JP5683371B2 - 介護用オムツカバー - Google Patents

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Description

この発明は、介護用オムツに関するものである。
非老齢者の臀部91には図1に示す如くに肉が豊かに存在するが、老齢になるに従って上記肉量が減退するのが通例である。オムツを必要とする人、特に老齢者は、歩くことも体を動かすことも少なくなることから、大臀筋が徐々に減少する。特に寝た切りになると、この大臀筋の減少は顕著である。
左右の大臀筋の間には仙骨が存在し、大臀筋が減少するにつれて、仙骨92を通り腹部から背中へ向かう直線により断面とした図2に示されるように仙骨92が臀部91よりも外側へ突出した状態となる。図2における破線は、非老齢者の臀部91を示すものである。仙骨は骨であり、仙骨が臀部よりも外側へ突出した状態の人が仰臥位で寝た場合には、上記仙骨が体重で寝具側へ押し付けられて圧迫される。ここで、人が寝た状態において各部位に加わる重みを考察すると次のようである。即ち、仰臥位で真直ぐ寝ると腰の部分に体重の約半分の重みが加わる。例えば、体重50Kgの人について各部位に加わる重みは、図3に示す通りの値を持つことになる。このため、仙骨の先端部の血流が悪くなる。血流が悪くなると、血液に含まれる白血球が到来せず、細菌に対して防御機能も弱くなる。
また、仙骨の下側には肛門があり、特に寝た切りの人においては、肛門から***された大便が付着する可能性も高い。大便には大腸菌などの細菌が多く含まれており、また、便そのものが強アルカリ性であることも知られている。従って、肌に大便が付着した場合には痒みを生じる。痒みを生じた場合に掻いたり、或いは寝ている間の寝具との間の摩擦により、仙骨先端の尾骨上の皮膚が傷つき破れたり、更に、便の付着により細菌が繁殖するなどの繰り返しが生じ、ついには褥瘡(床擦れ)が発生する。
寝た切りなどの人に生じる褥瘡は、その70%がこの仙骨先端の尾骨上の皮膚に生じると言われている。老人などの寝た切りの人の多くはオムツを使用している。ここで使用されているオムツはお尻全体に巻き付けるようにセットされる。そして、フラットタイプのオムツであってもパンツタイプのオムツであっても肛門から***された便を直接にポリマー配合の吸水層において受けるように構成されており、大臀筋が減少した老人などにおいては上記便が背中側へ回ってしまうことになる。特に、排便から時間が経過するに従って、体動によって便がオムツ内の各部に広がることになり、褥瘡が生じている人にとっては大きな問題である。
既に仙骨先端の尾骨部分に褥瘡が発生している場合には、上記のように便が回って患部が汚染されるばかりか、その部分が治療のためにガーゼや絆創膏などの治療用品によって覆われていたとしても、治療用品が汚染されることになる。従って、排便の度に患部が汚れて治癒しないことになる他、治療用品の取り換え消毒が必要となり、消毒によっても患部が刺激され治癒が遅れる原因にもなっている。
大便により汚染される範囲を減少・限定させて介護者と被介護者の肉体的・精神的負担を軽減させることを目的として、臀部と寝具との間におむつスペーサを配置し、また、大便貯留部分を設けた紙おむつが提供されている(特許文献1参照)。
特開2003−10221号公報
しかしながら、大臀筋が減少して仙骨が臀部よりも外側へ突出した状態となった人に対する対策としては十分とは言えず、更なる改良改善が求められている。また、仰臥位ばかりでなく、車椅子に座った座位の状態では、褥瘡が肛門付近に出来て上記のような問題があり、これに対する対策も求められている。
本発明はこのような現状に鑑みてなされたもので、その目的は、大臀筋が減少して仙骨が臀部よりも外側へ突出した状態となった人に対して、また、車椅子に座った座位の状態の人に対して、オムツをさせた場合に、便が背中側へ回り込むことなく所定位置に留まらせることができ、特に仙骨先端の尾骨部分や肛門付近に褥瘡が発生の予防或いはその治癒に効果的な介護用オムツカバーを提供することである。
本発明に係る介護用オムツカバーは、少なくとも仙骨先端の尾骨を避けて臀部と対向する位置において、仰臥及び座位状態の臀部を床側から押し上げる臀部対応弾性部材と、前記臀部対応弾性部材よりも人体側に配置され、仙骨及び尾骨に対応する位置において生体を、前記臀部対応弾性部材側からの前記臀部対応弾性部材による押圧から保護する保護手段が設けられている仙骨保護用弾性部材と、前記仙骨保護用弾性部材と前記臀部対応弾性部材とを貫いて形成された排便筒部と、前記臀部対応弾性部材、前記仙骨保護用弾性部材及び前記排便筒部の露出面を被覆し、装着状態において背中側から尻部を介して下腹部を覆うカバーとを具備し、前記臀部対応弾性部材のカバー上に排便に対応するオムツが配置されることを特徴とする。
本発明に係る介護用オムツカバーは、股間を覆うように外方に凸形状の前立用弾性部材が設けられ、この前立用弾性部材が前記カバーにより被覆されることを特徴とする。
本発明に係る介護用オムツカバーでは、保護手段は、排便筒部により構成されていることを特徴とする。
本発明に係る介護用オムツカバーでは、保護手段は、前記臀部対応弾性部材よりも柔らかい弾性部材によって構成されることを特徴とする。
本発明に係る介護用オムツカバーでは、臀部対応弾性部材は、二層の弾性部材から構成され、仙骨保護用弾性部材と接する弾性部材における臀部と対向する位置には、穴が形成され、この穴には仙骨保護用弾性部材と同質の弾性部材が介装されていることを特徴とする。
本発明に係る介護用オムツカバーは、少なくとも仙骨先端の尾骨を避けて臀部と対向する位置において、仰臥状態の臀部を床側から押し上げる臀部対応弾性部材を備えているので、大臀筋が減少して仙骨が臀部よりも外側へ突出した状態となった人にあっても、仰臥状態において仙骨先端の尾骨部分や肛門付近が寝具に当接して圧迫されることがなく、この部分の皮膚に褥瘡の発生を防止でき、また、その治癒に効果的である。また、仙骨保護用弾性部材が、仙骨及び尾骨に対応する位置において生体を、前記臀部対応弾性部材側からの前記臀部対応弾性部材による押圧から保護する保護手段が設けられているので、仙骨や肛門付近が保護され、褥瘡の発生を防止でき、また、その治癒に効果的である。
また、本発明に係る介護用オムツカバーは、股間を覆うように外方に凸形状の前立用弾性部材が設けられ、前記カバーにより被覆されるので、オムツの移動を抑制して大便が背中側へ回り込むことを防止し、小便を適切オムツ方向へ向かわせるようにして、仙骨部分や肛門付近の汚染を防止することができる。
また、本発明に係る介護用オムツカバーは、臀部対応弾性部材が、二層の弾性部材から構成され、仙骨保護用弾性部材と接する弾性部材における臀部と対向する位置には、穴が形成され、この穴には仙骨保護用弾性部材と同質の弾性部材が介装されているので、臀部対応弾性部材が全体として仰臥状態や座位である人の臀部を床側から押し上げる効果を有していながら、仙骨保護用弾性部材と接する弾性部材における臀部と対向する位置の穴に、仙骨保護用弾性部材と同質の弾性部材が介装され仙骨保護用弾性部材の機能を補助するように働き、仙骨及び肛門付近が保護され、褥瘡の発生を防止でき、また、その治癒に効果的である。
生体の臀部を説明するための生体の要部斜視図。 仙骨を通り腹部から背中へ向かう直線により生体を断面とした図。 仰臥位で真直ぐ寝た場合に、体重50Kgの人について各部位に加わる重みを示す図。 第1の実施形態に係る介護用オムツカバーを示す斜視図。 第1の実施形態に係る介護用オムツカバーの内部構成を示す組立斜視図。 第1の実施形態に係る介護用オムツカバーにおける内部構成の斜視図。 図6のA−A断面図。 第1の実施形態に係る介護用オムツカバーの内部構成とカバーを示す斜視図。 実施形態に係る介護用オムツカバーを装着する手順を示す斜視図。 実施形態に係る介護用オムツカバーに内包されるオムツの一例を示す斜視図。 実施形態に係る介護用オムツカバーに内包されるオムツの他の一例を示す平面図。 図10のオムツに適用する補助具を示す斜視図。 図10のオムツに補助具を適用した状態の平面図。 図10のオムツに補助具を適用した状態の断面図。 補助具が適用された図10のオムツを実施形態に係る介護用オムツカバーに装着した状態を示す断面図。 第2の実施形態に係る介護用オムツカバーの内部構成を示す組立斜視図。
以下添付図面を参照して、本発明に係る介護用オムツカバーの実施形態を説明する。各図において同一の構成要素には同一の符号を付して重複する説明を省略する。実施形態に係る介護用オムツカバーは、図4に示されるように例えば布製のカバー11内に、図5の分解斜視図に示す部品から構成されるクッションブロック20が収納されている。
クッションブロック20は、臀部対応弾性部材21と仙骨保護用弾性部材22とを備えている。臀部対応弾性部材21は、少なくとも仙骨先端の尾骨を避けて臀部と対向する位置において、仰臥状態の臀部を床側から押し上げるものであり、身体側部材23と疑似臀部片24の二層構造を有する。身体側部材23は、例えば厚みが15mmのポリエチレンフォームにより構成することができる。疑似臀部片24は、例えば40mmのチップウレタンフォームにより構成することができる。
疑似臀部片24における上面24A側の平面形状は、人が仰臥位で床に寝た場合に生じる、臀部から腰にかけての筋肉と床との接触面の形状を基本として構成されるもので、概ねハート型とすることができる。疑似臀部片24においてハート型の幅狭部24Bは、肛門から両足太股内側の付根に到る人体部位に沿った形状とすることができる。更に、疑似臀部片24の上面24Aよりも下面の面積が狭く、疑似臀部片24の側壁24Cは、下面に向かってテーパ状に形成されている。疑似臀部片24において、肛門とその周辺が位置付けられる部位には、角部が面取りされた三角形状の平面形状を有する穴24Dが穿設されている。上記ハート型における幅広部分24Eからくびれ部24Fにかけての部位は、臀部から腰部にフィットして接触するように徐々に薄肉となるテ―パ状に構成されている。
身体側部材23は、疑似臀部片24より少し大きな面積を有し、疑似臀部片24と接着剤などによって一体化される。特に疑似臀部片24における幅狭部24Bに相対する幅狭部23Aは先端部23Fに向かって長くされており、側壁部23Bと上面との角部は面取りされた傾斜部23Cが形成されている。
身体側部材23には、疑似臀部片24の穴24Dに対応する位置に、穴24Dと同形状の穴23Dが穿設されていると共に、この穴23Dに隣接する半領域に、ほぼ半円形の穴23Eが穿設されている。穴23Dと穴23Eとは中央部23Gで連通している。穴23Eには、仙骨保護用弾性部材22と同質の弾性部材である低反発ウレタンフォームにより構成される骨受パッド25が介装されている。
仙骨保護用弾性部材22は、疑似臀部片24及び身体側部材23に対応する中央部22Aと、この中央部22Aに一体に繋がっているサイド被覆部22Bを有している。サイド被覆部22Bは、オムツカバーとして人に装着されたときに、背中から尻の側部を介して腹部側を覆うように位置付けられるものである。仙骨保護用弾性部材22の中央部には、穴23Dと穴23Eと対応する穴22Cが穿設されている。オムツカバーの装着時には、仙骨先端の尾骨がこの穴22Cから外側へ外れることがないように、穴22Cの形状が設計されている。仙骨保護用弾性部材22は、臀部対応弾性部材21と重ねられて接着剤などにより固定される。このように、仙骨保護用弾性部材22は、上記臀部対応弾性部材21よりも人体側に位置し、臀部対応弾性部材21に固定された状態で配置され、臀部対応弾性部材21よりも柔らかい弾性部材によって構成される。従って、仙骨及び尾骨が穴22Cから外れた位置にあっても、仙骨保護用弾性部材22が仙骨及び尾骨を臀部対応弾性部材21による押圧から保護する保護手段として機能する。
疑似臀部片24の下面側には、寝具側当接シート26が設けられる。この寝具側当接シート26は、仙骨保護用弾性部材22と協働して、身体側部材23の先端部23F付近及び疑似臀部片24の先端部付近を除いて、臀部対応弾性部材21を完全に覆う。寝具側当接シート26は、例えば、20mmの低反発ウレタンフォームにより作成することができる。疑似臀部片24の穴24Dにおける幅広側に対応して、寝具側当接シート26には半円形状に凹部26Aが形成されている。寝具側当接シート26は、仙骨保護用弾性部材22及び疑似臀部片24と接着剤などにより固定される。
仙骨保護用弾性部材22の穴22C、身体側部材23の穴23D、疑似臀部片24の穴24D及び寝具側当接シート26の凹部26Aによって図6、図7に示す排便筒部31が構成される。排便筒部31の底部には、開口部の蓋となる底板32が接着剤などにより固定される。底板32は、例えば2mmの樹脂ボードにより構成することができる。更に、底板32の底側には、寝具に対して柔軟に当接する底シート33が接着剤などにより固定される。
臀部対応弾性部材21と仙骨保護用弾性部材22の先端側には、前立用弾性部材34が接着剤などにより接続されて設けられる。前立用弾性部材34は外方に凸形状であり、オムツカバーを装着する際には股間を覆うように折り畳むことができるように、例えば5mmのポリエチレンウレタンにより構成することができる。前立用弾性部材34は、折り畳んだ際に腹部分まで届くように先端部34Aが幅広に構成され、接着部となる後端部34Bは両サイドに帯状部34Cを有している。先端部34Aから中央部34Dへ向かってV字状であり、中央部34Dから徐々に幅広に構成され後端部34Bへと繋がっている。
前立用弾性部材34を除いた図6のクッションブロック20についてのA−A断面図である図7に示すように、本実施の形態に係る介護用オムツカバーにおいては、装着の際に仙骨先端の尾骨が仙骨保護用弾性部材22の領域Sに当接する。この領域Sの直下は、身体側部材23における穴23Dと穴23Eとが連通する中央部23Gであり、骨受パッド25が設けられている。更に、領域Sの下側であって上記中央部23Gの下は、疑似臀部片24の穴24Dとなっている。
仙骨保護用弾性部材22、骨受パッド25、寝具側当接シート26及び底シート33は、極めて柔らかな弾性材料により構成されるもので、本実施形態では低反発ウレタンフォームにより作成することができる。これに対し、臀部対応弾性部材21は仰臥状態の臀部を床側から押し上げるものであるから硬質な弾性材料により構成される。本実施形態に係る臀部対応弾性部材21を構成する身体側部材23は、ポリエチレンフォームにより構成することができ、疑似臀部片24は、チップウレタンフォームにより構成することができる。
従って、前述の領域Sの下側には、仙骨保護用弾性部材22と骨受パッド25が存在するだけであり、これらは極めて柔らかな弾性材料により構成されることから、仙骨先端の尾骨が圧迫されることなく、血行障害が起こり難く褥瘡の発生を防止でき、また、その治癒に効果的である。
本実施形態に係る介護用オムツカバーの図8に示すカバー11内には、既述の通り図5に示す部品から構成されるクッションブロック20が収納されている。カバー11は、洗濯可能な布により構成することができ、表面は撥水加工などの耐水性を有し通気性に優れていることが望ましい。カバー11の裏面における中央部よりやや上側には、装着のときの横方向に長い出入口12が形成されており、出入口12に対向して臨む二辺の縁部には、他方と結合する面状ファスナ12A、12Bが設けられている。この出入口12からクッションブロック20を取り出して、カバー11のみを洗濯することができる。
図8に示すように、カバー11は、概ねクッションブロック20の形状と一致する形状である臀部カバー部11Aと、臀部カバー部11Aに連続し、装着時に背中側に配置される背中部11Bとを備える。背中部11Bの両サイドは、脇腹から大転子部を介して腹部側に回り込む帯状部11C、11Cとなっている。この帯状部11C、11Cの内側には、図示しないシート状の固綿やウレタンなどにより構成されるクッション材が介装されている。帯状部11C、11Cの先端は装着の際に互いに重なり合う長さを有し、重なり合うそれぞれの面には、面状ファスナ11D、11Eが設けられている。
臀部カバー部11Aの両サイドにおける側縁部には、防水性の二重にされた幅広の(最大幅50mm〜60mm)漏れ防止ガード縁11Fが設けられている。前立用弾性部材34の部分を被覆するカバー11における前身頃部13は、前立用弾性部材34よりも大きな面積を有し、装着時に股間から上方の腹部を被覆する。図9に示すように、カバー11の帯状部11C、11Cが重ねられて面状ファスナ11D、11Eが接着して固定された後に、前身頃部13は、重なっている帯状部11C、11Cの上に重ねられる。前身頃部13における内側の端縁部に近接するように面状ファスナ13Aが設けられており、この面状ファスナ13Aに対応する帯状部11Cの部位には、面状ファスナ13Aと結合する面状ファスナ13Bが設けられている。
更に、カバー11において、クッションブロック20の排便筒部31に対応する部位には、排便筒部31の内壁及び内底面にフィットする凹孔シート部14と、排便筒部31の外壁及び外底面にフィットする凸孔シート部15とを備える。従って、凹孔シート部14によって、カバー11に排便筒が出現する。
以上の通り構成された本実施形態に係る介護用オムツカバーには、カバー11の内側面に敷いて用いるものであれば、どのようなものでもオムツとして用いることができる。図10は、カバー11の内側面に敷いた状態として用いるシートタイプのオムツ3を示している。オムツ3は、平面形状が長方形であり、使用者の肌に触れる側に繊維シートが設けられ、介護用オムツカバーに触れる側に防水シートが設けられ、繊維シートと防水シートの間に吸水性ポリマーが挟まれた構成のものとすることができる。
オムツ3は、その長手方向の一端部側が長手方向に折り目を有する三層状態に折り込まれている。即ち、全幅の1/6の幅を有し、折り目4Aがセンタに位置する表面シート3A、3Aが表面に位置し、その下に中間面シート3B、3Bが重ねて折り返されている。中間面シート3B、3Bも全幅の1/6の幅を有し、上記表面シート3A、3Aとの境界を構成するセンタの折り目4Aと、両側縁に位置する折り目4Bとを備えている。この折り目4Bに繋がる最下面には全幅の1/3の幅を有する最下面シート3Cが存在する。表面シート3A、3A、中間面シート3B、3B及び最下面シート3Cの上端縁部5Uは接着されており、上端縁部5Uと対向する辺に存在する下端縁部5Dは処理されることなく長方形の一辺となっている。
装着の際には、オムツ3の上端縁部5Uが、介護用オムツカバーのカバー11における前身頃部13における内側の端縁部に位置付けられ、オムツ3の下端縁部5Dが、カバー11における背中部11Bの内側の端縁部に位置付けられる。排便筒部31に対応するオムツ3の便受け部分3Fは、排便筒部31の内側に設けられているカバー11の凹孔シート部14に沿うようにカバー11の排便筒内に押し込まれる。これによって、オムツ3が介護用オムツカバーに固定される。
上記の通りに重ねられたオムツ3と介護用オムツカバーとは、立った状態においても使用者に装着することができる。カバー11の帯状部11C、11Cを、腰の部位から前方へ回して腹部において重ねて、面状ファスナ11D、11Eにより固定する。前身頃部13を股間を通して腹部側へ持ち上げて面状ファスナ13Aと面状ファスナ13Bを結合する。
以上のようにして使用者に装着されたオムツ3と介護用オムツカバーとにおいて、使用者が仰臥位において寝た場合に、排便筒部31の周囲には、身体側部材23と疑似臀部片24とが重ねられた臀部対応弾性部材21はり硬質な弾性材料により構成されているので、排便筒部31の形状が崩れることなく、便はオムツ3の便受け部分3Fへ排出されて保持される。このため、便が背中や仙骨へ回り込むことなく、衛生的であり、褥瘡の発生防止に役立ち、また、その治癒に効果的である。
図11は、別のオムツ5の構成を示す平面図である。このオムツ5は、全体が概ね台形の形状を有し、使用者に当接する面は、吸水性ポリマーを保持した不織布などの繊維シートを用いることができる。また、使用状態の表面側は透湿防水性の樹脂シートなどを用いることができる。台形の下底付近は背中に当接する背当部51であり、背当部51の両サイド側に広がった部分は横腹から腹部へ回り込む腹巻付部52となっている。台形の上底付近は股間から腹部を覆う前腹部53を構成する。前腹部53の角部から腹巻付部52へ到る縁部の中間付近には、ギャザー54が形成されており、脚部の付け根からの尿漏れを防止可能に構成されている。
前腹部53から背当部51へ到る広い領域はオムツとしての本来の機能を果たす中心機能部であり、使用者の肛門が当接する領域には、カバー11の凹孔シート部14に入れられる便受部55が形成されている。便受部55は、図6、図7に示す排便筒部31と同形状の筒状であり、他の部分と同じく、使用者に対応する面は、吸水性ポリマーを保持した不織布などの繊維シートを用いることができる。また、その裏面は、透湿防水性の樹脂シートなどを用いることができる。便受部55は、カバー11の凹孔シート部14に入れられて配置される。このオムツ5も、上記オムツ3と同様に用いられる。
本実施形態に係る介護用オムツカバーと当該オムツ5を一体的にして、装着性を良好にするために、介護用オムツカバーとオムツ5との対向面に面状ファスナなどの接着手段を設けると好適である。ここで示したオムツ5を本実施形態に係る介護用オムツカバーと共に用いることによって、排便コントロールによって緩くされた便が便受部55に収納され、他に飛び散ることなく、衛生的であり、褥瘡の発生防止に役立ち、また、その治癒に効果的である。
図3に示したオムツ3を、図12に示す筒部形成補助体60及び蓋体61を用いて本実施形態に係る介護用オムツカバーにフィットするように形状を変形させることができる。筒部形成補助体60及び蓋体61は、紙などにより紙コップと同様に構成することができる。筒部形成補助体60は、椀やボールの如き形成であり、底部に丸い孔62が穿設されている。蓋体61は、円板形状であり、上記孔62の直径以上の径を有する。筒部形成補助体60には、開口部の周縁において外側に向かって突出するように形成された先端縁部63を備えている。筒部形成補助体60の胴部64は、本実施形態に係る介護用オムツカバーにおける排便筒部31の径よりやや小さな径となっており、また高さは排便筒部31の深さより僅かに低く形成されている。
上記のように構成された筒部形成補助体60の内壁に対し、図13に示されるように、図10において説明したオムツ3の便受け部3Fを押し込み、便受け部3Fの中央部を孔62を通過させる。図14に示すように、孔62を通過した便受け部3Fの中央部に蓋体61を載置し、筒部形成補助体60を押さえた状態においてオムツ3を孔62から引き出すようにして、蓋体61によって便受け部3Fの中央部が孔62から抜けないように保持させる。この状態において、筒部形成補助体60の外側底部に合致した円形の粘着シート65を筒部形成補助体60の外側底部から貼着し、蓋体61を保持した便受け部3Fを固定する。
上記のように構成することによりオムツ3に固定された筒部形成補助体60を、本実施形態に係る介護用オムツカバーにおける排便筒部31を覆う凹部シート部14に内側から押し付けながら挿入し、底面に粘着シート65の表面が接するようにする。このとき図15に示されるように、筒部形成補助体60の先端縁部63が排便筒部31の内壁を弾性により押すことにより、筒部形成補助体60が排便筒部31に半固定された状態となる。
この状態においてオムツ3を使用することにより、筒部形成補助体60の内壁に広がった便受け部3Fへ便が収まることになり、肛門を比較的衛生的に保つことができると共に尾骨ないし仙骨に便が回り込む事態を避けることができ、本実施形態の介護用オムツカバーによる効果を十二分に引き出すことができる。
なお、筒部形成補助体60と同形状で底部に穴のない筒部形成補助体を、オムツ3の便受け部3Fの内側(或いは外側)に設け、その底部を便受け部3Fに貼り付けても良い。更に、オムツ3の便受け部3Fを熱や圧力で固化する材料により構成し、便受け部3Fを筒部形成補助体60と同形状(底部穴なし)に形成しても良い。
図16には、第2の実施形態に係る介護用オムツカバーに用いられるクッションブロック70が示されている。クッションブロック70は、臀部対応弾性部材71と仙骨保護用弾性部材72とを備えている。仙骨保護用弾性部材72は、人体に接する上側から、尻受シート73と圧力吸収シート74が重ねられたものにより構成されている。尻受シート73は、例えば20mmのチップウレタンフォームにより構成することができ、圧力吸収シート74は、例えば40mmの綿状繊維シートにより構成することができる。尻受シート73と圧力吸収シート74は同じ面積であり、共に装着時に股側に突出した5角形の平面形状を有し、各角はフィット感を良好とするために面取りされている。また、尻受シート73の上面縁部もフィット感を良好とするために面取りされている。尻受シート73と圧力吸収シート74の平面における中央部には、概ね楕円形の平面形状の穴75、76が形成されている。穴75、76は、装着時に股側に位置する側へ向かって緩やかに幅狭く形成されている。
臀部対応弾性部材71は、ベースシート77と、疑似臀部片78、78と、臀部片カバー79、79とにより構成される。ベースシート77は、30mmの低反発ウレタンフォームにより構成することができる。ベースシート77は、その平面形状が尻受シート73と圧力吸収シート74と同様であるが、尻部全体から背中部にかけての部位を覆うことが可能なように面積が広く構成されている。
ベースシート77においいて、第2の実施形態に係る介護用オムツカバーを装着したときに臀部に対応する位置には、平面形状が概ね三日月状の孔80、80が穿設されている。孔80、80の上記形状は、臀部を切り欠いた形状であり、この孔80、80には、疑似臀部片78、78が介装されている。疑似臀部片78、78の平面形状は孔80、80と同様であり、例えばチップウレタンフォームにより構成することができる。疑似臀部片78、78における圧力吸収シート74に接する面は平面であるが、この平面の裏面側は丘形状或いは椀を逆さにした形状であり、臀筋に似せられている。疑似臀部片78、78の厚さは最大部で例えば50mmとすることができ、孔80、80に介装された状態においてベースシート77の裏面側に突出している。
臀部片カバー79、79は、厚さが最大部で例えば30mmの低反発ウレタンフォームにより構成することができる。臀部片カバー79、79は、疑似臀部片78、78に重ねられて貼着固定されるもので、疑似臀部片78、78と同様の形状を有している。
ベースシート77の中央部には、穴75、76と同形の穴82が穿設されており、尻受シート73、圧力吸収シート74及びベースシート77を重ねて貼着することにより、穴75、76及び穴82が一つの排便筒部81として構成される。
このクッションブロック70では、少なくとも仙骨先端の尾骨に対応する位置において、人体を押圧から保護する保護手段として、排便筒部81の平面積が広がっている構成を採用している。即ち、第2の実施形態に係る介護用オムツカバーを装着したときに、肛門、尾骨及び仙骨が排便筒部81に入り、肛門、尾骨及び仙骨が擦れたり押圧されることがないように構成されている。このように構成されたクッションブロック70は、クッションブロック20と同様に図8に示されているカバー11に入れられて介護用オムツカバーとされて、第1の実施形態の介護用オムツカバーと同様に用いられる。
以上述べた第1及び第2の実施形態に係る介護用オムツカバーは、次に述べるような特徴を有している。特に老人を自由に寝かせると猫背になりやすいことが知られている。本実施形態に係る介護用オムツカバーは、臀筋に代わって臀部を浮かせると共に臀部から腰部分の背中側には、疑似臀部片24、78の前方側(下肢の付け根部側)から後方側(背中側)に向かって徐々にテーパ状になり、生体の当該部分にフィットするように、腰枕として機能する構成が形成されているので、寝たときに寝やすく、また、正しい姿勢で寝ることができ猫背になることを防止できる。また、拘縮の予防及び拘縮の矯正を期待することができる。上記腰枕として機能する構成によって、寝た場合に快適であり、また車椅子に座った場合に腰部のクッションのように機能し、快適に正しい姿勢を保持させることができる。
また、上記のように寝たきりで猫背になった場合には、介護がし難いばかりでなく、嚥下障害が生じ食事ができなくなる心配が生じる。これに対応するため、昼間においては患者を車椅子に座らせて介護することが行われる。この場合に正しい姿勢で座らせることが望まれるが、臀部が車椅子の前方へずれて進み、所謂「仙骨座り」となる可能性が高い。更に、10時間にも及ぶ長時間車椅子に座らせておくと、ある程度の日数の後で肛門及びその周辺に褥瘡が発生する。これは車椅子褥瘡と称されるもので、車椅子を用いた介護の場合に問題となっている。本実施形態に係る介護用オムツカバーによれば、疑似臀部片24、78が椅子と患者の臀部との間において、座った状態の患者の上半身を真っ直ぐな状態で押し上げるように機能し、正しい姿勢を保持すると共に、正しい姿勢において主に疑似臀部片24、78がストッパとして機能し、臀部が車椅子の前方へずれて進み難くする。これにより、所謂「仙骨座り」となり難くする効果がある。しかも、車椅子に座らせた場合にも、肛門及びその周辺はほぼそのまま排便筒部31の開口部に臨んだ状態となり、この部分が厳しく押圧されたり擦れたりすることがなく、車椅子褥瘡の発生防止に大いに役立つものである。
更に、カバー11に収納されて患者に装着されたクッションブロック20、70は、全体として背中から脇腹にかけて患者に巻き付いてコルセットの機能を果たす。このため、車椅子に座った状態において側方へ上半身が倒れる「横倒れ」を防止することが可能であり、この点においても正しい姿勢を保つことができる。
なお、クッションブロック20、70の各部材を樹脂性のバルーンなどの容器により構成して内部に空気等のガスまたはジェル(糊)状の液体や水を封入したものを用いても良く、また、クッションブロック20、70の全体を一つの樹脂性のバルーンなどの容器により構成し上記と同様に液体やガスを封入しても良い。更に、容器に入れることなく、通常の温度では柔かいが垂れて流れてしまうことなく、形状をある程度保持するジェル(糊)状の樹脂が開発されているので、これを上記のバルーンの外部に付着固定させて、クッションブロック20、70自体あるいはその各部材を作成しても良い。上記の空気やジェルヲを用いた場合には、カバー11をバルーンなどを構成する樹脂と一体な樹脂により構成することができる。また、各実施形態の介護用オムツカバーは、前述のようにしてオムツと共に用いることができるが、本願発明者らが発明した排便袋(特開2008−253584)を患者等について装着して使用した状態とし、排便袋を排便筒部31、81に入れて用いることもできる。
実施形態に係る介護用オムツカバーによれば、排便が排便筒部31に向けて確実に入り込み、他の部分に飛び散ったり付着したりすることを防止可能であるので、オムツを使用する特に女性に多い膀胱炎を防止可能である。即ち、膀胱炎を発祥したオムツ使用している女性について、膀胱炎を発祥した理由を調査すると、排便がオムツの中で尿道まで飛び散ったり、排便がオムツの中で移動したりして、尿道を汚染することが原因であることが分かっている。特に女性の場合には、肛門から尿道口までの距離が短く、膀胱炎を発祥しやすい。他の部分に飛び散ったり付着することを防止する構成である排便筒部31を備えている本実施形態に係る介護用オムツカバーは、このような原因の膀胱炎を防止できるのである。
実施形態に係る介護用オムツカバーによれば、大転子部の褥瘡発生を未然に防止できる。上記の大転子部は、左右の腰の側方に骨盤が突出した部分を指す。この大転子部は、その位置と突出した形状から明らかな通り、横向きに寝た場合に床と接触する部位である。しかも、仙骨部に褥瘡ができている患者については、仙骨部が床に触れないようにするため、二時間毎に横向きの***を左右変換して介護することが一般的に行われている。この横向きの***を左右変換したとしても、大転子部が擦れてついには褥瘡ができることになる。特に老人の場合には、臀部と同様に大転子部の外側の肉が落ちてしまうため、大転子部に褥瘡ができやすいものである。これに対応するため、カバー11の帯状部11C、11Cには既に述べたクッション材が介装されており、実施形態に係る介護用オムツカバーを装着させた場合に、大転子部を柔らかく包み込むように作用する。従って、前述の通り仙骨部に褥瘡ができている患者を二時間毎に横向きの***を左右変換して介護する場合に、或いは特に仙骨部に褥瘡がない人を横向きに寝せる場合に、大転子部がクッション材により保護され、帯状部11C、11Cと大転子部がきつく擦れることがなく、褥瘡の発生を未然防止するものである。
3、5 オムツ 11 カバー
20、70 クッションブロック 21、71 臀部対応弾性部材
22、72 仙骨保護用弾性部材 31 排便筒部
32 底板 33 底シート
34 前立用弾性部材 51 背当部
52 腹巻付部 53 前腹部
54 ギャザー 55 便受部
60 筒部形成補助体 61 蓋体
62 孔 63 先端縁部
64 胴部 65 粘着シート
73 尻受シート 74 圧力吸収シート
75 穴 77 ベースシート
24、78 疑似臀部片 79 臀部片カバー
81 排便筒部

Claims (5)

  1. 少なくとも仙骨先端の尾骨を避けて臀部と対向する位置において、仰臥及び座位状態の臀部を床側から押し上げる臀部対応弾性部材と、
    前記臀部対応弾性部材よりも人体側に配置され、仙骨及び尾骨に対応する位置において生体を、前記臀部対応弾性部材側からの前記臀部対応弾性部材による押圧から保護する保護手段が設けられている仙骨保護用弾性部材と、
    前記仙骨保護用弾性部材と前記臀部対応弾性部材とを貫いて形成された排便筒部と、
    前記臀部対応弾性部材、前記仙骨保護用弾性部材及び前記排便筒部の露出面を被覆し、装着状態において背中側から尻部を介して下腹部を覆うカバーとを具備し、
    前記臀部対応弾性部材のカバー上に排便に対応するオムツが配置されることを特徴とする介護用オムツカバー。
  2. 股間を覆うように外方に凸形状の前立用弾性部材が設けられ、この前立用弾性部材が前記カバーにより被覆されることを特徴とする請求項1に記載の介護用オムツカバー。
  3. 保護手段は、排便筒部により構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の介護用オムツカバー。
  4. 保護手段は、前記臀部対応弾性部材よりも柔らかい弾性部材によって構成されることを特徴とする請求項1または2に記載の介護用オムツカバー。
  5. 臀部対応弾性部材は、二層の弾性部材から構成され、
    仙骨保護用弾性部材と接する弾性部材における臀部と対向する位置には、穴が形成され、この穴には仙骨保護用弾性部材と同質の弾性部材が介装されていることを特徴とする請求項4に記載の介護用オムツカバー。
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