JP5708916B2 - 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム - Google Patents

画像評価方法、画像評価システム及びプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP5708916B2
JP5708916B2 JP2010510131A JP2010510131A JP5708916B2 JP 5708916 B2 JP5708916 B2 JP 5708916B2 JP 2010510131 A JP2010510131 A JP 2010510131A JP 2010510131 A JP2010510131 A JP 2010510131A JP 5708916 B2 JP5708916 B2 JP 5708916B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image quality
pixel
image
predetermined
value
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010510131A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2009133879A1 (ja
Inventor
山田 徹
徹 山田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2010510131A priority Critical patent/JP5708916B2/ja
Publication of JPWO2009133879A1 publication Critical patent/JPWO2009133879A1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5708916B2 publication Critical patent/JP5708916B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04NPICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N17/00Diagnosis, testing or measuring for television systems or their details

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Biomedical Technology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Testing, Inspecting, Measuring Of Stereoscopic Televisions And Televisions (AREA)
  • Image Analysis (AREA)
  • Compression Or Coding Systems Of Tv Signals (AREA)

Description

本発明は画像評価方法、画像評価システム及びプログラムに関する。
映像の画質を客観的に評価する方法として、原画像と評価対象画像の画素値(輝度、色差、RGB値など)の差分絶対値、差分二乗、SN比などを用いる方法がある。例えば、特許文献1に記載の画質評価方法では、SN比に対して、空間周波数の違いによる人間の視覚特性を考慮し、評価対象画像データの画素値とその原画像データの画素値との差分値に基づくSN比を算出し、このSN比に対してフレーム全体の画像データの交流成分電力に基づいた重み付けをおこない、客観画質値を求めている。
しかし、特許文献1の画質評価方法は、映像信号の時間方向の変化に対する視覚特性を考慮しないため、実際の主観評価結果との相関が高くならない場合があった。
また、他の画質評価方法が、特許文献2に記載されている。特許文献2に記載されている画質評価方法では、例えば、連続するフレーム間において画素ごとに画素値差分を求め、この差分の大きさに基づき、SN比に加重処理を施している。
特許第3458600号公報 特開2007−110189号公報
評価対象の画像のフレーム間に微小な動きがある場合、人間の視覚はその動きに追従できるため、動きが無い場合と同様に画質劣化を検知しやすくなる。つまり、微小な動きがある場合においても、動きが無い場合と同じ加重処理を施す必要がある。
しかし、特許文献2に記載の画質評価方法では、画素ごとに画素変化量を求めているので、評価対象画像のフレーム間に微小な動きが存在した場合には、画像内に存在するオブジェクトの境界近傍で、変化が大きいと判定されてしまう。この判定により加重処理が施されるため、境界近傍では適切な加重処理がおこなわれず主観画質と客観画質の相関が低くなってしまうという課題があった。
そこで、本発明は上記課題に鑑みて発明されたものであって、その目的は、フレーム間の映像の変化を正しく評価し、変化の大きさを客観画質評価結果に反映させる画質評価方法、画質評価システム及びプログラムを提供することにある。
上記課題を解決する本発明は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出し、少なくとも前記所定フレーム間の第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出することを特徴とする画質評価方法である。
上記課題を解決する本発明は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出部と、少なくとも前記所定フレーム間の第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出部とを有することを特徴とする画質評価システムである。
上記課題を解決する本発明は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出処理と、少なくとも前記所定フレーム間の第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明の効果は、主観評価との相関が高い客観画質評価が得られる。
図1は第1の実施の形態の画像評価システムのブロック図である。 図2は第2の実施の形態の画像評価システムのブロック図である。 図3は第2の実施の形態の画像評価システムの動作フローチャートである。 図4は第2の実施の形態の具体例を説明する為の図である。 図5は第3の実施の形態の画像評価システムのブロック図である。 図6は第4の実施の形態の画像評価システムのブロック図である。 図7は第5の実施の形態の画像評価システムのブロック図である。
10 第1の画質値算出部
11 フレーム間画素変化量算出部
12 第1の画質値重み付け部
13 第2の画質値算出部
本発明の実施の形態を説明する。
<第1の実施の形態>
本実施の形態は、第1の画像の所定フレーム間における所定のサイズの画素集合における画素変化量を算出する。そして、少なくとも所定フレーム間の第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、算出された画素変化量に基づいて加重処理を施し、加重処理後の第2の画質値に基づいて、第1の画像の画質を評価することを特徴とする。
図1に示されるように、第1の実施の形態の評価システムは、第1の画質値算出部10と、フレーム間画素変化量算出部11と、第1の画質値重み付け部12と、第2の画質値算出部13とを備える。
第1の画質値算出部10は、少なくとも第1の画像の所定データに基づいて第1の画質値を算出する。使用されるデータは、評価対象の第1の画像のデータのみならず、比較対象となる第2の画像(例えば、原画像)の全体の画像データ、又は第2の画像の特徴量も用いても良い。算出される第1の画質値は、例えば、ブロック歪量、ボケ量、伝送エラーによる欠落による劣化の大きさなどが数値として算出される。また、第1の画像と第2の画像との所定の画素集合(ブロック:例えば16画素×16画素など)ごとに差分値等でも良い。この差分値は、同画素位置の輝度、色差、RGBなどの画素値の1画素ずつの差分を計算してもよいし、所定の画素の集合ごとに得られる画素値の平均値や、画像集合の交流成分の統計値(例えば、画素集合内の画素の画素値の平均値を求め、この平均値と画素集合内の各画素値との差分絶対値の平均値、または、画素集合内の画素値の分散)の差分を計算してもよい。また、画素集合を直交変換した後の変換係数の差分として求めても良い。
フレーム間画素変化量算出部11は、所定の複数フレーム間における画素集合の画素変化量を計算する。画素集合の画素変化量は、所定の複数フレームの同一画素位置の輝度、色差、RGB値のいずれかの画素値の差分絶対値を画素集合内で加算したものとして表現される(フレーム間差分絶対値和)。また、差分絶対値の画素あたりの平均値として表現しても良い。尚、以下の説明において、フレーム間画素変化算出部11で算出される値をフレーム間画素変化量と記載する。尚、フレーム間画素変化量を求める画素集合のサイズと、第1の画質値の単位サイズとは異なるものであっても良い。サイズを異なるものとすることで、第1の画質値については、例えば符号化単位である16×16画素で画素集合を定義し、フレーム間画素変化量については、例えばフレーム内のオブジェクトの形状に合わせて画素集合を定義することで、より正確にフレーム間画素変化量を算出でき、かつブロック歪など符号化固有の劣化も算出できる。
また、第1の画質値がフレーム単位の値である場合、各画像集合のフレーム間画素変化量の単位フレーム当たりの平均値を算出するようにしても良い。前記の所定の複数フレームは、例えば画質評価を行おうとしているフレーム(現フレーム)と、その直前のフレームが用いられるが、これ以外のフレームでも良く、現フレームと、現フレームから所定の間隔だけ離れたフレームとを用いても良い。所定の間隔として、2、3、4、5フレームなどを用いる。フレームレート(1秒間に含まれるフレーム数)が高い場合などでは、数フレーム分間隔があいた際の画素変化が大きい時においても、発生した画質劣化が検知しづらくなるので、このような場合にも加重処理を導入することが望ましい。
また、前記の所定の複数フレームは、3フレーム以上のフレームを用いてもよい。例えば、現フレーム(時刻t)、直前のフレーム(時刻t−1)、2フレーム前のフレーム(時刻t−2)の3フレームを用いて、時刻tと時刻t−1のフレーム間での画素変化量と、時刻t−1と時刻t−2のフレーム間での画素変化量とを算出し、この二つの画素変化量の平均値などの統計量を時刻tにおける画素変化量としてもよい。
第1の画質値重み付け部12は、フレーム間画素変化量算出部11で算出されたフレーム間画素変化量に基づいて、第1の画質値算出部10で算出された第1の画質値に対して加重処理を行う。加重処理は、所定の閾値とフレーム間画素変化量とを比較し、フレーム間画素変化量が閾値よりも小さい場合は、フレーム間での画素変化が小さく、わずかな画質劣化も検知しやすくなるため、フレーム間画素変化量を算出した所定のフレーム間で算出された第1の画質値に、例えば1以上の所定の定数を乗算することで重みをつける。
一方、フレーム間画素変化量が閾値よりも大きい場合は、フレーム間での画素変化が大きく、画質劣化が検知しにくくなるため、例えば1以下の所定の定数を第1の画質値に乗算することで加重処理をおこなう。閾値の種類は複数あってもよく、この場合多段階の加重処理の制御が可能となる。
また、フレーム間画素変化量を変数とする所定の関数により加重値を求めるようにしても良い。尚、加重処理の単位であるが、第1の画質値が画像集合毎であるならば、画像集合毎に、また、フレーム単位であるならばフレーム単位で行う。さらに、フレーム間の画素変化が大きいと判定された場合に、現在のフレーム以降の所定のフレーム数において上記の加重処理をおこなっても良い。これは、フレーム間の画素変化が大きい場合に画質劣化が検知しにくくなる現象が、フレーム間の画素変化が大きいと判定された時刻の1フレームだけでなく、以降の数フレームに渡って生じるためである。例えば、以降の5フレームにおいて上記の加重処理をおこなうようにする。
第2画質値算出部13は、加重処理がされた第1の画質値に基づいて、第2の画質を算出する。第2の画質は、例えば、映像全体又は所定フレーム毎の第1の画質値の平均値などとして出力される。尚、第2の画質は、平均値以外のものでも良い。例えば、SN比として出力しても良い。
第1の実施の形態によれば、主観評価との相関が高い客観画質評価が得られる。その理由は、フレーム間の画素値の変化を画素ごとではなく、所定の画素集合ごとに算出することで、フレーム間の微小な動きが存在した場合にも、画像内に存在するオブジェクトの境界近傍で、正しくフレーム間の画素値の変化を算出でき、この画素変化量を客観画質値の算出に用いるからである。
<第2の実施の形態>
第2の実施の形態は、FR(Full Reference)方式、またはRR(Reduced Reference)方式に本発明を適用した場合の実施の形態である。また、以下の説明においては、画質評価を行おうとしているフレーム(現フレーム)と、時間的に1フレーム前のフレーム中の同位置の画素集合との間で、フレーム間画素変化量を求める場合を説明する。
図2を参照すると、第2の実施の形態の画質評価システムは、原画像と評価対象画像との差分を所定の画素集合ごとに求める差分算出部101と、評価対象画像の隣接フレーム間の画素値変化を所定の画素集合ごとに求めるフレーム間画素変化量算出部102と、算出されたフレーム間の画素変化量に基づき差分算出部101で算出された差分に加重処理を施す差分重み付け部103と、加重処理された差分に基づき客観画質値を求める客観画質値算出部104とから構成される。
差分算出部101は、入力される原画像の1フレームの情報と評価対象画像の1フレームの情報とに基づいて、差分値を算出する。差分値は、所定の画素集合(例えば16画素×16画素など)ごとに算出される。この差分値は、原画像と評価対象画像との同画素位置の輝度、色差、RGBなどの画素値の1画素ずつの差分を計算してもよいし、所定の画素集合ごとに得られる画素値の平均値や、画像集合の交流成分の統計量(例えば、画素集合内の画素の画素値の平均値を求め、この平均値と画素集合内の各画素値との差分絶対値の平均値、または、画素集合内の画素値の分散)の差分を計算してもよい。
また、画素集合を直交変換した後の変換係数の差分として求めても良い。ここでの差分値は、差分絶対値、差分二乗値などの形で算出される。
尚、映像伝送を伴う場合などでは、原画像または評価対象画像のいずれか、または双方においてすべての画素を参照できない場合もあるが、この場合は、参照できる画素位置で差分値が計算される。
フレーム間画素変化量算出部102は、評価対象画像の現在処理中のフレームと1フレーム前のフレームとの間での画素変化を所定の画素集合ごとに算出する。画素変化は、輝度、色差、RGB値のいずれかの画素ごとの差分絶対値を前記画素集合内で加算したものとして表現される(フレーム間差分絶対値和)か、差分絶対値の画素あたりの平均値として表現される。ここでは、フレーム間差分絶対値和をフレーム間画素変化量として用いているが、所定の画素集合ごとにフレーム間画素変化量を求めていれば他の値を用いても良い。例えば差分二乗和などの値を用いても良い。
尚、フレーム間画素変化量を求める画素集合のサイズと、画素値の平均値や、交流成分の統計量を算出する画素集合のサイズとは異なるものであっても良い。サイズを異なるものとすることで、差分値については、例えば符号化単位である16×16画素で画素集合を定義し、フレーム間画素変化については、例えばフレーム内のオブジェクトの形状に合わせて画素集合を定義することで、より正確にフレーム間画素変化を算出でき、かつブロック歪など符号化固有の劣化も算出できる。
差分重み付け部103は、差分算出部101で算出された差分値に対して加重処理を施す。加重処理は、フレーム間画素変化量算出部102にて算出されたフレーム間画素変化量に基づいておこなわれる。所定の閾値とフレーム間画素変化量とを比較し、フレーム間画素変化量が閾値よりも小さい場合は、フレーム間での画素変化が小さく、わずかな画質劣化も検知しやすくなるため、対応する画素集合の差分値に、例えば1以上の所定の定数を乗算することで重みをつける。一方、フレーム間画素変化量が閾値よりも大きい場合は、フレーム間での画素変化が大きく、画質劣化が検知しにくくなるため、例えば1以下の所定の定数を対応する画素集合の差分値に乗算することで加重処理をおこなう。尚、閾値の種類は複数あってもよく、この場合多段階の加重処理の制御が可能となる。また、フレーム間画素変化量を変数とする所定の関数により加重値を求めるようにしても良い。
客観画質値算出部104は、加重処理を施した差分値に基づき、客観画質値を算出する。客観画質値は、少なくとも1フレーム以上からなる所定のフレーム数ごとに、差分値の平均値などとして出力される。例えば、1フレームごとの平均値、所定のフレーム間隔ごとの平均値(所定フレーム数における単位フレーム当たりの平均値)、映像全体での平均値として出力される。尚、交流成分差分値に基づく客観画質値は、平均値以外のものでも良い。例えば、差分二乗値(交流成分差分値)を分母にし、対数をとりSN比として出力しても良い。
図3は第2の実施の形態の画質評価システムの動作をフローチャートで表したものである。
まず、画質評価処理に必要となるパラメータ類の初期化がおこなわれる(S201)。ここでは、例えばフレーム位置を示すポインタの初期化や、算出される差分値の和を保存するためのパラメータのゼロリセットなどがおこなわれる。
原画像1フレーム分の画像データが画質評価システムに入力される(S202)。同様に、評価対象画像1フレームの画素データが画質評価システムに入力される(S203)。
次に、1フレーム分の画質評価処理をおこなうにあたり必要となるパラメータ類の初期化がおこなわれる(S204)。例えば、処理をおこなっている画素集合の位置を示すパラメータの初期化などがここでおこなわれる。
そして、原画像、評価対象画像の双方の所定の画素集合ごとに、所定の方法により差分値が算出される(S205)。ここでは、画素集合ごとに得られる画素値の平均値の差分として差分値Diffを計算するものとする。
当該画素集合において、評価対象画像の現在処理中のフレームと、時間的に1フレーム前のフレーム中の同位置の画素集合との間で、フレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)を算出する(S206)。そして、このフレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)が所定の閾値aよりも小さいか否かを判定する(S207)。閾値aよりも小さいと判定された場合、差分値Diffには1以上の定数Aが乗算される(S208)。
一方、閾値1より小さいと判定されなかった場合は、S209にて前記フレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)が閾値bより大きいか否かを判定する。閾値bより大きいと判定された場合、差分値Diffには1以下の定数Bが乗算される(S210)。
次に、現在の画素集合処理時点までの差分値Diffの和を算出する(S211)。そして、1フレームすべての画素集合での差分計算が完了しているか否かを調べる(S212)。完了していない場合は、画素集合のポインタを次の画素集合に進め、S205に戻り処理を継続する。
一方、完了している場合は、S213にて映像の全フレームにおいて処理が完了しているか否かを調べる。完了していない場合は、フレームのポインタを次のフレームに進め、S202に戻り、以降のフレームについて同様の処理をおこなう。
全フレームの処理が完了している場合は、客観画質値算出装置104にて画像集合(映像全体)の交流成分差分値の画素集合あたりの平均値などを算出し、この値を客観画質値として出力し(S213)、処理を終了する。
続いて、第2の実施の形態の具体例を説明する。
SDTVサイズ(水平720画素、垂直480画素、1秒あたり29.97フレーム)の動画像1と、動画像1をMPEG−2方式4Mbpsで符号化し、この符号化画像を復号して得られる動画像2とを、図2に記載の画質評価システムに入力する。
差分算出部101は、各画像の同時刻のフレームにおいて、1フレームを水平16画素×垂直16画素の画素集合に分割し(45×30ブロック)、各画素集合において交流成分の統計量を算出する。nブロックの交流成分の統計量Xは、16×16=256画素の輝度値の平均値Yを求め、この輝度値の平均値Yと256画素の各輝度値との差分絶対値の平均値として算出する。
次に、差分算出部101は、原画像と評価対象画像との同フレーム、同位置の画素集合の交流成分の統計量の交流成分差分値として、差分絶対値D(以下、交流成分差分絶対値と記載する)を算出する。例えば、原画像の交流成分が10で評価対象画像の交流成分が8の場合、交流成分差分絶対値Dは2となる。この処理を、フレーム内に存在するすべての画素集合にて繰り返し、交流成分差分絶対値Dを算出する。
次に、フレーム間画素変化算出部102は、評価対象フレームを1フレームあたり、水平16画素×垂直16画素の画素集合に分割し(45×30ブロック)、現フレームの画素集合と、その現フレームの1フレーム前のフレームの同位置の画素集合との間で、輝度値のフレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)を算出する。例えば、この画素集合内に、フレーム間で水平方向に2画素の動きを持つ物体が存在し、かつこの画素集合内にこの物体の境界が存在しているとする。図4に示すように、2画素分の動きにより、境界領域では、画素ごとの輝度のフレーム間差分絶対値が大きくなる。
特許文献2に基づく画質評価方法では、この差分絶対値が大きい画素では、フレーム間の画素変化が大きく、この画素変化により画質劣化が検知しにくいと判定されてしまう。一方、本例では、水平16画素×垂直16画素分の差分絶対値和に基づきフレーム間の画素変化を判定するので、他の境界領域以外での差分絶対値の影響を受け、境界領域でも変化が小さいと判定される。
次に、差分重み付け部103は、各画素集合の交流成分差分絶対値Dに対する加重処理をおこなう。まず、フレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)を閾値と比較する。閾値1を2560、閾値2を5120、フレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)が閾値1より小さい場合の加重値W1を5.0、フレーム間差分絶対値和(フレーム間画素変化量)が閾値2より大きい場合の加重値W2を0.25とする。閾値との比較により加重値が決定され、交流成分差分絶対値Dにこの加重値が乗算される。
客観画質値算出部104は、加重処理が施された交流成分差分絶対値Dが入力され、交流成分差分絶対値Dの合計と、処理をおこなった画素集合数から、画素集合あたりの交流成分差分絶対値の平均値を算出し、この値が客観画質値として出力される。
<第3の実施の形態>
次に、本発明の第3の実施の形態について詳細に説明する。尚、以下の説明においては、画質評価を行おうとしているフレーム(現フレーム)と、時間的に1フレーム前のフレーム中の同位置の画素集合との間で、フレーム間画素変化量を求める場合を説明する。
図5を参照すると、本発明の画質評価システムは、原画像と評価対象画像の差分値を所定の画素集合ごとに求める差分算出部301と、評価対象画像の隣接フレーム間の画素値変化を所定の画素集合ごとに求めるフレーム間画素変化算出部302と、差分算出部301で算出した差分値とフレーム間画素変化量算出部302で算出したフレーム間画素変化量とに基づき評価対象画像のフレームが前フレームの繰り返しであるか否かを判別するフレームリピート検出部303と、検出されたフレームリピートの有無に基づき差分値に加重処理を施す差分重み付け部304と、加重処理された差分値の結果に基づき客観画質値を求める客観画質値算出部305とから構成される。
差分算出部301は、入力される原画像の1フレームの情報と評価対象画像の1フレームの情報とに基づいて、差分値を算出する。差分値は、所定の画素集合(例えば16画素×16画素など)ごとに算出される。
この差分値は、原画像と評価対象画像との同画素位置の輝度、色差、RGBなどの画素値の1画素ずつの差分を計算してもよいし、所定の画素集合ごとに得られる画素値の平均値や、画像集合の交流成分の統計量(例えば、画素集合内の画素の画素値の平均値を求め、この平均値と画素集合内の各画素値との差分絶対値の平均値、または、画素集合内の画素値の分散)の差分を計算してもよい。また、画素集合を直交変換した後の変換係数の差分として求めても良い。ここでの差分値は、差分絶対値、差分二乗値などの形で算出される。尚、映像伝送を伴う場合などでは、原画像または評価対象画像のいずれか、または双方においてすべての画素を参照できない場合もあるが、この場合は、参照できる画素位置で差分値が計算される。
フレーム間画素変化量算出部302は、評価対象画像の現在処理中のフレームと1フレーム前のフレームとの間での画素変化を所定の画素集合ごとに算出する。画素変化は、輝度、色差、RGB値のいずれかの画素ごとの差分絶対値を画素集合内で加算したものとして表現される(フレーム間差分絶対値和)か、差分絶対値の画素あたりの平均値として表現される。ここでは、フレーム間差分絶対値和をフレーム間画素変化量として用いているが、所定の画素集合ごとにフレーム間画素変化量を求めていれば他の値を用いても良い。例えば差分二乗和などの値を用いても良い。尚、フレーム間画素変化量を求める画素集合のサイズと、画素値の平均値や、交流成分の統計量を算出する画素集合のサイズとは異なるものであっても良い。サイズを異なるものとすることで、差分値については、例えば符号化単位である16×16画素で画素集合を定義し、フレーム間画素変化については、例えばフレーム内のオブジェクトの形状に合わせて画素集合を定義することで、より正確にフレーム間画素変化を算出でき、かつブロック歪など符号化固有の劣化も算出できる。
フレームリピート検出部303は、評価対象画像がフレームの欠落により前フレームのデータの繰り返しになっているか否かを判定する。具体的には、フレーム間差分絶対値和がゼロであるか否かを調べる。ゼロでない場合は、フレーム欠落に起因するフレームリピートはないと判断する。ゼロである場合には、差分算出部301で算出した差分値を所定の閾値と比較する。差分値が所定の閾値よりも大きい場合は、原画像の現在処理中のフレームと、評価対象画像の現在処理中のフレームとの間でテンポラルアラインメント(フレームの表示時間の一致)がとれてない可能性が高いため、評価対象画像はフレーム欠落に起因するフレームリピートがあったと判定される。
差分重み付け部304は、差分算出部101で算出された差分値に対して加重処理を施す。加重処理は、フレーム欠落に起因するフレームリピートの有無により制御される。フレームリピートが有ると判定された場合、差分算出部301にて差分を算出した際に用いた原画像フレームと評価対象画像フレームとはテンポラルアラインメントが取れていないため、正しい差分値が算出できていないと判断し、ゼロを乗算し、この画素集合で算出した差分を無視する。
客観画質値算出部305は、加重処理を施した差分値に基づき、客観画質値を算出する。客観画質値は、少なくとも1フレーム以上からなる所定のフレーム数ごとに、差分値の平均値などとして出力される。例えば、1フレームごとの平均値、所定のフレーム間隔ごとの平均値(所定フレーム数における単位フレーム当たりの平均値)、映像全体での平均値として出力される。尚、客観画質値は、平均値以外のものでも良い。例えば、差分二乗値(交流成分差分値)を分母にし、対数をとりSN比として出力しても良い。
本実施の形態は、テンポラルアラインメントが取れていない場合に算出された差分値を除外することで、画質評価の精度を向上させることができる。テンポラルアラインアラインメントが取れていない場合、原画像のフレームと、評価対象画像のフレームとは、本来異なる時刻(タイミング)で表示されるべきフレームであるので、これらのフレーム間の差分に基づき画質を評価することは適切ではないためである。
<第4の実施の形態>
次に、本発明の第4の発明を実施するための最良の形態について図6を参照して詳細に説明する。
第4の実施の形態では、上述した第1の実施の形態に示される画質評価システムをコンピュータシステムにより実行する。
図6を参照すると、本システムはプログラム制御プロセッサ401が装備されている。プログラム制御プロセッサ401には、原画像データバッファ402および評価対象画像データバッファ403の他に、必要なプログラムを格納したプログラムメモリ404が接続されている。
プログラムメモリ404に格納されるプログラムモジュールは、メインプログラムの他に、差分算出処理405と、フレーム間画素変化量算出処理406と、差分重み付け処理407と、客観画質値算出処理408とから構成される。
メインプログラムは、画質評価処理を実行する主プログラムである。
差分算出処理405、フレーム間画素変化量算出処理406、差分重み付け処理407、客観画質値算出処理408のプログラムモジュールは、差分算出部101と、フレーム間画素変化量算出部102と、差分重み付け部103と、客観画質算出部104との機能を実現する。
上述した第2の実施形態についても同様に各部を機能的に実現するプログラムモジュールを上記コンピュータシステムに実装することにより、コンピュータシステム上で実現可能となる。
<第5の実施の形態>
本発明の第5の実施の形態について図7を参照して詳細に説明する。
第5の実施の形態は、No(No Reference)方式に本発明を適用した場合の実施の形態である。尚、以下の説明においては、画質評価を行おうとしているフレーム(現フレーム)と、時間的に1フレーム前のフレーム中の同位置の画素集合との間で、フレーム間画素変化量を求める場合を説明する。
図7を参照すると、第5の実施の形態の画質評価システムは、評価対象画像を解析し、第1の画質値を算出する第1の画質値算出部601と、評価対象画像の隣接フレーム間の画素値変化を所定の画素集合ごとに求めるフレーム間画素変化量算出部602と、算出されたフレーム間画素変化量に基づき第1の画質値に加重処理を施す第1の画質値重み付け部603と、第1の画質値の加重処理結果に基づき客観画質値(第2の画質値)を求める第2の画質値算出部604とから構成される。
第1の画質値算出部601は、評価対象画像の1フレーム分の情報が入力され、所定の方法にて第1の画質値を算出する。例えば、ブロック歪量、ボケ量、伝送エラーによる欠落による劣化の大きさなどが数値として算出される。第1の画質値はここに挙げたもの意外ものでもよい。
フレーム間画素変化量算出部602は、評価対象画像の現在処理中のフレームと1フレーム前のフレームとの間での画素変化を所定の画素集合ごとに算出する。画素変化は、輝度、色差、RGB値のいずれかの画素ごとの差分絶対値を前記画素集合内で加算したものとして表現される(フレーム間差分絶対値和)か、差分絶対値の画素あたりの平均値として表現される。ここでは、フレーム間差分絶対値和をフレーム間画素変化量として用いているが、所定の画素集合ごとにフレーム間画素変化量を求めていれば他の値を用いても良い。例えば差分二乗和などの値を用いても良い。
尚、フレーム間画素変化量を求める画素集合のサイズと、画素値の平均値や、交流成分の統計量を算出する画素集合のサイズとは異なるものであっても良い。サイズを異なるものとすることで、差分値については、例えば符号化単位である16×16画素で画素集合を定義し、フレーム間画素変化については、例えばフレーム内のオブジェクトの形状に合わせて画素集合を定義することで、より正確にフレーム間画素変化を算出でき、かつブロック歪など符号化固有の劣化も算出できる。
第1の画質値重み付け部603は、第1の画質値算出部601にて算出された第1の画質値に対して加重処理を施す。加重処理は、フレーム間画素変化量算出部602にて算出されたフレーム間画素変化量に基づいておこなわれる。その加重処理は、所定の閾値とフレーム間画素変化量とを比較し、フレーム間画素変化量が閾値よりも小さい場合は、フレーム間での画素変化が小さく、わずかな画質劣化も検知しやすくなるため、画質が悪いと評価されるように第1の画質値に加重処理を施す。一方、フレーム間画素変化量が閾値よりも大きい場合は、フレーム間での画素変化が大きく、画質劣化が検知しにくくなるため、画質が良いと評価されるように第1の画質値に加重処理を施す。尚、閾値の種類は複数あってもよく、この場合多段階の加重処理の制御が可能となる。また、フレーム間画素変化量を変数とする所定の関数により加重値を求めるようにしても良い。
第2の画質値算出部604は、加重処理を施した第1の画質値に基づき、第2の画質値(客観画質値)を算出する。第2の画質値(客観画質値)は、少なくとも1フレーム以上からなる所定のフレーム数ごとに、差分値の平均値などとして出力される。例えば、1フレームごとの平均値、所定のフレーム間隔ごとの平均値(所定フレーム数における単位フレーム当たりの平均値)、映像全体での平均値として出力される。尚、第2の画質値(客観画質値)は、平均値以外のものでも良い。例えば、差分二乗値(交流成分差分値)を分母にし、対数をとりSN比として出力しても良い。
以上の如く、本発明の第1の態様は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出し、少なくとも前記所定フレーム間における第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出することを特徴とする画質評価方法である。
本発明の第2の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームの直前のフレームとであることを特徴とする。
本発明の第3の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れたフレームとであることを特徴とする。
本発明の第4の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れた少なくとも2以上のフレームとであることを特徴とする。
本発明の第5の態様は、上記態様において、画素集合の画素変化量は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合内の和である差分絶対値和であることを特徴とする。
本発明の第6の態様は、上記態様において、画素集合の画素変化量は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値であることを特徴とする。
本発明の第7の態様は、上記態様において、前記加重処理は、前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、前記画素変化量が所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を前記第1の画質値に乗算し、所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算することを特徴とする。
本発明の第8の態様は、上記態様において、前記加重処理は、前記所定フレーム以降の数フレームにおける第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に対しても行うことを特徴とする。
本発明の第9の態様は、上記態様において、第1の画質値は、前記第1の画像と前記第1の画像とは異なる第2の画像とを所定サイズの画素集合に分割し、前記各画素集合内における前記第1の画像を表現する所定のデータと前記第2の画像を表現する所定のデータとの差分であることを特徴とする。
本発明の第10の態様は、上記態様において、前記差分は、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける同フレーム、同画素位置の輝度、色差、RGBの少なくともいずれかの画素値の画素あたり差分、前記画素集合の前記画素値の平均値の差分、前記画素集合の交流成分の統計量の差分、又は、前記画素集合の画素値を直交変換した後の変換係数の差分のいずれかであることを特徴とする。
本発明の第11の態様は、上記態様において、前記画素変化量が零であり、かつ前記第1の画質値が所定の閾値よりも大きい場合に、前記第1の画質値に零を乗算し、前記第1の画質値を無視することを特徴とする。
本発明の第12の態様は、上記態様において、加重処理に用いる乗算定数は、前記画素変化量を引数とする所定の関数から導出されることを特徴とする。
本発明の第13の態様は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出部と、少なくとも前記所定フレーム間における第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出部とを有することを特徴とする画質評価システムである。
本発明の第14の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームの直前のフレームとであることを特徴とする。
本発明の第15の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れたフレームとであることを特徴とする。
本発明の第16の態様は、上記態様において、前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れた少なくとも2以上のフレームとであることを特徴とする。
本発明の第17の態様は、上記態様において、前記画素変化量算出部は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合内の和である差分絶対値和を、前記画素集合の画素変化量として算出することを特徴とする。
本発明の第18の態様は、上記態様において、前記画素変化量算出部は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値を、前記画素集合の画素変化量として算出することを特徴とする。
本発明の第19の態様は、上記態様において、前記画質値算出部は、前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、前記画素変化量が所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を前記第1の画質値に乗算し、所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算することを特徴とする。
本発明の第20の態様は、上記態様において、前記画質値算出部は、前記所定フレーム以降の数フレームにおける第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に対しても加重処理を行うことを特徴とする。
本発明の第21の態様は、上記態様において、前記第1の画像と前記第1の画像とは異なる第2の画像とを所定サイズの画素集合に分割し、前記各画素集合内における前記第1の画像を表現する所定のデータと前記第2の画像を表現する所定のデータとの差分である第1の画質値を算出する第1の画質値算出部を有することを特徴とする。
本発明の第22の態様は、上記態様において、前記差分は、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける同フレーム、同画素位置の輝度、色差、RGBの少なくともいずれかの画素値の画素あたり差分、前記画素集合の前記画素値の平均値の差分、前記画素集合の交流成分の統計量の差分、又は、前記画素集合の画素値を直交変換した後の変換係数の差分のいずれかであることを特徴とする。
本発明の第23の態様は、上記態様において、前記画質値算出部は、前記画素変化量が零であり、かつ前記第1の画質値が所定の閾値よりも大きい場合に、前記第1の画質値に零を乗算し、前記第1の画質値を無視することを特徴とする。
本発明の第24の態様は、上記態様において、前記画質値算出部は、加重処理に用いる乗算定数を、前記画素変化量を引数とする所定の関数から導出することを特徴とする。
本発明の第25の態様は、第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出処理と、少なくとも前記所定フレーム間の第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に、前記画素変化量に基づいて加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出処理とを情報処理装置に実行させることを特徴とするプログラムである。
本発明の第26の態様は、上記態様において、前記画素変化量算出処理は、隣接するフレームの同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合内の和である差分絶対値和を、前記画素集合の画素変化量として算出することを特徴とする。
本発明の第27の態様は、上記態様において、前記画素変化量算出処理は、隣接するフレームの同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値を、前記画素集合の画素変化量として算出することを特徴とする。
本発明の第28の態様は、上記態様において、前記画質値算出処理は、前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、前記画素変化量が所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を前記第1の画質値に乗算し、所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算することを特徴とする。
以上好ましい実施の形態及び態様をあげて本発明を説明したが、本発明は必ずしも上記実施の形態及び態様に限定されるものではなく、その技術的思想の範囲内において様々に変形し実施することが出来る。
本出願は、2008年4月30日に出願された日本出願特願2008−118347号を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。

Claims (22)

  1. 第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出し、
    前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、
    前記比較結果に基づき、所定の定数を少なくとも前記第1の画像の所定のデータに基づいた第1の画質値に乗算して加重処理を施し、前記第1の画像の第2の画質値を算出し、
    前記画素集合の画素変化量は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値である
    ことを特徴とする画質評価方法。
  2. 前記加重処理は、
    前記画素変化量が所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を、少なくとも前記所定フレーム間における第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出し、所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出することを特徴とする請求項1に記載の画質評価方法。
  3. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームの直前のフレームとであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  4. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れたフレームとであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  5. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れた少なくとも2以上のフレームとであることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  6. 前記加重処理は、前記所定フレーム以降の数フレームにおける第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に対しても行うことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  7. 第1の画質値は、前記第1の画像と前記第1の画像とは異なる第2の画像とを所定サイズの画素集合に分割し、前記各画素集合内における前記第1の画像を表現する所定のデータと前記第2の画像を表現する所定のデータとの差分であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  8. 前記差分は、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける同フレーム、同画素位置の輝度、色差、RGBの少なくともいずれかの画素値の画素あたり差分、前記画素集合の前記画素値の平均値の差分、前記画素集合の交流成分の統計量の差分、又は、前記画素集合の画素値を直交変換した後の変換係数の差分のいずれかであることを特徴とする請求項7に記載の画質評価方法。
  9. 前記画素変化量が零であり、かつ前記第1の画質値が所定の閾値よりも大きい場合に、
    前記第1の画質値に零を乗算し、前記第1の画質値を無視することを特徴とする請求項2に記載の画質評価方法。
  10. 前記加重処理に用いる乗算定数は、前記画素変化量を引数とする所定の関数から導出されることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の画質評価方法。
  11. 第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出部と、
    前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、前記比較結果に基づき、所定の定数を少なくとも前記第1の画像の所定のデータに基づいた第1の画質値に乗算して加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出部と
    を有し、
    前記画素変化量算出部は、所定フレーム間の同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値を、前記画素集合の画素変化量として算出する
    ことを特徴とする画質評価システム。
  12. 前記画質値算出部は、
    前記画素変化量が所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を、少なくとも前記所定フレーム間における第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出し、所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出する
    ことを特徴とする請求項11に記載の画質評価システム。
  13. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームの直前のフレームとであることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  14. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れたフレームとであることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  15. 前記所定フレームは、画質評価の画質評価対象フレームと、前記画質評価対象フレームから所定の間隔だけ離れた少なくとも2以上のフレームとであることを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  16. 前記画質値算出部は、前記所定フレーム以降の数フレームにおける第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に対しても加重処理を行うことを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  17. 前記第1の画像と前記第1の画像とは異なる第2の画像とを所定サイズの画素集合に分割し、前記各画素集合内における前記第1の画像を表現する所定のデータと前記第2の画像を表現する所定のデータとの差分である第1の画質値を算出する第1の画質値算出部を有することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  18. 前記差分は、前記第1の画像と前記第2の画像とにおける同フレーム、同画素位置の輝度、色差、RGBの少なくともいずれかの画素値の画素あたり差分、前記画素集合の前記画素値の平均値の差分、前記画素集合の交流成分の統計量の差分、又は、前記画素集合の画素値を直交変換した後の変換係数の差分のいずれかであることを特徴とする請求項17に記載の画質評価システム。
  19. 前記画質値算出部は、前記画素変化量が零であり、かつ前記第1の画質値が所定の閾値よりも大きい場合に、前記第1の画質値に零を乗算し、前記第1の画質値を無視することを特徴とする請求項12に記載の画質評価システム。
  20. 前記画質値算出部は、加重処理に用いる乗算定数を、前記画素変化量を引数とする所定の関数から導出することを特徴とする請求項11又は請求項12に記載の画質評価システム。
  21. 第1の画像の所定フレーム間における所定サイズの画素集合の画素変化量を算出する画素変化量算出処理と、
    前記画素変化量と所定の1つ以上の閾値との比較をおこない、前記比較結果に基づき、
    所定の定数を少なくとも前記第1の画像の所定のデータに基づいた第1の画質値に乗算して加重処理を施して、前記第1の画像の第2の画質値を算出する画質値算出処理とを情報処理装置に実行させ、
    前記画素変化量算出処理は、隣接するフレームの同一画素位置における輝度、色差、RGB値のいずれかの差分絶対値の画素集合における単位画素あたりの平均値を、前記画素集合の画素変化量として算出する
    ことを特徴とするプログラム。
  22. 前記画質値算出処理は、
    前記画素変化量が前記所定の閾値よりも小さい場合に、1より大きい所定の定数を、少なくとも前記所定フレーム間における第1の画像の所定データに基づいて算出された第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出し、前記所定の閾値よりも大きい場合に1より小さい所定の定数を前記第1の画質値に乗算して前記第1の画像の第2の画質値を算出する
    ことを特徴とする請求項21に記載のプログラム。
JP2010510131A 2008-04-30 2009-04-28 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム Expired - Fee Related JP5708916B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2010510131A JP5708916B2 (ja) 2008-04-30 2009-04-28 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム

Applications Claiming Priority (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2008118347 2008-04-30
JP2008118347 2008-04-30
PCT/JP2009/058337 WO2009133879A1 (ja) 2008-04-30 2009-04-28 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム
JP2010510131A JP5708916B2 (ja) 2008-04-30 2009-04-28 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPWO2009133879A1 JPWO2009133879A1 (ja) 2011-09-01
JP5708916B2 true JP5708916B2 (ja) 2015-04-30

Family

ID=41255095

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010510131A Expired - Fee Related JP5708916B2 (ja) 2008-04-30 2009-04-28 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US8699818B2 (ja)
JP (1) JP5708916B2 (ja)
WO (1) WO2009133879A1 (ja)

Families Citing this family (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2114080A1 (en) * 2008-04-30 2009-11-04 Thomson Licensing Method for assessing the quality of a distorted version of a frame sequence
KR100954835B1 (ko) * 2009-08-04 2010-04-30 주식회사 크라스아이디 얼굴변화 검출 시스템 및 얼굴변화 감지에 따른 지능형 시스템
EP2360669A1 (en) * 2010-01-22 2011-08-24 Advanced Digital Broadcast S.A. A digital video signal, a method for encoding of a digital video signal and a digital video signal encoder
US8285069B2 (en) * 2010-03-30 2012-10-09 Chunghwa Picture Tubes, Ltd. Image processing device and method thereof
JP5450279B2 (ja) * 2010-06-16 2014-03-26 日本電信電話株式会社 映像品質客観評価装置及び方法及びプログラム
WO2013030833A1 (en) 2011-08-29 2013-03-07 I.C.V.T. Ltd. Controlling a video content system
US9781449B2 (en) 2011-10-06 2017-10-03 Synopsys, Inc. Rate distortion optimization in image and video encoding
US9338463B2 (en) * 2011-10-06 2016-05-10 Synopsys, Inc. Visual quality measure for real-time video processing
US8570379B1 (en) * 2012-10-04 2013-10-29 Dish Network L.L.C. Frame block comparison
CA2932718A1 (en) * 2012-12-05 2014-06-12 Vyclone, Inc. Method and apparatus for automatic editing
JP2017108309A (ja) * 2015-12-10 2017-06-15 オリンパス株式会社 撮像装置および撮像方法
JP6693251B2 (ja) * 2016-04-25 2020-05-13 セイコーエプソン株式会社 画像供給装置、画像供給装置の制御方法、及び、プログラム
US11259040B1 (en) * 2019-04-25 2022-02-22 Amazon Technologies, Inc. Adaptive multi-pass risk-based video encoding
JP2021131629A (ja) * 2020-02-18 2021-09-09 株式会社リコー 情報処理装置、プログラム、情報生成方法、情報処理システム
US11532077B2 (en) 2020-08-17 2022-12-20 Netflix, Inc. Techniques for computing perceptual video quality based on brightness and color components
US11557025B2 (en) * 2020-08-17 2023-01-17 Netflix, Inc. Techniques for training a perceptual quality model to account for brightness and color distortions in reconstructed videos
US11568527B2 (en) * 2020-09-24 2023-01-31 Ati Technologies Ulc Video quality assessment using aggregated quality values

Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08172634A (ja) * 1994-10-17 1996-07-02 Sony Corp 量子化装置および量子化方法
JPH08205156A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> ディジタル圧縮・再生画像の画質評価装置
JPH0937242A (ja) * 1995-07-21 1997-02-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変ビットレート画像信号符号化装置
JPH10200872A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Nec Corp 多地点テレビ会議制御装置及び画面合成符号化方法
JP2000201354A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Nec Corp 動画像符号化装置
JP2001216583A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd カメラシステム
JP2003319349A (ja) * 2003-03-28 2003-11-07 Sony Corp 画像データの生成装置および生成方法
WO2006043500A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 映像品質客観評価装置、評価方法およびプログラム
JP2006201983A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Sharp Corp 画質評価装置および画質評価方法
JP2006235771A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Victor Co Of Japan Ltd 遠隔操作装置
JP2007110189A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Shinano Kenshi Co Ltd 画質評価装置および画質評価方法
JP2007318193A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Hitachi Ltd 画像処理装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3458600B2 (ja) 1996-05-10 2003-10-20 Kddi株式会社 ディジタル画像品質評価装置
US6239834B1 (en) * 1996-01-11 2001-05-29 Kokusai Denshin Denwa Co., Ltd. Apparatus for evaluating digital picture quality
US6678424B1 (en) * 1999-11-11 2004-01-13 Tektronix, Inc. Real time human vision system behavioral modeling
US6873657B2 (en) * 2001-12-27 2005-03-29 Koninklijke Philips Electronics, N.V. Method of and system for improving temporal consistency in sharpness enhancement for a video signal
JP4194029B2 (ja) * 2003-02-26 2008-12-10 Kddi株式会社 画像劣化自動検出装置
JP4394558B2 (ja) * 2004-10-14 2010-01-06 富士通マイクロエレクトロニクス株式会社 画像処理装置、画像処理方法および画像処理プログラム
US8514933B2 (en) * 2005-03-01 2013-08-20 Qualcomm Incorporated Adaptive frame skipping techniques for rate controlled video encoding
US7711211B2 (en) * 2005-06-08 2010-05-04 Xerox Corporation Method for assembling a collection of digital images
US7983458B2 (en) * 2005-09-20 2011-07-19 Capso Vision, Inc. In vivo autonomous camera with on-board data storage or digital wireless transmission in regulatory approved band
US8825138B2 (en) * 2007-09-17 2014-09-02 Wisconsin Alumni Research Foundation Method for reducing motion artifacts in highly constrained medical images

Patent Citations (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08172634A (ja) * 1994-10-17 1996-07-02 Sony Corp 量子化装置および量子化方法
JPH08205156A (ja) * 1995-01-20 1996-08-09 Kokusai Denshin Denwa Co Ltd <Kdd> ディジタル圧縮・再生画像の画質評価装置
JPH0937242A (ja) * 1995-07-21 1997-02-07 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 可変ビットレート画像信号符号化装置
JPH10200872A (ja) * 1997-01-09 1998-07-31 Nec Corp 多地点テレビ会議制御装置及び画面合成符号化方法
JP2000201354A (ja) * 1999-01-06 2000-07-18 Nec Corp 動画像符号化装置
JP2001216583A (ja) * 2000-02-01 2001-08-10 Oki Electric Ind Co Ltd カメラシステム
JP2003319349A (ja) * 2003-03-28 2003-11-07 Sony Corp 画像データの生成装置および生成方法
WO2006043500A1 (ja) * 2004-10-18 2006-04-27 Nippon Telegraph And Telephone Corporation 映像品質客観評価装置、評価方法およびプログラム
JP2006201983A (ja) * 2005-01-19 2006-08-03 Sharp Corp 画質評価装置および画質評価方法
JP2006235771A (ja) * 2005-02-23 2006-09-07 Victor Co Of Japan Ltd 遠隔操作装置
JP2007110189A (ja) * 2005-10-11 2007-04-26 Shinano Kenshi Co Ltd 画質評価装置および画質評価方法
JP2007318193A (ja) * 2006-05-23 2007-12-06 Hitachi Ltd 画像処理装置

Also Published As

Publication number Publication date
US8699818B2 (en) 2014-04-15
US20110007968A1 (en) 2011-01-13
JPWO2009133879A1 (ja) 2011-09-01
WO2009133879A1 (ja) 2009-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5708916B2 (ja) 画像評価方法、画像評価システム及びプログラム
JP5605570B2 (ja) 画質評価方法、画質評価システムおよびプログラム
EP3944603A1 (en) Video denoising method and apparatus, and computer-readable storage medium
KR100670003B1 (ko) 적응형 문턱치를 이용한 영상의 평탄 영역 검출장치 및 그방법
KR20050012751A (ko) 로컬 에지 통계적 분포를 기초로 선명도 메트릭스들을추정하는 방법 및 시스템
JP2013059016A (ja) 画像処理装置および方法、並びにプログラム
EP1700491A1 (en) Image and video quality measurement
WO2014070273A1 (en) Recursive conditional means image denoising
US20150187051A1 (en) Method and apparatus for estimating image noise
JP2010134700A (ja) 画像評価装置および画像評価方法
JP5569808B2 (ja) 画質評価システム、方法およびプログラム
US8345163B2 (en) Image processing device and method and image display device
US8787462B2 (en) Video signal processing apparatus and video signal processing method
Bong et al. An efficient and training-free blind image blur assessment in the spatial domain
CN111294545A (zh) 图像数据插值方法及装置、存储介质、终端
US9124869B2 (en) Systems and methods for video denoising
US8811766B2 (en) Perceptual block masking estimation system
EP3329672B1 (en) Determining a quality measure for a processed video signal
KR101574418B1 (ko) 은닉 마코프 모델과 주성분 분석을 이용한 블록형 재깅 결함 제거 장치 및 방법
JP5757565B2 (ja) ノイズレベル推定装置、ノイズレベル推定方法及びプログラム
JP4729127B2 (ja) 画像評価装置
Cheraaqee et al. Incorporating gradient direction for assessing multiple distortions
Lukic et al. Real-time wavelet based blur estimation on cell BE platform
JP2006060286A (ja) ブロックノイズ低減方法及びブロックノイズ低減装置
JP5325164B2 (ja) 符号化ブロックサイズ及び位置推定方法並びにプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20120203

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120309

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20131002

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131202

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20140507

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140806

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20140819

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141215

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150204

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150217

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5708916

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees