JP5694267B2 - チャック - Google Patents

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本発明は、NCテーブル装置に設けられ、被加工物を保持したまま回動されるチャックに関するものである。
チャックは、減速装置及び割り出し装置などのNCテーブル装置に設けられ、被加工物を保持したまま回動されるものである。回動チャックについては種々のものが既に公知となっているが、その中に実開平6−57507号公報にて公開されている回動チャックがある。図3はこのような回動チャックをNCテーブル装置に取り付けた状態を示す。
図3に示すように、NCテーブル装置80の主軸の端部には、主軸と一体となって回動するテーブル面板81が固定されており、チャック90は、そのテーブル面板81にアダプタ82を介して取り付けられている。
チャック90は、円柱状のチャック本体91と、チャック本体91に摺動可能に係合されるマスタージョー92と、そのマスタージョー92に取着され被加工物を把持する爪93とを備えている。
チャック本体91にはマスタージョー92が嵌合される嵌合溝91aが形成されている。この嵌合溝91aは、チャック本体91の外周部から回動中心部へ向けて連通する長溝である。また、嵌合溝91aはチャック本体91のテーブル面板81に取り付けられる側の面(以下テーブル面板側の面とする)の反対の面(以下、爪側の面とする)が開放されている。この開放部分からはマスタージョー92の露出面が露出されている。露出されたマスタージョー92の露出面には爪93が取着されている。
また、マスタージョー92のマスタージョー本体部92aにおける幅方向両側からはガイド凸部92bがそれぞれ凸設されている。この一対のガイド凸部92bは、チャック本体91の嵌合溝91aに設けられるガイド凹部(案内溝)91bにそれぞれ摺動可能に係合されている。ガイド凹部(案内溝)91bは、チャック本体91の半径方向に連通する溝である。このガイド凹部(案内溝)91bに係合される一対のガイド凸部92bを介して、マスタージョー92は、嵌合溝91a内をチャック本体91の半径方向に移動可能となっている。
実開平6−57507号公報
上記のチャックにおいては、チャック本体91に嵌合溝91aを切削して加工する場合、チャック本体91のテーブル面板81に取り付けられる側と反対側の面(以下爪側の面とする)から切削加工する。
さらに、この嵌合溝91aには、さらにガイド凹部(案内溝)91bを形成するためにチャック本体91のテーブル面板81に爪側の面から切削加工する。
嵌合溝91a及びガイド凹部(案内溝)91bの加工においては、マスタージョー92の正確な摺動を実現できるような加工精度が求められるが、チャック本体91の爪側の面からしか切削加工できない。したがって、嵌合溝91a及びガイド凹部(案内溝)91bの加工が難しく、求められる加工精度を実現するために加工時間が長くなってしまうという問題があった。
また、従来のチャック90では、マスタージョー9がチャック本体91に嵌合されるようになっている。主軸の軸線方向において、チャック本体91のテーブル面板側の面からそのチャック側の面までの長さ(チャック本体91の厚さ)は、マスタージョー92のテーブル面板に取り付けられる側の面(以下、マスタージョー92の底面とする)からその反対側の面(以下、マスタージョー92の上面とする。)までの長さ(マスタージョー92の高さ)より長くなっている。
爪93が被加工物を把持するときに、爪93を介してマスタージョー92をチャック本体91に対して起き上がらせようと作用する力が生じる。この力が生じたとしても、マスタージョー92の底面が嵌合溝91a及びガイド凹部(案内溝)91bに当接することによって、マスタージョー92の起き上がりを防止できるようになっている。マスタージョー92が嵌合溝91a及びガイド凹部(案内溝)91bに当接する力を受け止められるように、嵌合溝91aが形成されているチャック本体91の厚さをマスタージョー92の高さよりある程度長く確保しておかなければならず、チャック本体91の薄型化及び軽量化が困難であるという問題があった。
さらに、この従来のチャック本体91が厚いチャック90は、NCテーブル装置80のテーブル面板81にアダプタ82を介して取り付けられることによって、チャック90のテーブル面板81からの突出量が大きくなり、作業スペースが狭くなってしまうという問題があった。
上記点より本発明は、マスタージョーが係合する部分の加工が容易で加工時間を短縮することができるとともに、主軸に取り付けられる部品の軽量化によるNCテーブル装置の省エネ化の実現や主軸に取り付けられる部品の薄型化によるNCテーブル装置の作業スペースを拡大化が実現できるチャックを提供することを目的とする。
上記課題を解決するため請求項1のチャックは、主軸を備えるNCテーブル装置において、前記主軸の端部に固定され主軸と一体となって回動するテーブル面板に取り付けられ、円柱状となっており、外周から回動中心に向って複数の係合用切り欠きが形成されているチャック本体と、それらの係合用切り欠きにそれぞれ摺動可能に係合され、前記係合用切り欠きと同数のマスタージョーと、それらのマスタージョーにそれぞれ取り付けられ、前記チャック本体が前記テーブル面板に取り付けられる側と反対の面に回動中心から外周方向に向って放射状に配設される複数の爪とを備えるチャックであって、前記係合用切り欠きは、前記チャック本体の前記テーブル面板に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されており、前記チャック本体が前記テーブル面板に取り付けられた状態で前記マスタージョーが前記テーブル面板に当接するようになっている。
請求項1のチャックによれば、前記チャック本体の前記テーブル面板に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されているので、マスタージョーが係合する部分である係合用切り欠きの加工を前記チャック本体の前記テーブル面板に取り付けられる面とその反対側の面の両方から行うことができる。したがって、係合用切り欠きの加工が容易で、加工時間を短縮することができる。
また、請求項1のチャックでは、マスタージョーをチャック本体に対して起き上がらせようと作用する力をマスタージョーがテーブル面板に当接して受け止められるようになっている。これにより、チャック本体の厚さを確保しておく必要がなく、請求項1のチャックではチャック本体の厚さをとマスタージョーの高さとほぼ同じ長さとすることが可能となる。さらに、請求項1のチャックは、アダプタを使用することなく直接テーブル面板に取り付けられる。そのため、テーブル面板に取り付けられる部品の軽量化及び薄型化が可能となり、NCテーブル装置の省エネ化やNCテーブル装置の作業スペースを広げることができる。
請求項2のチャックは、主軸を備えるNCテーブル装置において、前記主軸の端部に取り付けられ、円柱状となっており、外周から回動中心に向って複数の係合用切り欠きが形成されているチャック本体と、それらの係合用切り欠きにそれぞれ摺動可能に係合され、前記係合用切り欠きと同数のマスタージョーと、それらのマスタージョーにそれぞれ取り付けられ、前記チャック本体が前記主軸の端部に取り付けられる側と反対の面に回動中心から外周方向に向って放射状に配設される複数の爪とを備えるチャックであって、前記係合用切り欠きは、チャック本体の前記主軸の端部に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されており、前記チャック本体が前記主軸の端部に取り付けられた状態で前記マスタージョーが前記主軸の端部に当接するようになっている。
請求項2のチャックによれば、前チャック本体の前記主軸の端部に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されているので、マスタージョーが係合する部分である係合用切り欠きの加工を前記チャック本体の前記テーブル面板に取り付けられる面とその反対側の面の両方から行うことができる。したがって、係合用切り欠きの加工が容易で、加工時間を短縮することができる。
また、請求項2のチャックでは、請求項1のチャックと同様に、マスタージョーをチャック本体に対して起き上がらせようと作用する力をマスタージョーが主軸の端部に当接して受け止められるようになっている。これにより、チャック本体の厚さを確保しておく必要がなく、請求項2のチャックではチャック本体の厚さをマスタージョーの高さとほぼ同じ長さとすることが可能となる。さらに、請求項2のチャックは、アダプタを使用することなく直接テーブル面板に取り付けられる。したがって、主軸の端部に取り付けられる部品の軽量化及び薄型化が可能となり、NCテーブル装置の省エネ化やNCテーブル装置の作業スペースの広げることができる。
請求項3のチャックは、請求項1又は2記載のチャックにおいて、前記係合用切り欠きは、互いに対向した状態で外周から回動中心に向って延びる一対の側壁を有しており、それぞれの側壁は前記前記テーブル面板又は前記主軸の端部と対向する段差面と、段差面の一辺からチャック本体の前記主軸の端部に取り付けられる面に向って延びる第一対向面と、段差面の他辺から前記反対側の面に向かって延びる第二対向面とを有しており、両側壁の第一対向面の間隔が第二対向面の間隔より長くなっており、前記マスタージョーには、前記係合用切り欠きの一対の側壁とそれぞれ対応する面に前記ガイド突出部が形成されており、このガイド突出部は前記テーブル面板又は前記主軸の端部と前記第一対向面と前記段差面とに囲まれた空間に嵌合するようになっている。
請求項3のチャックによれば、請求項1又は請求項2のチャックと同様に作用する上に、このガイド突出部は前記テーブル面板又は前記主軸の端部と前記第一対向面と前記段差面とに囲まれた空間に嵌合するようになっているので、マスタージョー92の正確な摺動を実現できる。
請求項1から3のいずれかの発明によれば、マスタージョーを係合する部分である係合用切り欠きの加工が容易で、加工時間を短縮することができる。さらに、チャック本体の軽量化によるNCテーブル装置の省エネ化やチャック本体の薄型化によるNCテーブル装置の作業スペースを拡大できる。
本発明の一実施形態のチャックを取り付けたNCテーブル装置を示す斜視図である。 チャックを取り付けたNCテーブル装置のマスタージョー近傍の拡大平面図である。 従来のチャックを取り付けたNCテーブル装置を示す斜視図である。
以下、本発明の一実施形態のチャック1について、図面に基づいて説明する。
チャック1は、図1に示すように、被加工物を把持して回動させるために、主軸を備える旋盤などのNCテーブル装置2に取り付けられるものである。本実施形態では、NCテーブル装置2の主軸の端部に固定され主軸と一体となって回動する円盤状のテーブル面板3に直接取り付けられている。
チャック1は、テーブル面板3に取り付けられる円柱状のチャック本体11と、チャック本体11のテーブル面板3と反対側の面(以下、爪側の面)に配設されている3個の爪12と、これらの爪12がそれぞれ取り付けられ爪12をチャック本体11の半径方向に往復移動させるマスタージョー13とを備えている。
以下、チャック1について詳細に説明する。
チャック本体11は円柱状となっており、テーブル面板3に取り付けられる側の円形状の面(以下、テーブル面板側の面)と、そのテーブル面板側の面と主軸の軸線方向に対向する円形状の爪側の面と、テーブル面板側の面と爪側の面との間にある側周面とを有する。本実施形態のチャック本体11のテーブル面板側の面と爪側の面との主軸の軸線方向の距離であるチャック本体の厚さは、従来のチャック本体に比べて短くなっている。したがって、チャック本体11は、前述の円柱状というよりも円盤状であるとも言える。
チャック1がテーブル面板3に取り付けられた状態でテーブル面板側の面及び爪側の面の中心が主軸の軸線上に位置するようになっており、テーブル面板側の面及び爪側の面の中心が回動中心となっている。
チャック本体11には、外周である側周面から回動中心に向って複数の係合用切り欠き14が3個形成されている。係合用切り欠き14は、テーブル面板側の面と爪側の面とが開放されている。また、係合用切り欠き14は、チャック本体11の側周面側も開放されている。
係合用切り欠き14は、互いに対向した状態で外周から回動中心に向って延びる一対の側壁を有している。
それぞれの側壁は、図2に示すように、テーブル面板3と対向する段差面14aと、段差面14aの一辺からチャック本体11のテーブル面板側の面に向って延びる第一対向面14bと、段差面14aの他辺から爪側の面に向かって延びる第二対向面とを有している。両側壁の第一対向面14bの間隔が第二対向面14cの間隔より長くなっている。
第一対向面14b及び第二対向面14cの垂線は、主軸の軸線に直交し、かつ、チャック本体11のテーブル面板側及び爪側の面の半径と直交する。また、段差面14aの垂線は主軸の軸線と平行となっている。
係合用切り欠き14は、テーブル面板側の面と爪側の面とが開放されているので、マスタージョー13は、図2に示すように、主軸の軸線方向に対向する面の両方が露出するようになっている。マスタージョー13の露出している面は、テーブル面板側を底面、爪側を上面とする。またマスタージョー13の底面から上面までの主軸の軸線方向の距離をマスタージョー13の高さとする。
マスタージョー13の上面には爪12が取り付けられている。また、マスタージョー13の底面はテーブル面板3に当接するようになっている。
マスタージョー13には、係合用切り欠き14の一対の側壁とそれぞれ対応する面にガイド突出部13a、13aが形成されている。マスタージョー13は、図2に示すように、係合用切り欠き14の側周面の開放されている部分から見ると、略十字形状となっている。
マスタージョー13のガイド突出部13aは、それぞれの側壁側において、テーブル面板3と第一対向面14bと段差面14aとに囲まれた空間で摺動可能に嵌合するようになっている。
マスタージョー13の底面は、テーブル面板3に当接している。
上記のように構成されたチャック1によれば、チャック本体11のテーブル面板側の面と爪側の面とが開放されているので、マスタージョー13が係合する部分である係合用切り欠き14の加工をチャック本体11のテーブル面板側の面と爪側の面の両方から行うことができる。係合用切り欠き14は
マスタージョー13と接触した状態で摺動可能に嵌合するため、特に、係合用切り欠き14のマスタージョーと接触する面は、マスタージョーの正確な摺動を実現するために十分な加工精度が必要となる。
前述のように従来のチャックにおいて、マスタージョーの底面が当接する嵌合溝及びガイド凹部(案内溝)の加工はチャック本体の爪側からしか加工できない。十分な加工精度を実現するために、加工時間が長くなってしまうという問題があった。これに対して、係合用切り欠き14の加工をチャック本体11のテーブル面板側の面と爪側の面の両方から行うことができる本発明のチャックは、係合用切り欠き14の十分な加工精度を実現するための加工が容易で加工時間を短縮することができる。
また、チャック1では、マスタージョー13をチャック本体11に対して起き上がらせようと作用する力をマスタージョー13の底面がテーブル面板3に当接して受け止められるようになっている。これにより、チャック本体11の厚さを確保しておく必要がなく、本実施形態のチャック1ではチャック本体11の厚さマスタージョー13の高さとほぼ同じ長さとすることが可能となる。さらに、本実施形態のチャック1は、アダプタを使用することなく直接テーブル面板3に取り付けられる。
したがって、チャック1自体の軽量化とアダプタを使用せずに直接チャック1をテーブル面板3に取り付けることで、テーブル面板3に取り付けられる部品の軽量化が可能となり、NCテーブル装置の省エネ化を実現できる。
さらに、チャック1自体の薄型化とアダプタを使用せずに直接チャック1をテーブル面板3取り付けることで、テーブル面板3に取り付けられる部品のテーブル面板3からの突出量が小さくなり、NCテーブル装置の作業スペースを広げることができる。
また、本発明では、マスタージョー13の底面がテーブル面板3に当接することによって、以下の効果もある。
従来のチャックではマスタージョーの底面がチャック本体に切削加工で形成された嵌合溝及びガイド凹部(案内溝)に当接するようになっている。マスタージョーが当接する嵌合溝及びガイド凹部(案内溝)の面はマスタージョーの正確な摺動を実現するために十分な加工精度が必要となる。しかしながら、前述のように従来のチャックにおいて、マスタージョーの底面が当接する嵌合溝及びガイド凹部(案内溝)の加工はチャック本体の爪側からしか加工できない。十分な加工精度を実現するために、加工時間が長くなってしまうという問題があった。
これに対して、本発明では、マスタージョー13の底面が当接するのはテーブル面板3である。テーブル面板3は、円盤状であるから、十分な加工精度を実現するための表面の加工が比較的容易に行うことができる。
また、マスタージョー13を摺動させる機構を収容するスペースを確保するために、チャック本体11のテーブル面板側の面からテーブル面板3に向かって突出する円筒突出部が設けられていてもよい。この円筒突出部の軸線は、主軸の軸線と一致するようになっている。また、テーブル面板3及び主軸には、この円筒突出部が嵌合するための挿通孔が形成されている。これにより、テーブル面板3に取り付けられる部品のテーブル面板3からの突出量を小さくすることができる。
上記実施形態では、爪12、マスタージョー13及び係合用切り欠き14が3個の場合について説明したが、これに限定されることなく、爪12、マスタージョー13及び係合用切り欠き14が例えば、2個または4個以上の複数個であってもよい。
上記実施形態では、主軸の端部にテーブル面板を介してチャックを取り付ける場合について説明したが、これに限定されることなく、主軸の端部に直接、チャックを取り付けてもよい。
1 チャック
2 NCテーブル装置
3 テーブル面板
11 チャック本体
12 爪
13 マスタージョー
13a ガイド突出部
13b テーブル面板側突出部
14 係合用切り欠き
14a 段差面
14b 第一対向面
14c 第二対向面
80 NCテーブル装置
81 テーブル面板
82 アダプタ
90 チャック
91 チャック本体
91a 嵌合溝
91b ガイド凹部(案内溝)
91c 底面
92 マスタージョー
92a ガイド凸部
93 爪

Claims (3)

  1. 主軸を備えるNCテーブル装置において、
    前記主軸の端部に固定され主軸と一体となって回動するテーブル面板に取り付けられ、円柱状となっており、外周から回動中心に向って複数の係合用切り欠きが形成されているチャック本体と、
    それらの係合用切り欠きにそれぞれ摺動可能に係合され、前記係合用切り欠きと同数のマスタージョーと、
    それらのマスタージョーにそれぞれ取り付けられ、前記チャック本体が前記テーブル面板に取り付けられる側と反対の面に回動中心から外周方向に向って放射状に配設される複数の爪とを備えるチャックであって、
    前記係合用切り欠きは、前記チャック本体の前記テーブル面板に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されており、前記チャック本体が前記テーブル面板に取り付けられた状態で前記マスタージョーが前記テーブル面板に当接するようになっていることを特徴とするチャック。
  2. 主軸を備えるNCテーブル装置において、
    前記主軸の端部に取り付けられ、円柱状となっており、外周から回動中心に向って複数の係合用切り欠きが形成されているチャック本体と、
    それらの係合用切り欠きにそれぞれ摺動可能に係合され、前記係合用切り欠きと同数のマスタージョーと、
    それらのマスタージョーにそれぞれ取り付けられ、前記チャック本体が前記主軸の端部に取り付けられる側と反対の面に回動中心から外周方向に向って放射状に配設される複数の爪とを備えるチャックであって、
    前記係合用切り欠きは、前記チャック本体の前記主軸の端部に取り付けられる面とその反対側の面とが開放されており、前記チャック本体が前記主軸の端部に取り付けられた状態で前記マスタージョーが前記主軸の端部に当接するようになっていることを特徴とするチャック。
  3. 前記係合用切り欠きは、互いに対向した状態で外周から回動中心に向って延びる一対の側壁を有しており、それぞれの側壁は前記テーブル面板又は前記主軸の端部と対向する段差面と、段差面の一辺から前記チャック本体の前記主軸の端部に取り付けられる面に向って延びる第一対向面と、段差面の他辺から前記反対側の面に向かって延びる第二対向面とを有しており、両側壁の第一対向面の間隔が第二対向面の間隔より長くなっており、
    前記マスタージョーには、前記係合用切り欠きの一対の側壁とそれぞれ対応する面にガイド突出部が形成されており、
    このガイド突出部は前記テーブル面板又は前記主軸の端部と前記第一対向面と前記段差面とに囲まれた空間に嵌合するようになっていることを特徴とする請求項1又は2に記載のチャック。
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