JP5716690B2 - 冷却装置 - Google Patents

冷却装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5716690B2
JP5716690B2 JP2012026233A JP2012026233A JP5716690B2 JP 5716690 B2 JP5716690 B2 JP 5716690B2 JP 2012026233 A JP2012026233 A JP 2012026233A JP 2012026233 A JP2012026233 A JP 2012026233A JP 5716690 B2 JP5716690 B2 JP 5716690B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
stator core
cooling air
cooling
fan
guide tube
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2012026233A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2013165546A (ja
Inventor
永見 幸久
幸久 永見
竹田 敬典
敬典 竹田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP2012026233A priority Critical patent/JP5716690B2/ja
Publication of JP2013165546A publication Critical patent/JP2013165546A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5716690B2 publication Critical patent/JP5716690B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Description

本発明は、製造工程において回転電機のステータコアを冷却風にて冷却する冷却装置に関するものである。
従来、生鮮食品等の被冷却物を冷却風通路中に配置して、冷却風により被冷却物を冷却する冷却装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、回転電機のステータコアは、積層された円板状のコアにコイルが巻かれており、全体として円筒状になっている。このステータコアは、製造工程の途中で250℃程度の高温になり、その後40℃程度まで温度が低下した後に電気的特性の検査等を行うようにしている。ここで、特許文献1に示されたような被冷却物を冷却風にて冷却する技術思想をステータコアの冷却に流用することにより、ステータコアの温度を速やかに低下させることができる。
実開平6−56670号公報
しかしながら、ステータコア全体に冷却風を当てた場合には、コイル部は線間を冷却風が通過するため温度が速やかに低下するが、相対的にコアの温度が低下し難いため、ステータコア全体としては冷却時間が比較的長くなってしまうという問題が発生する。
また、特許文献1に示された冷却装置では、単に冷却風を散乱させて送風しているだけなので圧力損失が大きくなり、その分流量が低下して冷却時間が長くなってしまう。
本発明は上記点に鑑みて、製造工程において回転電機のステータコアを冷却風にて冷却する際の冷却時間を短くすることを目的とする。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、回転電機に用いられる円筒状のステータコア(1)を冷却風にて冷却する冷却装置であって、冷却風の流れを発生させるファン(4)と、ファンからの冷却風の流れをステータコアの軸方向の流れに変えて、ファンからの冷却風をステータコアの内周側と外周側に案内するワーク冷却器(5)とを備えることを特徴とする。
これによると、冷却風をステータコアの内周側と外周側に案内することにより、コイルよりも温度が低下し難いコアの温度を速やかに低下させることができるため、ステータコア全体としての冷却時間を短くすることができる。
また、請求項に記載の発明ではワーク冷却器は、ファンからの冷却風をステータコアの内周側に案内する内側案内通路(510)を形成する円筒状の内側案内管(500)と、内側案内管の外周側に配置されて内側案内管との間に外側案内通路(511)を形成し、外側案内通路を介してファンからの冷却風をステータコアの外周側に案内する円筒状の外側案内管(501)と、内側案内管および外側案内管の上流側端面に固定されるとともに、ファンからの冷却風を内側案内通路および外側案内通路に通過させる複数の開口穴(502a)を有する天板(502)とを備えることを特徴とする。
これによると、冷却風を散乱(拡散)させずに、冷却風を整流させることができるため、圧力損失が小さくなる。そして、圧力損失が小さくなることにより流量低下が少なくなるため、さらに冷却時間を短くすることができる。
さらに、請求項に記載の発明ではワーク冷却器は、ステータコアの内周側および内側案内管の内周側に挿入されて、ステータコアとの間にコア内側通路(512)を形成するとともに、内側案内管との間に内側案内通路を形成する棒(54)を備えることを特徴とする。
これによると、棒により内側案内通路の面積が小さくなるため流速が上がって冷却効率が高くなり、さらに冷却時間を短くすることができる。
請求項に記載の発明のように、請求項に記載の冷却装置において、ステータコアを冷却した後の冷却風を冷却する風冷却器(6)を備え、冷却風がファンとステータコアと風冷却器を循環するように構成することができる。
なお、この欄および特許請求の範囲で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
本発明の一実施形態に係る冷却装置の模式的な断面図である。 図1の装置におけるステータコアの断面図である。 図1の装置におけるステータコアおよびワーク冷却器の断面図である。 (a)は図1の装置におけるワーク冷却器の要部の斜視図、(b)は図1の装置におけるワーク冷却器の要部の下面図である。
本発明の一実施形態について説明する。図1〜図4に示すように、冷却装置は、図示しない回転電機に用いられる円筒状のステータコア1の製造工程において用いられ、ワークとしてのステータコア1を冷却風にて冷却するものである。
このステータコア1は、積層された円板状のコア10にコイル11が巻かれており、全体として円筒状になっている。また、ステータコア1は、冷却風通路となる貫通穴20を有するパレット2に載せられて移動するようになっており、前工程で250℃程度の高温になった状態で冷却装置のブース3内に搬入され、後述するワーク冷却器5の所定位置にセットされて冷却されるようになっている。
ブース3には、ステータコア1およびパレット2が通過する入口および出口に、図示しないシャッタが設けられている。そして、ステータコア1がワーク冷却器5の所定位置にセットされているときにはシャッタが閉じられて、ブース3内の空間が略密閉状態に維持される。
ブース3内には、冷却風の流れを発生させるファン4、ファン4から送風される冷却風にてステータコア1を冷却するワーク冷却器5、ステータコア1を冷却した後の冷却風(すなわち、ワーク冷却器5を通過後の冷却風)を冷却する風冷却器6が配置されている。
ファン4から送られる冷却風は、ワーク冷却器5および風冷却器6を通過した後、再びファン4に導入される。換言すると、冷却風は、ファン4とワーク冷却器5と風冷却器6を循環するようになっている。したがって、風冷却器6にて冷却された冷却風が、連続的にステータコア1に送られる。
風冷却器6は、ブース3外から供給される冷却水が内部を流通し、その冷却水と冷却風とを熱交換させて冷却風を冷却するようになっている。
ワーク冷却器5は、ファン4からの冷却風の流れをステータコア1の軸方向の流れに変えて、ファン4からの冷却風をステータコア1の内周側と外周側に案内する風案内部50を備えている。
この風案内部50は、ファン4からの冷却風をステータコア1の内周側に案内する内側案内通路510を形成する円筒状の内側案内管500と、内側案内管500の外周側に同軸に配置されて内側案内管500との間に外側案内通路511を形成し、外側案内通路511を介してファン4からの冷却風をステータコア1の外周側に案内する円筒状の外側案内管501と、内側案内管500および外側案内管501における冷却風流れ上流側の端面に固定されるとともに、ファン4からの冷却風を内側案内通路510および外側案内通路511に通過させる複数の開口穴502aを有する天板502とを備えている。複数の開口穴502aは、不規則に配置されている。
また、ワーク冷却器5は、冷却風通路となる貫通穴52aを有する円筒状のガイド部52を備えている。このガイド部52は、風案内部50の下方に位置し、且つ風案内部50と同軸に配置されている。
さらに、ワーク冷却器5は、内側案内通路510、ステータコア1の内周側、パレット2の貫通穴20、およびガイド部52の貫通穴52aに挿入可能な円柱状の棒54と、この棒54を上下方向に駆動するアクチュエータ56とを備えている。
棒54の先端側が内側案内通路510まで挿入された状態では、棒54と内側案内管500との間に内側案内通路510が形成されるとともに、棒54とステータコア1の内周面との間にコア内側通路512が形成される。
次に、上記構成になる冷却装置の作動について説明する。まず、ファン4を運転させてブース3内に冷却風の流れを発生させるとともに、風冷却器6に冷却水を供給する。また、ステータコア1の搬入時にステータコア1およびパレット2と棒54とが干渉しないように、アクチュエータ56にて棒54を下方側に移動させる。
続いて、パレット2を駆動してステータコア1をブース3内に搬入し、ステータコア1とワーク冷却器5の風案内部50とが同軸になる位置までステータコア1を移動させて、その位置でパレット2を停止させる。因みに、搬入時のステータコア1の温度は250℃程度である。
続いて、アクチュエータ56にて棒54を上方側に移動させ、内側案内通路510、ステータコア1の内周側、パレット2の貫通穴20、およびガイド部52の貫通穴52aに、棒54を挿入する(図1の状態)。
この状態で、開口穴502aを介して風案内部50内に流入した冷却風は、内側案内通路510を介してステータコア1の内周側に案内されるとともに、外側案内通路511を介してステータコア1の外周側に案内される。そして、その冷却風によりステータコア1が冷却される。
このように、冷却風をステータコア1の内周側と外周側に案内することにより、コイル11よりも温度が低下し難いコア10の温度が速やかに低下し、ステータコア全体としての冷却時間が短くなる。
また、内側案内通路510および外側案内通路511を流れる冷却風は、内側案内管500および外側案内管501によって整流されるため、圧力損失が小さくなり、流量低下が少なくなる。さらに、棒54により内側案内通路510の通路面積が小さくなるため流速が上がって冷却効率が高くなる。したがって、流量低下が少なくなることと流速が上がって冷却効率が高くなることとが相俟って、さらに冷却時間が短くなる。
所定時間が経過すると、棒54を下方側に移動させた後、パレット2を駆動してステータコア1をブース3外に搬出する。因みに、この所定時間の間に、ステータコア1は40℃程度まで冷却される。そして、冷却されたステータコア1は、電気的特性の検査等が行われる。
なお、本実施形態の冷却装置と、ワーク冷却器5を備えていない冷却装置とを用意し、ステータコア1を250℃から40℃に冷却するのに要する時間を比較した。
この比較を行った際の条件は以下の通りである。ステータコア1は、内径が約150mmで且つ外径が約300mmである。ファン4の出口部における冷却風の風速は7.5m/sである。また、本実施形態の冷却装置の場合、天板502における冷却風流れ上流側の端面から内側案内管500における冷却風流れ下流側の端面までの長さLを、150mmに設定した。さらに、天板502の開口穴502aはφ8mmとし、開口率が35%になるように開口穴502aの数を設定した。
その結果、本実施形態の冷却装置による冷却時間は、ワーク冷却器5を備えていない冷却装置の冷却時間の約1/4であった。
1 ステータコア
4 ファン
5 ワーク冷却器

Claims (2)

  1. 回転電機に用いられる円筒状のステータコア(1)を冷却風にて冷却する冷却装置であって、
    冷却風の流れを発生させるファン(4)と、
    前記ファンからの冷却風の流れを前記ステータコアの軸方向の流れに変えて、前記ファンからの冷却風を前記ステータコアの内周側と外周側に案内するワーク冷却器(5)とを備え、
    前記ワーク冷却器は、
    前記ファンからの冷却風を前記ステータコアの内周側に案内する内側案内通路(510)を形成する円筒状の内側案内管(500)と、
    前記内側案内管の外周側に配置されて前記内側案内管との間に外側案内通路(511)を形成し、前記外側案内通路を介して前記ファンからの冷却風を前記ステータコアの外周側に案内する円筒状の外側案内管(501)と、
    前記内側案内管および前記外側案内管の上流側端面に固定されるとともに、前記ファンからの冷却風を前記内側案内通路および前記外側案内通路に通過させる複数の開口穴(502a)を有する天板(502)と、
    前記ステータコアの内周側および前記内側案内管の内周側に挿入されて、前記ステータコアとの間にコア内側通路(512)を形成するとともに、前記内側案内管との間に前記内側案内通路を形成する棒(54)とを備えることを特徴とする冷却装置。
  2. 前記ステータコアを冷却した後の冷却風を冷却する風冷却器(6)を備え、
    冷却風が前記ファンと前記ステータコアと前記風冷却器を循環するように構成されていることを特徴とする請求項に記載の冷却装置。
JP2012026233A 2012-02-09 2012-02-09 冷却装置 Active JP5716690B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026233A JP5716690B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 冷却装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2012026233A JP5716690B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 冷却装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2013165546A JP2013165546A (ja) 2013-08-22
JP5716690B2 true JP5716690B2 (ja) 2015-05-13

Family

ID=49176591

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012026233A Active JP5716690B2 (ja) 2012-02-09 2012-02-09 冷却装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5716690B2 (ja)

Family Cites Families (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5925968U (ja) * 1982-08-05 1984-02-17 三菱電機株式会社 回転電機固定子の熱風乾燥装置
JPS5999684U (ja) * 1982-12-24 1984-07-05 三菱電機株式会社 回転機固定子の熱風乾燥装置
JPS63105474U (ja) * 1986-12-25 1988-07-08
JPS62164566U (ja) * 1987-03-26 1987-10-19
JPH11142008A (ja) * 1997-11-14 1999-05-28 Mitsubishi Electric Corp 冷却装置
DE10352622A1 (de) * 2003-11-12 2005-06-16 Bayerische Motoren Werke Ag Verfahren und Vorrichtung zum Abschrecken von Werkstücken
JP2007216300A (ja) * 2007-03-29 2007-08-30 Shin Meiwa Ind Co Ltd レーザ加工装置、レーザ加工方法、ワーク冷却装置およびワーク冷却方法
JP5328420B2 (ja) * 2009-02-27 2013-10-30 トヨタ自動車株式会社 ワニス硬化方法及び装置
WO2011086676A1 (ja) * 2010-01-14 2011-07-21 トヨタ自動車株式会社 ステータの冷却装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2013165546A (ja) 2013-08-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN101557143B (zh) 液冷式电机以及用于冷却这种电机的方法
CN102696082B (zh) 具有隔板的变压器及其冷却方法
JP2012020728A (ja) キャビン空気コンプレッサ装置およびその冷却方法
EP3091542B1 (en) Cooling apparatus with mold transformer
JP5716690B2 (ja) 冷却装置
CN206891239U (zh) 固定管板式换热器
JP6215465B2 (ja) 圧延コイル用巻取装置
CN107672169A (zh) 一种3d打印机喷头的冷却装置
KR101086056B1 (ko) 경수로용 제어봉 구동장치의 냉각 유니트
JP2013034332A (ja) 回転電機
JP2013255417A (ja) 電気機械用のロータ及び改装のための方法
KR101613991B1 (ko) 전폐형 공랭식 전동기
JP5910278B2 (ja) 光ファイバの製造方法
CN106710870A (zh) 多轴绕线机自动加套装置
KR101184976B1 (ko) 유체 유속 조절 유니트가 구비된 팬 코일 유니트
WO2014125625A1 (ja) フェスツーン装置
EP3070816B1 (en) Method and assembly for cooling an electric machine
KR101547580B1 (ko) 전동기의 냉각장치
CN203108974U (zh) 一种通过电控提供钢丝张力的象鼻头收线机
CN109539653B (zh) 一种铝材加工用可快速降温的防烫伤装置
KR20110094993A (ko) 전선제조용 동선의 와인딩 구조를 개선한 열처리장치
JP4466038B2 (ja) 熱処理装置
JP2010107193A (ja) 熱処理装置
US7550050B2 (en) Method and apparatus for cooling strip and wire material
KR100961779B1 (ko) 신선기의 공냉식 캡스턴

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140409

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150130

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150302

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5716690

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250