JP5725723B2 - 高出力レーザビーム溶接及びそのアセンブリ - Google Patents

高出力レーザビーム溶接及びそのアセンブリ Download PDF

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Description

本発明は一般に溶接方法に関する。特に、本発明は、溶接キーホールを安定化してスパッタや溶接物不連続部を低減することができる、高出力レーザビームによる金属材料の溶接方法に関する。
ニッケル基、鉄基及びコバルト基超合金などの種々の金属合金は、ガスタービンエンジンの部品を形成するのに多用されている。金属部品は、鋳造により形成することが多いが、用途によっては複雑な幾何形状のため、或いは他のアセンブリ上の考慮から溶接やブレージングによって製造することが好ましかったり、必要であったりする。
ガスタービンエンジン部品に使用される単結晶超合金、多結晶超合金及びその他の金属材料に割れのない溶接継手を形成するために、低入熱溶接法、特に高エネルギービーム溶接法、例えば狭い範囲の溶接条件で作用するレーザビーム溶接(LBW)及び電子ビーム溶接(EBW)が効果的に用いられている。高エネルギービーム溶接法には、フォーカスされた高エネルギー密度のレーザビーム又は電子ビームにより最小限の溶接金属量の深く幅の狭い溶接部を形成でき、したがって、アーク溶接法などの他の溶接法と比べて重量増加がほとんどなく、部品のゆがみも少ない構造突合せ溶接部の形成が可能であるという利点がある。特にレーザビーム溶接に関しては、電子ビーム溶接に通常必要な真空チャンバ又は放射線遮蔽なしで実施することができるという別の利点がある。したがって、レーザビーム溶接は、電子ビーム溶接に比べてコストが低く、生産性が高い溶接法である。
レーザビーム及び電子ビーム溶接は通常、自生式(溶加材の付加なし)で行われる。溶接する表面、例えば溶接する2つの部品の界面に高エネルギービームをフォーカスする。溶接中、表面が十分に加熱されて金属の一部が気化し、キャビティ(キーホール)を形成し、その後キャビティがキャビティの周囲の溶融材料により埋められる。用途や条件によっては溶加材が用いられている。例えば、粉体溶加材をレーザ溶接に用いて硬化肉盛/クラッド層、即ちビルドアップ部を形成している。また、シムを使用することにより、例えばFengらの米国特許第6489583号に開示されているように電子ビーム溶接法で縦割れの形成を回避しており、Fengらの米国特許第6596411号に開示されているようにレーザビーム及び電子ビーム溶接法で比較的高レベルの高融点金属を含有する超合金の割れの発生率を低減している。これらの用途では、シムを溶接する物品の接合端面間に置き、溶接プロセス中にシムを溶融して両物品を金属学的に接合する溶接物の一部を形成する。シムの化学的性質は、得られる溶接物の化学的性質を向上したり、切削された低耐久性の溶接継手を溶接できるように選択することができる。
レーザビーム溶接における比較的最近の大きな進歩は、高出力固体レーザの開発であり、ここで定義する高出力固体レーザは、出力レベルが4kW超、特に10kW以上である。具体例には、ディスク形状の酸化イッテルビウム(Yb23)を用いる固体レーザ、即ちYb:YAGディスクレーザ又は酸化イッテルビウム(Yb23)をファイバーの内部皮膜として用いる固体レーザ、即ちYbファイバーレーザがある。これらのレーザは効率及び出力レベルを大幅に、例えば約4kWから20kW以上に増加できることが知られている。しかしながら、高出力レーザには、これまでレーザビームや電子ビーム溶接が低入熱プロセスであったのに対して、比較的高入熱プロセスであるという欠点がある。溶接中に高出力レーザビームにより発生する高温は、溶接する表面に対して垂直方向に0.5インチ(約12.5mm)以上、特に約0.75インチ(約2cm)以上の比較的厚い部材の溶接に対して妨げとなる。1例として、図1A〜1Cに、1対の金属部品12及び14間の接合領域16を高出力レーザビーム10により溶接して溶接アセンブリ24を形成する過程を示す。ビーム10が、溶接区域で溶融金属を吹き飛ばし、スパッタ18を生成するとともに、大きな「埋め不足」欠陥としての溶接物不連続部22を含む溶接継手20を形成する状態が示されている。
図2A〜2Cに示すように、シム26を接合領域16内に単に配置するだけでは、高出力レーザビームによる溶接時のスパッタ及び溶接物不連続部の問題は適切にも十分にも軽減されない。別の試みとして高出力レーザビームの破壊的影響を低減することを目的とする光学的アプローチが一般になされている。1例には、特に、厚い金属部材を溶接しようとする場合、母材金属表面の下にビームをフォーカスすることによりビームをデフォーカス、即ち下方フォーカスするアプローチがある。このアプローチによりある程度の改善が実現されているが、溶込み深さが減少し、溶接欠陥は依然として残る。このアプローチにより溶接キーホールの若干の安定化を実現することができるが、大量の溶接スパッタ及び溶接金属不連続部が依然として生じる。
米国特許第6652677号
上記のことを考慮して、高出力レーザによる溶接は通常、溶融池が不安定であるので、比較的薄い金属厚(1cm未満、より典型的には2.5mm未満)に限定されている。したがって、比較的厚い金属部材を接合できる高出力レーザビーム溶接方法が必要とされている。
本発明は一般に、溶接キーホールを安定化してスパッタ及び溶接物不連続部の発生率を低減することのできる、高出力レーザビームによる金属材料の溶接方法を提供する。本方法は、ニッケル基、鉄基合金、コバルト基、銅基、アルミニウム基及びチタン基合金により製造された部品の溶接に特に適切で、合金の例には、ガスタービン部品の製造に使用される合金があるが、これらに限らない。
本発明の1観点による方法は、金属物品の互いに反対側の第1表面及び第2表面に連接する接合端面同士を金属学的に接合することにより、2つ以上の金属物品を高出力レーザビーム溶接する方法である。接合端面が互いに向き合うように物品を配置する。接合端面と、接合端面に隣接する第1表面の部分で画成され、かつ物品を配置した後も露出されたままである物品の並置表面とを含む接合領域が画成される。さらに、金属シムが、物品の間に配置されかつ接合端面と接触しており、シムの端部が物品の並置表面から突出している。接合領域に高出力レーザビームを照射することにより物品同士を溶接する。レーザビームを物品の並置表面にフォーカス(焦点合わせ)し、故意にシムの端部にフォーカスせず、かくしてレーザビームの一部がシム端部から物品の並置表面上に回折される。レーザビーム及びその回折された部分がシム、物品の並置表面及び接合端面を溶融し、並置表面に溶融材料の流れを引き起こす。その後、物品を冷却して、溶接アセンブリを得る。溶接アセンブリは物品の第1表面と第2表面の間で溶接アセンブリの厚さを完全に貫通する溶接継手を有する。溶接継手は、物品間にほとんどボイドをもたず、溶接工程前の物品の並置表面とほぼ一致する溶接物表面を画成する。
別の観点では、本発明は上記の溶接方法を行う物品及びシムのアセンブリを提供する。
溶接用途の高出力レーザビームを安定化してスパッタ及び溶接物不連続部を低減することができるので、本発明の有望な効果として、レーザ技術を用いて比較的厚い材料を接合することができる。その際、高出力レーザビーム溶接の効果は、例えば発電、航空宇宙、インフラ、医療及び産業の用途などの様々な製品に有効となる。
本発明の他の観点及び利点は以下の詳細な説明から一層明らかになるであろう。
第1の従来法に従って溶接のために突合せた2つの物品の端面図である。 突合面のレーザビーム溶接時の物品の斜視図である。 得られた溶接物の断面図である。 第2の従来法に従って溶接のために突合せた2つの物品の端面図である。 突合面のレーザビーム溶接時の物品の斜視図である。 得られた溶接物の断面図である。 本発明の実施形態における2つの物品の端面図である。 溶接の準備のために突合せた図3Aの物品の端面図である。 突合面のレーザビーム溶接時の物品の斜視図である。 得られた溶接物の断面図である。 図3B及び3Cに示すシムによるレーザビームの***を示す線図である。
図3A〜3D及び図4は、物品を高出力レーザビーム溶接する方法を示し、この方法は不連続部を形成せずに、溶接プロセス中のスパッタを出来るだけ少なくし、物品の厚さを完全に貫通する溶接継手20(図3C及び3D)を形成する。この方法は、発電及び航空宇宙用途に用いられるガスタービンの部品の製造に特に適しているが、多種多様な用途、例えばインフラ、医療、産業用途などの部品を製造するのにも利用することができる。便宜上、機能的に同様な構成要素を特定するために従来法の図1A〜1C及び2A〜Cで用いる参照番号を図3A〜D及び図4でも用いる。
図3Aは、本発明の高出力レーザビーム溶接法を用いて溶接することができる1対の物品12及び14を示す。物品12及び14は、鋳造物、鍛錬物(wrought)又は粉末冶金物とすることができ、種々の材料、例えばニッケル基、鉄基合金、コバルト基、銅基、アルミニウム基及びチタン基合金などで製造される。物品12及び14は溶接により金属学的に接合される接合端面28を有する。接合端面28は、物品12及び14それぞれの厚さを規定する物品12及び14の互いに反対側の第1表面32及び第2表面34に連接している。
図3Bに、物品12及び14を接合端面28が互いに向き合うように配置した状態を示す。接合領域16は接合端面28と各物品表面32の直ぐ隣接した部分30とによって画成される。物品12と14の組合せ方によってこれらの表面部分30が並置される。本発明の特定の観点に従って、(通常、並置表面30に垂直な)接合領域16の厚さは、0.5インチ(約12.5mm)以上、そして約0.75インチ(約2cm)超とすることができる。このような厚さは高出力レーザビームでの溶接(図1A〜C及び2A〜C)に対して妨げとなることが確認されているが、本発明は、図3Bに示すように物品12及び14間にシム36を配置し、図4に示すように溶接操作を行うことによって従来の問題を克服する。
図3B及び図4に、シム36が物品12及び14の両接合端面28間に配置され、両接合端面28に接触している状態を示す。なお、シム36は接合端面28より大きく、シム36の下端を物品12及び14の下面34と同一面に配置すると、シム36の上端部38が並置表面30の間で物品12及び14から突出する。Fengらの米国特許第6489583号及び第6596411号から明らかなように、溶接する2つの物品の間で突出しているシムは従来の溶接法でも用いられているが、本発明の溶接法のシム36の使用方法は従来の使用方法とは異なる。図3C及び図4に示す溶接操作中、高出力レーザビーム10をシム36の端部38にフォーカスせずに、代わりに物品12及び14の並置表面30にフォーカスする。対照的に、米国特許第6596411号では溶接する物品の表面の下にレーザビーム又は電子ビームを下方フォーカスし、米国特許第6489583号はレーザビーム溶接法ではなく電子ビーム溶接法に関する。シム36が果たす役割も従来とは異なり、図4に示すように、シム36がレーザビーム10を回折してシム36の両側に回折部10A及び10Bを生じる働きをする。対照的に、米国特許第6489583号で用いられるシムは、単に溶接する物品間のギャップを埋めると開示され、米国特許第6596411号などで用いられるシムは、溶接金属の凸状クラウンを形成して表面欠陥をなくすことを目的としている。
物品12及び14の並置表面30にビーム10をフォーカスするので、シム36の端部38に当たるビーム10の部分はフォーカスがはずれている。理論に束縛されるものではないが、シム端部38にあたる僅かにフォーカスがはずれているビーム10は端部38によって回折されると考えられ、ビーム10の回折部10A及び10Bは物品12及び14の並置表面30に照射されると考えられる。ビーム10の十分な量の光(従って、出力パワー)が並置表面30に回折され、分配されると、ビーム10の激しさ又は切断作用が低減され、同時に表面30の加熱及び表面30に平行な溶融流れが促進される。結果として、図3Dに示すように、溶接継手20の不連続部をなくすとまではいかなくても大幅に低減し、溶接プロセス時のスパッタ18の量を著しく低下させる。
シム36の端部38が表面30から突出する距離は、ビーム10の回折及びビームの回折部10A及び10Bの表面30への照射に影響を与えると考えられる。したがって、本発明の溶接法では、回折部10A及び10Bが、十分であること、かつ表面30へ照射されることを確実にするように、シム36の突出距離をコントロールすることが好ましい。最小距離は約0.04インチ(約1mm)になると考えられ、最大距離は約0.5インチ(約13mm)になると考えられる。好ましい突出距離は、接合する母材金属、シム材料の種類及び用いる溶接パラメータ、例えばビーム特性、出力レベル、ビーム径、移動速度などにある程度左右される。出力レベルが4kW超、特に約10kW以上、ビーム径が約0.02〜約0.04インチ(約0.5〜約1mm)でニッケル基及び鉄基合金を接合するような条件下では、突出距離の好ましい範囲は約0.05〜約0.25インチ(約1.3〜約6.5mm)であると考えられる。シム36の幅もレーザビーム10の回折の仕方や程度に影響することがある。上記と同条件下では、シム厚さの適当な範囲は、約0.005インチ〜約0.062インチ(約0.12mm〜約1.6mm)、例えば約0.02インチ(約0.5mm)になると考えられる。
シム36に適当かつ好ましい組成は溶接する物品12及び14の組成に依存する。ニッケル基合金、例えばUNS N07263に準じるNimonic(登録商標)263で物品12及び14を製造する場合、シム36に適当な合金はAMS 5837に準じるInconel(登録商標)625である。シム36に特に好ましい合金は、溶接金属化学に有益であり、凝固不連続部を阻止し、延性などの材料特性を向上するものであると考えられる。なお、図3B、3C及び4に示す静的に配置したシム36はワイヤーと置き換えることができ、ワイヤーは接合領域16に予め配置するかワイヤー供給機により供給する。レーザビーム10の同様な回折を生じるかもしれないが、ワイヤーの量が制限されるので、結果としてワイヤー材料が得られる溶接継手20全体に混合されない可能性がある。
好ましい高出力レーザは、ディスク形状の酸化イッテルビウム(Yb23)を用いる固体レーザ、即ちYb:YAGディスクレーザ又は酸化イッテルビウム(Yb23)をファイバーの内部皮膜として用いる固体レーザ、即ちYbファイバーレーザである。上記のように、高出力レーザ溶接法の典型的なパラメータは、出力レベルが4kW超、好ましくは10kW以上、レーザビーム径が(例えば、並置表面30で)約0.5〜約1mmなどである。他の適当な運転パラメータにはパルス又は連続運転モード及び約6インチ/min〜約100インチ/min(約2.5mm/s〜約4cm/s)の移動速度などがあると考えられる。パルス(即ちゲーティング)パラメータを約1msecまでコントロールすることができる。1000Hz以下のサイクルで最大出力10kWから最大出力の50%未満のバックグラウンドレベルまでの典型的なゲーティングが用いられている。任意適当なロボット機械でビーム10をコントロールすることができる。本発明の溶接法は、従来のレーザビーム溶接法に適当な雰囲気(例えば、不活性シールドガス、活性シールドガス又はこれらの組合せの混合シールドガス)で実施することができる。本発明のレーザビーム溶接法は、当業者に既知のレーザビーム溶接法及び装置と同様に、真空又は不活性雰囲気で実施する必要はない。
溶接前に、物品12及び14を余熱してもよく、裏当て材(図示せず)を物品12及び14の下面34と接触するように置き、シム36によって充填されたギャップをふさいでもよい。図3C及び図4に示すように、物品12及び14の溶接では、上述したように、高出力レーザビーム10を並置表面30にフォーカスした状態で、高出力レーザビーム10を接合領域16に照射する。ビーム10及びその回折部10A及び10Bが、シム36、物品12及び14の並置表面30及び接合端面28を溶融して溶接キーホールを画成する溶融池を形成する。ビーム10のエネルギーが若干分散するので、並置表面30及び溶接キーホール内部の溶融材料は高出力のビーム10によって吹き飛ばされにくい。結果として、上述したようにスパッタ18の量を大幅に低減し(図3C及び3Dに示す)、溶接継手20は本質的に、従来法で認められる大きな溶接物不連続部22(図1C及び2C)を含まない。したがって、溶接継手20の表面40は、溶接時に大量に溶融し流れる、物品12及び14の元の並置表面30とほぼ一致する。冷却後、物品12及び14は溶接継手20によって金属学的に接合され、溶接継手20は得られる溶接アセンブリ24の厚さを完全に貫通する。図3Dに示す溶接継手20はI形開先突合せ継手であるが、別の種類の継手、例えば角継手、重ね継手、へり継手及びT継手なども予想できる。
本発明に至るまでの試験では、ニッケル基又は鉄基合金で製造された対となる溶接クーポンを図3Bに示す方法で組立て、UNS N06617に準じるInconel(登録商標)617で製造されたシムを用いて以下のように溶接した。溶接継手になる部分でのクーポンの厚さは約0.375インチ(約9.5mm)又は約0.75インチ(約19mm)であった。シムは、厚さ約0.02インチ(約0.5mm)で、クーポンの表面上に約0.04〜約0.25インチ(約1mm〜約6mm)突出した。出力レベル約10kWで作用する市販のYbファイバーレーザビーム溶接機を用いて、組立クーポンを溶接した。本溶接法は、クーポンの表面でのプルームを最小限にし、溶接キーホール内の溶融池を大幅に安定化させ、結果としてスパッタを低減し、溶接物不連続部をなくし、溶接金属の質を向上した。さらに、得られた溶接物はクーポン間の継手の厚さを完全に貫通した。
上記の試験から、高出力レーザビームがクーポンの溶接継手部に当たる前に、シムがビームを効果的に***させ、生じる溶融池へのビームの激しさ又は切断作用をなくし、溶融金属の流れをスムーズにし、溶接欠陥をなくしたと結論づけた。***により溶接部の溶込みを低減しなかったことが重要である。
以上、本発明を好ましい実施形態について説明したが、別の形態を採用できることは当業者に明らかである。したがって、本発明の要旨は特許請求の範囲以外には限定されない。
10 レーザビーム
10A,10B 回折部
12,14 物品
16 接合領域
18 スパッタ
20 溶接継手
28 接合端面
30 並置表面
32 第1表面
34 第2表面
36 シム
38 シムの端部
40 溶接継手の表面

Claims (14)

  1. 金属物品(12,14)の互いに反対側の第1表面(32)及び第2表面(34)に連接する接合端面(28)同士を金属学的に接合することにより、2つ以上の金属物品(12,14)を高出力レーザビーム溶接する方法であって、
    前記物品(12,14)の接合端面(28)が互いに向き合うように前記物品(12,14)を配置し、前記物品(12,14)の接合端面(28)と並置表面(30)とを含む接合領域(16)が画成され、但し並置表面(30)は、接合端面(28)に隣接する第1表面(32)の部分で画成され、かつ前記物品(12,14)を配置した後も露出されたままであり、金属シム(36)を前記物品(12,14)の間に配置しかつ前記物品(12,14)の接合端面(28)と接触させ、シム(36)の端部が前記物品(12,14)の並置表面(30)から1〜13mm突出しており、
    出力レベルが10kW超の高出力レーザビーム(10)を接合領域(16)に照射し、レーザビーム(10)を前記物品(12,14)の並置表面(30)にフォーカスし、シム(36)の端部にフォーカスせずレーザビーム(10)の一部(10A,10b)がシム(36)端部から前記物品(12,14)の並置表面(30)に回折されて、レーザビーム(10)及びその回折された部分(10A,10b)が前記物品(12,14)の並置表面(30)、前記物品(12,14)の接合端面(28)及びシム(36)を溶融し、並置表面(30)に溶融材料の流れを引き起こすことによって物品(12,14)同士を溶接し、
    物品(12,14)を冷却して、溶接アセンブリ(24)を得、溶接アセンブリ(24)が第1表面(32)と第2表面(34)の間で溶接アセンブリ(24)の厚さを完全に貫通する溶接継手(20)を含み、溶接継手(20)が溶接工程前の前記物品(12,14)の並置表面(30)とほぼ一致する溶接物表面を画成し、溶接継手(20)が物品(12,14)間にボイドをほとんどもたないようにする工程
    を含む方法。
  2. 前記物品(12,14)の並置表面(30)で直径が0.5〜1mmとなるようにレーザビーム(10)をフォーカスする、請求項記載の方法。
  3. 前記物品(12,14)及びシム(36)がニッケル基、鉄基合金、コバルト基、銅基、アルミニウム基又はチタン基合金で製造されている、請求項1又は請求項記載の方法。
  4. 接合端面(28)に対して垂直方向のシム(36)の厚さが0.12〜1.6mmである、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の方法。
  5. 溶接アセンブリ(24)の厚さが12.5mm以上である、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の方法。
  6. 溶接アセンブリ(24)の厚さが2cm以上である、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の方法。
  7. 溶接継手(20)が突合せ継手である、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の方法。
  8. 溶接アセンブリ(24)がガスタービンエンジンの部品である、請求項1乃至請求項のいずれか1項記載の方法。
  9. 高出力レーザビーム溶接方法を行うアセンブリであって、
    2つ以上の金属物品(12,14)と金属シム(36)とを含み、
    前記金属物品(12,14)が、前記物品(12,14)の互いに反対側の第1表面(32)及び第2表面(34)に連接する接合端面(28)と、接合端面(28)に隣接する物品(12,14)の第1表面(32)の部分で画成された並置表面(30)とを含み、前記物品(12,14)はその接合端面(28)が互いに向き合うように配置され、並置表面(30)が露出されており、接合端面(28)及び並置表面(30)を含む接合領域(16)が画成され、
    前記金属シム(36)が前記物品(12,14)の間に配置されかつ接合端面(28)と接触し、シム(36)の端部が前記物品(12,14)の並置表面(30)から1〜13mm突出していて出力レベルが10kW超の高出力レーザビーム(10)を接合領域(16)に照射し、前記物品(12,14)の並置表面(30)にフォーカスしたときに、前記高出力レーザビーム(10)がシム(36)端部にフォーカスされずにレーザビーム(10)の一部(10A,10b)がシム(36)端部から前記物品(12,14)の並置表面(30)に回折される、アセンブリ。
  10. 前記物品(12,14)及びシム(36)がニッケル基、鉄基合金、コバルト基、銅基、アルミニウム基又はチタン基合金で製造されている、請求項記載のアセンブリ。
  11. 接合端面(28)に対して垂直方向のシム(36)の厚さが0.12〜1.6mmである、請求項9又は請求項10記載のアセンブリ。
  12. アセンブリの厚さが12.5mm以上である、請求項乃至請求項11のいずれか1項記載のアセンブリ。
  13. アセンブリの厚さが2cm以上である、請求項乃至請求項12のいずれか1項記載のアセンブリ。
  14. 溶接継手(20)が突合せ継手である、請求項乃至請求項13のいずれか1項記載のアセンブリ。
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