JP5715937B2 - 断熱キャビネット - Google Patents

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本発明の実施形態は、断熱キャビネットに関する。
近年、例えば家庭用の冷蔵庫は大容量化の傾向にあり、それを、冷蔵庫の断熱キャビネットの周壁における断熱壁の厚さを小さくすることで実現している。この場合、その厚さの小さい断熱壁でも、キャビネットには断熱性能を充分に確保する必要があり、そのために、キャビネットの断熱壁には、発泡断熱材を充填するのに加えて、真空断熱パネルを使用することが行われており、更にはキャビネットの断熱壁を真空断熱パネルのみで充たすようにしたものも提案されている(例えば特許文献1、2参照)。
真空断熱パネルは、例えば細いガラス繊維の綿状物であるグラスウールをマット状にしてコア材とし、このコア材をアルミニウム箔と合成樹脂とのラミネートフィルムで製袋したガスバリア容器に挿入し、内部を真空引きして開口を閉塞することで容器内部を真空減圧状態に保持したパネルであり、薄くて低い熱伝導率(断熱性)を有しているので、これを使用することで、高い断熱性能を得ることができる。
特許第2728318号公報 特開平6−147744号公報
断熱壁の断熱材に真空断熱パネルを用いたものでは、断熱壁の厚さを薄くすることが可能になる一方で、強度が低下することが懸念される。そこで、このような断熱壁の強度の向上を図るために、断熱壁の内部の端部などに例えば鋼板製の補強板を収容配置して補強することが考えられる。しかしながら、断熱壁の内部に補強板を収容配置する場合、その補強板で真空断熱パネルを傷付けてしまうおそれがある。真空断熱パネルが傷付くと、ガスバリア性が低下し、断熱壁の断熱性能が著しく低下してしまう。
そこで、断熱壁の内部に補強板を収容配置して断熱壁の強度の向上を図るようにしながらも、真空断熱パネルを傷付けることを極力防止することができる断熱キャビネットを提供する。
本実施形態の断熱キャビネットにおいては、外箱を形成する外板と内箱を形成する内板との間に真空断熱パネルを配置して構成される断熱壁を有する。その断熱壁は、真空断熱パネルの端部から離間する状態で外板の端部に一体に設けられたフランジ部と、このフランジ部と内板とに跨るように設けられた補助部材と、真空断熱パネルの端部とフランジ部との間に挿入される状態で補助部材に一体に設けられフランジ部との間に補強板収容部を形成する突出片と、補強板収容部に収容配置された補強板とを備えている。
第1実施形態による断熱キャビネットの外観斜視図 断熱キャビネットとコーナー補強ユニットとを分離した状態での外観斜視図 断熱キャビネットの概略的な分解斜視図 断熱キャビネットの概略的な縦断側面図 断熱キャビネットの概略的な縦断正面図 断熱キャビネットの左上部の斜視図 左コーナー補強板の斜視図 図6中A1−A1線に沿う横断平面図 図6中A2−A2線に沿う横断平面図 第2実施形態を示す図1相当図
以下、複数の実施形態による冷蔵庫の断熱キャビネットを図面を参照して説明する。なお、各実施形態において実質的に同一の部分には同一の符号を付し、説明を省略する。
(第1実施形態)
まず、第1実施形態について図1〜図9を参照して説明する。図1には、冷蔵庫の断熱キャビネット1の概略構成が示されている。断熱キャビネット1は、この場合、図3に示すように、その周壁となる天井壁部1aと、底壁部1bと、左側壁部1cと、右側壁部1dと、奥壁部1eをそれぞれ別々に作成して、それらを組み合わせることにより形成したものであり、全体には、前面が開口したほぼ直方体の箱状をなしている。この断熱キャビネット1の内部を収納室とする。奥壁部1eと左側壁部1cは奥の角部に配置されたコーナー固定具2を介して連結され、また、奥壁部1eと右側壁部1dも同様のコーナー固定具2(図示せず)を介して連結されている。
上記した各壁部1a〜1eについて具体的に説明する。天井壁部1aは、図4および図5に示すように、基本的に外板3と内板4との間を真空断熱パネル5と発泡断熱材6とで満たして構成したものである。真空断熱パネル5は、内板4の上面に接着剤にて接着固定されている。底壁部1bも、基本的に天井壁部1aと同様に、外板7と内板8との間を真空断熱パネル9と発泡断熱材6とで満たして構成したものである。真空断熱パネル9は、内板9の下面に接着剤にて接着固定されている。
左側壁部1cは、図5に示すように、基本的に外板10と内板11との間を真空断熱パネル12で満たして構成したものである。真空断熱パネル12は、外板10の内面と内板11の外面にそれぞれ接着剤にて接着固定されている。右側壁部1dも、左側壁部1cと同様に、基本的に外板13と内板14との間を真空断熱パネル15で満たして構成したものである。真空断熱パネル15も、外板13の内面と内板14の外面にそれぞれ接着剤にて接着固定されている。奥壁部1eも、図4に示すように、左右の側壁部1c,1dと同様に、基本的に外板16と内板17との間を真空断熱パネル18で満たして構成したものである。真空断熱パネル18も、外板16の内面と内板17の外面にそれぞれ接着剤にて接着固定されている。
この場合、各外板3,7,10,13,16は、例えば鋼板等の金属板製であり、外箱を形成する。また、各内板4,8,11,14,17は、例えばプラスチック製であり、内箱を形成する。断熱キャビネット1の周壁を構成する天井壁部1a、底壁部1b、左側壁部1c、右側壁部1d、奥壁部1eは、それぞれ断熱壁を構成している。
各真空断熱パネル5,9,12,15,18は、例えば細いガラス繊維の綿状物であるグラスウールをマット状にしてコア材とし、このコア材をアルミニウム箔と合成樹脂とのラミネートフィルムで製袋したガスバリア容器に挿入し、内部を真空引きして開口を閉塞することで容器内部を真空減圧状態に保持したパネルであり、薄くて低い熱伝導率(断熱性)を有している。天井壁部1aの後部の上面側には、一段低くなるようにして機械室20(図4参照)が形成され、この機械室20内には、冷凍サイクルのコンプレッサ21などが配設される。
左側壁部1cの前端部において、外板10の前端部には、図8および図9に示すように、外側へ膨出する膨出部23と、この膨出部23から右側方へ折り曲げられたフランジ部24が一体に設けられている。フランジ部24は、当該左側壁部1c内の真空断熱パネル12の前端部12aから前方へ離間している。フランジ部24は、左側壁部1cの上下方向のほぼ全長にわたって設けられている。そのフランジ部24の内面側には、当該フランジ部24の内面に沿って上下方向に延びる第1の補強板25が接着などにより固着されている。第1の補強板25は、例えば鋼板などの金属板製で、左右の両端部に後方へ突出する突出部25a,25bを一体に有していて、上から見て断面コ字状をなしている。この第1の補強板25は、外板10よりも厚さが厚いもので、フランジ部24に沿って左側壁部1cの上下方向にわって設けられている。
また、左側壁部1cの前端部の内側には、フランジ部24の先端部と内板11の前端部との間に跨る状態で、補助部材を構成するプラスチック製の内箱サッシ26が取り付けられている。内箱サッシ26は、この場合、上下方向で複数個、この場合4個に分割されている。各内箱サッシ26は、フランジ部24の先端部と内板11の前端部との間に形成される開口部27を外側から塞いでいる。内箱サッシ26には、図8および図9において左側方へ突出する突出片28が一体に設けられていて、この突出片28が、前記開口部27を通して左側壁部1cの内部へ挿入されている。その突出片28は、真空断熱パネル12の前端部12aとフランジ部24との間に挿入され、その挿入状態で、当該突出片28とフランジ部24との間に補強板収容部29を形成している。したがって、第1の補強板25は、その補強板収容部29内に収容配置されている。内箱サッシ26は、第1の補強板25の右側の突出部25bと内板11に係合することで、抜け止め状態に取り付けられている。
突出片28の先端部には、パイプ保持部30が一体に設けられていて、そのパイプ保持部30により防露パイプ31が保持されている。防露パイプ31は、冷凍サイクルに接続された配管のうち放熱する部分のパイプであり、第1の補強板25の外側の突出部25aに当接している。左側壁部1cの内部において、真空断熱パネル12の前端部12aと突出片28との間には、スポンジ状のソフトテープ32が配置されている。また、左側壁部1cの内部において、外板10の膨出部23の内側には、放熱パイプ33が配置されている。この放熱パイプ33も、冷凍サイクルに接続された配管のうち放熱する部分のパイプである。
右側壁部1dの前端部側にも、詳細は示されていないが、前記左側壁部1cの前端部の構成と同様な構成が設けられている。ただし、右側壁部1dの前端部側の構成は、左側壁部1cの前端部の構成と左右が反転した構成となっている。右側壁部1dの前端部側において、左側壁部1cと同様の部分には同一の符号を付している。
そして、左側壁部1cの前上部と天井壁部1aの前左部との間には、左コーナー補強板35が設けられ、右側壁部1dの前上部と天井壁部1aの前右部との間には、右コーナー補強板36が設けられている。このうち、左コーナー補強板35は、図7に示すように、上下方向に延びる縦片部35aと、左右方向に延びる横片部35bと、これら縦片部35aと横片部35bとを連結する連結部35cと、横片部35bの上部に後方へ向けて設けられたヒンジ部取付け部35dとを一体に有している。
右コーナー補強板36は、左コーナー補強板35と左右対称に形成されているもので、図1に示すように、上下方向に延びる縦片部36aと、左右方向に延びる横片部36bと、これら縦片部36aと横片部36bとを連結する連結部36cと、横片部36bの上部に後方へ向けて設けられたヒンジ部取付け部36dとを一体に有している。これら左コーナー補強板35と右コーナー補強板36は、ともに外板10,13よりも厚い鋼板等の金属板により形成されている。
そしてこの場合、図2に示すように、天井壁部1aの前面部に配置される金属板製の前面板37の内面に、左コーナー補強板35の横片部35bおよび右コーナー補強板36の横片部36bを溶接等により固着することで一体化することにより、コーナー補強ユニット38としてユニット化している。
このコーナー補強ユニット38のうち、左コーナー補強板35の縦片部35aは、左側壁部1cにおける補強板収容部29の上端部から当該補強板収容部29内に挿入配置される(図9参照)。このとき、縦片部35aは、第1の補強板25と内箱サッシ26の突出片28との間で、かつ第1の補強板25の対向する2個の突出部25a,25b間にあって、第1の補強板25の内面に沿うとともに、内箱サッシ26の長手方向(上下方向)に沿って挿入される。右コーナー補強板36の縦片部36aも、左コーナー補強板35の縦片部35aと同様に、右側壁部1dにおける補強板収容部29の上端部から当該補強板収容部29内に挿入配置される。左コーナー補強板35の縦片部35aおよび右コーナー補強板36の縦片部36aは、補強板収容部29に挿入される第2の補強板に相当する。左側壁部1cの上部においては、第1の補強板25と縦片部35a(第2の補強板)とが重なっており、また、右側壁部1dの上部においては、第1の補強板25と縦片部36a(第2の補強板)とが重なっている。
また、左コーナー補強板35の横片部35bおよび右コーナー補強板36の横片部36bは、前面板37を天井壁部1aの前面に装着することに伴い、天井壁部1aの前部に収容配置される。左コーナー補強板35の連結部35cおよび右コーナー補強板36の連結部36cは、天井壁部1aの内板4の左右両側に設けられたカバー部4a内に収容配置される。左コーナー補強板35のヒンジ部取付け部35dおよび右コーナー補強板36のヒンジ部取付け部36dは、天井壁部1aの外板3の下側に挿入配置される。なお、左右のヒンジ部取付け部35d、36dには、外板3の上面側から図示しないヒンジ部がねじ止めされる。
左コーナー補強板35の縦片部35aは、上部において左側壁部1cのフランジ部24にネジ39(図1参照)により固定され、また、右コーナー補強板36の縦片部36aも、上部において右側壁部1dのフランジ部24にネジ39により固定される。
断熱キャビネット1の前部には、図1に示すように、この場合、それぞれ左右方向に延びる上下3段の前仕切部40,41,42が設けられる。これら各前仕切部40,41,42は、左側壁部1cと右側壁部1dを前部において連結している。下側2段の前仕切部41,42の間には、縦仕切部43が設けられている。前記内箱サッシ26は、前仕切部40,41,42を避けるように4個に分割されている。
図1において、上側の前仕切部40の後部には、図示しない仕切板が設けられ、その仕切板の上方の空間が冷蔵室44とされる。この冷蔵室44は、2枚の観音開き式の扉によって開閉される。前仕切部40の左右両側には、冷蔵室44の扉を回動可能に支持するヒンジ部が設けられる。上から2段目の前仕切部41の後部には、図示はしないが断熱性を有する仕切壁が設けられ、この仕切壁と前記仕切板との間の空間は野菜室45とされる。この野菜室45は、引き出し式の扉によって開閉される。冷蔵室44および野菜室45は、1〜5℃の冷蔵温度帯とされる。
縦仕切部43の左側の空間は製氷室46とされ、縦仕切部43の右側の空間は小冷凍室47とされ、下側の前仕切部42の下方の空間は主冷凍室48とされる。これら製氷室46、小冷凍室47、および主冷凍室48は、それぞれ引き出し式の扉によって開閉される。これら製氷室46、小冷凍室47、および主冷凍室48は、約−20℃の冷凍温度帯とされる。
さて、上記した実施形態においては、断熱キャビネット1の周壁のうち、左側壁部1cおよび右側壁部1dは、外板10,13と内板11,14との間に真空断熱パネル12,15を挟み込んだ構成で、断熱壁としては薄くすることができるが、強度の点で心配となる。そこで、本実施形態においては、これら左側壁部1cおよび右側壁部1dの前部におけるフランジ部24の内面側に、上下方向に延びる第1の補強板25を収容配置することで、これら左側壁部1cおよび右側壁部1dの強度の向上を図っている。そして、これら左側壁部1cおよび右側壁部1dの前部には、補助部材としての内箱サッシ26を取り付けていて、この内箱サッシ26に設けた突出片28を、真空断熱パネル12,15の前端部と第1の補強板25との間に挿入した形態としているので、第1の補強板25を設けながらも、その第1の補強板25で真空断熱パネル12,15を傷付けることを防止できる。また、第1の補強板25をフランジ部24にねじ止めする場合でも、そのねじで真空断熱パネル12,15を傷付けることも防止できる。
また、左側壁部1cの上前部と天井壁部1aの左前部との間に左コーナー補強板35を設けるとともに、右側壁部1dの上前部と天井壁部1aの右前部との間に右コーナー補強板36を設けたことにより、これら左右の側壁部1c,1dと天井壁部1aとの間の左右のコーナー部を補強することができる。そして、内箱サッシ26を左側壁部1cおよび右側壁部1dに取り付けた後の状態で、左コーナー補強板35の縦片部35aを左側壁部1cの第1の補強板25と前記突出片28との間の補強板収容部29に挿入するとともに、右コーナー補強板36の縦片部36aを右側壁部1dの第1の補強板25と前記突出片28との間の補強板収容部29に挿入する構成としていることにより、それら縦片部35a,36aを挿入する際に、それら縦片部35a,36aで真空断熱パネル12,15を傷付けることも防止することができる。
左側壁部1cの上部および右側壁部1dの上部は、それぞれ第1の補強板25と第2の補強板となる縦片部35a,36aとの二重構造となることにより、その部分の強度を一層向上することができる。
(第2実施形態)
図10は第2実施形態を示す。この第2実施形態は上記した第1実施形態とは次の点が異なっている。左側壁部1cの下前部と底壁部1bの左前部との間に、縦片部50aと横片部50bを一体に有するL字状の左コーナー補強板50を設け、縦片部50aを左側壁部1cの前記補強板収容部29に挿入配置する。また、右側壁部1dの下前部と底壁部1bの右前部との間にも、縦片部51aと横片部51bを一体に有するL字状の右コーナー補強板51を設け、縦片部51aを右側壁部1dの前記補強板収容部29に挿入配置する。底壁部1bの前面板52は、左右の横片部50b,51bを前面から覆う状態で底壁部1bの前面に取り付けられる。この場合も、縦片部50a,51aは、第2の補強板を構成する。
このような構成とした場合には、断熱キャビネット1の下部の左右のコーナー部の強度を向上でき、断熱キャビネット1の強度を一層向上できるようになる。
(その他の実施形態)
外箱を構成する外板3,7,10,13,16は、すべてがばらばらである必要はなく、一部が接続されていてもよい。また、内箱を構成する内板4,8,11,14,17も、すべてがばらばらである必要はなく、一部が接続されていてもよい。
断熱キャビネットとしては、冷蔵庫に限られず、温蔵庫、冷凍ショーケースその他の恒温キャビネットとして使用することができる。
以上説明したように、本実施形態の断熱キャビネットによれば、断熱壁における外板のフランジ部と内板とに跨るように設けられる補助部材に、真空断熱パネルの端部とフランジ部との間に挿入される突出片を設け、この突出片とフランジ部との間に補強板収容部を設け、その補強板収容部に補強板を設けた。これにより、断熱壁に補強板を設けて当該断熱壁の強度の向上を図りながらも、その補強板で真空断熱パネルを傷付けてしまうことを防止できる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は断熱キャビネット、1aは天井壁部、1bは底壁部、1cは左側壁部(断熱壁)、1dは右側壁部(断熱壁)、1eは奥壁部、3,7,10,13,16は外板、4,8,11,14,17は内板、5,9,12,15,18は真空断熱パネル、24はフランジ部、25は第1の補強板(補強板)、26は内箱サッシ(補助部材)、28は突出片、29は補助板収容部、35は左コーナー補強板、35aは縦片部(第2の補強板)、36は右コーナー補強板、36aは縦片部(第2の補強板)、38はコーナー補強ユニット、50は左コーナー補強板、50aは縦片部(第2の補強板)、51は右コーナー補強板、51aは縦片部(第2の補強板)を示す。

Claims (3)

  1. 外箱を形成する外板と内箱を形成する内板との間に真空断熱パネルを配置して構成される断熱壁を有する断熱キャビネットであって、
    前記断熱壁は、
    前記真空断熱パネルの端部から離間する状態で前記外板の端部に一体に設けられたフランジ部と、
    このフランジ部と前記内板とに跨るように設けられた補助部材と、
    前記真空断熱パネルの端部と前記フランジ部との間に挿入される状態で前記補助部材に一体に設けられ前記フランジ部との間に補強板収容部を形成する突出片と、
    前記補強板収容部に収容配置された補強板とを備えていることを特徴とする断熱キャビネット。
  2. 前記補強板は、前記補助部材を前記断熱壁に取り付けた後の状態で前記補強板収容部に前記補助部材の長手方向に沿って挿入されるものを備えていることを特徴とする請求項1記載の断熱キャビネット。
  3. 前記補強板は、
    前記補助部材を前記断熱壁に取り付ける前の状態で前記フランジ部の内面に接触する状態で前記補強板収容部に配置される第1の補強板と、
    前記補助部材を前記断熱壁に取り付けた後の状態で前記第1の補強板と前記突出片との間の前記補強板収容部に前記補助部材の長手方向に沿って挿入される第2の補強板を備えていることを特徴とする請求項1記載の断熱キャビネット。
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