JP5701115B2 - 電子機器 - Google Patents

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Description

本発明は、表示部を有する電子機器に関する。
近年、携帯電話機やPDA(Personal Digital Assistant)、ディジタルカメラ等の電子機器では、直感的な操作を可能にするとともに、キーボードのように物理的に大きな面積を必要とするデバイスを具備しない小型の携帯電子機器を実現するために、表示部と操作部の両方の機能を備えるタッチパネルが広く利用されるようになっている(特許文献1参照)。
特開2010−39772号公報
タッチパネルを備える電子機器は、メール受信、着信、予め設定していたスケジュールの通知等のイベントが発生した場合、タッチパネルが点灯され、発生したイベントの内容の画像が表示される。このため、テーブル等に電子機器を置いている状態でイベントが発生すると、タッチパネルに表示されたイベントの内容が他人にも見られてしまう。
これに対して利用者は、テーブル等に電子機器を置く際に、タッチパネルが配置されている面がテーブルと接する向きで置くことで、イベントの内容を見られないようにすることができる。しかしながら、電子機器をタッチパネルが配置されている面がテーブルと接する向きに置くとどのようなイベントが発生したかを把握することができない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、利用者に情報を適切に報知することができる電子機器を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、筐体と、前記筐体の第1の面に配置され、常時露出する表示部と、前記筐体の前記第1の面とは異なる第2の面に配置された視覚に対して報知を行う報知部と、前記筐体の姿勢として、前記第1面が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記第1面が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出した場合、前記表示部の表示を抑制すると共に前記報知部を報知可能とする制御部と、を有し、前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させることを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、筐体の第1の面に配置される表示部と、前記筐体の前記第1の面とは異なる第2の面に配置された視覚に対して報知を行う報知部と、前記筐体の姿勢として、前記第1面が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記第1面が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させると共に、前記表示部に情報を表示するイベントが発生したとき前記表示部に表示させる情報に対応する情報を前記報知部で報知する制御部と、を有することを特徴とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、電子機器であって、表示部と、表示部が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記表示部が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させることを特徴とする。
本発明に係る電子機器は、利用者に情報を適切に報知することができるという効果を奏する。
図1は、携帯電話端末の外観を示す斜視図である。 図2Aは、携帯電話端末の外観を示す正面図である。 図2Bは、携帯電話端末の外観を示す背面図である。 図2Cは、携帯電話端末の外観を示す上面図である。 図3は、携帯電話端末の機能的な構成を示すブロック図である。 図4は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 図5は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 図6は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。 図7は、携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。
以下、本発明につき図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、以下の説明により本発明が限定されるものではない。また、以下の説明における構成要素には、当業者が容易に想定できるもの、実質的に同一のもの、いわゆる均等の範囲のものが含まれる。以下においては、電子機器の一例として携帯電話端末について説明するが、本発明の適用対象は携帯電話端末に限定されるものではなく、利用者が筐体の向きを変えることができる各種電子機器、例えば、PHS(Personal Handy-phone System)、PDA(Personal Digital Assistant)、ポータブルナビゲーション装置、ゲーム機等に対しても本発明は適用できる。なお電子機器としては、携帯型の電子機器を用いることが好ましい。
(実施形態)
まず、図1と図2Aから図2Cとを参照しながら、本発明に係る電子機器の一実施形態である携帯電話端末1の外観について説明する。図1は、携帯電話端末1の外観を示す斜視図である。図2Aは、携帯電話端末の外観を示す正面図であり、図2Bは、携帯電話端末の外観を示す背面図であり、図2Cは、携帯電話端末の外観を示す上面図である。図1と図2Aから図2Cとに示すように、携帯電話端末1は、面積が他の面よりも広い2つの面を有する略六面体形状の筐体20を有し、その筐体20の表面にタッチセンサ2Aおよび第1表示部2Bで構成されるタッチパネル2と、入力部3と、レシーバ7と、マイク8と、第2表示部12と、発光部13と、を備える。
携帯電話端末1は、図2Aに示すように、筐体20の面積が最も広い面の1つ面である正面1A(第1の面)にタッチパネル2と、入力部3と、レシーバ7と、マイク8と、が配置されている。なお、タッチパネル2は、正面1Aの略全域に配置されている。入力部3とマイク8とは、正面1Aの長手方向の一方の端部に配置されている。レシーバ7は、正面1Aの長手方向の他方の端部に配置されている。つまり、レシーバ7とマイク8とは、長手方向の両端にそれぞれ配置されている。また、携帯電話端末1は、図2Bに示すように、筐体20の正面1Aとは反対側の面である背面1B(第2の面)に第2表示部12が配置されている。また、携帯電話端末1は、図2Cに示すように、筐体20の正面1Aと背面1Bとで挟まれた側面のうち、正面1Aのレシーバ7が配置されている端部(短辺)に隣接する側面である上側面1Cに発光部13が配置されている。また、筐体20は、1つの箱形状であるため、タッチパネル2(第1表示部2B)、第2表示部12、発光部13等の各部は、常時露出しており、筐体20によって隠れない。
タッチパネル2は、正面1Aに設けられ、文字、図形、画像等を表示するとともに、指、スタイラス、ペン等(以下、単に「指」という)を用いてタッチパネル2に対して行われる各種操作を検出する。なお、タッチパネル2が各種操作を検出する方式は、静電容量式、感圧式等の任意の方式であってよい。入力部3は、所定の機能が割り当てられたボタン3A、ボタン3Bおよびボタン3C等の複数のボタンからなる。
次に、図3を参照しながら、携帯電話端末1の機能的な構成について説明する。図3は、携帯電話端末1の機能的な構成を示すブロック図である。図3に示すように携帯電話端末1は、タッチパネル2と、入力部3と、電源部5と、通信部6と、レシーバ7と、マイク8と、記憶部9と、制御部10と、RAM(Random Access Memory)11と、第2表示部12と、発光部13と、姿勢検出部14と、を有する。なお、本実施形態では、第1表示部2Bが表示部となり、第2表示部12および発光部13の少なくとも一方が報知部となる。また、本実施形態では、タッチセンサ2Aと入力部3とが操作部となる。
タッチパネル2は、第1表示部2Bと、第1表示部2Bに重畳されたタッチセンサ2Aとを有する。タッチセンサ2Aは、指を用いてタッチパネル2に対して行われた各種操作を、操作が行われた場所のタッチパネル2上での位置とともに検出し、制御部10に通知する。タッチセンサ2Aによって検出される操作には、タップ操作やスイープ操作が含まれる。第1表示部2Bは、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。
入力部3は、物理的なボタン等を通じて利用者の操作を受け付け、受け付けた操作に対応する信号を制御部10へ送信する。電源部5は、蓄電池または外部電源から得られる電力を、制御部10を含む携帯電話端末1の各機能部へ供給する。
通信部6は、基地局によって割り当てられるチャネルを介し、基地局との間でCDMA方式などによる無線信号回線を確立し、基地局との間で電話通信及び情報通信を行う。レシーバ7は、制御部10から送信される音声信号を音声として出力する。マイク8は、利用者等の音声を音声信号へ変換して制御部10へ送信する。
記憶部9は、例えば、不揮発性メモリや磁気記憶装置であり、制御部10での処理に利用されるプログラムやデータを保存する。記憶部9に記憶されるプログラムには、メールプログラム9Aと、ブラウザプログラム9Bと、表示通知制御プログラム9Cと、姿勢検出プログラム9Dとが含まれる。また、記憶部9に記憶されるデータには、表示通知制御定義データ9Eが含まれる。記憶部9は、携帯電話端末1の基本的な機能を実現するオペレーティングシステムプログラムやアドレス帳データ等のその他のプログラムやデータも記憶する。なお、記憶部9は、メモリカード等の可搬の記憶媒体と、記憶媒体の読み取り装置との組み合わせとして構成されていてもよい。
メールプログラム9Aは、電子メール機能を実現するための機能を提供する。ブラウザプログラム9Bは、WEBブラウジング機能を実現するための機能を提供する。表示通知制御プログラム9Cは、他のプログラム等の機能で発生したイベントを画面表示や他の手段で通知する機能および第1表示部2Bと第2表示部12との表示を制御する機能を実現するための機能を提供する。姿勢検出プログラム9Dは、姿勢検出部14での検出結果を処理し筐体20の姿勢を検出する処理を実現するための機能を提供する。表示通知制御定義データ9Eは、姿勢検出プログラム9Dを処理して実現される機能で検出される筐体20の姿勢の検出結果に応じて表示通知制御プログラム9Cを処理して実現される機能で実行させる処理についての定義を保持する。
制御部10は、例えば、CPU(Central Processing Unit)であり、携帯電話端末1の動作を統括的に制御して各種の機能を実現する。具体的には、制御部10は、記憶部9に記憶されているデータやRAM11に展開したデータを必要に応じて参照しつつ、記憶部9に記憶されているプログラムに含まれる命令を実行して、表示部2Bや、通信部6等を制御することによって各種機能を実現する。なお、制御部10が実行するプログラムや参照するデータは、通信部6による無線通信でサーバ装置からダウンロードすることとしてもよい。
制御部10は、例えば、メールプログラム9Aを実行することによって、電子メール機能を実現する。また、制御部10は、表示通知制御プログラム9Cを実行することによって、他のプログラム等の機能で発生したイベントを画面表示や他の手段で通知する機能および第1表示部2Bと第2表示部12との表示を制御する機能を実現するための機能を実現する。また、制御部10は、姿勢検出プログラム9Dを実行することによって、姿勢検出部14の検出結果に基づいて筐体20の姿勢を検出する機能を実現する。なお、制御部10は、オペレーティングシステムプログラムによって提供されるマルチタスク機能によって、複数のプログラムを並行して実行できるものとする。
RAM11は、制御部10によって実行されるプログラムの命令、制御部10が参照するデータ、制御部10の演算結果等が一時的に記憶される記憶領域として利用される。
第2表示部12は、背面1Bに配置された画像を表示する表示装置である。つまり、タッチパネル2(第1表示部2B)が配置されている第1の面の反対側の面である第2の面に配置される。第2表示部12は、例えば、液晶ディスプレイ(LCD、Liquid Crystal Display)や、有機EL(Organic Electro−Luminescence)パネルなどで構成され、文字や図形等を表示する。第2表示部12は、タッチパネル2を構成する第1表示部2Bよりも画面の表示面積が小さい。また、第2表示部12は、第1表示部2Bと同様にタッチパネルの機能を備えていてもよい。
発光部13は、上側面1Cに配置された発光素子である。発光素子としては、LED(Light Emitting Diode)、EL(Organic Electro−Luminescence)等を用いることができる。発光部13は、点灯と消灯を切り換えることができ、所定の光を射出させる。なお、発光部13は、種々の波長、つまり種々の色の光を射出可能であり、射出させる光の色を切り換え可能であることが好ましい。
姿勢検出部14は、携帯電話端末1の姿勢、具体的には筐体20の姿勢(向き)を検出する検出器である。姿勢検出部14としては、姿勢を検出する種々の方法の検出器を用いることができ、例えば、加速度センサ(具体的には3軸の加速度センサ)で姿勢を検出する検出器や、ジャイロセンサ(具体的には3軸のジャイロセンサ)で姿勢を検出する検出器や、3軸のジャイロと3軸の加速度センサとの組み合わせ等で姿勢を検出する検出器を用いることができる。姿勢検出部14として加速度センサを用いる場合、加速度センサを筐体20の所定位置に固定し、加速度センサの検出結果から重力加速度の方向、つまり鉛直方向を算出し、加速度センサが固定されている向きと重力加速度の方向との関係に基づいて筐体20の向きを検出することができる。姿勢検出部14は、携帯電話端末1の姿勢を検出し、検出結果を制御部10に送る。なお、姿勢検出部14は、携帯電話端末1の姿勢の変化を検出したら、その変化情報を制御部10に送るようにしても、一定間隔毎に姿勢を検出し、検出した姿勢の情報を制御部10に送るようにしてもよい。また、姿勢検出部14は、制御部10から姿勢の情報の検出指示が送られたら、姿勢の情報を検出し、その検出結果を制御部10に送るようにしてもよい。
次に、図4から図8を参照しながら、姿勢検出部14によって検出される筐体20の向き、具体的にはタッチパネル2(第1表示部2B)の向きに応じて制御部10が実行する制御の例について説明する。なお、図4から図8は、それぞれ携帯電話端末の動作を示すフローチャートである。また、図4から図8に示す処理手順は、表示通知制御プログラム9Cおよび姿勢検出プログラム9Dが提供する機能に基づいて繰り返し実行される。
図4を用いて、制御部10による基本制御について説明する。携帯電話端末1の制御部10は、ステップS12として、姿勢検出を行う。つまり、制御部10は、姿勢検出部14を用いて筐体20の姿勢を検出する。制御部10は、ステップS12で姿勢を検出したら、ステップS14としてタッチパネル2が鉛直方向上向きか判定する。制御部10は、筐体20の向きに基づいて正面1Aが鉛直方向上側を向いている場合、タッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)であると判定し、正面1Aが鉛直方向下側を向いている場合、タッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)であると判定する。なお、正面1Aが鉛直方向上側を向いているとは、鉛直方向上側から筐体20を見た場合、正面1Aの少なくとも一部が見える状態である。なお、正面1Aが鉛直方向下側を向いているとは、鉛直方向上側から筐体20を見た場合、背面1Bの少なくとも一部が見える状態である。また、本実施形態では、正面1Aが鉛直方向に平行な状態も正面1Aが鉛直方向上側を向いている状態に含む。つまり、タッチパネル2の表面が鉛直方向に平行な向きである場合もタッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)に含む。
制御部10は、ステップS14でタッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)である(Yes)と判定したら、ステップS16として、タッチパネル2を点灯可能な設定し、第2表示部12を消灯の設定とする。つまり、制御部10は、姿勢検出部14で第1の姿勢を検出した場合、タッチパネル2(表示部)の表示を可能とすると共に第2表示部12(報知部)での報知を抑制する状態とする。ここで、タッチパネル2を点灯可能な設定にするとは、イベント等が発生したら、タッチパネル2に画像を表示させ、また、スタンバイ状態等、画像を表示させないモードの場合でも必要に応じてタッチパネル2を点灯させる設定である。つまり、タッチパネル2に画像を表示させるイベントが生じた場合画像を表示させる設定である。また、第2表示部12を消灯の設定にするとは、イベントが発生しても第2表示部12に画像を表示させない設定である。
また、制御部10は、ステップS14でタッチパネル2が鉛直方向上向きではない(No)、つまりタッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)であると判定したら、ステップS18として、タッチパネル2を消灯の設定し、第2表示部12を点灯可能な設定とする。つまり、制御部10は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出した場合、第2表示部12(報知部)での報知を可能とすると共にタッチパネル2(表示部)の表示を抑制する状態とする。ここで、タッチパネル2を消灯の設定にするとは、イベントが発生してもタッチパネル2に画像を表示させない設定である。第2表示部12を点灯可能な設定にするとは、イベント等が発生したら、第2表示部12に画像を表示させ、また、スタンバイ状態等、画像を表示させないモードの場合でも必要に応じて第2表示部12を点灯させる設定である。つまり、第2表示部12に画像を表示させるイベントが生じた場合画像を表示させる設定である。制御部10は、ステップS16またはステップS18の設定を行ったら、本処理を終了する。
上述したように、本実施例に係る携帯電話端末1(電子機器)は、筐体20と、筐体20の正面1A(第1の面)に配置され、常時露出する第1表示部2B(表示部)と、筐体20の正面1Aとは異なる背面1Bまたは上側面1C(第2の面)に配置された視覚に対して報知を行う第2表示部12(報知部)または発光部13(報知部)と、筐体20の姿勢として、正面1Aが鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と、正面1Aが鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部14と、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出した場合、第1表示部2Bの表示を抑制すると共に、第2表示部12または発光部13を報知可能とする制御部10を備える。また、制御部10は、姿勢検出部14で第1の姿勢を検出した場合、第1表示部2Bの表示を可能とすると共に第2表示部12または発光部13での報知を抑制してもよい。また、制御部10は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、第1表示部2Bに情報を表示するイベントが発生した場合、第1表示部2Bに表示させる情報に対応する情報を第2表示部12または発光部13で報知してもよい。
図4に示す設定処理を行うことで、制御部10は、例えばステップS16の設定を行っている状態で、イベントが発生した場合、タッチパネル2にイベントの内容を示す情報を表示させる。また、制御部10は、ステップS16の設定を行っている状態で、イベントが発生した場合、第2表示部12にイベントの内容を示す情報を表示させる。制御部10は、タッチパネル2が鉛直方向上向きの場合、タッチパネル2に画像を表示させ、タッチパネル2が鉛直方向下向きの場合、第2表示部12に画像を表示させる。
携帯電話端末1は、このように姿勢検出部14で検出した筐体20の向き、具体的にはタッチパネル2の向きに基づいて、タッチパネル2を表示可能にするか、第2表示部12を表示可能にするかを切り換えることで、適切な表示部に画像を表示させることができ、利用者に情報の報知ができる。これにより、携帯電話端末1は、タッチパネル2を伏せた状態、例えば、タッチパネル2がテーブルに向き合うように携帯電話端末1を置いた場合でも、イベントの情報を第2表示部12に表示することができ、どの種類のイベントが発生したかを利用者に報知することができる。
また、携帯電話端末1は、タッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)で利用者がタッチパネル2を確認できる場合、タッチパネル2を消灯設定とし、タッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)の場合、タッチパネル2を消灯設定とし、タッチパネル2の姿勢に応じて、一方の表示部を消灯設定とすることで、利用者が閲覧しない方の表示部を停止した状態とすることができる。これにより、携帯電話端末1の消費電力を低減することができる。また、タッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)の場合、タッチパネル2を消灯設定することで、イベントの内容が他人に知られる恐れをより低減することができる。第2表示部12は、第1表示部2Bよりも表示面積が小さくてもよい。この構成によれば、タッチパネル2(第1表示部2B)が鉛直方向下向き(第2の姿勢)の場合、第2表示部12にイベントの情報が表示されるが、第1表示部2Bよりも表示面積が小さいため、よりイベントの内容が他人に知られる恐れを低減することができる。
ここで、制御部10は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、タッチパネル2の第1表示部2Bに情報を表示するイベントが発生した場合、第1表示部2Bに表示させる情報に対応するアイコンを第2表示部12に表示することが好ましい。つまり、制御部10は、第2表示部12には、イベントの内容を表示させず、イベントの情報としてイベントの種類のみ、例えば、イベントがメール受信、アラーム、着信のいずれなのかを報知する情報のみを表示させることが好ましい。これにより、利用者は、タッチパネル2を伏せている状態で、イベントが発生してもイベントの内容、例えば誰からの着信、メールであるのか、どのような予定を実行する時間なのかを、他人に知られることを抑制できる。
携帯電話端末1は、図4に示す処理のように、第1の姿勢の場合、第2表示部12を消灯の設定とすることで、より確実に消費電力を低減できるがこれに限定されない。携帯電話端末1は、第2表示部12を常に点灯可能な設定としてもよい。
また、携帯電話端末1は、図4に示す処理のように、第2の姿勢を検出した場合、タッチパネル2を消灯する設定とすることで、より確実に消費電力を低減できるがこれに限定されない。携帯電話端末1は、第2の姿勢を検出した場合、タッチパネル2の表示を抑制すればよく、例えば、点灯した状態で画像を表示させない設定としてもよいし、第1の姿勢を検出した場合よりも点灯時間を短くする(つまり短時間で画像を表示させないスタンバイモードに移行する)設定としてもよい。
次に、図5を用いて、メール受信イベント発生時の制御部10による制御について説明する。なお、メール受信イベントは、制御部10がメールプログラム9Aの処理を実行しメール機能を実現することで、当該メール機能から出力される。
携帯電話端末1の制御部10は、ステップS20としてメールを受信する。制御部10は、ステップS20でメールを受信すると、ステップS22として、姿勢検出を行う。つまり、制御部10は、姿勢検出部14を用いて筐体20の姿勢を検出する。制御部10は、ステップS22で姿勢を検出したら、ステップS24としてタッチパネル2が鉛直方向上向きか判定する。
制御部10は、ステップS24でタッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)である(Yes)と判定したら、ステップS26として、タッチパネル2に通知を表示する。つまり、制御部10は、メールを受信したことを示すイベントの情報をタッチパネル2に表示させ、メールの受信を利用者に報知する。なお、制御部10は、設定によりタッチパネル2にメールを受信したことに加え、送信者の情報や題名、本文の一部または全文を表示部に表示させる。制御部10は、ステップS26で通知を表示させたら、ステップS28として、タッチパネル2および入力部3で操作を検出する。つまり、制御部10は、タッチパネル2および入力部3のいずれか一方に入力された操作を検出する。制御部10は、ステップS28で操作を検出したら、ステップS30として、ステップS28で検出した操作が表示操作であるか判定する。ここで、表示操作とは、ステップS20で受信したメールの本文(全文)等の内容を表示させる操作である。制御部10は、ステップS30で表示操作なし(No)と判定したら、ステップS28に進む。制御部10は、このようにステップS30で表示操作ありと判定するまで、ステップS28とステップS30の処理を繰り返す。制御部10は、ステップS30で表示操作あり(Yes)と判定したら、ステップS38に進む。
また、制御部10は、ステップS24でタッチパネル2が鉛直方向上向きではない(No)、つまりタッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)であると判定したら、ステップS32として、第2表示部12に通知を表示する。つまり、制御部10は、メールを受信したことを示すイベントの情報を第2表示部12に表示させ、メールの受信を利用者に報知する。なお、制御部10は、第2表示部12には、メールを受信した情報のみ、例えば、受信メールがあることを示すアイコンのみを表示させる。制御部10は、ステップS32で通知を表示させたら、ステップS34として、姿勢検出を行う。制御部10は、ステップS34で姿勢を検出したら、ステップS36としてタッチパネル2が鉛直方向上向きか判定する。制御部10は、ステップS36でタッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)ではない(No)、つまり第2の姿勢が維持されていると判定したら、ステップS34に進む。制御部10は、このようにステップS36で第1の姿勢であると判定するまで、つまり、携帯電話端末1は、第2の姿勢から第1の姿勢に変わるまでステップS34とステップS36の処理を繰り返す。制御部10は、ステップS36でタッチパネル2が鉛直方向上向き(第1の姿勢)である(Yes)と判定したら、ステップS38に進む。
制御部10は、ステップS30またはステップS36でYesと判定したら、ステップS38として、タッチパネル2に内容を表示し、第2表示部12を消灯させる。つまり、制御部10は、ステップS20で受信したメールの内容をタッチパネル2に表示させ、第2表示部12が点灯している場合、消灯させる。つまり、制御部10は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、タッチパネル2(表示部)に情報を表示するイベントが発生した後、姿勢検出部14が第1の姿勢に変化したことを検出した場合、イベントの内容をタッチパネル2(表示部)に表示する。また、制御部10は、イベントの情報を表示させていた第2表示部12(報知部)による報知を抑制する。制御部10は、ステップS38の処理を行ったら、本処理を終了する。
携帯電話端末1は、このように、メール受信時のタッチパネル2の向きに基づいて、メール受信の通知、つまりイベントの報知を行う手段を切り換えることで、利用者が確認しやすい手段で報知することができる。また、タッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)の場合は、第2表示部12にメール受信のイベントの発生のみを通知することで、イベントの内容、例えば、送信者、題名、本文の一部または全文が他人に知られることを抑制できる。
また、携帯電話端末1は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、タッチパネル2(表示部)に情報を表示するイベントが発生した後、姿勢検出部14が第1の姿勢に変化したことを検出した場合、イベントの内容をタッチパネル2(表示部)に表示することで、筐体20の姿勢を変えるのみで、つまりタッチパネル2を第1の姿勢にするのみで、メールの内容を表示させることができる。これにより、タッチパネル2や入力部3にメールの内容を表示させるための各種操作の入力を省略することができ、操作を簡単にすることができる。
次に、図6を用いて、携帯電話端末1の動作の一例について説明する。図6は、図5に示す処理のステップS36でYesと判定した後、ステップS38に進む間に実行する処理の一例である。図6は、制御部10が表示ロック処理とロック解除処理を実行する場合の動作の一例である。なお、制御部10は、ステップS36でYesと判定したら、図6に示す処理を実行する。
まず、制御部10は、ステップS40として、タッチパネル2にロック画面を表示する。ロック画面は、画面がロックされていることを示す画面である。またロック画面には、「解除操作を入力してください」、「パスワードを入力してください」等の、メールの内容を表示させるためにはロックを解除する操作を入力する必要があることを伝えるメッセージを表示させてもよい。
制御部10は、ステップS40でロック画面を表示させたら、ステップS42として、タッチパネル2および入力部3で操作を検出する。つまり、制御部10は、タッチパネル2および入力部3のいずれか一方に入力された操作を検出する。制御部10は、ステップS42で操作を検出したら、ステップS44として、操作ありか、つまりタッチパネル2および入力部3のいずれか一方が操作を検出したかを判定する。制御部10は、ステップS44で操作なし(No)と判定したら、ステップS42に進む。つまり、制御部10は、ステップS42の操作検出で操作を検出するまでステップS42とステップS44の処理を繰り返す。
制御部10は、ステップS44で操作あり(Yes)と判定したら、ステップS46として、ステップS42で検出した操作がロック解除操作であるか判定する。ロック解除操作とは、利用者の設定または初期設定でロック解除処理が対応付けられた操作である。制御部10は、ステップS46でロック解除操作ではない(No)と判定したら、ステップS48として、操作を無効、つまり検出した操作を無効とし、操作は入力されていないものとする。制御部10は、ステップS48で操作を無効としたら、ステップS50として、無効を通知、例えばタッチパネル2にロック解除操作ではないことを通知するメッセージを表示する。制御部10は、ステップS50の処理を行ったらステップS42に進む。
制御部10は、ステップS46でロック解除操作である(Yes)と判定したら、ステップS52として、ロックを解除、つまりメールの内容を表示可能な設定とし、本処理を終了する。制御部10は、図6の処理を行ったら、ステップS38に進む。
つまり、制御部10は、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、第1表示部2Bに情報を表示するイベントが発生した後に、姿勢検出部14が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、第1表示部2Bにロックの解除を促す表示を表示し、タッチパネル2または入力部3の操作部でロックの解除操作を検出すると、イベントの内容を第1表示部2Bに表示させる。
携帯電話端末1は、図6に示すように、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、タッチパネル2(表示部)に情報を表示するイベントが発生した後、姿勢検出部14が第1の姿勢に変化したことを検出した場合、画面のロック処理を行い、その後、ロック解除操作が入力されるまでイベントの内容をタッチパネル2に表示させないことで、イベントが発生したことを知った他人が携帯電話端末1を第1の姿勢としても簡単にイベントの内容(メールの内容)が見られないようにすることができる。これにより、他人に不用意にイベントの内容を見られる恐れをより確実に低減することができる。
なお、本実施形態の携帯電話端末1は、第1表示部2Bと第2表示部12とを備え、姿勢検出部14での検出結果に基づいて第1表示部2Bと第2表示部12とのいずれかを選択して画像を表示させるが、これに限定されない。例えば、図5及び図6に示すように、姿勢検出部14で第2の姿勢を検出している状態で、タッチパネル2(表示部)に情報を表示するイベントが発生した後、姿勢検出部14が第1の姿勢に変化したことを検出した場合、画面のロック処理を行い、その後ロック解除操作が入力されるまで、イベントの内容を表示させない処理は、第2表示部12の有無に係らず用いることができる。つまり、携帯電話端末1を、第2表示部12を備えない構成とし、図5及び図6に示す処理を行ってもよい。これにより、タッチパネル2を伏せている状態で、イベントが発生した場合に、他人が携帯電話端末1を第1の姿勢としても簡単にイベントの内容(メールの内容)が見られないようにすることができる。また、図5に示す処理のステップS30でYesと判定した後のステップS38に進む間の処理においては、図6に示す処理を省略することができる。携帯電話端末1が第1の姿勢であるということは、少なくとも第2の姿勢のときよりは、他人にイベントの内容を見られることを警戒していないと考えられる。このため、図6に示すようなロックの解除操作を省略することにより、操作性がより向上する。
次に、図7を用いて、携帯電話端末1の動作の一例について説明する。図7に示す処理は、携帯電話端末1が第1の姿勢でタッチパネル2を点灯状態としている場合の処理である。
制御部10は、ステップS60として、タッチパネル2に内容を表示し、第2表示部12を消灯させる。つまり、制御部10は、各種プログラムを処理して実現させる機能で表示させている内容をタッチパネル2に表示させ、第2表示部12を消灯させる。なお、制御部10は、タッチパネル2や入力部3に操作が入力された場合、入力された操作に応じてタッチパネル2に表示させる内容を切り換える。
制御部10は、ステップS60でタッチパネル2に内容を表示し、第2表示部12を消灯させている状態としたら、ステップS62として、姿勢検出を行う。制御部10は、ステップS62で姿勢を検出したら、ステップS64としてタッチパネル2が鉛直方向下向きか判定する。制御部10は、ステップS64でタッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)ではない(No)、つまり第1の姿勢が維持されていると判定したら、ステップS62に進む。制御部10は、このようにステップS64で第2の姿勢であると判定するまで、つまり、携帯電話端末1は、第1の姿勢から第2の姿勢に変わるまでステップS62とステップS64の処理を繰り返す。
制御部10は、ステップS64でタッチパネル2が鉛直方向下向き(第2の姿勢)である(Yes)と判定したら、つまり第1の姿勢から第2の姿勢に変わったと判定したら、ステップS66として、第2表示部12に通知を表示し、タッチパネル2を消灯させる。なお、第2表示部12に表示させる通知としては、起動しているプログラムの種類を示すアイコンや、表示を終了したことを示す画像等がある。また、制御部10は、ステップS66で、各種プログラムを処理して実現させる機能を停止し、その旨を通知として表示させてもよい。制御部10は、ステップS66の処理を行ったら本処理を終了する。つまり、制御部10は、姿勢検出部14で第1の姿勢を検出している状態でアプリケーション(機能)を起動して、該アプリケーションが起動中に姿勢検出部14が第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して第1表示部2Bを消灯させる。
携帯電話端末1は、第1の姿勢で各種機能を実行している状態で、第1の姿勢から第2の姿勢に変わったと判定したら、タッチパネル2を消灯し、第2表示部12にその旨の通知を表示させることで、タッチパネル2が伏せられた状態となった場合に自動的にタッチパネル2への画像の表示を停止することができる。これにより、消費電力を低減することができる。
携帯電話端末1は、第1の姿勢で各種機能を実行している状態で、第1の姿勢から第2の姿勢に変わったと判定したら、各種プログラムを処理して実現させる機能を停止することで、利用者は終了操作を入力しなくても、当該機能を停止させることができる。これにより、迅速かつ簡単に実行している機能を停止させることができる。
また、上記の実施形態では、表示手段としてタッチパネルを有する電子機器に本発明を適用する例について説明したが、本発明は、表示手段として、タッチセンサが重畳されていない単なる表示パネルを有する電子機器に適用することもできる。
また、上記の実施形態では、第2の姿勢の場合にタッチパネル2の変わりに報知を行う報知部として、第2表示部12を用いたが、発光部13を用いてもよい。なお、発光部13は、イベントが発生したら、発光することで利用者にイベントの発生を視覚で通知することができる。このように、携帯電話端末1は、タッチパネル2に画像を表示させて利用者に通知を行う対象が発生したら、発光部13を発光させることで、第2の姿勢の際にタッチパネル2に画像を表示させなくてもイベントの発生等を利用者に報知することができる。
また、報知部は、第2表示部12や発光部13のようにタッチパネル2が配置されている面(正面1A)とは異なる面に配置されていればよい。携帯電話端末1は、タッチパネル2が配置されている面以外の面に報知部を設け、タッチパネル2が鉛直方向下向きである第2の姿勢である場合、基本的に鉛直方向上側から見える位置にある報知部から報知を行うことで、利用者にイベント発生等の通知を行うことができる。なお、報知部は、第2表示部12のように、タッチパネル2が配置されている面とは反対側に配置することが好ましい。これにより、タッチパネル2が鉛直方向下向きである第2の姿勢である場合、報知部がより確実に鉛直方向上側から見える位置に配置されるようにすることができる。なお、上記の実施形態では、姿勢検出部14を加速度センサやジャイロセンサとしたが、筐体の任意の面(例えば、正面1A等)に配置された照度センサや近接センサとしてもよい。照度センサにおいては周囲の明るさ(照度センサが配置された面が鉛直方向上向きの場合は明るく、鉛直方向下向きの場合は暗くなる)により筐体の姿勢を検出する。近接センサにおいては、物が近接しているか、していないかにより筐体の姿勢を検出することができる。なお、これら照度センサや近接センサと加速度センサやジャイロセンサを組み合わせて姿勢検出の精度を高めてもよい。
1 携帯電話端末
1A 正面
1B 背面
1C 上側面
2 タッチパネル
2A タッチセンサ
2B 第1表示部
3 入力部
5 電源部
6 通信部
7 レシーバ
8 マイク
9 記憶部
9A メールプログラム
9B ブラウザプログラム
9C 表示通知制御プログラム
9D 姿勢検出プログラム
9E 表示通知制御定義データ
10 制御部
11 RAM
12 第2表示部
13 発光部
14 姿勢検出部
20 筐体

Claims (22)

  1. 筐体と、
    前記筐体の第1の面に配置され、常時露出する表示部と、
    前記筐体の前記第1の面とは異なる第2の面に配置された視覚に対して報知を行う報知部と、
    前記筐体の姿勢として、前記第1面が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記第1面が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出した場合、前記表示部の表示を抑制すると共に前記報知部を報知可能とする制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させることを特徴とする電子機器。
  2. 前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出した場合、前記表示部の表示を可能とすると共に前記報知部での報知を抑制することを特徴とする請求項1に記載の電子機器。
  3. 前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で、前記表示部に情報を表示するイベントが発生した場合、前記表示部に表示させる情報に対応する情報を前記報知部で報知することを特徴とする請求項1または2に記載の電子機器。
  4. 前記表示部は、第1表示部であり、
    前記報知部は、前記第1表示部よりも表示面積が小さい第2表示部であり、前記第2表示部に表示を行い報知することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電子機器。
  5. 前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で、前記第1表示部に情報を表示するイベントが発生した場合、前記第1表示部に表示させる情報に対応するアイコンを前記第2表示部に表示することを特徴とする請求項4に記載の電子機器。
  6. 前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で、前記表示部に情報を表示するイベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、前記イベントの内容を前記表示部に表示することを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  7. 操作部をさらに有し、
    前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で、前記表示部に情報を表示するイベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、前記表示部にロックの解除を促す表示を表示し、前記操作部で該ロックの解除操作を検出すると、前記イベントの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の電子機器。
  8. 前記制御部は、前記イベントがメール受信である場合、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出すると、前記受信したメールの内容を前記表示部に表示することを特徴とする請求項5から7のいずれか一項に記載の電子機器。
  9. 前記第2の面は、前記第1の面の反対側の面であることを特徴とする請求項1から8のいずれか一項に記載の電子機器。
  10. 前記姿勢検出部は、前記筐体の向きを検出する加速度センサであることを特徴とする請求項1から9のいずれか一項に記載の電子機器。
  11. 筐体の第1の面に配置される表示部と、
    前記筐体の前記第1の面とは異なる第2の面に配置された視覚に対して報知を行う報知部と、
    前記筐体の姿勢として、前記第1面が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記第1面が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させると共に、前記表示部に情報を表示するイベントが発生したとき前記表示部に表示させる情報に対応する情報を前記報知部で報知する制御部と、を有することを特徴とする電子機器。
  12. 前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出した場合、前記表示部の表示を可能とすると共に前記報知部での報知を抑制することを特徴とする請求項11に記載の電子機器。
  13. 前記表示部は、第1表示部であり、
    前記報知部は、第2表示部又は発光部であることを特徴とする請求項11または12に記載の電子機器。
  14. 前記イベントがアプリケーションに対応し、
    前記制御部は、
    前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で前記イベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、
    前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出すると、前記イベントに対応するアプリケーションを起動して該イベントの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項11から13のいずれか一項に記載の電子機器。
  15. 前記制御部は、
    前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で前記イベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、
    前記イベントの内容の表示を抑制して、前記第1表示部にロックの解除を促す表示を表示することを特徴とする請求項13に記載の電子機器。
  16. 操作部をさらに有し、
    前記制御部は、前記操作部で前記ロックの解除操作を検出すると、前記イベントの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項15に記載の電子機器。
  17. 表示部と、
    表示部が鉛直方向上側を向いている第1の姿勢と前記表示部が鉛直方向下側を向いている第2の姿勢とを検出可能な姿勢検出部と、
    前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出している状態でアプリケーションを起動して、該アプリケーションが起動中に前記姿勢検出部が前記第2の姿勢に変化したことを検出した場合、該アプリケーションを終了して前記表示部を消灯させる制御部と、を有することを特徴とする電子機器。
  18. 筐体の第1の面に前記表示部を、
    前記筺体の第2の面にイベントの発生を報知する報知部を、備え、
    前記制御部は、前記姿勢検出部で前記第1の姿勢を検出した場合、前記表示部の表示を可能とすると共に前記報知部での報知を抑制することを特徴とする請求項17に記載の電子機器。
  19. 前記表示部は、第1表示部であり、
    前記報知部は、第2表示部又は発光部であることを特徴とする請求項18に記載の電子機器。
  20. 前記イベントが前記アプリケーションに対応し、
    前記制御部は、
    前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で前記イベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、
    前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出すると、前記アプリケーションを起動して前記イベントの内容を前記表示部に表示させることを特徴とする請求項18または19に記載の電子機器。
  21. 前記制御部は、
    前記姿勢検出部で前記第2の姿勢を検出している状態で前記イベントが発生した後、前記姿勢検出部が前記第1の姿勢に変化したことを検出した場合、
    前記アプリケーションの起動を抑制して、前記第1表示部にロックの解除を促す表示を表示することを特徴とする請求項19に記載の電子機器。
  22. 操作部をさらに有し、
    前記制御部は、前記操作部で前記ロックの解除操作を検出すると、前記アプリケーションを起動することを特徴とする請求項21に記載の電子機器。
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