JP5690977B2 - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、撮像素子及び撮像装置に関する。
近年、CCD(Charge Coupled Device)イメージセンサ、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサ等の固体撮像素子の高解像度化に伴い、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、スマートフォン等の携帯電話機、PDA(Personal Digital Assistant,携帯情報端末)等の撮影機能を有する情報機器の需要が急増している。なお、以上のような撮像機能を有する情報機器を撮像装置と称する。
これら撮像装置では、主要な被写体に焦点を合わせる合焦制御方法として、コントラストAF(Auto Focus、自動合焦)方式や位相差AF方式が採用されている。位相差AF方式は、コントラストAF方式に比べて合焦位置の検出を高速,高精度に行うことができるため、様々な撮像装置で多く採用されている。
例えば特許文献1には、1つのマイクロレンズ下に異なる分光感度特性の複数の光電変換部を有する画素セルを複数個、規則的に配置した固体撮像素子により、位相差AFを行う撮像装置が開示されている。
また、位相差検出の技術を利用して、被写体を異なる2つの視点から見たときの画像を取得して立体撮像を可能にした撮像装置も提案されている。
例えば、特許文献2には、同色光を検出する4つの光電変換部を1単位として、この単位を二次元状に配列した固体撮像素子を用いて、位相差AFや立体撮像を可能にした撮像装置が開示されている。この固体撮像素子は、4つの光電変換部(上下2×左右2)単位で1つのマイクロレンズを共有し、各マイクロレンズが、異なる色を検出する光電変換部を跨ぐように配置された構成となっている。
日本国特開2007−317951号公報 日本国特開2010−239337号公報
特許文献1,2に記載された固体撮像素子のように、複数の光電変換部で1つのマイクロレンズを共有する構成では、光の空間サンプリング位置が、マイクロレンズの中心位置で決定されるため、1つの光電変換部に対して1つのマイクロレンズが設けられる通常の撮像素子と比較して、解像度が低下する。
特許文献1,2は、画素補間処理時の画質劣化防止や画像処理に使用するメモリ容量の削減等を主たる目的としており、解像度を向上させることを主たる目的としているものではない。そのため、解像度については改善の余地がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、2つの光電変換部に対して1つのマイクロレンズを設ける構成の撮像素子において解像度を向上させることを目的とする。
本発明の撮像素子は、行方向とこれに直交する列方向に格子状に配置された多数の画素セルを有する撮像素子であって、前記多数の画素セルは、赤色光を検出する光電変換部を含む第一の画素セル、緑色光を検出する光電変換部を含む第二の画素セル、及び青色光を検出する光電変換部を含む第三の画素セルを含み、前記行方向に並ぶ画素セルからなる各画素セル行には、同色光を検出する光電変換部を含む隣接する2つの画素セルをペアとして当該ペアが周期的に配置されており、前記行方向に隣接する2つの画素セル毎に、当該2つの画素セルの各々に含まれる2つの前記光電変換部に跨る1つのマイクロレンズが設けられており、前記マイクロレンズの配列は、奇数行の画素セル行にあるマイクロレンズが、偶数行の画素セル行にあるマイクロレンズに対し、各画素セル行における前記マイクロレンズの配列ピッチの1/2、前記行方向にずれたものとなっており、奇数行と偶数行の少なくとも一方にある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されており、奇数行にある前記ペアは、偶数行にある前記ペアに対し、各画素セル行における前記ペアの配列ピッチの1/2、前記行方向にずれて配置されており、
奇数行と偶数行のそれぞれにある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されているものである。
本発明の撮像装置は、上記撮像素子を備えるものである。
本発明によれば、2つの光電変換部に対して1つのマイクロレンズを設ける構成の撮像素子において解像度を向上させることができる。
本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の一例としてのデジタルカメラの概略構成を示す図 図1に示すデジタルカメラに搭載される撮像素子5の構成を示す平面模式図 図1に示す撮像素子5に搭載されるマイクロレンズを示す図 撮像素子5による光の空間サンプリング位置を説明するための図 撮像素子5のマイクロレンズ51を、ペアを構成する2つの画素セル51に対応して設けた参考構成の撮像素子5aを示す図 撮像素子5aによる光の空間サンプリング位置を説明するための図 図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5bの構成を示す平面模式図 図7に示す撮像素子5bに搭載されるマイクロレンズを示す図 撮像素子5bによる光の空間サンプリング位置を説明するための図 図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5cの構成を示す平面模式図 図10に示す撮像素子5cに搭載されるマイクロレンズを示す図 撮像素子5cによる光の空間サンプリング位置を説明するための図 図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5dの構成を示す平面模式図 図13に示す撮像素子5dに搭載されるマイクロレンズを示す図 撮像素子5dによる光の空間サンプリング位置を説明するための図 図3に示した範囲Aにある6つの画素セル50を列方向Yに向かって見た断面模式図 図3に示した範囲Aにある6つの画素セル50を列方向Yに向かって見た断面の変形例を示す図 図3に示した範囲Aにある6つの画素セル50を列方向Yに向かって見た断面の変形例を示す図 撮像装置としてのスマートフォンの構成を示す図 図19に示すスマートフォンの内部構成を示すブロック図
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
図1は、本発明の一実施形態を説明するための撮像装置の一例としてのデジタルカメラの概略構成を示す図である。
図1に示すデジタルカメラの撮像系は、撮影光学系としての撮影レンズ1と、CCDイメージセンサやCMOSイメージセンサ等の撮像素子5と、この両者の間に設けられた絞り2とを備えている。
デジタルカメラの電気制御系全体を統括制御するシステム制御部11は、フラッシュ発光部12及び受光部13を制御する。また、システム制御部11は、位相差AF方式により、レンズ駆動部8を制御して撮影レンズ1に含まれるフォーカスレンズの位置を調整したり、撮影レンズ1に含まれるズームレンズの位置の調整を行ったりする。更に、システム制御部11は、絞り駆動部9を介して絞り2の開口量を制御することにより、露光量の調整を行う。
また、システム制御部11は、撮像素子駆動部10を介して撮像素子5を駆動し、撮影レンズ1を通して撮像した被写体像を撮像画像信号として出力させる。システム制御部11には、操作部14を通してユーザからの指示信号が入力される。
デジタルカメラの電気制御系は、更に、撮像素子5の出力に接続された相関二重サンプリング処理等のアナログ信号処理を行うアナログ信号処理部6と、このアナログ信号処理部6から出力されるアナログ信号をデジタル信号に変換するA/D変換回路7とを備える。アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7は、システム制御部11によって制御される。アナログ信号処理部6及びA/D変換回路7は撮像素子5に内蔵されることもある。
更に、このデジタルカメラの電気制御系は、メインメモリ16と、メインメモリ16に接続されたメモリ制御部15と、A/D変換回路7から出力される撮像画像信号に対し、補間演算、ガンマ補正演算、及びRGB/YC変換処理等を行って撮影画像データを生成するデジタル信号処理部17と、デジタル信号処理部17で生成された撮影画像データをJPEG形式に圧縮したり圧縮画像データを伸張したりする圧縮伸張処理部18と、信号処理部17により生成される2つの視点から撮影して得た2つの撮像画像データを用いて立体画像データを生成する立体画像生成部19と、着脱自在の記録媒体21が接続される外部メモリ制御部20と、カメラ背面等に搭載された表示部23が接続される表示制御部22とを備えている。メモリ制御部15、デジタル信号処理部17、圧縮伸張処理部18、立体画像生成部19、外部メモリ制御部20、及び表示制御部22は、制御バス24及びデータバス25によって相互に接続され、システム制御部11からの指令によって制御される。
図2は、図1に示すデジタルカメラに搭載される撮像素子5の構成を示す平面模式図である。
撮像素子5は、行方向X及びこれに直交する列方向Yに格子状に配列された多数の画素セル50(図中の一辺が長さdの正方形のブロック)を備えている。図2の例では、画素セル50が行方向Xと列方向Yにそれぞれピッチdで配列されている。行方向Xと列方向Yにおける画素セル50の配列ピッチは同じでなくてもよい。
各画素セル50は、フォトダイオード等の光電変換部と、この光電変換部上方に形成されたカラーフィルタとを含む。なお、図2では、一部の画素セル50にのみ、光電変換部において遮光されていない部分(受光面50a)を示している。光電変換部上方とは、光電変換部に対して光が入射してくる方向を意味する。
図2では、赤色光を透過するカラーフィルタを含む画素セル50(以下、R画素セル50ともいう)には“R”の文字を付し、緑色光を透過するカラーフィルタを含む画素セル50(以下、G画素セル50ともいう)には“G”の文字を付し、青色光を透過するカラーフィルタを含む画素セル50(以下、B画素セル50ともいう)には“B”の文字を付している。そして、カラーフィルタ配列を見やすくするために、R画素セル50とB画素セル50にはハッチングを付してある。
多数の画素セル50は、行方向Xに並ぶ複数の画素セル50からなる画素セル行を、列方向Yに複数個並べた配列となっている。そして、奇数行の画素セル行と偶数行の画素セル行は、各画素セル行の画素セル50の配列ピッチ分、行方向Xにずれている。
各画素セル行には、同色光を検出する光電変換部を含む隣接する2つの画素セル50をペアとして当該ペアが連続して配置されている。奇数行にあるペアは、偶数行にあるペアに対し、各画素セル行におけるペアの配列ピッチ(=2d)の1/2、行方向Xにずれて配置されている。以下では、赤色光を検出する画素セル50のペアをRペアといい、緑色光を検出する画素セル50のペアをGペアといい、青色光を検出する画素セル50のペアをBペアという。
奇数行には、RペアとGペアを交互に並べたRGペア行と、GペアとBペアを交互に並べたGBペア行とが、列方向Yに交互に並べられている。つまり、奇数行には、RペアとGペアとBペアがベイヤ状に配置されている。
偶数行には、BペアとGペアを交互に並べたBGペア行と、GペアとRペアを交互に並べたGRペア行とが、列方向Yに交互に並べられている。つまり、偶数行にも、RペアとGペアとBペアがベイヤ状に配置されている。
撮像素子5では、1回の撮像により、異なる2つの視点から被写体を撮像した画像を得るために、各ペアにおける一方の画素セルの出力信号と他方の画素セルの出力信号とに位相差が生じるようにしている。具体的には、行方向Xに隣接する2つの画素セル50毎に、当該2つの画素セル50の各々に含まれる2つの光電変換部に跨る1つのマイクロレンズ51を設けている。このマイクロレンズ51は、光電変換部の上方に設けられる。
更に、本実施形態では、解像度を向上させるために、行方向Xに隣接する2つのペアに含まれる4つの画素セル50のうち、この2つのペアの境界を挟んで隣接する2つの画素セル50に対応して1つのマイクロレンズ51を設けている。つまり、奇数行の画素セル行にあるマイクロレンズ51が、偶数行の画素セル行にあるマイクロレンズ51に対し、各画素セル行におけるマイクロレンズ51の配列ピッチ(=2d)の1/2、行方向Xにずれたものとなっている。
図3は、図1に示す撮像素子5に搭載されるマイクロレンズを示す図である。なお、図3では、図を見やすくするために、R画素セル50とB画素セル50におけるハッチングは省略している。
図3に示すように、隣接する2つのペアの境界を挟んで隣接する2つの画素セル50には、この2つの画素セル50に対応してマイクロレンズ51が設けられている。マイクロレンズ51の配列は、奇数行の画素セル行にあるマイクロレンズ51が、偶数行の画素セル行にあるマイクロレンズ51に対し、各画素セル行におけるマイクロレンズ51の配列ピッチの1/2、行方向Xにずれた、いわゆるハニカム配列となっている。
マイクロレンズ51は、その光軸が、対応する2つの画素セル50のペアの重心位置と一致している。また、マイクロレンズ51下方にある2つの光電変換部の受光面50aは、マイクロレンズ51の光軸を通る列方向Yに伸びる直線に対して対称となっている。
この構成により、マイクロレンズ51に対応する左側の画素セル50の光電変換部には、撮像素子5側から見て撮影レンズ1の右半分を通過した光が主として入射し、マイクロレンズ51に対応する右側の画素セル50の光電変換部には、撮像素子5側から見て撮影レンズ1の左半分を通過した光が主として入射する。つまり、各ペアにおいて左側にある画素セル50と右側にある画素セル50は、撮影レンズ1の瞳領域の異なる部分を通過した光を受光し受光量に応じた信号を出力する画素セルとなる。
このように、各ペアの左側の画素セル50の出力信号群と、各ペアの右側の画素セル50の出力信号群とには位相差が生じるため、この2つの出力信号群の位相差に基づいて位相差AFを行ったり、この2つの出力信号群を用いて立体視可能な立体画像データを生成したりすることが可能になる。
図4は、撮像素子5による光の空間サンプリング位置を説明するための図である。各画素セル50による光の空間サンプリング位置は、当該各画素セル50に対応するマイクロレンズ51の光軸位置と一致する。図4では、G画素セル50による光の空間サンプリング位置を白抜きの丸印で示し、R画素セル50による光の空間サンプリング位置を疎のドットハッチの丸印で示し、B画素セル50による光の空間サンプリング位置を密のドットハッチの丸印で示している。図4では、マイクロレンズ51に対応する2つの画素セル50の各々の空間サンプリング位置を、当該マイクロレンズ51の光軸位置からは僅かにずらして図示している。
図4に示したように、撮像素子5によれば、行方向Xにおいては、ピッチdで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。また、列方向Yにおいては、ピッチdで緑色光をサンプリングし、ピッチ4dで赤色光,青色光をサンプリングすることができる。更に、行方向Xに対して右斜め45°の方向と左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。
図5は、撮像素子5のマイクロレンズ51を、ペアを構成する2つの画素セル51に対応して設けた参考構成の撮像素子5aを示す図である。図6は、撮像素子5aによる光の空間サンプリング位置を説明するための図である。
この撮像素子5aでは、行方向Xにおいては、ピッチdで緑色光をサンプリングし、ピッチ4dで赤色光,青色光をサンプリングすることができる。また、列方向Yにおいては、ピッチdで緑色光をサンプリングし、ピッチ4dで赤色光,青色光をサンプリングすることができる。更に、行方向Xに対して右斜め45°の方向においては、ピッチ2√2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。更に、行方向Xに対して左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。
撮像素子において解像度に有利なのは、R画素セルとG画素セルとB画素セルをベイヤ状に配列し、各画素セルに1つのマイクロレンズを設けた一般的なベイヤ型の撮像素子である。このベイヤ型の撮像素子では、行方向Xと列方向Yにおいては、ピッチdで緑色光をサンプリングし、ピッチ2dで赤色光,青色光をサンプリングすることができる。また、行方向Xに対して右斜め45°の方向と左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。
上述した各方向における各色光のサンプリング間隔と、そのサンプリング間隔の逆数に100を掛けて得られる解像度[%]とをまとめた結果を表1に示す。また、上述した各方向に並ぶサンプリング点からなるサンプリング列において、赤色光、緑色光、及び青色光の全てがサンプリングされている列の割合を各方向について求めた結果を表2に示す。なお、表1,2では、後述する撮像素子5の変形例である撮像素子5b,5c,5dについての値も示してある。
Figure 0005690977
Figure 0005690977
表1,2から分かるように、本実施形態の撮像素子5によれば、ベイヤ型の撮像素子と遜色ない解像度を得ることができる。また、ペアの2つの画素セルでマイクロレンズを共有する撮像素子5aと比較しても、解像度を向上させることができる。また、行方向X以外の方向においては、どのサンプリング列を見てもRGBの光がサンプリングされる。撮像素子5aやベイヤ型の撮像素子と比較しても、RGBの全ての光がサンプリングされる列が100%となる方向が多くなるため、このことからも、撮像素子5によれば解像度を大幅に向上できることが分かる。
図7は、図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5bの構成を示す平面模式図である。
撮像素子5bは、撮像素子5の奇数行にあるRペアとBペアをGペアに変更し、偶数行にあるGペアをBペアに変更し、偶数行にあるBペアをRペアに変更したものである。
このように、撮像素子5bの奇数行には、Gペアのみが配置され、撮像素子5bの偶数行には、RペアとBペアを行方向Xに交互に配置したRBペア行と、BペアとRペアを行方向Xに交互に配置したBRペア行とが、列方向Yに交互に配置されている。言い換えると、撮像素子5bは、奇数行にはGペアが格子状に並べられ、偶数行には、市松位置にRペアが配置され、残りの市松位置にBペアが配置された構成である。
図8は、図7に示す撮像素子5bに搭載されるマイクロレンズを示す図である。なお、図8では、図を見やすくするために、R画素セル50とB画素セル50におけるハッチングは省略している。
撮像素子5と同様に、撮像素子5bにおいても、隣接する2つのペアの境界を挟んで隣接する2つの画素セル50には、この2つの画素セル50に対応してマイクロレンズ51が設けられており、マイクロレンズ51がハニカム配列されている。
図9は、撮像素子5bによる光の空間サンプリング位置を説明するための図である。図9では、G画素セル50による光の空間サンプリング位置を白抜きの丸印で示し、R画素セル50による光の空間サンプリング位置を疎のドットハッチの丸印で示し、B画素セル50による光の空間サンプリング位置を密のドットハッチの丸印で示している。
図9に示したように、撮像素子5bによれば、行方向Xと列方向Yにおいては、ピッチ2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。また、行方向Xに対して右斜め45°の方向と左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をサンプリングすることができる。
撮像素子5bの解像度の結果は表1に示すとおりである。表1に示すように、撮像素子5bによれば、ベイヤ型の撮像素子と遜色ない解像度を得ることができると共に、ペアの2つの画素セルでマイクロレンズを共有する撮像素子5aと比較しても、解像度を向上させることができる。
なお、図7において、奇数行の左端にある4つのG画素セル50を、奇数行の右端に移動させた構成、即ち、ペアを格子状に配列した構成としても、マイクロンレズ51を図8に示すように配置することで、図9に示す空間サンプリングを実現することができ、解像度向上を図ることができる。
図10は、図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5cの構成を示す平面模式図である。
撮像素子5cは、奇数行にあるGBペア行のBペアをRペアに変更し、偶数行にあるGRペア行のRペアをBペアに変更した点を除いては撮像素子5と同じ構成である。言い換えると、撮像素子5cは、奇数行には、市松位置にRペアが配置され残りの市松位置にGペアが配置され、偶数行には、市松位置にBペアが配置され残りの市松位置にGペアが配置された構成である。
図11は、図10に示す撮像素子5cに搭載されるマイクロレンズを示す図である。なお、図11では、図を見やすくするために、R画素セル50とB画素セル50におけるハッチングは省略している。
撮像素子5と同様に、撮像素子5cにおいても、隣接する2つのペアの境界を挟んで隣接する2つの画素セル50には、この2つの画素セル50に対応してマイクロレンズ51が設けられており、マイクロレンズ51がハニカム配列されている。
図12は、撮像素子5cによる光の空間サンプリング位置を説明するための図である。図12では、G画素セル50による光の空間サンプリング位置を白抜きの丸印で示し、R画素セル50による光の空間サンプリング位置を疎のドットハッチの丸印で示し、B画素セル50による光の空間サンプリング位置を密のドットハッチの丸印で示している。
図12に示したように、撮像素子5cによれば、行方向Xと列方向Yにおいては、ピッチdで緑色光をサンプリングし、ピッチ2dで赤色光と青色光をそれぞれサンプリングすることができる。また、行方向Xに対して右斜め45°の方向と左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をそれぞれサンプリングすることができる。
撮像素子5cの解像度の結果は表1に示すとおりである。表1に示すように、撮像素子5cによれば、ベイヤ型の撮像素子と同じ解像度を得ることができると共に、ペアの2つの画素セルでマイクロレンズを共有する撮像素子5aと比較しても、解像度を向上させることができる。
図13は、図1に示す撮像素子5の変形例である撮像素子5dの構成を示す平面模式図である。
撮像素子5dは、行方向Xに隣接する同色光を検出する2つの画素セルによりペアを構成し、このペアがハニカム配列されている点では撮像素子5と同じである。
撮像素子5dの奇数行には、RペアとGペアとBペアとGペアをこの順で並べた単位を行方向Xにくり返し配置したRGBGペア行と、GペアとRペアとGペアとBペアをこの順に並べた単位を行方向Xにくり返し配置したGRGBペア行とが、列方向Yに交互に配置されている点で撮像素子5とは異なる。
また、撮像素子5dの偶数行には、BペアとGペアとRペアとGペアをこの順で並べた単位を行方向Xにくり返し配置したBGRGペア行と、GペアとBペアとGペアとRペアをこの順で並べた単位を行方向Xにくり返し配置したGBGRペア行とが、列方向Yに交互に配置されている点で撮像素子5とは異なる。
図14は、図13に示す撮像素子5dに搭載されるマイクロレンズを示す図である。なお、図14では、図を見やすくするために、R画素セル50とB画素セル50におけるハッチングは省略している。
撮像素子5と同様に、撮像素子5dにおいても、隣接する2つのペアの境界を挟んで隣接する2つの画素セル50には、この2つの画素セル50に対応してマイクロレンズ51が設けられており、マイクロレンズ51がハニカム配列されている。
図15は、撮像素子5dによる光の空間サンプリング位置を説明するための図である。図15では、G画素セル50による光の空間サンプリング位置を白抜きの丸印で示し、R画素セル50による光の空間サンプリング位置を疎のドットハッチの丸印で示し、B画素セル50による光の空間サンプリング位置を密のドットハッチの丸印で示している。
図15に示したように、撮像素子5dによれば、行方向Xと列方向Yにおいては、ピッチdで赤色光、緑色光、青色光をそれぞれサンプリングすることができる。また、行方向Xに対して右斜め45°の方向と左斜め45°の方向においては、ピッチ√2dで赤色光、緑色光、青色光をそれぞれサンプリングすることができる。
撮像素子5dの解像度の結果は表1に示すとおりである。表1に示すように、撮像素子5dによれば、ベイヤ型の撮像素子よりも高い解像度を得ることができると共に、ペアの2つの画素セルでマイクロレンズを共有する撮像素子5aと比較しても、解像度を向上させることができる。
以上のように、画素セル50のペアを二次元状に配列し、奇数行と偶数行の少なくとも一方にある各マイクロレンズ51の下方には、異なる色の光を検出する2つの光電変換部が配置されるように、マイクロレンズ51をハニカム配列した構成とすることで、2つの画素セル50でマイクロレンズを共用する場合でも、高い解像度を得ることができる。
特に、撮像素子5cのように、奇数行においてはRペアとGペアをそれぞれ市松状に配置し、偶数行においてはBペアとGペアをそれぞれ市松状に配置することで、ベイヤ型の撮像素子と同じ解像度を得ることができ、単一撮像素子かつ単一レンズによる高解像度の立体撮像装置を実現することができる。
また、撮像素子5dのように、各行各列にR画素セル50、G画素セル50、及びB画素セル50が含まれる配置とすることで、ベイヤ型の撮像素子よりも高い解像度を得ることができ、単一撮像素子かつ単一レンズによる高解像度の立体撮像装置を実現することができる。
撮像素子5,5b,5c,5dは、奇数行と偶数行の少なくとも一方において、異なる色の光を検出する2つの画素セル50で1つのマイクロレンズ51を共有する構成である。そのため、マイクロレンズ51を共有する画素セル50間における混色を抑制する構造が求められる。以下では、混色を抑制する画素セルの構造例について説明する。
図16は、図3に示した範囲Aにある6つの画素セル50を列方向Yに向かって見た断面模式図である。
シリコン基板52の表面部には、フォトダイオード等の光電変換部(PD)53が形成されている。シリコン基板52上には絶縁膜58が形成され、絶縁膜58上には遮光膜54が形成されている。
遮光膜54には、光電変換部53上方に開口50aが設けられており、この開口50aから見える光電変換部を図3では符号50aで示している。
絶縁膜58及び遮光膜54上には絶縁膜55が形成され、絶縁膜55の上において各光電変換部上方には、カラーフィルタ56が形成されている。R画素セル50に含まれる光電変換部53上方のカラーフィルタ56は、赤色光を透過するカラーフィルタであり、図16では“R”の文字を付してある。G画素セル50に含まれる光電変換部53上方のカラーフィルタ56は、緑色光を透過するカラーフィルタであり、図16では“G”の文字を付してある。図示はされていないが、B画素セル50に含まれる光電変換部53上方のカラーフィルタ56は、青色光を透過するカラーフィルタとなっている。
カラーフィルタ56の上には絶縁膜57が形成され、絶縁膜57上にはマイクロレンズ51が形成されている。
マイクロレンズ51の光軸を基準にして、マイクロンレンズ51に入射する光の入射角をα(光軸よりも右側に傾くときをプラス、光軸よりも左側に傾くときをマイナス)とし、αの値がプラス側で最大になるときの入射光の光路を実線矢印で示し、αの値がマイナス側で最大になるときの入射光の光路を破線矢印で示している。
図16の例では、マイクロレンズ51下方にある2つの光電変換部53において混色が発生しないように、カラーフィルタ56のマイクロレンズ51側の面(以下、上面という)を、図16中の破線矢印と実線矢印が交わる点P(マイクロレンズ51の一端に最大入射角αで入射した光線と、マイクロレンズ51の他端に最大入射角−αで入射した光線とがマイクロレンズ51下方で交わる点)よりもシリコン基板52側に配置している。
これにより、図16の実線矢印で示す光は、R画素セル50のカラーフィルタ56のみを透過して光電変換部53に入射することになる。また、図16の破線矢印で示す光は、G画素セル50のカラーフィルタ56のみを透過して光電変換部53に入射することになる。したがって、同じマイクロレンズ51に対応する2つの光電変換部において混色が発生するのを防止することができ、撮像画像品質を向上させることができる。
なお、カラーフィルタ56の上面を図16の位置から、図17に示すように下げ、最大入射角の光に対するマイクロレンズ51の焦点が、カラーフィルタ56が形成された層内に来るようにすることで、混色を更に防止することができる。
図16に示した角度αを0に近づけると、図16中のP点はシリコン基板52側に移動する。図18に示すように、α=0のときのP点よりも、カラーフィルタ56の上面をシリコン基板52側にすることで、更なる混色防止を図ることができる。
なお、マイクロレンズ51を共有する2つの光電変換部53は、マイクロレンズ51への光の入射角が小さくなるにつれて感度が低くなる。そのため、少なくともαが最大のときのP点よりも低い位置にカラーフィルタ56の上面を配置することで、撮像画質に影響の大きい混色を防止することができる。
このように、カラーフィルタ56とシリコン基板52内の光電変換部53との距離を小さくすることで混色を防止することができる。シリコン等の半導体基板内に光電変換部を形成し、この半導体基板の光入射側とは反対側の面に、光電変換部に蓄積された電荷に応じた信号を読み出す読み出し回路を形成した、いわゆる裏面照射型の撮像素子であれば、シリコン基板とカラーフィルタとの距離を小さくすることが容易である。このため、撮像素子5,5b,5c,5dは裏面照射型の撮像素子に好適なものとなる。
次に、撮像装置としてスマートフォンの構成について説明する。
図19は、本発明の撮影装置の一実施形態であるスマートフォン200の外観を示すものである。図19に示すスマートフォン200は、平板状の筐体201を有し、筐体201の一方の面に表示部としての表示パネル202と、入力部としての操作パネル203とが一体となった表示入力部204を備えている。また、この様な筐体201は、スピーカ205と、マイクロホン206と、操作部207と、カメラ部208とを備えている。なお、筐体201の構成はこれに限定されず、例えば、表示部と入力部とが独立した構成を採用したり、折り畳み構造やスライド機構を有する構成を採用したりすることもできる。
図20は、図19に示すスマートフォン200の構成を示すブロック図である。図20に示すように、スマートフォンの主たる構成要素として、無線通信部210と、表示入力部204と、通話部211と、操作部207と、カメラ部208と、記憶部212と、外部入出力部213と、GPS(Global Positioning System)受信部214と、モーションセンサ部215と、電源部216と、主制御部220とを備える。また、スマートフォン200の主たる機能として、図示省略の基地局装置BSと図示省略の移動通信網NWとを介した移動無線通信を行う無線通信機能を備える。
無線通信部210は、主制御部220の指示にしたがって、移動通信網NWに収容された基地局装置BSに対し無線通信を行うものである。この無線通信を使用して、音声データ、画像データ等の各種ファイルデータ、電子メールデータなどの送受信や、Webデータやストリーミングデータなどの受信を行う。
表示入力部204は、主制御部220の制御により、画像(静止画像及び動画像)や文字情報などを表示して視覚的にユーザに情報を伝達するとともに、表示した情報に対するユーザ操作を検出する、いわゆるタッチパネルであって、表示パネル202と、操作パネル203とを備える。
表示パネル202は、LCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro−Luminescence Display)などを表示デバイスとして用いたものである。
操作パネル203は、表示パネル202の表示面上に表示される画像を視認可能に載置され、ユーザの指や尖筆によって操作される一又は複数の座標を検出するデバイスである。このデバイスをユーザの指や尖筆によって操作すると、操作に起因して発生する検出信号を主制御部220に出力する。次いで、主制御部220は、受信した検出信号に基づいて、表示パネル202上の操作位置(座標)を検出する。
図19に示すように、本発明の撮影装置の一実施形態として例示しているスマートフォン200の表示パネル202と操作パネル203とは一体となって表示入力部204を構成しているが、操作パネル203が表示パネル202を完全に覆うような配置となっている。
係る配置を採用した場合、操作パネル203は、表示パネル202外の領域についても、ユーザ操作を検出する機能を備えてもよい。換言すると、操作パネル203は、表示パネル202に重なる重畳部分についての検出領域(以下、表示領域と称する)と、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分についての検出領域(以下、非表示領域と称する)とを備えていてもよい。
なお、表示領域の大きさと表示パネル202の大きさとを完全に一致させても良いが、両者を必ずしも一致させる必要は無い。また、操作パネル203が、外縁部分と、それ以外の内側部分の2つの感応領域を備えていてもよい。更に、外縁部分の幅は、筐体201の大きさなどに応じて適宜設計されるものである。更にまた、操作パネル203で採用される位置検出方式としては、マトリクススイッチ方式、抵抗膜方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、静電容量方式などが挙げられ、いずれの方式を採用することもできる。
通話部211は、スピーカ205やマイクロホン206を備え、マイクロホン206を通じて入力されたユーザの音声を主制御部220にて処理可能な音声データに変換して主制御部220に出力したり、無線通信部210あるいは外部入出力部213により受信された音声データを復号してスピーカ205から出力させたりするものである。また、図19に示すように、例えば、スピーカ205を表示入力部204が設けられた面と同じ面に搭載し、マイクロホン206を筐体201の側面に搭載することができる。
操作部207は、キースイッチなどを用いたハードウェアキーであって、ユーザからの指示を受け付けるものである。例えば、図8に示すように、操作部207は、スマートフォン200の筐体201の側面に搭載され、指などで押下されるとオンとなり、指を離すとバネなどの復元力によってオフ状態となる押しボタン式のスイッチである。
記憶部212は、主制御部220の制御プログラムや制御データ、アプリケーションソフトウェア、通信相手の名称や電話番号などを対応づけたアドレスデータ、送受信した電子メールのデータ、WebブラウジングによりダウンロードしたWebデータや、ダウンロードしたコンテンツデータを記憶し、またストリーミングデータなどを一時的に記憶するものである。また、記憶部212は、スマートフォン内蔵の内部記憶部217と着脱自在な外部メモリスロットを有する外部記憶部218により構成される。なお、記憶部212を構成するそれぞれの内部記憶部217と外部記憶部218は、フラッシュメモリタイプ(flash memory type)、ハードディスクタイプ(hard disk type)、マルチメディアカードマイクロタイプ(multimedia card micro type)、カードタイプのメモリ(例えば、MicroSD(登録商標)メモリ等)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)などの格納媒体を用いて実現される。
外部入出力部213は、スマートフォン200に連結される全ての外部機器とのインターフェースの役割を果たすものであり、他の外部機器に通信等(例えば、ユニバーサルシリアルバス(USB)、IEEE1394など)又はネットワーク(例えば、インターネット、無線LAN、ブルートゥース(Bluetooth)(登録商標)、RFID(Radio Frequency Identification)、赤外線通信(Infrared Data Association:IrDA)(登録商標)、UWB(Ultra Wideband)(登録商標)、ジグビー(ZigBee)(登録商標)など)により直接的又は間接的に接続するためのものである。
スマートフォン200に連結される外部機器としては、例えば、有/無線ヘッドセット、有/無線外部充電器、有/無線データポート、カードソケットを介して接続されるメモリカード(Memory card)やSIM(Subscriber Identity Module Card)/UIM(User Identity Module Card)カード、オーディオ・ビデオI/O(Input/Output)端子を介して接続される外部オーディオ・ビデオ機器、無線接続される外部オーディオ・ビデオ機器、有/無線接続されるスマートフォン、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、有/無線接続されるPDA、有/無線接続されるパーソナルコンピュータ、イヤホンなどがある。外部入出力部213は、このような外部機器から伝送を受けたデータをスマートフォン200の内部の各構成要素に伝達することや、スマートフォン200の内部のデータが外部機器に伝送されるようにすることができる。
GPS受信部214は、主制御部220の指示にしたがって、GPS衛星ST1〜STnから送信されるGPS信号を受信し、受信した複数のGPS信号に基づく測位演算処理を実行し、当該スマートフォン200の緯度、経度、高度からなる位置を検出する。GPS受信部214は、無線通信部210や外部入出力部213(例えば、無線LAN)から位置情報を取得できる時には、その位置情報を用いて位置を検出することもできる。
モーションセンサ部215は、例えば、3軸の加速度センサなどを備え、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の物理的な動きを検出する。スマートフォン200の物理的な動きを検出することにより、スマートフォン200の動く方向や加速度が検出される。係る検出結果は、主制御部220に出力されるものである。
電源部216は、主制御部220の指示にしたがって、スマートフォン200の各部に、バッテリ(図示しない)に蓄えられる電力を供給するものである。
主制御部220は、マイクロプロセッサを備え、記憶部212が記憶する制御プログラムや制御データにしたがって動作し、スマートフォン200の各部を統括して制御するものである。また、主制御部220は、無線通信部210を通じて、音声通信やデータ通信を行うために、通信系の各部を制御する移動通信制御機能と、アプリケーション処理機能を備える。
アプリケーション処理機能は、記憶部212が記憶するアプリケーションソフトウェアにしたがって主制御部220が動作することにより実現するものである。アプリケーション処理機能としては、例えば、外部入出力部213を制御して対向機器とデータ通信を行う赤外線通信機能や、電子メールの送受信を行う電子メール機能、Webページを閲覧するWebブラウジング機能などがある。
また、主制御部220は、受信データやダウンロードしたストリーミングデータなどの画像データ(静止画像や動画像のデータ)に基づいて、映像を表示入力部204に表示する等の画像処理機能を備える。画像処理機能とは、主制御部220が、上記画像データを復号し、この復号結果に画像処理を施して、画像を表示入力部204に表示する機能のことをいう。
更に、主制御部220は、表示パネル202に対する表示制御と、操作部207、操作パネル203を通じたユーザ操作を検出する操作検出制御を実行する。表示制御の実行により、主制御部220は、アプリケーションソフトウェアを起動するためのアイコンや、スクロールバーなどのソフトウェアキーを表示したり、あるいは電子メールを作成したりするためのウィンドウを表示する。なお、スクロールバーとは、表示パネル202の表示領域に収まりきれない大きな画像などについて、画像の表示部分を移動する指示を受け付けるためのソフトウェアキーのことをいう。
また、操作検出制御の実行により、主制御部220は、操作部207を通じたユーザ操作を検出したり、操作パネル203を通じて、上記アイコンに対する操作や、上記ウィンドウの入力欄に対する文字列の入力を受け付けたり、あるいは、スクロールバーを通じた表示画像のスクロール要求を受け付ける。
更に、操作検出制御の実行により主制御部220は、操作パネル203に対する操作位置が、表示パネル202に重なる重畳部分(表示領域)か、それ以外の表示パネル202に重ならない外縁部分(非表示領域)かを判定し、操作パネル203の感応領域や、ソフトウェアキーの表示位置を制御するタッチパネル制御機能を備える。
また、主制御部220は、操作パネル203に対するジェスチャ操作を検出し、検出したジェスチャ操作に応じて、予め設定された機能を実行することもできる。ジェスチャ操作とは、従来の単純なタッチ操作ではなく、指などによって軌跡を描いたり、複数の位置を同時に指定したり、あるいはこれらを組み合わせて、複数の位置から少なくとも1つについて軌跡を描く操作を意味する。
カメラ部208は、図1に示したデジタルカメラにおける外部メモリ制御部20、記録媒体21、表示制御部22、表示部23、及び操作部14以外の構成を含む。カメラ部208によって生成された撮像画像データは、記憶部212に記録したり、入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることができる。図19に示すにスマートフォン200において、カメラ部208は表示入力部204と同じ面に搭載されているが、カメラ部208の搭載位置はこれに限らず、表示入力部204の背面に搭載されてもよい。
また、カメラ部208はスマートフォン200の各種機能に利用することができる。例えば、表示パネル202にカメラ部208で取得した画像を表示することや、操作パネル203の操作入力のひとつとして、カメラ部208の画像を利用することができる。また、GPS受信部214が位置を検出する際に、カメラ部208からの画像を参照して位置を検出することもできる。更には、カメラ部208からの画像を参照して、3軸の加速度センサを用いずに、或いは、3軸の加速度センサと併用して、スマートフォン200のカメラ部208の光軸方向を判断することや、現在の使用環境を判断することもできる。勿論、カメラ部208からの画像をアプリケーションソフトウェア内で利用することもできる。
その他、静止画又は動画の画像データにGPS受信部214により取得した位置情報、マイクロホン206により取得した音声情報(主制御部等により、音声テキスト変換を行ってテキスト情報となっていてもよい)、モーションセンサ部215により取得した姿勢情報等などを付加して記録部212に記録したり、入出力部213や無線通信部210を通じて出力したりすることもできる。
以上のような構成のスマートフォン200においても、同様に、解像度の高い立体撮像や、高精度の位相差AFを行うことができる。
以上説明した実施形態は、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内で種々の変更が可能である。
例えば、撮像素子5,5b,5c,5dにおいて、R画素セル50をB画素セル50に置き換え、B画素セル50をR画素セル50に置き換えた構成としてもよい。
また、画素セル50に含まれる光電変換部を、基板上に積層された光電変換材料からなる膜によって構成してもよい。例えば、図16の断面図において、光電変換部53の代わりに、絶縁膜58とカラーフィルタ56の間に、可視光を吸収し吸収した光に応じた電荷を発生する光電変換材料からなる光電変換膜を全画素セル50で共通に設け、各画素セル50の光電変換膜で発生した電荷に応じた信号を、各画素セル50に設けたMOS回路等で読み出す構成としてもよい。
以上説明してきたように、本明細書には以下の事項が開示されている。
開示された撮像素子は、行方向とこれに直交する列方向に格子状に配置された多数の画素セルを有する撮像素子であって、上記多数の画素セルは、赤色光を検出する光電変換部を含む第一の画素セル、緑色光を検出する光電変換部を含む第二の画素セル、及び青色光を検出する光電変換部を含む第三の画素セルを含み、上記行方向に並ぶ画素セルからなる各画素セル行には、同色光を検出する光電変換部を含む隣接する2つの画素セルをペアとしてそのペアが周期的に配置されており、上記行方向に隣接する2つの画素セル毎に、その2つの画素セルの各々に含まれる2つの上記光電変換部に跨る1つのマイクロレンズが設けられており、上記マイクロレンズの配列は、奇数行の画素セル行にあるマイクロレンズが、偶数行の画素セル行にあるマイクロレンズに対し、各画素セル行における上記マイクロレンズの配列ピッチの1/2、上記行方向にずれたものとなっており、奇数行と偶数行の少なくとも一方にある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されているものである。
開示された撮像素子は、奇数行にある上記ペアが、偶数行にある上記ペアに対し、各画素セル行における上記ペアの配列ピッチの1/2、上記行方向にずれて配置されており、奇数行と偶数行のそれぞれにある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されているものである。
開示された撮像素子は、偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、赤色光を検出するペアであるRペアと緑色光を検出するペアであるGペアと青色光を検出するペアであるBペアとがベイヤ状に配列され、偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、上記Rペアと上記Gペアと上記Bペアとがベイヤ状に配列されているものである。
開示された撮像素子は、偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、市松位置に赤色光を検出するペアであるRペアが配置され、残りの市松位置に緑色光を検出するペアであるGペアが配置されており、偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、市松位置に青色光を検出するペアであるBペアが配置され、残りの市松位置に上記Gペアが配置されているものである。
開示された撮像素子は、偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、赤色光を検出するペアであるRペア、緑色光を検出するペアであるGペア、青色光を検出するペアであるBペア、及び上記Gペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行と、上記Gペア、上記Rペア、上記Gペア、及び上記Bペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行とが上記列方向に交互に並べられており、偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、上記Bペア、上記Gペア、上記Rペア、及び上記Gペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行と、上記Gペア、上記Bペア、上記Gペア、及び上記Rペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行とが上記列方向に交互に並べられているものである。
開示された撮像素子は、偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、緑色光を検出するペアであるGペアが格子状に並べられており、偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、市松位置に赤色光を検出するペアであるRペアが配置され、残りの市松位置に青色光を検出するペアであるBペアが配置されているものである。
開示された撮像素子は、上記画素セルが、上記光電変換部とその光電変換部上方に設けられる上記マイクロレンズとの間に、その光電変換部が検出する色の光を透過するカラーフィルタを有し、上記マイクロレンズの両端に最大入射角で入射する光線がそのマイクロレンズ下方で交わる点よりも上記光電変換部側に、上記カラーフィルタの上記マイクロレンズ側の面が配置されるものである。
開示された撮像素子は、入射角0°で入射する光に対する上記マイクロレンズの焦点よりも上記光電変換部側に、上記カラーフィルタの上記マイクロレンズ側の面が配置されるものである。
開示された撮像素子は、上記カラーフィルタが配置される層内に、上記マイクロレンズの焦点があるものを含む。
開示された撮像素子は、裏面照射型であるものを含む。
開示された撮像装置は、上記撮像素子を備えるものである。
本発明の撮像素子によれば、2つの光電変換部に対して1つのマイクロレンズを設ける構成の撮像素子において解像度を向上させることができるため、デジタルカメラ等の撮像装置に適用して有用である。
以上、本発明を特定の実施形態によって説明したが、本発明はこの実施形態に限定されるものではなく、開示された発明の技術思想を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
本出願は、2012年6月7日出願の日本特許出願(特願2012−129816)に基づくものであり、その内容はここに取り込まれる。
5 撮像素子
50 画素セル
51 マイクロレンズ

Claims (5)

  1. 行方向とこれに直交する列方向に格子状に配置された多数の画素セルを有する撮像素子であって、
    前記多数の画素セルは、赤色光を検出する光電変換部を含む第一の画素セル、緑色光を検出する光電変換部を含む第二の画素セル、及び青色光を検出する光電変換部を含む第三の画素セルを含み、
    前記行方向に並ぶ画素セルからなる各画素セル行には、同色光を検出する光電変換部を含む隣接する2つの画素セルをペアとして当該ペアが周期的に配置されており、
    前記行方向に隣接する2つの画素セル毎に、当該2つの画素セルの各々に含まれる2つの前記光電変換部に跨る1つのマイクロレンズが設けられており、
    前記マイクロレンズの配列は、奇数行の画素セル行にあるマイクロレンズが、偶数行の画素セル行にあるマイクロレンズに対し、各画素セル行における前記マイクロレンズの配列ピッチの1/2、前記行方向にずれたものとなっており、
    奇数行と偶数行の少なくとも一方にある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されており、
    奇数行にある前記ペアは、偶数行にある前記ペアに対し、各画素セル行における前記ペアの配列ピッチの1/2、前記行方向にずれて配置されており、
    奇数行と偶数行のそれぞれにある各マイクロレンズは、異なる色の光を検出する2つの光電変換部に跨って配置されている撮像素子。
  2. 請求項記載の撮像素子であって、
    偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、赤色光を検出するペアであるRペアと緑色光を検出するペアであるGペアと青色光を検出するペアであるBペアとがベイヤ状に配列され、
    偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、前記Rペアと前記Gペアと前記Bペアとがベイヤ状に配列されている撮像素子。
  3. 請求項記載の撮像素子であって、
    偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、市松位置に赤色光を検出するペアであるRペアが配置され、残りの市松位置に緑色光を検出するペアであるGペアが配置されており、
    偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、市松位置に青色光を検出するペアであるBペアが配置され、残りの市松位置に前記Gペアが配置されている撮像素子。
  4. 請求項記載の撮像素子であって、
    偶数行と奇数行の一方だけをみたときに、赤色光を検出するペアであるRペア、緑色光を検出するペアであるGペア、青色光を検出するペアであるBペア、及び前記Gペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行と、前記Gペア、前記Rペア、前記Gペア、及び前記Bペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行とが前記列方向に交互に並べられており、
    偶数行と奇数行の他方だけをみたときに、前記Bペア、前記Gペア、前記Rペア、及び前記Gペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行と、前記Gペア、前記Bペア、前記Gペア、及び前記Rペアをこの順に並べた単位を行方向にくり返し配置した行とが前記列方向に交互に並べられている撮像素子。
  5. 請求項1〜のいずれか1項記載の撮像素子を備える撮像装置。
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