JP5703644B2 - 光学式検出システム、電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、光学式検出システム、電子機器及びプログラム等に関する。
携帯電話、パーソナルコンピューター、カーナビゲーション装置、券売機、銀行の端末などの電子機器では、近年、表示部の前面にタッチパネルが配置された位置検出機能付きの表示装置が用いられる。この表示装置によれば、ユーザーは、表示部に表示された画像を参照しながら、表示画像のアイコン等をポインティングしたり、情報を入力することが可能になる。このようなタッチパネルによる位置検出方式としては、例えば抵抗膜方式や静電容量方式などが知られている。
しかしこのようなタッチパネルでは、画面に指を接触させる必要があるために、画面が汚れたり、画面を傷つけるおそれがあるなどの問題がある。さらに指を画面に近接させた状態で指示を与えるホバリング操作ができないなどの問題もある。
一方、投写型表示装置(プロジェクター)やデジタルサイネージ用の表示装置では、携帯電話やパーソナルコンピューターの表示装置に比べて、その表示エリアが広いために、上述の抵抗膜方式や静電容量方式のタッチパネルを用いて位置検出を実現することは難しい。投写型表示装置用の位置検出装置の従来技術としては、例えば特許文献1、2に開示される技術が知られているが、システムが大掛かりになること、また表示面(スクリーン)と対象物との距離を検出することが難しいなどの問題があり、ホバリング操作により指示を与えることが難しい。
特開平11−345085号公報 特開2001−142643号公報
本発明の幾つかの態様によれば、対象物の座標情報を検出し、キャリブレーション処理を行って、座標情報に対応付けられたコマンドやデータの入力等の操作指示を与えることができる光学式検出システム、電子機器及びプログラム等を提供できる。
本発明の一態様は、照射光が対象物により反射することによる反射光の受光結果に基づいて、前記対象物の座標情報を検出する座標情報検出部と、前記座標情報の検出についてのキャリブレーション処理を行うキャリブレーション部とを含み、前記座標情報検出部は、前記対象物が検出されるエリアである検出エリアがX−Y平面に沿った対象面に対して設定される場合に、少なくともZ方向での前記座標情報であるZ座標情報を検出し、前記キャリブレーション部は、前記Z座標情報についての前記キャリブレーション処理を行う光学式検出システムに関係する。
本発明の一態様によれば、対象物からの反射光の受光結果に基づいて、対象物の少なくともZ座標情報を検出することができる。こうすることで、対象物のZ座標情報とコマンドやデータの入力等の操作指示とを対応付けることができる。さらにZ座標情報についてのキャリブレーション処理を行うことができるから、対応付けられるZ座標の範囲を使用状況等に応じて較正することができる。
また本発明の一態様では、前記キャリブレーション部は、キャリブレーション時に、前記対象物がキャリブレーション用Z座標範囲にある場合の前記受光結果に基づいて、前記Z座標情報の前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、キャリブレーション用Z座標位置に置かれた対象物を検出することで、キャリブレーション処理を行うことができる。
また本発明の一態様では、前記キャリブレーション部は、前記対象物が所定のZ座標範囲に存在する期間に所定の操作指示が行われる場合に、前記所定の操作指示に対応する前記所定のZ座標範囲についての前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、対象物のZ座標情報を検出して、そのZ座標情報と操作指示情報とを対応付けることができる。その結果、対象物のZ座標位置により操作指示を与えることができる。
また本発明の一態様では、前記キャリブレーション部は、ホバリング操作におけるZ座標のしきい値に関する前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、キャリブレーション処理により、ホバリング操作におけるZ座標のしきい値を適切に設定することができるから、ユーザーは自分自身の操作に適したZ座標のしきい値を設定することができる。
また本発明の一態様では、前記キャリブレーション部は、前記対象物のZ座標位置がZ1(Z1は実数)以下である場合に確定操作と判断され、前記対象物の前記Z座標位置が前記Z1より大きく、Z2(Z2はZ2>Z1である実数)以下である場合に前記ホバリング操作と判断される場合に、前記Z座標位置Z1及び前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、対象物のZ座標位置により、例えばホバリング操作や確定操作などの操作指示を与えることができる。さらにホバリング操作であるか、確定操作であるかを判断するためのZ座標のしきい値についてキャリブレーション処理を行うことができるから、ユーザーは自分自身の操作に適したZ座標のしきい値を設定することなどが可能になる。
また本発明の一態様では、前記キャリブレーション時に前記対象物を前記キャリブレーション用Z座標位置に停止する指示を行う停止指示部を含み、前記キャリブレーション部は、前記停止指示部による停止指示の後に、前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、対象物をキャリブレーション用Z座標位置に停止させてから、キャリブレーション処理を行うことができる。
また本発明の一態様では、前記停止指示部は、前記Z座標位置Z1に関する前記キャリブレーション処理のための第1の停止指示と前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理のための第2の停止指示とを行い、前記キャリブレーション部は、前記第1の停止指示の後に、前記Z座標位置Z1に関する前記キャリブレーション処理を行い、前記第2の停止指示の後に、前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、対象物をZ1に対応するZ座標位置に停止させてから、Z1に関するキャリブレーション処理を行い、対象物をZ2に対応するZ座標位置に停止させてから、Z2に関するキャリブレーション処理を行うことができる。
また本発明の一態様では、情報処理装置に取り付けるための取り付け部を含み、前記キャリブレーション部は、前記情報処理装置から電源が供給されて前記キャリブレーション処理を行ってもよい。
このようにすれば、情報処理装置に取り付けてキャリブレーション処理を行うことができるから、情報処理装置に対して、対象物のZ座標位置により、例えばホバリング操作や確定操作などの操作指示を与えることができる。その結果、例えばタッチパネル等の入力手段を持たない情報処理装置に取り付けることで、指先やペンなどで操作指示を与えることなどが可能になる。
また本発明の一態様では、前記検出エリアは、前記情報処理装置の表示部に沿って設定されてもよい。
このようにすれば、対象物と表示部との距離に応じて、例えばホバリング操作や確定操作などの操作指示を与えることができる。
また本発明の一態様では、キャリブレーション用画面を前記表示部に表示する指示を行う表示指示部を含んでもよい。
このようにすれば、表示部に表示されるキャリブレーション用画面に従ってキャリブレーション処理を行うことができる。
また本発明の一態様では、前記検出エリアに対して前記照射光を出射する照射部と、前記反射光を受光する受光部とを含んでもよい。
このようにすれば、照射部から出射された照射光が対象物により反射することによる反射光を、受光部が受光して、受光結果に基づいて対象物の座標情報を検出することができる。
また本発明の一態様では、前記受光部は、複数の受光ユニットを含み、前記複数の受光ユニットは、Z方向において高さが異なる位置に配置され、前記座標情報検出部は、前記複数の受光ユニットの各々の受光結果に基づいて、前記Z座標情報を検出してもよい。
このようにすれば、受光ユニットはそれぞれ異なるZ座標位置に存在する対象物からの反射光を受光することができるから、対象物のZ座標情報を検出することが可能になる。
本発明の他の態様は、上記いずれかに記載の光学式検出システムを含む電子機器に関係する。
本発明の他の態様は、照射光が対象物により反射することによる反射光の受光結果に基づいて、前記対象物の座標情報を検出する座標情報検出部と、前記座標情報の検出についてのキャリブレーション処理を行うキャリブレーション部と、キャリブレーション時に前記対象物をキャリブレーション用Z座標位置に停止する指示を行う停止指示部として、コンピューターを機能させ、前記座標情報検出部は、前記対象物が検出されるエリアである検出エリアがX−Y平面に沿った対象面に対して設定される場合に、少なくともZ方向での前記座標情報であるZ座標情報を検出する処理を行い、前記キャリブレーション部は、前記停止指示部による停止指示の後に、前記Z座標情報についての前記キャリブレーション処理を行うプログラムに関係する。
図1(A)、図1(B)は、光学式検出システムの基本的な構成例。 受光部の具体的な構成例。 受光部の変形例。 図4(A)、図4(B)は、受光ユニットの構成例。 照射部の詳細な構成例。 図6(A)、図6(B)は、座標情報検出の手法を説明する図。 図7(A)、図7(B)は、発光制御信号の信号波形例。 照射部の変形例。 図9(A)、図9(B)は、取り付け部を含む光学式検出システムの構成例。 キャリブレーション処理のフローチャートの一例。 図11(A)、図11(B)は、第1、第2の停止指示の一例。
以下、本発明の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお以下に説明する本実施形態は特許請求の範囲に記載された本発明の内容を不当に限定するものではなく、本実施形態で説明される構成の全てが本発明の解決手段として必須であるとは限らない。
1.光学式検出システム
図1(A)に、本実施形態の光学式検出システムの基本的な構成例を示す。本実施形態の光学式検出システムは、光学式検出装置100と情報処理装置200とを含む。光学式検出装置100は、座標情報検出部110、キャリブレーション部120、表示指示部130、停止指示部140、照射部EU及び受光部RUを含む。図1(B)は、本実施形態の光学式検出システムによるZ座標情報の検出を説明する図である。なお、本実施形態の光学式検出システムは図1(A)、図1(B)の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。また本実施形態の光学式検出システムは、光学式検出装置100だけで実現してもよいし、光学式検出装置100と情報処理装置200の両方により実現してもよい。例えばキャリブレーション部120、表示指示部130、停止指示部140等の各構成要素の一部の機能を情報処理装置200により実現してもよい。
座標情報検出部110は、照射光LTが対象物OBにより反射することによる反射光LRの受光結果に基づいて、対象物OBの座標情報を検出する。具体的には、例えば図1(B)に示すように、座標情報検出部110は、対象物OBが検出されるエリアである検出エリアRDETがX−Y平面に沿った対象面に対して設定される場合に、少なくともZ方向での座標情報であるZ座標情報を検出する。座標情報検出部110は、検出エリアRDETに存在する対象物OBのX座標情報及びY座標情報をさらに検出してもよい。なお、座標情報検出部110による座標情報検出の手法については、後述する。
ここでX−Y平面とは、例えば表示部20によって規定される対象面(表示面)に沿った平面である。対象面とは、検出エリアRDETの設定対象となる面であって、例えば情報処理装置のディスプレイの表示面、或いは投射型表示装置の投影面、或いはデジタルサイネージにおけるディスプレイ面などである。
検出エリアRDETとは、対象物OBが検出されるエリア(領域)であって、具体的には、例えば照射光LTが対象物OBに反射されることによる反射光LRを、受光部RUが受光して、対象物OBを検出することができるエリアである。より具体的には、受光部RUが反射光LRを受光して対象物OBを検出することが可能であって、かつ、その検出精度について、許容できる範囲の精度が確保できるエリアである。
キャリブレーション部120は、座標情報の検出についてのキャリブレーション処理を行う。具体的には、Z座標情報についてのキャリブレーション処理を行う。より具体的には、キャリブレーション部120は、キャリブレーション時に、対象物OBがキャリブレーション用Z座標範囲(例えば図1(B)のZ1、Z2で規定される範囲)にある場合の受光結果に基づいて、Z座標情報のキャリブレーション処理を行う。
さらにキャリブレーション部120は、対象物OBが所定のZ座標範囲に存在する期間に所定の操作指示が行われる場合に、所定の操作指示に対応する所定のZ座標範囲についてのキャリブレーション処理を行う。具体的には、例えばホバリング操作におけるZ座標のしきい値に関するキャリブレーション処理を行う。より具体的には、図1(B)に示すように、対象物OBのZ座標位置がZ1以下である場合に確定操作と判断され、対象物OBのZ座標位置がZ1より大きく、Z2(Z1<Z2)以下である場合にホバリング操作と判断される場合に、Z1及びZ2に関するキャリブレーション処理を行う。
なお、キャリブレーション処理は、キャリブレーション部120が行うのではなく、情報処理装置200がキャリブレーション処理を行ってもよい。
ここで操作指示情報とは、例えば図1(A)の情報処理装置200(パーソナルコンピューターPCなど)を操作するための指示に関する情報であって、マウスによるカーソル移動やボタンのクリックなどに相当するものである。具体的には、例えば対象物OB(指先、ペンなど)のZ座標位置がZ1より大きく、Z2以下である場合に、その指先等による操作指示はホバリング操作として認識される。このホバリング操作により、例えば表示部20(ディスプレイ)に表示されるカーソル等を移動させることができる(図1(A)のA1)。また例えば対象物OBのZ座標位置がZ1以下である場合に、その指先等による操作指示は確定操作として認識される。この確定操作により、例えば画面上のボタンを指定して所定のコマンドを実行させたり、手書き文字の入力や、画面のスクロールなどを行うことができる(図1(A)のA2)。
ここでキャリブレーション処理とは、座標情報検出部110から出力された座標情報を較正する処理であって、具体的には、対象物OB(指先など)による操作が、ホバリング操作であるか、確定操作であるかを判断するためのZ座標のしきい値(例えばZ1、Z2)を較正するための処理である。
表示指示部130は、キャリブレーション用画面を表示部20に表示する指示を行う。
停止指示部140は、キャリブレーション時に対象物OBをキャリブレーション用Z座標位置(例えば図1(B)のZ1、Z2)に停止する指示を行う。キャリブレーション部120は、停止指示部140による停止指示の後に、キャリブレーション処理を行う。より具体的には、停止指示部140は、Z1に関するキャリブレーション処理のための第1の停止指示とZ2に関するキャリブレーション処理のための第2の停止指示とを行う。そしてキャリブレーション部120は、第1の停止指示の後に、Z1に関するキャリブレーション処理を行い、第2の停止指示の後に、Z2に関するキャリブレーション処理を行う。第1、第2の停止指示及びキャリブレーション処理のフローの詳細については、後述する。
照射部EUは、検出エリアRDETに対して照射光LTを出射する。後述するように、照射部EUは、LED(発光ダイオード)等の発光素子から成る光源部を含み、光源部が発光することで、例えば赤外光(可視光領域に近い近赤外線)を出射する。
受光部RUは、照射光LTが対象物OBにより反射することによる反射光LRを受光する。受光部RUは、複数の受光ユニットPDを含んでもよい。受光ユニットPDは、例えばフォトダイオードやフォトトランジスターなどを用いることができる。
情報処理装置200は、例えばパーソナルコンピューター(PC)であって、表示指示部130の指示に基づいて、表示部(ディスプレイなど)20にキャリブレーション用画面を表示する。また、座標情報検出部110の検出結果に基づいて、表示部20にカーソル等を表示する。さらにZ座標情報に応じて操作指示が行われる場合には、対象物OBのZ座標位置に基づいて、情報処理装置200に対するホバリング操作及び確定操作を行うことができる。また情報処理装置200がキャリブレーション処理を行ってもよい。
本実施形態の光学式検出システムによれば、対象物OBのZ座標情報を検出して、そのZ座標情報と操作指示情報とを対応付けることができる。こうすることで、ユーザーは指先などを動かすことにより、ホバリング操作や確定操作などの指示を情報処理装置200に与えることができる。さらにホバリング操作であるか、確定操作であるかを判断するためのZ座標のしきい値(例えばZ1、Z2)を較正するためのキャリブレーション処理を行うことができるから、ユーザーは自分が操作しやすいようにZ座標のしきい値を設定することができる。またタッチパネルのように指先等を画面に接触させなくても操作指示を与えることができるから、画面が汚れることや画面を傷つけることなどを防止できる。
図2に、本実施形態の受光部RUの具体的な構成例を示す。図2の構成例では、受光部RUは3個の受光ユニットPD1〜PD3を含み、受光ユニットPD1〜PD3はZ方向において高さが異なる位置に配置される。3つの受光ユニットPD1〜PD3は、入射光が入射する角度(Y−Z平面上の角度)を制限するためのスリット等(入射光制限部)が設けられ、それぞれ検出エリアRDET1〜RDET3に存在する対象物OBからの反射光LRを受光する。例えば、受光ユニットPD1は検出エリアRDET1に存在する対象物OBからの反射光LRを受光するが、他の検出エリアRDET2、RDET3に存在する対象物OBからの反射光LRは受光しない。座標情報検出部110は、複数の受光ユニットPD1〜PD3の各々の受光結果に基づいて、Z座標情報を検出する。なお、照射部EUは、3つの検出エリアRDET1〜RDET3に対して照射光LTを出射する。また各検出エリアRDET1〜RDET3は、X−Y平面に沿った対象面に対して設定されるエリアである。
このようにすることで、対象物OBが3つの検出エリアRDET1〜RDET3のうちのどの検出エリアに存在するかを検出することができるから、対象物OBのZ座標情報を検出することができる。そして上述したように、Z座標情報と操作指示情報とを対応付けるためのキャリブレーション処理を行うことができる。
なお、図2の構成例は3つの受光ユニットで構成されるが、4つ以上の受光ユニットを含む構成としてもよい。また後述するように、照射部EUが照射光LTを出射し、各受光ユニットPD1〜PD3が対象物OBからの反射光LRを受光することで、対象物OBのX座標情報及びY座標情報を検出することができる。
図3に、本実施形態の受光部RUの変形例を示す。図3の変形例では、照射部EUは3つの照射ユニットED1〜ED3を含む。照射ユニットED1〜ED3は、それぞれ対応する検出エリアRDET1〜RDET3に対して照射光LTを出射する。例えば、対象物OBが検出エリアRDET1に存在する場合には、照射ユニットED1からの照射光が対象物OBにより反射されて、その反射光が受光ユニットPD1で受光される。
このようにすることで、対象物OBが3つの検出エリアRDET1〜RDET3のうちのどの検出エリアに存在するかを検出することができるから、対象物OBのZ座標情報を検出し、キャリブレーション処理をすることができる。また、1つの検出エリアに対して1つの照射ユニットを設けることで、Z座標情報の検出精度を高くすることができるから、精度の良いキャリブレーション処理を行うことができる。
図4(A)、図4(B)に、スリットSLT(入射光制限部)を有する受光ユニットPD1〜PD3の構成例を示す。図4(A)に示すように、受光素子PHDの前面にスリットSLTを設けて、入射する入射光を制限する。スリットSLTはX−Y平面に沿って設けられ、入射光が入射するZ方向の角度を制限することができる。すなわち受光ユニットPD1〜PD3は、スリットSLTのスリット幅で規定される所定の角度で入射する入射光を受光することができる。
図4(B)は、スリットSLTを有する受光ユニットの上から見た平面図である。例えばアルミニウム等の筐体(ケース)内に配線基板PWBが設けられ、この配線基板PWB上に受光素子PHDが実装される。
図5に、本実施形態の照射部EUの詳細な構成例を示す。図5の構成例の照射部EUは、光源部LS1、LS2と、ライトガイドLGと、照射方向設定部LEを含む。また反射シートRSを含む。そして照射方向設定部LEは光学シートPS及びルーバーフィルムLFを含む。なお、本実施形態の照射部EUは、図5の構成に限定されず、その構成要素の一部を省略したり、他の構成要素に置き換えたり、他の構成要素を追加するなどの種々の変形実施が可能である。
光源部LS1、LS2は、光源光を出射するものであり、LED(発光ダイオード)等の発光素子を有する。この光源部LS1、LS2は例えば赤外光(可視光領域に近い近赤外線)の光源光を放出する。即ち、光源部LS1、LS2が発光する光源光は、ユーザーの指やタッチペン等の対象物により効率的に反射される波長帯域の光や、外乱光となる環境光にあまり含まれない波長帯域の光であることが望ましい。具体的には、人体の表面での反射率が高い波長帯域の光である850nm付近の波長の赤外光や、環境光にあまり含まれない波長帯域の光である950nm付近の赤外光などである。
光源部LS1は、図5のF1に示すようライトガイドLGの一端側に設けられる。また第2の光源部LS2は、F2に示すようにライトガイドLGの他端側に設けられる。そして光源部LS1が、ライトガイドLGの一端側(F1)の光入射面に対して光源光を出射することで、照射光LT1を出射し、第1の照射光強度分布LID1を対象物の検出エリアに形成(設定)する。一方、光源部LS2が、ライトガイドLGの他端側(F2)の光入射面に対して第2の光源光を出射することで、第2の照射光LT2を出射し、第1の照射光強度分布LID1とは強度分布が異なる第2の照射光強度分布LID2を検出エリアに形成する。このように照射部EUは、検出エリアRDETでの位置に応じて強度分布が異なる照射光を出射することができる。
ライトガイドLG(導光部材)は、光源部LS1、LS2が発光した光源光を導光するものである。例えばライトガイドLGは、光源部LS1、LS2からの光源光を曲線状の導光経路に沿って導光し、その形状は曲線形状になっている。具体的には図5ではライガイドLGは円弧形状になっている。なお図5ではライトガイドLGはその中心角が180度の円弧形状になっているが、中心角が180度よりも小さい円弧形状であってもよい。ライトガイドLGは、例えばアクリル樹脂やポリカーボネートなどの透明な樹脂部材等により形成される。
ライトガイドLGの外周側及び内周側の少なくとも一方には、ライトガイドLGからの光源光の出光効率を調整するための加工が施されている。加工手法としては、例えば反射ドットを印刷するシルク印刷方式や、スタンパーやインジェクションで凹凸を付ける成型方式や、溝加工方式などの種々の手法を採用できる。
プリズムシートPSとルーバーフィルムLFにより実現される照射方向設定部LEは、ライトガイドLGの外周側に設けられ、ライトガイドLGの外周側(外周面)から出射される光源光を受ける。そして曲線形状(円弧形状)のライトガイドLGの内周側から外周側へと向かう方向に照射方向が設定された照射光LT1、LT2を出射する。即ち、ライトガイドLGの外周側から出射される光源光の方向を、ライトガイドLGの例えば法線方向(半径方向)に沿った照射方向に設定(規制)する。これにより、ライトガイドLGの内周側から外周側に向かう方向に、照射光LT1、LT2が放射状に出射されるようになる。
このような照射光LT1、LT2の照射方向の設定は、照射方向設定部LEのプリズムシートPSやルーバーフィルムLFなどにより実現される。例えばプリズムシートPSは、ライトガイドLGの外周側から低視角で出射される光源光の方向を、法線方向側に立ち上げて、出光特性のピークが法線方向になるように設定する。またルーバーフィルムLFは、法線方向以外の方向の光(低視角光)を遮光(カット)する。
このように本実施形態の照射部EUによれば、ライトガイドLGの両端に光源部LS1、LS2を設け、これらの光源部LS1、LS2を交互に点灯させることで、2つの照射光強度分布を形成することができる。すなわちライトガイドLGの一端側の強度が高くなる照射光強度分布LID1と、ライトガイドLGの他端側の強度が高くなる照射光強度分布LID2を交互に形成することができる。
このような照射光強度分布LID1、LID2を形成し、これらの強度分布の照射光による対象物の反射光を受光することで、環境光などの外乱光の影響を最小限に抑えた、より精度の高い対象物の検出が可能になる。即ち、外乱光に含まれる赤外成分を相殺することが可能になり、この赤外成分が対象物の検出に及ぼす悪影響を最小限に抑えることが可能になる。
2.座標情報検出の手法
図6(A)、図6(B)は、本実施形態の光学式検出システムによる座標情報検出の手法を説明する図である。
図6(A)のE1は、図5の照射光強度分布LID1において、照射光LT1の照射方向の角度と、その角度での照射光LT1の強度との関係を示す図である。図6(A)のE1では、照射方向が図6(B)のDD1の方向(左方向)である場合に強度が最も高くなる。一方、DD3の方向(右方向)である場合に強度が最も低くなり、DD2の方向ではその中間の強度になる。具体的には方向DD1から方向DD3への角度変化に対して照射光の強度は単調減少しており、例えばリニア(直線的)に変化している。なお図6(B)では、ライトガイドLGの円弧形状の中心位置が、照射部EUの配置位置PEになっている。
また図6(A)のE2は、図5の照射光強度分布LID2において、照射光LT2の照射方向の角度と、その角度での照射光LT2の強度との関係を示す図である。図6(A)のE2では、照射方向が図6(B)のDD3の方向である場合に強度が最も高くなる。一方、DD1の方向である場合に強度が最も低くなり、DD2の方向ではその中間の強度になる。具体的には方向DD3から方向DD1への角度変化に対して照射光の強度は単調減少しており、例えばリニアに変化している。なお図6(A)では照射方向の角度と強度の関係はリニアな関係になっているが、本実施形態はこれに限定されず、例えば双曲線の関係等であってもよい。
そして図6(B)に示すように、角度θの方向DDBに対象物OBが存在したとする。すると、光源部LS1が発光することで照射光強度分布LID1を形成した場合(E1の場合)には、図6(A)に示すように、DDB(角度θ)の方向に存在する対象物OBの位置での強度はINTaになる。一方、光源部LS2が発光することで照射光強度分布LID2を形成した場合(E2の場合)には、DDBの方向に存在する対象物OBの位置での強度はINTbになる。
従って、これらの強度INTa、INTbの関係を求めることで、対象物OBの位置する方向DDB(角度θ)を特定できる。そして例えば後述する図7(A)、図7(B)の手法により光学式検出装置の配置位置PEからの対象物OBの距離を求めれば、求められた距離と方向DDBとに基づいて対象物OBの位置を特定できる。或いは、後述する図8に示すように、照射部EUとして2個の照射ユニットEU1、EU2を設け、EU1、EU2の各照射ユニットに対する対象物OBの方向DDB1(θ1)、DDB2(θ2)を求めれば、これらの方向DDB1、DDB2と照射ユニットEU1、EU2間の距離DSとにより、対象物OBの位置を特定できる。
このような強度INTa、INTbの関係を求めるために、本実施形態では、受光部RUが、照射光強度分布LID1を形成した際の対象物OBの反射光(第1の反射光)を受光する。この時の反射光の検出受光量をGaとした場合に、このGaが強度INTaに対応するようになる。また受光部RUが、照射光強度分布LID2を形成した際の対象物OBの反射光(第2の反射光)を受光する。この時の反射光の検出受光量をGbとした場合に、このGbが強度INTbに対応するようになる。従って、検出受光量GaとGbの関係が求まれば、強度INTa、INTbの関係が求まり、対象物OBの位置する方向DDBを求めることができる。
例えば光源部LS1の制御量(例えば電流量)、変換係数、放出光量を、各々、Ia、k、Eaとする。また光源部LS2の制御量(電流量)、変換係数、放出光量を、各々、Ib、k、Ebとする。すると下式(1)、(2)が成立する。
Ea=k・Ia (1)
Eb=k・Ib (2)
また光源部LS1からの光源光(第1の光源光)の減衰係数をfaとし、この光源光に対応する反射光(第1の反射光)の検出受光量をGaとする。また光源部LS2からの光源光(第2の光源光)の減衰係数をfbとし、この光源光に対応する反射光(第2の反射光)の検出受光量をGbとする。すると下式(3)、(4)が成立する。
Ga=fa・Ea=fa・k・Ia (3)
Gb=fb・Eb=fb・k・Ib (4)
従って、検出受光量Ga、Gbの比は下式(5)のように表せる。
Ga/Gb=(fa/fb)・(Ia/Ib) (5)
ここでGa/Gbは、受光部RUでの受光結果から特定することができ、Ia/Ibは、照射部EUの制御量から特定することができる。そして図6(A)の強度INTa、INTbと減衰係数fa、fbとは一意の関係にある。例えば減衰係数fa、fbが小さな値となり、減衰量が大きい場合は、強度INTa、INTbが小さいことを意味する。一方、減衰係数fa、fbが大きな値となり、減衰量が小さい場合は、強度INTa、INTbが大きいことを意味する。従って、上式(5)から減衰率の比fa/fbを求めることで、対象物の方向、位置等を求めることが可能になる。
より具体的には、一方の制御量IaをImに固定し、検出受光量の比Ga/Gbが1になるように、他方の制御量Ibを制御する。例えば光源部LS1、LS2を逆相で交互に点灯させる制御を行い、検出受光量の波形を解析し、検出波形が観測されなくなるように(Ga/Gb=1になるように)、他方の制御量Ibを制御する。そして、この時の他方の制御量Ib=Im・(fa/fb)から、減衰係数の比fa/fbを求めて、対象物の方向、位置等を求める。
また下式(6)、(7)のように、Ga/Gb=1になると共に制御量IaとIbの和が一定になるように制御してもよい。
Ga/Gb=1 (6)
Im=Ia+Ib (7)
上式(6)、(7)を上式(5)に代入すると下式(8)が成立する。
Ga/Gb=1=(fa/fb)・(Ia/Ib)
=(fa/fb)・{(Im−Ib)/Ib} (8)
上式(8)より、Ibは下式(9)のように表される。
Ib={fa/(fa+fb)}・Im (9)
ここでα=fa/(fa+fb)とおくと、上式(9)は下式(10)のように表され、減衰係数の比fa/fbは、αを用いて下式(11)のように表される。
Ib=α・Im (10)
fa/fb=α/(1−α) (11)
従って、Ga/Gb=1になると共にIaとIbの和が一定値Imになるように制御すれば、そのときのIb、Imから下式(10)によりαを求め、求められたαを上式(11)に代入することで、減衰係数の比fa/fbを求めることができる。これにより、対象物の方向、位置等を求めることが可能になる。そしてGa/Gb=1になると共にIaとIbの和が一定になるように制御することで、外乱光の影響等を相殺することが可能になり、検出精度の向上を図れる。
次に本実施形態の光学式検出システムを用いて対象物の座標情報を検出する手法の一例について説明する。図7(A)は、光源部LS1、LS2の発光制御についての信号波形例である。信号SLS1は、光源部LS1の発光制御信号であり、信号SLS2は、光源部LS2の発光制御信号であり、これらの信号SLS1、SLS2は逆相の信号になっている。また信号SRCは受光信号である。
例えば光源部LS1は、信号SLS1がHレベルの場合に点灯(発光)し、Lレベルの場合に消灯する。また光源部LS2は、信号SLS2がHレベルの場合に点灯(発光)し、Lレベルの場合に消灯する。従って図7(A)の第1の期間T1では、光源部LS1と光源部LS2が交互に点灯するようになる。即ち光源部LS1が点灯している期間では、光源部LS2は消灯する。これにより図5に示すような照射光強度分布LID1が形成される。一方、光源部LS2が点灯している期間では、光源部LS1は消灯する。これにより図5に示すような照射光強度分布LID2が形成される。
このように座標情報検出部110は、第1の期間T1において、光源部LS1と光源部LS2を交互に発光(点灯)させる制御を行う。そしてこの第1の期間T1において、光学式検出装置(照射部)から見た対象物の位置する方向が検出される。具体的には、例えば上述した式(6)、(7)のようにGa/Gb=1になると共に制御量IaとIbの和が一定になるような発光制御を、第1の期間T1において行う。そして図6(B)に示すように対象物OBの位置する方向DDBを求める。例えば上式(10)、(11)から減衰係数の比fa/fbを求め、図6(A)、図6(B)で説明した手法により対象物OBの位置する方向DDBを求める。
そして第1の期間T1に続く第2の期間T2では、受光部RUでの受光結果に基づいて対象物OBまでの距離(方向DDBに沿った方向での距離)を検出する。そして、検出された距離と、対象物OBの方向DDBとに基づいて、対象物の位置を検出する。即ち図6(B)において、光学式検出装置の配置位置PEから対象物OBまでの距離と、対象物OBの位置する方向DDBを求めれば、対象物OBのX、Y座標位置を特定できる。このように、光源の点灯タイミングと受光タイミングの時間のずれから距離を求め、これと角度結果を併せることで、対象物OBの位置を特定できる。
具体的には図7(A)では、発光制御信号SLS1、SLS2による光源部LS1、LS2の発光タイミングから、受光信号SRCがアクティブになるタイミング(反射光を受光したタイミング)までの時間Δtを検出する。即ち、光源部LS1、LS2からの光が対象物OBに反射されて受光部RUで受光されるまでの時間Δtを検出する。この時間Δtを検出することで、光の速度は既知であるため、対象物OBまでの距離を検出できる。即ち、光の到達時間のずれ幅(時間)を測定し、光の速度から距離を求める。
なお、光の速度はかなり速いため、電気信号だけでは単純な差分を求めて時間Δtを検出することが難しいという問題もある。このような問題を解決するためには、図7(B)に示すように発光制御信号の変調を行うことが望ましい。ここで図7(B)は、制御信号SLS1、SLS2の振幅により光の強度(電流量)を模式的に表している模式的な信号波形例である。
具体的には図7(B)では、例えば公知の連続波変調のTOF(Time Of Flight)方式で距離を検出する。この連続波変調TOF方式では、一定周期の連続波で強度変調した連続光を用いる。そして、強度変調された光を照射すると共に、反射光を、変調周期よりも短い時間間隔で複数回受光することで、反射光の波形を復調し、照射光と反射光との位相差を求めることで、距離を検出する。なお図7(B)において制御信号SLS1、SLS2のいずれか一方に対応する光のみを強度変調してもよい。また図7(B)のようなクロック波形ではなく、連続的な三角波やSin波で変調した波形であってもよい。また、連続変調した光としてパルス光を用いるパルス変調のTOF方式で、距離を検出してもよい。距離検出手法の詳細については例えば特開2009−8537号公報などに開示されている。
図8に、本実施形態の照射部EUの変形例を示す。図8では、照射部EUとして第1、第2の照射ユニットEU1、EU2が設けられる。これらの第1、第2の照射ユニットEU1、EU2は、対象物OBの検出エリアRDETの面に沿った方向において所与の距離DSだけ離れて配置される。即ち図1(A)、図1(B)のX軸方向に沿って距離DSだけ離れて配置される。
第1の照射ユニットEU1は、照射方向に応じて強度が異なる第1の照射光を放射状に出射する。第2の照射ユニットEU2は、照射方向に応じて強度が異なる第2の照射光を放射状に出射する。受光部RUは、第1の照射ユニットEU1からの第1の照射光が対象物OBに反射されることによる第1の反射光と、第2の照射ユニットEU2からの第2の照射光が対象物OBに反射されることによる第2の反射光を受光する。そして座標情報検出部110は、受光部RUでの受光結果に基づいて、対象物OBの位置POBを検出する。
具体的には座標情報検出部110は、第1の反射光の受光結果に基づいて、第1の照射ユニットEU1に対する対象物OBの方向を第1の方向DDB1(角度θ1)として検出する。また第2の反射光の受光結果に基づいて、第2の照射ユニットEU2に対する対象物OBの方向を第2の方向DDB2(角度θ2)として検出する。そして検出された第1の方向DDB1(θ1)及び第2の方向DDB2(θ2)と、第1、第2の照射ユニットEU1、EU2の間の距離DSとに基づいて、対象物OBの位置POBを求める。
図8の変形例によれば、図7(A)、図7(B)のように光学式検出装置と対象物OBとの距離を求めなくても、対象物OBの位置POBを検出できるようになる。
3.取り付け部を含む光学式検出システム
図9(A)、図9(B)に、情報処理装置200に取り付け可能な本実施形態の光学式検出システムの構成例を示す。図9(A)に示す光学式検出システムは、取り付け部MTUを含み、この取り付け部MTUによりパーソナルコンピューター(広義には情報処理装置)200のディスプレイ(広義には表示部)20に取り付けられている。そしてUSBケーブルUSBCを介して、光学式検出装置100とパーソナルコンピューター200とが電気的に接続される。
このUSBケーブルUSBCを介してパーソナルコンピューター200から光学式検出装置100へ電源が供給される。またUSBケーブルUSBCを介して、表示指示部130はキャリブレーション用画面を表示部20に表示する指示を行う。またUSBケーブルUSBCを介して、光学式検出装置100に格納されたキャリブレーション処理のためのプログラムを情報処理装置200に送信することができる。また、USBケーブルUSBCを介して、光学式検出装置100が検出したZ座標情報を情報処理装置200に送信することができる。
図9(B)に示す光学式検出システムは、取り付け部MTUを含み、この取り付け部MTUによりスクリーン(広義には表示部)20に取り付けられている。スクリーン20には、情報処理装置200に接続された画像投影装置10により、画像が表示される。そしてUSBケーブルUSBCを介して、光学式検出装置100と情報処理装置200とが電気的に接続される。このようにすることで、より広い表示エリアに対しても、共通の光学式検出装置を用いてキャリブレーション処理を行うことができる。
図10は、図9(A)、図9(B)の構成例におけるキャリブレーション処理のフローチャートの一例である。図10に示すフローは、情報処理装置200(PC)がキャリブレーション処理を行う場合であるが、光学式検出装置100に設けられたキャリブレーション部120(図1(A))がキャリブレーション処理を行ってもよい。
最初に、光学式検出装置100を、取り付け部MTUにより表示部20に取り付け、USBケーブルにより情報処理装置200(PC)と光学式検出装置100とを接続する。そしてUSBを介して、PC200から光学式検出装置100に対して電源が供給される(ステップS1)。
次に、USBを介して、光学式検出装置100からPC200に対してキャリブレーション用プログラムが送信される(ステップS2)。そしてPC200において、キャリブレーション用プログラムがインストールされる(ステップS3)。なお、キャリブレーション用プログラムは、CD−ROM等の光ディスク、ハードディスク、EEPROM等の不揮発性記憶装置などの記憶媒体に格納される。
PC200においてキャリブレーション用プログラムが実行されると、キャリブレーション開始選択画面がディスプレイ(又はスクリーン)20に表示される(ステップS4)。そしてユーザーがキャリブレーション処理の開始を選択した場合は(ステップS5:YES)、停止指示部140からの指示により、第1の停止指示をディスプレイ(又はスクリーン)20に表示する(ステップS6)。またユーザーがキャリブレーション処理の開始を選択しない場合は(ステップS5:NO)、選択待ちの状態を継続する。
ステップS6の第1の停止指示は、Z1に関するキャリブレーション処理のために、ユーザーが対象物(指先、ペンなど)を所望のZ座標位置に停止することを指示するものである。具体的には、例えば図11(A)に示すように、「Z1の位置に指を停止して下さい。」などの指示がディスプレイ20に表示される。
続いて、ユーザーが指先などで指示した位置を光学式検出装置100が検出し、検出されたZ座標情報に基づいて、PC200がZ1に関するキャリブレーション処理を実行する(ステップS7)。例えば図11(A)に示すように、指先のZ座標位置が検出されて、Z1に関するキャリブレーション処理が行われる。
次に、停止指示部140からの指示により、第2の停止指示をディスプレイ(又はスクリーン)20に表示する(ステップS8)。第2の停止指示は、Z2に関するキャリブレーション処理のために、ユーザーが対象物(指先、ペンなど)を所望のZ座標位置に停止することを指示するものである。具体的には、例えば図11(B)に示すように、「Z2の位置に指を停止して下さい。」などの指示がディスプレイ20に表示される。
続いて、ユーザーが指先などで指示した位置を光学式検出装置100が検出し、検出されたZ座標情報に基づいて、PC200がZ2に関するキャリブレーション処理を実行する(ステップS9)。例えば図11(B)に示すように、指先のZ座標位置が検出されて、Z2に関するキャリブレーション処理が行われる。
そしてキャリブレーション処理が完了した場合には(ステップS10:YES)、処理が終了し、完了しない場合には(ステップS10:NO)、ステップS6に戻り、キャリブレーション処理を再度実行する。
以上説明したように、本実施形態の光学式検出システムによれば、対象物のZ座標情報を検出して、そのZ座標情報と操作指示情報とを対応付けることができる。こうすることで、ユーザーは指先などを動かすことにより、ホバリング操作や確定操作などの指示を情報処理装置に与えることができる。さらにホバリング操作であるか、確定操作であるかを判断するためのZ座標のしきい値(例えばZ1、Z2)を較正するためのキャリブレーション処理を行うことができるから、ユーザーは自分が操作しやすいようにZ座標のしきい値を設定することができる。
また情報処理装置等の表示部(ディスプレイ、スクリーンなど)に取り付けて用いることができるから、タッチパネル機能を持たない表示部に本実施形態の光学式検出システムを取り付けることで、指先やペンなどで操作指示を与えることが可能になる。さらにタッチパネルのように指先等を画面に接触させなくても操作指示を与えることができるから、画面が汚れることや画面を傷つけることなどを防止できる。
さらに表示エリアが広い場合(スクリーンなど)であっても、狭い場合(ノートPCのディスプレイなど)であっても、キャリブレーション処理によりZ座標のしきい値を設定することができるから、1つの光学式検出システムで対応することが可能になる。
なお、以上のように本実施形態について詳細に説明したが、本発明の新規事項及び効果から実体的に逸脱しない多くの変形が可能であることは当業者には容易に理解できるであろう。従って、このような変形例はすべて本発明の範囲に含まれるものとする。例えば、明細書又は図面において、少なくとも一度、より広義又は同義な異なる用語と共に記載された用語は、明細書又は図面のいかなる箇所においても、その異なる用語に置き換えることができる。また光学式検出システム、電子機器及びプログラムの構成、動作も本実施形態で説明したものに限定されず、種々の変形実施が可能である。
EU 照射部、RU 受光部、LT 照射光、LR 反射光、
PD1〜PD3 受光ユニット、PHD 受光素子、ED1〜ED2 照射ユニット、
RDET、RDET1〜RDET3 検出エリア、MTU 取り付け部、
SLT スリット、LG、LG1、LG2 ライトガイド、LS1、LS2 光源部、
RS 反射シート、PS プリズムシート、LF ルーバーフィルム、
LE 照射方向設定部、LID1 第1の照射光強度分布、
LID2 第2の照射光強度分布、
10 画像投影装置、20 表示部、100 光学式検出装置、
110 座標情報検出部、120 キャリブレーション部、130 表示指示部、
140 停止指示部、200 情報処理装置

Claims (11)

  1. 画像が表示される表示部に取り付けるための取り付け部と、
    対象物が検出されるエリアであり、前記表示部によって規定される表示面に沿うX−Y平面に沿った対象面に対して設定される検出エリアに対して照射光を出射する照射部と、
    前記照射光が対象物により反射することによる反射光を受光する受光部と、
    前記受光部における前記反射光の受光結果に基づいて、前記対象物の座標情報を検出する座標情報検出部と、
    前記座標情報の検出についてのキャリブレーション処理を行うキャリブレーション部と
    を含み、
    前記照射部は、前記検出エリアでの前記X−Y平面に沿った位置に応じて強度分布を形成する照射光を出射し、
    前記受光部は、複数の受光ユニットを含み、前記複数の受光ユニットは、Z方向において高さが異なる位置に配置され、
    前記座標情報検出部は、前記受光部における前記反射光の受光光量に基づいて、前記対象物のXY方向の前記座標情報であるXY座標情報を検出し、前記複数の受光ユニットの各々の受光結果に基づいて、前記対象物のZ方向での前記座標情報であるZ座標情報を検出し、
    前記キャリブレーション部は、前記Z座標情報についての前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  2. 請求項1において、
    前記照射部は、前記検出エリアでの前記X−Y平面に沿った位置に応じた強度分布が異なる照射光を出射し、
    前記座標情報検出部は、前記照射部が異なる強度分布の前記照射光を出射した場合に生ずるそれぞれの前記反射光の受光光量に基づいて、前記XY座標情報を検出することを特徴とする光学式検出システム。
  3. 請求項1または2において、
    前記キャリブレーション部は、キャリブレーション時に、前記対象物がキャリブレーション用Z座標範囲にある場合の前記受光結果に基づいて、前記Z座標情報の前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  4. 請求項3において、
    前記キャリブレーション部は、前記対象物が所定のZ座標範囲に存在する期間に所定の操作指示が行われる場合に、前記所定の操作指示に対応する前記所定のZ座標範囲についての前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  5. 請求項4において、
    前記キャリブレーション部は、ホバリング操作におけるZ座標のしきい値に関する前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  6. 請求項5において、
    前記キャリブレーション部は、
    前記対象物のZ座標位置がZ1(Z1は実数)以下である場合に確定操作と判断され、前記対象物の前記Z座標位置が前記Z1より大きく、Z2(Z2はZ2>Z1である実数)以下である場合に前記ホバリング操作と判断される場合に、
    前記Z座標位置Z1及び前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  7. 請求項6において、
    前記キャリブレーション時に前記対象物をャリブレーション用Z座標位置に停止する指示を行う停止指示部を含み、
    前記キャリブレーション部は、前記停止指示部による停止指示の後に、前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  8. 請求項7において、
    前記停止指示部は、前記Z座標位置Z1に関する前記キャリブレーション処理のための第1の停止指示と前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理のための第2の停止指示とを行い、
    前記キャリブレーション部は、前記第1の停止指示の後に、前記Z座標位置Z1に関する前記キャリブレーション処理を行い、前記第2の停止指示の後に、前記Z座標位置Z2に関する前記キャリブレーション処理を行うことを特徴とする光学式検出システム。
  9. 請求項8において、
    前記検出エリアは、報処理装置の表示部に沿って設定されることを特徴とする光学式検出システム。
  10. 請求項9において、
    キャリブレーション用画面を前記表示部に表示する指示を行う表示指示部を含むこと
    特徴とする光学式検出システム。
  11. 請求項1乃至10のいずれかに記載の光学式検出システムを含むことを特徴とする電子機器。
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