JP5682721B1 - 産業用ロボットおよびその架台ユニット - Google Patents

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Abstract

【課題】ロボットの動作に起因する振動の影響を低減しつつ、良好な設置作業性を確保する。【解決手段】本技術の一形態に係る産業用ロボットは、ロボット本体と、第1の架台と、第2の架台と、連結フレームとを具備する。上記第1の架台は、上記ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する。上記第2の架台は、上記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、上記床面に設置される第2の底部とを有する。上記連結フレームは、上記第1の底部と上記第2の底部とを相互に連結する。【選択図】図3

Description

本技術は、ワークに対して所定の処理を行う産業用ロボットおよびその架台ユニットに関する。
例えば、光ディスク装置や角速度検出機能を有する電子機器の製造ラインにおいて、製造された機器の機能を評価する検査工程に産業用ロボットが用いられている。このロボットは、典型的には、検査対象である機器(以下、ワークともいう。)が載置される作業台、上記作業台にワークを搬送する搬送ロボット、上記作業台に載置されたワークを検査する検査ユニット等を備える。
ワークの検査工程においては、搬送ロボットの動作に起因する振動が検査の結果に大きな影響を及ぼす場合がある。この場合、ワークの検査中は搬送ロボットの動作を停止させる必要があり、その結果、一台の検査装置ではサイクルタイムが長大となり、タクトの向上のためには検査装置の数を増加させる必要があった。
このような問題を解消するため、搬送ロボットあるいは検査ユニットに防振機構を設置することが知られている。しかしながら、一般に防振機構そのものは高額であるという問題があり、さらにその特性上、対象物を高精度に位置決めして固定できないため、ワークの搬送精度の低下を招く。
一方、例えば特許文献1には、ロボットを支持する架台とカメラを支持する架台とを相互に非接触で床面に固定することで、カメラの振動を抑制しつつ、ロボットアームおよびワークを高精度に位置決め可能とする組立装置が開示されている(例えば特許文献1参照)。
特開2012−30350号公報
しかしながら、特許文献1に記載のように2つの架台を空間的に分離する構造では、立ち上げ時やラインのレイアウト変更時における両架台の設置精度の確保およびこれに伴う作業量の増加等が問題となる。
以上のような事情に鑑み、本技術の目的は、ロボットの動作に起因する振動の影響を低減しつつ、良好な設置作業性を確保することができる産業用ロボットおよびその架台ユニットを提供することにある。
本技術の一形態に係る産業用ロボットは、ロボット本体と、第1の架台と、第2の架台と、連結フレームとを具備する。
上記第1の架台は、上記ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する。
上記第2の架台は、上記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、上記床面に設置される第2の底部とを有する。
上記連結フレームは、上記第1の底部と上記第2の底部とを相互に連結する。
上記産業用ロボットにおいては、第1および第2の架台が各々の底部を介して連結フレームによって連結されている。これにより、第1の上端部から第2の上端部までの振動の伝達経路が長くなるため、ロボットの動作に起因する振動のワークへの伝達が抑制される。また、第1および第2の架台が連結フレームを介して一体化されるため、良好な設置作業性が確保される。
本技術の一形態に係る産業用ロボットの架台ユニットは、第1の架台と、第2の架台と、連結フレームとを具備する。
上記第1の架台は、ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する。
上記第2の架台は、上記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、上記床面に設置される第2の底部とを有する。
上記連結フレームは、上記第1の底部と上記第2の底部とを相互に連結する。
以上のように、本技術によれば、ロボットの動作に起因する振動の影響を低減しつつ、良好な設置作業性を確保することができる。
なお、ここに記載された効果は必ずしも限定されるものではなく、本開示中に記載されたいずれかの効果であってもよい。
本技術の一実施形態に係る産業用ロボットとしての検査装置の概略斜視図である。 上記検査装置における架台ユニットの全体を示す概略斜視図である。 上記架台ユニットの正面方向から見た断面図である。 上記架台ユニットの平面図である。 上記架台ユニットの振動面に静荷重を加えたときの変形の様子を示すシミュレーション結果である。 比較例に係る架台ユニットの振動面に静荷重を加えたときの変形の様子を示すシミュレーション結果である。 上記検査装置におけるロボット本体が備えるクランプ装置の概略構成を示す斜視図である。 上記クランプ装置の正面図である。 上記クランプ装置の平面図である。 上記クランプ装置の側面図である。 上記クランプ装置の作用を説明する平面図である。 上記クランプ装置の作用を説明する正面図である。 比較例に係るクランプ装置の概略構成を示す平面図および正面図である。 横臥状態にあるワークのクランプ手順を示すクランプ装置の平面図である。 上記クランプ装置の構成の変形例を示す正面図である。
以下、本技術に係る実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、本技術の一実施形態に係る産業用ロボットとしての検査装置10の概略斜視図である。検査装置10は、電子機器(以下、ワークともいう)の製造ラインにおける製品検査工程に使用される。
[検査装置の全体構成]
検査装置10は、ワークWの搬送ライン20に隣接して設置される。検査装置10は、作業テーブル100と、ロボット本体200と、複数の検査ユニット300とを有する。
作業テーブル100の中央部には、ロボット本体200を収容する開口部101が設けられている。複数の検査ユニット300は、開口部101を囲むように等角度間隔で配置され、作業テーブル100に載置されたワークWとそれぞれ電気的に接続されて、各ワークWの所定の電気的動作を評価する。ロボット本体200は、搬送ライン20と作業テーブル100との間でワークWを1個ずつ搬送する。ロボット本体200は、搬送ライン20から作業テーブル100上の所定位置にワークWを順次搬送し、作業テーブル100から検査済みのワークWを搬送ライン20上へ順次搬送する。
ロボット本体200および複数の検査ユニット300の動作は、コントローラ30によって制御される。コントローラ30は、典型的にはコンピュータで構成される。コントローラ30は、複数の検査ユニット300によるワークWの評価結果に応じて、ワークWの搬送位置が異なるようにロボット本体200を制御してもよい。またコントローラ30は、ロボット本体200および複数の検査ユニット300のほか、搬送ライン20の動作をも制御するように構成されてもよい。なおコントローラ30は、検査装置10の一部として構成されてもよい。
検査ユニット300には、ワークWの種類や検査内容に応じた種々の検査装置が用いられる。例えば、ワークWが光ディスク装置等の精密可動部品を含む電子機器の場合には、光学ピックアップの動作を評価する検査装置が用いられ、ワークWがデジタルカメラ等の手振れ補正機能を有する電子機器の場合には、角速度センサ等のモーションセンサの出力を評価する検査装置が用いられる。
ワークWの種類、形状は特に限定されず、本実施形態では、ワークWとして、平面視が略矩形の直方体形状を有する光ディスク装置が用いられる。ワークWは、図1に示すように、搬送ライン20上において横臥した姿勢で載置され、作業テーブル100の上で直立した姿勢で載置される。なおこれに限られず、ワークWの姿勢は、搬送装置および検査装置の構成に応じて適宜設定可能である。
検査装置10は、作業テーブル100およびロボット本体200を共通に支持する架台ユニット400を有する。架台ユニット400は、ロボット本体200を支持する第1の架台41と、作業テーブル100を支持する第2の架台42とを有する。
[架台ユニット]
図2は架台ユニット400の全体を示す概略斜視図、図3は架台ユニット400の正面方向から見た断面図(図4における[A]−[A]線断面図)、図4は架台ユニット400の平面図である。各図においてX軸およびY軸方向は相互に直交する水平方向を示し、Z軸はこれらに直交する高さ方向を示している。
架台ユニット400は、骨組み構造を有する立体的な金属製の枠体で構成される。架台ユニット400は、床面Sから所定の高さH1、H2(図3参照)の位置にそれぞれロボット本体200および作業テーブル100を設置可能にその高さが設定されている。
架台ユニット400は、第1の架台41と、第2の架台42と、連結フレーム43とを有する。
(第1の架台)
第1の架台41は、立体的な金属製の枠体で構成される。第1の架台41は、ロボット本体200を支持する第1の上端部41Tと、床面Sに設置される第1の底部41Bとを有する。
第1の架台41は、さらに、第1のベースフレーム411と、第2のベースフレーム412との組み合わせ構造を有する。
第1のベースフレーム411は、第1の底部41Bを含む骨組み構造を有する。すなわち第1のベースフレーム411は、X軸方向に延びる複数の軸部材411xと、Y軸方向に伸びる複数の軸部材411yと、Z軸方向に延びる複数の軸部材411zとを含み、これら複数の軸部材を相互に組み合わせた立体構造の枠体で構成される。第1の底部41Bは、床面Sに平行な枠面で構成される。
第2のベースフレーム412は、第1の上端部41Tを含む骨組み構造を有する。すなわち第2のベースフレーム412は、X軸方向に延びる複数の軸部材412xと、Y軸方向に伸びる複数の軸部材412yと、Z軸方向に延びる複数本の軸部材412zとを含み、これら複数の軸部材を相互に組み合わせた立体構造の枠体で構成される。第1の上端部41Tは、床面Sに平行な枠面で構成される。
第2のベースフレーム412を構成する複数の軸部材412x,412y,412zは、第1のベースフレーム411を構成する複数の軸部材411x,411y,411zよりも短い軸長を有する。このように構成された第2のベースフレーム412は、第1のベースフレーム411の上部中央に設置される。
第1のベースフレーム411および第2のベースフレーム412は、上記複数の軸部材をボルト締結あるいは溶接等により結合あるいは一体化される。上記各軸部材の長さ、断面形状、太さ等は特に限定されず、ロボット本体200を安定に支持することができる所定の剛性および強度が得られるように設計される。
ロボット本体200は、作業テーブル100の開口部101から上方に突き出るように第1の架台41の上端部41Tに設置される。開口部101とロボット本体200との間には一定の隙間があり、ロボット本体200は、作業テーブル100とは非接触で動作する。
本実施形態において、第2のベースフレーム412は、第1のベースフレーム411に対して着脱可能に構成される。この場合、第2のベースフレーム412は、ロボット本体200と共に第1のベースフレーム411に対して取り外される。これにより、ロボット本体200の種類に応じて第2のベースフレーム412の構成を最適化することができる。
(第2の架台)
第2の架台42は、第1の架台41と同様に、立体的な金属製の枠体で構成される。第2の架台42は、作業テーブル100を支持する第2の上端部42Tと、床面Sに設置される第2の底部42Bとを有する。
第2の架台42は、第2の底部42Bと第2の上端部42Tとを含む骨組み構造を有し、第1の架台41を囲むように構成される。第2の底部42Bおよび第2の上端部42Tは、それぞれ床面Sに平行な枠面で構成される。本実施形態において第2の架台42は、本体フレーム部421と、複数の補助フレーム部422とを有する。
本体フレーム部421は、X軸方向に延びる複数の軸部材421xと、Y軸方向に伸びる複数の軸部材421yと、Z軸方向に延びる複数本の軸部材421zとを含み、これら複数の軸部材を相互に組み合わせた直方体形状の枠体で構成される。
本体フレーム部421を構成する複数の軸部材421x,421y,421zは、第1のベースフレーム411を構成する複数の軸部材411x,411y,411zよりも長い軸長を有する。本実施形態では、Z軸方向に沿った軸部材421zは、第1のベースフレーム411の軸部材411zと第2のベースフレーム412の軸部材412zとの和よりも大きい軸長を有する。
複数の補助フレーム部422は、本体フレーム部421の四側面にそれぞれ設置される。補助フレーム部422は、X軸方向に延びる複数の軸部材422xと、Y軸方向に延びる複数の軸部材422yと、Z軸方向に延びる複数本の軸部材422zとを含み、これら複数の軸部材を相互に組み合わせた直方体形状の枠体で構成される。
各補助フレーム部422および本体フレーム部421各々の上面は、相互に面一となるように構成され、これにより第2の上端部42Tが形成される。第2の上端部42Tの適宜の位置には、作業テーブル100を固定するための複数のボルト締結孔が設けられている。
一方、各補助フレーム部422および本体フレーム部421各々の下面は、相互に面一となるように形成され、これにより第2の底部42Bが形成される。第2の底部42Bは、図示しない複数のアンカーボルトを介して床面Sに固定される。これらアンカーボルトによる固定位置は特に限定されず、例えば図4において符号Pで示す補助フレーム部422上の複数の固定位置において、架台ユニット400が床面Sに固定される。
本体フレーム部421および補助フレーム部422は、上記複数の軸部材をボルト締結あるいは溶接等により結合あるいは一体化される。上記各軸部材の長さ、断面形状、太さ等は特に限定されず、作業テーブル100を安定に支持することができる所定の剛性および強度が得られるように設計される。
(連結フレーム)
連結フレーム43は、第1の底部41Bと第2の底部42Bとを相互に連結する複数の軸部材で構成される。第1の底部41Bおよび第2の底部42Bは、それぞれ同一の平面上に形成される。連結フレーム43は、当該平面に平行な複数の軸部材で構成され、本実施形態では、図4に示すように、X軸方向に延びる複数の軸部材43xで構成されるが、これに代えて又はこれに加えて、Y軸方向に延びる複数の軸部材で構成されてもよい。
連結フレーム43を構成する複数の軸部材43xは、それぞれ独立した軸部材で構成されてもよいし、第1の架台41または第2の架台42を構成する軸部材と共通に構成されてもよい。本実施形態において軸部材43xは、第1の底部41Bを構成する軸部材411xと共通の軸部材で構成され、第2の底部42Bを構成する本体フレーム部421の軸部材421yにボルト締結あるいは溶接により一体的に接合されている。
連結フレーム43が第1の底部41Bと第2の底部42Bとの間に設けられるため、第1の上端部41Tから第2の上端部42Tに至るまでに、第1および第2の架台41,42を構成する複数の軸部材が介在することになる。これにより、ロボット本体200を支持する第1の上端部41Tから作業テーブル100を支持する第2の上端部42Tまでの振動伝達経路を最大限長くすることができる。したがって、ロボット本体200の旋回、伸縮等の動作に伴って発生する振動が、ワークWおよび検査ユニット300が載置される作業テーブル100へ伝達しにくくなり、ワークWの機能評価を安定かつ適正に実施することが可能となる。
特に本実施形態において、第1の架台41は、第1および第2のベースフレーム411,412の組み合わせ構造を有し、かつ、第2のベースフレーム412が第1のベースフレーム411よりも幅狭に構成されているため、振動面である第1の上端部41Tから連結フレーム43までの到達距離が、軸部材411x,411yを経由する分延長される。これにより、第1の架台41の剛性及び強度を高めつつ、作業テーブル100への振動伝達阻止機能のさらなる向上を図ることができる。
図5および図6は、構成の異なる2つの架台に白抜き矢印で示す方向へ所定の大きさの静荷重を加えたときの変形の様子を示すシミュレーション結果である。
図5は、本実施形態の架台構造に相当するシミュレーション結果であって、第1の架台41の上端部に水平方向から静荷重を加えたときの様子を示している。図5に示すように、変形は第1の架台41、連結フレーム43、第2の架台42の底部にとどまっており、第2の架台42の上端部における変形は認められなかった。
一方、図6は、比較例に係る架台構造に相当するシミュレーション結果である。この比較例では、共通のテーブル上にワーク、検査装置および搬送ロボットが設置される検査装置の架台構造を有し、当該架台を上記第2の架台と同一として上端部に水平方向から上記静荷重を加えたときの変形の様子を測定した。その結果、図6に示すように、変形は架台全体に及び、特に、上記テーブルを支持する上端部の変形が著しかった。このことから、本実施形態における優位性が容易に推認される。
さらに本実施形態によれば、第2の架台42の底部42Bを複数のアンカーボルトで床面Sに固定しているため、当該床面Sとの固定位置において振動伝達経路の縁切り効果を生じさせることができる。特に、第1および第2の架台41,42においてZ軸方向に延びる軸部材(支柱)の直下にアンカーボルトによる固定位置を設定することで、上記効果をより顕著なものとすることができる。なお、当該アンカーボルトによる固定位置を連結フレーム43に設定することによっても、上述と同様の効果を得ることができる。
以上のように本実施形態の架台ユニット400によれば、ロボット本体200によるワークWの搬送中であっても上記機能評価を適切に行うことができるため、検査装置一台あたりのサイクルタイムを短くすることができる。また、所望とするタクトを実現するための検査装置の台数を少なくすることができる。
また本実施形態の架台ユニット400においては、第1の架台41および第2の架台42が連結フレーム43を介して一体化されているため、例えば、装置の立ち上げ時やラインのレイアウト変更時において、両架台41,42の所望とする設置精度を確保することができる。これにより、2つの架台が分離している場合と比較して、架台ユニットの設置作業性を高めることができる。
[ロボット本体]
続いて、ロボット本体200の詳細について説明する。
図1に示すように、ロボット本体200は、多関節アーム210と、多関節アーム210の先端部に接続されたハンド部220と、多関節アーム210の基端部に接続された駆動ユニット230とを有する。
多関節アーム210は、例えば垂直多関節アームで構成されるが、これに限られず、水平多関節型、SCARA(Selective Compliance Assembly Robot Arm)型、フログレグ(frog leg)型、パラレルリンク型等の他の形式の多関節アームで構成されてもよい。
駆動ユニット230は、第1の架台41の第2のベースフレーム412との間に固定され、コントローラ30から送信される制御指令に基づいて多関節アーム210およびハンド部220を駆動する。コントローラ30は、多関節アーム210の伸縮、Z軸まわりの旋回およびハンド部220の回転等の動作を制御する。典型的には、コントローラ30は、当該コントローラのメモリに格納されたプログラムを実行することで、ロボット本体200を所定のシーケンスで動作させる。
[クランプ装置]
ハンド部220は、ワークWを把持可能なクランプ装置で構成される。以下、ハンド部220を構成するクランプ装置の詳細について説明する。
図7〜図12は、ハンド部220を構成するクランプ装置500を概略的に示す全体図であり、図7は斜視図、図8は正面図、図9は平面図、図10は側面図、図11はクランプ装置500の作用を説明する平面図、図12はその正面図である。各図においてa軸、b軸およびc軸は相互に直交する3軸方向を示しており、特にa軸方向は、クランプ装置500の正面方向を示している。
クランプ装置500は、ベース部50と、第1のクランプユニット51と、第2のクランプユニット52とを有する。
(ベース部)
ベース部50は、アルミニウム合金等の金属材料で構成され、ab平面に平行な主面を有する板状部材で構成される。
ベース部50は、その周縁からa軸方向およびb軸方向にそれぞれ突出する板状の複数の突出片501A,501B,501Cおよび501Dを有する。突出片501Aおよび501Bはそれぞれa軸方向に対向し、突出片501Cおよび501Dはそれぞれb軸方向に対向する。突出片501Aおよび501Bは、b軸方向に対向して2組形成される。一方、突出片501Cおよび501Dは、突出片501B側へ偏った位置に1組形成される。
ベース部50の主面には、多関節アーム210の先端部211と接続される接続部503が設けられている。接続部503は、多関節アーム210の先端部に対して、a軸まわりに回動可能に接続される。
(第1のクランプユニット)
第1のクランプユニット51は、爪部511A,511B(第1および第2の爪部)と、駆動源512A,512B(第1および第2の駆動源)と、リニアガイド513A,513B(第1および第2のリニアガイド)とを有する。
爪部511A,511Bは、a軸方向に相互に対向し、第1のクランプ位置でワークWをa軸方向にクランプする。駆動源512A,512Bは、爪部511A,511Bにそれぞれ連結され、爪部511A,511Bを上記第1のクランプ位置へ移動させる。リニアガイド513A,513Bは、ベース部50に設けられ、爪部511A,511Bをそれぞれベース部50に対して移動可能に支持する。
爪部511Aは、突出片501Aにa軸方向に移動可能に取り付けられる。爪部511Bは、突出片501Bにa軸方向に移動可能に取り付けられる。本実施形態では、爪部511A,511Bは、b軸方向に2組配列される。
爪部511A,511Bは、b軸方向に幅方向、c軸方向に長手方向を有する垂直板部521と、b軸方向に幅方向、a軸方向に長手方向を有する水平板部522とを有する。垂直板部521の内面側のワークWとの接触領域には、例えばシリコーンゴムからなる弾性からなる保護層511Rが設けられている。これにより、爪部511A,511CとワークWとの密着性を高めることができるとともに、クランプ時におけるワークの損傷を防止することができる。
駆動源512Aは、突出片501Aの一方の主面(図10において上面)に固定され、a軸方向に伸縮する駆動ロッドを介して爪部511Aの垂直板部521に連結される。駆動源512Bは、突出片501Bの一方の主面(図10において上面)に固定され、a軸方向に伸縮する駆動ロッドを介して爪部511Bの垂直板部に連結される。駆動源512A,512Bは、突出片501A,501Bの端部あるいはその近傍にそれぞれ固定される。駆動源512A,512Bは、エアシリンダで構成されるが、これ以外にも油圧シリンダ、電動モータ等の他のアクチュエータで構成されてもよい。
リニアガイド513Aは、突出片501Aの他方の主面(図10において下面)に設置される。リニアガイド513Bは、突出片501Bの他方の主面(図10において下面)に設置される。リニアガイド513A,513Bは、突出片501A,501B側に設置されたa軸方向に延びるガイドレールと、当該ガイドレールに沿って移動可能であり爪部511A,511Bの水平板部522に固定されたスライダとからそれぞれ構成される。
(第2のクランプユニット)
一方、第2のクランプユニット52は、爪部511C,511D(第3および第4の爪部)と、駆動源512C,512D(第3および第4の駆動源)と、リニアガイド513C,513D(第3および第4のリニアガイド)とを有する。
爪部511C,511Dは、b軸方向に相互に対向し、第2のクランプ位置でワークWをb軸方向にクランプする。駆動源512C,512Dは、爪部511C,511Dにそれぞれ連結され、爪部511C,511Dを上記第2のクランプ位置へ移動させる。リニアガイド513C,513Dは、ベース部50に設けられ、爪部511C,511Dをそれぞれベース部50に対して移動可能に支持する。
爪部511C,511D、駆動源512C,512Dおよびリニアガイド513C,513Dの詳細は、上述した爪部511A,511B、駆動源512A,512Bおよびリニアガイド513A,513Bと同様であるため、ここでは説明は省略する。
[クランプ装置の動作例]
爪部511A,511Bは、駆動源512A,512Bによって、ワークWをa軸方向にクランプする第1のクランプ位置(図11A、図12)と、上記クランプ作用を解除するクランプ解除位置(図11B)との間を移動可能に構成される。一方、爪部511C,511Dは、駆動源512C,512Dによって、ワークWをb軸方向にクランプする第2のクランプ位置(図11A、図12)と、上記クランプ作用を解除するクランプ解除位置(図11B)との間を移動可能に構成される。
上述の第1および第2のクランプユニット51,52によるクランプ動作は、各々同時に行われてもよいし、異なるタイミングで行われてもよい。また、各クランプユニット51,52におけるクランプ力は、ワークWを安定にクランプし搬送できるチャック力が得られる限りにおいて特に限定されない。
本実施形態において、クランプ装置500は、2軸方向からのクランプ作用によってワークWを安定にクランプすることができる。また、複数の爪部511A〜511Cはそれぞれ、独立して設けられた複数の駆動源512A〜512Dによって駆動されるとともに、リニアガイド513A〜513Dを介して突出片501A〜501Dに支持される。これにより、ワークWのクランプ時に爪部511A〜511Dに作用するモーメント負荷に対して高い耐久性が得られる。したがって本実施形態によれば、大型で高重量のワークであっても高い搬送精度を維持することが可能となる。
図13A,Bは、比較例に係るクランプ装置600の概略構成を示す平面図および正面図である。
当該クランプ装置600は、a軸方向に対向する一対の爪部611A,611Bと、b軸方向に対向する一対の爪部611C,611Dと、一対の爪部611A,611Bを共通に駆動する第1の駆動源612Aと、一対の爪部611C,611Dを共通に駆動する第2の駆動源612Bとを有する。第1および第2の駆動源612A,612Bは、ワークWの中央位置においてc軸方向に対向して配置される。
上記構成の比較例に係るクランプ装置600においては、駆動源612A,612Bと爪部611A〜611DにおけるワークWの支持点までの距離が長く、これにより駆動源612A,612Bに大きなモーメント荷重が加わるため、クランプ装置600の剛性および強度が低いと、搬送動作の高速化および搬送精度の確保が困難となる。
これに対して本実施形態のクランプ装置500においては、爪部511A〜511Dの駆動源512A〜512Dがそれぞれ独立であり、かつ、各駆動源512A〜512Dがベース部の各突出片501A〜501Dの端部にそれぞれ固定される。このため、駆動源512A〜512Dと爪部511A〜511Dとの距離を小さくすることができ、したがって各駆動源512A〜512Dに加わるモーメント荷重を小さくすることができる。これにより、ベース部50の剛性および強度を極度に大きくすることなく、搬送動作の高速化を実現できるとともに、所定の搬送精度を維持することができる。
(クランプ方法)
次に、本実施形態のクランプ装置500によるワークのクランプ方法について説明する。
図14A,Bは、横臥状態にあるワークWのクランプ手順を示すクランプ装置500の平面図である。
クランプ装置500の各爪部511A〜511Dは、多関節アーム210によって、搬送ライン20上のワークWの周面に対して所定の隙間をあけて配置される。そして、クランプ装置500は、図14A,Bに示す手順でワークWをクランプする。
まず図14Aに示すように、クランプ装置500は、駆動源512A,512Cを駆動して爪部511Aと爪部511Cとを第1および第2のクランプ位置にそれぞれ移動させる。続いて、図14Bに示すように、クランプ装置500は、駆動源512B,512Dを駆動して残りの爪部511B,511Dを第1および第2のクランプ位置へそれぞれ移動させる。
ここで、本実施形態では、第1および第2のクランプユニット51,52は、一方側の爪部511A,511Cについて各々の第1のクランプ位置を規制する規制部514A,514C(第1および第2の規制部)を有する。規制部514Aは、図10に示すように、突出片501Aの他方の主面に、爪部511Aの水平板部522の先端と対向するように設置される。一方、規制部514Cは、図8に示すように、突出片501Cの他方の主面に、爪部511Cの水平板部522と対向するように設置される。
爪部511A,511Cの第1のクランプ位置を規制することにより、これら爪部511A,511Cのクランプ位置を基準としたワークWの位置決めが可能となる。例えば、クランプ前においてワークWの周面に対する爪部511A〜511Cの位置にばらつきが生じる場合においても、爪部511A,511Bによってクランプ装置500に対するワークWの2つの側面W1,W2が位置決めされる。爪部511A,511CがワークWに当接する前に規制部514A,514Cによって移動規制を受けたとしても、その後の爪部511B,511Dの駆動によってワークWは爪部511A,511Cに向かって移動されるため、所期の位置決め精度が確保される。
第1のクランプ位置へ爪部511A,511Bを移動させるときの駆動源512A,512Bの駆動力は、それぞれ同一である場合に限られず、異なっていてもよい。同様に、第2のクランプ位置へ爪部511C,511Dを移動させるときの駆動源512C,512Dの駆動力は、それぞれ同一である場合に限られず、異なっていてもよい。
本実施形態では、一方側の駆動源512A,512Cが、他方側の駆動源512B,512Cよりも駆動力が大きく設定されており、これにより一方側の爪部511A,511Cは、第1および第2のクランプ位置へ向けて、他方側の爪部511B,511Dよりも大きな駆動力で移動させられるように構成される。駆動源512A,512Cの駆動力(第1の駆動力)と、駆動源512B,512Dの駆動力(第2の駆動力)との差は特に限定されないが、例えば、第1の駆動力は、第2の駆動力の1.5倍以上に設定される。
上記構成によれば、爪部511A,511CがワークWの側面W1,W2に接触しているか否かによらず、爪部511A,511Cは上記第1の駆動力で規制部514A,514Cに押し付けられる。この状態において爪部511B,511Dは、ワークWの他の側面を上記第2の駆動力で押し付ける。これにより、ワークWは、爪部511A,511Cに常に押し付けられた状態でクランプされるため、搬送中においてもクランプ装置500に対して所定の位置決め精度が確保されることになる。
なお、ワークWの基準面(W1,W2)を支持する爪部511A,511Cは、リニアガイド513A,513Cを構成するスライダの数を増やす等して、他の爪部511B,511Dと比較して剛性あるいは強度が高い設計とされてもよい。
上述のようにしてクランプされたワークWは、多関節アーム210によって側面W1が下向きとなる直立姿勢に変換された後、作業テーブル100の所定の検査位置に搬送される。このとき、検査位置には、クランプ装置500の爪部511Aを収容可能な逃げ部が設けられることで、移載後におけるクランプ解除動作が可能となる。検査ユニット300は、搬送されたワークWに対して電気的に接続された後、所定の検査動作を実行する。
一方、検査装置10は、作業テーブル100から検査済みのワークWを搬送ライン20上に搬送する。このときも図14A,Bに示した手順で、クランプ装置500により作業テーブル100上のワークWをクランプする。
以上、本技術の実施形態について説明したが、本技術は上述の実施形態にのみ限定されるものではなく、本技術の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
例えば以上の実施形態では、産業用ロボットとして、ワークの電気的な動作を検査する検査装置を例に挙げて説明したが、これに代えて、組立てユニットや溶接ユニットを備えた他の産業用ロボットにも適用可能である。
また以上の実施形態では、第1の架台41にワーク搬送用のロボット本体200が設置され、第2の架台42に検査ユニット300およびワークWを支持する作業テーブル100が設置されたが、これに限られない。例えば、第1および第2の架台に振動源となる他の装置が設置される場合においても、両架台間における振動の伝達(クロストーク)が抑制されるため、両架台上において精度の要求される独立した作業を実施することが可能となる。
また以上の実施形態では、第2の架台42は第1の架台41を囲むように配置されたが、両架台のレイアウトは特に限定されない。架台の数も2台に限られず、3台以上の架台が連結フレームを介して連結された種々の架台構造について本技術は適用可能である。
さらに、クランプ装置500の爪部511A〜511Cの形状は、上述の例に限られない。例えば図14に示すように、爪部の先端をワークW側に屈曲させてもよい。この場合、爪部の垂直板部521と水平板部522との間に斜面部523を設け、この斜面部523の表面に保護層511Rと同様の保護層515Rが取り付けられてもよい。これにより、ワークWの高さ位置を規制できるため、3軸方向におけるワークWのクランプ位置精度を向上させることができる。
なお、本技術は以下のような構成もとることができる。
(1)ロボット本体と、
前記ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する第1の架台と、
前記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、前記床面に設置される第2の底部とを有する第2の架台と、
前記第1の底部と前記第2の底部とを相互に連結する連結フレームと
を具備する産業用ロボット。
(2)上記(1)に記載の産業用ロボットであって、
前記第2の架台は、前記第2の上端部に設置され開口部を有する作業テーブルをさらに有し、
前記搬送ロボットは、前記開口部の内部に配置される
産業用ロボット。
(3)上記(2)に記載の産業用ロボットであって、
前記作業テーブルに設置され、前記ワークを評価する検査ユニットをさらに具備し、
前記ロボット本体は、前記作業テーブルに前記ワークを搬送する搬送ロボットである
産業用ロボット。
(4)上記(1)〜(3)のいずれか1つに記載の産業用ロボットであって、
前記第1の底部、前記第2の底部および前記連結フレームの少なくとも1つは、前記床面にボルト固定される
産業用ロボット。
(5)上記(1)〜(4)のいずれか1つに記載の産業用ロボットであって、
前記第1の架台は、
前記第1の底部を有する立体構造の第1のベースフレームと、
前記第1の上端部を有し、前記第1のベースフレームに着脱可能に構成された立体構造の第2のベースフレームとを有する
産業用ロボット。
(6)上記(1)〜(5)のいずれか1つに記載の産業用ロボットであって、
前記ロボット本体は、多関節アームを有する
産業用ロボット。
(7)上記(6)に記載の産業用ロボットであって、
前記ロボット本体は、前記多関節アームに装着されたクランプ装置をさらに有する
産業用ロボット。
(8)ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する第1の架台と、
前記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、前記床面に設置される第2の底部とを有する第2の架台と、
前記第1の底部と前記第2の底部とを相互に連結する連結フレームと
を具備する産業用ロボットの架台ユニット。
10…検査装置
20…搬送ライン
41…第1の架台
42…第2の架台
43…連結フレーム
50…ベース部
51…第1のクランプユニット
52…第2のクランプユニット
100…作業テーブル
200…ロボット本体
210…多関節アーム
300…検査ユニット
400…架台ユニット
411…第1のベースフレーム
412…第2のベースフレーム
500…クランプ装置
511A〜511D…爪部
511R,515R…保護層
512A〜512D…駆動源
513A〜513D…リニアガイド
514A,514C…規制部
W…ワーク

Claims (7)

  1. ロボット本体と、
    前記ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する第1の架台と、
    前記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、前記床面に設置される第2の底部と、前記第2の上端部に設置され前記ロボット本体が内部に配置される開口部を有する作業テーブルと、を有する第2の架台と、
    前記第1の底部と前記第2の底部とを相互に連結する連結フレームと
    を具備する産業用ロボット。
  2. 請求項に記載の産業用ロボットであって、
    前記作業テーブルに設置され、前記ワークを評価する検査ユニットをさらに具備し、
    前記ロボット本体は、前記作業テーブルに前記ワークを搬送する搬送ロボットである
    産業用ロボット。
  3. 請求項1または2に記載の産業用ロボットであって、
    前記第1の底部、前記第2の底部および前記連結フレームの少なくとも1つは、前記床面にボルト固定される
    産業用ロボット。
  4. 請求項1〜のいずれか1つに記載の産業用ロボットであって、
    前記第1の架台は、
    前記第1の底部を有する立体構造の第1のベースフレームと、
    前記第1の上端部を有し、前記第1のベースフレームに着脱可能に構成された立体構造の第2のベースフレームとを有する
    産業用ロボット。
  5. 請求項1〜のいずれか1つに記載の産業用ロボットであって、
    前記ロボット本体は、多関節アームを有する
    産業用ロボット。
  6. 請求項に記載の産業用ロボットであって、
    前記ロボット本体は、前記多関節アームに装着されたクランプ装置をさらに有する
    産業用ロボット。
  7. ロボット本体を支持する第1の上端部と、床面に設置される第1の底部とを有する第1の架台と、
    前記ロボット本体によって処理される複数のワークが載置される第2の上端部と、前記床面に設置される第2の底部と、前記第2の上端部に設置され前記ロボット本体が内部に配置される開口部を有する作業テーブルと、を有する第2の架台と、
    前記第1の底部と前記第2の底部とを相互に連結する連結フレームと
    を具備する産業用ロボットの架台ユニット。
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