JP5734686B2 - 皮膚外用組成物 - Google Patents

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Description

本発明は、ニキビを効果的に予防又は治療できる安定な皮膚外用組成物に関する。
アゼライン酸はニキビの治療剤の有効成分として広く使用されてきた化合物である。しかし、アゼライン酸を含むクリームなどの製剤は安定性が悪く、経時的に粘度が低下したり、相分離し易い。特に高濃度のアゼライン酸を含む場合にはアゼライン酸が分散状態になることもあり、製剤が、分離を起こすなど不安定となり易く、粘度低下によって不均一になることもある。このため、流通、保存中に、性状が変化して、商品価値が著しく低下する。
本発明は、アゼライン酸を含む皮膚外用組成物であって、安定性が良好なものを提供することを主な課題とする。
本発明者は上記課題を解決するために研究を重ね、アゼライン酸を含む皮膚外用組成物に、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を添加することにより、組成物の経時的な安定性が改善されることを見出した。
本発明は、上記知見に基づき完成されたものであり、以下の皮膚外用組成物等を提供する。
項1. アゼライン酸と、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含む皮膚外用組成物。
項2. ビニル系又はアクリル系単官能性モノマーが、下記式(1)
Figure 0005734686
で表される官能基を有するモノマーであるか、又は
下記一般式(2)
Figure 0005734686
(式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基を示し、nは1〜100の整数を示す。)
で表されるモノマーである項1に記載の皮膚外用組成物。
項3. アゼライン酸の含有量が、組成物の全量に対して、5〜40重量%である項1又は2に記載の皮膚外用組成物。
項4. さらに、セルロース系増粘剤を含む項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
項5. さらに、ポリマー粉末を含む項1〜4のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
項6. 組成物のpHが3〜6である項1〜5のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
項7. アゼライン酸を含む組成物に、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を添加する、アゼライン酸を含む組成物の安定性の向上方法。
項8. アゼライン酸を含む組成物に、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を添加する、アゼライン酸を含む組成物の分離抑制方法。
本発明の皮膚外用組成物は、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含有するため、使用感や外観のよい製剤が得られる。さらに、長期保存後にも、粘度低下による不均一や分離が抑制される。このため、ニキビ治療に有効な高濃度のアゼライン酸を含有させることができる。
以下、本発明を詳細に説明する。
本発明の皮膚外用組成物は、アゼライン酸と、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含む組成物である。
アゼライン酸
組成物中のアゼライン酸の含有量は、組成物の全量に対して、5重量%以上が好ましく、10重量%以上がより好ましく、15重量%以上がさらにより好ましい。この範囲であれば、ニキビ治療効果が十分に得られる。
また、組成物中のアゼライン酸の含有量は、40重量%以下が好ましく、30重量%以下がより好ましく、25重量%以下がさらにより好ましい。この範囲であれば、十分に組成物を安定化できる。
ビニル系又はアクリル系単官能性モノマー
本発明では、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を用いる。このような共重合体にすることで、広範囲の条件で組成物を安定化することができるようになる。
ビニル系又はアクリル系単官能性モノマーは非イオン性であることが好ましく、これにより、一層効果的に組成物が安定化される。また、ビニル系又はアクリル系単官能性モノマーは疎水性であることが好ましく、これにより、一層効果的に組成物が安定化される。
ビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとしては、下記式(1)
Figure 0005734686
で表される官能基(ピロリジニル基)を有するものが好ましい。式(1)で表される官能基を有するモノマーとしては、N-ビニル-2-ピロリドンが挙げられる。
また、ビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとしては、(メタ)アクリル酸系単官能性モノマー、中でも、メタアクリル酸系単官能性モノマーが好ましく挙げられる。中でも、下記一般式(2)
Figure 0005734686
(式中、Rは炭素数1〜30のアルキル基を示し、nは1〜100の整数を示す。)
で表されるモノマーが好ましい。
は、メチル、エチル、ステアリル、ベヘニルが好ましく、ベヘニルがより好ましい。また、nは1〜80が好ましく、1〜50がより好ましく、10〜30がさらにより好ましい。
この共重合体は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
共重合体の含有量
組成物中のアクリロイルジメチルタウレートとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体の含有量は、組成物の全量に対して、0.01〜10重量%程度とすることができる。特に、0.1重量%以上が好ましく、0.2重量%以上がより好ましく、0.3重量%以上がさらにより好ましい。この範囲であれば、十分に組成物を安定化できる。
また、組成物中のこの共重合体の含有量は、5重量%以下が好ましく、3重量%以下がより好ましく、1重量%以下がさらにより好ましい。この範囲であれば、滑らかで塗布し易い組成物となる。
アゼライン酸と共重合体との配合比率
本発明の組成物中のアゼライン酸と上記説明した共重合体との配合比率は、重量比で、アゼライン酸:共重合体が、約1:0.00025〜2が好ましく、約1:0.0025〜1がより好ましく、約1:0.0075〜0.2がさらにより好ましい。上記範囲であれば、十分な安定性が得られる。
セルロース系増粘剤
本発明の皮膚外用組成物は、セルロース系増粘剤を含むことが好ましい。アゼライン酸と、アクリロイルジメチルタウレートとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体とを含む組成物は、セルロース系増粘剤を含むことにより、粘度低下が一層効果的に抑制され、組成物の安定性が一層向上する。
セルロース系増粘剤としては、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、又はこれらの薬理学的に許容される塩などが挙げられる。中でも、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースが好ましく、ヒドロキシプロピルメチルセルロースがより好ましい。
セルロース系増粘剤は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
組成物中のセルロース系増粘剤の含有量は、組成物の全量に対して、0.01重量%以上が好ましく、0.05重量%以上がより好ましく、0.1重量%以上がさらにより好ましい。この範囲であれば、セルロース系増粘剤の添加による粘度低下抑制効果、及び組成物の安定性向上効果が十分に得られる。また、十分な増粘効果が得られる。
また、組成物中のセルロース系増粘剤の含有量は、0.5重量%以下が好ましく、1重量%以下がより好ましく2重量%以下がさらにより好ましい。この範囲であれば、べたつきが少ない組成物となる。
ポリマー粉末
本発明の皮膚外用組成物は、ポリマー粉末を含むことが好ましい。これにより、皮膚への塗布時の滑りが良くなり、簡単に皮膚に広げることができるようになる。このため、ニキビを擦らなくて済むようになる。
ポリマー粉末としては、ナイロン粉末、ポリアクリル酸アルキル粉末、メチルシロキサン網状重合体粉末等が挙げられる。
ポリマー粉末は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
組成物中のポリマー粉末の含有量は、組成物の全量に対して、0.1重量%以上が好ましく、0.5重量%以上がより好ましく、1重量%以上がさらにより好ましい。この範囲であれば、十分に滑りが良くなる。
また、組成物中のポリマー粉末の含有量は、5重量%以下が好ましく、3重量%以下がより好ましく、2重量%以下がさらにより好ましい。この範囲であれば、製剤が不安定にならない。
pH
本発明の皮膚外用組成物のpHは、約3〜6の酸性範囲であることが好ましく、約3〜5がより好ましく、約3.5〜4.5がさらにより好ましい。この範囲であれば、アゼライン酸によるニキビ治療効果が十分に得られると共に、強い刺激感を感じ難い組成物となる。
製剤形態
本発明の外用組成物は、アゼライン酸又はその塩、及びアクリロイルジメチルタウレートとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体、さらに必要に応じて、セルロース系増粘剤やポリマー粉末を、医薬品、医薬部外品、又は化粧品に通常使用される基剤又は担体、及び必要に応じて添加剤と共に混合して、医薬品、医薬部外品、又は化粧品用の皮膚外用組成物とすることができる。
医薬品用の皮膚外用組成物の形態は特に限定されず、例えば、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、リニメント剤、ローション剤、エアゾール剤などが挙げられる。これらの製剤は、第15改正日本薬局方製剤総則に記載の方法等に従い製造することができる。中でも、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、ローション剤、エアゾール剤が好ましく、クリーム剤、乳剤、ゲル剤がより好ましい。クリーム剤、乳剤、ゲル剤としては、低級アルコール及び/又は多価アルコールを基剤として含むものが挙げられる。
医薬部外品又は化粧品用の皮膚外用組成物とする場合も、上記の医薬品と同様の形態にすることができる。また、それ以外にも、スティック剤や、不織布に薬液を含浸させたシート剤等が挙げられる。中でも、液剤、懸濁剤、乳剤、クリーム剤、軟膏剤、ゲル剤、ローション剤、シート剤が好ましく、クリーム剤、乳剤、ゲル剤がより好ましい。クリーム剤、乳剤、ゲル剤としては、低級アルコール及び/又は多価アルコールを基剤として含むものが挙げられる。
クリーム剤、乳剤のように、油性基剤と水性基剤とを含む場合は、W/O型でもよく、O/W型でもよいが、O/W型が好ましい。
水を含まない基剤の場合は、軟膏剤や、低級アルコール及び/又は多価アルコール等を基剤とする液剤が好ましい。
医薬部外品又は化粧品用の皮膚外用組成物とする場合の用途としては具体的には、化粧水、乳液、ジェル、クリーム、美容液、日焼け止め用化粧料、パック、マスク、ハンドクリーム、ボディローション、ボディークリームのような基礎化粧料;洗顔料、メイク落とし、ボディーシャンプー、シャンプー、リンス、トリートメントのような洗浄用化粧料などが挙げられる。
基剤又は担体
基剤又は担体としては、流動パラフィン、スクワラン、ワセリン、ゲル化炭化水素(プラスチベースなど)、オゾケライト、α−オレフィンオリゴマー、軽質流動パラフィンのような炭化水素;メチルポリシロキサン、架橋型メチルポリシロキサン、高重合メチルポリシロキサン、環状シリコーン、アルキル変性シリコーン、架橋型アルキル変性シリコーン、アミノ変性シリコーン、ポリエーテル変性シリコーン、ポリグリセリン変性シリコーン、架橋型ポリエーテル変性シリコーン、架橋型アルキルポリエーテル変性シリコーン、シリコーン・アルキル鎖共変性ポリエーテル変性シリコーン、シリコーン・アルキル鎖共変性ポリグリセリン変性シリコーン、ポリエーテル変性分岐シリコーン、ポリグリセリン変性分岐シリコーン、アクリルシリコン、フェニル変性シリコーン、シリコーンレジンのようなシリコーン油;セタノール、セトステアリルアルコール、ステアリルアルコール、ベヘニルアルコールのような高級アルコール;エチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロースのようなセルロース誘導体;ポリビニルピロリドン;カラギーナン;ポリビニルブチラート;ポリエチレングリコール;ジオキサン;ブチレングリコールアジピン酸ポリエステル;ミリスチン酸イソプロピル、ミリスチン酸オクチルドデシル、パルミチン酸イソプロピル、パルミチン酸セチル、イソノナン酸イソノニル、テトラ2−エチルヘキサン酸ペンタエリスリット、ホホバ油のようなエステル類;デキストリン、マルトデキストリンのような多糖類;エタノール、イソプロパノールのような低級アルコール;エチレングリコールモノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエーテル、エチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル、ジエチレングリコールモノプロピルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、プロピレングリコールモノエチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピルエーテル、ジプロピレングリコールモノエチルエーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテルのようなグリコールエーテル;ポリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3-ブチレングリコール、グリセリン、イソプレングリコール、ジグリセリン、ジプロピレングリコールなどの多価アルコール;水などの水系基剤などが挙げられる。
中でも、多価アルコール、高級アルコール、炭化水素、エステル類、シリコーン油が好ましく、多価アルコールが、より好ましい。多価アルコールの中では、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、イソプレングリコール、グリセリン、ジグリセリン、ジプロピレングリコールが好ましく、1,3-ブチレングリコール、プロピレングリコール、グリセリン、ジグリセリンがさらに好ましい。本発明の組成物の好ましい例として、基剤として多価アルコールを含むクリーム剤、ゲル剤、乳剤が挙げられる。
基剤又は担体は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
添加剤
本発明の外用組成物には、本発明の効果を損なわない範囲で、医薬品、医薬部外品、又は化粧品に添加される公知の添加剤、例えば、酸化防止剤、界面活性剤、増粘剤、保存剤、pH調整剤、安定化剤、刺激軽減剤、防腐剤、着色剤、香料、パール光沢付与剤等を添加することができる。
酸化防止剤としては、ジブチルヒドロキシトルエン、ブチルヒドロキシアニソール、ソルビン酸、亜硫酸ナトリウム、アスコルビン酸、アスコルビン酸誘導体、トコフェロール、トコフェロール誘導体、エリソルビン酸、L−システイン塩酸塩などが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、ソルビタンモノイソステアレート、ソルビタンモノラウレート、ソルビタンモノパルミテート、ソルビタンモノステアレート、ペンタ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタン、テトラ−2−エチルヘキシル酸ジグリセロールソルビタンのようなソルビタン脂肪酸エステル類;モノステアリン酸プロピレングリコールのようなプロピレングリコール脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40(HCO−40)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油50(HCO−50)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60(HCO−60)、ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油80などの硬化ヒマシ油誘導体;モノラウリル酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、モノオレイン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタン(ポリソルベート80)、イソステアリン酸ポリオキシエチレン(20)ソルビタンのようなポリオキシエチレンソルビタン脂肪酸エステル類;ポリオキシエチレンモノヤシ油脂肪酸グリセリル;グリセリンアルキルエーテル;アルキルグルコシド;ポリオキシエチレンセチルエーテルのようなポリオキシアルキレンアルキルエーテル;ステアリルアミン、オレイルアミンのようなアミン類;ポリオキシエチレン・メチルポリシロキサン共重合体、ラウリルPEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコン、PEG−9ポリジメチルシロキシエチルジメチコンのようなシリコーン系界面活性剤などが挙げられる。
セルロース系増粘剤以外に増粘剤を含む場合は、例えば、グアーガム、ローカストビーンガム、カラギーナン、キサンタンガム、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、アクリル酸メタクリル酸アルキル共重合体、ポリエチレングリコール、ベントナイト、アルギン酸、マクロゴール、コンドロイチン硫酸ナトリウムなどが挙げられる。
防腐剤、保存剤としては、安息香酸、安息香酸ナトリウム、デヒドロ酢酸、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸イソブチル、パラオキシ安息香酸イソプロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ベンジル、パラオキシ安息香酸メチル、フェノキシエタノール、ベンジルアルコール、クロロブタノール、ソルビン酸およびその塩、グルコン酸クロルヘキシジン、アルカンジオールなどが挙げられる。
pH調整剤としては、無機酸(塩酸、硫酸など)、有機酸(乳酸、乳酸ナトリウム、クエン酸、クエン酸ナトリウム、コハク酸、コハク酸ナトリウムなど)、無機塩基(水酸化カリウム、水酸化ナトリウムなど)、有機塩基(トリエタノールアミン、ジイソプロパノールアミン、トリイソプロパノールアミンなど)などが挙げられる。
安定化剤としては、ポリアクリル酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、ビチルヒドロキシアニソールなどが挙げられる。
刺激低減剤としては、甘草エキス、アルギン酸ナトリウムなどが挙げられる。
添加剤は、1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
その他の有効成分
本発明の外用組成物は、本発明の効果を損なわない範囲で、その他の有効成分を含むことができる。有効成分の具体例としては、例えば、保湿成分、抗炎症成分、抗菌成分、ビタミン類、ペプチド又はその誘導体、アミノ酸又はその誘導体、細胞賦活化成分、老化防止成分、血行促進成分、角質軟化成分、美白成分、収斂成分などが挙げられる。
保湿成分としては、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ジグリセリントレハロースのような多価アルコール;ヒアルロン酸ナトリウム、ヘパリン類似物質、コンドロイチン硫酸ナトリウム、コラーゲン、エラスチン、ケラチン、キチン、キトサンのような高分子化合物;グリシン、アスパラギン酸、アルギニンのようなアミノ酸;乳酸ナトリウム、尿素、ピロリドンカルボン酸ナトリウムのような天然保湿因子;セラミド、コレステロール、リン脂質のような脂質;カミツレエキス、ハマメリスエキス、チャエキス、シソエキスのような植物抽出エキスなどが挙げられる。
抗炎症成分としては、植物(例えば、コンフリー)に由来する成分、アラントイン、グリチルリチン酸又はその誘導体、酸化亜鉛、塩酸ピリドキシン、酢酸トコフェロール、サリチル酸又はその誘導体、ε-アミノカプロン酸などが挙げられる。
抗菌又は殺菌成分としては、クロルヘキシジン、サリチル酸、塩化ベンザルコニウム、アクリノール、イオウ、レゾルシン、エタノール、塩化ベンゼトニウム、アダパレン、過酸化ベンゾイル、クリンダマイシン、クレゾール、グルコン酸及びその誘導体、ポピドンヨード、ヨウ化カリウム、ヨウ素、イソプロピルメチルフェノール、トリクロカルバン、トリクロサン、感光素101号、感光素201号、パラベン、フェノキシエタノール、1,2-ペンタンジオール、塩酸アルキルジアミノグリシン、グルコン酸クロルヘキシジン、パラフェノールスルホン酸亜鉛等が挙げられる。
ビタミン類としては、レチノール、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール等のレチノール誘導体、レチナール、レチノイン酸、レチノイン酸メチル、レチノイン酸エチル、レチノイン酸レチノール、d−δ−トコフェリルレチノエート、α−トコフェリルレチノエート、β−トコフェリルレチノエート等のビタミンA類;dl−α−トコフェロール、酢酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロール、コハク酸dl−α−トコフェロールカルシウム等のビタミンE類;リボフラビン、フラビンモノヌクレオチド、フラビンアデニンジヌクレオチド、リボフラビン酪酸エステル、リボフラビンテトラ酪酸エステル、リボフラビン5’−リン酸エステルナトリウム、リボフラビンテトラニコチン酸エステル等のビタミンB2類;ニコチン酸dl−α−トコフェロール、ニコチン酸ベンジル、ニコチン酸メチル、ニコチン酸β−ブトキシエチル、ニコチン酸1−(4−メチルフェニル)エチル等のニコチン酸類;アスコルビゲン−A、アスコルビン酸ステアリン酸エステル、アスコルビン酸パルミチン酸エステル、ジパルミチン酸L−アスコルビルなどのビタミンC類;メチルヘスペリジン、エルゴカルシフェロール、コレカルシフェロールなどのビタミンD類;フィロキノン、ファルノキノン等のビタミンK類、γ−オリザノール、ジベンゾイルチアミン、ジベンゾイルチアミン塩酸塩;チアミン塩酸塩、チアミンセチル塩酸塩、チアミンチオシアン酸塩、チアミンラウリル塩酸塩、チアミン硝酸塩、チアミンモノリン酸塩、チアミンリジン塩、チアミントリリン酸塩、チアミンモノリン酸エステルリン酸塩、チアミンモノリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル、チアミンジリン酸エステル塩酸塩、チアミントリリン酸エステル、チアミントリリン酸エステルモノリン酸塩等のビタミンB1類;塩酸ピリドキシン、酢酸ピリドキシン、塩酸ピリドキサール、5’−リン酸ピリドキサール、塩酸ピリドキサミン等のビタミンB6類;シアノコバラミン、ヒドロキソコバラミン、デオキシアデノシルコバラミン等のビタミンB12類;葉酸、プテロイルグルタミン酸等の葉酸類;ニコチン酸、ニコチン酸アミドなどのニコチン酸類;パントテン酸、パントテン酸カルシウム、パントテニルアルコール(パンテノール)、D−パンテサイン、D−パンテチン、補酵素A、パントテニルエチルエーテル等のパントテン酸類;ビオチン、ビオチシン等のビオチン類;アスコルビン酸、アスコルビン酸ナトリウム、デヒドロアスコルビン酸、アスコルビン酸リン酸エステルナトリウム、アスコルビン酸リン酸エステルマグネシウム等のアスコルビン酸誘導体であるビタミンC類;カルニチン、フェルラ酸、α−リポ酸、オロット酸等のビタミン様作用因子などが挙げられる。
ペプチド又はその誘導体としては、ケラチン分解ペプチド、加水分解ケラチン、コラーゲン、魚由来コラーゲン、アテロコラーゲン、ゼラチン、エラスチン、エラスチン分解ペプチド、コラーゲン分解ペプチド、加水分解コラーゲン、塩化ヒドロキシプロピルアンモニウム加水分解コラーゲン、エラスチン分解ペプチド、コンキオリン分解ペプチド、加水分解コンキオリン、シルク蛋白分解ペプチド、加水分解シルク、ラウロイル加水分解シルクナトリウム、大豆蛋白分解ペプチド、加水分解大豆蛋白、小麦蛋白、小麦蛋白分解ペプチド、加水分解小麦蛋白、カゼイン分解ペプチド、アシル化ペプチド(パルミトイルオリゴペプチド、パルミトイルペンタペプチド、パルミトイルテトラペプチド等)などが挙げられる。
アミノ酸又はその誘導体としては、ベタイン(トリメチルグリシン)、プロリン、ヒドロキシプロリン、アルギニン、リジン、セリン、グリシン、アラニン、フェニルアラニン、β−アラニン、スレオニン、グルタミン酸、グルタミン、アスパラギン、アスパラギン酸、システイン、シスチン、メチオニン、ロイシン、イソロイシン、バリン、ヒスチジン、タウリン、γ−アミノ酪酸、γ−アミノ−β−ヒドロキシ酪酸、カルニチン、カルノシン、クレアチン等が挙げられる。
細胞賦活化成分としては、γ-アミノ酪酸、ε-アミノプロン酸などのアミノ酸類;レチノール、チアミン、リボフラビン、塩酸ピリドキシン、パントテン酸類などのビタミン類;グリコール酸、乳酸などのα-ヒドロキシ酸類;タンニン、フラボノイド、サポニン、アラントイン、感光素301号などが挙げられる。
老化防止成分としては、パンガミン酸、カイネチン、ウルソール酸、ウコンエキス、スフィンゴシン誘導体、ケイ素、ケイ酸、N−メチル−L−セリン、メバロノラクトン等が挙げられる。
血行促進作用成分としては、植物(例えば、オタネニンジン、アシタバ、アルニカ、イチョウ、ウイキョウ、エンメイソウ、オランダカシ、カミツレ、ローマカミツレ、カロット、ゲンチアナ、ゴボウ、コメ、サンザシ、シイタケ、セイヨウサンザシ、セイヨウネズ、センキュウ、センブリ、タイム、チョウジ、チンピ、トウキ、トウニン、トウヒ、ニンジン、ニンニク、ブッチャーブルーム、ブドウ、ボタン、マロニエ、メリッサ、ユズ、ヨクイニン、ローズマリー、ローズヒップ、チンピ、トウキ、トウヒ、モモ、アンズ、クルミ、トウモロコシ)に由来する成分;グルコシルヘスペリジンなどが挙げられる。
角質軟化成分としては、尿素、サリチル酸、グリコール酸、フルーツ酸、フィチン酸、イオウなどが挙げられる。
美白成分としては、アスコルビン酸とその誘導体、アルブチン、トコフェロールなどが挙げられる。
収斂成分としては、パラフェノールスルホン酸亜鉛、酸化亜鉛、メントール、エタノールなどが挙げられる。
その他の有効成分は1種を単独で、又は2種以上を組み合わせて使用できる。
使用方法
本発明の皮膚外用組成物は、使用対象の皮膚の状態、年齢、性別などによって異なるが、1日数回、適量を皮膚に塗布すればよい。
本発明の皮膚外用組成物は、ニキビの予防又は治療に好適に使用できる。従って、健常人の他、ニキビを有する人が好適な使用対象となる。
その他
本発明は、アゼライン酸を含む組成物(特に、皮膚外用組成物)に、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を添加する、アゼライン酸を含む組成物の安定性の向上方法、詳しくは、アゼライン酸を含む組成物の粘度低下抑制方法、又はアゼライン酸を含む組成物の分離の抑制方法を包含する。各成分の種類や使用量、組成物の性状などは、本発明の皮膚外用組成物について説明した通りである。
以下、本発明を実施例を挙げてより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるものではない。
後掲の表1に示す各例において、A成分を加温と攪拌により溶解させておき、B成分のうちナイロン末以外の成分を加温により溶解した後、ナイロン末を添加して分散させておいた。A成分とB成分とをホモミキサーを用いて乳化した後、冷却し、C成分であるアゼライン酸、並びにpH調整用のD成分(精製水、トリエタノールアミン、及び乳酸)を添加し、撹拌して均一にした。これにより、クリームが得られた。
各クリームを50℃の恒温槽内で静置し、2週間後、及び1ヵ月後に外観を目視にて観察した。
また、調合直後のクリームを、20〜50歳の男女10人が、手や顔に塗布して、使用感を評価した。
各クリームの組成と、評価結果を以下の表1に示す。外観は、分離しない場合を○、分離した場合を×で示した。使用感は、非常に滑りが良く極めて良好な使用感である場合を◎、滑りが良く良好な場合を○、製剤がクリーム状でないために、モロモロとした感触がある場合を×で示した。
Figure 0005734686
コポリマー:アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ポリビニルピロリドンコポリマー(クラリアントジャパン社、Aristoflex AVC)
増粘剤1:ポリアクリルアミド、水添ポリイソブテン、ラウレス−7、水の混合物(SEPPIC社、SEPIGEL305)
増粘剤2:カルボキシメチルセルロースナトリウム、キサンタン、発酵セルロースの混合物(第一工業製薬、レオアクアCM−100)
表1から明らかなように、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含む実施例1では、安定性、及び使用感共に良好であった。さらにヒドロキシプロピルメチルセルロースを含む実施例4も、安定性、及び使用感共に良好であった。さらに、ナイロン末を含む実施例2、3は、一層滑らかで使用感が良好であった。
一方、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムとビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体に代えて、他の増粘剤を含む比較例1〜4では、保存安定性に欠け、又はさらに使用感も悪かった。
具体的には、実施例1〜4は、使用感が良く、試験期間中も安定な製剤であったが、比較例1〜4は調合直後からクリーム状にならなかったり、調合直後はクリーム状になったものも試験期間中には粘度低下による不均一化や分離を起こした。
処方例
以下に、本発明の皮膚外用剤の処方例を示す。
各成分の含有量の単位は、重量%である。
コポリマーのアクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/メタクリル酸ベヘネス−25)クロスポリマーは、例えば、クラリアントジャパン社のAristoflex HBMである。また、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウム/ポリビニルピロリドン)コポリマーは、例えば、クラリアントジャパン社のAristoflex AVCである。
(1)クリーム
下記表2のA成分を加温と攪拌により溶解させておき、B成分のうちポリアクリル酸アルキル末とメチルシロキサン網状重合体末以外の成分を加温により溶解した後、ポリアクリル酸アルキル末とメチルシロキサン網状重合体を添加して分散させておいた。A成分とB成分とを混合し、撹拌して乳化した後、冷却し、C成分であるアゼライン酸を添加し、撹拌して均一にした。
Figure 0005734686
(2)乳液
下記表3のA成分、B成分をそれぞれ加温と攪拌により溶解させておき、A成分とB成分とを混合し、撹拌して乳化した後、冷却し、C成分であるアゼライン酸を添加し、撹拌して均一にした。
Figure 0005734686
(3)ジェル
下記表4のA成分を加温と攪拌により溶解させ、冷却した後、B成分を添加し、撹拌して均一にした。
Figure 0005734686
(4)ジェル
下記表5のA成分、B成分をそれぞれ加温と攪拌により溶解させておき、B成分にC成分を添加分散させてから、A成分と、B成分及びC成分の分散液とを混合し、撹拌して乳化した後、冷却し、D成分を添加し、撹拌して均一にした。
Figure 0005734686
(5)化粧水
下記表6のA成分の各成分を加温と攪拌により溶解させ、冷却した後にB成分を加えて攪拌して均一にした。
Figure 0005734686
本発明の皮膚外用組成物は、ニキビ治療に有効なアゼライン酸を含み、保存安定性に優れるため、商品価値が高いものである。

Claims (10)

  1. アゼライン酸と、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムと下記式(1)
    Figure 0005734686
    で表される官能基を有するビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含み、アゼライン酸と上記共重合体とを、重量比で、1:0.00025〜0.03の比率で含有し、クリーム剤又は乳剤である皮膚外用組成物
  2. アゼライン酸の含有量が、組成物の全量に対して、5〜40重量%である請求項1に記載の皮膚外用組成物。
  3. さらに、セルロース系増粘剤を含む請求項1又は2に記載の皮膚外用組成物。
  4. さらに、ポリマー粉末を含む請求項1〜3のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
  5. 組成物のpHが3〜6である請求項1〜4のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
  6. アゼライン酸と、アクリロイルジメチルタウリンアンモニウムと下記式(1)
    Figure 0005734686
    で表される官能基を有するビニル系又はアクリル系単官能性モノマーとの共重合体を含み、上記共重合体の含有量が、組成物の全量に対して、0.1〜0.6重量%であり、クリーム剤又は乳剤である皮膚外用組成物。
  7. アゼライン酸の含有量が、組成物の全量に対して、5〜40重量%である請求項6に記載の皮膚外用組成物。
  8. さらに、セルロース系増粘剤を含む請求項6又は7に記載の皮膚外用組成物。
  9. さらに、ポリマー粉末を含む請求項6〜8のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
  10. 組成物のpHが3〜6である請求項6〜9のいずれかに記載の皮膚外用組成物。
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