JP5724083B2 - リん棒 - Google Patents

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本発明は宗教用具のりんを叩いて鳴らす際に用いるリん棒に関するものである。
リん棒は通常棒状であって、一端が手で掴む把持部で、他の一端が打撃部とから構成さ
れる、黒檀や花梨などのやや固めの木材からなるものである。最近では、金属からなるも
のや、天然大理石などを打撃する打撃部材からなるものも考案されている。昨今では、仏
壇が小型化していることもあり、省スペース化を目的としたスタンド型リん棒などが、考
案されている。
スタンド型リん棒として、特許3012872号に記載のリん撥などがある。これは棒状
本体の先端に球形打鐘部をそなえ、一方に直立安定させるための基部台座が設けられてい
ることを特徴としている。
ここでいうスタンド型りん棒とは、水平面に対して、リん棒の棒状方向をほぼ垂直な縦置
姿勢に安定直立し自立するように設計されたリん棒を示すものである。つまり、サポートするものがなくても通常の卓上で縦姿勢に自立して安定しておいて置けることが、要素となって販売流通されているりん棒のことを示す。
あるいは特開2006−167442号のようにスタンド型りん棒として重量部を下部に
持たせて安定させたものが知られている。
また、実用新案第3140754号のように、天然石や人口合成石または模造石からな
る略球状打撃部を吊り下げ可能に装着したリン具が考案されている。
特許3012872号 特開2006−167442号 実用新案第3140754号
従来のリん棒において、基本的な構成は、いずれのものも、一端がリんを叩く打撃部と
もう一端が手で持つ把握部とで、構成されている。
しかしながら、構成上、重量バランスに偏りがある。主に打撃部に重量バランスが偏って
いる。特に前述のスタンド型リん棒と呼ばれるものは、重量の偏りがおおきい。そのため
、リんを置く座布団やりんの受け皿などに、リんを棒状本体の棒状方向を概略水平にして
、安定放置しづらい弊害があった。このため、リん棒が座布団や受け皿などから、落ちや
すいので不便であった。図5,6は座布団にリん棒を置いたときの説明図であり、説明正
面図(図5)と正面からみて右上から見た説明見取り図(図6)である。
また、りんを鳴らす打撃方法もこれといった工夫をする余地がなく、単純な打撃方法だけ
で、バリエーションに乏しいものであった。
それらの不具合を軽減するとともに、リん棒一本でさまざまなバリエーションのある打
撃方法やりんの鳴りを楽しめるリん棒が求められていた。
本発明に係るりん棒は棒状のりん棒本体の両端部にりん棒本体に比べ膨大状の打撃部をそれぞれ有し、前記両端部の打撃部はそれぞれ縦置姿勢に安定直立させるための設置部を有することで上下どちらの打撃部を下側にしても縦置可能であることを特徴とする。
また、両端部の打撃部は同形状、同重量であってもよいが、微妙に異なる二つの膨大状の打撃部にしてもよい。
そうすることで、打撃による鳴りの違いを一本のりん棒で実施できる。
りん棒本体を棒状方向にて縦置姿勢に安定直立させるための設置部を両方の打撃部に設けたことを特徴とするりん棒とすると縦置設置できて、場所も取らず便利である。
いわゆるスタンド型りん棒にすることで、省スペースで設置できる。
また、本発明のリん棒の両端の膨大状の二つの打撃部両方に設置部を設けると、どちらの
端部を下方にしてもよいので、上下いずれの方向でも縦置姿勢に安定直立できる。そのた
め、好きなほうの端部の膨大状の打撃部を下方にして、縦置姿勢に安定直立できて、便利
である。
また、撃部のうち少なくも一つの打撃部の一部又は全部がりん棒本体と比べ比重の大きな材質で構成してもよく、打撃部のりん棒本体に対して比重大きな大なる材料の重量により、より効率的な打撃効果を得ることができる。
ん棒本体の両端部に打撃部を設けることで基本的にバリエーションを広げることができる。
ん棒本体に凸部を設ける、好ましい効果を得ることができる。
たとえば、凸部を丸く概略球状にすることで、把持部として、親指とひとさし指で概略球状の凸部を指でつまみ持って、揺らすことで、図8のような動作がスムーズにいく。
それ以上に注目すべきところがある。上記発明のものは、りんの上部に水平に置いた場合
に滑りやすく落ちやすい構造であるが、請求項5の発明によると打撃部と凸部により形成
されるくびれ部により、引っ掛かりができて、滑り落ちることを防ぐのである。
上記凸部は複数あっても問題はないが、少なくともそのうちのひとつの凸部に重心の中
心がくると、バランスよく打撃できると同時に滑り止めとして、効果的である。
上記凸部の太さは、りん本体端部の打撃部よりも同等であったり、太くても問題はない
発明によれば、特に把持部と打撃部を意識せずにどちらの側でも打撃してりんを鳴らせるため、面倒くささがなくなる。
また、りん棒本体中央部をつまみ、参考図(図8)のように、交互に両端の打撃部を連続して打ち鳴らすなどの効率的な打撃方法が可能となった。
これは、指で把持する部分を中心にシーソーのように、交互にりんを打撃できる。
一方の打撃部の打撃時の反動、反発力がそのまま、もう一方の打撃部の打撃力に加わる理由によるものである。短い時間に今までにない早くて効率的な連続した打撃ができ、りんを鳴らすのに幅広いバリエーションを持たせることができる。
加えて、二つの打撃部の形状や重量比率が異なったもので構成した本発明のリん棒を用い
ると2タイプの微妙な音の変化を一本のリん棒で体験できる。
もちろん、両端部に膨大状の打撃部があるため、全体的に重量バランスが中央部でとりやすく、従来の重量バランスの偏りが一方の端部に大きいりん棒に比べて、りんの座布団やりんの受け皿などの端(はじ)などに、容易に安定して置くことができる。
ここで、参考図として図7を示す。
図7はりんの座布団(7)にりん棒本体(5)の棒状方向を水平にして、りん棒本体(5)置いたイメージ図である。
また、本発明のん棒によれば、簡便に縦置姿勢に安定直立できるため場所も取らずに便利である。
いわゆるスタンド型りん棒としての機能を持たせることで、場所を取らないだけでなく、両端部に打撃部があるために、後述する効果がある。
つまり、簡便に縦置姿勢に安定直立したリん棒本体の上部から摘んでも、下部から摘んで
も両端部に打撃部があるためにスムーズに打撃動作に移ることができるのである。
撃部の端部にりん棒本体に比べて比重の重い金属などを配する、打撃時の打撃効率を高めることが出きる。
打撃時に質量Mと速度Vの二乗に比例した打撃力がりんにエネルギーを与える。
撃部が両端にあり、つまみ部がある構成である、様々なバリエーションの打撃方法が可能となる。
ん棒本体に凸部を設ける、好ましい効果を得ることができる。
たとえば、凸部を丸く概略球状にすることで、把持部として、親指とひとさし指で概略球状の凸部を指でつまみ持って、揺らすことで、図8のような動作がスムーズにいく。
ここで示す凸部の定義を示すておく。
りん棒の棒状方向の概略中心に沿った縦断面において、凸となり飛び出した形状部分を示す。
簡便に言えばりん棒本体から、凸形状の飛び出しを示す。
実際にはりん棒本体が概略回転体であるため、りんグ状の凸形状を示すことになる。
それ以上に注目すべきところがある。
上記発明のものは、りんの上部に水平に置いた場合に滑りやすく落ちやすい構造であるが、撃部とりん棒本体の凸部により形成されるくびれ部により、引っ掛かりができて、滑り落ちることを防ぐのである。
上記凸部は複数あっても問題はないが、少なくともそのうちのひとつの凸部に重心の中
心がくると、バランスよく打撃できると同時に滑り止めとして、効果的である。
上記凸部の太さは、りん本体端部の打撃部よりも同等であったり、太くても問題はない
本発明のリん棒の具体的な構成について、各図面に基づいて説明する。
図1は請求項1に記載の実施例である。リん棒本体(5)の両端部に膨大状の打撃部(1
1,12)を有している。リん棒本体(5)は木材、樹脂、軽量金属など軽量なものが適
切であるが、特に素材に限定されるものではない。一方の打撃部(11)と他方の打撃部
(12)は同形状であるとデザイン的にすっきりしており、見やすいが、必ずしも同形状
である必要はない。形状として、図1のような杵型形状でもよいし、球状に構成されてい
てもよく、打撃に好ましい形状であれば、特に限定はない。リんを鳴らす打撃部(11、
12)は黒檀などの硬い木や樹脂、金属などが、好ましいが、特に限定されるものではな
い。好ましくは両端部の膨大状の打撃部以外のりん棒本体(5)に全体の重心があるほうがバランスよく図7のように座布団(7)などの上に置きやすく都合がよい。もちろん図8で示したように両端の打撃部(1)でりん(6)を打ちやすい利点もある。
図2に示すりん棒は、いわゆるスタンド型りん棒の実施例である。
膨大状の打撃部(11,12)の端部に水平面上に縦置姿勢に安定直立させる設置部(31,32)をおのおのに設けている。
図3は、撃部(11,12)の端部にりん棒本体(5)に比べて比重の重きな材料(41,42)、例えば木のりん棒本体(5)に対して鉄や黄銅などの金属を図のように配することによって、打撃時の打撃効率を高めることができる。
打撃時に質量Mと速度Vの二乗に比例した打撃力がりん(6)にエネルギーを与える。
図4はさまざまな本発明のりん棒の正面図である。
掲示した全てのりん棒は縦中央垂直方向を軸とする回転体で構成されており、背面図、左側面図、右側面図は正面図と同様に表れる。
底面図、平面図は回転体であるため、りん棒端部の太さを直径とした円形で表される。りん棒のデザインは図4のようにさまざまな形が考えられる。
わゆるスタンド型の本発明りん棒は、りん棒本体(5)を水平面に対して棒状方向にて縦置姿勢に安定直立させるための、設置部(3)を両方の打撃部(1)に設けてあれば、特段の限定はない。
図9はフリーハンド図の説明図である。りん棒本体(1)のほぼ中央部に凸部を有する
りん棒で構成されている。凸部(8)が概略球状であると把握部(2)として、打撃しや
すい。また、ここだけ、材料を変えて、水晶や瑪瑙などの宝玉を用いてもよい。装飾的に
きれいであり、見栄えがする。図9のように、凸部(8)と打撃部(11、12)の間に
くびれ部(91、92)が形成されるために、そこが、りん(6)の上部に引っ掛かり、
すべり落ちづらくする効果がある。図10はりん本体(1)に凸部(8)を有する発明に
関するさまざまな、りん棒の正面図である。掲示した全てのリん棒は縦中央垂直方向を軸
とする回転体で構成されており、背面図、左側面図、右側面図は正面図と同様に表れる。
底面図、平面図は回転体であるため、リん棒端部の太さを直径とした円形で表される。
本発明の実施形態を示す正面図である。 本発明の実施形態を示す説明正面図である。 本発明の実施形態を示す縦断面図である。 本発明の実施形態を示す正面図である。 説明のための説明正面図である。 説明のための説明見取り図である。 説明のための説明見取り図である。 説明図である。 説明図である。 本発明の実施形態を示す正面図である。
1、11、12 打撃部
2 把持部
3、31、32 設置部
41、42 比重の大きな材料
5 リん棒本体
6 りん
7 座布団
8 凸部
91、92 くびれ部

Claims (2)

  1. 宗教用具のりんを叩いて鳴らすのに用いるりん棒であって、
    棒状のりん棒本体の両端部にりん棒本体に比べ膨大状の打撃部をそれぞれ有し、前記両端部の打撃部は形状又は/及び重量が相互に異なるともにそれぞれが縦置姿勢に安定直立させるための水平面状の設置部を端部に有することで上下どちらの打撃部を下側にしても縦置可能であることを特徴とするりん棒。
  2. りん棒本体の中央部に凸部を有し、当該凸部にりん棒全体の重心があることを特徴とする請求項1に記載のりん棒。
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