JP5686762B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させるカラオケ装置に関し、特に、そのカラオケ装置を利用する利用者に係る各種情報を管理する顧客情報管理システムの改良に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択されたカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
前記カラオケ装置を用いたカラオケシステムにおいては、単に個人がカラオケ演奏を楽しむのみならず、仲間内で一緒にカラオケ演奏を行ったり、新たなカラオケ仲間を募ったりというように、利用者相互のコミュニケーションが重要となる。斯かるコミュニケーションを実現するために、前記カラオケ装置の利用者毎に、そのカラオケ装置によるカラオケ演奏に係る情報をはじめとする各種情報を管理する技術が提案されている。例えば、特許文献1に記載された通信カラオケシステムがそれである。この技術によれば、各利用者のカラオケ演奏に関する情報として、演奏曲に関する情報をその利用者の識別情報と関連付けて記憶するデータベースを備え、選曲履歴、十八番曲、演奏評価結果等を各利用者毎に管理することで、通信カラオケシステムを主体とする所謂ソーシャルネットワークサービス(Social Network Service)を実現することができる。
特開2009−75453号公報
ところで、例えばパブやスナック等の店舗に設置されるカラオケ装置では、前述のような通信カラオケシステムを前提としない態様、すなわち通信回線に接続されない非通信型のカラオケ装置として用いられるものが少なくない。斯かる非通信型のカラオケ装置においても、各利用者がよく演奏する曲を十八番曲として登録したり、来店頻度を確認したりというように、利用者毎に各種情報を管理する顧客情報管理システムの需要があるため、例えば店舗の常連客等、前記カラオケ装置を用いる複数の利用者を対象とする、通信を前提としない(単体のカラオケ装置の中で閉じた)顧客情報管理システムが好適に適用される。このような顧客情報管理システムは、例えばパブやスナック等、固定の常連客が多い店舗に設置されたカラオケ装置において特に有用である。
しかし、前記非通信型のカラオケ装置においては、前述のような顧客情報管理システムを機能的に備えながら、その利用が低調である店舗が多いという不具合があった。例えば、来店する利用者が専ら決まった顔ぶれである店舗に設置されたカラオケ装置においては、店主が自ら顧客のために選曲入力を行うことが一般化しており、各利用者がログイン認証を実行しないままカラオケ演奏が行われることが多かった。ログイン認証を行わない場合、例えば各利用者毎に選曲履歴を蓄積することができない等、前記顧客情報管理システムを十全に活用できない。本発明者等は、そのようにログイン認証が行われない理由のひとつに、利用者の識別情報であるユーザIDを入力しなければならない等、そのログイン認証に係る操作の煩雑さがあるものと考えた。斯かる知見に基づき、鋭意研究を継続した一結果として、本発明を為すに至った。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、利用者に係る各種情報を管理する顧客情報管理システムの利用を促進するカラオケ装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させると共に、その演奏曲の歌詞文字映像を映像表示装置に表示させるカラオケ装置であって、所定の入力装置による入力操作に応じて前記カラオケ装置に対する前記演奏曲の選曲入力を受け付ける選曲入力受付手段と、前記カラオケ装置の利用者毎に各種情報を管理する顧客情報管理手段と、前記選曲入力受付手段により選曲入力される演奏曲に基づいて、前記顧客情報管理手段に係る各利用者のログイン認証を実行するログイン認証制御手段とを、備えたことを特徴とするものである。
このようにすれば、所定の入力装置による入力操作に応じて前記カラオケ装置に対する前記演奏曲の選曲入力を受け付ける選曲入力受付手段と、前記カラオケ装置の利用者毎に各種情報を管理する顧客情報管理手段と、前記選曲入力受付手段により選曲入力される演奏曲に基づいて、前記顧客情報管理手段に係る各利用者のログイン認証を実行するログイン認証制御手段とを、備えたものであることから、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲に対応する利用者のログイン認証を自動的に行うことで、各利用者を簡便に顧客情報管理システムにログインさせることができる。すなわち、利用者に係る各種情報を管理する顧客情報管理システムの利用を促進するカラオケ装置を提供することができる。
ここで、好適には、前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に前記演奏曲に関する情報をその利用者と関連付けて記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲と関連付けられて記憶された利用者のログイン認証を実行するものである。このようにすれば、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲と関連付けられて記憶された利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
また、好適には、前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に単数乃至複数の前記演奏曲を十八番曲として記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲を十八番曲とする利用者のログイン認証を実行するものである。このようにすれば、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲を十八番曲として登録している利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
また、好適には、前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に前記選曲入力受付手段により選曲入力される演奏曲の選曲履歴を記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行するものである。このようにすれば、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲を過去に演奏したことがある利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
本発明の一実施例であるカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 図1のカラオケ装置におけるコマンダ本体に設けられたタッチパネルディスプレイについて説明する図である。 図1のカラオケ装置に備えられた電子早見本装置の外観を大まかに示す斜視図である。 図3の電子早見本装置の構成を説明するブロック線図である。 図1のカラオケ装置のCPUに備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図4の電子早見本装置に表示されるママVIPメニュー画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示されるママ十八番画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される歌う人選択画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示されるログイン認証画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示されるパスワード入力画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示されるログイン認証確認画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される演奏曲検索画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される予約確認画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される新規常連登録画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される新規常連登録確認画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される新規常連登録完了画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置に表示される予約完了画面の一例を示す図である。 図4の電子早見本装置のCPUによる顧客情報管理制御の一例の要部を説明するフローチャートである。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施例であるカラオケ装置10の構成を例示するブロック線図である。この図1に示すように、本実施例のカラオケ装置10は、TFT(Thin Film Transistor Liquid Crystal)やPDP(Plasma Display Panel)等の映像表示装置12と、ビデオボード(グラフィックスボード)等の映像出力制御部14と、映像情報デコーダ16と、ビデオミキサ18と、音源であるシンセサイザ20と、音声入力装置であるマイクロフォン22と、アンプミキサ24と、スピーカ26と、操作パネル28と、その操作パネル28等からの入力信号を処理する入出力インターフェイス30と、中央演算処理装置であるCPU32と、読出専用メモリであるROM34と、随時書込読出メモリであるRAM36と、記憶装置であるハードディスク38と、前記電子早見本装置60やリモコン装置50等の入力装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部40と、LANポート42とを、備えて構成されている。
前記カラオケ装置10の利用に際して、好適には、そのカラオケ装置10の利用に係る各利用者(グループ)毎に1台乃至数台ずつの電子早見本装置60が貸与され、前記カラオケ装置10が設置された個室等においてそのカラオケ装置10との間で対応付け処理が行われることで、そのカラオケ装置10の遠隔操作装置として用いられるようになっている。また、図1に示すように、好適には、前記カラオケ装置10が設置された店舗等には、そのカラオケ装置10と他の機器とを接続するLAN52が敷設されており、後述する選曲入力をはじめとする前記電子早見本装置60から前記カラオケ装置10への入力は、好適には、所定のアクセスポイント54及びLAN52を介したLAN通信等により行われる。
前記映像出力制御部14は、前記CPU32において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置として機能する他、前記映像表示装置12による種々の映像表示を制御する表示制御装置である。また、前記映像情報デコーダ16は、利用者が歌詞を参照しながら歌唱する際に前記ハードディスク38に記憶された背景映像情報に基づいて所定の背景映像を再生(デコード)する背景映像再生装置である。この背景映像情報は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータであり、そのMPEGデータに基づいて前記映像情報デコーダ16により再生された背景映像は、前記ビデオミキサ18へ送られる。また、そのビデオミキサ18は、前記CPU32において生成され且つ前記映像出力制御部14から出力される文字映像と、前記映像情報デコーダ16により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置12に表示させる映像合成装置である。
前記シンセサイザ20は、前記ハードディスク38から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであり、そのMIDIデータに基づいて前記シンセサイザ20により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ24へ送られる。そのアンプミキサ24では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン22を介して入力される利用者(演奏者)の歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ26から出力される。
前記操作パネル28は、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、好適には、前記カラオケ装置10には、前記操作パネル28の一部機能を遠隔で実行するための入力装置として機能するリモコン装置50が備えられており、前記リモコン受信部40は、そのリモコン装置50から送信されるリモコン信号を受信して前記CPU32へ供給する。また、前記カラオケ装置10と電子早見本装置60との対応付け(くくりつけ)処理も前記リモコン受信部40を介して行われ、そのようにして前記カラオケ装置10に対応付けられた電子早見本装置60も同様に入力装置として機能する。なお、本実施例においては、前記カラオケ装置10に備えられたリモコン装置50や対応付け処理の行われた電子早見本装置60等の入力装置もそのカラオケ装置10の一部を構成するものであるとして以下の説明を行う。
また、前記カラオケ装置10は、例えば図2に示すように、前記CPU32やシンセサイザ20等を格納するコマンダ本体44にタッチパネルディスプレイ46を備えたものであってもよい。このタッチパネルディスプレイ46は、画像(映像)を表示させると共に利用者の接触に応じて前記カラオケ装置10への入力を行うものであり、好適には、前記コマンダ本体44における表側の平面部(カラオケボックス等に設置される場合に、利用者側とされる面)に設けられる。斯かる態様において、前記タッチパネルディスプレイ46は、前記映像表示装置12とは別に第2の映像表示装置として機能すると共に、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作パネルとして機能する。図2に示す例では、前記タッチパネルディスプレイ46にそれぞれ個別の文字(例えば、五十音の文字やアルファベット等)を示す複数の文字ボタン48が表示された状態を示している。このタッチパネルディスプレイ46に表示された文字ボタン48(タッチパネルにおける文字ボタン48に対応する相対位置)に対する利用者の指や備え付けのペン等による接触操作が行われると、それら文字ボタン48によって示される文字乃至文字列の入力が行われる。そして、斯かる操作により入力された文字乃至文字列に基づいて、それらの文字乃至文字列に前方一致する歌手名乃至曲名が検索される等、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲の検索乃至選曲入力が前記タッチパネルディスプレイ46を介して行われる。
前記CPU32は、前記RAM36の一時記憶機能を利用しつつ前記ROM34に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂マイクロコンピュータであり、前記カラオケ装置10に係る各種制御を実行する。すなわち、前記電子早見本装置60やタッチパネルディスプレイ46等により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、その選曲されたカラオケ演奏曲を前記RAM36に設けられた予約曲テーブルに登録する選曲予約制御、その予約曲テーブルの演奏順に従って前記ハードディスク38から前記RAM36に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報(楽曲データ)を読み出す楽曲データ読出制御、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM36から前記シンセサイザ20へ演奏情報を送信する演奏出力制御、その演奏出力制御に際して前記RAM36に展開された歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して前記映像出力制御部14へ送信する歌詞文字映像出力制御、前記演奏出力制御に際して前記映像情報デコーダ16を制御して所定の背景映像を再生させる背景映像出力制御、カラオケ演奏が行われていない間すなわち曲間において、新譜情報、選曲ランキング、及び店舗広告等の曲間情報を出力させる曲間情報出力制御等の基本的な制御に加えて、後述する本実施例の顧客情報管理制御を実行する。
前記LANポート42は、前記カラオケ装置10をLAN52を介して前記電子早見本装置60をはじめとする他の機器に接続するための接続器であり、前記カラオケ装置10は、そのようにLAN52を介して接続されることで、前記電子早見本装置60等の他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。例えば、前記アクセスポイント54を介して受信される前記電子早見本装置60からの選曲入力を受け付けて前記RAM36に設けられた予約曲テーブルに記憶したり、そのアクセスポイント54を介して前記カラオケ装置10から電子早見本装置60へ所定の情報を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置10と電子早見本装置60との間における相互の情報のやりとりが実行される。
前記ハードディスク38には、カラオケ演奏曲を出力させるための多数の楽曲データ(カラオケ情報)を記憶する楽曲データベース56及び前記カラオケ装置10の利用者毎に各種情報をその利用者と関連付けて記憶する顧客データベース58(図5を参照)をはじめとする各種データベースが設けられている。前記楽曲データベース56は、前記カラオケ装置10により出力可能な演奏曲にそれぞれ対応する多数(例えば、数万曲分)の楽曲データ(カラオケデータ)を記憶する。この楽曲データは、前記シンセサイザ20により所定の楽器の演奏音を生成するための演奏情報と、歌詞文字映像(歌詞テロップ)を生成するための歌詞情報と、その歌詞情報に基づいて生成された歌詞文字映像を演奏の進行に合わせて順次色替わりさせてゆくための歌詞色替情報とを、含むものであり、コンテンツIDである各演奏曲に固有の選曲番号により識別される。また、前記楽曲データには、その演奏曲の曲名、アーティスト名(歌手名)、発表年月日、ジャンル、曲調等の情報が関連づけられて記憶されている。ここで、好適には、新たな演奏曲に対応する楽曲データが作成された場合、その楽曲データが前記楽曲データベース56に追加して記憶される。例えば、カラオケサービス提供会社の職員が各店舗を訪問し、新たな楽曲データを記憶した記憶媒体を図示しない接続部を介して前記カラオケ装置10に接続することで、その楽曲データを前記ハードディスク38における楽曲データベース56に記憶(更新)させる。或いは、新たな楽曲データを取得するために前記カラオケ装置10をインターネット等の通信回線に接続し、その通信回線を介して図示しないカラオケサービス提供会社のサーバ装置(ホスト装置)からその楽曲データをダウンロードして前記楽曲データベース56の内容を更新する等の態様も考えられる。
前記顧客データベース58は、前記カラオケ装置10の利用者に係る各種情報を記憶する。例えば、前記カラオケ装置10を利用する各利用者毎の、そのカラオケ装置10を用いたカラオケ演奏に関する情報を、その利用者の識別情報(ユーザID)と対応付けて記憶する。具体的には、ユーザIDにより識別される各利用者毎に、名前(ニックネーム)、生年月日、年齢、性別、メールアドレス、住所、電話番号、血液型、星座、ログイン認証に用いられるパスワード、パスワードを忘れたときのための質問及び解答、及びボトルキープに関する情報等が、各利用者のユーザIDと対応付けられて記憶される。また、好適には、前記顧客データベース58には、各利用者の前記カラオケ装置10を用いたカラオケ演奏に関する情報として、例えばその利用者が前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏に関して登録した十八番曲(簡易な操作により選曲入力を行い得るように設定された単数乃至複数の演奏曲)に関する情報、その利用者が過去に前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏において選曲した選曲履歴(カラオケ装置10において過去に選曲された単数乃至複数の演奏曲の履歴)に関する情報、及びその利用者が前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏において過去に行った演奏評価の評価結果に関する情報等が、各利用者のユーザIDと対応付けられて記憶される。
図3は、前記電子早見本装置60の外観を大まかに示す斜視図である。この図3に示すように、前記電子早見本装置60は、所定の画像(映像)を表示させると共に、利用者の接触に応じて入力を行うためのタッチパネルディスプレイ64を備えている。また、前記カラオケ装置10との間でデータの送受信や同期を実行したり、前記電子早見本装置60に内蔵されたバッテリを充電する等の動作を行うスタンド型の接続架台(ドッキングテーブル)であるクレイドル62を備えている。前記電子早見本装置60は、そのクレイドル62に取り付けられた状態又はそのクレイドル62から取り外された状態で用いられ、取り付けられた状態においては、そのクレイドル62及び前記LAN52を介して前記カラオケ装置10に有線接続されるようになっている。また、前記クレイドル62から取り外された状態においては、前記アクセスポイント54及びLAN52を介して前記カラオケ装置10に無線接続されるようになっている。
図4は、前記電子早見本装置60の構成を説明するブロック線図である。この図4に示すように、前記電子早見本装置60は、前記タッチパネルディスプレイ64に所定の映像を表示させる表示装置66と、その表示装置66による表示を制御する表示制御部68と、利用者の指や図示しない備え付けのペン等によるタッチパネルディスプレイ64への接触により入力を行うタッチパネル70と、そのタッチパネル70による入力を制御する入力制御部72と、中央演算処理装置であるCPU74と、読出専用メモリであるROM76と、随時書込読出メモリであるRAM78と、フラッシュROM等の記憶部80と、インターフェイス82と、リモコン送信部84と、無線LAN通信部86と、前記クレイドル62と電気的な接続を可能とするためのコネクタ88aとを、備えて構成されている。前記クレイドル62には、斯かる電子早見本装置60と電気的な接続を可能とするためのコネクタ88bが設けられており、前記電子早見本装置60は、前記クレイドル62に載置されて前記コネクタ88a及び88bが相互に接触させられることで、前記インターフェイス82を介して前記クレイドル62乃至はLAN52に接続されるようになっている。
図5は、前記カラオケ装置10のCPU32に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図5に示す選曲入力受付手段90、顧客情報管理手段92、及びログイン認証制御手段94は、好適には、何れも前記カラオケ装置10のCPU32に機能的に備えられたものであるが、これらの制御機能の一部乃至全部が前記電子早見本装置60のCPU74に備えられたものであってもよい。例えば、前記ログイン認証制御手段94は、前記電子早見本装置60のCPU74に好適に備えられる。また、以下の説明においては、前記電子早見本装置60を入力装置として用いる態様について説明するが、例えば、前記コマンダ本体44に備えられたタッチパネルディスプレイ46を入力装置として用いる態様も当然に考えられる。すなわち、以下の説明に用いる図6〜図17に示す画面表示及びその画面表示に従っての入力操作は、前記タッチパネルディスプレイ46を入力装置として用いる態様においても同様に適用されるものである。
前記選曲入力受付手段90は、所定の入力装置による入力操作に応じて前記カラオケ装置10に対する前記演奏曲の選曲入力を受け付ける。すなわち、前記多数の演奏曲のうちから所定の演奏曲を選択して予約するための選曲入力を受け付ける。例えば、前記電子早見本装置60のタッチパネルディスプレイ64に対する利用者の接触入力操作に応じて、前記カラオケ装置10の楽曲データベース56に記憶された多数の演奏曲から選択される所定の演奏曲を、演奏待ち曲として前記カラオケ装置10のRAM36等に記憶する選曲入力を受け付ける。好適には、後述するログイン認証制御手段94により各利用者のログイン認証が行われた場合には、選曲入力に係る演奏曲の選曲番号を選曲を行った利用者(選曲主体)の識別情報と関連付けて記憶する。この選曲入力は、例えば対象となる演奏曲の識別情報である選曲番号が前記電子早見本装置60等の入力装置から前記カラオケ装置10へ送信されることにより実行される。その選曲番号を受信した前記カラオケ装置10では、入力された選曲番号が例えば前記RAM36における予約曲テーブルに入力順に記憶される。
前記顧客情報管理手段92は、前記カラオケ装置10の利用者毎に各種情報を管理する。具体的には、前記カラオケ装置10を用いたカラオケ演奏に関する利用者毎の情報を前記顧客データベース58に記憶させる。また、入力装置による操作に応じて、その顧客データベース58に記憶された各種情報に対応する画面(映像)を表示させる等の制御を行う。好適には、前記カラオケ装置10において出力可能な演奏曲に関する情報、すなわち前記楽曲データベース56に記憶された演奏曲(楽曲データ)に関する情報を、各利用者の識別情報であるユーザIDと関連付けて前記顧客データベース58に記憶する。好適には、前記電子早見本装置60による操作に応じて、各利用者毎に十八番曲すなわち簡易な操作により選曲入力を行い得るように設定される単数乃至複数の演奏曲を、各利用者のユーザIDと関連付けて前記顧客データベース58に記憶する。また、好適には、例えば前記選曲入力受付手段90により選曲入力が行われる毎に、選曲入力された演奏曲の選曲履歴を、その選曲入力の主体である利用者のユーザIDと関連付けて前記顧客データベース58に記憶する。また、好適には、前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏に係る演奏評価の評価結果に関する情報を、その演奏評価に係るカラオケ演奏の主体である利用者のユーザIDと関連付けて前記顧客データベース58に記憶する。また、好適には、前記電子早見本装置60による操作に応じて、各利用者のボトルキープに関する情報等を、その利用者のユーザIDと関連付けて前記顧客データベース58に記憶する。また、後述する図6〜図17等に示すように、前記電子早見本装置60による操作に応じて、前記顧客データベース58に記憶された各種情報に対応する画面(映像)をその電子早見本装置60のタッチパネルディスプレイ64に表示させる
前記ログイン認証制御手段94は、前記顧客情報管理手段92に係る各利用者のログイン認証を実行する。すなわち、前記電子早見本装置60のタッチパネルディスプレイ64等により入力される識別情報(ユーザID)に応じて前記カラオケ装置10の利用者を認証し、その認証が正常に行われた場合にはその識別情報をもってその利用者のログインを許可する。また、各利用者の識別情報を記憶した非接触ICチップ(無線タグ)乃至その非接触ICチップを内蔵する携帯電話機等を各利用者が所持する態様において、所定の読取装置によりその非接触ICチップの記憶内容を読み取ることで各利用者の認証を行うものであってもよい。ここで、ログインが許可された状態とは、各利用者に対応して前記カラオケ装置10に係る個別の制御乃至情報の記憶等が可能とされた状態である。例えば、ログインが許可された状態においては、前記電子早見本装置60による選曲操作において操作主体である利用者の切り替えを行うことができ、選曲入力主体である利用者を特定して選曲入力を行うことができる。すなわち、前記RAM36等の予約曲テーブルに、選曲主体(演奏主体)である利用者と関連付けて選曲予約を行うことができる。また、前記カラオケ装置10による選曲履歴を各利用者毎に前記顧客データベース58に記憶(蓄積)できる。また、各利用者に対応して前記顧客データベース58に十八番曲やボトルキープに関する情報等を記憶させることができる。
前記ログイン認証制御手段94は、具体的には、前記電子早見本装置60のタッチパネルディスプレイ64等により識別情報であるユーザID及びパスワードが入力された場合、そのユーザIDに対応付けられて前記顧客データベース58に記憶されたパスワードが入力されたものと一致するか否かを判定し、一致する場合には正常な認証を行う一方、一致しない場合にはエラーとする。なお、前記ログイン認証制御手段94は、入力装置である前記電子早見本装置60のCPU74に備えられたものであってもよく、実質的な認証はその電子早見本装置60側で行うものであっても構わない。
また、本実施例において、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により選曲入力される演奏曲に基づいて、前記顧客情報管理手段92に係る各利用者のログイン認証を実行する。好適には、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲と関連付けられて前記顧客データベース58に記憶された利用者のログイン認証を実行する。換言すれば、前記選曲入力受付手段90による選曲入力の受付を条件として、その選曲入力に係る演奏曲と関連付けられて前記顧客データベース58に記憶された利用者のログイン認証を実行する。
前記ログイン認証制御手段94は、好適には、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲を十八番曲とする利用者のログイン認証を実行する。すなわち、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、各利用者に対応して前記顧客データベース58に記憶(登録)された十八番曲を参照し、選曲入力に係る演奏曲を十八番曲として登録している利用者を検索してその利用者のログイン認証を実行する。また、前記ログイン認証制御手段94は、好適には、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行する。すなわち、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、各利用者に対応して前記顧客データベース58に記憶(登録)された選曲履歴を参照し、選曲入力に係る演奏曲が選曲履歴に含まれる(過去に一度でも演奏したことがある)利用者を検索してその利用者のログイン認証を実行する。また、好適には、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲が選曲履歴に規定回数分以上含まれる利用者のログイン認証を実行する。すなわち、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、各利用者に対応して前記顧客データベース58に記憶(登録)された選曲履歴を参照し、選曲入力に係る演奏曲が選曲履歴に規定回数分以上含まれる(過去に規定回数以上演奏したことがある)利用者を検索してその利用者のログイン認証を実行する。
前記ログイン認証制御手段94は、好適には、対象となる利用者のログイン認証を行うためのログイン認証画面(後述する図9等を参照)を前記タッチパネルディスプレイ64に表示させる。このログイン認証画面においては、前記タッチパネル70等を介してパスワードの入力が受け付けられると共に所定の操作が行われることで、前記対象となる利用者のログイン認証制御が行われる。すなわち、前記選曲入力受付手段90により選曲入力された演奏曲に基づく前記顧客データベース58の検索結果から、ログイン認証の対象となる利用者のユーザIDが判別可能であるため、前記ログイン認証画面において、好適には、ログイン認証の対象となる利用者のユーザIDの入力が省略され(すなわち、既に入力された扱いとなっており)、利用者はパスワードを入力するだけでログイン認証が可能とされる。なお、前記選曲入力受付手段90により選曲入力された演奏曲に基づいて検索される利用者が、その選曲入力段階で既にログインしている場合には、重ねてログイン認証を行う必要がないため、前記ログイン認証制御手段94による前記ログイン認証制御を行わない。すなわち、前記ログイン認証制御手段94により既に正常にログインされている利用者に関しては、前記選曲入力時におけるログイン認証制御を非実行とする。
以下、本実施例のログイン認証制御に係る前記電子早見本装置60におけるタッチパネルディスプレイ64の画面表示及びその画面表示に従っての入力操作の具体例を、図6〜図17を用いて説明する。なお、本実施例においては、前記電子早見本装置60を入力装置とする制御について説明するが、以下の説明に用いる図6〜図17に示す画面表示及びその画面表示に従っての入力操作は、前記コマンダ本体44に設けられた前記タッチパネルディスプレイ46を入力装置として用いる態様、或いは携帯電話機特にタッチパネルディスプレイを備えた所謂スマートフォンを入力装置として用いる態様においても同様に適用されるものである。
図6は、前記タッチパネルディスプレイ64に表示されるママVIPメニュー画面100の一例を示す図である。この図6に示すママVIPメニュー画面100は、前記顧客データベース58を主要な構成要素とする顧客情報管理システムのメインメニューに相当するものであり、顧客情報の新規登録(新しい利用者の登録)を行うための新規常連登録ボタン102、顧客情報の変更乃至削除を行うための顧客情報変更・削除ボタン104、十八番曲に関する各種操作を行うための十八番曲ボタン106、後述するママ十八番画面(後述する図7等を参照)を表示させるためのママ十八番ボタン108、前記カラオケ装置10による複数の利用者を対象とするカラオケ大会(例えば、所定期間内の演奏評価結果を競う企画)に関する各種操作を行うためのカラオケ大会ボタン110、前記カラオケ装置10における例えば曲間(演奏曲の出力が行われていない間)に出力される映像であるJSギャラリーに関する各種操作を行うためのJSギャラリーボタン112、前記カラオケ装置10において出力可能な演奏曲の検索を行ううたぼんに関する各種操作を行うためのうたぼんボタン114、前記カラオケ装置10によるカラオケ演奏に係る音程、テンポ、音量等、音設定に関する各種操作を行うための音設定ボタン116、利用者の退店処理を行うための退店ボタン118、及び現時点において前記タッチパネルディスプレイ64に表示されている画面の前にそのタッチパネルディスプレイ64に表示されていた前画面を再度表示させる(前画面に戻る)ための戻るボタン120(図7〜図17において同じ)が表示されている。このタッチパネルディスプレイ64に表示された各ボタン(タッチパネル70における各ボタンに対応する相対位置)に対する利用者の指や備え付けのペン等による接触操作が行われると、各ボタンによって示される内容の操作が行われる。なお、以下の実施例においては、前記ママ十八番ボタン108に対する接触操作が行われた場合の制御を図7〜図11を用いて、前記うたぼんボタン114に対する接触操作が行われた場合の制御を図12及び図13等を用いて、前記新規常連登録ボタン102に対する接触操作が行われた場合の制御を図14〜図16を用いて、それぞれ説明する。
図7は、図6に示すママVIPメニュー画面100において前記ママ十八番ボタン108に対する接触操作が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示されるママ十八番画面122の一例を示す図である。この図7に示すように、前記ママ十八番画面122においては、例えば、前記カラオケ装置10が設置された店舗における店主乃至店員が選曲入力を行う上で簡便に入力可能とされた単数乃至複数(図7では5曲分)の演奏曲すなわちママ十八番曲として登録された曲をそれぞれ示す演奏曲ボタン124a〜124e(以下、特に区別しない場合には単に演奏曲ボタン124という)が選択可能に表示される。このママ十八番曲とは、前記タッチパネルディスプレイ64等の操作に応じて店主乃至店員等により個別に設定されるものであってもよいが、好適には、前記顧客データベース58に登録されている全利用者の十八番曲及び選曲履歴に含まれる演奏曲の一部乃至全部が前記ママ十八番曲に該当する。すなわち、前記ママ十八番画面122には、好適には、前記顧客データベース58に登録されている全利用者の十八番曲及び選曲履歴に含まれる演奏曲の一部乃至全部に対応する演奏曲ボタン124が選択可能に表示される。また、好適には、前記顧客データベース58に登録されている全利用者の十八番曲が前記ママ十八番曲に該当する。すなわち、前記ママ十八番画面122には、好適には、前記顧客データベース58に登録されている全利用者の十八番曲に対応する演奏曲ボタン124が選択可能に表示される。また、好適には、前記顧客データベース58に登録されている各利用者が前記カラオケ装置10において最初(例えばログイン後の最初)に歌う傾向にある演奏曲(選曲履歴において各利用機会の最初に歌った回数が最も多い演奏曲)が前記ママ十八番曲に該当する。すなわち、前記ママ十八番画面122には、好適には、前記顧客データベース58に登録されている各利用者の選曲履歴から割り出される、各利用者が前記カラオケ装置10において最初に歌う傾向にある演奏曲に対応する演奏曲ボタン124が選択可能に表示される。また、好適には、図7に示すように、前記ママ十八番画面122に表示される演奏曲ボタン124の曲名の頭文字に係る五十音順のリストを五十音各行に対応して切り替えるリスト切替ボタン126と、ページで切り替えるページ切替ボタン128とが表示され、これらのボタンに対する接触操作に応じて前記ママ十八番画面122に表示される演奏曲ボタン124が切り替えられる。更に、前記ママ十八番画面122に表示される演奏曲ボタン124の並び順を五十音順ではなく人気順、例えば前記顧客データベース58に登録された全利用者の選曲履歴において選曲入力(演奏)が行われた回数が多い順に並べるものであってもよい。
図8は、図7に示すママ十八番画面122等において所定の演奏曲に対応する演奏曲ボタン124に対する接触操作が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される歌う人選択画面130の一例を示す図である。図7に示すママ十八番画面122に表示された所定の演奏曲ボタン124に対する接触操作が行われた場合、前記顧客データベース58においてその演奏曲ボタン124に対応する演奏曲を十八番曲とする利用者及びその演奏曲を選曲履歴に含む利用者が検索され、その検索結果に基づいて図8に示すような歌う人選択画面130が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。すなわち、前記演奏曲ボタン124に対応する演奏曲を十八番曲とする単数乃至複数の利用者それぞれに対応する利用者ボタン132a〜132eを含む十八番利用者リスト134と、前記演奏曲ボタン124に対応する演奏曲を選曲履歴に含む単数乃至複数の利用者それぞれに対応する利用者ボタン132f〜132j(以下、利用者ボタン132a〜132jを特に区別しない場合には単に利用者ボタン132という)を含む既選曲利用者リスト136とが、前記歌う人選択画面130に表示される。各リスト134乃至136に含まれる何れかの利用者ボタン132に対する接触操作が行われた場合、図7に示すママ十八番画面122において選択された演奏曲ボタン124に対応する演奏曲の選曲予約が前記カラオケ装置10に対して送信されると共に、図8に示す歌う人選択画面130において選択された利用者ボタン132に対応する利用者が選曲入力に係る演奏曲の選曲主体として前記カラオケ装置10へ送信され、前記RAM36等の予約曲テーブルに選曲入力に係る演奏曲と選曲主体である利用者とが関連付けられて記憶される。また、好適には、図8に示すように、前記歌う人選択画面130に表示される利用者ボタン132の表示を各利用者の名前(ニックネーム)の頭文字に係る五十各行に対応して切り替えるリスト切替ボタン138と、ページで切り替えるページ切替ボタン140とが表示され、これらのボタンに対する接触操作に応じて前記歌う人選択画面130に表示される利用者ボタン132が切り替えられる。
図9は、前記カラオケ装置10に対して選曲入力が行われた場合であって、その選曲入力の主体である利用者が未だ前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムにログインしてない場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示されるログイン認証画面142の一例を示す図である。例えば、図8に示す歌う人選択画面130において所定の利用者に対応する利用者ボタン132に対する接触操作が行われた場合であって、その利用者が未だ前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムにログインしてない場合には、前記タッチパネルディスプレイ64に図9に示すようなログイン認証画面142が表示される。図9に示すように、このログイン認証画面142には、パスワード入力欄144及びログイン認証実行ボタン146が選択可能に表示される。また、好適には、ログイン認証の対象となる利用者のユーザIDは既に入力されている扱いとされる。すなわち、選曲入力された演奏曲の演奏主体である利用者が前記顧客データベース58に記憶された内容から判定されているため、その利用者のユーザIDは特定されており、改めて利用者にユーザIDを入力させる手間をかけさせないように前記ログイン認証画面142においてはそのユーザIDの入力を省略する。換言すれば、ログイン認証の対象となる利用者は、パスワードの入力を行うだけでログイン認証を行うことができるようになっている。
図10は、図9に示すログイン認証画面142においてパスワード入力欄144に対する接触操作が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示されるパスワード入力画面148の一例を示す図である。図10に示すように、このパスワード入力画面148には、アルファベット及び数字等の文字にそれぞれに対応する複数の文字ボタン150と、入力されたパスワードを決定するための決定ボタン152とが表示される。前記文字ボタン150(タッチパネル70における文字ボタン150に対応する相対位置)に対する利用者の指や備え付けのペン等による接触操作が行われると、それら文字ボタン150によって示されるアルファベット乃至数字等の文字の入力が行われ、その入力が表示窓154に反映される(但し、パスワードであるため入力文字はそのまま表示されず、好適にはアスタリスク等で表される)。斯かる操作により所定の文字乃至文字列が入力された後、前記決定ボタン152に対する接触操作が行われると、その時点で入力されていた文字乃至文字列が入力されたパスワードとして受け付けられた後、図9に示すようなログイン認証画面142に復帰させられる。そして、パスワードの入力が行われた状態でこのログイン認証画面142におけるログイン認証実行ボタン146に対する接触操作が行われると、ログイン認証の対象となるユーザIDに対応付けられて前記顧客データベース58に記憶されたパスワードが入力されたものと一致するか否かが判定される。この判定が肯定される場合には、正常なログイン認証が行われて図11に示すようなログイン認証確認画面156が前記タッチパネルディスプレイ64に表示されるが、判定が否定される場合すなわち入力されたパスワードが前記顧客データベース58に記憶されたものと一致しない場合には、正常なログイン認証が行われず、図示しないエラー画面が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。
図12は、図6に示すママVIPメニュー画面100において前記うたぼんボタン114に対する接触操作が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される演奏曲検索画面158の一例を示す図である。この図12に示す例では、曲名検索に係る演奏曲検索画面158を示しており、それぞれ個別の文字(例えば、五十音の文字やアルファベット等)を示す複数の文字ボタン160と、その文字ボタン160をかな文字に対応するものに切り替えるためのかなボタン162と、前記文字ボタン160を英数文字(アルファベット及び数字、図10を参照)に切り替えるための英数ボタン164と、入力された文字を1字消去するための1字消去ボタン166と、入力された文字乃至文字列に対応する演奏曲の検索を開始するための検索ボタン168とが表示されている。この演奏曲検索画面158に表示された文字ボタン160(タッチパネル70における文字ボタン160に対応する相対位置)に対する利用者の指や備え付けのペン等による接触操作が行われると、それら文字ボタン160によって示される文字乃至文字列の入力が行われ、入力された文字乃至文字列が前記演奏曲検索画面158の表示窓170に表示される。そして、所定の文字乃至文字列が入力された状態で前記検索ボタン168に対する接触操作が行われると、前記操作により入力された文字乃至文字列に基づいて、それらの文字乃至文字列に前方一致する曲名(歌手名検索である場合には歌手名)に対応する演奏曲が前記楽曲データベース56から検索される等、前記カラオケ装置10の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲の検索が行われる。
図13は、図12に示すような演奏曲検索画面158に従って所定の演奏曲が検索された場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される予約確認画面172の一例を示す図である。前記演奏曲検索画面158において所定の文字乃至文字列が入力され、前記検索ボタン168に対する接触操作が行われる等して所定の演奏曲の検索が行われた場合、その演奏曲の選曲入力を確認する図13に示すような予約確認画面172が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。この予約確認画面172には、選曲入力を実行(確定)するための予約ボタン174が表示されており、この予約ボタン174に対する接触操作が行われると、前記無線LAN通信部86等により前記カラオケ装置10に対して前記予約確認画面172の表示に係る演奏曲の選曲入力が行われる。ここで、好適には、前記予約ボタン174に対する接触操作が行われて対象となる演奏曲の選曲入力が行われた場合において、その選曲入力の主体である利用者が未だ前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムにログインしてない場合には、前述した図8〜図11に示すような画面表示及びその画面表示に従っての入力操作により、その利用者のログイン認証制御が実行される。また、好適には、前記予約ボタン174に対する接触操作が行われて対象となる演奏曲の選曲入力が行われた場合において、その演奏曲と関連付けられて記憶された利用者例えば前記顧客データベース58においてその演奏曲を十八番曲として登録した利用者や選曲履歴にその演奏曲を含む利用者が検索され、その利用者が未だ前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムにログインしてない場合には、前述した図8〜図11に示すような画面表示及びその画面表示に従っての入力操作により、その利用者のログイン認証制御が実行される。更に、前記予約ボタン174に対する接触操作が行われて対象となる演奏曲の選曲入力が行われた場合において、その演奏曲と関連付けられて記憶された複数の利用者が検索される場合には、図8に示すように選曲入力の主体である利用者を選択させる画面を前記タッチパネルディスプレイ64に表示させてもよい。
図14は、図6に示すママVIPメニュー画面100において前記新規常連登録ボタン102に対する接触操作が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される新規常連登録画面176の一例を示す図である。図14に示す例では、それぞれ個別の文字(例えば、五十音の文字やアルファベット等)を示す複数の文字ボタン178と、その文字ボタン178をかな文字に対応するものに切り替えるためのかなボタン180と、前記文字ボタン178を英数文字(アルファベット及び数字、図10を参照)に切り替えるための英数ボタン182と、入力された文字を1字消去するための1字消去ボタン184と、入力された文字乃至文字列を決定するための決定ボタン186とが前記新規常連登録画面176に表示されている。この新規常連登録画面176に表示された文字ボタン178(タッチパネル70における文字ボタン178に対応する相対位置)に対する利用者の指や備え付けのペン等による接触操作が行われると、それら文字ボタン178によって示される文字乃至文字列の入力が行われ、入力された文字乃至文字列が前記新規常連登録画面176の表示窓188に表示される。そして、所定の文字乃至文字列が入力された状態で前記決定ボタン186に対する接触操作が行われると、前記操作により入力された文字乃至文字列が新規登録される利用者の名前(ニックネーム)等として受け付けられる。そのようにして、新規登録される利用者に係る各種情報の入力が受け付けられた後、図15に示すような新規常連登録確認画面190が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。そして、この新規常連登録確認画面190における登録ボタン192に対する接触操作が行われた場合、その新規常連登録確認画面190に表示された内容で対象となる利用者が前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムすなわち前記顧客データベース58に新規登録される。
図16は、前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムに新たな利用者の登録が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される新規常連登録完了画面194の一例を示す図である。前記新規常連登録確認画面190における登録ボタン192に対する接触操作が行われる等して前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムすなわち前記顧客データベース58に利用者の新規登録が行われた場合、図16に示すような新規常連登録完了画面194が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。この新規常連登録完了画面194において、好適には、新規登録された利用者の十八番曲の登録を行うための十八番曲登録ボタン196が表示される。この十八番曲登録ボタン196に対する接触操作が行われると、図示しない十八番曲登録画面が前記タッチパネルディスプレイ64に表示され、その十八番曲登録画面に従って新規登録された利用者に係る十八番曲の登録受付制御が行われる。すなわち、前記顧客データベース58における利用者の新規登録に際して、その利用者に十八番曲の登録を促す画面を前記タッチパネルディスプレイ64に表示させる。このようにすれば、新規登録された利用者の十八番曲として少なくとも1つの演奏曲が登録されるため、次回の前記カラオケ装置10の利用に際してはその演奏曲を選曲することで本実施例の簡便なログイン認証制御によりログイン認証を行うことができる。ここで、新規登録される利用者に対応して受け付けられる十八番曲が、前記顧客データベース58に記憶された他の利用者の十八番曲と重複する場合には、その新規登録される利用者に対して他の演奏曲を十八番曲として選択するように指示してもよい。すなわち、各利用者に対応してログイン認証に用いるオリジナルな演奏曲としての十八番曲を設定するものであってもよい。このようにすれば、選曲入力された演奏曲に対応して複数の利用者がログイン候補として判定されることを好適に抑制できる。
図17は、前記カラオケ装置10に対する選曲入力が行われた場合に前記タッチパネルディスプレイ64に表示される予約完了画面198の一例を示す図である。前記予約確認画面172における予約ボタン174に対する接触操作が行われる等して前記カラオケ装置10に対する選曲入力が行われた場合、図17に示すような予約完了画面198が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。この予約完了画面198において、好適には、選曲入力の主体である利用者に対してその選曲入力された演奏曲を十八番曲として登録させるための十八番曲登録ボタン200が表示される。この十八番曲登録ボタン200に対する接触操作が行われると、選曲入力された演奏曲がその選曲入力の主体である利用者の十八番曲として前記顧客データベース58に記憶される。このようにすれば、各利用者に対して十八番曲の登録を促すことで、本実施例の簡便なログイン認証制御をより実行し易くすることができる。また、前記十八番曲登録ボタン200に対する接触操作が行われた場合であって、選曲入力の主体である利用者が特定されない場合には、その選曲入力の主体である利用者を選択させる図8に示すような画面やユーザIDの入力を促す画面を前記タッチパネルディスプレイ64に表示させ、その表示に従って入力される情報に応じて前記選曲入力に係る演奏曲の十八番曲登録を行うものであってもよい。
図18は、前記電子早見本装置60のCPU74による顧客情報管理制御の要部を説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。なお、この図18に示す制御が前記カラオケ装置10のCPU32等により行われるものであってもよく、斯かる場合には前記タッチパネルディスプレイ46が入力装置として好適に用いられる。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記タッチパネルディスプレイ64に表示された図6に示すようなママVIPメニュー画面100において前記ママ十八番ボタン108に対する接触操作が行われたか否かが判断される。このS1の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S1の判断が肯定される場合には、S2において、図7に示すようなママ十八番画面122が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。次に、S3において、前記ママ十八番画面122に表示された何れかの演奏曲ボタン124に対する接触操作が行われたか否かが判断される。このS3の判断が否定される場合には、S3の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S3の判断が肯定される場合には、S4において、S3にて選択された演奏曲ボタン124に対応する演奏曲を十八番曲として登録する利用者及び選曲履歴に含む利用者が前記顧客データベース58から検索され、検索された利用者のリストを含む図8に示すような歌う人選択画面130が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。
次に、S5において、前記歌う人選択画面130に表示された何れかの利用者ボタン132に対する接触操作が行われたか否かが判断される。このS5の判断が否定される場合には、S5の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S5の判断が肯定される場合には、S6において、S5にて選択された利用者ボタン132に対応する利用者を選曲主体として、S3にて選択された演奏曲ボタン124に対応する演奏曲の選曲入力が、前記無線LAN通信部86等を介して前記カラオケ装置10に対して送信される。次に、S7において、選曲主体である利用者すなわちS5にて選択された利用者ボタン132に対応する利用者が、現時点において前記カラオケ装置10による顧客情報管理システム(顧客データベース58に係るシステム)に正常にログイン済みであるか否かが判断される。このS7の判断が肯定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S7の判断が否定される場合には、S8において、図9に示すようなログイン認証画面142が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。
次に、S9において、前記ログイン認証画面142に表示されたパスワード入力欄144に対する接触操作が行われたか否かが判断される。このS9の判断が否定される場合には、S9の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S9の判断が肯定される場合には、S10において、図10に示すようなパスワード入力画面148が前記タッチパネルディスプレイ64に表示される。次に、S11において、前記パスワード入力画面148に表示された決定ボタン152に対する接触操作が行われる等して入力に係るパスワードが決定された後、そのパスワードがログイン認証の対象である利用者すなわちS5にて選択された利用者ボタン132に対応する利用者に対応付けられて前記顧客データベース58に記憶されたパスワードと一致するか否かが判断される。このS11の判断が肯定される場合には、S12において、ログイン認証の対象である利用者すなわちS5にて選択された利用者ボタン132に対応する利用者が前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムに正常のログインさせられた後、本ルーチンが終了させられるが、S11の判断が否定される場合には、S13において、前記タッチパネルディスプレイ64にエラーである旨が表示された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S3〜S6が前記選曲入力受付手段90の動作に、S1〜S13が前記顧客情報管理手段92の動作に、S7〜S13が前記ログイン認証制御手段94の動作に、それぞれ対応する。
このように、本実施例によれば、入力装置である前記電子早見本装置60等による入力操作に応じて前記カラオケ装置10に対する前記演奏曲の選曲入力を受け付ける選曲入力受付手段90(S3〜S6)と、前記カラオケ装置10の利用者毎に各種情報を管理する顧客情報管理手段92(S1〜S13)と、前記選曲入力受付手段90により選曲入力される演奏曲に基づいて、前記顧客情報管理手段92に係る各利用者のログイン認証を実行するログイン認証制御手段94(S7〜S13)とを、備えたものであることから、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲に対応する利用者のログイン認証を自動的に行うことで、各利用者を簡便に顧客情報管理システムにログインさせることができる。すなわち、利用者に係る各種情報を管理する顧客情報管理システムの利用を促進するカラオケ装置10を提供することができる。
また、前記顧客情報管理手段92は、前記カラオケ装置10の利用者毎に前記演奏曲に関する情報をその利用者と関連付けて記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲と関連付けられて記憶された利用者のログイン認証を実行するものであるため、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲と関連付けられて記憶された利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
また、前記顧客情報管理手段92は、前記カラオケ装置10の利用者毎に単数乃至複数の前記演奏曲を十八番曲として記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲を十八番曲とする利用者のログイン認証を実行するものであるため、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲を十八番曲として登録している利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
また、前記顧客情報管理手段92は、前記カラオケ装置10の利用者毎に前記選曲入力受付手段90により選曲入力される演奏曲の選曲履歴を記憶するものであり、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行するものであるため、所定の演奏曲の選曲入力が行われる際に、その演奏曲を過去に演奏したことがある利用者のログイン認証を自動的に行うことで、簡便且つ実用的な態様で各利用者を顧客情報管理システムにログインさせることができる。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例では、インターネット等の広域的な通信回線に接続されない非通信型のカラオケ装置10に本発明が適用された例を説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、インターネット等の広域的な通信回線に接続された通信型カラオケ装置にも本発明は好適に適用される。すなわち、斯かる通信型カラオケ装置においても、例えば店舗の常連客等、対象となるカラオケ装置を用いる複数の利用者を対象とする、通信を前提としない(単体のカラオケ装置の中で閉じた)顧客情報管理システムを適用することが好ましい場合が考えられ、斯かる場合において本発明を適用することにより、前述した本発明の一応の効果が得られる。
また、前述の実施例において、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲を十八番曲とする利用者乃至その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行するものであったが、必ずしも十八番曲や選曲履歴に基づいてログイン認証の対象となる利用者を判定するものでなくともよい。例えば、前記顧客データベース58に登録された各利用者に対応してそれぞれ1つの演奏曲をテーマソングとして設定させる態様において、前記ログイン認証制御手段94は、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、その演奏曲をテーマソングとする利用者のログイン認証を実行するものであってもよい。
また、前述の実施例では、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われた際、その演奏曲を十八番曲とする利用者乃至その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行するための図9に示すようなログイン認証画面142が前記タッチパネルディスプレイ64に表示され、その表示に従ってパスワードの入力が行われることで対象となる利用者のログイン認証が行われるものであったが、例えば、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われた際、その演奏曲を十八番曲とする利用者乃至その演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者を自動的にログインさせるものであってもよい。換言すれば、図9に示すようなログイン認証画面142を表示させることなく、対象となる利用者の前記カラオケ装置10における顧客情報管理システムへのログインを受け付けるものであってもよい。この場合、ログイン認証のためにパスワードは特に必要とされない。斯かる態様において、好適には、前記選曲入力受付手段90により所定の演奏曲の選曲入力が行われた際に複数の利用者がログイン認証候補として判定されないように、各利用者に対応してログイン認証に用いられる演奏曲が前記顧客データベース58に記憶されると共に、その演奏曲が他の利用者に係るログイン認証に用いられる演奏曲と重ならないようにその演奏曲の登録制御が行われる。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
10:カラオケ装置、12:映像表示装置、46:タッチパネルディスプレイ(入力装置)、50:リモコン装置(入力装置)、60:電子早見本装置(入力装置)、90:選曲入力受付手段、92:顧客情報管理手段、94:ログイン認証制御手段

Claims (4)

  1. 多数の演奏曲のうちから選択される演奏曲を出力させると共に、該演奏曲の歌詞文字映像を映像表示装置に表示させるカラオケ装置であって、
    所定の入力装置による入力操作に応じて前記カラオケ装置に対する前記演奏曲の選曲入力を受け付ける選曲入力受付手段と、
    前記カラオケ装置の利用者毎に各種情報を管理する顧客情報管理手段と、
    前記選曲入力受付手段により選曲入力される演奏曲に基づいて、前記顧客情報管理手段に係る各利用者のログイン認証を実行するログイン認証制御手段と
    を、備えたことを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に前記演奏曲に関する情報を該利用者と関連付けて記憶するものであり、
    前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、該演奏曲と関連付けられて記憶された利用者のログイン認証を実行するものである請求項1に記載のカラオケ装置。
  3. 前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に単数乃至複数の前記演奏曲を十八番曲として記憶するものであり、
    前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、該演奏曲を十八番曲とする利用者のログイン認証を実行するものである請求項2に記載のカラオケ装置。
  4. 前記顧客情報管理手段は、前記カラオケ装置の利用者毎に前記選曲入力受付手段により選曲入力される演奏曲の選曲履歴を記憶するものであり、
    前記ログイン認証制御手段は、前記選曲入力受付手段により所定の演奏曲の選曲入力が行われる際、該演奏曲が選曲履歴に含まれる利用者のログイン認証を実行するものである請求項2に記載のカラオケ装置。
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