JP5706267B2 - 野球用ヘルメット - Google Patents
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Description
a.前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されている、
b.前記ライナの耳部22の前端22eから前記耳部22と前記前方突出部21との間の括れた括れ部23にわたって、前記ライナ2の内側および/または端面に積層されている。
外側シェルは、2以上に分割されていてもよい。たとえば外側シェルを3分割し、イヤーフラップと補強シェルとが一体であってもよい。
「ライナ本体の大半を覆わず」とは、内側シェルが頭の上部の半分以上を覆っていないことを意味する。
また、片耳付の軟式野球用のヘルメットにおいても、イヤーフラップの部位を片手で把んで着脱することがあり、この場合にもライナ材に割れが生じる可能性がある。
これに対し、前記a.の状態のようにライナの耳部の付け根部が補強シェルにより補強された場合は、イヤーフラップの耳部の付け根部の破断強度が大きくなり、繰り返し着用することによるライナの破損を防止し得る。
一方、前記b.の状態のように、ライナの耳部の前端から括れ部にわたって、ライナの内側または端面の少なくともいずれか一方に補強シェルが積層された場合は、応力集中が生じ易い前記括れ部を補強することで、前記ライナの破損を防止し得る。
この場合、ヘルメットを着用する際に溝の部位でライナ本体が開き、耳部の付け根部の応力集中を緩和し得る。
V字状またはU字状の溝はライナ本体を更に開き易くする。
本実施例の外側シェル1は、図11の従来例と同様に、図1の本体部10、庇部11およびイヤーフラップ12が非発泡体の熱可塑性樹脂で一体に成型されているが、前記従来例と異なり、0.4mm〜1.5mm程度の薄肉で、真空成型により成型されている。
前記ライナ本体20は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆う。耳部22は前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う。前記前方突出部21は前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する。
なお、端面Eを非発泡体の樹脂で覆うことにより、端面Eのライナ材がグランド等に接触ないし当接することによる摩耗を防止し得る。
これらの例に示すように、内側シェル3の形状は種々の形状が考えられるが、貫通孔7の全周囲を囲むのが好ましい。
ライナ2の端面Eは、図5Bのように、前記内側シェル3により覆ってもよいが、図5Cおよび図5Dのように、前記内外のシェル3により覆わなくてもよい。
2:ライナ 20:ライナ本体 21:前方突出部 22:耳部 22e:前端 20B:後頭部
20E:端面 20F:前頭部 20G:溝
3:内側シェル(補強シェル)
4:頭部パッド 40:下端
5:耳パッド
6:止め具
7:貫通孔
8:貫通孔
E:端面
F:前方
Z:上方
Claims (10)
- 頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出して耳を覆い、かつ貫通孔7を有する一対のイヤーフラップ12が非発泡体の薄肉の樹脂で形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆うライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う耳部22と前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の樹脂で形成された補強シェル3が前記ライナ2に下記のaおよびb1の双方の状態で積層されていることを特徴とする野球用ヘルメット
a.前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されている、
b1.前記ライナの耳部22の前端22eから前記耳部22と前記前方突出部21との間の括れた括れ部23にわたって、前記ライナ2の内側に積層されている。 - 頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出して耳を覆い、かつ貫通孔7を有する一対のイヤーフラップ12が非発泡体の薄肉の樹脂で形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆うライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う耳部22と前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の樹脂で形成された補強シェル3が前記ライナ2に下記のaおよびb2の双方の状態で積層されていることを特徴とする野球用ヘルメット
a.前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されている、
b2.前記ライナの耳部22の前端22eから前記耳部22と前記前方突出部21との間の括れた括れ部23にわたって、前記ライナ2の端面に積層されている。 - 頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出して耳を覆い、かつ貫通孔7を有する一対のイヤーフラップ12が非発泡体の薄肉の樹脂で形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆うライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う耳部22と前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の樹脂で形成された補強シェル3が前記ライナ2に下記のaおよびb3の双方の状態で積層されていることを特徴とする野球用ヘルメット
a.前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されている、
b3.前記ライナの耳部22の前端22eから前記耳部22と前記前方突出部21との間の括れた括れ部23にわたって、前記ライナ2の内側および端面に積層されている。 - 請求項1,2もしくは3において、
前記ライナ2よりも薄肉で前記ライナ2、前記外側シェル1および補強シェル3とは別のパーツ9、前記外側シェル1、あるいは、補強シェル3が前記ライナ2の前記耳部22の下端の端面を覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。 - 請求項1,2もしくは3において、前記補強シェル3は前記耳部22の下端からヘルメットの外側に向かって延び、前記耳部22の端面Eを覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。
- 請求項1,2もしくは3において、前記外側シェル1は前記耳部22の下端からヘルメットの内側に向かって延び、前記耳部22の端面Eを覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。
- 請求項5において、前記内側シェル3は前記貫通孔7の周囲を囲むように前記貫通孔7の全周囲にわたって連なって設けられていることを特徴とする、野球用ヘルメット。
- 頭の上部を覆う半球殻状の本体部10、前記本体部10から前方Fに向かって突出する庇部11、ならびに、前記本体部10から下方に向かって突出して耳を覆い、かつ貫通孔7を有する一対のイヤーフラップ12が非発泡体の薄肉の樹脂で形成された外側シェル1と、
前記外側シェル1の内側に積層され、前記外側シェル1よりも厚肉の発泡樹脂からなるライナ2とを備えた野球用ヘルメットであって、
前記ライナ2は、前記本体部10の内側に配置され前記頭の上部を覆うライナ本体20と、前記イヤーフラップ12の内側に配置され前記耳を覆う耳部22と前記庇部11の下面に沿って配置され前記ライナ本体20から前方Fに向かって突出する前方突出部21とが互いに一体に連なって形成され、
前記ライナ本体20の大半を覆わず、前記ライナ2よりも薄肉の非発泡体の樹脂で形成された補強シェル3が前記ライナ2の耳部22から前記ライナ本体20にわたって前記ライナ2の内側に積層されており、
前記ライナ2よりも薄肉で前記ライナ2、前記外側シェル1および補強シェル3とは別のパーツ9、前記外側シェル1、あるいは、補強シェル3が前記ライナ2の前記耳部22の下端の端面を覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。 - 請求項8において、前記補強シェル3は前記耳部22の下端からヘルメットの外側に向かって延び、前記耳部22の端面Eを覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。
- 請求項8において、前記外側シェル1は前記耳部22の下端からヘルメットの内側に向かって延び、前記耳部22の端面Eを覆っている、ことを特徴とする野球用ヘルメット。
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