JP5719469B1 - ライター - Google Patents
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Abstract
【課題】開示するライターは、操作者が他者の煙草に着火する際、当該他者に対し、煙草に着火してもらうという印象以上の驚きを与えると共に、着火動作も容易である。【解決手段】開示するライターの一形態は、煙草着火用のライターであって、燃料を貯蔵する貯蔵部と該燃料を点火手段により着火し燃焼させる燃焼部とを備えるライター本体と、線状の金属で所定の形状に形成され、前記燃焼部から出る炎の上方かつ前記ライター本体から突き出した位置に配置され、前記炎によって加熱される煙草着火部と、を有し、前記炎によって加熱された前記煙草着火部に前記煙草を接触させることによって該煙草を着火させることを特徴とする。【選択図】図1
Description
煙草に着火するためのライターの技術に関する。
ライターとは、対象物に火をつけるための装置であり、携帯用ライターでは燃焼式のものが主流である。
ライターには種々の用途があるが、小型のライターは主に煙草に着火するために用いられる。
近年、種々の要因を背景に喫煙者は減少傾向にあるものの、煙草着火用のライターについては、技術的及び意匠的な研究・開発が盛んに行われている。
ライターには種々の用途があるが、小型のライターは主に煙草に着火するために用いられる。
近年、種々の要因を背景に喫煙者は減少傾向にあるものの、煙草着火用のライターについては、技術的及び意匠的な研究・開発が盛んに行われている。
例えば、特許文献1及び2では、ガス等の燃料を放出する燃料吹き出し口付近に、炎の着火容易性や持続性の向上を図るために白金等の触媒が配置されるライターについて開示されている。
しかしながら、ライターは操作者が自身の煙草に着火する場面だけでなく、操作者が他者の煙草に着火する場面も想定されるところ、上記従来技術においては、当該他者に対し、煙草に着火してもらうという印象以上のものを与えることができないという問題点があった。
また、ライターの炎はその外縁が見え難く、さらに、風などの外部環境によっては炎が揺れる場合もあり、着火するときの煙草の位置を決め難いという問題点があった。
そこで本発明では、上記従来技術の問題点に鑑み、操作者が他者の煙草に着火する際、当該他者に対し、煙草に着火してもらうという印象以上の驚きを与えると共に、着火動作も容易なライターを提案することを目的とする。
開示するライターの一形態は、煙草着火用のライターであって、燃料を貯蔵する貯蔵部と該燃料を点火手段により着火し燃焼させる燃焼部とを備えるライター本体と、線状の金属で星形、ハート形及び丸型の何れか一の形状に形成され、前記燃焼部から出る炎の上方かつ前記ライター本体から突き出した位置であって、当該ライターの側面方向外側から視認可能である位置に配置され、前記炎によって加熱される煙草着火部と、を有し、前記炎によって加熱された前記煙草着火部に前記煙草を接触させることによって該煙草を着火させることを特徴とする。
また、開示するライターの一形態は、上記構成に加え、前記煙草着火部が、前記ライター本体の内部に格納可能であり、前記ライター本体の側面に、前記煙草着火部の出し入れ操作を行う格納操作部を有することを特徴とする。
また、開示するライターの一形態は、上記構成に加え、前記煙草着火部が、前記燃焼部が備える前記燃料吹き出し口付近に設置される触媒とは別に設置されることを特徴とする。
また、開示するライターの一形態は、上記構成に加え、前記煙草着火部が、前記炎で加熱され、前記煙草に着火することができる程度の熱伝導率を有する金属であることを特徴とする。
開示するライターは、操作者が他者の煙草に着火する際、当該他者に対し、煙草に着火してもらうという印象以上の驚きを与えると共に、着火動作も容易である。
図面を参照しながら、本発明を実施するための形態について説明する。
(本実施の形態に係るライターの構造)
(本実施の形態に係るライターの構造)
図1乃至3を用いて、本実施の形態に係るライター1の構造について説明する。図1はライター1全体の概要及びライター1の使用方法を示す図であり、図2及び3はライター1の簡略化した断面を示す図である。なお、図2は煙草着火部8がライター本体2の外部へ突出した状態を示し、図3は煙草着火部8がライター本体2の内部へ格納された状態を示す。
図1で示すように、ライター1は主に、煙草20に着火することを目的とする器具である。図1で示すように、ライター1は、ライター本体2、煙草着火部8、格納操作部12を有する。
ライター本体2は、一般的な燃焼式ライターと同様の機構(構造)を備える部位であり、貯蔵部4、燃焼部6、触媒10、点火操作部14を有する。
貯蔵部4は、可燃性ガス(ブタン等)などの燃料を貯蔵する部位である。
ライター本体2は、一般的な燃焼式ライターと同様の機構(構造)を備える部位であり、貯蔵部4、燃焼部6、触媒10、点火操作部14を有する。
貯蔵部4は、可燃性ガス(ブタン等)などの燃料を貯蔵する部位である。
燃焼部6は、貯蔵部4に貯蔵される燃料を空気中に放出し、火花放電による点火などの点火手段によって、放出された燃料に着火し、燃料を燃焼させ炎を出す部位である。
触媒10は、燃焼部6の燃料吹き出し口(例えば、ノズル形状の部位)付近に設置される、炎の着火容易性や持続性の向上を図るためのものである。触媒10は、例えばフィラメント状に形成された白金(プラチナ)が用いられ、白金の触媒効果によって、ブタンガス混合気の発火点は、触媒が無い場合の450〜550℃から190℃へと下がる。それによって、炎が風等によって一旦吹き消えても、白金フィラメントが十分に加熱されていれば、自然発火によって再点火され、炎の持続性が向上する。
点火操作部14は、ライター本体2に点火(着火)動作を行わせる操作部であり、具体的には、貯蔵部4に貯蔵される燃料の燃焼部6への供給を開始させ、点火手段によって外部放出された燃料に点火する動作を行わせる操作部である。
図1乃至3で示すように、煙草着火部8は、線状の金属で所定の形状に形成され、燃焼部6から出る炎の上方かつライター本体2から突き出した位置に配置され、燃焼部6から出る炎によって加熱される部位である。また、煙草着火部8は、燃焼部6から出る炎によって加熱させた後、煙草20を接触させることによって煙草20を着火させるための部位である。
図1乃至3では、星形に形成された煙草着火部8を図示しているが、ハート形や丸型など、煙草着火部8の形状は、目的・場面に応じ適宜変更されても良く、特定の形状に限られるものではない。
煙草着火部8は、線状の金属を所定の形状に加工したものであるが、煙草着火部8の「煙草20を接触させることによって煙草20を着火させる」という機能、加熱の容易さ、加熱後の冷め難さなどを考慮し、熱伝導率がある程度高い金属を材料とすることが好適である。
煙草着火部8は、触媒10とは別の部材として配置されることが望ましい。
煙草着火部8は、触媒10とは別の部材として配置されることが望ましい。
図2及び3で示すように、煙草着火部8は、ライター本体2の内部に格納することができ、煙草着火部8をライター本体2の内部へ入れたり、内部から出したりする動作は、格納操作部12を操作することによって行われる。
図1乃至3で示すように、格納操作部12は、ライター本体2の側面に配置され、例えば、格納操作部12の上げ下げ動作に応じて煙草着火部8がライター本体2の内部へ入ったり、外部へ出たりする。
図1で示すように、ライター1は、煙草着火部8をライター本体2の外部へ突出させた状態で、点火操作部14を操作することによって燃料に点火し、燃焼部6から炎を出す。煙草着火部8は、燃焼部6から出る炎によって加熱され、その後、加熱された煙草着火部8に煙草20を接触させることによって煙草20に着火する。
(総括)
(総括)
ライター1は、煙草着火部8を、煙草20に着火してもらう他者が驚くような形状とすることによって、操作者が他者の煙草20に着火する際、当該他者に対し煙草20に着火してもらうという印象以上の驚きを与えることができる。
ライター1は、煙草20に着火させる部位が金属線で形成される煙草着火部8であるため、着火部位の視認が容易であり、また、風が強いなどの外部環境に左右されずに、煙草20に着火することができる。
以上、本発明の実施の形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲において、種々の変形・変更が可能である。
1 ライター
2 ライター本体
4 貯蔵部
6 燃焼部
8 煙草着火部
10 触媒
12 格納操作部
14 点火操作部
20 煙草
2 ライター本体
4 貯蔵部
6 燃焼部
8 煙草着火部
10 触媒
12 格納操作部
14 点火操作部
20 煙草
Claims (4)
- 煙草着火用のライターであって、
燃料を貯蔵する貯蔵部と該燃料を点火手段により着火し燃焼させる燃焼部とを備えるライター本体と、
線状の金属で星形、ハート形及び丸型の何れか一の形状に形成され、前記燃焼部から出る炎の上方かつ前記ライター本体から突き出した位置であって、当該ライターの側面方向外側から視認可能である位置に配置され、前記炎によって加熱される煙草着火部と、を有し、
前記炎によって加熱された前記煙草着火部に前記煙草を接触させることによって該煙草を着火させることを特徴とするライター。 - 前記煙草着火部が、前記ライター本体の内部に格納可能であり、
前記ライター本体の側面に、前記煙草着火部の出し入れ操作を行う格納操作部を有することを特徴とする請求項1に記載のライター。 - 前記煙草着火部が、前記燃焼部が備える前記燃料吹き出し口付近に設置される触媒とは別に設置されることを特徴とする請求項1又は2に記載のライター。
- 前記煙草着火部が、前記炎で加熱され、前記煙草に着火することができる程度の熱伝導率を有する金属であることを特徴とする請求項1乃至3の何れか一に記載のライター。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0590156U (ja) * | 1992-04-03 | 1993-12-07 | 瀬川 隆昭 | 耐風ガス燃焼装置 |
JPH0619959Y2 (ja) * | 1990-08-24 | 1994-05-25 | 株式会社宮本製作所 | 電池加熱式触媒ライター |
JPH06288546A (ja) * | 1993-04-05 | 1994-10-11 | Meguro Seisakusho:Kk | ガスライターの燃焼装置 |
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