JP5690749B2 - コンテナ - Google Patents

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Description

本発明は、配合飼料などの粉粒体を内部に貯留するコンテナに関する。特には、スイング開閉式の扉を有し、ホッパー等を介して粉粒体が投入・排出されるコンテナに関する。
配合飼料などの粉粒体を収容するコンテナには、容器本体の開口を開閉するスイング開閉式の扉(蓋)を備え、この扉を開口に対してロックするロック機構を備えたものがある。
図7は、このようなタイプのコンテナの開口部付近の構造の一例を示す図である。この図は、上方のコンテナ101から、下方のホッパー150内に内容物を落下・排出している状態である。
コンテナ101は、ホッパーへの排出・投入用の開口111を備えた容器本体110と、開口111を開閉するスイング開閉式の扉120と、扉120を容器本体110に対してロックするロック機構140と、を有する。
容器本体110の開口111の周囲の端縁には、外方向(水平方向)に張り出した当て板115が設けられている。コンテナ101からホッパーに内容物を排出する際には、この当て板115にホッパーの開口シールが当てられる。
扉120は、容器本体110の開口111よりも一周り大きい形状であって、中央部121と、中央部121の周囲から立ち上がった周縁部122とを有する。周縁部122の、内側(容器本体側)に開いた周溝部内にはパッキン125が配設されている。パッキンは、図7(B)に示すように、その先端部の断面形状が、容器本体の内部側の面が、上凸(内凸)の半円となっている。扉120は、容器本体110の開口111よりも一周り大きい寸法であり、パッキン125は、容器本体110の開口111の周囲の当て板115に当てられる。
扉120は、当て板115に、回動軸132を中心にして回動可能に取り付けられており、開口111を塞ぐ閉位置と、開口111が開く閉位置との間を回動する。
ロック機構140は、2個のコの字型アーム141と、両アーム141の基端同士を連結する回動軸142と、先端同士を連結する先端軸143とを有し、扉120の反回動軸側の容器本体110に取り付けられている。アーム回動軸142は、容器本体111の当て板115よりも奥側(容器本体内部側)の側面に固定されたブラケットに回動可能に支持されている。アーム141は、ブラケットから当て板115に形成された開口116を通って、当て板115の外側(容器本体開口側)へ突き出した後、開口111側へ伸びている。両アーム141の先端には、ローラ145が回動可能に取り付けられている。
アーム141は、回動軸142を中心にして、内側(容器本体110の開口111側)へ回動して、ローラ145が扉120のパッキン125を当て板115に対して押圧するロック位置と、外側(容器本体110の開口111と反対側)へ回動して、ローラ145が扉120から外れたロック解除位置との間を回動する。
アーム141の回動軸142には、外方向に延びるレバー144が固定されている。このレバー144は、図示せぬアクチュエータで押し上げられる。すると、回動軸142が図の時計方向に回動し、回動軸142に固定されたアーム141も時計方向に回動して、ローラ145が扉120から外れたロック解除位置に移動する。
さらに、レバー144は、図示せぬバネによって、図の下方向に付勢されており、アーム141をロック位置に保持している。
容器本体110からホッパーに内容物を排出する際は、まず、図7(A)に示すように、ホッパー150の開口シール151を、当て板115の、扉120、ロック機構140及び開口116の一周り外側の位置に当てる。ここで、ホッパー150の内部は、当て板115に形成された開口116を介して外部に連通している。その後、図示せぬシリンダ等で扉120を保持しながら、レバー144を押し上げてアーム141をロック解除位置に回動させ、扉120を開く。
このタイプのコンテナにおいては、以下のような問題点がある。
(1)アーム141は、扉120と当て板115とを挟む必要があり、当て板115には、アーム141が通る開口116が形成されている。すると、ホッパー150の開口シール151を、当て板115の扉120や開口116の一周り外側の位置に当てた際に、ホッパー150の内部は、当て板115に形成された開口116を介して外部に連通した状態となる。このような状態でコンテナ101の内容物をホッパー150へ排出すると(さらにその下にはサイロや処理装置、出荷コンテナがある)、内容物が舞い上がった際に、吹き上げられた内容物が開口116を通って外部へ吹き出すおそれがある。
(2)図7(B)に示すように、扉120のパッキン125が当て板115に押圧されている状態では、扉120の中央部121とパッキン125の先端との間に段差Sが存在する。すると、図7(C)に示すように、この段差Sに内容物Cがたまるおそれがある。
上述のような「吹き出し」や「たまり」が生じると、周辺環境の汚れや、飼料の腐敗による不衛生、あるいは飼料のロット間混合等が生じ、好ましくない事態となりうる。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ホッパーへの排出時に内容物が漏れない、あるいは、扉に内容物がたまるようなスペースがない、コンテナを提供することを目的とする。
本発明のベースとなるコンテナは、 粉粒体が収容され、ホッパーへの排出・投入用の開口を備えた容器本体と、 該容器本体の開口の周囲から外方向に張り出した、排出用ホッパーの開口シールが当たる当て板と、 前記容器本体の開口を覆う、スイング開閉式の扉と、 該扉を前記開口に対してロックするロック機構と、を有し、 前記ロック機構が、 前記当て板に、前記扉の面方向に移動可能に取り付けられたスライド部材と、 前記スライド部材の端部に回転可能に取り付けられた、前記扉を前記容器本体の開口に対して押さえるローラと、 前記スライド部材を、前記ローラが前記扉を押さえる閉位置と前記扉から離れた開位置との間で移動させるアクチュエータと、 前記スライド部材を閉位置に付勢するバネと、を有する。
本発明によれば、スライド部材が扉の面方向に移動するので、当て板にスライド部材が通る開口・孔を設ける必要がない。したがって、内容物の投入や排出の際の、開口や孔からの内容物の漏れ(吹き上がり)を防止できる。
なお、扉の、スライド部材のローラで押さえられる部分は、扉本体でも、扉の端面から水平方向に張り出すように形成したブロック状の部分でもよい。
本発明においては、 前記容器本体の開口にパッキンが配設されており、 前記扉の、前記ローラで押圧される面に、前記パッキンが圧縮される際に変形可能な程度の深さの凹部が形成されており、扉閉時に前記ローラが該凹部にはまり込むことが好ましい。
本発明によれば、ローラが扉に乗り上げる際にパッキンが圧縮され、その後にローラが凹部にはまり込み、パッキンがやや伸長する。この際のパッキンの力によってローラが凹部から外れにくくなり、扉を確実にロックできる。
本発明においては、 前記アクチュエータが前記ホッパーに取り付けられており、 前記ホッパーの開口シールが前記容器本体の当て板に当たる際に、前記アクチュエータが前記スライド部材に係合し、 その後、前記アクチュエータが駆動されて前記スライド部材をスライドさせることにより、該スライド部材を、前記ローラが前記扉から離れた開位置にスライドさせることとできる。
アクチュエータをホッパーに取り付ければ、ホッパーが容器本体の当て板に当たった際に、アクチュエータをスライド部材に係合させることができる。
上記の説明から明らかなように、本発明によれば、当て板に、ロック機構のアームが通過する開口・孔が形成されていないので、コンテナの内容物をホッパーに排出する際に、舞い上がった内容物の外部への漏れを防ぐことができる。
図1(A)は、本発明の実施の形態に係るコンテナの排出口付近の構造を示す側面図であり、図1(B)は図1(A)のコンテナのロック機構を拡大して示す側面図である。この図は、上方のコンテナから下方のホッパー(図示されず)に内容物を落下・排出している状態を示す。 図2(A)は図1のコンテナの底面図であり、図2(B)はロック機構を拡大して示す底面図、図2(C)はロック機構を拡大して示す側面図である。 図1のコンテナのロック機構の作用を示す底面図であり、図3(A)は扉閉時、図3(B)は扉開時を示す。 図1のコンテナのロック機構の作用を示す側面図であり、図4(A)は扉閉時、図4(B)は扉開時を示す。 図1のコンテナの内容物が移されるホッパーを説明する図である。 図1のコンテナの内容物排出過程を示す図であり、図6(A)はホッパーを位置決めした状態、図6(B)はコンテナの扉が解放可能となった状態を示す。 従来のコンテナの構造の一例を示す図であり、図7(A)は排出口付近の構造の示す側面図、図7(B)は扉が当て板へ当てられた状態を示す図、図7(B)は扉にコンテナの内容物が残留した状態を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
図1〜4を参照して、本発明の実施の形態に係るコンテナの構造を説明する。
コンテナ1は、粉粒体が収容されて、ホッパーへの排出・投入用の開口11を備えた容器本体10と、容器本体10の開口を覆う、スイング開閉式の扉20と、扉20を容器本体10に対してロックするロック機構40と、を備える。
容器本体10は、先細の角錐台状の錐状部10aと、方形の箱状の主収容部10bとからなる。錐状部10aの先端には、内容物が投入・排出される方形の開口11が形成されている。また、錘状部10aには、コンテナ1を振動させるためのバイブレータ取り付け用のブラケット12が設けられている。
内容物の投入時には、容器本体10の主収容部10bが下になる。一方、内容物の排出時には、錘状部10a(開口11や扉20の側)が下になる。錐状部10aの各側板の傾斜角度は、内容物である粉粒体の安息角以上の傾斜を有することが好ましい。このように傾斜角度を設けることにより、錐状部10aを下にした姿勢での排出時に、内容物が錐状部10aの側壁に沿って開口11に向ってスムーズに流れ出すので、容器本体10内に内容物が残留しない。
容器本体10は、図2に示すように、直方体の枠状のアングル13で囲まれている。このアングル13は、容器本体10の補強や、搬送時の取扱いためのものである。
図1に示すように、容器本体10の、開口11の縁からやや容器本体10の内部寄り(図の上側)の位置には、開口11の全周囲から外方向(水平方向)に張り出す当て板15が固定されている。この当て板15に、後述するように、排出用ホッパー50の開口シール55が当てられる(図6参照)。当て板15の、開口11の一つの辺の外側の部分には、後述する扉20の回動軸32が支持されるブラケット16が固定されている。この例では、図2に示すように、ブラケット16は、同辺の両端付近の2か所に固定されている。
一方、当て板15の、ブラケット16が固定された部分の反対側の部分には、扉と容器本体とをロックするロック機構40が設けられている(詳細後述)。この例では、ロック機構40は、扉20の両端寄りの2か所に設けられている。
扉20は、容器本体10の開口11とほぼ同寸法の方形の形状であり、中央部21と、中央部21の周囲から立ち上がった周縁部22とを有する。中央部21には、一面に渡って補強用のリブ24が設けられている。周縁部22の、内側(容器本体10側)に開いた周溝部内にはパッキン25が配設されている。パッキン25は、断面形状が方形であって、内側(容器本体10の内部側)の面はフラットで、中央部21の内面と同じ面に位置する。扉20と容器本体10の開口11とはほぼ同寸法であるので、このパッキン25は、図1(B)に示すように、容器本体10の開口11の縁に当てられる。また、周縁部22には、扉20の開閉用のフック27が設けられている。
扉20の周縁部22の辺の一つには、外方向に水平に張り出す張り出し部31が形成されている。張出部31の先端には、同辺と平行に延びる回転軸32が固定されている。この回転軸32は、容器本体10の当て板15に固定されたブラケット16に回動可能に支持されている。扉20は、この回転軸32を中心にして、開口11を塞ぐ閉位置と、開口11を開く開位置との間を回動する。
次に、図1(B)及び図2を参照してロック機構40を説明する。
ロック機構40は、当て板15に移動可能に取り付けられたスライド部材41と、スライド部材41に回転可能に取り付けられたローラ42と、スライド部材41を付勢するバネ43とを有し、扉20の回動軸32と反対側の辺(ロック機構側辺)に設けられている。前述のように、ロック機構40は、扉20のロック機構側辺の両端寄りの2か所に設けられている。
図2(A)に示すように、当て板15の、扉20のロック機構側辺の外側の部分には、スライド軸45が、同辺と平行となるように配置されて、その両端が各々ブラケット46で当て板15に固定されている。スライド軸45には、図2(B)、図2(C)に示すように、スライド部材41がスライド可能に取り付けられている。スライド部材41は直方体状の部材であり、各スライド軸45にスライド可能に嵌合する下部41aと、上部41bとからなる。スライド部材41は、スライド軸45に沿って、扉20と同じ面上を、扉20のロック機構側辺と平行にスライドする。
図1(B)に示すように、各スライド部材41の上部41bの扉20の側の面には、ローラ42が回転可能に取り付けられている。ローラ42の回転軸42aの方向は、スライド部材41のスライド方向と直交する方向となっている。
図2(B)、図2(C)に示すように、各スライド部材41は、スライド軸45に外嵌されたバネ43によって一方のブラケット46の方向に付勢されている。この例では、各スライド部材41は互いに反対方向に付勢されて、外側のブラケット46に当接している。
一方、図1(B)に示すように、扉20のロック機構側辺には、外方向に突き出したブロック状の突出部29が設けられている。各突出部29は、各スライド軸45のやや手前まで突き出している。また、各突出部29の位置は、平面上において各スライド部材41がバネ43で付勢された位置に対応している。
スライド部材41がバネ43で付勢された位置においては、平面上において、突出部29とスライド部材41のローラ42とは一部重なっている。つまり、スライド部材41がバネ43で付勢された位置においては、図3(A)に示すように、ローラ42は突出部29の上面に乗り上げて、扉20を容器本体10の開口11に対して固定している。一方、図3(B)に示すように、スライド部材41をバネ43の付勢力に抗して突出部29から離れるようにスライドさせると、ローラ42は突出部29から離れ、扉20は開放可能となる。
また、図1(B)に示すように、ローラ42と突出部29とは、コンテナ1の高さ方向においても一部重なっている。重なり深さは、扉20のパッキン25が圧縮される際の変形可能な程度である。そして、図4に示すように、突出部29の上面には、スライド部材41のスライド方向に直交する方向に延びる凹状の浅い溝29aが形成されている。溝20aの深さは、重なり深さとほぼ同じである。スライド部材41がバネ43で突出部29の方向に付勢されると、ローラ42はまず突出部29の溝29aの外側の面29bに乗り上げる。この際、ローラ42で突出部29が下方に押し付けられてパッキン25を圧縮し、ローラ42が同面を通過可能となる。その後、図4(B)に示すようにローラ42が凹部29aに嵌り込み、パッキン25が伸長して扉20すなわち突出部29を押し上げ、これによりローラ42と突出部29とが確実に噛み合う。したがって、扉20を確実に閉状態に保持できる。
以上説明したように、ロック機構40を構成する部品は全て、当て板15における、開口11の側の空間内(ホッパー50のパッキン55(図6参照)が当たる部分よりも内側)に収容されている。つまり、図7の従来例のように、当て板15にアーム41が通る開口が形成されていないので、内容物の排出時に内容物が漏れだすようなスキマが生じない。
次に、扉20の開閉作業及びロック作業について説明する。
扉20を閉じる際は、予め各スライド部材41をバネ43の付勢力に抗してスライド軸45の内寄りの位置に保持しておく。そして、扉20を回動軸32を中心にして回動させ、周縁部22を容器本体10の開口11に当てる。この際、扉20のパッキン25が容器本体10の開口11の縁に当たる。そして、バネ43を保持していた力を解除すると、スライド部材41はバネ43で付勢されてスライド軸45を外方向にスライドし、前述のように扉20の突出部29に乗り上げ、溝29a内に収容される。
図5、6を参照して、コンテナ1の内容物をホッパーへ排出する作業を説明する。
まず、図5を参照してホッパー50の構造を説明する。ホッパー50は、直方体状の本体51と、本体51の下部が出し入れされる支持部52とを有する。本体51と支持部52とは連結部材53で連結されている。また、本体51は、昇降用シリンダ60によって支持部52に対して上下に昇降可能に支持されている。本体51の開口の周囲には、シール55(パッキン)が配設されている。さらに、本体51の内面の対向する側面の各々には、コンテナ10のロック機構40の各スライド軸41をスライドさせるスライド用シリンダ70が設けられている。スライド用シリンダ70のピストンの先端にはフック71が取り付けられている。この例では、各シリンダ70は、同じ高さ位置に配置されて、同一直線上をスライドするように取り付けられている。各シリンダ70は、互いに接近する方向及び離間する方向に同期で駆動するように制御される。
コンテナ10の内容物をホッパー50に排出する際は、まず、ホッパー50を、コンテナ10の開口11の下方に位置決めする。この際、ホッパー50のスライド用シリンダ50のスライド方向が、コンテナ10のロック機構40のスライド部材41のスライド方向と平行であり、かつ、各スライド用シリンダ70のフック71が、各スライド部材41の真下となるように位置決めする。そして、図6(A)に示すように、昇降用シリンダ60を駆動して本体51を支持部52に対して上昇させ、開口シール55をコンテナ本体10の当て板15に当てる。この際、開口シール55は、コンテナ本体10の開口11及び各スライド軸41の外側の当て板15に当てられる。この状態において、ホッパー本体51の内部とコンテナ本体10との間には、空間や開口が存在しない。同時に、各スライド用シリンダ70のピストンの先端のフック71は、コンテナ本体10のスライド部材41の上部41bに係合する。
次に、図6(B)に示すように、各スライド用シリンダ70を駆動してピストンを繰り出す。すると、ピストンの先端のフック71が係合した各スライド部材41はスライド軸45に沿って接近する方向に移動し、図3(B)で示したように、ローラ42が扉20の突出部29から外れる。これにより、扉20のロックが解除され、扉20は回動軸32を中心にして回動可能となる。なお、実際には、ホッパー50には、回動可能となった扉20を支持しながら開く扉開閉用シリンダ(図示されず)も設けられている。
1 コンテナ 10 容器本体
11 開口 12 ブラケット
13 アングル 15 当て板
20 扉 21 中央部
22 周縁部 24 リブ
25 パッキン 27 フック
29 突出部 31 張出部
32 回転軸
40 ロック機構 41 スライド部材
42 ローラ 43 バネ
45 スライド軸 46 ブラケット
50 コンテナ 51 本体
52 支持部 53 連結部材
55 開口シール 60 昇降用シリンダ
70 スライド用シリンダ 71 フック

Claims (2)

  1. 粉粒体が収容され、ホッパーへの排出・投入用の開口を備えた容器本体と、
    該容器本体の開口の周囲から外方向に張り出した、排出用ホッパーの開口シールが当たる当て板と、
    前記容器本体の開口を覆う、スイング開閉式の扉と、
    該扉を前記開口に対してロックするロック機構と、を有し、
    前記ロック機構が、
    前記当て板に、前記扉の面方向に移動可能に取り付けられたスライド部材と、
    前記スライド部材の端部に回転可能に取り付けられた、前記扉を前記容器本体の開口に対して押さえるローラと、
    前記スライド部材を、前記ローラが前記扉を押さえる閉位置と前記扉から離れた開位置との間で移動させるアクチュエータと、
    前記スライド部材を閉位置に付勢するバネと、
    を有するコンテナであって、
    前記容器本体の開口にパッキンが配設されており、
    前記扉の、前記ローラで押圧される面に、前記パッキンが圧縮される際に変形可能な程度の深さの凹部が形成されており、扉閉時に前記ローラが該凹部にはまり込むことを特徴とするコンテナ。
  2. 粉粒体が収容され、ホッパーへの排出・投入用の開口を備えた容器本体と、
    該容器本体の開口の周囲から外方向に張り出した、排出用ホッパーの開口シールが当たる当て板と、
    前記容器本体の開口を覆う、スイング開閉式の扉と、
    該扉を前記開口に対してロックするロック機構と、を有し、
    前記ロック機構が、
    前記当て板に、前記扉の面方向に移動可能に取り付けられたスライド部材と、
    前記スライド部材の端部に回転可能に取り付けられた、前記扉を前記容器本体の開口に対して押さえるローラと、
    前記スライド部材を、前記ローラが前記扉を押さえる閉位置と前記扉から離れた開位置との間で移動させるアクチュエータと、
    前記スライド部材を閉位置に付勢するバネと、
    を有するコンテナであって、
    前記アクチュエータが前記ホッパーに取り付けられており、
    前記ホッパーの開口シールが前記容器本体の当て板に当たる際に、前記アクチュエータが前記スライド部材に係合し、
    その後、前記アクチュエータが駆動されて前記スライド部材をスライドさせることにより、該スライド部材を、前記ローラが前記扉から離れた開位置にスライドさせることを特徴とするコンテナ。
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