JP5696213B2 - コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング - Google Patents

Description

背景
ワールドワイドウェブ（「ウェブ」）と対話するユーザが将来の再閲覧のために興味のあるアイテムをブックマークすることを可能にする多数の従来のブックマーキングシステムが存在する。これらブックマーキングシステムは一般に、ウェブブラウザ又はオンラインのソーシャルタグ付けブックマーキングサービス内に包含され、ユーザが、後の検索のために覚えておくべきアイテムを本質的にタグ付けすることを可能にする。後の検索を助けるために、これらブックマーキングシステムにより、ユーザが、当該アイテムにタグを追加する、又はフィルタをかけられるタグ又はカテゴリを用いて当該アイテムを分類することを可能にする。また、ユーザは、例えば、所望のウェブページのユーアールエル（ＵＲＬ）を自分自身に電子メールすることにより、将来の再閲覧のために興味のあるアイテムをブックマークする他の方法も使用しており、この場合、電子メールは、電子メールのアプリケーション又は他のファイル探索アプリケーションを用いたサーチを介して、後で呼び戻すためのウェブページの記述（キーワード）を含む。

しかしながら、従来のブックマーキングサービス及び上述した他の検索技術を用いてブックマークされた興味のあるアイテムを、ユーザが検索しそこなうことが多い。その理由は、多くの場合、ユーザが興味のあるアイテムに割り当てられたタグ、カテゴリ、又はキーワードを思い出すことができないからである。実際には、ユーザは、当該興味のあるアイテムを最初の場所にブックマークしたとしても忘れることが多い。従って、従来のブックマーキングサービス及び上述した検索技術は、（ブック）マークされたアイテムがユーザにとって興味深い可能性がある時にそのアイテムをユーザが再閲覧することを可能にするユーザの率直なニーズを実際に支援することができないことが多い。

本発明の特徴は、図面に関連した以下の説明から当業者には明らかになるであろう。

本発明の例示的な実施形態による、コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング用のシステムの簡易ブロック図である。 本発明の別の例示的な実施形態による、コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング用のシステムの簡易ブロック図である。 本発明の例示的な実施形態による、コンテキストベースでのアイテムのブックマーキングの方法に関する流れ図である。 本発明の例示的な実施形態による、生成されたアクションコンテキストを一括して追跡し、メトリクスを生成するための方法の流れ図である。 本発明の例示的な実施形態による、配信をトリガするように構成されたアクティビティが実行されたことの判定に応じて、第２のエンティティにアイテムを引渡すための方法に関する流れ図である。 本発明の例示的な実施形態による、図３Ａ〜図３Ｃに示された流れ図に包含されるステップの少なくとも一部を実行する際に、図１及び図２に示されたコンポーネントの様々な機能を実行するために利用され得るコンピュータシステムの図である。

詳細な説明
簡略化および例示のために、本発明は、その例示的な実施形態を主として参照することにより説明される。以下の説明において、多くの特定の細部が、実施形態の完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、当業者には明らかなように、本発明はこれら特定の細部に限定されずに実施され得る。また、よく知られた方法および構造は、本発明を不必要に不明瞭にしないように詳細に説明されていない。

コンテキストベースでアイテムをブックマークするための方法と装置を対象とする実施形態が本明細書に開示される。本明細書に開示された方法と装置により、ユーザが、予め選択されたアクションコンテキストに関連付けられたアクティビティをユーザが実行する将来の時に再閲覧するためにアイテムをブックマークすることを可能にする。かくして、例えば、ユーザは、「私がアクティビティｙを実行する際に私にウェブページｘを配信する」という形態の注釈と共に特定のウェブページｘのようなアイテムをブックマークすることができる。この例において、ユーザのアクティビティは、ユーザがアクティビティｙを実行しているか否かを判定するために追跡されることができ、ユーザがアクティビティｙを実行しているという判定がなされた場合にウェブページｘが配信され得る。また、予め選択されたアクションコンテキストに関連付けられたアクティビティをユーザ及び別のエンティティの少なくとも１つが実行していることに応じてブックマークのアイテムを別のエンティティに配信させる注釈と共にアイテムを、ユーザがブックマークすることもできる。例えば、「Eclipseソフトウェアアプリケーションをインストールしているチーム構成員の全てにこのウェブページを示す」である。ユーザは、別のエンティティがアクティビティを実行する際に自分自身に配信されるべきアイテムを更にブックマークすることができる。例えば、「私の配偶者が留守である場合に、このレストランの持ち帰り用のメニューを私に配信する」である。更に、アクティビティは、異なるエンティティにより実行されるサブアクティビティの組み合わせとすることができる。例えば、「私の配偶者が家におり、且つ私が前の晩遅くまで働いていた場合に、このレストランの批評を私に配信する」である。

本明細書に開示された方法と装置の具現化形態を通じて、ブックマークされたアイテムは、そのブックマークされたアイテムがユーザ又は他のエンティティにとって興味深いものであると最初に判定された時点で、ユーザ又は別の選択されたエンティティに配信され得る。かくして、例えば、ユーザは、所望される際にアイテムを再閲覧するために以前にブックマークされたアイテム、又はキーワードを記憶する必要がない。

本開示の全体にわたって使用される限り、用語「アイテム」は、ウェブページ、ユーアールエル（ＵＲＬ）、ハイパーリンク、電子文書、ビデオファイル、オーディオファイル、イメージファイル、マルチメディアファイル、電子メールのメッセージ、テキストメッセージ等の何れかを含むものとして定義され得る。更に、用語「アクションコンテキスト」は、実行された場合に、ブックマークされたアイテムの配信をトリガする１つ又は複数のアクティビティに関連付けられた文法（文の構造）として定義され得る。かくして、例えば、アクションコンテキストは、選択された名詞または対象物での特定のアクションがエンティティにより実行されたか否かを判定するためにエンティティのアクティビティが監視され得るように、名詞または対象物に関連付けられた特定のアクションを定義することができる。

最初に図１を参照すると、例示的な実施形態による、コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング用のシステム１００に関する簡易ブロック図が示される。理解されるべきは、システム１００は、追加のコンポーネントを含むことができ、本明細書で説明されたコンポーネントの一部は、システム１００の範囲から逸脱せずに除去および／または変更され得る。例えば、システム１００は、システム１００に関連して論考された任意の数の他の機能を実行するように構成された任意の数の追加のアプリケーション又はソフトウェアを含むことができる。

システム１００は、複数のモジュール１０４〜１１４、プロセッサ１２０、入力装置１３０、データ記憶装置１１６、出力インターフェース１４０、及び出力装置１４２を含むコンテキストベースのブックマーキング装置１０２と共に構成された、パーソナルコンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯情報端末、携帯電話等のようなコンピュータデバイスを含む。マイクロプロセッサ、マイクロコントローラ、特定用途向け集積回路（ＡＳＩＣ）などからなることができるプロセッサ１２０は、様々な処理機能を実行するように構成される。当該処理機能の１つは、以下でより詳細に説明されるような、定義されたエンティティのコンテキストに基づいてアイテムをブックマークするためにコンテキストベースのブックマーキング装置１０２のモジュール１０４〜１１４を呼び出す又は具現化することを含む。

一例によれば、ブックマーキング装置１０２は、基板上に構成された１つの回路または複数の回路のようなハードウェアデバイスを含む。この例において、モジュール１０４〜１１４は、回路コンポーネント又は個々の回路を含む。別の例によれば、ブックマーキング装置１０２は、例えば、揮発性または不揮発性メモリ（例えば、ダイナミックランダムアクセスメモリ（ＤＲＡＭ）、電気的消去可能ＲＯＭ（ＥＥＰＲＯＭ）、磁気抵抗ランダムアクセスメモリ（ＭＲＡＭ）、メモリスタ、フラッシュメモリ、フロッピー（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、或いは他の光学的または磁気的媒体など）に格納されたソフトウェアを含む。この例において、モジュール１０４〜１１４は、メモリに格納されたソフトウェアモジュールからなる。更なる例によれば、ブックマーキング装置１０２のモジュール１０４〜１１４は、ハードウェア及びソフトウェアモジュールの組み合わせからなる。

ブックマーキング装置１０２は、インターネットのようなエクストラネットを介してウェブページにアクセスすることを可能にするウェブブラウザ、又はユーザがユーザのシステム１００にローカル（局所的）に格納されたファイルを通じて、又は例えば共有サーバに外部的に格納されたファイルを通じて、ブラウズすることを可能にするファイルブラウザのようなブラウザアプリケーションに対するプラグインを含むことができる。別の例によれば、ブックマーキング装置１０２は、システム１００（例えば、電子メールアプリケーション、チャットメッセージングのアプリケーション、テキストメッセージングのアプリケーション等）を通じて、イントラネット、インターネット等のようなネットワークを介した通信を可能にする任意の適度に適したアプリケーションを含む。更に、又は代案として、ブックマーキング装置１０２は、メッセージングアプリケーション、ブラウザアプリケーション、又は他のタイプのアプリケーションと相互作用するように構成された独立型装置またはアプリケーションを含むことができる。

図１に示されるように、ブックマーキング装置１０２は、ユーザインターフェースモジュール１０４、アクションコンテキストモジュール１０６、ブックマーキングモジュール１０８、アクティビティ追跡モジュール１１０、メトリクス生成モジュール、及び出力モジュール１１４を含む。理解されるべきは、ブックマーキング装置１０２は、追加のモジュールを含むことができ、モジュール１０４〜１１４の１つ又は複数は、ブックマーキング装置１０２の範囲から逸脱せずに除去および／または変更され得る。例えば、モジュール１０４〜１１４の特定の機能に関連して説明された１つ又は複数の機能は、他のモジュール１０４〜１１４の１つ又は複数に組み合わせられてもよい。

ブックマーキング装置１０２は、入力装置１３０を介してユーザから入力を受け取るように構成され、その入力装置１３０は、例えばキーボード、マウス、タッチセンサー式スクリーン、デジタルペン、又は他の入力機構からなることができる。また、入力装置１３０は、ブックマーキング装置１０２を包含するコンピュータデバイスと接続して機能するように構成された別個のコンピュータ装置（例えば、パーソナルコンピュータ、ラップトップ型コンピュータ、タブレット型コンピュータ、携帯情報端末、携帯電話、音楽プレーヤ、ビデオプレーヤ等）からなることもできる。何れにしても、ユーザは、入力装置１３０を用いて、ブックマーキング装置１０２を付勢することができる。また、ユーザは、将来の配信のためにアイテムをブックマークするための命令を入力するために、及びブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成されたアクションコンテキストも入力するために入力装置１３０も使用することができる。

一実施形態によれば、ユーザインターフェースモジュール１０４は、入力装置１３０に表示され得るユーザインターフェースを提供するように構成される。ユーザインターフェースは、ユーザがアイテムをブックマークするための命令、及びブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成された１つ又は複数のアクションコンテキストを入力する際に選択することができる様々な選択肢を含むことができる。一例によれば、ユーザインターフェースは、ブックマーキング装置１０２が認識するようにプログラムされた利用可能なコンテキストのリストを表示することができる。利用可能なコンテキストは、例えば、「〜へ旅行する」、「〜を買う」、「〜を祝う」、「〜を調査する」、「〜を探す」、「〜に位置する」、「〜を見る」、「〜への旅行を計画する」、「〜を準備する」、「近くにありそう」、「〜し始める」、「〜を聞く」等を含むことができる。また、ユーザインターフェースは、ユーザがコンテキストに関連した名詞を入力することができるフィールドも含むことができ、この場合、当該名詞は、ブックマークされたアイテムが配信されるように構成される。かくして、特定の例として、ユーザは、ユーザが「新車を買う」際にユーザに配信されるべき特定のアイテムをブックマークするためにブックマーキング装置１０２に命令することができる。別の特定の例として、ユーザは、ユーザが「新しい家を調査する」際に別のエンティティに配信されるべき特定のアイテムをブックマークするためにブックマーキング装置１０２に命令することができる。

利用可能なコンテキストは、データ記憶装置１１６に格納されることができ、当該データ記憶装置１１６は、揮発性および／または不揮発性メモリ（例えば、ＤＲＡＭ、ＥＥＰＲＯＭ、ＭＲＡＭ、相変化ＲＡＭ（ＰＣＲＡＭ）、メモリスタ、フラッシュメモリ等）からなることができる。更に又は代案として、データ記憶装置１１６は、リムーバブル媒体（例えば、フロッピー（登録商標）ディスク、ＣＤ−ＲＯＭ、ＤＶＤ−ＲＯＭ、或いは他の光学的または磁気的媒体）に対して読み書きするように構成された装置からなることができる。何れにしても、ブックマーキング装置１０２は、以下でより詳細に説明されるように、追加のデータを格納し且つ当該追加のデータにアクセスすることができる。

ユーザインターフェースモジュール１０４は、ユーザへ選択のために提供されるコンテキストを検索するためにデータ記憶装置１１６にアクセスするように構成される。更に、アクションコンテキストモジュール１０６は、データ記憶装置１１６を装着する、及び利用可能なコンテキストを読み込むように構成され得る。更に、アクションコンテキストモジュール１０６は、ユーザにより入力された名詞の定義を識別する際に、標識付きテキストデータソースを利用することができる。例えば、アクションコンテキストモジュール１０６は、標識付きテキストデータソースから名詞の大きな組にアクセスすることができ、当該標識付きテキストデータソースは、第三者の論説データベース（例えば、Wikipedia（登録商標）、Freebase（登録商標）、ＩＭＤＢ（登録商標）等）からなることができる。一例によれば、アクションコンテキストモジュール１０６は、特定の名詞を特定のアクションコンテキストに関連付け、その関連付けられた名詞およびアクションコンテキストをデータ記憶装置１１６に格納するように構成される。この例において、アクションコンテキストモジュール１０６は、例えばユーザがコンテキストの「〜へ旅行する」を選択する際に地理的位置または地名のリストを、ユーザインターフェースが表示するように構成され得る。更に、アクションコンテキストモジュール１０６により、ユーザインターフェースが階層的に特定の名詞を表示することができ、それによりユーザが、例えば特定の国の、特定の州内の、特定の都市を選択することが可能になる。更に、ユーザインターフェースは、例えば所望の都市の最初の数文字を打ち込むユーザに対して劇的に狭められた選択肢のリストがもたらされるような、多くの最新のサーチエンジンで使用される「オートコンプリート」のような共通インターフェース技術を利用することができる。

更に、又は代案として、アクションコンテキストモジュール１０６は、特定のエンティティにより指定されたアクションコンテキストに関係する協調的データの分析を通じて、ユーザインターフェースを介した選択に利用できるアクションコンテキストを決定することができる。エンティティは、ユーザ及び他のユーザを含むことができる。この点に関して、図２に示されるように、ブックマーキング装置１０２は、インターネットのようなネットワークを介して多数のコンピュータデバイスと通信することができ、多数のコンピュータデバイスからデータを集めるように構成され得る。かくして、例えば、アクションコンテキストモジュール１０６は、エンティティにより指定されたどのアクションコンテキストが最も普通または最も一般的であるかを決定することができ、これらアクションコンテキストを、ユーザインターフェースを介してユーザに呈示することができる。特に、本明細書において一般的であるというのは、単にエンティティ（ユーザ）により選択された最も一般的なアクションコンテキスト（例えば、ユーザの集団がたまたま旅行することが多い人々であり、他の条件が同じである場合に、最も可能性がある適切なアクションコンテキストは旅行関係とすることができる）であること、又は特定のアイテムに対して決定された最も一般的なアクションコンテキスト（例えば、一般ユーザの集団の特性に関係なく、特定のアイテムが特定のアクションコンテキスト（例えば、不動産価格のウェブサイト）及びアクションコンテキスト「新しい家を調査する」に常に関連付けられ得る）であること、又はそれらの幾つかの組み合わせを意味する。従って、アクションコンテキストは、複数のエンティティの集められたアクションの分析を通じて拡張され得る。

ブックマーキングモジュール１０８は、受け取ったアクションコンテキスト、及びエンティティ（例えば、アイテムをブックマークするための命令を送出したユーザ、ユーザがブックマークされたアイテムを受け取るように選定した１つ又は複数のエンティティ、ブックマークされたアイテムを受け取るように選定されたグループの１つ又は複数のエンティティ等）に後で配信されるようにブックマークされるように示されたアイテムを格納するように構成される。上述したように、アイテムは、例えばアイテム自体のコピー又はアイテムへのハイパーリンク（例えば、アイテムのＵＲＬ）を含むことができる。更に、ブックマーキングモジュール１０８は、受け取られたアクションコンテキスト、並びにアイテム及びデータ記憶装置１１６のアイテムへの参照の少なくとも１つを格納することができる。

アクティビティ追跡モジュール１１０は、アクションコンテキストに関連したアクティビティがエンティティにより実行されたか否かを判定するために、コンピュータデバイス（例えば、システム１００及び／又は入力装置１３０）でのエンティティのアクティビティを追跡するように構成される。エンティティは例えば、アクションコンテキスト及びアイテムをブックマークしたユーザ、又はユーザ以外のエンティティを含むことができる。かくして、様々な例において、ユーザ以外のエンティティを含む複数のエンティティのアクティビティが追跡され得る。一実施形態によれば、アクティビティ追跡モジュール１１０は、エンティティのコンピュータデバイスで実行している１つ又は複数のアプリケーション（例えば、電子メールアプリケーション、インターネットブラウザ、ジャーナル、カレンダ等）においてエンティティのアクティビティを追跡するように構成される。更に、又は代案として、アクティビティ追跡モジュール１１０は、１つ又は複数のソーシャルネットワーキングのアプリケーション（例えば、Facebook（登録商標）、Twitter（登録商標）、Youtube（登録商標）等）においてエンティティのアクティビティを追跡することができる。かくして、例えば、アクティビティ追跡モジュール１１０は、エンティティが友人の誕生日を祝うために友人と会うための特定のレストランに行くというエンティティのFacebook（登録商標）のページでのエントリに基づいて、エンティティが「友人の誕生日を祝う」であることを決定することができる。

エンティティのアクティビティが以前に定義されたアクションコンテキストに関連しているか否かを直接的に判定することに加えて又は代案として、アクティビティ追跡モジュール１１０は、様々な集められたデータに基づいてエンティティのアクティビティを推測するように構成され得る。例えば、アクション／動詞のリストが、様々な一般的なウェブサイトにハードコードされ得る（例えば、「Expedia（登録商標）」が「旅行を予約する」タイプのコンテキストであり、「NY Times（登録商標）」が「ニュースを読む」タイプのコンテキストである等を示すことにより）。この例において、完全なＵＲＬ、メタデータ、及び／又は各閲覧したウェブページのコンテンツは、例えば標識付きテキストデータソースからの一致する名詞を特定するために分析され得る。

別の実施形態によれば、アクティビティ追跡モジュール１１０は、例えばメトリクス生成モジュール１１２により集められて分析されるように、多数のエンティティから集められた情報からの集団知能を活用するように構成される。メトリクス生成モジュール１１２は、より具体的には、ブックマークされたアイテム及びエンティティのアクティビティに関係する１つ又は複数のメトリクスを生成するように構成される。一例として、メトリクス生成モジュール１１２は、追跡されるアクションコンテキストに関連したアクティビティを複数のエンティティが実行したか否かに関係する１つ又は複数のメトリクスを生成するように構成される。この例において、メトリクス生成モジュール１１２は、追跡されるアクションコンテキストに関連したアクティビティを実行したエンティティの割合を求めることができる。従って、例えば、アクティビティ追跡モジュール１１０は、特定のウェブページを閲覧するエンティティが旅行を計画している可能性も高いという集団知能に基づいて推断することができ、かくしてユーザがその特定のウェブページを閲覧する際に恐らく旅行を計画していると推測することができる。また、メトリクス生成モジュール１１２により生成されるメトリクスは、例えば様々なウェブページを閲覧するエンティティの癖を特定する際に広告主に有用であるかもしれない。

出力モジュール１１４は、以前に定義されたアクションコンテキストに関連した１つ又は複数のアクティビティが実行されたという判定に応じて、ブックマークされたアイテムを１つ又は複数のエンティティに配信するように構成される。図１に示されるように、システム１００は、出力インターフェース１４０、及びブックマーキング装置１０２がブックマークされたアイテムを１つ又は複数のエンティティに提供するように構成された出力装置１４２を含む。この点に関して、出力モジュール１１４は、データ記憶装置１１６に格納されたブックマークされたアイテムにアクセスして、ブックマークされたアイテムを１つ又は複数のエンティティに提供することができる。更に、出力装置１４２は、例えば、配信されたブックマークされたアイテムをエンティティが閲覧することができるディスプレイモニタ、コンピュータデバイスなどを含むことができる。更に、出力インターフェース１４０は、１つ又は複数のエンティティがブックマークされたアイテム又はアイテムへのブックマークされた参照にアクセスすることを可能にするように構成された任意の適切なハードウェア及び／又はソフトウェアを含むことができる。

ブックマーキング装置１０２のモジュール１０４〜１１４が動作することができる様々な態様は、図３Ａに示された方法３００に関連してより詳細に説明される。しかしながら、最初に図２を参照し、図２は、別の例示的な実施形態による、コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング用のシステム２００の簡易ブロック図を示す。理解されるべきは、システム２００は、追加のコンポーネントを含むことができ、本明細書で説明されたコンポーネントの一部は、システム２００の範囲から逸脱せずに除去および／または変更され得る。例えば、システム２００は、システム２００に関連して説明された任意の数の他の機能を実行するように構成された任意の数の追加のアプリケーション又はソフトウェアを含むことができる。

図２に示されるように、システム２００は、図１に関連して上述されたコンポーネントに加えて、ネットワーク２１０、ネットワークインターフェース２１２、及び複数のコンピュータデバイス２２０ａ〜２２０ｎを含む。第１の例によれば、プロセッサ１２０、入力装置１３０及びコンテキストベースのブックマーキング装置１０２は、第１のユーザにローカルであるコンピュータデバイスの一部分を形成する。この例において、モジュール１０４〜１１４は、第１のユーザのローカルコンピュータデバイスに包含されるハードウェア及び／又はソフトウェアのモジュールからなる。第２の例において、プロセッサ及びブックマーキング装置１０２は、第１のユーザからリモートであるコンピュータデバイス（例えば、サーバ）の一部分を形成する。この例において、モジュール１０４〜１１４は、第１のユーザが入力装置１３０とリモートコンピュータデバイスとの間のネットワーク接続を介してアクセスできるリモートコンピュータデバイスに包含されたハードウェア及び／又はソフトウェアを含む。

方法３００に関して以下でより詳細に説明されるように、ブックマーキング装置１０２は、入力装置１３０を介して第１のユーザから、及び／又はコンピュータデバイス２２０ａ〜２２０ｎを介して１つ又は複数の他のエンティティから命令およびアクションコンテキストを受け取ることができる。更に、ブックマーキング装置１０２は、ブックマーキング装置１０２へ入力されるアクションコンテキストに関係するデータを収集することができ、インターネットを含むことができるネットワーク２１０を介してエンティティにより実行されるアクティビティを追跡することができる。更に、ブックマーキング装置１０２は、１つ又は複数の送出されたアクションコンテキストに関連したアクティビティを実行したと判定された１つ又は複数のエンティティに応じて、ブックマークされたアイテムを１つ又は複数のエンティティに配信することができる。

さて、図３Ａを参照すると、例示的な実施形態による、コンテキストベースでアイテムをブックマークするための方法に関する流れ図３００が示される。当業者には明らかであるように、方法３００は、一般化された実例を表し、方法３００の範囲から逸脱せずに、他のステップが追加されることができ、或いは既存のステップが除去されたり、変更されたり、又は配列し直されたりすることができる。方法３００で概説されたステップが実行され得る環境を含むものとして図１及び図２に示されたシステム１００及び２００を特に参照するけれども、理解されるべきは、方法３００は、方法３００の範囲から逸脱せずに、異なるように構成されたシステムにおいて実行され得る。

ステップ３０２において、ユーザインターフェースが、例えば、ユーザインターフェースモジュール１０４によりエンティティに提供される。上述したように、エンティティは、ブックマーキング装置１０２を備えるコンピュータデバイスに直接的に接続された第１のユーザ、又はブックマーキング装置１０２を備えるコンピュータデバイスにネットワーク２１０を介して接続された別のユーザからなることができる。更に、上述したように、ユーザインターフェースは、エンティティがブックマークされたアイテムの配信をトリガするために選択することができる多数のアクションコンテキストをエンティティに提供することができる。図１に関連して上述されたように、複数のエンティティにより生成されたアクションコンテキストは、図３Ｂのステップ３３２に示されるように、追跡されることができ、図３Ｂは、一例による、生成されたアクションコンテキストを一括して追跡し、メトリクスを生成するための方法３３０を示す。更に、ステップ３３４において、追跡されるアクションコンテキストは格納されることができ、ステップ３３６において、例えばステップ３０６においてアクションコンテキストを入力する際に使用するために、格納されたアクションコンテキストに対するアクセスが、１つ又は複数のエンティティに提供され得る。また、上述したように、エンティティに提供されるアクションコンテキストは、例えばエンティティの集められたアクションの分析を通じてエンティティ間で最も一般的であると判定されるアクションコンテキストを含むことができる。更に、ステップ３３８において、追跡されるアクションコンテキストに関連したアクティビティをエンティティが実行したか否かに関係する１つ又は複数のメトリクスが、更に上述されたように、生成され得る。

ステップ３０４において、将来の配信のためにアイテムをブックマークするための命令は、例えばユーザインターフェースモジュール１０４により提供されるユーザインターフェースを介して受け取られる。一例として、エンティティが将来の時間に特定のウェブページを再閲覧することを所望する場合、例えば特定のウェブページがエンティティにとって興味深いものである可能性が高い場合、エンティティは、ステップ３０２で提供されるユーザインターフェースを介してその特定のウェブページをブックマークするために命令を入力することができる。

ステップ３０６において、ブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成された１つ又は複数のアクションコンテキストは、例えばユーザインターフェースモジュール１０４により提供されるユーザインターフェースを介して受け取られる。上述したように、エンティティはユーザインターフェースを介して利用可能なアクションコンテキストを提供されることができ、エンティティは、ブックマークされたアイテムの配信をトリガするための利用可能な１つ又は複数のアクションコンテキストに名前をつけることができる。更に、アクションコンテキスト（単数または複数）は、上述したように、１つ又は複数の名詞を含むことができる。特定の例として、エンティティが特定の都市にいる場合に、上品なインド料理を対象としたウェブページがエンティティにとって興味深いものであり、ひいては例えば、エンティティがその特定の都市に位置する場合に再閲覧するためにそのウェブページをブックマークしたいと考えるであろうとエンティティが判断することができる。

別の例として、第１のエンティティは、当該エンティティ及び１つ又は複数の他のエンティティの何れか又は双方がアクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティを実行した際に、電子文書が１つ又は複数の他のエンティティにとって興味深いものであろうと判断することができる。この例において、例えば、第１のエンティティは、アクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティが実行されていることに応じて、ブックマークされたアイテムが１つ又は複数の他のエンティティに配信されるように構成されたアクションコンテキスト（単数または複数）を入力することができる。特定の例として、第１のエンティティ及び１つ又は複数の他のエンティティは、プロジェクトで共同作業するグループに含められることができ、第１のエンティティは、グループのメンバーが特定のアクティビティを実行する際に特定の電子文書がグループのメンバーにとって興味深いものであろうと判断することができる。

アクションコンテキストモジュール１０６に関してより詳細に上述されたように、複数のエンティティにより入力されたアクションコンテキスト（単数または複数）は、追跡されることができ、追跡されるアクションコンテキスト（単数または複数）の特定のものは、１つ又は複数のエンティティに選択のために提供され得る。更に、追跡されるアクションコンテキストに関連したアクティビティを複数のエンティティが実行したか否かに関係する１つ又は複数のメトリクスが、例えばメトリクス生成モジュール１１２により生成されることができ、どのアクションコンテキストがエンティティに呈示されるかを判断する際に使用され得る。

ステップ３０８において、アクションコンテキスト（単数または複数）及びアイテムが、例えばブックマーキングモジュール１０８によりブックマークされる。一例によれば、ブックマーキングモジュール１０８は、アクションコンテキスト（単数または複数）及びアイテムをデータ記憶装置１１６に格納するように構成される。更に、又は代案として、ブックマーキングモジュール１０８は、アクションコンテキスト（単数または複数）及びアイテムをリモートの記憶場所に格納するように構成される。更に、ブックマーキングモジュール１０８は、第２のエンティティのコンピュータデバイスへ、ローカルにそこに格納されるべきブックマークされたアクションコンテキスト及びアイテムを送ることができる。

ステップ３１０において、少なくとも１つのエンティティのアクティビティが、例えばアクティビティ追跡モジュール１１０により監視される。上述されたように、少なくとも１つのエンティティのアクティビティが、コンピュータデバイスでの、又はソーシャルネットワーキングウェブサイトのような１つ又は複数のウェブサイトでの少なくとも１つのエンティティのアクティビティの監視を通じて監視され得る。更に、アイテムをブックマークするように命令したエンティティのアクティビティ及び／又は他のエンティティのアクティビティ、例えばブックマークされたアイテムを受け取るように選定されたエンティティが、ステップ３１０において監視され得る。

ステップ３１２において、アクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティが実行されたか否かに関する判定が、例えばアクティビティ追跡モジュール１１０によりなされる。一例として、アクティビティ追跡モジュール１１０は、ソーシャルネットワーキングウェブサイトへのエンティティのエントリを追跡することができ、当該エントリに基づいてエンティティのステータスを判断することができる。かくして、例えば、アクティビティ追跡モジュール１１０は、エンティティによるエントリに基づいてエンティティが特定の場所にいることを判断し、エンティティが特定の都市にいることを判断することができる。この例において、エンティティが特定の都市に位置する場合に、ブックマークされたアイテムを配信するためにエンティティがアクションコンテキストを入力した場合、アクティビティ追跡モジュール１１０は、アクションコンテキストの条件が満たされ、アクションコンテキストに関連したアクティビティがステップ３１２で実行されたというこの判定がなされたことを判断することができる。また、アクティビティ追跡モジュール１１０は、エンティティのコンピュータデバイスのＧＰＳ座標のような、他の電子手段の使用を通じてエンティティの場所を求めることもできる。

アクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティが実行されていないという判定に応じて、少なくとも１つのエンティティのアクティビティが、ステップ３１０で示されるように、監視され続けることができる。更に、少なくとも１つのエンティティのアクティビティは、アクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティが実行されたという判定がステップ３１２でなされるまで、連続的に監視され得る。アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたという判定に応じて、ブックマークされたアイテムが、ステップ３１４に示されるように、例えば出力モジュール１１４により、少なくとも１つのエンティティに配信される。他の例において、ブックマークされたアイテムは、例えばネットワーク２１０を介して、１つ又は複数の他のエンティティのコンピュータデバイス２２０ａ〜２２０ｎに配信される。更に他の例において、ブックマークされたアイテムは、エンティティがアイテムをブックマークするために命令を入力したコンピュータデバイスとは異なる、エンティティのコンピュータデバイスに配信される。

ステップ３１６において、方法３００が続けられるべきか否かに関する判定がなされる。方法３００は例えば、エンティティが当該エンティティ又は別のエンティティによるアクティビティの実行の後で配信されるべき、ブックマークされたアイテムを選択する場合に継続され得る。かくして、例えば、方法３００は、複数のエンティティがアクションコンテキスト（単数または複数）に関連したアクティビティを実行する際に、ブックマークされたアイテムが複数のエンティティに配信されるべきである状況において継続され得る。方法３００が継続されるべきであるという判定に応じて、ステップ３１０〜３１６は、方法３００が中止されるべきであるという判定がステップ３１６でなされるまで、繰り返され得る。方法３００を中止するという判定は、例えば所定の時間の長さの終了後、多数の繰り返し（反復）の実行後、ブックマークされたアイテムを受け取るように選定されたエンティティのそれぞれに、ブックマークされたアイテムを配信した後などに行われ得る。何れにしても、方法３００は、ステップ３１８で示されるように、ステップ３１６において「ＮＯ」の状態の後に終了することができる。

特定の例によれば、第１のエンティティ、第２のエンティティ、又は別のエンティティを含むことができる少なくとも１つのエンティティにより実行されたアクティビティがステップ３０６において識別されるアクションコンテキストに関連付けられているという判定に応じて第２のエンティティに配信されるアイテムを、第１のエンティティが有することを望むことができる。この例は図３Ｃに示され、図３Ｃは例示的な実施形態による方法３５０の流れ図を示す。図３Ｃに示されるように、ステップ３５２において、図３のステップ３０４及びステップ３０６で受け取られるように、アクションコンテキスト及びブックマークされるべきアイテムは、第２のエンティティに送られる。ステップ３５４において、アクションコンテキスト及びアイテムは、第２のエンティティによりアクセス可能である場所でブックマークされる。更に、ステップ３５６において、エンティティのアクティビティが追跡され、それは、第１のエンティティ、第２のエンティティ、及び別のエンティティのアクティビティの少なくとも１つを追跡することを含むことができる。更に、ステップ３５８において、ブックマークされたアイテムは、アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたという判定に応じて、第２のエンティティに配信される。

方法３００、３３０、及び３５０に記載された動作の少なくとも一部は、１つ又は複数のユーティリティ、プログラム、又はサブプログラムとして、任意の所望のコンピュータアクセス可能媒体またはコンピュータ可読媒体に包含され得る。更に、方法３００、３３０、及び３５０は、アクティブ及び非アクティブの様々な形態で存在することができるコンピュータプログラムにより具現化され得る。例えば、それは、ソースコード、オブジェクトコード、実行コード、又は他のフォーマットのプログラム命令から構成されたソフトウェアプログラム（単数または複数）として存在することができる。上記の何れかは、記憶装置および信号を含むコンピュータ可読媒体において、圧縮形態および非圧縮形態で具現化され得る。

例示的なコンピュータ可読記憶装置には、従来のコンピュータシステム、ＲＡＭ、ＲＯＭ、ＥＰＲＯＭ、ＥＥＰＲＯＭ、相変化ＲＡＭ（ＰＣＲＡＭ）、メモリスタ、及び磁気的又は光学的ディスク又はテープが含まれる。例示的なコンピュータ可読信号は、搬送波を用いて変調されているか否かに関わらず、コンピュータプログラムを受け入れる又は実行するコンピュータシステムがアクセスするように構成され得る信号であり、当該信号は、インターネット又は他のネットワークを介してダウンロードされる信号を含む。上記の具体的な例には、ＣＤ−ＲＯＭ上のプログラム、又はインターネットのダウンロードを介したプログラムの配布を含む。ある意味で、インターネット自体は、抽象的実体として、コンピュータ可読媒体である。同じことは、一般にコンピュータネットワークにも当てはまる。従って、理解されるべきは、上述した機能を実行することができる任意の電子デバイスは、上記で列挙されたこれら機能を実行することができる。

図４は、一例による、本明細書で上述されたシステム１００及び２００に示されたコンポーネントの様々な機能を実行するために利用され得るコンピュータシステム４００を示す。この点において、コンピュータシステム４００は、方法３００、３３０及び３５０に関連して上述された１つ又は複数の機能を実行するためのプラットフォームとして使用され得る。

コンピュータシステム４００は、本明細書の方法で説明されたステップの少なくとも一部を実行するために使用され得るプロセッサ４０２を含む。プロセッサ４０２からのコマンド及びデータは、通信バス４０４を介して伝えられる。また、コンピュータシステム４００は、プログラムコードがランタイム中に実行され得るメインメモリ４０６（例えば、ランダムアクセスメモリ（ＲＡＭ））、及び二次記憶装置４１０も含む。二次記憶装置は、例えば、コンテキストベースでアイテムをブックマークするためのプログラムコードのコピーが格納され得るハードドライブ又は他の不揮発性メモリからなることができる。

コンピュータシステム４００は、ウェブインターフェースを有するサーバを含むことができる。代案として、コンピュータシステム４００は、キーボード４１６、マウス４１８及びディスプレイ４２０を含むユーザ入力および出力デバイスと共に構成され得る。ディスプレイアダプター４２２は、通信バス４０４及びディスプレイ４２０と接続して機能することができ、プロセッサ４０２からディスプレイデータを受け取り、当該ディスプレイデータをディスプレイ４２０用のディスプレイコマンドへ変換することができる。更に、プロセッサ４０２は、ネットワークアダプター４２４を介して、例えばインターネット、ＬＡＮ等のネットワークを介して通信することができる。

当業者には明らかなように、他の既知の電子コンポーネントがコンピュータシステム４００において、追加または代用されてもよい。更に、コンピュータシステム４００は、データセンターのラックで使用されるシステムボード又はブレード、従来の「ホワイトボックス」サーバ又はコンピュータデバイス等を含むことができる。また、図４の１つ又は複数のコンポーネントは、任意的（オプション）とすることができる（例えば、ユーザ入力装置、二次メモリ等）。

本明細書で説明および例示されたものは、その変形形態の幾つかと共に本発明の好適な実施形態である。本明細書で使用された用語、説明、及び図面は、例示としてのみ記載され、制限として意図されていない。当業者ならば、特許請求の範囲、及びそれらの等価物により定義されることが意図されている本発明の範囲内において多くの変更が可能であることは認識されるであろう。特許請求の範囲において、用語は、別段の指示がない限り、それらの最も広い妥当な意味に意図されている。

Claims (13)

1. コンテキストベースでのアイテムのブックマーキングの方法（300）であって、
   将来の配信のためにアイテムをブックマークするための命令を受け取り（304）、
   ブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成されたアクションコンテキストを受け取り（306）、
   前記アクションコンテキスト及び前記アイテムをブックマークし（308）、
   前記アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたか否かを判定するためにコンピュータデバイスで実行している１つ又は複数のアプリケーションにおいて、及び／又は１つ又は複数のソーシャルネットワーキングのアプリケーションにおいて少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視し（310）、
   前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが実行されたという判定に応じて、前記ブックマークされたアイテムを前記少なくとも１つのエンティティに配信すること（314）を含む、方法（300）。
2. 前記命令および前記アクションコンテキストを１つ又は複数のエンティティから受け取るユーザインターフェースを提供すること（302）を更に含み、前記ユーザインターフェースが、複数のアクションコンテキストを格納するデータベースと関連付けられ、前記ユーザインターフェースを提供すること（302）が、前記データベースに格納された前記複数のアクションコンテキストへのアクセスを前記１つ又は複数のエンティティに提供することを更に含む、請求項１に記載の方法（300）。
3. 複数のエンティティにより生成されたアクションコンテキストを追跡し（332）、
   前記追跡されるアクションコンテキストを前記データベースに格納すること（334）を更に含み、
   前記複数のアクションコンテキストへのアクセスを前記１つ又は複数のエンティティに提供することが、前記追跡されるアクションコンテキストへのアクセスを前記１つ又は複数のエンティティに提供すること（336）を含む、請求項２に記載の方法（300）。
4. 前記複数のエンティティが前記追跡されるアクションコンテキストに関連したアクティビティを実行したか否かに関係する１つ又は複数のメトリクスを生成すること（338）を更に含む、請求項３に記載の方法（300）。
5. 前記アイテムをブックマークするための命令を受け取ること（304）が、第１のエンティティから前記命令を受け取ることを更に含み、前記少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視すること（310）は、前記第１のエンティティ及び第２のエンティティの少なくとも１つが前記アクティビティを実行したか否かを判定するために前記少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視すること（310）を更に含み、前記ブックマークされたアイテムを配信すること（314）が、前記第１のエンティティ及び前記第２のエンティティの少なくとも１つが前記アクティビティを実行したという判定に応じて、前記ブックマークされたアイテムを前記第１のエンティティ及び前記第２のエンティティの少なくとも１つに配信すること（314）を更に含む、請求項１に記載の方法（300）。
6. 前記アクションコンテキストが、複数のエンティティにより実行されるように動作可能であるアクティビティに関連付けられ、前記監視すること（310）が、前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが前記複数のエンティティの１つ又は複数により実行されたか否かを判定するために前記複数のエンティティのアクティビティを監視することを更に含み、前記配信することは、前記アクティビティを実行したと判定された前記複数のエンティティの１つ又は複数に前記ブックマークされたアイテムを配信すること（314）を更に含む、請求項１に記載の方法（300）。
7. 前記命令および前記アクションコンテキストを受け取ること（304、306）が、第１のエンティティから前記命令および前記アクションコンテキストを受け取ることを更に含み、前記方法が、
   前記アクションコンテキスト及び前記アイテムを第２のエンティティに送り（352）、
   前記第２のエンティティによりアクセス可能であるように前記アクションコンテキスト及び前記アイテムをブックマークすること（354）を更に含み、
   前記監視すること（310）は、前記アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたか否かを判定するために少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視すること（356）を更に含み、前記配信することは、前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが実行されたという判定に応じて、前記第２のエンティティに前記ブックマークされたアイテムを配信すること（358）を更に含む、請求項１に記載の方法（300）。
8. コンテキストベースでのアイテムのブックマーキング用の装置（102）であって、
   将来の配信のためにアイテムをブックマークするための命令を受け取り、ブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成されたアクションコンテキストを受け取り、前記アクションコンテキスト及び前記アイテムをブックマークし、前記アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたか否かを判定するためにコンピュータデバイスで実行している１つ又は複数のアプリケーションにおいて、及び／又は１つ又は複数のソーシャルネットワーキングのアプリケーションにおいて少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視し、及び前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが実行されたという判定に応じて、前記ブックマークされたアイテムを前記少なくとも１つのエンティティに配信するように構成された１つ又は複数のモジュール（104〜114）と、
   前記１つ又は複数のモジュールを具現化するように構成されたプロセッサ（120）とを含む、装置（102）。
9. 前記１つ又は複数のモジュール（104〜114）が、前記命令および前記アクションコンテキストを前記少なくとも１つのエンティティから受け取るユーザインターフェースを提供するように更に構成され、前記ユーザインターフェースが複数のアクションコンテキストを格納するデータベースに関連付けられ、前記ユーザインターフェースが、前記データベースに格納された前記複数のアクションコンテキストへのアクセスを前記少なくとも１つのエンティティに提供するように構成されている、請求項８に記載の装置（102）
10. 前記１つ又は複数のモジュール（104〜114）が、複数のエンティティにより生成されたアクションコンテキストを追跡し、前記追跡されるアクションコンテキストを前記データベースに格納し、及び前記追跡されるアクションコンテキストへのアクセスを前記少なくとも１つのエンティティに提供するように更に構成されている、請求項８に記載の装置（102）。
11. 前記１つ又は複数のモジュール（104〜114）が、第１のエンティティから前記命令を受け取り、前記第１のエンティティ及び第２のエンティティの少なくとも１つが前記アクティビティを実行したか否かを判定し、前記第１のエンティティ及び前記第２のエンティティの少なくとも１つが前記アクティビティを実行したという判定に応じて、前記ブックマークされたアイテムを前記第１のエンティティ及び前記第２のエンティティの少なくとも１つに配信するように更に構成されている、請求項８に記載の装置（102）。
12. 前記アクションコンテキストが、複数のエンティティにより実行されるように動作可能であるアクティビティに関連付けられ、前記１つ又は複数のモジュール（104〜114）は、前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが前記複数のエンティティの１つ又は複数により実行されたか否かを判定するために前記複数のエンティティのアクティビティを監視し、前記アクティビティを実行したと判定された前記複数のエンティティの１つ又は複数に前記ブックマークされたアイテムを配信するように更に構成されている、請求項８に記載の装置（102）。
13. コンテキストベースでのアイテムのブックマーキングの方法（300）を具現化する１つ又は複数のコンピュータプログラムを埋め込まれたコンピュータ可読記憶媒体（410、414）であって、前記１つ又は複数のコンピュータプログラムは、
    将来の配信のためにアイテムをブックマークするための命令を受け取り（304）、
    ブックマークされたアイテムの配信をトリガするように構成されたアクションコンテキストを受け取り（306）、
    前記アクションコンテキスト及び前記アイテムをブックマークし（308）、
    前記アクションコンテキストに関連したアクティビティが実行されたか否かを判定するためにコンピュータデバイスで実行している１つ又は複数のアプリケーションにおいて、及び／又は１つ又は複数のソーシャルネットワーキングのアプリケーションにおいて少なくとも１つのエンティティのアクティビティを監視し（310）、及び
    前記アクションコンテキストに関連した前記アクティビティが実行されたという判定に応じて、前記ブックマークされたアイテムを前記少なくとも１つのエンティティに配信する（314）ためのコンピュータ可読コードからなる、コンピュータ可読記憶媒体（410、414）。