JP5731526B2 - キャップの製造方法、容器施栓材の製造方法およびポリマー配合物の使用方法。 - Google Patents

キャップの製造方法、容器施栓材の製造方法およびポリマー配合物の使用方法。 Download PDF

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Description

本発明は、収容される物質、特に、脂肪含有充填物のために使用される容器の(金属またはプラスチックから作製される)容器施栓材のためのシールライナーのためのポリマー配合物であって、この脂肪含有充填物の中への配合物の成分の移行が減少するように構成されているポリマー配合物に関する。
本願で考慮するタイプの大きめの容器施栓材は、食料品用または飲料用のねじぶた付きの瓶のシールのために典型的に使用される、特定のラグキャップである。これらの食料品は、インスタント食品または調理済み食品、ソース、珍味(Feinkost)、魚肉の油漬け、前菜(Antipasti)、スパイスペーストなど、脂肪含有製品であることが多く、その油脂の内容物は、その梱包材料の脂溶性成分がその食料品の中に溶解するリスクを高める。
これらの要求は、典型的にはPress−on twist−off(プレス・オン・ツイスト・オフ)(登録商標) キャップを具えたガラス瓶に入れて販売される幼児食に特に関係する。
工業的には、シール用インサートについてPVC不含配合物を、または王冠についてライナーを、または狭口瓶についてねじぶたが長い間使用されてきたが、PVC含有配合物は、大きめの内径を有する容器のための容器施栓材としての役割を果たすねじぶたなどについていまだ使用されている。通常、このようなPVC含有配合物は、液体の可塑剤含有系として提供され、室温で付与される。
軟質PVC技術に基づいて、ポリアジピン酸エステルを使用することが多い低移行のシール用配合物を配合することができる。その分子量のため、ポリアジピン酸エステルは移行する傾向が低い。しかしながら、本出願人が知る限りでは、分解生成物、特に胃の中で形成される分解生成物の毒物学的な評価は、実施されたことがない。移行を評価するための規定された試験方法、EN 1186、は、40℃で10日間の保存後に移行は完結しているということを示唆する。分析の実施によって、これは可塑化PVCには当てはまらないということが示された。上記試験仕様を満たすときであっても、キャップは、数ヶ月後には移行限界を超える。本発明によれば、PVC不含配合物が使用されることが好ましい。本発明に係る製品では、この効果は、液体成分を避けることによって回避される。
しかしながら、包装材料にPVC含有配合物を使用することは望ましくない。家庭ごみの従来の焼却では、ハロゲン含有プラスチックは、大気中への逃散が有害である酸性ガスを発生させる。加えて、少量のPVCでさえ、廃プラスチックの機械的再生利用を妨げる。さらに、このようなPVCベースのシール用エレメントは可塑剤の使用を必要とし、この点も、食料品の許容できない変質という理由から批判が多い。さらには、ここ数年、PVCシールにおける添加剤およびそれらの分解生成物に関する公的な議論が高まった。その例は、安定剤から生成されることが多い2−エチルヘキサン酸、およびアゾジカルボンアミドなどの発熱性の発泡剤から生じる可能性があるセミカルバジドである。これらの物質は、公的規制でも見出だされ、その存在についての苦情があった。
梱包材料(場合によっては、容器施栓材のシールライナーがこれに属する)の成分が食物の中へと移行することは、一般に望ましくないだけでなく、法律によっても厳しく規制されている。このような規制の例は、EC指令1935/2004、2023/2006、2002/72/EC、372/2007および2007/19/ECである。現在、移行する成分についての上限は60ppmである。
観察される可能性がある移行の程度の測定は、特に、DIN EN 1186で定義される方法によって行われる。このような方法は、本発明に関しても使用される。
容器施栓材が、その化学成分の可能性ある移行に関する規制に従う必要がある場合には、本願で考慮するタイプの容器施栓材にPVC不含シール用インサートを設けることは瑣末な問題ではない。加えて、シール機能は、充填条件下で保証される必要がある。
小さい容器施栓材については、特定の混入物質に対するバリア効果を有するシール用インサート(特許文献1に記載されているものなど)がすでに使用されてきた。
しかしながら、大きめの内径を有する容器開口部のための容器施栓材におけるシーリング材に対する要求は、より難しいものである(例えば、シールの中の比較的大量の材料のため)。このような用途については、シール用エレメントの製造の際のポリマー材料の十分な流動性を、栓をした状況での十分なシールと組み合わせることが特に重要である;これは、今日必要とされる、ガスの浸透または逃散に対する不透過性も含む。場合によっては、これは、過剰圧力弁効果と組み合わされ、この効果は、過剰の圧力が容器の中で発生される加温または他の理由による、容器の噴出を防止する。加えて、とりわけ、大きめの開口径を有する容器の典型的な使用(保存食料など)のために、シール用エレメントが滅菌の条件下で使用可能であることが必要とされる。
特許文献1に記載される容器施栓材は、典型的には、従来の狭口瓶の中にビール、ソフトドリンク、ジュース系飲料などを瓶詰めするために意図されているが、この容器施栓材は、低温殺菌および高温充填などのその文献に記載される処理に耐える必要がある。低温殺菌および高温充填では、100℃までの温度が使用される。本発明に係るポリマー材料は、低温殺菌または高温充填に適したように、その上、脂肪含有充填物と接触した際に、その材料のシール効果を必要な程度まで維持するように調整されている。
すべてのこれらの特徴を満たす際に、シールは、化学成分の移行についての上記の要求に適合する必要もある。
従来の配合物の加工を容易にするために、希釈剤および/または可塑剤が通常添加される。特に、希釈剤油/または可塑剤(好ましくはホワイトオイル)などの常温で液体である成分が使用される。
このような配合物は、必要に応じてこの配合表を修正した後で、大きめの開口径用のシール用インサートへと加工することができるということが示されている。しかしながら、このようなシール用インサートを具える容器施栓材は、化学成分の移行に関しては、常に法規制に適合するというわけではない。
従って、好ましくはPVCに基づかないポリマーベースのシール用インサートを有し、かつ大きめの開口径(内径2cmを超える)を有する容器に対して使用することができる容器施栓材についてのニーズがある。このような施栓材は、殺菌可能であるべきであり、かつ厄介な、シーリング材の化学成分の移行をまったく示さないものであるべきである。その上、この施栓材は、脂肪含有充填物質に対して使用されるべきである。
欧州特許第0 503 124号明細書
このような容器施栓材の製造のためのシール用インサートであって、このような容器施栓材が、PVCを含有しないポリマーベースのシール用エレメントを具えることを可能にし、かつ梱包材料成分の移行に関する法規制に適合するシール用インサートを提供することが、本発明の1つの重要な目的である。
本発明の別の目的は、対応する容器施栓材を明確にすることである。
さらには、本発明は、このような容器施栓材の製造のための、特に適切なポリマー配合物の使用に関する。
上記目的を成し遂げるために、本発明に係る容器施栓材のためのシール用インサートは、請求項1に記載の特徴を有する配合物から作製される。
一般に、本発明に係る容器施栓材は、3cmを超える内径を有する開口部の施栓のために使用することができる。これは、王冠、ねじぶたなどで公知の様式で(例えば、欧州特許第0 503 124(B1)号明細書に記載されるように)施栓することができる従来の飲料瓶の内径よりも大きい内径に相当する。
本発明は、比較的大きい容器施栓材の製造に、すなわち2.5cmを超える内径を有する容器開口部から、施栓するべき開口部の内径が4cmよりも大きいものまでに特に適している。
このような容器施栓材は、ジュースの瓶または牛乳瓶などの瓶用に、ジャム瓶などの保存食料用瓶用に、特にソース、スパイスペーストなどの脂肪含有(とりわけ、油含有)食料品用のねじ口瓶用に、ねじぶたとして使用することができる。
本発明に係る容器施栓材は、適切なガラスの中の(例えば、いわゆるPress−on twist−off(プレス・オン・ツイスト・オフ)(登録商標) キャップの形態の)幼児および小児用の食料品の梱包材料に適している。
本発明に係る容器施栓材では、シール用エレメントは、一般の王冠およびねじぶたの場合と同様に、当該容器施栓材の内面上にライナーとして形成される。
公知のボトル施栓材(王冠など)では、シール用エレメントは、たいてい、容器施栓材の内側に円板として形成される。しかしながら、本発明に係る大きめの容器施栓材については、代わりに、容器を施栓した状態で開口部領域の容器壁に接触するポリマー材料の環だけを形成することが有利である可能性がある。このような環形状のシール用エレメントは公知であるが、記載したように、現在それらは、PVC含有で可塑化された材料からしか製造されないが、PU材料から上記のシール用エレメントが製造されることもある。
米国特許第5 763 004号明細書(この米国特許は、参照により本願明細書に援用したものとする)に記載されている手順を、この目的のために使用することができる。
一般に、本発明に係る製造方法では、容器施栓材未加工物は、好ましくは最初にその内側が適切なプライマーで前処理された金属から作製されると想定されている。プラスチックから作製される容器施栓材の場合には、この前処理は必要ではない。
通常、このプライマーの組成物はエポキシ−フェノールに基づく。この目的のために特に適切なものは、ACTEGA Rhenania製のワニス系(接着用コートTPE 1500を伴うベースコートTPE 279)であり、この上に、本発明に係る最も好ましい配合物は特に良好に接着する。しかしながら、この下塗りは、ポリエステルベースであることもできる。
あるいは、適切なプライマーコーティングを、積層、ライニングによって、またはおそらくは共押出によっても、堆積させることができる。
このように前処理された未加工物の上に、当該シールを形成することになるポリマー材料が熱によって流動性にされた後に、そのポリマー材料が内面に付与される。それゆえ、特に適切なものは、シール用配合物が100℃〜260℃の温度範囲で与えられる押出である。
シール用インサートが円板形状であるべきである場合、この押出は、未加工物の内面の中心で行うことができる。押出のための当該ポリマー材料の投入は、ノズルからの所定量のポリマー配合物のかき取り(Abstreifen)によって行われる。
その後、適切なスタンピングプロセス(公知のSACMI法と同様)によって、まだ流れることができるその押出された材料によって板形状のシールエレメントが形成される。
別の実施形態では、当該シール用エレメントは、適切な高分子材料のスタンピングによって容器施栓材または容器施栓材未加工物の外側に形成することができ、その後、シール用インサートは施栓材または未加工物の中へと導入される。この方法は、小さい容器施栓材については「外殻成形(outshell−moulding)」(SACMI)としても知られている。
より具体的には、本発明は、概して、法規制に従っての梱包成分の移行から保護されるべき飲料および食料品用に使用される容器のための容器施栓材(金属またはプラスチックから作製される)に関する。これらは、例えば、脂肪含有および油含有の食料品、例えば調理済みまたはインスタント食品、とりわけ油分の多いソースおよびスパイスペースト、例えば、カレーペーストである。これらの食料品の油脂成分の中に、ホワイトオイルなどの希釈剤だけでなく可塑剤の成分も特に容易に溶解する。
容器の隙間のない施栓を確実にするために、本発明に係る容器施栓材は、一方でそれらの加工性および他方でそれらのシール特性に関する上記の要求を有する。加えて、それらは、包装材料成分の移行に関する法的な要求を満たす。
これを成し遂げるために、当該シール用インサートの材料は、現在の欧州の規格に従えば充填物質の中に60ppm以下、好ましくは有意に60ppm未満の移行する成分しか検出可能でないよう、脂肪含有充填物質の中への当該材料の成分の移行が十分に防止されるように選ばれる。
主成分として、当該シール用インサートの材料は、好ましくは2つの異なるポリマーを含むポリマー成分を含む。本願明細書で使用する場合の用語「共重合体」は、米国特許第6 235 822(B1)号明細書にも記載されている用語「インターポリマー」と同じ意味を有することができる。この主たるポリマー成分の特性は、他の成分、例えば他のポリマーの混合によって適切に改変することができる。従って、驚くべきことに、欧州特許第0 714 427(B1)号明細書に記載されるオレフィンブロック共重合体が、とりわけ第2のポリマーと混合されるときに、この目的を成し遂げるために主成分として有用であるということが見出された。この第2のポリマーとして、特定のランダム共重合体が適切であり、必要に応じてHDPE、(co)−PPもしくはこの種の他のタイプのポリマーと一緒に用いられ、またはHDPE、(co)−PPもしくはこの種の他のタイプのポリマーによって置き換えられる。
本発明の好ましい実施形態では、当該シール用インサートの材料は、付与温度で液体である成分を少量しか有しないか、または、より好ましくはまったく有しない。付与温度は、通常、常温に等しく、すなわち屋外または加熱された部屋の通常の温度の範囲にある。
それゆえ本発明によれば、特にホワイトオイルなどの液体希釈剤は、当該シール用インサートの材料に少量しか加えられないか、または好ましくはまったく加えられない。
好ましい実施形態では、この材料は、10%以下、好ましくは7%以下、より好ましくは4%以下、さらにより好ましくは1%以下の潤滑剤を含有し、この潤滑剤は、40℃で10日間の移行試験において、限られた量が脂肪含有充填物質の中へと通過する可能性がある。
当該材料が(本願の出願日において与えられる分析限界の範囲内で)付与温度で液体である成分を絶対的に含有しないことが現在最も好ましい。
さらには、当該シール用インサートの材料が可塑剤を含有しないことが好ましい。
希釈剤を含まないこのようなシール用インサートのための配合物は、潜在的に加工しにくく、とりわけ、容器施栓材の直径が3cmを超える場合、および、例えば欧州特許第0 503 124号明細書に記載される材料が、エラストマー鎖セグメントを有するスチレン含有ブロック共重合体に基づく場合は、加工しにくい。それゆえ、本発明によれば、これらのポリマーを含有しない材料が使用されることが好ましい。
シール用インサートが形成される材料は、上記の流体希釈剤または可塑剤も、エラストマー鎖セグメントを有するスチレン含有ブロック共重合体も含有しないことが好ましい。
その代わりに、当該シール用インサートの主成分を形成するポリマー材料が特定のポリアルキレンに基づき、この材料が、希釈剤などなしに加工して3cmを超える直径を有する容器施栓材のためのシール用インサートを形成することができることが好ましい。
一方でポリエチレン単位を含み、かつ他方でプロペン、ブテン、ヘキセン、特にオクテンから選択されるアルケンモノマーから構成されるブロック共重合体が、この目的のために特によく適合していることが見出された。
このようなコポリマーは、メタロセン触媒を使用することにより、所望の物性で製造することができる。
適切なポリマーは、欧州特許第0 714 427(B1)号明細書に記載されている。この特許文献には、これらのポリマーそれ自体を加工してシール用インサートを形成することができ、添加剤を加えるべきではないと記載されている。しかしながら、本発明は、とりわけ、本発明に係る添加剤が添加されるときに、これらのポリマーを加工して改善されたシール用インサートを形成することができるという知見に基づく。脂肪含有充填物質への材料成分の移行という問題は、その場合には対処されない。
他方で、このような配合物の成分として特に適切なものは、一方でエチレンおよび他方で少なくとも1つのC−C20 α−オレフィンの直鎖状もしくは分枝状のインターポリマーによって形成されるランダム共重合体である。適切なランダムポリマーは、例えば米国特許第6 235 822号明細書に記載されている。
本発明によれば、上記ブロック共重合体が20〜100%の範囲で存在し、上記ランダム共重合体が0〜80%の範囲で存在し、さらなる成分として、25%までの他のポリオレフィン、特に、スチレン−エチレン/ブチレン−スチレン(SEBS)、HDPEまたはco−PPが存在する他の配合のバリエーションが可能であることが見出された。
本発明によれば、当該配合例は、37%〜41%の範囲のエチレン−オクテンブロック共重合体、例えばInfuse D9007、58%〜62%の範囲のエチレン−オクテンランダム共重合体、例えばEngage 8402、0.1%〜0.3%の範囲の酸化防止剤、例えばIrganox 1010、0.0%〜0.2%の範囲の安定剤、例えばIrgafos 168、0.2%〜0.4%の範囲の潤滑剤、例えばエルカ酸アミド、および0.2%〜0.4%の範囲のオレイン酸アミドなどの潤滑剤を含むことができる。
高温充填および低温殺菌用に使用するための例示的な配合例は下記のものを含む:
エチレン−オクテンブロック共重合体:39.1%
エチレン−オクテンランダム共重合体:60%
酸化防止剤: 0.2%
安定剤: 0.1%
潤滑剤: 0.6%
本発明によれば、当該材料は、一般に45〜95のショアA硬さを有する。特に、上記配合例によれば、当該材料は、約85のショアA硬さおよび約25のショアD硬さを有する。このポリマー配合物の圧縮ひずみ(圧縮変形試験ASTM D395−97方法Bと同様に測定される)は、50〜80%である。
本発明に係る高分子材料は、少なくとも60℃、最長で10分および最短で1分の高温充填から始まり、100℃までで、60分間までの高温充填に耐えることができる。60℃から始まる高温充填は、60分間のうちに、5℃の増分で100℃まで成し遂げることができる。
185℃での見かけのせん断粘度は、100s−1で<100Pa×sであり、500s−1で<50Pa×sである。これは、0.5mmのノズル直径を有するツインボア・キャピラリーレオメータ、Porpoise P9を使用して測定される。
任意に、色素(好ましくは、あらゆる色素移行を防止するために無機色素)が当該配合物の配合例に加えられてもよい。例えば加工特性および性能特性を改善するために、ワックス、シリコーンおよび特に発泡剤などの他の添加剤がこのポリマー配合物に加えられてもよいということも示された。
さらには、当該ポリマー配合物は、ASTM D 395−97、方法Bと同様の圧縮変形試験において、70℃で30〜90%の圧縮ひずみを示す。滅菌された生成物については、圧縮ひずみはより高い値、90%までを有する。低温殺菌可能な(しかし滅菌可能ではない)製品については、圧縮ひずみは、いくらかは低い値、約80%までであってもよい。熱可塑性加硫物(TPV材料)を含む配合物については、圧縮ひずみの下限は、30%までであってもよい;他の材料については、圧縮ひずみの範囲は、少なくとも50%であることが好ましい。
これらの材料は、例えば、本出願人の同時係属中の国際特許出願(発明の名称「Verfahren zur Herstellung eines Gefaessverschlusses(容器施栓材の製造方法)」)の記載された方法を用いて加工して、大きい容器施栓材用の相応に大きいシール用エレメントを形成することができる。このように、例えば、EC指令1935/2004 2023/2006、2002/72/EC、372/2007および2007/19/ECの規制を満たすシール用インサートを具える60mmを超える直径を有するラグキャップを提供することが初めて可能になる。
これらの法的な要求に関して、移行試験が、本発明に係る容器施栓材について、DIN EN 1186に記載されているように、実施される必要がある。この測定方法の代表例は本願の記載の中にはないが、これらの試験は、DIN EN 1186への参照によって本願の開示の中に援用される。
本発明に係るポリマー材料の使用により、そのような製造されたシール用インサートを、問題なく、かつ上記のとおりのシール用特性を具えて製造することができるということが可能になる。さらに、そのような容器施栓材は低温殺菌可能であり、それらは、本発明に従ってシールされた容器の中に閉じ込められている飲料または食料品、とりわけ脂肪含有充填物質の中へのポリマー材料の成分の移行に関する上記の欧州の法規制を満たす。
これに関して、上記欧州法指令の規制、特にDIN EN 1186の試験基準に関連する規制は、付与温度およびその後の試験で液体である成分の回避によって複数の想定される配合物から決定することができるポリマー材料についての適切な選択基準である。

Claims (25)

  1. 施栓した状態で容器の開口部にシールして接触するように容器施栓材の中に配置されているポリマーベースのシール用エレメントを含む容器施栓材によって施栓するべき2cmを超える内径を有する開口部を有する容器用のプレスオンツイストオフキャップを製造するための方法であって、前記方法において、ポリマー配合物は加熱によって十分に流動性にされ、前記シール用エレメントが製造されて所望の形状へと機械的に成形されるべき領域において前記容器施栓材に付与され、前記所望の形状は、前記シール用エレメントが冷却した後には維持され、
    前記ポリマー配合物のショアA硬さは40〜90の範囲にあり、
    前記ポリマー配合物は、ASTMに従う圧縮変形試験において、70℃、25%の圧縮において22時間後に、30%〜70%の圧縮ひずみを示し、
    前記ポリマー配合物はPVC不含であり、かつ2つの異なるポリマーを含み、そのうちの一方は、ポリエチレン単位を含み、かつプロペン、ブテン、ヘキセン、およびオクテンから選択されるアルケンモノマーから構成される共重合体(A)であり、
    他方は、エチレンおよび少なくとも1つのC−C20 α−オレフィンの直鎖状もしくは分枝状の共重合体から構成されるランダム共重合体(B)である、方法。
  2. 前記配合物は、
    前記共重合体(A)および前記ランダム共重合体(B)のいずれでもないポリオレフィンをさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記ポリマー配合物のショアA硬さは60〜75の範囲にある、請求項1または請求項2に記載の方法。
  4. 前記ポリマー配合物は、付与温度で液体である成分を含む、請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記共重合体はメタロセン触媒を使用することにより製造される、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記ポリマー配合物は、シール用インサートが低温殺菌の条件下(98℃まで)で使用できるように構成される、請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記ポリマー配合物は、シール用インサートが滅菌の条件下(132℃にて)で使用できるように構成される、請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 前記容器施栓材は、施栓した状態でガス不透過効果および/または過剰圧力弁効果を有する、請求項1から請求項7のいずれか1項に記載の方法。
  9. 前記容器施栓材は、施栓した状態で真空保持をもたらす、請求項1から請求項8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 前記ポリマー材料は、粒子として準備され、押出機によって加熱される、請求項1から請求項9のいずれか1項に記載の方法。
  11. 流動性があるポリマー材料がノズルによって、前記容器施栓材の内側に付与される、請求項1から請求項10のいずれか1項に記載の方法。
  12. 付与された前記ポリマー材料はスタンピングによって成形される、請求項10または請求項11に記載の方法。
  13. 前記容器施栓材は、2.5cmを超える前記容器開口部の内径に対応する、請求項1に記載の方法。
  14. 施栓した状態で容器の開口部にシールして接触するように容器施栓材の中に配置されているポリマーベースのシール用エレメントを含む容器施栓材によって施栓するべき2cmを超える内径を有する開口部を有する容器用の容器施栓材を製造するための方法であって、前記方法において、ポリマー配合物は加熱によって十分に流動性にされ、前記シール用エレメントが製造されて所望の形状へと機械的に成形されるべき領域において前記容器施栓材に付与され、前記所望の形状は、前記シール用エレメントが冷却した後には維持され、
    前記ポリマー配合物のショアA硬さは40〜90の範囲にあり、
    前記ポリマー配合物は、ASTMに従う圧縮変形試験において、70℃、25%の圧縮において22時間後に、30%〜70%の圧縮ひずみを示し、
    前記ポリマー配合物はPVC不含であり、かつ2つの異なるポリマーを含み、そのうちの一方は、ポリエチレン単位を含み、かつプロペン、ブテン、ヘキセン、およびオクテンから選択されるアルケンモノマーから構成される共重合体(A)であり、
    他方は、エチレンおよび少なくとも1つのC−C20 α−オレフィンの直鎖状もしくは分枝状の共重合体から構成されるランダム共重合体(B)である、方法。
  15. 前記配合物は、
    前記共重合体(A)および前記ランダム共重合体(B)のいずれでもないポリオレフィンをさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記ポリマー配合物は、付与温度で液体である成分を含む、請求項15に記載の方法。
  17. 前記共重合体はメタロセン触媒を使用することにより製造される、請求項14から請求項16のいずれか1項に記載の方法。
  18. 前記ポリマー配合物のショアA硬さは60〜75の範囲にある、請求項14から請求項17のいずれか1項に記載の方法。
  19. 前記ポリマー配合物は、シール用インサートが低温殺菌の条件下(98℃まで)で使用できるように構成される、請求項14から請求項18のいずれか1項に記載の方法。
  20. 前記ポリマー配合物は、シール用インサートが滅菌の条件下(132℃にて)で使用できるように構成される、請求項14から請求項19のいずれか1項に記載の方法。
  21. 前記容器施栓材は、施栓した状態でガス不透過効果および/または過剰圧力弁効果を有する、請求項14から請求項20のいずれか1項に記載の方法。
  22. 前記容器施栓材は、施栓した状態で真空保持をもたらす、請求項14から請求項21のいずれか1項に記載の方法。
  23. 前記ポリマー材料は、粒子として準備され、押出機によって加熱される、請求項14から請求項22のいずれか1項に記載の方法。
  24. 流動性があるポリマー材料がノズルによって、前記容器施栓材の内側に付与される、請求項21に記載の方法。
  25. 容器用のプレスオンツイストオフキャップのためのシール用エレメントとしての、請求項1から請求項24のいずれか1項に記載のポリマー配合物の使用方法。
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