜Nを満足する任意の値である)、表示ユニット25に表示される情報は、ウェブサーバ12によって提供され、入力デバイス24から指定されたウェブサイトおよびそのウェブページを含むことができる。インターフェース26は、たとえば図1に示されたネットワーク14に接続される。
【0019】
もちろん、入力デバイス24および表示ユニット25を、タッチスクリーンパネルなどの単一のデバイスによって形成することができる。
【0020】
ストレージユニット23を、プログラムおよびデータをCPU 22によって読み取ることを可能にする任意の適切なコンピュータ可読記憶媒体によって形成することができる。たとえば、コンピュータ可読記憶媒体を、半導体デバイス、磁気記録媒体、光記録媒体、または光磁気記録媒体から選択することができるが、これらに限定されない。
【0021】
コンピュータ可読記憶媒体は、CPU 22によって実行されたときに、CPU 22にウェブサーバ12のサーバプロセスを実行させるサーバプログラムを格納することができ、コンピュータプログラム製品を形成することができる。その一方で、コンピュータ可読記憶媒体は、CPU
22によって実行されたときに、CPU 22にクライアント端末13−iのクライアントプロセスを実行させるクライアントプログラムを格納することができ、コンピュータプログラム製品を形成することができる。後者の場合に、クライアントプログラムは、クライアント端末13−iのブラウザプログラム(またはソフトウェア)の一部を形成することができる。
【0022】
いくつかの例示的実施形態では、便宜のために、ウェブサーバ12が、既知のウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を有するApache
HTTPサーバによって形成されると仮定する。さらに、便宜のために、クライアント端末13−1から13−Nのそれぞれが、ブラウザプログラム(またはソフトウェア)をインストールされ、既知のブラウザ機能を有すると仮定する。
【0023】
図3および4は、ウェブサーバ12によって取られるアクセスログを記録するサーバの例を示すブロック図である。
【0024】
アクセスログが、ウェブサーバ12のストレージユニット23内に記録されることは、本質的ではない。たとえば、図2に示された汎用コンピュータ21によって形成でき、図3に示されているようにネットワーク14に接続されるサーバ32のストレージユニット23内に、アクセスログを記録することができる。その代わりに、図2に示された汎用コンピュータ21によって形成でき、ネットワーク14とは異なるネットワーク37を介してウェブサーバ12に接続されるサーバ32のストレージユニット23内に、アクセスログを記録することができる。たとえば、ネットワーク37を、LAN(ローカルエリアネットワーク)によって形成することができる。ウェブサーバ12は、ネットワーク14を介して図3に示されたサーバ32と通信可能であり、ウェブサーバ12は、ネットワーク37を介して図4に示されたサーバ32と通信可能である。さらに、図3および4に示されたサーバ32を、既知の構造を有し、ウェブサーバ12によって取られるアクセスログを格納するように構成された、ストレージシステムによって置換することができる。
【0025】
次に、図5を参照することによって、任意のクライアント端末13−iがウェブサーバ12によって提供されるウェブサイトへのアクセスを行うときのこの実施形態の動作の例の説明を与える。
【0026】
図5は、クライアント端末13−iのブラウザ131を使用する、ウェブサーバ12によって提供されるウェブサイト120への任意のクライアント端末13−iの訪問者(またはユーザ)からのアクセスを説明する図である。図5では、ウェブサーバ12は、ウェブページ120−1から120−Mを含むウェブサイト120を提供し(Mは、0より大きい自然数である)、ログ121を記録する。ウェブサーバ12は、さらに、ログ121を分析する分析機能を提供するアプリケーション(またはアプリケーションプログラム)122を含むが、このアプリケーション122を、ログ121をリモートに分析するために図3および4に示されたサーバ32などのウェブサーバ12とは別々であるがこれと通信可能なサーバ内で提供することができる。ウェブページ120−1から120−M、ログ121、およびアプリケーション122を、ウェブサーバ12のストレージユニット23内に格納しまたはインストールすることができる。ブラウザ131を、クライアント端末13−iのストレージユニット23内にインストールすることができる。
【0027】
ステップST1では、ブラウザ131が、ウェブサーバ12にHTML(ハイパーテキストマークアップ言語)内でウェブサイト120またはそのウェブページ120−jを要求し、j=0〜Mである。ステップST2では、ブラウザ131が、ウェブサーバ12からのHTML内でウェブサイト120の要求されたウェブページ120−jを獲得する。ステップST3では、ブラウザ131が、獲得されたウェブページ120−jのHTMLを解釈する。ステップST4では、ブラウザ131が、<div>タグ要素内で<img>タグ要素のソースすなわち単一画素イメージファイルのファイル名にランダムパラメータを動的に追加された単一画素イメージファイル(1画素イメージファイル)を動的に埋め込むことによって、JavaScript(登録商標)を実行する。ランダムパラメータは、少なくとも、たとえばクライアント端末13−i内で獲得された、ミリ秒以下の単位の現在時刻データを含む。<div>タグ要素は、元々、ブロックレベルの論理分割を示すが、文書セクションを区別するのに使用される意味論的意味を持たない包括的要素である。
【0028】
ステップST5では、ブラウザ131が、たとえば入力イベントがクライアント端末13−iの訪問者によって生成されるたびに、GETコマンドによってウェブサーバ12への単一画素イメージファイルの要求を行う。入力イベントは、訪問者がクライアント端末13−iの入力デバイス24を操作するときに生成され、文字列が入力デバイス24から入力されるキーダウン、座標、線分、および類似物のうちのいずれかが入力デバイス24からグラフィカルに入力されるマウスクリック、表示ユニット25上に表示されたボタンがプロセスを実行するために入力デバイス24への入力に応答してクリックされるボタンクリック、表示ユニット25上に表示されたチェックボックスが処理モードをセットするために入力デバイスへの入力に応答してクリックされるチェックボックスクリック、ならびに表示ユニット25上に表示されたラジオボタンが色、モード、および類似物を選択するために入力デバイスへの入力に応答してクリックされるラジオボタンクリックを含む。単一画素イメージファイルが、単一画素イメージファイルに関する要求内でランダムパラメータを動的に追加されるので、クライアント端末13−iから要求される単一画素イメージファイルを、その単一画素イメージファイルがクライアント端末13−i内でキャッシングされている場合であっても、ウェブサーバ12から読み取ることができる。たとえば、クライアント端末13−iから要求される単一画素イメージファイルを、その単一画素イメージファイルがクライアント端末13−i内でキャッシングされている場合であっても、ウェブサーバ12から繰り返して読み取ることができる。
【0029】
ステップST6では、ウェブサーバ12が、要求された単一画素イメージファイルをウェブサイト120から読み取り、読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内でクライアント端末13−iに転送する。それと同時に(同時は、「並行して」および実質的に同時に」を含むことができる)、ウェブサーバ12は、クライアント端末13−iから行われたアクセスすなわち単一画素イメージファイルの要求のログ121を記録する。ウェブサーバ12で記録されるログ121は、既知のウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能によって記録される訪問者のIPアドレス、ドメイン名、ウェブサーバ12内の内部タイマまたは類似物から獲得されたアクセス日時(秒以上の単位でのみ)、アクセスページ名、リファラ(すなわち、アクセスの直前に参照されたページ)、および類似物に加えて、ランダムパラメータすなわち、少なくとも、クライアント端末13−i内の内部タイマまたは類似物から獲得された、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるミリ秒以下の単位の現在時刻データを含むことができる。
【0030】
ステップST7では、アプリケーション122が、必要なときに、たとえばウェブサーバ12のオペレータまたはマネージャによってウェブサーバ12の入力デバイス24から入力された要求(またはコマンド)に応答して、ログ121を分析する。ウェブサーバ12で記録されるログ121は、ランダムパラメータすなわち、少なくとも、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加される現在時刻データを含むことができるので、ログ121は、アクセスに関連する、訪問者によって行われた操作の因果関係を格納することができ、そのような操作を正確に反映する。したがって、アプリケーション122は、ログ121内の記録順序が因果関係を保証しない場合であっても、ログ121から、ウェブサイト120で訪問者によって行われたアクセスに関連する操作の因果関係を復元することができる。アプリケーション122は、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されたランダムパラメータが、訪問者によって行われたアクセスに関連する操作(または入力イベント)を再構成するのに必要な情報をさらに含む場合に、ウェブサイト120で訪問者によって行われたアクセスに関連する操作を再構成することができる。
【0031】
したがって、入力イベントがクライアント端末13−iで生成されるたびに、ブラウザ131は、要求された単一画素イメージファイルがクライアント端末13−i内で既にキャッシングされている場合であっても、要求された単一画素イメージファイルをウェブサーバ12から新たに読み取ることができる。ブラウザ131は、単一画素イメージファイルの要求を行う直前にDate().getTime()を実行することによって、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加される現在時刻データを獲得することができる。現在時刻データを、ランダムパラメータとして、イメージファイル名またはイメージURLの後に追加することができる。
【0032】
ログ121がウェブサーバ12で記録される順序は、要求(またはコマンド)の順序ではなく、要求の実行の順序である。しかし、クライアント端末13−i内で獲得され、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加される現在時刻データDate().getTime()は、ミリ秒以下程度の時間分解能を有するので、アクセスに関連する操作の因果関係を、実行の順序の要求を要求の順序に並べ替えることによって、現在時刻データを使用して復元することができる。これは、ミリ秒以下の単位での現在時刻データの分解能が、0.01秒程度の最大の人間の応答速度すなわち、クライアント端末13−iで訪問者によって行われるマウスクリックなどの手動操作に必要な時間と比較して相対的に高いからである。
【0033】
その一方で、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータは、さらに、訪問者によって行われるアクセスに関連する動作を再構成するのに必要な情報を含むことができる。言い替えると、セグメント化コード(またはシンボル)「&」によってセグメント化されたパラメータを、現在時刻データに加えて、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加することができる。現在時刻データに追加されるパラメータは、キーダウンによって入力された文字列、マウスクリックによって指定された画素または線分の座標、ボタンクリックによってクリックされたボタンを識別する識別情報、チェックボックスクリックによってクリックされたチェックボックスを識別する識別情報、ラジオボタンクリックによってクリックされたラジオボタンを識別する識別情報、およびログ121内に記録される必要があり、訪問者によって行われたアクセスに関連する動作を再構成するのに必要な任意の他の情報を含むことができる。たとえば、ランダムパラメータが、現在時刻データおよびキーダウンによって入力された文字列を含む場合には、単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータは、次のようになる。
?(現在時刻データ)&(キーダウンによって入力された文字列)
【0034】
したがって、アプリケーション122は、ログ121内の記録順序が因果関係を保証しない場合であっても、ログ121からウェブサイト120で訪問者によって行われたアクセスに関連する操作の因果関係を復元でき、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータが、さらに、クライアント端末13−iで生成される入力イベントに関する情報を含む、訪問者によって行われたアクセスに関連する動作を再構成するのに必要な上記の情報を含む場合には、ウェブサイト120で訪問者によって行われたアクセスに関連する操作を再構成することもできる。これは、ミリ秒以下の単位での現在時刻データの時間分解能が、0.01秒程度の最大の人間の応答速度すなわちクライアント端末13−iで訪問者によって行われるマウスクリックなどの手動操作に必要な時間と比較して、相対的に高いからである。
【0035】
この実施形態では、ウェブサーバ12内で記録されるログ121は、Apache HTTPサーバによって記録されるログに従うことができる。Apache
HTTPサーバによって記録されるログを、Windows(登録商標)アプリケーション(たとえば、C++、VB、VBAなど)によって読み取り、処理することができるので、ウェブサーバ12用のソフトウェアを開発する人は、Windowsアプリケーションの全般的な知識を必要とする可能性があり、通信技術に関連する特殊な知識または経験を必要としない可能性がある。さらに、クライアント端末13−i用のソフトウェアを開発する人は、HTMLおよびJavaScript(登録商標)の全般的な知識を必要とする可能性がある。さらに、ログ121内に含まれる情報は、クライアント端末13−iでの訪問者またはウェブサーバ12でのオペレータもしくはマネージャがウェブサーバ12への必要な情報転送を達成する機構を知ることを必要とせずに、クライアント端末13−iからウェブサーバ12に送信される単一画素イメージファイルの要求内で隠される。
【0036】
少なくともこれらの理由から、クライアント端末13−iでの訪問者およびウェブサーバ12でのオペレータまたはマネージャは、クライアント端末13−iからウェブサーバ12へログ121内に含まれる情報を転送するために、特殊な知識または技量を必要としない。たとえば、クライアント端末13−iは、ウェブサーバ12からJSONP(JavaScript(登録商標)
Object Notation with Padding)で単一画素イメージファイルを受信することができ、動的な両方向通信は、単一画素イメージファイルの要求内でログ121内に含まれる情報を隠すことによって達成することができる。クライアント端末13−iのプログラムの開発は、JavaScript(登録商標)の知識を必要とする可能性があり、外部AJAX(Asynchronous
JavaScript(登録商標)+XML(eXtensible Markup Language))ライブラリ、外部ASP(Active Server
Pages、登録商標)、または類似物に頼らない可能性がある。さらに、ウェブサーバ12を、たとえばWindowsアプリケーションと共にインストールされたApache
HTTPサーバによって形成することができる。さらに、ブラウザ131は、POSTコマンドを使用する必要なしに、ログ121内に記録されるべきランダムパラメータを送信するために、GETコマンドによってウェブサーバ12への単一画素イメージファイルの要求を行うことができる。
【0037】
その一方で、ログ121が、クライアント端末13−iで入力イベントが生成されるたびに記録されるので、ログ121を更新するために排他的にプロセスを実行する必要がない可能性がある。ログ121の記録は、ブラウザ131がJavaScript(登録商標)をサポートする限り、クライアント端末13−iでブラウザ環境によって影響されない可能性がある。さらに、ウェブサイト120がJavaScript(登録商標)をサポートするならば、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加され、隠される、<img>タグ要素を使用するランダムパラメータの転送は、ウェブサーバ12内で提供されるセキュリティプロトコルまたはウェブサーバ12内にインストールされるセキュリティソフトウェアによってブロックされない可能性がある。
【0038】
いくつかの例によれば、アクセスが、クライアント端末からウェブサーバのウェブサイトへ、この実施形態に従って、JavaScript(登録商標)をサポートするさまざまな既存ブラウザを使用して行われるときに、現在時刻データおよびアクセスに関連する動作を再構成するのに必要な情報を含むランダムパラメータを含むアクセスログを、ウェブサーバによって自動的に記録することができることを確かめることができる。例示的ブラウザは、Internet
Explorer、Firefox、Google、Chrome、Opera、またはSafari(いずれも登録商標)を含むことができるが、これに限定されない。ウェブサーバ内で提供される既存のセキュリティプロトコルまたはウェブサーバ内にインストールされる既存のセキュリティソフトウェアによって、ブラウザからのアクセスに関して、アクセスブロックが発生し得ず、アラームが生成され得ないことを確かめることもできる。例示的セキュリティソフトウェアは、Norton、Kaspersky、またはMcAfee(いずれも登録商標)を含むことができるが、これに限定されない。
【0039】
クライアント端末がJavaScript(登録商標)をサポートしない場合には、訪問者が、JavaScript(登録商標)がブラウザ内で使用可能にされた後に限ってウェブサーバのウェブサイトにアクセスできるようにするために、手段を講じることができる。たとえば、<div>タグ要素のzインデックスを使用することによって、HTMLを開始した直後にブラウザ内でJavaScript(登録商標)を使用可能にすることができる。より具体的には、たとえば、ブロックする壁を、<img>タグ要素を使用してzインデックスを伴ってセットされた<div>タグ要素内で表示することができ、その結果、ブロックする壁を、HTMLの本体内のコンテンツの前景に表示されるようにすることができる。この場合に、JavaScript(登録商標)が使用不能にされる場合に、ウェブページを、ブロックする壁によってブロックすることができる。ブロックする壁は、JavaScript(登録商標)が使用可能にされるときに、たとえば<body
onload= ”init()”>として、開始直後に呼び出される関数内で<div>タグ要素に関して””(ヌル)を記述することによって、除去することができる。その結果、JavaScript(登録商標)をサポートしないブラウザからの訪問者は、JavaScript(登録商標)を使用可能にした後に限ってウェブサイトを見ることができ、それ以外の場合には、ウェブサイトを見ることを、ブロックする壁によってブロックすることができる。
【0040】
図6は、タイマイベントに応答するブラウザプロセスを説明する流れ図である。図6に示されたブラウザプロセスは、ブラウザ131が要求されたウェブページ120−jをウェブサーバ12から読み取った後に開始される。
【0041】
図6に示されたステップS1では、var visit_Tim=0;によってタイマ変数を初期化し、ステップS2では、var
nTrans=0;によって他の変数を初期化する。ステップS3では、たとえば1分おきにタイマプロセスを実行し、Visiting();によってステップS11からS16のタイマプロセスを開始する。ステップS4では、ブラウザ131の他のプロセスを実行する。ステップS5では、すべての所定の時間の間にステップS11からS16のタイマプロセスを開始するためにタイマプロセスを実行する。
【0042】
タイマプロセスが開始されるときに、ステップS11では、必要な場合に、たとえばclearTimeout(visit_Tim);によって、タイマを0にクリアする。ステップS12では、たとえばvar
bgm_ntim=new Date().getTime();によって、クライアント端末13−iの内部タイマからミリ秒の単位で現在時刻データを獲得する。ステップS13では、送信されるべき情報およびログ121について必要な情報を収集し、たとえば次のように、送信すべきタグ情報を作成する。
var send_msg=”<img src=¥”b/p.gif?content=Mukade&dummy=”+bgm_ntim+”&MovieID=”+Music_ID+”&TimeCount=”+nTrans+”¥”>”;
【0043】
ステップS14では、たとえば次のように、ウェブサーバ12に送信すべき<img>タグ要素およびランダムパラメータを、<div>タグ要素内に隠された形で追加する(または書き込む)。
document.getElementByld(”Sensor”).innerHTML=send_msg;
【0044】
ステップS15では、たとえばnTrans++;によって、割込みの回数を1つ増分することによって、所定のタイムインターバルにプロセスを実行する。その後、ステップS16では、たとえばvisit_Tim=setTimeout(’Visiting()’,60000);によってタイマをセットし、その後、このプロセスは、ステップS3およびS5のタイマプロセスにリターンする。したがって、ブラウザ131から行われたアクセスおよび訪問者によって行われたアクセスに関連する動作を含むタイマイベントのログ121を記録するために、必要な情報をウェブサーバ12に送信することができる。
【0045】
図7は、タイマイベントに応答して記録されるアクセスログの例を示す図である。図7では、ログ121は、訪問者のIPアドレス、訪問者のドメイン名またはサブドメイン名、ウェブサーバ12で獲得された秒単位の現在時刻、およびウェブページ120−jの要求を送信するときに動的に埋め込まれ、隠された形でクライアント端末13−iから送信されたタグ情報を含む。この例では、タグ情報は、単一画素イメージファイルの名前、コンテンツの名前、クライアント端末13−iで獲得されたミリ秒単位の現在時刻データ、訪問者によって訪問されたムービー(または動的イメージ)に関する情報、および訪問者が訪問を継続した分単位の時間を含む。たとえば、ログ121の最初の(一番上の)行では、単一画素イメージファイルの名前が、「content=Mukade」であり、コンテンツの名前が、「dummy」であり、クライアント端末13−iで獲得されたミリ秒単位の現在時刻データが、「1275231663144」であり、訪問者によって訪問されたムービーに関する情報が、「MovieID=PrMDZiHnaLs」であり、訪問者が訪問を継続した分単位の時間が、「TimeCout=186」である。
【0046】
図8は、入力イベントに応答するブラウザプロセスを説明する流れ図である。図8では、図6の対応する例示的ステップと同一である例示的ステップが、同一の符号によって指定され、その詳細な説明は、省略される。図8に示されたブラウザプロセスは、ブラウザ131が属するクライアント端末13−iで入力イベントが生成されるときに開始される。
【0047】
図8に示されたステップS21では、キーダウン、マウスクリック、ボタンクリック、チェックボックスクリック、ラジオボタンクリック、および類似物を含むことができるブラウザ131のプロセスを実行する。ステップS12では、ミリ秒の単位で現在時刻データを獲得し、ステップS13では、送信すべき情報およびログ121について必要な情報を収集し、送信すべきタグ情報を作成する。ステップS13で収集される情報は、キーダウンによって入力された文字列、マウスクリックによってグラフィカルに入力された座標、線分、および類似物のうちのいずれか1つ、ボタンクリックによってプロセスを実行するためにクリックされたボタン、チェックボックスクリックによって処理モードをセットするためにクリックされたチェックボックス、ならびにラジオボタンクリックによって色、モード、および類似物を選択するためにクリックされたラジオボタンを含むことができる。ステップS14では、ウェブサーバ12に送信すべき<img>タグ要素およびランダムパラメータを、<div>タグ要素内に隠された形で追加する(または書き込む)。
【0048】
マウスクリックによってグラフィカルに入力され、ステップS13で収集された座標を、クライアント端末13−iの表示ユニット25上のマウスカーソルの座標から獲得されたウェブページ120−jのスクリーン上の座標とすることができる。JavaScript(登録商標)によれば、イメージファイルがスクリーン上でクリックされるときに、イメージファイルのクリックされた位置のxy座標を、引数として入手することができる。小さい透明なイメージファイルを、<div>タグ要素を使用してウェブページ120−j上のチェッカーボードパターン内に埋め込むことができる。したがって、クリックされたイメージファイルのxy座標およびイメージファイルが埋め込まれた<div>タグ要素のxy座標またはマウスカーソルがその上に位置決めされたイメージファイルのxy座標を、onclickおよびonmouseoverなどの入力イベントによって簡単に認識することが可能である。たとえば、次の<img>タグ要素を、onclickイベント内に動的に埋め込むことができる。
<img src=”p.gif?dummy=[ミリ秒単位の現在時刻]&mouseClick&pic_num=[小さいイメージ領域に割り当てられた番号]&x=[x座標]&[y座標]”>
【0049】
入力イベントは、たとえば次の形でログ121内に記録され、これによって、アプリケーション122がウェブページ120−jを見る訪問者によってクリックされたスクリーン上の領域を判定することを可能にする。
p.gif?dummy=1255979515213&mouseClick&pic_num=121&x=56&y=57
【0050】
したがって、ウェブページ120−j上で訪問者によって実行されたマウス操作(座標の指定、ボタンのクリックなど)などの入力イベントおよび文字列の入力を、ログ121内に記録することができ、アプリケーション122は、入力イベントを分析し、訪問者にとって重要であったウェブページ120−jの部分を判定することができる。
【0051】
この実施形態でウェブサーバ12を形成するApache HTTPサーバは、Linux(登録商標)環境でも動作可能であるので、クライアント端末13−iで生成された入力イベントを、クライアント端末13−iを形成する事実上すべての種類のパーソナルコンピュータに関してウェブサーバ12のログ121内に記録することができる。さらに、クライアント端末13−iがウェブサーバ12のウェブページ120−jへのアクセスを行うときにJavaScript(登録商標)が使用可能にされるので、AJAX通信のためにJavaScript(登録商標)外部ファイルに頼る必要はない。
【0052】
図9は、入力イベントの例を説明する図である。図9は、ウェブページ120−jのスクリーン上の3つの位置P1、P2、およびP3でマウスがクリックされる例を示す。便宜のために、スクリーン上に実際に表示される文字、イメージ、および類似物の図示は、図9では省略され、チェッカーボードパターン内に埋め込まれた小さい透明のイメージファイルだけが図示されている。この場合に、ブラウザ131は、<div>タグ要素内に隠された形で、ウェブサーバ12に送信される<img>タグ要素およびランダムパラメータを追加し(または書き込み)、ここで、ランダムパラメータは、少なくとも、現在時刻データならびに3つの位置P1、P2、およびP3でのマウスカーソルの座標を含む。したがって、ウェブページ120−j上で訪問者によって実行されたマウス操作を、ログ121内に記録することができ、アプリケーション122は、入力イベントを分析し、入力イベントがログ121内に記録されたときに訪問者によって訪問されつつあったウェブページ120−jに関する3つの位置P1、P2、およびP3の座標から、訪問者にとって重要であったウェブページ120−jの位置を判定することができる。
【0053】
図10は、ログ121から情報を収集するときのウェブサーバ12のウェブサーバプロセスを説明する流れ図である。図10に示されたウェブサーバプロセスは、たとえば図5に示されたアプリケーション122によって実行される。
【0054】
図10に示されたステップS31では、それに関する分析が前のプロセスによって完了されたログ121の時間部分を読み取り、読み取られた時間位置に関して実行される現在のプロセスによる分析の始めを示すポインタ位置をセットする。ステップS32では、ログ121のサイズを獲得し、ステップS33では、ログ121のすべてのエントリが読み取られたかどうかを判断する。ステップS33での判断結果がNOの場合には、ステップS34で、変更がログ121内で検出されるかどうかを判断する。ステップS34での判断結果がNOの場合には、ステップS35で、プロセスをステップS32に戻す前に、所定の時間だけ待つ。
【0055】
その一方で、ステップS34での判断結果がYESの場合には、ステップS36で、ログ121の1行を読み取り、ステップS37で、読み取られた行のIPアドレスを抽出する。ステップS38では、読み取られた行を、IPアドレスごとに作成される別々のログ(図示せず)に書き込む。ステップS39では、IPアドレスごとに作成される別々のログを、ログ121のタグ情報内に埋め込まれたミリ秒単位の現在時刻データに基づいてソートする。
【0056】
ステップS40では、ウェブサーバ12のオペレータまたはマネージャから発行されたウェブエージェントコマンドが受け取られるかどうかを判断する。ステップS40での判断結果がYESの場合には、ステップS41で、オペレータまたはマネージャから発行される他のコマンドを受け取るために、ウェブサーバ12の表示ユニット25上に表示されるエージェントウェルカムスクリーンを送信する。その一方で、ステップS40での判断結果がNOの場合には、ステップS42で、アプリケーション122から発行されたイントラコンテンツコマンドが受け取られるかどうかを判断する。ステップS42での判断結果がYESの場合には、ステップS43で、指定されたコンテンツのプロット、検索、格納、コピー、および削除などのイントラコンテンツコマンドを実行する。ステップS42での判断結果がNOの場合またはステップS43の後に、このプロセスは、ステップS32に戻る。したがって、アプリケーション122は、ウェブサーバ12のオペレータまたはマネージャから発行されたコマンドに応答して、ログ121から、オペレータまたはマネージャにとって重要な情報を抽出し、抽出された情報を自動的または半自動的に分析することができる。
【0057】
訪問者がウェブサイト120を頻繁に訪問し、比較的長い時間にわたって各訪問を継続することを奨励するために、ウェブサイト120のコンテンツを興味深くすることが重要である可能性があるだけではなく、ウェブサイト120で適当なまたは興味深い音楽を提供することも重要である可能性がある。ログ121のタグ情報内に埋め込まれる情報を、ウェブサーバ12のアプリケーション122または類似物によって実行される分析の目的に適するように、この実施形態で適当に選択することができる。したがって、訪問者が訪問を継続した時間の長さ、訪問者によって好まれる音楽の種類、および訪問者によって選択された音楽など、ウェブサイト120を訪問した訪問者に関する情報を分析する際の使用に適するBGM(バックグラウンドミュージック)プレイヤの例を、次で説明する。
【0058】
BGMプレイヤによって使用される、アニメーションデータを含むムービーデータを、サーバ−クライアントシステム11内の任意の位置で、またはサーバ−クライアントシステム11からアクセス可能な任意の位置で提供することができる。しかし、通信容量によって決定される通信トラフィックに対する制限ならびにウェブサーバ12およびクライアント端末13−1から13−Nの処理速度を考慮に入れるときに、コンテンツにおいて豊富であり、通信トラフィックに関するより少ない制限を有するクロスドメインを利用することが有用である場合がある。そのようなクロスドメインの通常の例は、YouTube(登録商標)などのビデオホスティングサービスである。通信速度が100Mbps以下の場合であっても、HTMLがウェブサイトから読み取られた後には、このウェブサイトは、音楽が変更されるかコメントがこのウェブサイトにアップロードされたときに限ってもう一度アクセスされる。その結果、ビデオホスティングサービスを、比較的プリミティブな通信環境であっても、比較的多数のユーザに関して提供することができる。
【0059】
埋め込まれたオブジェクトを利用する従来の方法は、1つの特定の音楽だけを再生することができる。さらに、プレイリストを利用する従来の方法は、再生中に別のプレイリストに切り替えること、音楽の再生順序を変更すること、または随意に音楽をスキップすることができない。
【0060】
したがって、ログ121のタグ情報内に埋め込まれる情報を、従来の方法のそのような不便さを最小にするために、この実施形態で適当に選択することができる。より具体的には、ビデオホスティングサービスサイトで記録されたムービーID、ムービーの音楽の題名、再生時間、コメント、更新年月日、および類似物のレコードを、HTML内で使用できるjsフォーマットを有するJavaScript(登録商標)ファイルに格納することができる。さらに、複数のそのようなレコードが、プレイリストとしてグループ化され、JSONフォーマットを有するデータが、記録され、その結果、複数のプレイリストをムービーツアーとして管理できるようになる。この実施形態では、BGMプレイヤが、複数のHTMLによって呼び出され、複数の音楽が、単一のJavaScript(登録商標)ファイルによって集中管理される。しかし、もちろん、HTML内にJavaScript(登録商標)を含めることが可能である。
【0061】
図11は、ムービーツアーを説明するためにクライアント端末13−iの表示デバイス25上で表示されるスクリーンの例を示す図である。図11では、スクリーン200は、ムービーツアーに含まれるムービーを表示するエリア201、ムービーツアーから自動的にまたは手動で選択されたムービーを再生するエリア202、コメントをアップロードするエリア203、ならびに広告AD1、AD2、およびAD3を表示するエリア204を含む。スクリーン200は、さらに、音楽選択ボタン、イメージサムネイルを含む、さまざまな指示を行い、かつ/またはさまざまな機能を呼び出すためのさまざまなボタンおよび/またはサムネイルを含むことができる。便宜のために、図11は、自動音楽選択を指示するボタン211、音楽選択を停止するボタン212、次の音楽を選択するボタン213、およびムービーツアーを変更するボタン214を示す。
【0062】
図12は、プレイリストに関連するウェブサイトへのアクセスを説明する図である。図12では、図5の対応する例示的部分と同一である例示的部分は、同一の符号によって指定され、その説明は、省略される。
【0063】
図12では、ステップST11およびST12が、ステップST5の前にクライアント端末13−iのブラウザ131によって実行される。ステップST11では、ブラウザ131が、ビデオホスティングサービスサイト301に関するムービーIDの単位でムービーの配布を要求する。ステップST12では、ブラウザ131が、ビデオホスティングサービスサイト301から、ムービーIDの単位で要求されたムービーを受信する。ステップST11およびST12を、ブラウザ131の既知の機能によって実行することができる。
【0064】
ステップST12の後に、ブラウザ131は、ステップST5で、たとえば入力イベントがクライアント端末13−iで訪問者によって生成されるたびに、GETコマンドによってウェブサーバ12への単一画素イメージファイルの要求を行う。しかし、この場合に、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータは、クライアント端末13−iで生成された入力イベントに関する情報を含む、訪問者によって行われたアクセスに関連する動作を再構成するのに必要な情報をさらに含むことができる。入力イベントに関する情報は、ビデオホスティングサービスサイト301に関して訪問者によって行われた入力に関連する入力イベントを含むことができる。
【0065】
したがって、ステップST5でウェブサーバ12に送信される単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータは、ビデオホスティングサービスサイト301で記録されるムービーID、ムービーの音楽の題名、再生時間、コメント、更新年月日、スクリーン200上で選択されたボタン、およびスクリーン200からアップロードされたコメントのレコードなど、入力イベントに関連する情報を含むことができる。複数のそのようなレコードを、プレイリストとしてグループ化し、入力イベントに関する情報内に含めることができる。その結果、ウェブサーバ12内で記録されたログ121は、ビデオホスティングサービスサイト301に関して訪問者によって行われた入力に関連する入力イベントに関するそのような情報をも含む。さらに、アプリケーション122は、ログ121を分析することによって、訪問者が訪問を継続した時間、訪問者によって好まれる音楽の種類、および訪問者によって選択された音楽など、ウェブサイト120を訪問した訪問者に関する情報を獲得することができる。
【0066】
図13は、JavaScript(登録商標)ファイルのプレイリストの例を示す図である。この例では、プレイリストのデータ要素に続くいくつかのフィールドが、日本語で記述されている。というのは、便宜のために、訪問者によって訪問されたウェブサイト120が、日本語のウェブサイトであると仮定されるからである。言い替えると、プレイリストのデータ要素に続くフィールドを、日本語を含む任意の言語で記述することができる。
【0067】
たとえば、図13の最初の5行(1行目から5行目まで)の日本語で記述されたフィールドの英語翻訳は、次に斜体で示されるように解釈することができる。
【0068】
【数1】
【0069】
図13の6行目および後続行の日本語で記述されたフィールドの英語翻訳は、本明細書では省略される。というのは、とりわけ、図13の少なくとも1つの目的が、JavaScript(登録商標)ファイルのプレイリストの例を示すことと、プレイリストのデータ要素に続くいくつかのフィールドを日本語を含む任意の言語で記述できることを示すことであるからである。
【0070】
図13に示されたプレイリストは、要素「num」、「width」、「height」、および「tour」を含む。データ要素「num」は、プレイリスト内に記録されたムービーツアーの個数を示す。データ要素「width」および「height」は、それぞれ幅および高さ、すなわち、画素単位での、ムービーを表示するスクリーンのサイズを示す。データ要素「tour」は、ムービーツアーの配置順序を示す。
【0071】
各例示的ムービーツアー要素は、データ要素「name」、「tour_name」、「width」、「count」、または「movie_data」を含む。データ要素「name」は、ムービーツアー機能を呼び出すための名前を示す。図13では、PL1、PL2、およびPL3が、それぞれ、ムービーツアー機能tour1、tour2、およびtour3に関連するデータ要素を表す。データ要素「tour_name」は、各ムービーツアーのツアー名を示し、各ムービーツアーは、図11に示されたスクリーン200上に表示される対応する選択ボタンを有することができる。対応する選択ボタンは、データ要素「tour_name」が「−」である場合には、スクリーン200上に表示されない。データ要素「width」は、画素単位でのスクリーン200上に表示される対応する選択ボタンの幅を示す。データ要素「count」は、ムービーツアーを形成するムービーの個数を示す。データ要素「movie_data」は、ムービーツアーを形成するムービーの配置順序すなわち、ムービーデータ配置を示す。
【0072】
各例示的ムービーデータ配置「movie_data」は、データ要素「movie_id」、「time_length」、「upload_date」、「title」、または「comment」を含む。データ要素「movie_id」は、たとえばYouTubeとすることができる、ビデオホスティングサービスサイト301によって提供されるムービーIDを示す。データ要素「time_length」は、ミリ秒単位でムービーの再生時間を示す。データ要素「upload_date」は、ムービーがビデオホスティングサービスサイト301に更新されたときの年月日を示す。データ要素「title」は、ムービーの題名を示し、データ要素「comment」は、ムービーに関する編集者(またはビデオホスティングサービスサイト301の所有者)によってアップロードされた任意の言語(この例では日本語)で記述されたコメントを示す。データ要素「time_length」の値が、ムービーの実際の記録時間より短くセットされている場合には、ムービーの導入部分だけを再生することが可能である。
【0073】
JavaScript(登録商標)では、たとえば、音楽選択ボタンまたはイメージサムネイルがマウスクリックによって選択される場合に、BGM_tourおよびBGM_movieなどの変数に関する情報が、入力イベント(すなわち、マウスクリック)に応答してSendInfo関数によってウェブサーバ12に送信される。イメージサムネイルを、イメージタイプ入力要素によって、より具体的には次のタグを動的に生成することによって形成することができる。ビデオホスティングサービスサイト301が、たとえばYouTubeである場合には、サムネイルデータを、「http://il.ytimg.com/vi/[ムービーID]/default.jpg」にアクセスすることによって獲得することができる。そのようなタグを使用することによって、マウスカーソルがイメージサムネイル上に置かれたときに、題名が表示される。onclickイベントは、イメージサムネイル上に置かれたマウスカーソルがクリックされるときに生成されて、これによってchangeMovie関数を呼び出し、引数として変数iを獲得し、この変数iは、順番に配置された複数の音楽の中で再生される音楽の第k位置を示し、kは、1より大きい自然数である。もちろん、入力要素(<input>タグ)を、Internet
Explorer、Google、Chrome、Safari、およびOperaなどのブラウザ131内で<marquee>タグを使用してスクリーン200上でスクロールすることができる。
【0074】
図14は、動的に生成されるタグ「var img.tag」の例を示す図である。
【0075】
図15は、呼び出されるSendInfo関数の例を示す図である。図15に示されたSendInfo関数が、SendInfo関数を指定するボタンまたはサムネイルのマウスクリックなどの入力イベントによって呼び出されるときに、<img>タグ要素が、SendMsgと呼ばれるIDを追加される<div>タグ要素内に動的に挿入される。「?」の後に追加される現在時刻データ「dummy=******」は、乱数の代わりに使用される。したがって、クライアント端末13−iのブラウザ131がキャッシング機能を有する場合であっても、ブラウザ131は、ウェブサーバ12からp.gifファイルを読み取るために、HTTP
GETをウェブサーバ12に送信しまたは転送することができる。これは、ランダムパラメータをウェブサーバ12に送信しまたは転送し、ログ121に記録できることを意味する。たとえば、ブラウザ131は、ウェブサーバ12からp.gifファイルを読み取るために、HTTP
GETをウェブサーバ12に繰り返して送信しまたは転送することができ、ランダムパラメータは、ウェブサーバ12に繰り返して送信されまたは転送され、ログ121に記録され得る。
【0076】
図16は、図12に示されたクライアント端末で生成される入力イベントに関する情報を含むアクセスログの例を示す図である。
【0077】
ウェブサーバ12で記録される図16に示されたログ121は、既知のウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能によって記録される、IPアドレス501、ドメイン名502、ウェブサーバ12内の内部タイマまたは類似物から獲得されたアクセス日時(秒以上の単位でのみ)503、および訪問者によってアクセスされたウェブページのURLを示すリファラ504を含む。ログ121は、さらに、クライアント端末13−iからウェブサーバ12に送信された単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されたランダムパラメータを含む。この例のランダムパラメータは、クライアント端末13−i内の内部タイマまたは類似物から獲得されたミリ秒以下の単位の現在時刻データ505、およびウェブページ120−jを訪問している間に訪問者によって選択された音楽を示す選択された音楽情報を含む。図16は、選択された音楽情報が、ムービーツアーを示すムービーツアーID(またはムービーツアー番号)506およびムービーツアー内のムービーを示すムービーID(またはムービー番号)507を含む場合を示す。もちろん、現在時刻データ505に加えて記録される入力イベントは、選択された音楽情報に限定されない。
【0078】
図16に示されたログ121からある種のIPアドレスを有するログ情報を抽出することによって、アプリケーション122は、そのIPアドレスを有する訪問者が訪問を継続した時間の長さ、訪問者が好む音楽の種類、または訪問者によって選択された音楽を判定することができる。アプリケーション122は、ログ121を分析し、ある種のウェブページへの頻繁な訪問者を判定し、または相対的に多数の訪問者によって頻繁に訪問されるウェブページを判定することもできる。さらに、ムービーツアー内のムービーの順序を、ログ121から分析された訪問者の好みに基づいて変更することができる。
【0079】
もちろん、訪問者がウェブページ120−jを訪問する時間の長さを、SetTimeout関数を使用して、1000ミリ秒から10000ミリ秒までの単位で入力イベントを記録することによって、高い精度で判定することができる。この場合に、SetTimeout関数によって呼び出されるルーチンは、このルーチンが次に呼び出されるまでの時間を指定することができる。
【0080】
図16に示された例では、IPアドレス「218.226.144.236」を有する訪問者は、第8の音楽(No.7)が3分47秒の長さであるにもかかわらず、第8の音楽(No.7)を1分半だけ聞いた。この訪問者は、図16で点線の中に示されているように、音楽の選択を、オリジナルムービーツアーの選択すなわち第1の音楽(No.0)に戻した。したがって、この訪問者が、第8の音楽(No.7)より第1の音楽(No.0)を好むと考えることができる。
【0081】
上で説明した例示的実施形態では、ログ121に記録される情報、具体的には現在時刻データおよびクライアント端末13−iで訪問者によって生成された入力イベントに関する情報を使用して、アプリケーション122を使用してウェブサーバ12内で訪問者によって行われた訪問を分析することができる。しかし、ログ121に記録された現在時刻データおよび入力イベントに関する情報を、たとえばクライアント端末13−iによって使用することができる。
【0082】
ウェブサイト120は、ドローイングを作成し、音楽を作曲し、2次元または3次元でモデル、イラストレーション、およびデザインを作成するために、イメージおよび/または文書を作成し編集する機能を提供することができる。この場合に、ユーザ(作成者またはデザイナ)は、ウェブサイト120にアクセスして、たとえばウェブサーバ12にアクセスできる任意のクライアント端末から、ターゲット文書を作成し、編集することができる。任意のクライアント端末からターゲット文書に対して実行される動作が、各アクセスと一緒にログ121に記録されるので、ユーザは、最も最近の編集を行ったクライアント端末および確認を行いつつあるクライアント端末が同一または異なるのどちらであるのかにかかわりなく、ログ121にアクセスすることによって、ターゲット文書に関して行われた最も最近の編集を確認することができる。さらに、ユーザが、ターゲット文書に対して誤った操作を行う場合に、ターゲット文書に関して行われた2番目に最も最近の編集を、必要な訂正を行うためにログ121から取り出すことができる。ユーザは、ユーザのIPアドレスおよび/またはターゲット文書を識別する名前もしくは類似物によってログ121に記録された情報をソートすることによって、ログ121からターゲット文書に関する所望の情報を取り出すことができる。その結果、ターゲット文書の編集ヒストリをログ121から獲得することができ、ユーザがそこからターゲット文書を編集できる可能なクライアント端末のそれぞれでターゲット文書に関する同一の編集情報を同期化された形で同時に格納することを不要にすることができ、これは、そうでなければかなり大量のメモリリソースを消費する可能性がある。
【0083】
図17は、ウェブサイトからのログ情報の取出を説明する図である。図17では、図5の対応する例示的部分と同一である例示的部分が、同一の符号によって指定され、その説明は省略される。図17では、便宜のために、ウェブサイト120が、ドローイングおよび文書を作成し、編集する機能を有すると仮定する。
【0084】
図17では、クライアント端末13−iでユーザによって生成された、ステップST5およびST6に関する入力イベントは、作成されるドローイングまたは文書に対して実行される入力、変更、および編集を含む。さらに、アプリケーション122がステップST7でログ121を分析するときに、アプリケーション122は、ステップST21で、ユーザのIPアドレスおよび/またはターゲットのドローイングもしくは文書を識別する名前もしくは類似物ごとにファイル125に書き込む。1つのそのようなファイル125を、イメージファイルまたはJSONPファイルとして、ユーザおよび/またはターゲットのドローイングもしくは文書ごとに作成することができる。
【0085】
ステップST22では、ユーザが、ユーザのIPアドレスおよび/またはターゲットのドローイングもしくは文書に基づいて、ウェブサーバ12にファイル125を要求する。ステップST23では、ウェブサーバ12が、要求されたファイル125をクライアント端末13−iに送信する。したがって、ユーザは、ウェブサーバ12でログ121から抽出されたファイル125から、ターゲットのドローイングまたは文書の編集ヒストリを獲得することができる。ユーザは、この編集ヒストリを使用して、ターゲットのドローイングまたは文書をさらに編集し、変更し、または訂正することができる。
【0086】
図18は、ドローイングの作成を説明する図である。図18は、ドローイング601−1、601−2、および601−3が、任意のクライアント端末からユーザによって行われる、入力、変更、または編集などの操作によってページ1上で時間的に順次作成されるケースを示す。各操作を、任意のクライアント端末から行うことができる。さらに、ページ2内のドローイング602−1は、ページ1のドローイング601−2からコピーされ、ドローイング602−2は、任意のクライアント端末からユーザによって行われる操作によってページ2上に時間的に順次作成される。ファイル125に含まれる編集ヒストリは、ユーザが、図18に示されたドローイング601−1から601−3、602−1、および602−2を作成するプロセスを理解することを可能にする。
【0087】
図19は、文書の作成を説明する図である。図19は、文書701から709が、任意のクライアント端末からユーザによって行われる操作によって時間的に順次作成されるケースを示す。各動作を、任意のクライアント端末から行うことができる。ファイル125に含まれる編集ヒストリは、ユーザが、図19に示された文書701から709を作成するプロセスを理解することを可能にする。たとえば、編集ヒストリから、文書709が文書705から作成されることがわかる。
【0088】
図20は、キーフレームを説明する図である。図20では、図19の対応する例示的部分と同一である例示的部分が、同一の符号によって指定され、その説明は省略される。
【0089】
図20では、文書701から709のツリー構造内のルート文書が、ハッチングによって示されている。複数の文書がそれから分岐するルート文書は、キーフレームと見なされる。ファイル125内に、文書701、704、および705がキーフレームであることを示す情報を含めることによって、ユーザは、ツリー構造内の所望の文書を獲得するために、ツリー構造を簡単にバックトラックすることができる。
【0090】
ログ121は、アクセスに関連する、ユーザによって行われた操作の因果関係を格納し、そのような操作を正確に反映する。したがって、アプリケーション122は、ログ121の記録順序が因果関係を保証しない場合であっても、ログ121から、ウェブサイト120で訪問者によって行われたアクセスに関連する操作の因果会計を復元することができる。アプリケーション122は、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータが、ユーザによって行われたアクセスに関連する操作を再構成するのに必要な情報をさらに含む場合に、ウェブサイト120でユーザによって行われたアクセスに関連する操作を再構成することができる。したがって、ファイル125に、ユーザによって行われたアクセスに関連する操作を再構成するのに必要な情報を書き込むことができ、その結果、因果関係が、編集ヒストリ内で保証されるようになる。
【0091】
いくつかの例では、ブラウザは、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイル(1画素イメージファイル)を動的に埋め込むことによって、JavaScript(登録商標)を実行するように構成される。しかし、いくつかの例では、2画素イメージファイルまたは3画素イメージファイルを、単一画素イメージファイルの代わりに使用することができる。
【0092】
図21に、例示的コンピュータプログラム製品2100のブロック図を示す。いくつかの例では、図21に示されているように、コンピュータプログラム製品2100は、ウェブサイトを提供するサーバにアクセスし、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を含むために、コンピュータにブラウザプロセスを実行させる命令2104をも含むことができる信号担持媒体2102を含む。ブラウザプロセスは、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込むために、コンピュータにJavaScript(登録商標)を実行させる手続きを含むことができ、ランダムパラメータは、少なくとも、情報処理装置内で獲得される現在時刻データを含むことができる。ブラウザプロセスは、入力イベントが情報処理装置内で生成されるたびに、コンピュータに、サーバに単一画素イメージファイルの要求を送信させる手続きを含むことができる。
【0093】
やはり図21に示されているように、いくつかの例では、コンピュータ製品2100は、コンピュータ可読媒体2106、記録可能媒体2108、および通信媒体2110のうちの1つまたは複数を含むことができる。これらの要素の回りの破線の箱は、信号担持媒体2102内に含まれる(これに限定されない)異なるタイプの媒体を示す。これらのタイプの媒体は、論理によって実行される命令2104を配布することができる。コンピュータ可読媒体2106および記録可能媒体2108は、フレキシブルディスク、ハードディスクドライブ(HDD)、コンパクトディスク(CD)、デジタル多用途ディスク(DVD)、デジタルテープ、コンピュータメモリなどを含むことができるが、これに限定されない。通信媒体2110は、デジタルおよび/またはアナログの通信媒体(たとえば、光ファイバケーブル、導波管、有線通信リンク、無線通信リンクなど)を含むことができるが、これに限定されない。
【0094】
図22に、例示的コンピュータプログラム製品2200のブロック図を示す。いくつかの例では、図22に示されているように、コンピュータプログラム製品2200は、ウェブサイトを提供し、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する、サーバプロセスをコンピュータに実行させる命令2204を含むことができる信号担持媒体2202を含む。サーバプロセスは、コンピュータに、クライアント端末内で生成された入力イベントに応答して受信される単一画素イメージファイルの要求に応答して、ウェブサイトから単一画素イメージファイルを読み取らせ、読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内でクライアント端末に転送させる手続きを含むことができる。サーバプロセスは、コンピュータに、クライアント端末へのHTML内の読み取られた単一画素イメージファイルの転送と実質的に同時に、ウェブビーコン技術を使用してクライアント端末から行われたアクセスのログを記録させる手続きを含むことができる。クライアント端末から受信された単一画素イメージファイルの要求に、JavaScript(登録商標)を実行することによって<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込むことができる。ランダムパラメータは、少なくとも、クライアント端末で獲得された現在時刻データを含むことができる。ログは、ウェブビーコン技術によって記録可能な情報に加えて、単一画素イメージファイルの要求内で単一画素イメージファイルに追加されるランダムパラメータを含むことができる。
【0095】
やはり図22に示されているように、いくつかの例で、コンピュータ製品2200は、コンピュータ可読媒体2206、記録可能媒体2208、および通信媒体2210のうちの1つまたは複数を含むことができる。これらの要素の回りの破線の箱は、信号担持媒体2202内に含まれる(これに限定されない)異なるタイプの媒体を示す。これらのタイプの媒体は、論理によって実行される命令2204を配布することができる。コンピュータ可読媒体2206および記録可能媒体2208は、フレキシブルディスク、HDD、CD、DVD、デジタルテープ、コンピュータメモリなどを含むことができるが、これに限定されない。通信媒体2110は、デジタルおよび/またはアナログの通信媒体を含むことができるが、これに限定されない。
【0096】
本開示で用語「〜に応答する」または「〜に応答して」に対して行われる言及は、特定の特徴および/または構造に対する応答性に限定されない。ある特徴が、別の特徴および/または構造にも応答し、その構造および/または特徴内に配置されることもできる。さらに、「結合され」、「応答し」、「〜に応答して」、または「〜と通信して」などの用語または句が本明細書またはこれに続く特許請求の範囲で使用されるときに、これらの用語は、広義に解釈されなければならない。たとえば、句「〜に結合され」は、その句が使用される文脈に適宜、通信的に、電気的に、および/または機能的に結合されることを指すことができる。
【0097】
本明細書で説明したやり方で装置および/またはプロセスを記載し、その後そのように記載された装置(たとえば、送信機、受信機、ワイヤレス装置、コンピューティングプラットフォーム、コンピューティング装置など)および/または方法を、データ処理システムに統合するためにエンジニアリング方式を使用することは、当技術分野で一般的であることを当業者は認識するであろう。すなわち、本明細書に記載された装置および/または方法の少なくとも一部を、妥当な数の実験によってデータ処理システムに統合することができる。通常のデータ処理システムは、一般に、システムユニットハウジング、ビデオディスプレイ装置、揮発性メモリおよび不揮発性メモリなどのメモリ、マイクロプロセッサおよびデジタル信号プロセッサなどのプロセッサ、オペレーティングシステムなどの計算実体、ドライバ、グラフィカルユーザインターフェース、およびアプリケーションプログラムのうちの1つもしくは複数、タッチパッドもしくはスクリーンなどの1つもしくは複数の相互作用装置、ならびに/またはフィードバックループおよびコントロールモータを含むコントロールシステム(たとえば、位置検知用および/もしくは速度検知用フィードバック、コンポーネントの移動用および/もしくは数量の調整用コントロールモータ)を含むことを、当業者は理解するであろう。通常のデータ処理システムは、データコンピューティング/通信システムおよび/またはネットワークコンピューティング/通信システムの中に通常見られるコンポーネントなどの、市販の適切なコンポーネントを利用して実装することができる。
【0098】
本明細書に記載された主題は、さまざまなコンポーネントまたは要素をしばしば例示しており、これらのコンポーネントまたは要素は、他のさまざまなコンポーネントまたは要素に包含されるか、または他のさまざまなコンポーネントまたは要素に接続される。そのように図示されたアーキテクチャは、単に例にすぎず、実際には、同じ機能を実現する多くの他のアーキテクチャが実装可能であることが理解されよう。概念的な意味で、同じ機能を実現するコンポーネントの任意の構成は、所望の機能が実現されるように効果的に「関連付け」される。したがって、特定の機能を実現するために組み合わされた、本明細書における任意の2つのコンポーネントは、アーキテクチャまたは中間のコンポーネントにかかわらず、所望の機能が実現されるように、お互いに「関連付け」されていると見ることができる。同様に、そのように関連付けされた任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に接続」または「動作可能に結合」されていると見なすこともでき、そのように関連付け可能な任意の2つのコンポーネントは、所望の機能を実現するために、互いに「動作可能に結合できる」と見なすこともできる。動作可能に結合できる場合の具体例には、物理的にかみ合わせ可能な、および/もしくは物理的に相互作用するコンポーネント、ならびに/またはワイヤレスに相互作用可能な、および/もしくはワイヤレスに相互作用するコンポーネント、ならびに/または論理的に相互作用する、および/もしくは論理的に相互作用可能なコンポーネントが含まれるが、それらに限定されない。
【0099】
本明細書における実質的にすべての複数形および/または単数形の用語の使用に対して、当業者は、状況および/または用途に適切なように、複数形から単数形に、および/または単数形から複数形に変換することができる。さまざまな単数形/複数形の置き換えは、理解しやすいように、本明細書で明確に説明することができる。
【0100】
通常、本明細書において、特に添付の特許請求の範囲(たとえば、添付の特許請求の範囲の本体部)において使用される用語は、全体を通じて「オープンな(open)」用語として意図されていることが、当業者には理解されよう(たとえば、用語「含む(including)」は、「含むがそれに限定されない(including
but not limited to)」と解釈されるべきであり、用語「有する(having)」は、「少なくとも有する(having at least)」と解釈されるべきであり、用語「含む(includes)」は、「含むがそれに限定されない(includes
but is not limited to)」と解釈されるべきである、など)。導入される請求項で具体的な数の記載が意図される場合、そのような意図は、当該請求項において明示的に記載されることになり、そのような記載がない場合、そのような意図は存在しないことが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、理解の一助として、添付の特許請求の範囲は、導入句「少なくとも1つの(at
least one)」および「1つまたは複数の(one or more)」を使用して請求項の記載を導くことを含む場合がある。しかし、そのような句の使用は、同一の請求項が、導入句「1つまたは複数の」または「少なくとも1つの」および「a」または「an」などの不定冠詞を含む場合であっても、不定冠詞「a」または「an」による請求項の記載の導入が、そのように導入される請求項の記載を含む任意の特定の請求項を、単に1つのそのような記載を含む発明に限定する、ということを示唆していると解釈されるべきではない(たとえば、「a」および/または「an」は、通常、「少なくとも1つの」または「1つまたは複数の」を意味すると解釈されるべきである)。同じことが、請求項の記載を導入するのに使用される定冠詞の使用にも当てはまる。また、導入される請求項の記載で具体的な数が明示的に記載されている場合でも、そのような記載は、通常、少なくとも記載された数を意味すると解釈されるべきであることが、当業者には理解されよう(たとえば、他の修飾語なしでの「2つの記載(two
recitations)」の単なる記載は、通常、少なくとも2つの記載、または2つ以上の記載を意味する)。さらに、「A、BおよびC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、およびCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。「A、B、またはC、などの少なくとも1つ」に類似の慣例表現が使用されている事例では、通常、そのような構文は、当業者がその慣例表現を理解するであろう意味で意図されている(たとえば、「A、B、またはCの少なくとも1つを有するシステム」は、Aのみ、Bのみ、Cのみ、AおよびBを共に、AおよびCを共に、BおよびCを共に、ならびに/またはA、B、およびCを共に、などを有するシステムを含むが、それに限定されない)。2つ以上の代替用語を提示する事実上いかなる離接する語および/または句も、明細書、特許請求の範囲、または図面のどこにあっても、当該用語の一方(one
of the terms)、当該用語のいずれか(either of the terms)、または両方の用語(both terms)を含む可能性を企図すると理解されるべきであることが、当業者にはさらに理解されよう。たとえば、句「AまたはB」は、「A」または「B」あるいは「AおよびB」の可能性を含むことが理解されよう。
Claims (20)
- ウェブサイトを提供するように構成され、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を含む、サーバと、
ネットワークを介して前記サーバと通信可能であり、JavaScript(登録商標)を実行することによって、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込むように構成されたブラウザを含む、クライアント端末と
を含み、前記ランダムパラメータは、少なくとも、前記クライアント端末内で獲得された現在時刻データを含み、
前記ブラウザは、前記クライアント端末から生成された入力イベントに応答してGETコマンドによって前記サーバへの前記単一画素イメージファイルの要求を行い、
前記サーバは、前記ウェブサイトから前記要求された単一画素イメージファイルを読み取り、前記読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内で前記クライアント端末に転送し、前記クライアント端末から行われるアクセスのログを同時に記録し、
前記ログは、前記ウェブビーコン技術によって記録可能な情報に加えて、前記単一画素イメージファイルの要求内で前記単一画素イメージファイルに追加される前記ランダムパラメータを含めるために前記サーバで記録される
サーバ−クライアントシステム。 - 前記ランダムパラメータは、前記クライアント端末で行われた前記アクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な情報をさらに含み、前記入力イベントの因果関係を保証する、請求項1に記載のサーバ−クライアントシステム。
- 前記ウェブビーコン技術によって記録可能な前記情報は、前記クライアント端末のIPアドレス、前記クライアント端末のドメイン名、前記サーバ内で獲得されるアクセスの日付および時刻、アクセスページ名、またはリファラを含み、
前記現在時刻データは、ミリ秒以下の単位であり、前記サーバ内で獲得される前記時刻は、秒の単位である
請求項1に記載のサーバ−クライアントシステム。 - 前記サーバは、前記ログを分析するように構成されたアプリケーションを含む、請求項1に記載のサーバ−クライアントシステム。
- 前記サーバは、Apache HTTPサーバによって形成される、請求項1に記載のサーバ−クライアントシステム。
- ウェブサイトを提供するサーバと通信可能であり、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を含む、情報処理装置であって、
ブラウザプログラムを格納するように構成されたストレージユニットと、
ブラウザ機能を提供するために前記ストレージユニット内に格納された前記ブラウザプログラムを実行するように構成されたプロセッサと
を含み、前記ブラウザ機能は、
JavaScript(登録商標)を実行することによって、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込む機能であって、前記ランダムパラメータは、少なくとも前記情報処理装置内で獲得された現在時刻データを含む、機能と、
入力イベントが前記情報処理装置内で生成されるときに前記単一画素イメージファイルの要求を前記サーバに転送する機能と
を含む、情報処理装置。 - 前記ランダムパラメータは、前記情報処理装置内で行われたアクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な情報をさらに含み、前記入力イベントの因果関係を保証する、請求項6に記載の情報処理装置。
- 入力デバイスと、
表示ユニットと
をさらに含み、前記情報処理装置内で行われたアクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な前記情報は、文字列が前記入力デバイスから入力されるキーダウン、座標または線分が前記入力デバイスからグラフィカルに入力されるマウスクリック、前記表示ユニット上に表示されたボタンがプロセスを実行するために前記入力デバイスへの入力に応答してクリックされるボタンクリック、前記表示ユニット上に表示されたチェックボックスが処理モードをセットするために前記入力デバイスへの入力に応答してクリックされるチェックボックスクリック、ならびに前記表示ユニット上に表示されたラジオボタンが色またはモードを選択するために前記入力デバイスへの入力に応答してクリックされるラジオボタンクリックを含む
請求項7に記載の情報処理装置。 - 前記現在時刻データは、ミリ秒以下の単位である、請求項6に記載の情報処理装置。
- クライアント端末と通信可能な情報処理装置であって、
サーバプログラムおよびログを格納するように構成されたストレージユニットと、
サーバ機能を提供するために前記ストレージユニット内に格納された前記サーバプログラムを実行するように構成されたプロセッサと
を含み、前記サーバ機能は、
ウェブサイトを提供する機能と、
前記クライアント端末内で生成される入力イベントに応答して受信される単一画素イメージファイルの要求に応答して、前記単一画素イメージファイルを前記ウェブサイトから読み取り、前記読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内で前記クライアント端末に転送する機能と、
前記クライアント端末へのHTML内での前記読み取られた単一画素イメージファイルの前記転送と実質的に同時に、ウェブビーコン技術を使用して前記クライアント端末から行われたアクセスのログを記録する機能と
を含み、前記クライアント端末から受信される前記単一画素イメージファイルの前記要求は、JavaScript(登録商標)を実行することによって<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される前記単一画素イメージファイルを動的に埋め込まれ、
前記ランダムパラメータは、少なくとも前記クライアント端末内で獲得された現在時刻データを含み、
前記ログは、前記ウェブビーコン技術によって記録可能な情報に加えて、前記単一画素イメージファイルの前記要求内で前記単一画素イメージファイルに追加される前記ランダムパラメータを含む
情報処理装置。 - 前記ランダムパラメータは、前記クライアント端末で行われたアクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な情報をさらに含み、前記入力イベントの因果関係を保証する、請求項10に記載の情報処理装置。
- 前記ウェブビーコン技術によって記録可能な前記情報は、前記クライアント端末のIP
アドレス、前記クライアント端末のドメイン名、前記サーバ内で獲得されるアクセスの日
付および時刻、アクセスページ名、またはリファラを含む、請求項10に記載の情報処理
装置。 - 前記ストレージユニットは、アプリケーションプログラムを格納し、前記プロセッサは、前記ログを分析する分析機能を提供するために、前記ストレージユニット内に格納された前記アプリケーションプログラムを実行する、請求項10に記載の情報処理装置。
- 前記分析機能は、前記現在時刻データ、前記クライアント端末のIPアドレス、前記ウェブサイト上で作成され編集されたターゲット文書またはターゲットドローイングを識別する情報のうちの少なくとも1つに基づいて前記ログの前記情報をソートすることをさらに含む、請求項13に記載の情報処理装置。
- 前記ストレージユニットおよび前記プロセッサは、Apache HTTPサーバを形成する、請求項10に記載の情報処理装置。
- コンピュータによって実行されたときに、前記コンピュータに、ウェブサイトを提供するサーバにアクセスし、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録する機能を含むようにブラウザプロセスを実行させるプログラムを格納するコンピュータプログラムであって、前記ブラウザプロセスは、
前記コンピュータに、JavaScript(登録商標)を実行することによって、<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される単一画素イメージファイルを動的に埋め込むようにさせる手続きであって、前記ランダムパラメータは、少なくとも前記情報処理装置内で獲得された現在時刻データを含む、
手続きと、
前記コンピュータに、前記情報処理装置内で生成された入力イベントに応答して前記単一画素イメージファイルの要求を前記サーバに送信させる手続きと
を含む、コンピュータプログラム。 - 前記ランダムパラメータは、前記情報処理装置内で行われたアクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な情報をさらに含み、前記入力イベントの因果関係を保証する、請求項16に記載のコンピュータプログラム。
- コンピュータによって実行されたときに、前記コンピュータに、ウェブサイトを提供するサーバプロセスを実行させ、ウェブビーコン技術を使用してアクセスログを記録させるプログラムを格納するコンピュータプログラムであって、前記サーバプロセスは、
前記コンピュータに、クライアント端末内で生成された入力イベントに応答して受信された単一画素イメージファイルの要求に応答して、前記ウェブサイトから前記単一画素イメージファイルを読み取らせ、前記読み取られた単一画素イメージファイルをHTML内で前記クライアント端末に転送させる手続きと、
前記コンピュータに、前記クライアント端末へのHTML内の前記読み取られた単一画素イメージファイルの前記転送と実質的に同時に、ウェブビーコン技術を使用して前記クライアント端末から行われたアクセスのログを記録させる手続きと
を含み、前記クライアント端末から受信された前記単一画素イメージファイルの前記要求は、JavaScript(登録商標)を実行することによって<div>タグ要素内の<img>タグ要素のソースにランダムパラメータを動的に追加される前記単一画素イメージファイルを動的に埋め込まれ、
前記ランダムパラメータは、少なくとも前記クライアント端末内で獲得された現在時刻データを含み、
前記ログは、前記ウェブビーコン技術によって記録可能な情報に加えて、前記単一画素イメージファイルの前記要求内で前記単一画素イメージファイルに追加される前記ランダムパラメータを含む、
コンピュータプログラム。 - 前記ランダムパラメータは、前記クライアント端末で行われたアクセスに関連する入力イベントを再構成するのに必要な情報をさらに含み、前記入力イベントの因果関係を保証する、請求項18に記載のコンピュータプログラム。
- 前記サーバプロセスは、前記コンピュータにApache HTTPサーバとして機能させる、請求項18に記載のコンピュータプログラム。
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