JP5696636B2 - 情報処理装置、データ記録方法 - Google Patents
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Description
図2は、車両データ記録装置の概略的特徴を説明する図の一例である。
(1)車両データ記録装置は、イベントが発生するまで、プレトリガデータを揮発性メモリに記録することを繰り返す。揮発性メモリにはT1秒分の最も新しいプレトリガデータが記録されている。
(2)イベントが発生すると、車両データ記録装置は、プレトリガデータのみを揮発性メモリからフラッシュメモリに記録する。
(3)その後、車両データ記録装置は、ポストトリガデータを収集して揮発性メモリに記録する。車両データ記録装置は、随時、揮発性メモリのポストトリガデータを不揮発性メモリに記録することを繰り返す。
図3は、本実施形態の車両データ記録装置100の構成図の一例を示す。車両データ記録装置100は、1つ以上のECU(Electronic Control Unit)により構成され、各ECUは車載ネットワーク13を介して接続されている。車載ネットワーク13のプロトコルには、CAN(Controller Area Network)、FlexRay、Lin(Local Interconnect Network)等があるが、本実施形態ではCANを例にして説明する。
(i) イベント通知を取得すると、車両データ書き込み部33はRAM21のプレトリガデータを全て不揮発性メモリ23に書き込む。
(ii) 車両データ収集部32はイベント発生後、予め決められた時間(T2秒間)、ポストトリガデータを繰り返し収集しRAM21に記憶するので、例えば1セットのポストトリガデータをRAM21に記録する毎に、車両データ書き込み部33に通知する。これにより、車両データ書き込み部33は、RAM21に記憶された1セットのポストトリガデータをRAM21から不揮発性メモリ23に記憶する。このように、ポストトリガデータは随時、RAM21から不揮発性メモリ23に記録される。
図5は、本実施形態の車両データ記録装置100の動作手順を示すフローチャート図の一例である。図5の手順は、例えばIG‐ON後(ハイブリッド車や電気自動車の場合はシステムの起動後)繰り返し実行される。
図5,6では、車両データ収集部32と車両データ書き込み部33が同期を取りながら1セットのポストトリガデータを不揮発性メモリ23に記録していた。しかし、車両データ収集部32と車両データ書き込み部33が同期を取りながら処理するとどちらかがボトルネックとなり記録に時間がかかるおそれがある。
P1>P3の場合:車両データ書き込み部33が不揮発性メモリ23に記録していないポストトリガデータがRAM21にある
P1=P3の場合:車両データ書き込み部33はRAM21の全てのポストトリガデータを不揮発性メモリ23に記録した
と判定できる。なお、P1<P3となることは生じないとしている。
図5では、車両データ収集部32が車両データ書き込み部33から要求を待って、記録要求を車両データ書き込み部33に通知した。しかし、車両データ書き込み部33に不具合が生じる可能性は十分に小さいので、車両データ書き込み部33から要求を待たずに処理を高速化することが好ましい場合もある。
12 送信制御ECU
13 車載ネットワーク
21 RAM
22 ROM
23 不揮発メモリ
24 マイコン
25 OS/CANドライバ
31 イベント検出部
32 車両データ収集部
33 車両データ書き込み部
100 車両データ記録装置
Claims (4)
- 予め定められた車両状況が検出されると車両データを不揮発性のリングバッファに記憶する情報処理装置において、
前記車両状況を検出する車両状況検出手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するまで、T1秒間の第一の車両データを古いものに上書きしながら揮発性メモリに記憶し、前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するとT2秒間の第二の車両データを揮発性メモリに記憶する車両データ収集手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出したことを契機に、前記第一の車両データを揮発性メモリから不揮発性メモリに記録する車両データ記録手段と、を有し、
前記車両データ記録手段は、前記車両データ収集手段がT2秒間全ての前記第二の車両データを揮発性メモリに記憶する前に、前記第二の車両データを随時、揮発性メモリから不揮発性メモリに記録するものであり、
前記車両データ収集手段は、1つ以上の要素データの組をT2秒間に渡って複数組収集して前記第二の車両データとして揮発性メモリに記憶すると共に、アドレスを示す第1のポインタを更新し、
前記車両データ記録手段は、揮発性メモリから不揮発性メモリに1組の前記要素データを記録する毎に、不揮発性メモリへの記録が完了した揮発性メモリのアドレスを示す第2のポインタを更新し、前記第1のポインタが前記第2のポインタよりも大きい間、揮発性メモリから不揮発性メモリに前記要素データを記録することを継続する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 予め定められた車両状況が検出されると車両データを不揮発性のリングバッファに記憶する情報処理装置において、
前記車両状況を検出する車両状況検出手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するまで、T1秒間の第一の車両データを古いものに上書きしながら揮発性メモリに記憶し、前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するとT2秒間の第二の車両データを揮発性メモリに記憶する車両データ収集手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出したことを契機に、前記第一の車両データを揮発性メモリから不揮発性メモリに記録する車両データ記録手段と、を有し、
前記車両データ記録手段は、前記車両データ収集手段がT2秒間全ての前記第二の車両データを揮発性メモリに記憶する前に、前記第二の車両データを随時、揮発性メモリから不揮発性メモリに記録するものであり、
前記車両データ収集手段は、1つ以上の要素データの組をT2秒間に渡って複数組収集して前記第二の車両データとして揮発性メモリに記憶し、
前記車両データ記録手段が、前記車両データ収集手段が1組の前記要素データを揮発性メモリに記憶する毎に、揮発性メモリから不揮発性メモリに1組の前記要素データを記録する際、
前記車両データ収集手段は、1組の前記要素データを揮発性メモリに記憶する毎に、前記車両データ記録手段に不揮発性メモリへの記録を要求し、
前記車両データ記録手段は1組の前記要素データを不揮発性メモリに記録すると、車両データ収集手段に記録完了を通知し、
前記車両データ収集手段は、前記車両データ記録手段から記録完了の通知を取得してから、次の1組の前記要素データを不揮発性メモリに記録するよう前記車両データ記録手段に要求する、ことを特徴とする情報処理装置。 - 予め定められた車両状況が検出されると車両データを不揮発性のリングバッファに記憶する情報処理装置において、
前記車両状況を検出する車両状況検出手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するまで、T1秒間の第一の車両データを古いものに上書きしながら揮発性メモリに記憶し、前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出するとT2秒間の第二の車両データを揮発性メモリに記憶する車両データ収集手段と、
前記車両状況検出手段が前記車両状況を検出したことを契機に、前記第一の車両データを揮発性メモリから不揮発性メモリに記録する車両データ記録手段と、を有し、
前記車両データ記録手段は、前記車両データ収集手段がT2秒間全ての前記第二の車両データを揮発性メモリに記憶する前に、前記第二の車両データを随時、揮発性メモリから不揮発性メモリに記録するものであり、
前記車両データ収集手段は、1つ以上の要素データの組をT2秒間に渡って複数組収集して前記第二の車両データとして揮発性メモリに記憶し、
前記車両データ記録手段が、前記車両データ収集手段が1組の前記要素データを揮発性メモリに記憶する毎に、揮発性メモリから不揮発性メモリに1組の前記要素データを記録する際、
前記車両データ収集手段は、1組の前記要素データを揮発性メモリに記憶する毎に、前記車両データ記録手段に不揮発性メモリへの記録を要求し、
前記車両データ記録手段は記録の要求を取得した回数だけ、1組の前記要素データを揮発性メモリから不揮発性メモリに記録する、
ことを特徴とする情報処理装置。 - 予め定められた車両状況が検出されると車両データを不揮発性のリングバッファに記憶する情報処理装置のデータ記録方法において、
前記車両状況を検出する車両状況検出ステップと、
前記車両状況検出ステップにおいて前記車両状況が検出されるまで、T1秒間の第一の車両データを古いものに上書きしながら揮発性メモリに記憶する車両データ記憶ステップと、
前記車両状況検出ステップにおいて前記車両状況が検出されると、T2秒間の第二の車両データを揮発性メモリに記憶する車両データ収集ステップと、
前記車両状況が検出されたことを契機に、前記第一の車両データを揮発性メモリから不揮発性メモリに記録するステップと、
T2秒間全ての前記第二の車両データが揮発性メモリに記憶される前に、前記第二の車両データを随時、揮発性メモリから不揮発性メモリに記録するステップと、を有し、
前記車両データ収集ステップでは、1つ以上の要素データの組をT2秒間に渡って複数組収集して前記第二の車両データとして揮発性メモリに記憶すると共に、アドレスを示す第1のポインタを更新し、
前記車両データ記憶ステップでは、揮発性メモリから不揮発性メモリに1組の前記要素データを記録する毎に、不揮発性メモリへの記録が完了した揮発性メモリのアドレスを示す第2のポインタを更新し、前記第1のポインタが前記第2のポインタよりも大きい間、揮発性メモリから不揮発性メモリに前記要素データを記録することを継続する、ことを特徴とするデータ記録方法。
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