JP5708799B2 - 平面型スピーカおよびav機器 - Google Patents

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Description

本発明は、圧電性を有する高分子シートを用いた圧電スピーカに関するものである。
近年、薄型のディスプレイに搭載するため等の理由により、薄型のスピーカの需要が高まっている。このため、各種の薄型スピーカが考案されている。
特許文献1に記載のスピーカは、平板状のポリフッ化ビニリデン(PVDF)の両主面に電極を形成した構造からなる。
しかしながら、このような従来の薄型スピーカは、ダイナミックスピーカのように奥行きを取れないため、一般的に音質特性が劣るという弱点を有する。
この弱点を改善するため、例えば、特許文献2のスピーカでは、樹脂等からなる平板状のメンブレンを、電磁方式のエキサイタ(アクチュエータ)で振動させている。特許文献1のスピーカでは、メンブレンの側面に電磁方式のエキサイタを取り付けている。
また、特許文献3のスピーカでは、二枚の平板を所定間隔で配置し、当該平板間の中空領域に電磁方式のエキサイタ(アクチュエータ)を配置しており、当該エキサイタにより平板を振動させている。
特開2009−272978号公報 特開昭62−73898号公報 特開2005−117217号公報
上述の特許文献2に示すスピーカでは、電磁方式のエキサイタがメンブレンの横に備えられているため、当該エキサイタを配置する分だけ形状が大きくなってしまう。
また、特許文献3に示すスピーカでは、平板間にエキサイタを配置するため、少なくともエキサイタ分の厚みを必要とし、さらに平板の対向する両端にエキサイタを配置するため少なくとも二個のエキサイタ分だけ平板面の面積が大きくなってしまう。
したがって、本発明の目的は、薄型でありながら音質特性に優れ、且つ略振動面の面積だけの大きさからなる平面型スピーカを提供することにある。
この発明の平面型スピーカは、圧電フィルム、エキサイタフィルム、および振動板を備える。圧電フィルムは、両主面に電極が形成された圧電性樹脂からなる。エキサイタフィルムは、主面の略全面に圧電フィルムが装着された平板からなる。振動板は、エキサイタフィルムの主面に対して直交する方向へ湾曲されている状態で、前記エキサイタフィルムに張力が加わるように、エキサイタフィルムへ固定されている。
この構成では、放音用駆動信号の印加による圧電フィルムの伸縮に応じて、エキサイタフィルムが伸縮する。エキサイタフィルムの伸縮により、振動板は、主面に直交する方向に振動する。圧電フィルムがエキサイタフィルムの略全面に装着されていることで、圧電フィルムの伸縮によりエキサイタフィルムが効果的に伸縮し、振動板の振動ストロークを大きくすることが可能になる。これにより、低音出力特性が改善し、音質特性が向上する。また、正面視した形状が振動板の形状と同じであるので、不必要に大きな面積にならない。また、奥行きは、平板状の振動板と平板状のエキサイタフィルムとの厚み、および、振動板とエキサイタフィルムに挟まれる中空領域の奥行きのみである。そして、当該中空領域の奥行きは、圧電フィルムの厚さと振動板の振動ストロークのみを加味すればよい。したがって、奥行きも短くなる、すなわちスピーカとしての厚みが薄くなる。
また、この発明の平面型スピーカでは、圧電フィルム、エキサイタフィルム、および振動板を備え、次の構成であってもよい。圧電フィルムは両主面に電極が形成された圧電性樹脂からなる。エキサイタフィルムは、主面の略全面に圧電フィルムが装着された平板からなる。振動板は、エキサイタフィルムに固定されていない状態で平板面が湾曲した形状であり、エキサイタフィルムの主面に対して平板面が平坦な形状になるように、前記エキサイタフィルムに張力が加わるように、エキサイタフィルムへ固定されている。
この構成では、振動板に曲げ応力が加わった状態であっても、振動板の正面すなわち平面型スピーカの正面が平坦になる。したがって、例えば薄型テレビジョンの正面においても見栄えがよい。
また、この発明の平面型スピーカでは、次の構成であることが好ましい。振動板は平坦な主平板と、該主平板に装着され、該主平板よりも幅が狭く且つ剛性の高い補助板とからなる。補助板は予め湾曲されている形状からなる。
この構成では、主平板よりも剛性が高く湾曲状態をより長く持続できる補助板を用いることで、振動板の曲げ応力の経時劣化を抑制できる。
また、この発明の平面型スピーカでは、圧電フィルムは、エキサイタフィルムの主面に平行な方向で且つ固定される両端辺に沿った方向において、複数の個別圧電フィルムに分割されていることが好ましい。
この構成では、個別圧電フィルム毎に個別の放音用駆動信号を印加することができる。これにより、ステレオ音声も再現できる。
また、この発明の平面型スピーカでは、次の構成であることが好ましい。圧電フィルムは、正面視して、補助板に重なる領域と補助板に重ならない領域とで分割された複数の個別圧電フィルムを備える。補助板に重なる領域の個別圧電フィルムと補助板に重ならない領域の個別圧電フィルムとで圧電性樹脂が異なる。
この構成では、領域毎に異なる圧電性樹脂からなる圧電フィルムで振動板を振動させることができる。
また、この発明の平面型スピーカでは、圧電性樹脂はポリフッ化ビニリデンを材料とすることができる。この構成では、有機圧電フィルムとして圧電係数の高い材料を用いるので、印加する放音用駆動信号に対して効率良く振動板を振動させることができる。
また、この発明の平面型スピーカでは、次の構成であることが好ましい。エキサイタフィルム、振動板、および電極は、透光性を有する材質からなる。圧電性樹脂はポリ乳酸を材料とする。
この構成では、正面視した略全面が高い透光性を有する平面型スピーカを実現できる。これにより、所謂平板状透明スピーカを実現でき、薄型ディスプレイの画面上に配置するのに、非常に好ましい態様となる。
また、この発明の平面型スピーカでは、次の構成であることが好ましい。エキサイタフィルム、振動板、および電極は、透光性を有する材質からなる。補助板に重ならない領域の個別圧電フィルムの圧電性樹脂はポリ乳酸を材料とし、補助板に重なる領域の個別圧電フィルムの圧電性樹脂はポリフッ化ビニリデンを材料とする。
この構成では、補助板の配置された領域以外の透光性が高い構成を有する平面型スピーカを実現できる。そして、剛性の高い補助板の領域に、圧電係数の高いポリフッ化ビニリデンを用いることで、印加する放音用駆動信号に対して効率良く振動板を振動させることができる。
また、この発明の平面型スピーカでは、振動板とエキサイタフィルムとの間に吸音部材を備えることが好ましい。
この構成では、振動板からエキサイタフィルム側に発した音、及びエキサイタフィルムそのものが発する音が吸音部材で吸収され、音質特性がさらに向上する。
また、この発明の平面型スピーカでは、振動板に平板状のタッチパネルを備えることもできる。この構成では、平面型スピーカにタッチパネル機能も備えさせることができる。
また、この発明は上述の平面型スピーカを用いてAV機器を実現できる。AV機器は、平面型スピーカとともに、平面スピーカの振動板とエキサイタフィルムとの間に配設された平板状の映像再生機器を備える。この構成では、薄型で音質特性の良いAV機器を実現できる。
また、この発明では、上述の平面型スピーカを備え、振動板に映像再生機器を備えることで、AV機器を実現することもできる。
また、この発明では、上述の平面型スピーカを備え、振動板を映像再生機器で構成することにより、AV機器を実現することもできる。
これらの構成でも、薄型で音質特性の良いAV機器を実現できる。
この発明によれば、優れた音質特性を有し、略振動面の面積だけの大きさからなる薄型の平面型スピーカを実現できる。
平面型スピーカ10の外観斜視図である。 平面型スピーカ10の正面図および側面図である。 平面型スピーカ10の部分拡大側面図である。 平面型スピーカ10の動作説明図である。 平面型スピーカ10Aの外観斜視図である。 平面型スピーカ10Aの構造説明図である。 平面スピーカ10A’の外観斜視図である。 平面型スピーカ10Bの外観斜視図である。 平面型スピーカ10Bの構造説明図である。 平面型スピーカ10Bの圧電フィルム構成図である。 AV機器600の外観斜視図である。 AV機器600の正面図および側面図である。 AV機器600A,600Bの外観斜視図である。 AV機器600Cの外観斜視図である。
本発明の第1の実施形態に係る平面型スピーカについて、図を参照して説明する。図1は本実施形態に係る平面型スピーカ10の外観斜視図である。図2(A)は平面型スピーカ10の正面図であり、図2(B)は側面図である。図3は平面型スピーカ10の部分拡大側面図である。
平面型スピーカ10は、圧電フィルム20R,20L、エキサイタフィルム30、振動板40、およびフレーム部材50を備える。圧電フィルム20R,20Lは、エキサイタフィルム30に貼り付ける位置が異なるのみで同じ構成要素からなる。したがって、具体的な構造の説明には、圧電フィルム20Lを用いて説明する。
圧電フィルム20Lは、平面視して矩形状のベースフィルム200と、該ベースフィルム200の対向する両主面に形成された電極201を備える。ベースフィルム200は、圧電性を有するフィルムであり、好ましくはポリ乳酸(以下、PLAと称する。)もしくはポリフッ化ビニリデン(以下、PVDFと称する。)で構成されている。さらに好ましくはPLAで構成されている。PLAで構成されることにより、ベースフィルム200の透光性を非常に高くすることができる。透光性が低くても問題ないような使用態様であれば、厚みをさらに薄くしたPVDFフィルムを積層した積層体、あるいは厚みをさらに薄くしたPLAフィルムを積層した積層体を用いることもできる。これにより圧電フィルムの見かけ上の圧電定数が向上し圧電フィルムの駆動電圧を低くすることができる。ベースフィルム200にPLAを用いる場合、ベースフィルム200は、延伸方向に対して各外周辺が略45°となるように裁断することで、矩形状を形成するとよい。
電極201は、ベースフィルム200の両主面の略全面に形成されている。電極201は、酸化インジウムスズITO、酸化亜鉛ZnO、ポリチオフェンを主成分とすることが好ましい。これらの材料を用いれば透光性が高いため、PLAで構成されたベースフィルム200と組み合わせることで、略透明(可視光の透光率が約95%)以上からなる圧電フィルム20Lを実現することができる。なお、電極201には、銀ナノワイヤ電極を用いることができ、さらに、透光性が低くても問題ないような使用態様であれば、アルミ蒸着電極を用いることが好ましい。電極201には、図示しない引き出し用の配線導体が接続されており、外部からの放音用駆動信号は当該配線導体を介して各電極201へ印加される。
エキサイタフィルム30は、平面視して矩形状からなり、圧電フィルム20R,20Lを所定の間隔をおいて配置できる程度の大きさで形成されている。エキサイタフィルム30は、ポリエチレンテレフタレート(PET)で構成されている。なお、エキサイタフィルム30は、ポリエチレンナノフタレート(PEN)、ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)、ポリ塩化ビニル(PVC)等の他の材料を用いてもよく、機能的には高い透光性を有する絶縁性材料であり、振動板40の形状を十分に維持できる強度を有するものであればよい。
例えば、圧電フィルム20Lのベースフィルム200にPLAを用いて、エキサイタフィルム30にPETを用いる場合、当該エキサイタフィルム30の厚みを0.05mm〜0.2mm程度にすることが好ましい。
エキサイタフィルム30の一方主面には、圧電フィルム20R,20Lが所定間隔をおいて配設されている。圧電フィルム20R,20Lは、エキサイタフィルム30の長手方向に沿って配設されており、接着層60を用いてエキサイタフィルム30に固定されている。
この際、圧電フィルム20R,20Lは、延伸方向がエキサイタフィルム30の短手方向の45°の角度を成すように固定される。
振動板40は、平面視して矩形状からなる。振動板40は、長手方向の長さがエキサイタフィルム30と略同じであり、短手方向の長さがエキサイタフィルム30よりも長い形状からなる。振動板40は、アクリル樹脂(PMMA)で構成されている。振動板40は、PET、ポリカーボネイト(PC)、PLA等の他の材料を用いてもよく、機能的には高い透光性を有する絶縁性材料であればよい。
振動板40は、短手方向の両端がエキサイタフィルム30の短手方向の両端にそれぞれフレーム部材50を用いて固定されている。フレーム部材50は、長尺な棒状からなり、金属等の高強度な材質からなる。なお、振動板40は、エキサイタフィルム30における圧電フィルム20L,20Rが装着された側に固定される。ただし、振動板40を、エキサイタフィルム30における圧電フィルム20L,20Rが装着された側と反対側に固定してもよい。
この構成により、振動板40とエキサイタフィルム30との間には、中空領域100が形成される。そして、この振動板40のある側が平面型スピーカ10の正面側となり、エキサイタフィルム30がある側が平面型スピーカ装置10の背面側となる。
ここで、図1、図2(B)に示すように、振動板40は、エキサイタフィルム30の存在する側(振動板40の後側)に対して反対の側(振動板40の前側)に湾曲して突出する形状となるように、エキサイタフィルム30へ固定されている。なお、図1、図2、図3、図4は振動板40の湾曲状態を誇張して記載しており、実際には、振動板40の主面とエキサイタフィルム30の主面は、より平行に近い関係となる。
なお、この湾曲による突出量は大きくない方が好ましい。これは湾曲による突出量が大きい、すなわち撓み量が大きすぎると、後述するエキサイタフィルム30の伸縮が振動板40の前後方向(エキサイタフィルム30の主面および振動板40の主面の中央に直交する方向)への振動に変換されなくなるからである。
このように振動板40に曲げ応力が加わった状態でエキサイタフィルム30へ固定すると、図2(B)の太矢印S901に示すように、エキサイタフィルム30には、当該エキサイタフィルム30の主面に平行で、当該エキサイタフィルム30における振動板40が固定される両端辺に対して直交する方向(エキサイタフィルム30の平板面における短手方向)に沿って引っ張り張力が係った状態となる。
放音用駆動信号が印加されていない状態で上述の構成からなる平面型スピーカ10に対して放音用駆動信号を印加することで、振動板40は図4に示すように振動し、平面型スピーカ10の正面方向へ放音される。図4は平面型スピーカ10の動作説明図であり、図4(A)が放音用駆動信号により圧電フィルム20L,20Rが縮んだタイミングでの状態を示す。図4(B)が放音用駆動信号が印加されていないもしくは放音用駆動信号の振幅が0の状態を示す。図4(C)が放音用駆動信号により圧電フィルム20L,20Rが伸びたタイミングでの状態を示す。
放音用駆動信号により圧電フィルム20L,20Rに第一方向の電界を印加すると、振動板40およびエキサイタフィルム30の固定端に直交する方向に沿って圧電フィルム200が収縮すると、図4(A)の太実線S911に示すように、エキサイタフィルム30も面内の固定端に直交する方向に沿って収縮する。これにより、エキサイタフィルム30の両端のフレーム部材50が固定端に直交する方向に沿って面内中央方向へ引きつけられる。これにより、図4(A)の太実線F911に示すように、前方へより突出するように湾曲する。
一方、放音用駆動信号により圧電フィルム20L,20Rに第一方向とは逆の第二方向の電界を印加すると、振動板40およびエキサイタフィルム30の固定端に直交する方向に沿って圧電フィルム20L,20Rが伸張すると、図4(C)の太実線S912に示すように、エキサイタフィルム30も面内の固定端に直交する方向に沿って伸張する。これにより、エキサイタフィルム30の両端のフレーム部材50が固定端に直交する方向に沿って面内中央から外方へ向かって離間する。これにより、図4(C)の太実線F912に示すように、前方への突出量が低下した湾曲状態となる。
このように、本実施形態の構成を用いれば、放音用駆動信号に振幅に応じて、図4(B)の状態を基準に図4(A)の状態や図4(C)の状態に遷移して、振動板40が前後方向(振動板40の面中央に直交する方向)に沿って振動する。これにより、放音用駆動信号に応じた音が正面に放音される。
そして、以上のように、振動板40に非動作状態で定常的な曲げ応力を与えておき、当該曲げ応力と同じ方向へのエキサイタフィルム40の伸縮(圧電フィルム20L,20Rの伸縮を伝搬した伸縮)による応力を加えることで、振動板40を効果的に振動させることができる。さらに、平面型スピーカ10を平面視した略全面に圧電フィルム20L,20Rを配設できるので、低音出力特性が改善し、且つ、決定された面積において最も効率良く振動板40を振動させることができる。また、従来の特許文献2に示したような電磁方式のエキサイタを必要としないので、平面型スピーカ10を小型(正面視して小面積)に形成することができる。また、側面視して、圧電フィルム20L,20Rを貼り付けたエキサイタフィルム30と振動板40とを、振動板40の振動ストロークに若干のマージンを有する程度に離間して配置すればよいので、従来の特許文献3に示したような奥行き方向の長さを殆ど必要とせず、平面型スピーカ10を薄く形成することができる。
なお、振動板40のエキサイタフィルム30側にも音が放音されるが、上述の構造により、振動板40のエキサイタフィルム30側は半閉空間のエンクロージャとして機能する。これにより、エキサイタフィルム30側に発した音が正面側に漏洩することを抑制でき、音質特性を向上させることができる。さらに、中空領域100に振動板40の振動およびエキサイタフィルム30の伸縮を阻害しない程度の柔らかさからなるシリコンゲル等の吸音部材を配設してもよい。このような吸音部材を用いることで、上述のエキサイタフィルム30側へ放音された音の正面側への回り込みを抑制できるとともに、エキサイタフィルム30から生じる共振音波が振動板40に伝搬されることも抑制でき、音の歪率も改善することができる。これにより、さらに優れた音質特性の平面型スピーカを実現できる。
また、上述のPLAを用いる態様とすれば、高い透光性を有し優れた音質の平面型スピーカを実現でき、例えば薄型テレビジョンの画面上に載置する態様に好適である。
ところで、上述の説明では、圧電フィルム20L,20Rに印加する放音用駆動信号の種類について具体的に記載していないが、圧電フィルム20L,20Rに印加する放音用駆動信号は同じであっても、異なっていてもよい。圧電フィルム20L,20Rに印加する放音用駆動信号の種類を異ならせる場合には、ステレオ音声のLチャンネル信号とRチャンネル信号とを同期させて印加すればよい。これにより、平面型スピーカ10でステレオ音を放音することができる。
次に、第2の実施形態に係る平面型スピーカについて、図を参照して説明する。図5は本実施形態に係る平面型スピーカ10Aの外観斜視図である。図6は平面型スピーカ10Aの構造説明図であり、図6(A)が振動板40Aを固定する前の状態を示し、図6(B)が振動板40Aを固定した後の状態を示す。
本実施形態の平面型スピーカ10Aは、第1の実施形態に示した平面型スピーカ10に対して、振動板40Aの主面とエキサイタフィルム30の主面とが平行になるように、振動板40Aをエキサイタフィルム30に固定した点で異なり、他の構成は同じである。
振動板40Aは、材質は第1の実施形態に示した振動板40と同じであるが、図6(A)に示すように、予め湾曲した形状からなる。これは、例えば平坦な主面を有する振動板を熱処理等により屈曲させることで実現できる。
このような形状からなる振動板40Aに対して、湾曲の突出する方向をエキサイタフィルム30側として、図6(A)の太矢印St902の方向に外力を加えながら、図6(B)に示すように主面が平坦面となるようにフレーム部材50を介してエキサイタフィルム30に固定する。このような状態で固定することにより、図6(B)の太矢印S902に示すように、エキサイタフィルム30が、主面に平行で振動板40を固定する両端辺に対して直交する方向の中心から固定端方向に向かって引っ張られる。これにより、上述の第1の実施形態と同様な応力を蓄えた状態となる。
このような構成であっても、上述の第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。さらに、本実施形態の構成を用いれば、振動板40Aの主面を平坦に固定することができるので、平面型スピーカ10Aを正面側や側面および斜め前方向から見た際の見栄えがよく、上述のフラットパネルの薄型テレビジョンの画面上に載置する態様に対して、より好適なものとなる。
また、このように平面型スピーカ10Aの正面を平坦面にできることで、振動板40Aの正面側にフラットパネル状のタッチパネル素子を貼り合わせて、平面型スピーカにタッチパネル機能を持たせることもできる。図7は、タッチパネル素子を振動板に貼り付けた構成からなる平面型スピーカ10A’の外観斜視図である。平面型スピーカ10A’は、第2の実施形態に示した平面型スピーカ10A’の振動板40Aの表面(エキサイタフィルムに対向する面と反対側の面)にタッチパネル41を貼り付けた構成からなる。また、さらには、振動板40Aをフラットパネル状のタッチパネル素子で実現することも可能である。
次に、第3の実施形態に係る平面型スピーカについて、図を参照して説明する。図8は本実施形態に係る平面型スピーカ10Bの外観斜視図である。図9は平面型スピーカ10Bの構造説明図であり、図9(A)は振動板40Bの分解側面および組み立て状態を示し、図9(B)が振動板40Bを固定する前の状態を示し、図9(C)が振動板40Bを固定した後の状態を示す。
振動板40Bは、主平板400と一対の補助板401とからなる。主平板400は、第1の実施形態に示した振動板40と同じ材質および形状からなる。補助板401は主平板400の長手方向の両端、すなわち振動板40Bをエキサイタフィルム30に固定する辺に直交する二端辺の近傍にそれぞれ配設されている。
補助板401は、主平板400の短手方向の長さと同じ長さで幅の狭い長尺状からなる。補助板401は、高性能バネ材により形成されている。補助板401の具体的な材質としては、SUS301CSP、SUS304CSP、バネ用ベリリウム銅C1700,C1720、バネ用リン青銅C5210、バネ用洋白C7701等が好適である。補助板401の厚みは、0.3mm〜0.8mm程度がよい。補助板401の硬度は、主平板400の硬度よりも高く、振動板の大きさによって決定されている。
補助板401は、予め湾曲した形状で形成されている。補助板401は、湾曲の突出する側が主平板400となるように配置された状態で主平板400へ装着する。主平板400は、補助板401よりも硬度が低いため、主平板400は補助板401の湾曲形状に準じた形状で湾曲する。これにより、図9(B)に示すような湾曲形状の振動板40Bが形成される。
このような形状からなる振動板40Bに対して、湾曲の突出する方向をエキサイタフィルム30側として、図9(B)の太矢印St903の方向に外力を加えながら、図9(C)に示すように主面が平坦面となるようにフレーム部材50を介してエキサイタフィルム30に固定する。このような状態で固定することにより、図9(C)の太矢印S903に示すように、エキサイタフィルム30が短手方向の中心から固定端方向に向かって引っ張られる。これにより、上述の第1および第2の実施形態と同様な応力を蓄えた状態となる。
このような構成であっても、上述の第1、第2の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。また、本実施形態の構成を用いれば、第2の実施形態と同様に、振動板40Bの主面を平坦に固定することができる。さらに、本実施形態を用いれば、アクリル樹脂等からなる主平板400よりも経年劣化の低い補助板401を用いて曲げ応力を与えているので、より長期間に亘って設計通りの曲げ応力を蓄えられる平面型スピーカを実現できる。
なお、本実施形態の構成では、補助板401に上述の金属製材料を用いているので、当該補助板401が配設された領域は透光性を有さない。
このような場合、圧電フィルムを図10に示すように分割して配置し、複数の材料からなる圧電フィルムを採用する構成も実現できる。図10は平面型スピーカ10Bの圧電フィルム構成図である。
図10に示すように、本実施形態の圧電フィルム群は、振動板40Bおよびエキサイタフィルム30の長手方向に沿って、平面視して振動板40Bを介してエキサイタフィルム30が見える領域に、圧電フィルム20L’,20R’が配設されている。また、平面視してエキサイタフィルム30が見えない両端の領域に、圧電フィルム21R,21Lが配設されている。圧電フィルム20L’,20R’のベースフィルムはPLAからなり、圧電フィルム21L,21RのベースフィルムはPVDFからなる。
PVDFはPLAと比較して圧電係数が高いため、同じ振幅の放音用駆動信号を与えた場合に、PLAよりも大きく伸縮する。したがって、本実施形態に示すように、部分的にPVDFからなる圧電フィルム21R,21Lを用いることで、より効果的に振動板40Bを振動させることができる。
また、PVDFからなる圧電フィルムは、PLAと比較して透光性が低いが、透光性を有さない補助板401の裏側にのみ配置することで、正面からの見栄えを悪くすることなく、透光性を有する平面型スピーカを実現できる。
また、伸縮量が大きなPVDFからなる圧電フィルムが、バネ性能の高い補助板401の背面に配設されることで、より効果的に振動板40Bを振動させることができる。
また、PVDFは、PLAと比較して高周波数領域でインピーダンスが低下し大電流が流れやすいが、本実施形態に示すように、補助板401が配設される比較的に小さな面積にのみ、PVDFからなる圧電フィルム21L,21Rを配設することで、消費電力を低減させることができる。
なお、上述の各実施形態では、正面視して矩形状の振動板およびエキサイタフィルムを配する平面型スピーカを例に説明したが、対向する両端が互いに固定された振動板とエキサイタフィルムを用いれば、他の形状であっても同様の作用効果を得ることができる。
また、上述の説明では、液晶テレビジョン等の映像再生機器の前面(正面)に平面型スピーカを配置することを記載したが、平面型スピーカに生じる中空領域に液晶ディスプレイや有機ELディスプレイ等からなる薄型テレビジョン等の映像再生機器を配置してもよい。図11は本発明の平面型スピーカを用いたAV機器600の斜視図である。図12(A)は本発明の平面型スピーカを用いたAV機器600の正面図であり、図12(B)はその側面図である。なお、ここでは、第2の実施形態に示した平面型スピーカ10Aを用いた例を示すが、他の実施形態の平面型スピーカにも同様に適用できる。
AV機器600は、平面型スピーカ10Aと薄型ディスプレイ60とを備える。薄型ディスプレイ60は、平面型スピーカ10Aにおける中空領域100A内に配置される。この際、薄型ディスプレイ60は、映像表示面が振動板40A側となるように配置される。また、薄型ディスプレイ60は、振動板40Aに対して振動分の間隔を空け、且つ圧電フィルム20L,20Rに当接しないように配置される。このような構成とすることで、音質の優れる薄型のAV機器を実現できる。さらに、振動板40Aが高い透光性を有するので、薄型ディスプレイ60の画面の表示(例えば映像の再現性)を阻害しない。そして、このような構成であれば、圧電フィルム20L,20Rに対する透光性の条件が必要なくなるので、例えば全体をPVDFで形成し、さらに音質特性と向上させることもできる。なお、このようなAV機器600に対しても、薄型ディスプレイ60とともに吸音部材を中空領域に介在させてもよい。
また、振動板に有機EL等の薄型ディスプレイを貼り付ける構造によって、AV機器を実現してもよい。図13は、AV機器600A,600Bの外観斜視図である。図13(A)に示すAV機器600Aは、平面型スピーカとしての構造は第2の実施形態と同じであり、振動板40Aの表面(エキサイタフィルムに対向する面と反対側の面)に薄型ディスプレイ60Aを貼り付けた構成からなる。図13(B)に示すAV機器600Bは、平面型スピーカとしての構造は第2の実施形態と同じであり、振動板40Aの背面(エキサイタフィルム側の面)に薄型ディスプレイ60Aを貼り付けた構成からなる。
また、さらには、薄型ディスプレイによって振動板を構成してもよい。図14は、AV機器600Cの外観斜視図である。図14に示すAV機器600Cは、基本構造が第2の実施形態と同じであるが、薄型ディスプレイ兼用振動板40A’を用いている。すなわち、AV機器600Cは、薄型ディスプレイによって振動板が形成されている。
これら、図13、図14に示す構造であっても、薄型で音質特性が良いAV機器を実現することができる。
10,10A,10A’,10B:平面型スピーカ、
20L,20R、20L’,20R’,21L,21R:圧電フィルム、
30:エキサイタフィルム、
40,40A,40B:振動板、
40A’:薄型ディスプレイ兼用振動板、
41:タッチパネル、
50:フレーム部材、
60,60A:薄型ディスプレイ、
100:中空領域、
200:ベースフィルム、
201:電極、
400:主平板、
401:補助板、
600,600A,600B,600C:AV機器

Claims (13)

  1. 両主面に電極が形成された圧電性樹脂からなる圧電フィルムと、
    主面の略全面に前記圧電フィルムが装着された平板状のエキサイタフィルムと、
    前記エキサイタフィルムの主面に対して直交する方向へ湾曲されている状態で前記エキサイタフィルムが架け渡され、非動作状態で前記エキサイタフィルムから定常的に曲げ応力が与えられるとともに前記エキサイタフィルムに張力が加わるようにした平板状の振動板と、
    を備えた平面型スピーカ。
  2. 両主面に電極が形成された圧電性樹脂からなる圧電フィルムと、
    主面の略全面に前記圧電フィルムが装着された平板状のエキサイタフィルムと、
    前記エキサイタフィルムに固定されていない状態で平板面が湾曲した形状であり、前記エキサイタフィルムの前記主面に対して前記平板面が平坦な形状になるように、前記エキサイタフィルムが架け渡され、非動作状態で前記エキサイタフィルムから定常的に曲げ応力が与えられるとともに前記エキサイタフィルムに張力が加わるようにした振動板と、
    を備えた平面型スピーカ。
  3. 請求項2に記載の平面型スピーカであって、
    前記振動板は平坦な主平板と、該主平板に装着され、該主平板よりも幅が狭く且つ剛性の高い補助板とからなり、
    前記補助板は予め湾曲されている状態のものである、平面型スピーカ。
  4. 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の平面型スピーカであって、
    前記圧電フィルムは、前記エキサイタフィルムの主面に平行な方向で且つ固定される両端辺に沿った方向において、複数の個別圧電フィルムに分割されている、平面型スピーカ。
  5. 請求項3に記載の平面型スピーカであって、
    前記圧電フィルムは、正面視して、前記補助板に重なる領域と前記補助板に重ならない領域とで分割された複数の個別圧電フィルムを備え、
    前記補助板に重なる領域の個別圧電フィルムと前記補助板に重ならない領域の個別圧電フィルムとで圧電性樹脂が異なる、平面型スピーカ。
  6. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の平面型スピーカであって、
    前記圧電性樹脂はポリフッ化ビニリデンを材料とする、平面型スピーカ。
  7. 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の平面型スピーカであって、
    前記エキサイタフィルム、前記振動板、前記電極は、透光性を有する材質からなり、
    前記圧電性樹脂はポリ乳酸を材料とする、平面型スピーカ。
  8. 請求項5に記載の平面型スピーカであって、
    前記エキサイタフィルム、前記振動板、前記電極は、透光性を有する材質からなり、
    前記補助板に重ならない領域の個別圧電フィルムの圧電性樹脂はポリ乳酸を材料とし、前記補助板に重なる領域の個別圧電フィルムの圧電性樹脂はポリフッ化ビニリデンを材料とする、平面型スピーカ。
  9. 請求項1乃至請求項8のいずれかに記載の平面型スピーカであって、
    前記振動板と前記エキサイタフィルムとの間に吸音部材を備える、平面型スピーカ。
  10. 請求項1乃至請求項9のいずれかに記載の平面型スピーカであって、
    前記振動板に平板状のタッチパネルを備える、平面型スピーカ。
  11. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の平面型スピーカを備え、
    前記振動板に映像再生機器を備えたAV機器。
  12. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の平面型スピーカを備え、
    前記振動板が映像再生機器であるAV機器。
  13. 請求項1乃至請求項10のいずれかに記載の平面型スピーカと、
    該平面型スピーカの前記振動板と前記エキサイタフィルムとの間に配設された平板状の映像再生機器と、を備えたAV機器。
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