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印刷工程の印刷走査工程においては、被印刷領域は保持手段に保持されたままであり、好適な形状が維持される。印刷工程の改行工程では、保持手段を所定の方向に移動させることによって被印刷領域と吐出手段とを相対移動させるため、被印刷領域は保持手段に保持されたままであり、吸着工程において被印刷領域が保持手段に吸着保持された好適な形状の状態を維持して、改行を実施することができる。
一般的に、連続媒体において、一連の印刷工程によって印刷された被印刷領域の終端位置に対して、次の一連の印刷工程を実施する被印刷領域の始端位置が定まっている。例えば、連続して印刷する場合には、終端に対して、次の始端が接触している。被印刷領域の位置を略一定の位置に維持することで、保持手段を次の被印刷領域に対して適切な位置に正確に移動させることができる。
最初に、印刷装置において印刷用の機能液を吐出するために用いられる液滴吐出法について説明する。液滴吐出法の吐出技術としては、帯電制御方式、加圧振動方式、電気機械変換方式、電気熱変換方式、静電吸引方式等が挙げられる。帯電制御方式は、材料に帯電電極で電荷を付与し、偏向電極で材料の飛翔方向を制御して吐出ノズルから吐出させるものである。また、加圧振動方式は、材料に30kg/cm2程度の超高圧を印加して吐出ノズル先端側に材料を吐出させるものであり、制御電圧をかけない場合には材料が直進して吐出ノズルから吐出され、制御電圧をかけると材料間に静電的な反発が起こり、材料が飛散して吐出ノズルから吐出されない。また、電気機械変換方式は、ピエゾ素子(圧電素子)がパルス的な電気信号を受けて変形する性質を利用したもので、ピエゾ素子が変形することによって材料を貯留した空間に可撓物質を介して圧力を与え、この空間から材料を押し出して吐出ノズルから吐出させるものである。
次に、フィルム10に印刷する印刷装置1の構成について、図1を参照して説明する。図1は、印刷装置の概略構成を示す模式図である。図1(a)は、印刷装置の概略構成を示す模式平面図であり、図1(b)は、印刷装置の概略構成を示す模式側面図である。
ヘッド機構部2が備える液滴吐出ヘッド20は、インクジェット方式の液滴吐出ヘッドであり、紫外線硬化性を有する機能液を液滴として、印刷対象物に向けて吐出する。供給排出機構部3は、液滴吐出ヘッド20から吐出された液滴を着弾させる印刷対象物であるフィルム10を印刷位置に給排紙する。機能液供給部は、液滴吐出ヘッド20への機能液の供給を行う。メンテナンス装置部5は、液滴吐出ヘッド20の保守を行う。
印刷装置1は、また、これら各機構部等を総括的に制御する吐出装置制御部(図示省略)を備えている。液滴吐出ヘッド20が、吐出手段に相当する。機能液が液状体に相当する。
Y軸走査機構42は、Y軸ガイドレール42aとY軸スライダー42bと、をそれぞれ1対備えている。吸着ユニット33は、吸着テーブル33aと、テーブル台43と、テーブル昇降機構44と、供給ローラー34と、従動ローラー34aと、媒体送りローラー36と、従動ローラー36aと、を備えている。各リール、及び各ローラーは、それぞれ回動軸まわりに回動可能であり、それぞれの回動軸は互いに略平行である。
フィルム10が送られる方向は、互いに略平行である各リール、及び各ローラーの回動軸の軸方向に略直交する方向である。各リール、及び各ローラーの回動軸の軸方向に平行な方向をX軸方向と表記し、フィルム10の送り方向をY軸方向と表記する。
2本のY軸ガイドレール42aのそれぞれに支持されたY軸スライダー42bには、吸着ユニット33のテーブル台43の一端がそれぞれ固定されている。両端がそれぞれY軸スライダー42bに固定されたテーブル台43は、Y軸スライダー42bに支持されて、2本のY軸ガイドレール42aの間に差渡されている。テーブル台43は、Y軸駆動モーターによって、Y軸ガイドレール42aに沿って、Y軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能である。Y軸方向が、所定の方向に相当する。Y軸走査機構42が、副走査手段に相当する。
テーブル台43は、Y軸走査機構42によってY軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能に支持されている。吸着テーブル33aと、供給ローラー34及び従動ローラー34aと、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aとは、Y軸走査機構42によってY軸方向に摺動自在であって、Y軸方向における任意の位置に保持可能である。
従動ローラー34aは、外周が供給ローラー34の外周に接しており、付勢装置によって、供給ローラー34に押し付けられている。供給ローラー34は供給モーターによって回動させられ、供給ローラー34に当接している従動ローラー34aは、供給ローラー34に従って回動する。供給リール31から供給されたフィルム10は、供給ローラー34と従動ローラー34aとの間に挟まれて、従動ローラー34aによって供給ローラー34に押し付けられており、供給ローラー34の回動による外周の回動長さに略同等の長さが供給される。
当該張られた部分には、吸着テーブル33aの吸着面が臨んでいる。上述した吸着位置に位置する吸着テーブル33aの吸着面の位置は、媒体送りローラー36の外周及び供給ローラー34の外周に接する面の位置に略一致している。吸着位置に位置する吸着テーブル33aの吸着面は、供給ローラー34と媒体送りローラー36との間に張られたフィルム10に略接している。
吸着方法としては、大気吸引装置を設けて負圧によって吸着する方法や、帯電及び除電装置を設けて静電気によって吸着する方法などを用いることができる。
アイドラローラー38は、回動軸が軸方向に交差する方向に揺動可能であり、揺動方向の一方に付勢されている。フィルム10における、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aと、巻取リール32との間の部分に、アイドラローラー38が付勢された状態で当接することで、媒体送りローラー36及び従動ローラー36aとアイドラローラー38との間、及びアイドラローラー38と巻取リール32との間の部分が、略弛みなく張られている。これにより、フィルム10は、巻取リール32に巻き取られる際の状態が略平坦に維持され易くなっている。また、媒体送りローラー36におけるフィルム10の送り速度と、巻取リール32におけるフィルム10の巻取り速度との差によって、媒体送りローラー36と巻取リール32との間の部分の弛み量が変動する。しかし、弛み量の変動に追従してアイドラローラー38の位置が変わることで、略弛みなく張られた状態が維持される。吸着ユニット33の移動による媒体送りローラー36と巻取リール32との間の部分の弛み量の変動についても、同様にして、略弛みなく張られた状態が維持される。
供給排出機構部3が、供給手段に相当する。フィルム10が、連続媒体に相当する。吸着テーブル33aが保持手段に相当する。
X軸走査機構11は、X軸ガイドレール11aとX軸スライダー11bと支持柱台11dとを、それぞれ1対備えており、さらにガイドレール支持柱11cを4本備えている。
一対の支持柱台11d,11dは、X軸方向において吸着テーブル33aを挟んで両側にそれぞれ1個ずつ配設されており、上述した一対のY軸ガイドレール42a,42aを間に挟む位置に配設されている。一方のY軸ガイドレール42aと支持柱台11dとの間には、メンテナンス装置部5が配設されている。
2本のガイドレール支持柱11cが、1個の支持柱台11dの上に、支持柱台11dのY軸方向の両端において、それぞれ1本ずつ立設されている。1個のX軸ガイドレール11aは、支持柱台11dの供給リール31の側の端にそれぞれ立設されたガイドレール支持柱11cに差渡されて、吸着テーブル33aの上方で、X軸方向に延在している。もう1個のX軸ガイドレール11aは、支持柱台11dの巻取リール32の側の端にそれぞれ立設されたガイドレール支持柱11cに差渡されて、吸着テーブル33aの上方で、X軸方向に延在している。
X軸走査機構11によってヘッドユニット21の液滴吐出ヘッド20をX軸方向に走査させ、Y軸走査機構42によってフィルム10における吸着テーブル33aに吸着保持された部分をY軸方向に走査させる。これにより、フィルム10における吸着テーブル33aに吸着保持された部分の略全面に対して、液滴吐出ヘッド20の吐出ノズル24を臨ませることができる。
吸着テーブル33aに吸着保持されたフィルム10の印刷対象部分を、Y軸方向の吐出位置まで移動させて停止させ、ヘッドユニット21のX軸方向の移動に同調させて、印刷用の機能液を液滴として吐出させる。ヘッドユニット21をX軸方向に移動させる主走査と、吸着テーブル33aに吸着保持されたフィルム10をY軸方向に移動させる改行(副走査)とを制御することにより、吸着テーブル33aの吸着面に吸着されたフィルム10上の任意の位置にヘッドユニット21を対向させる。それと共に、ヘッドユニット21の液滴吐出ヘッド20から吐出した機能液の液滴を着弾させることで、所望する印刷などを行うことが可能である。
次に、液滴吐出ヘッド20について、図2を参照して説明する。図2は、液滴吐出ヘッドの概略構成を示す図である。図2(a)は、液滴吐出ヘッドの概略構成を示す外観斜視図であり、図2(b)は、液滴吐出ヘッドの構造を示す斜視断面図であり、図2(c)は、液滴吐出ヘッドの吐出ノズルの部分の構造を示す断面図である。図2に示したX軸、Y軸、及びZ軸は、液滴吐出ヘッド20が印刷装置1に装着された状態において、図1に示したX軸、Y軸、及びZ軸と一致している。
圧力室プレート51には、液滴吐出ヘッド20に供給される機能液が常に充填される液たまり55が形成されている。液たまり55は、振動板52と、ノズル基板25と、圧力室プレート51の壁とに囲まれた空間である。機能液は、振動板52の液供給孔53を経由して液たまり55に供給される。また、圧力室プレート51には、複数のヘッド隔壁57によって区切られた圧力室58が形成されている。振動板52と、ノズル基板25と、2個のヘッド隔壁57とによって囲まれた空間が圧力室58である。
圧電素子59は電極層と圧電材料とを積層した活性部を有し、電極層に駆動電圧を印加することで、活性部が長手方向(図2(b)又は(c)における振動板52の厚さ方向)に縮む。活性部が縮むことで、圧電素子59の一端が固定された振動板52が圧力室58と反対側に引張られる力を受ける。振動板52が圧力室58と反対側に引張られることで、振動板52が圧力室58の反対側に撓む。これにより、圧力室58の容積が増加することから、機能液が液たまり55から供給口56を経て圧力室58に供給される。次に、電極層に印加されていた駆動電圧が解除されると、活性部が元の長さに戻ることで、圧電素子59が振動板52を押圧する。振動板52が押圧されることで、圧力室58側に戻る。これにより、圧力室58の容積が急激に元に戻る、すなわち増加していた容積が減少することから、圧力室58内に充填されていた機能液に圧力が加わり、当該圧力室58に連通して形成された吐出ノズル24から機能液が液滴となって吐出される。
次に、ヘッド機構部2が備えるヘッドユニット21の概略構成について、図3を参照して説明する。図3は、ヘッドユニットの概略構成を示す平面図である。図3に示したX軸及びY軸は、ヘッドユニット21が印刷装置1に取り付けられた状態において、図1に示したX軸及びY軸と一致している。
一つのヘッドユニット21が備える3つのヘッド組20Aにおける9個の液滴吐出ヘッド20が有する18列のノズル列24Aは、1本のノズル列として扱うこともできる。当該ノズル列を「ユニットノズル列240A」と表記する。ユニットノズル列240Aは、例えば180個の18倍、3240個の吐出ノズル24を有し、Y軸方向におけるノズルピッチは、70μmであり、Y軸方向の両端の吐出ノズル24の中心間距離(ノズル列長さ)は、約226.7mmである。即ち、一つのヘッドユニット21の吐出ノズル24から一滴ずつ吐出させて、X軸方向が同じ位置になるように着弾させると、3240個の点が70μmのピッチ間隔で連なる直線が形成される。
次に、印刷装置1によってフィルム10に印刷する印刷工程について、図4、図5、及び図6を参照して説明する。図4は、印刷工程を示すフローチャートである。図5及び図6は、印刷工程における、ヘッドユニットの位置に対するフィルムの被印刷領域の位置及び吸着テーブルの位置を示す説明図である。図5及び図6に示したX軸、Y軸、及びZ軸は、図1に示したX軸、Y軸、及びZ軸と一致している。
ステップS8、ステップS6、及びステップS7を繰り返して実施することで、第一印刷行121及び第二印刷行122に続けて、第三印刷行123及び第四印刷行124に印刷して、図6(f)に示したように、被印刷領域101の全面への印刷が完了する。
ステップS1からステップS9を実施して1個所の被印刷領域101に対する印刷を完了した次も、ステップS1から各ステップを実施する。当該ステップS1の次に実施するステップS2では、図6(f)に示した印刷が完了した被印刷領域101に隣接する被印刷領域101である被印刷領域101aを、図6(g)に示した被印刷領域101aのように、吸着テーブル33aに臨む位置に移動させる。
当該ステップS2の次に実施するステップS3の次に実施するステップS4では、吸着テーブル33aによって、フィルム10の被印刷領域101aを吸着する。
当該ステップS4の次に実施するステップS5では、図6(h)に示した被印刷領域101aのように、吸着テーブル33aに吸着された被印刷領域101aを印刷開始位置に移動させる。
次に、印刷装置1によって、フィルム10に印刷する印刷工程の他の例について、図7、図8、及び図9を参照して説明する。図7は、印刷工程を示すフローチャートである。図8及び図9は、印刷工程における、ヘッドユニットの位置に対するフィルムの被印刷領域の位置及び吸着テーブルの位置を示す説明図である。図8及び図9に示したX軸、Y軸、及びZ軸は、図1に示したX軸、Y軸、及びZ軸と一致している。
このとき、吸着ユニット33の移動に同期させて、供給ローラー34及び媒体送りローラー36を回動させることで、吸着ユニット33の移動方向と反対側に、吸着ユニット33に対してフィルム10を相対移動させる。供給ローラー34及び媒体送りローラー36は、Y軸走査機構42によって移動されながら、同じ速度で移動方向と反対側にフィルム10を送るため、供給ローラー34及び媒体送りローラー36がフィルム10を伝って移動している状態となる。これにより、移動速度の誤差を無視すると、吸着ユニット33はY軸方向に移動するが、フィルム10のY軸方向の位置は移動しない。また、フィルム10にはY軸方向の力は作用しない。
上述したように、被印刷領域101は、フィルム10において、フィルム10が吸着テーブル33aに吸着された状態を解除することなく印刷を実施することが可能な範囲の領域である。供給ローラー34と従動ローラー34a、及び媒体送りローラー36と従動ローラー36aが、被印刷領域位置維持手段に相当する。
印刷開始位置は、上述した印刷開始位置と同様に、ヘッドユニット21に対する被印刷領域101のY軸方向の位置が、ヘッドユニット21をX軸方向に走査させると共に液滴吐出ヘッド20から機能液を吐出させる印刷走査を開始できる位置である。図8(c)及び図8(d)に示した印刷開始位置は、例えば、被印刷領域101に、フィルム10の送り方向における最も下流側(巻取リール32側)から順次印刷走査を実施して印刷する場合における印刷開始位置である。
ステップS28、ステップS26、及びステップS27を繰り返して実施することで、第一印刷行121及び第二印刷行122に続けて、第三印刷行123及び第四印刷行124に印刷して、図9(f)に示したように、被印刷領域101の全面への印刷が完了する。
ステップS21からステップS29を実施して1個所の被印刷領域101に対する印刷を完了した次も、ステップS21に戻り、ステップS21から各ステップを実施する。当該ステップS21の次に実施するステップS22では、Y軸走査機構42によって、吸着ユニット33をY軸方向に移動させて、吸着テーブル33aの吸着面を、図9(g)に示した吸着テーブル33aのように、被印刷領域101aに臨む位置に移動させる。被印刷領域101aは、図9(f)に示した印刷が完了した被印刷領域101に隣接する被印刷領域101aであって、次に印刷を実施する対象の被印刷領域101としての被印刷領域101aである。
当該ステップS22の次に実施するステップS23の次に実施するステップS24では、吸着テーブル33aによって、フィルム10の被印刷領域101aを吸着する。
当該ステップS24の次に実施するステップS25では、図9(h)に示した被印刷領域101aのように、吸着テーブル33aに吸着された被印刷領域101aを印刷開始位置に移動させる。
(1)フィルム10の被印刷領域101に印刷を実施する際には、被印刷領域101は、全面が吸着テーブル33aに吸着されている。これにより、フィルム10の被印刷領域101を平坦に維持して、被印刷領域101に皺ができるなどの平坦な状態が維持されないことに起因して、印刷形状精度や印刷位置精度などが損なわれることを抑制することができる。
また、吸着テーブル33aの吸着用の孔から圧空を噴出させることによって、吸着テーブル33aに対してフィルム10を浮かせるような構成であってもよい。この場合、吸着テーブル33aの吸着用の孔や圧空を送る装置が、離接移動手段に相当する。
Claims (5)
- 連続媒体における被印刷領域を、前記連続媒体の被印刷面の反対側の裏面において、保持手段によって吸着保持し、前記被印刷領域の前記被印刷面に向けて液状体を吐出する吐出手段を用いて前記連続媒体に印刷する印刷方法であって、
前記保持手段と前記被印刷領域とを、所定の方向に相対移動させて、前記被印刷領域を前記保持手段によって吸着可能な位置に位置させる供給工程と、
前記被印刷領域の前記裏面を前記保持手段によって吸着する吸着工程と、
前記被印刷領域を前記所定の方向に移動させて印刷位置に位置させる印刷領域セット工程と、
前記連続媒体の前記保持手段に吸着保持された部分における前記連続媒体の面方向に略平行であって、前記所定の方向に交差する方向に、前記吐出手段を走査させると共に、前記吐出手段から前記被印刷領域の前記被印刷面に向けて前記液状体を吐出する印刷走査工程と、前記所定の方向に、前記吐出手段と前記被印刷領域とを相対移動させる改行工程と、を有する印刷工程と、を有し、
前記改行工程では、前記保持手段を前記所定の方向に移動させることによって前記被印刷領域と前記吐出手段とを相対移動させ、
前記供給工程は、前記保持手段と前記被印刷領域とを前記所定の方向に相対移動させる前に前記保持手段を前記連続媒体から乖離させる乖離工程と、前記保持手段が前記被印刷領域の裏面に臨んだ状態で前記保持手段を前記被印刷領域の裏面に接触させる接触工程とを有することを特徴とする印刷方法。 - 前記供給工程では、前記連続媒体を略平坦に維持する張力を前記連続媒体に付与しながら前記連続媒体を前記所定の方向に移動し、前記吸着工程は、前記保持手段によって前記連続媒体を吸着した後、前記張力を解除又は小さくする張力解除工程をさらに有することを特徴とする、請求項1に記載の印刷方法。
- 前記供給工程では、前記保持手段を前記所定の方向に移動させることによって、前記保持手段が前記被印刷領域を吸着できる位置に、前記保持手段を位置させることを特徴とする、請求項1記載の印刷方法。
- 前記供給工程では、前記保持手段を前記所定の方向に移動させる際に、前記被印刷領域の前記所定の方向における位置を略一定の位置に維持することを特徴とする、請求項3に記載の印刷方法。
- 前記印刷領域セット工程では、前記被印刷領域を吸着保持した前記保持手段を前記所定の方向に移動させることによって、前記被印刷領域を前記所定の方向に移動させることを特徴とする、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の印刷方法。
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