JP5718871B2 - 充電システム、充電量管理装置、充電方法及びプログラム - Google Patents

充電システム、充電量管理装置、充電方法及びプログラム Download PDF

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Description

本発明は、電気自動車の充電電力を提供する技術に関する。
近年、蓄電池(バッテリー)性能向上などの技術進歩により、電気自動車(以下、EV:electric vehicleという)が普及しつつある。しかしながら、1回の充電あたりのEVの走行可能距離は短く、ガソリンなどを燃料とするエンジン車に比べると依然として及ばない。また、ガソリンスタンドに比べ、EV用の充電スタンドの施設数も少ない。
このためドライバーは、外出先でのバッテリー残量不足に陥るのを回避するため、こまめな充電を行う必要がある(EVは一般家庭の100V電源でも充電が可能)。中には、例えば、帰宅する度に毎回充電を行うなど、常に充電量100%を維持しておくドライバーも多い。
これに関する技術として、例えば、特許文献1には、車両の現在位置および車両が有する蓄電装置の蓄電量を、複数の車両から取得する情報取得部と、複数の車両のそれぞれの現在位置および蓄電量に基づいて、蓄電装置の充電を要する車両である充電対象車への充電電力を供給できる1以上の車両を、複数の車両の中から給電可能車として選択する車両選択部と、車両選択部が選択した給電可能車を通知する通知部とを備える情報提供装置が記載されている。
特開2012−108870号公報
しかしながら、ドライバーは常に毎回、EVを運転して遠方へ外出する訳ではない。むしろ買物や駅迄の送迎など近隣への外出が大半を占めるため、この場合、本当に必要とされる充電量は、ドライバーが思うよりも少ない充電量で足りることも多い。このように、殆どのEVは、実必要量に比べ、日常的に余剰・余分な充電量の電力(余剰電力という)を有するという実態がある。
また、特許文献1は、給電可能車から充電対象車に充電電力を供給(融通)するものである。これにより、充電対象車は電力を充電可能である。しかし一方、給電可能車は、供給電力が余剰電力かどうか関係なく、充電対象車に充電電力を供給するため、場合によっては、充電切れを起こしそれ以降走行不可能になる。
本発明は上記の従来の問題点に鑑み提案されたものであり、その目的とするところは、EVの有する余剰電力の有効活用を図ることにある。
上記の課題を解決するため、本発明にあっては、車両状態情報を出力する出力装置を備えた電気自動車と、電気自動車の充電量を管理する充電量管理装置と、電気自動車の充電設備を制御する制御装置とを含む充電システムであって、前記制御装置は、前記充電量管理装置に前記電気自動車の余剰充電量を問合せる問合手段と、前記問合せに対する応答に従って、前記充電設備を制御し、前記電気自動車から前記余剰充電量の電力を供給させる制御手段とを備え、前記充電量管理装置は、前記電気自動車の車両状態情報を受信する受信手段と、前記受信手段により受信された車両状態情報を蓄積することにより、該車両状態情報の履歴を記憶する記憶手段と、前記履歴に基づいて、前記電気自動車が必要とするバッテリーの必要充電量を推計する推計手段と、前記問合せを受けたとき、前記車両状態情報に含まれるバッテリーの現在充電量と、前記推計手段により推計されたバッテリーの必要充電量とに基づいて、バッテリーの余剰充電量を算出する算出手段と、前記問合せに応じ、前記制御装置に前記算出手段により算出された余剰充電量を応答する問合応答手段とを備えるようにしている。
本発明の実施の形態によれば、EVの有する余剰電力の有効活用を図ることができる。
システムの構成例を示す図である。 システムのソフトウェア構成例を示す図である。 管理サーバ100、制御装置310及び携帯端末400のハードウェア構成例を示す図である。 OBDデータの一例を示す図である。 OBDデータ履歴の一例を示す図である。 システムの処理例(処理1)を示すシーケンス図である。 施設300における余剰充電量の電力供給を説明する図である。 システムの処理例(処理2)を示すシーケンス図である。 余剰充電量算出を説明する図である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
(システム構成)
図1は、本発明の一実施形態にかかるシステムの構成例を示す図である。本実施形態にかかるシステムは、充電量管理サーバ100、EV200、施設300、携帯端末400、ネットワーク500を含む。
充電量管理サーバ100(以下単に管理サーバという)は、EV200のOBD(On-board diagnostics)データを、ドライバーの有する携帯端末400を介し取得し、ドライバーと自動車個体の稼働状況や蓄電状況を関連付けて管理するサーバである。これにより、EV200の余剰電力部分(過充電部分)を導出し、その余剰電力を活用できる。具体的活用例は後述するが、例えば他のEVや施設300へ提供するなどの活用方法がある。
EV200は、OBDを備える電気自動車(Electric Car)である。ここで、本実施形態にかかるEV200は、少なくとも駆動用バッテリーを搭載した車両であって、駆動用バッテリー及び燃料系エンジンを有するプラグインハイブリット車などの車両も含むものである。
また、OBDとはOn-board diagnosticsの略称で、車載式故障診断システムをいい、各種センサからのOBDデータをリアルタイムに取得し車両の状態を管理する。例えば、OBDはある箇所を故障と診断した場合、運転席パネルなどで故障を示すランプを点灯させることにより、ドライバーに故障を伝えると共に、故障内容を表すOBDデータを記録する。整備士はOBDデータを専用の機器を用いて読み出すことにより、故障箇所を容易に特定できる。
本実施形態にかかるEV200は、図に示されるように、ECU210、OBDリーダ220、バッテリー230を搭載する。
ECU210は、エンジンコントロールユニット(Engine Control Unit)の略称で、自動車全体及び各車載機を電子制御するための制御コンピュータである。また、ECU210は、上述の車載式故障診断装置としての機能を有し、各車載機の状態を把握する。具体的には、OBDデータとして、例えばエンジン回転数、車速、運転時間、走行距離、走行履歴(位置情報)、SOC(State of Charge:バッテリー充電状態)、スロットル開度、進角、吸気温度、電圧、燃費情報、CO2排出量、ブレーキ、ドア、ランプ、ギア、ライト(車外灯)、カーテシ(車内灯)、ウインカーなど、各種の車両状態情報を把握する。また、これら車両状態情報に応じ故障診断を行う機能も有する。
OBDリーダ220は、ECU210と外部とのインターフェースの機能を有する。本実施形態において、ECU210は携帯端末400に対しOBDデータを出力し提供するため、OBDリーダ220は、携帯端末400と通信を行うための通信機能(例えばWiFi)を有する。また、通信の他、携帯端末400に直接ケーブルで接続するためのコネクタを採用することも可能である。
バッテリー230は、EV200に搭載される蓄電池である。ECU210により、現在の充電量等を含む充電情報が管理される。
施設300は、商業施設や公共施設などの施設である。また、施設300は、一例として駐車場等に併設される形で、例えば特定規模電力事業者(PPS)などといった、電力を売買することを主な収益源とする事業者により運営されるEV用の充電設備を備える。この充電設備は、EVから電力の供給を受けると共に、他のEV又は施設300に対し電力を提供する設備である。よって、本実施形態においては、例えばEV200は、駐車中、他のEVや施設300に対し余剰電力を供給できると共に、余剰電力の提供の見返りとして各種特典を得ることが可能となっている。この点後述する。
携帯端末400は、ドライバーの有する携帯端末である。例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA等により実現されうる。ドライバーは、EV200に乗車中、OBDリーダ220を介しECU210と通信を行って、EV200の車両状態を示すOBDデータを逐一取得する。また、走行中又は走行後、取得したOBDデータを管理サーバ100に送信する。
ネットワーク500は、管理サーバ100、施設300、携帯端末400を相互に接続する通信ネットワークである。例えば、ネットワーク500は、3G、インターネット、専用回線など各種ネットワークを含む。
(ソフトウェア構成)
図2は、本発明の一実施形態にかかるシステムのソフトウェア構成例を示す図である。
まず、管理サーバ100は、機能部として、通信部110、記憶部120、必要充電量推計部130、余剰充電量算出部140、余剰充電量問合応答部150を有する。
通信部110は、外部装置とデータの送受信を行う機能を有している。
記憶部120は、携帯端末400から受信したEV200のOBDデータ(OBDデータ履歴)を蓄積し記憶する機能を有している。
必要充電量推計部130は、記憶部120に蓄積されるOBDデータ履歴に基づいて、EV200が必要とするバッテリー230の必要充電量を推計する。EVが必要とするバッテリーの必要充電量とは、例えば、当該EVが使用されるにあたり、必要とされる充電量をいう。例えば、毎日充電を実施するEVの場合、次回の充電時迄の間に使用されるバッテリーの充電量が、必要充電量である。必要充電量はEVの利用形態によって様々であるため、当該EVのOBDデータ履歴に基づいて推計される。
余剰充電量算出部140は、EV200が有するバッテリー230の現在充電量(充電量残ともいえる)と、必要充電量推計部130により推計された必要充電量とを取得し、現在充電量から必要充電量を算した余剰充電量(余剰電力量)を算出する。現在充電量は、EV200が現時点で有する充電量残であり、必要充電量は、次回の充電時迄の間に使用されるバッテリーの充電量である。従って、在充電量と必要充電量との差分は、EV200にとって使用されることのない余剰の充電量といえる。
余剰充電量問合応答部150は、余剰充電量算出部140により算出された余剰充電量を応答する。
次に、施設300は、制御装置310、充電設備320、サービス提供サーバ330を備える。
制御装置310は、充電設備320を制御する機能を有し、具体的に機能部として、通信部311、余剰充電量問合部312、制御部313を有する。
通信部311は、外部装置とデータの送受信を行う機能を有している。
余剰充電量問合部312は、例えば余剰電力の供給の受付操作がなされた場合やEV200が充電設備320に接続された場合に、管理サーバ100に対し、EV200の有する余剰充電量を問合せる機能を有している。
制御部313は、充電設備320を制御する機能を有している。例えば、充電設備320を制御し、EV200から余剰充電量の電力の供給制御を行う。
充電設備320は、EV用の充電設備である。充電設備320は、制御装置310の制御に従って、EVから電力の供給を受けると共に、他のEV又は施設300に対し電力を提供する。
サービス提供サーバ330は、EV200が他のEVや施設300に対し余剰電力を供給(提供)した場合、余剰電力の供給の見返りとして各種特典やサービスを提供する。なお、特典やサービスの一例としては、商業施設のクーポン券、割引サービス、駐車料金サービスなどがある。
なお、サービス提供サーバ330は、必ずしも施設300に設置される必要はなく、管理サーバ100と共に、例えばデータセンターなどに設置されていてもよいし、又もしくは、管理サーバ100と同一サーバとして構成され設置されていてもよい。
次に、携帯端末400は、機能部として、通信部410、車両状態情報取得部420を有する。
通信部410は、外部装置とデータの送受信を行う機能を有している。
車両状態情報取得部420は、ドライバーがEV200に乗車中、OBDリーダ220を介しECU210から、EV200の車両状態を示すOBDデータを逐一取得する機能を有している。また、走行中又は走行後、取得したOBDデータは、通信部410を介し管理サーバ100に送信される。
なお、これらの機能部は、各装置を構成するコンピュータのCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のハードウェア資源上で実行されるコンピュータプログラムによって実現されるものである。但し、これらの機能部は、「手段」、「モジュール」、「ユニット」、又は「回路」に読替えてもよい。
また、これらの機能部は、単一のコンピュータ上に配置される必要はなく、必要に応じて分散される形態であってもよい。
また、記憶部120は、管理サーバ100を構成するコンピュータ内のHDD(Hard Disk Drive)等の記憶媒体上に所定のデータを体系的に保持するものである。勿論、管理サーバ100内に配置される必要はなく、他の装置上に配置してもよい。
(ハードウェア構成)
図3は、本発明の一実施形態にかかる管理サーバ100、制御装置310及び携帯端末400のハードウェア構成例を示す図である。具体的に、これらハードウェア構成は、一般的なパソコンやワークステーションなどと同様の構成であり、図に示されるように、CPU11と、ROM12と、RAM13と、入力装置14と、出力装置15と、通信装置16と、HDD17とを有する。
CPU11は、各種プログラムの実行や演算処理を行う。ROM12は、起動時に必要なプログラムなどが記憶されている。RAM13は、CPU11での処理を一時的に記憶したり、データを記憶したりする。入力装置14は、キーボードやマウスである。出力装置15は、ディスプレイである。通信装置16は、ネットワーク500を介し他装置との通信を行う。HDD16は、各種データ及びプログラムを格納する。
(OBDデータの一例)
図4は、本実施形態にかかるOBDデータの一例を示す図である。OBDデータは、「OBDデータ項目名」、「OBDデータ値」等の項目を含む。
「OBDデータ項目名」は、車載式故障診断システムで規定されるOBDデータの名称を示す。「OBDデータ値」は、「OBDデータ項目名」に対応する具体的なデータ値を示す。
具体的に、OBDデータは、一例として、エンジン回転数、車速、運転時間、走行距離、走行履歴(位置情報)、SOC(State of Charge:バッテリー充電状態)などがある。
これら情報は、ECU210の有する車載式故障診断システムの機能により提供され、本実施形態においては、ドライバーが乗車中の間、一定時間間隔毎に、上述の如くOBDリーダ220を介し携帯端末400に出力される。また、携帯端末400から管理サーバ100に送信される。
(OBDデータ履歴の一例)
図5は、本実施形態にかかるOBDデータ履歴の一例を示す図である。ECU210の有する車載式故障診断システムのOBDデータは、携帯端末400を介し、管理サーバ100に送信され、記憶部120にOBDデータ履歴として蓄積される。よって、OBDデータ履歴は、図に示されるように「年月日」、「時刻」、及び「OBDデータ項目名」毎の「OBDデータ値」等の項目を含む。なお、「年月日」及び「時刻」は、ECU210において、当該OBDデータが取得された年月日時刻を示す。
例えば、図5のOBDデータ履歴を参照すると、2012/8/6 8:00を開始時刻として、OBDデータが受信され蓄積されていることが分かる。以降、例えば1分毎にOBDデータが受信されており、このOBDデータ履歴によれば、時系列に沿ってEV200の車両状態を把握することができる。
なお、図5のOBDデータ履歴は、携帯端末400を有するユーザ(ユーザID:user001)のOBDデータ履歴とする。管理サーバ100は、複数ユーザのOBDデータ履歴を管理するため、例えばユーザIDを用いてユーザ毎のOBDデータ履歴を識別する。また携帯端末400は、管理サーバ100と通信する際、ユーザIDを用いてログイン等を行うものとする。
<動作>
次に、本実施形態にかかるシステムの処理動作について説明する。以下、(処理1)、(処理2)の2つの処理に分けて説明する。
(処理1)
図6は、本実施形態にかかるシステムの処理例(処理1)を示すシーケンス図である。
まず、ユーザは、運転を開始するにあたってEV200に乗車すると、携帯端末400を用いて、管理サーバ100にアクセスし、ユーザ・ログインを実行する(ステップS100)。携帯端末400は、管理サーバ100にアクセスするための専用アプリケーションを事前に有し、当該専用アプリケーションを通じ、ユーザIDを入力し、ユーザ・ログインを実行できる。又は、汎用ブラウザ等を通じ、ユーザ・ログインを実行してもよい。
管理サーバ100は、ユーザ・ログインの要求を受信すると、ユーザIDに基づいてログイン処理を実行する(ステップS101)。予め登録されているユーザIDである場合、ログインを許可する。
次に、ユーザは、携帯端末400の通信機能(例えばWiFi)を用いて、OBDリーダ220を介し、ECU210(車載式故障診断システムを含む)に対し、OBDデータ取得開始要求を実行する(ステップS102)。上述と同様、携帯端末400は、管理サーバ100にアクセスするための専用アプリケーション又は汎用ツール等を通じ、OBDデータ取得開始要求を実行できる。
なお、ステップS100及びステップS102の動作は同時に実行されてもよい。即ち、携帯端末400を用いて、ユーザ・ログインを実行するタイミングで、同時にOBDデータ取得開始要求を実行してもよい。
ECU210は、OBDリーダ220を介し、携帯端末400にOBDデータを送信する(ステップS103)。なお、OBDデータの具体例は例えば図4に示される。
携帯端末400(車両状態情報取得部420)は、OBDデータを受信すると、受信したOBDデータを管理サーバ100に送信する(ステップS104)。
なお、OBDリーダ220は、ネットワーク500と通信することのできる環境等にある場合には、ECU210は、携帯端末400を中継せずに、OBDリーダ220を介し、管理サーバ100に直接、OBDデータを送信してもよい。
また、上述の如く本実施形態にかかる携帯端末400は、例えば、スマートフォン、携帯電話、PDA等により実現されうる。このため、携帯端末400にカーナビゲーション機能やGPSセンサを有する場合には、携帯端末400は、目的地情報、走行履歴情報、位置情報などを、OBDデータ履歴を補う形の補足情報として活用することも可能である。この場合、携帯端末400は、送信するOBDデータに補完する形で、目的地情報、走行履歴情報、位置情報などを管理サーバ100に送信してもよい。
管理サーバ100は、OBDデータを受信すると、記憶部120に受信したOBDデータをユーザID毎に関連付けて蓄積する(ステップS105)。なお、このOBDデータの具体例は例えば図5に示される。
なお、管理サーバ100は、上述の如く携帯端末400から目的地情報、走行履歴情報、位置情報などの補足情報を受信した場合には、受信したOBDデータと共に、その補足情報をユーザID毎に関連付けて記憶すればよい(非図示)。
以降、ステップS103〜S105が繰り返される。つまり、ECU210は、乗車中の間(OBDデータ取得終了要求を受信する迄の間)、OBDデータを送信し続ける。また、携帯端末400も受信したOBDデータを管理サーバ100に送信し続けるので、管理サーバ100の記憶部120には、乗車中の間逐一のOBDデータが蓄積され続ける。
その後、ユーザは、EV200の運転を終了するにあたって、例えば降車する直前、携帯端末400の通信機能(例えばWiFi)を用いて、OBDリーダ220を介し、ECU210(車載式故障診断システムを含む)に対し、OBDデータ取得終了要求を実行する(ステップS106)。これを受け、ECU210は、OBDデータの送信を終了する。
なお、OBDデータ取得終了要求を実行するに代え、例えば、EV200のエンジンを停止してもよい。これにより、ECU210も停止するためである。
またユーザは、携帯端末400を用いて、管理サーバ100にアクセスし、ユーザ・ログオフを実行する(ステップS107)。これを受け、管理サーバ100は、OBDデータの受信及び蓄積を終了する。
なお、ユーザ・ログオフを省略してもよい。管理サーバ100は、例えば、一定時間、同ユーザの携帯端末400からOBDデータを受信しない場合、ユーザ・ログオフされたものと見なす。
以上のように、ユーザは、EV200を運転する度、携帯端末400を通じて管理サーバ100にOBDデータを送信する。これにより、管理サーバ100には、同ユーザのEV200にかかるOBDデータ履歴が蓄積される。
(処理2)
図7は、施設300における余剰充電量の電力供給を説明する図である。本実施形態にかかるシステムを利用するにあたり、まずユーザは施設300の駐車場にEV200を駐車する。次に、ユーザは、EV200の有する余剰電力を供給(提供)するため、充電施設320の充電線701をEV200の充電口に接続する。その後、充電施設320のパネル702を操作し、ユーザID等の入力及び余剰電力を供給するための操作を行う。
図8は、本実施形態にかかるシステムの処理例(処理2)を示すシーケンス図である。図7を踏まえ、以下説明する。
制御装置310は、ユーザより電力供給の申し込みを受け付ける(ステップS200)。具体的には、ユーザが充電施設320のパネル702を操作し、ユーザID等の入力及び余剰充電量を供給するための操作を行う。
なお、ユーザは、充電施設320のパネル702操作に代え、携帯端末400を介して充電施設320と通信し、ユーザID等の入力及び余剰充電量を供給するための操作を行ってもよい。
制御装置310(余剰充電量問合部312)は、入力されたユーザIDを用い、EV200の有する余剰充電量を管理サーバ100に問合せる(ステップS201)。
管理サーバ100(必要充電量推計部130)は、制御装置310からの問合せを受信すると、記憶部120に蓄積されユーザIDに対応するOBDデータ履歴に基づいて、EV200が必要とするバッテリー230の必要充電量を推計する(ステップS202)。
ここで、必要充電量とは、例えば、当該EVが使用されるにあたり、現在から次回の充電が実施される迄の間に必要とされる充電量をいう。例えば、毎日充電を実施するEVの場合、次回の充電時迄の間に使用される予定のバッテリーの充電量が、必要充電量である。必要充電量は、ユーザのライフサイクルに依存するが、OBDデータ履歴に基づいて推計される。
具体的には、例えば、「年月日」、「時刻」、及び「SOC」のOBDデータ履歴に基づいて、当該ユーザの充電サイクルの傾向を確認する。例えば、ユーザが毎晩、EV200のバッテリーを充電する傾向にある場合、次回の充電時は、その日の晩であろうと推測される。
次いで、「年月日」、「時刻」、「運転時間」、「走行距離」、「走行履歴(位置情報)」のOBDデータ履歴に基づいて、当該ユーザの運転度合いや生活習慣の傾向を確認し、この傾向から、EV200が走行するに使用される分の充電量を推計する。
例えば、ユーザは、毎週平日(月〜金)の間、午前中は所定の場所(例えば買物)へ運転することが多く、また、自宅近隣内での運転に留まる傾向(遠出はしない傾向)にあるとする。そしてこの場合、平日の「SOC」に基づき実際に平日に消費された充電量も加味し、平日に必要とされるであろう充電量は、例えば20%以内などと推計される。
また、例えば、ユーザは、平日は殆ど運転しないものの、休日(土日祝日)は遠出をし終日運転する傾向にあるとする。そしてこの場合、休日の「SOC」に基づき実際に休日に消費された充電量も加味し、休日に必要とされるであろう充電量は、例えば90%以内などと推計される。
このように、管理サーバ100(必要充電量推計部130)は、ユーザのOBDデータ履歴に基づき、現時点において、EV200が必要とするバッテリー230の必要充電量を推計する。
なお、管理サーバ100は、上述の如く携帯端末400から目的地情報、走行履歴情報、位置情報などの補足情報を受信している場合には、併せて補足情報を活用しながら、EV200が必要とするバッテリー230の必要充電量を推計するとよい。必要充電量の推計精度の向上をより期待できるためである。
次いで、管理サーバ100(余剰充電量算出部140)は、EV200が有するバッテリー230の有する現在充電量と、推計された必要充電量とを取得し、現在充電量から必要充電量を算した余剰充電量(余剰電力量)を算出する(ステップS203)。なお、EV200が有するバッテリー230の有する現在充電量は、最新のOBDデータ履歴の「SOC」から取得すればよい。
図9は、余剰充電量算出を説明する図である。図に示されるように、管理サーバ100(余剰充電量算出部140)は、現在充電量から必要充電量を算したものを、余剰充電量として算出する。上述の如く、必要充電量は次回の充電時迄の間に使用される予定のバッテリーの充電量であるので、EV200にとって、必要充電量分が確保されれば、余剰充電量の電力を供給(提供)したとしても、稼働上の支障はない。ここでは、現在充電量が90%、必要充電量は20%とし、余剰充電量は70%と算出されるものとする。
なお、管理サーバ100(余剰充電量算出部140)は、現在充電量から必要充電量を算のうえ、さらに一定の予備充電量(例えば、5〜10%)を算したものを、余剰充電量として算出してもよい。必要充電量はOBDデータ履歴に基づく推計値であるため、これにより推計誤差を吸収できる。また、突発的なEV200の稼働に備えることができる。
管理サーバ100(余剰充電量問合応答部150)は、算出された制御装置310に応答する(ステップS204)。ここでは、余剰充電量は70%と応答されるものとする。
制御装置310は、管理サーバ100からの問合せ応答に従って、充電設備320を制御し、EV200から余剰充電量分の電力を供給させる制御を行う(ステップS205)。ここでは、EV200のバッテリー230(充電量90%)から余剰充電量分(70%)の電力が、充電設備320側に供給される。
制御装置310は、余剰充電量分の電力の供給を受けると、サービス提供サーバ330に提供された余剰充電量と、ユーザIDとを通知する(ステップS206)。
サービス提供サーバ330は、余剰充電量とユーザIDとが通知されると、当該ユーザに対し、余剰充電量に応じ、余剰電力供給の見返り又は対価として各種サービスを提供する(ステップS207)。
(サービス提供例)
上述したように、サービス提供サーバ330は、EV200が余剰電力を供給(提供)した場合、余剰電力供給の見返り又は対価として各種特典やサービスを提供する。
例えば、施設300の駐車場で、ユーザが自身のEV200から余剰電力を供給すると、サービス提供サーバ330は、例えば充電設備320の備える発券機等を利用してその商業施設で使用できるクーポン券、割引サービスを発行する。ユーザは、発行されたクーポン券、割引サービスを使用して、商業施設での買物を行うことができる。
また例えば、ユーザは、所定のポイントサービスを受けることができる。この場合、サービス提供サーバ330は、ポイントシステム(非図示)に対しポイント付与を依頼することで、当該ユーザのポイント口座にポイントが付与される。このポイントは、その商業施設や提携施設、又はインターネットサイト等での買物に使用することができる。
また例えば、ユーザは、駐車料金サービスを受けることもできる。この場合、駐車料金を支払う際、サービス分相当の駐車料金が割引される。
なお、クーポン券、割引サービス、ポイントサービス、駐車料金サービスの割引金額など、そのサービスの程度は、余剰充電量に応じ決定されるとよい。
(余剰電力の活用例)
一方、施設300の充電設備320は、EV200から余剰電力の供給を受けると、ユーザ間で当該電力を融通し合うべく、駐車中の他のEVに充電できる。これにより、当該施設300として来店客サービス向上や集客力向上を期待できる。なお、来店客は、買物金額に応じ無料又は有料で、駐車場での充電サービスを受けることができる。
また、一の施設300内での電力融通に限定せず、PPS及び送電線を介し複数の施設間で電力を融通し合うようにしてもよい。例えば、余剰電力のオークションサービスの仕組みを導入し、施設は、自身の施設に対するユーザ(来店客)に提供する電力を確保するため、他の複数の施設で発生した余剰電力の中から、一番安い電力を落札することができる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、EVの有する余剰電力の有効活用を図ることができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
例えば、上述の実施形態において、OBDリーダ220が管理サーバ100と直接通信可能な手段を有する場合、携帯端末400を省略できる。この場合であっても、管理サーバ100は、EV200のOBDデータを取得し管理できるためである。
上述の実施形態において、EV200の車両状態を示す情報としてOBDデータを取得した。しかしながら、車両状態を示す情報は、別途のシステムから取得してもよく、車載式故障診断システムからのOBDデータに限定されない。
11 CPU
12 ROM
13 RAM
14 入力装置
15 出力装置
16 通信装置
17 HDD
100 管理サーバ
110 通信部
120 記憶部
130 必要充電量推計部
140 余剰充電量算出部
150 余剰充電量問合応答部
200 EV
210 ECU
220 OBDリーダ
230 バッテリー
300 施設
310 制御装置
311 通信部
312 余剰充電量問合部
313 制御部
320 充電設備
330 サービス提供サーバ
400 携帯端末
410 通信部
420 車両状態情報取得部
500 ネットワーク

Claims (6)

  1. 車両状態情報を出力する出力装置を備えた電気自動車と、電気自動車の充電量を管理する充電量管理装置と、電気自動車の充電設備を制御する制御装置とを含む充電システムであって、
    前記制御装置は、
    前記充電量管理装置に前記電気自動車の余剰充電量を問合せる問合手段と、
    前記問合せに対する応答に従って、前記電気自動車から前記充電設備に前記余剰充電量の電力を供給させる制御手段とを備え、
    前記充電量管理装置は、
    前記電気自動車を運転するユーザの有する携帯端末から前記電気自動車の車両状態情報および前記携帯端末によって取得される目的地情報、走行履歴情報、位置情報の少なくともいずれか一つを含んだ補足情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記車両状態情報および前記補足情報、前記ユーザの識別子と関連付けて蓄積することにより、該車両状態情報の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記履歴に基づいて、前記電気自動車が必要とするバッテリーの必要充電量を推計する推計手段と、
    前記問合せを受けたとき、前記車両状態情報に含まれるバッテリーの現在充電量と、前記推計手段により推計されたバッテリーの必要充電量とに基づいて、前記ユーザが運転する前記電気自動車のバッテリーの余剰充電量を算出する算出手段と、
    前記問合せに応じ、前記制御装置に前記算出手段により算出された余剰充電量を応答する問合応答手段と、
    を備えたことを特徴とする充電システム。
  2. 前記充電システムは、サービス提供装置を含み、
    前記サービス提供装置は、前記余剰充電量を取得し、該余剰充電量に応じて前記ユーザに対するサービスを提供すること、
    を特徴とする請求項記載の充電システム。
  3. 前記推計手段は、前記履歴に基づいて、次回の充電が実施される日時を示す次回充電日時を推計すると共に、現在日時から前記次回充電日時迄の間に必要とされる充電量とを推計し、推計された該充電量を前記必要充電量と推計すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の充電システム。
  4. 車両状態情報を出力する出力装置を備えた電気自動車と、電気自動車の充電設備を制御する制御装置とネットワークを介し接続され、電気自動車の充電量を管理する充電量管理装置であって、
    前記電気自動車を運転するユーザの有する携帯端末から電気自動車の車両状態情報および前記携帯端末によって取得される目的地情報、走行履歴情報、位置情報の少なくともいずれか一つを含んだ補足情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記車両状態情報および前記補足情報、前記ユーザの識別子と関連付けてを蓄積することにより、該車両状態情報の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記履歴に基づいて、前記電気自動車が必要とするバッテリーの必要充電量を推計する推計手段と、
    前記制御装置から前記電気自動車の余剰充電量の問合せを受けたとき、前記車両状態情報に含まれるバッテリーの現在充電量と、前記推計手段により推計されたバッテリーの必要充電量とに基づいて、前記電気自動車から前記充電設備に供給させるための余剰充電量であって前記ユーザが運転する前記電気自動車のバッテリーの余剰充電量を算出する算出手段と、
    前記問合せに応じ、前記制御装置に前記算出手段により算出された余剰充電量を応答する問合応答手段と、
    を備えたことを特徴とする充電量管理装置。
  5. 車両状態情報を出力する出力装置を備えた電気自動車と、電気自動車の充電量を管理する充電量管理装置と、電気自動車の充電設備を制御する制御装置とを含む充電システムにおける充電方法であって、
    前記制御装置が、
    前記充電量管理装置に前記電気自動車の余剰充電量を問合せる工程とを有し、
    前記充電量管理装置が、
    前記電気自動車を運転するユーザの有する携帯端末から電気自動車の車両状態情報および前記携帯端末によって取得される目的地情報、走行履歴情報、位置情報の少なくともいずれか一つを含んだ補足情報を受信する工程と、
    前記受信する工程により受信された前記車両状態情報および前記補足情報、前記ユーザの識別子と関連付けてを蓄積することにより、該車両状態情報の履歴を記憶する工程と、
    前記履歴に基づいて、前記電気自動車が必要とするバッテリーの必要充電量を推計する工程と、
    前記問合せを受けたとき、前記車両状態情報に含まれるバッテリーの現在充電量と、前記推計する工程により推計されたバッテリーの必要充電量とに基づいて、前記ユーザが運転する前記電気自動車のバッテリーの余剰充電量を算出する工程と、
    前記問合せに応じ、前記制御装置に前記算出する工程により算出された余剰充電量を応答する工程と、
    前記制御装置が、
    前記問合せに対する応答に従って、前記電気自動車から前記充電設備に前記余剰充電量の電力を供給させる工程と、
    を有することを特徴とする充電方法。
  6. 車両状態情報を出力する出力装置を備えた電気自動車と、電気自動車の充電設備を制御する制御装置とネットワークを介し接続され、電気自動車の充電量を管理する充電量管理装置に、
    前記電気自動車を運転するユーザの有する携帯端末から電気自動車の車両状態情報および前記携帯端末によって取得される目的地情報、走行履歴情報、位置情報の少なくともいずれか一つを含んだ補足情報を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された前記車両状態情報および前記補足情報、前記ユーザの識別子と関連付けてを蓄積することにより、該車両状態情報の履歴を記憶する記憶手段と、
    前記履歴に基づいて、前記電気自動車が必要とするバッテリーの必要充電量を推計する推計手段と、
    前記制御装置から前記電気自動車の余剰充電量の問合せを受けたとき、前記車両状態情報に含まれるバッテリーの現在充電量と、前記推計手段により推計されたバッテリーの必要充電量とに基づいて、前記電気自動車から前記充電設備に供給させるための余剰充電量であって前記ユーザが運転する前記電気自動車のバッテリーの余剰充電量を算出する算出手段と、
    前記問合せに応じ、前記制御装置に前記算出手段により算出された余剰充電量を応答する問合応答手段として機能させるためのプログラム。
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