JP5681456B2 - 統合出来高管理ワークフローのための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム(統合出来高管理ワークフロー) - Google Patents

統合出来高管理ワークフローのための方法、システム、およびコンピュータ・プログラム(統合出来高管理ワークフロー) Download PDF

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Description

本発明は、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するための方法、システム、またはコンピュータ・プログラムに関し、該マトリクスはロールベースであって、契約後の実施、作業認可、変更要請、および差異分析報告の4つの基本的なワークフロー・プロセスを有する。
出来高管理(EVM:Earned value management)は、極めて労働集約的、文書集約的なプロセスである。出来高管理は、プロジェクトの範囲、スケジュール、およびコストの測定を単一の統合指標に組み合わせることによって、プロジェクトのパフォーマンスを客観的に計測する技法である。企業および他の事業体は、国防省が示す厳格な規準(例、ANSI−748)に適合しなければならず、これら事業体のプログラムおよび関係するプロジェクトは、何時においても監査の対象になり得る。ANSI−748規格は、出来高管理システム(EVMS:earned value management system)のガイドラインおよび共通用語を包含しておりこれらは規範的内容である。また、該規格は、出来高管理システムのプロセスの詳解、システムの文書、およびシステムの評価のセクションを包含し、これらは適用および実施への洞察を提供する参考情報セクションである。データは、多数のツールおよびデータベースに亘って分散され得、報告のための統合が厄介になる。契約要約書、作業認可文書、変更要請書、および差異分析報告書作成のためのワークフローがあるが、ほとんどの部分が全面的なペーパー・ベースである。各文書には署名が必要で、情報は、さまざまの分かれた場所に履歴順に存在する。一プログラムのライフサイクルを通しての文書が、多数の3穴バインダを満杯にすることがあり、必要な情報を見付けるのがしばしば困難なことがある。できるだけユーザの手作業介入を限定し、しかしてプロセスおよび方法論に対するより大きな制御性を提供するためワークフローの自動化が必要である。
従来技術のシステムにおいては、公共部門の出来高管理PMOは、年毎に主要な出来高管理の世界カンファレンスだけには出席してこの高度に専門化された業務の最新の傾向に遅れないようにしている。企業または専門事業体のプロジェクト管理室(PMO:project management office)とは、一般にプロジェクト管理に関係するプロセスの標準を規定し維持する、組織内の部門またはグループである。データの統合化によって出来高管理の手順およびANSI−748への適合を効率化し単純化する自動化ワークフローを実施する知られた対処策はない。
出来高契約には多大に時間のかかるプロセスがあり、上記のような目標を満たせば、管理に費消される時間を大幅に削減し、データ精度を向上し、生産性を大きく改善することができよう。
報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を、しかしてエラーを低減し、出来高管理文書の作成を自動化することが求められている。
従って、前述したような関連問題を解決する必要性がある。
本発明の方法およびシステムは、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化することができ、該マトリックスは、契約後の実施、作業認可、変更要請、および差異分析報告の4つの基本的なワークフロー・プロセスを有する。
本発明は、契約要約書、作業認可書式とも呼ばれる作業認可文書(WAD:work authorization document)、ベースライン変更要請書、および差異分析報告書のための自動化電子書式ベースのワークフロー、並びに、プログラム別、月度別、管理アカウント・マネージャ別に、ロールアップを用いた効率的な差異分析報告などの機能を遂行するカスタムな対処策を提供する。
本発明は、システム中にカスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書作成を自動化する方法を提供し、該方法は、総合マスタ・スケジュールと出来高管理(EVM)システムとの間に統括アカウントを設定するステップ、作業認可書および対応するワークフローを自動的に作成するステップ、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とを結合するステップ、階層的な仕方で差異分析報告書を作成し編成するステップ、効率的仕方で最終的出来高管理文書を編成するステップ、出来高管理システム中の統括アカウント識別子(ID:identifier)に対応する、総合マスタ・スケジュールの作業区分構造IDをスキャンするステップ、自動的に、電子書式作業認可書を作成し、該電子書式作業認可書をリンクし、該電子書式作業認可書を送信するステップ、出来高管理システムから予算データおよび実施時期データを電子書式作業認可書に自動的に取り入れるステップ、出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは追加作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規の「増加」エントリを生成し、統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、ステップ、作業認可書が承認された統括アカウント、並びにそれら統括アカウントの月度および累積のコスト差異およびスケジュール差異が閾値を外れたかどうか、の組合せに基づいて、カスタム・デザインされた階層的ユーザ・ポータル中に差異分析報告書を作成するステップ、各ワークフローの最後において、プロセス承認された文書を、自動的にまとめ、整理終結し、プログラム固有の文書リポジトリ中に格納するステップなどを有することができる。
本発明は、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、システムにおける出来高管理文書のカスタム・デザインされたマトリクスの生成を自動化するためのシステムをさらに提供することができ、該システムは、総合マスタ・スケジュールと出来高管理(EVM)システムとの間に統括アカウントを設定するための統括アカウント設定コンポーネントと、作業認可書および対応するワークフローを自動的に作成するための作業認可書および対応ワークフロー作成コンポーネントと、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とを結合するための結合コンポーネントと、階層的な仕方で差異分析報告書を作成し編成するための報告書作成および編成コンポーネントと、効率的な仕方で最終的出来高管理文書を編成するための出来高管理文書編成コンポーネントと、出来高管理システム中の統括アカウントIDに対応する、総合マスタ・スケジュールの作業区分構造IDをスキャンするためのスキャニング・コンポーネントと、自動的に、電子書式作業認可書を作成し、該電子書式作業認可書をリンクし、該電子書式作業認可書を送信するための書式およびリンク・ゼネレータと、追加の作業を格納し、統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストするための統括アカウント・マトリクスと、を有することができる。
本発明は、プロセッシング・ユニット、メモリ、バス、入力/出力(I/O:input/output)インタフェース、アプリケーションを含むシステムで作動させるためコンピュータ可読媒体中に具現化されたコンピュータ・プログラムをさらに提供することができ、該コンピュータ・プログラムは、カスタム・デザインされたマトリクスを使って、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の生成を自動化するための方法をシステム中に実装し、該方法は、総合マスタ・スケジュールと出来高管理(EVM)システムとの間に統括アカウントを設定するステップと、作業認可書および対応するワークフローを自動的に作成するステップと、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とを結合するステップと、階層的な仕方で差異分析報告書を作成し編成するステップと、効率的仕方で最終的出来高管理文書を編成するステップと、出来高管理システム中の統括アカウント識別子(ID)に対応する、総合マスタ・スケジュールの作業区分構造IDをスキャンするステップと、自動的に、電子書式作業認可書を作成し、該電子書式作業認可書をリンクし、該電子書式作業認可書を送信するステップと、出来高管理システムから予算データおよび実施時期データを電子書式作業認可書に自動的に取り入れるステップと、出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは、自動的に、追加作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規の「増加」エントリを生成し、統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各々の修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、ステップと、を有する。
本発明は、コンピュータ可読コードのコンピューティング・システムへの一体化を含むコンピューティング・インフラストラクチャを展開するための方法をさらに提供することができ、該コードは、コンピューティング・システムと相まって、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するためのプロセスを遂行することができ、該プロセスは、総合マスタ・スケジュールと出来高管理(EVM)システムとの間に統括アカウントを設定するステップ、作業認可書および対応するワークフローを自動的に作成するステップ、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とを結合するステップ、階層的な仕方で差異分析報告書を作成し編成するステップ、効率的仕方で最終的出来高管理文書を編成するステップなどを有する。
本発明によれば、出来高契約の管理かかる多大な時間を大幅に削減し、データ精度を向上し、生産性を大きく改善することができる。
本発明の実施形態を実施するのに適したあるデータ処理システムを示す。 本発明の実施形態を実施するためのあるネットワークを示す。 本発明の方法のある実施形態を図示する。 本発明のシステムのある実施形態を図示する。 本発明のシステムの別の実施形態を図示する。
本発明のこれらのおよび他の特質は、以下の本発明のさまざまな態様の詳細な説明を添付の図面と併せ把握することによってより容易に理解することができよう。
図面は、概略図であり本発明の特定のパラメータを描写することは意図されていない。これら図面は、本発明の典型的な実施形態を示すことを意図するものであり、従って、本発明の範囲を限定するものと見なすべきではない。
本発明は、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するためのシステムおよび方法を含む。本発明は、契約後の実施、作業認可、変更要請、および差異分析報告の4つの基本的なワークフロー・プロセスを有することができる。
図1は、本発明の実施形態を実施するのに適したデータ処理システム102を有し得るあるシステム100を示す。データ処理システム102は、ディスプレイ120、外部デバイス(群)116、およびビデオ・カメラ140に連結された、あるいは、I/Oインタフェース(群)114を介して連結されている、ユーザにコンピュータ・システム104へのインタフェースを提供する他の周辺デバイスに連結された、コンピュータ・システム104を有し得る。コンピュータ・システム104は、プロセッシング・ユニット106、I/Oインタフェース(群)114、ネットワーク・アダプタ138、およびメモリ110などのモジュール間の内部通信を提供するための内部バス112を有し得る。メモリ110は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM:random access memory)130、キャッシュ132、および記憶システム118または他の形態のメモリを有し得る。RAMは、格納されたデータに任意の順序すなわちランダムにアクセスすることが可能な集積回路の形態を取り得る。記憶システム118は、テープ、磁気ディスク、および光ディスクの形態を取り得、通常、データの長期保存に用いられる。キャッシュ132は、オリジナル・データをフェッチしたり、または計算したりするのが、(より長いアクセス時間のせいで)キャッシュの読取りコストに比べて高くつく場合に、他の場所に格納されたまたは前に計算されたオリジナルの値を複製したデータのコレクションを格納するためのメモリである。言い換えれば、キャッシュは、迅速なアクセスのため、頻繁にアクセスされるデータを格納できる一時的記憶場所である。かかるデータがキャッシュに格納されていれば、以降は、オリジナルのデータを再フェッチまたは再計算しないでキャッシュされたコピーにアクセスして、それを使うことができる。キャッシュは、典型的なコンピュータ・アプリケーションにおいて、アクセス・パターンが局所的参照ですむので、多くのコンピューティング分野において極めて効果的であることが知られている。
図2は、本発明の実施形態を実施するためのあるネットワーク・システム200を示す。ネットワーク・システム200は、ネットワーク210またはネットワーク接続206、208を介し相互接続された、データ処理ユニット202、204などのコンピュータの群を有することができ、例えばローカル・エリア・ネットワーク(LAN:local area network)または相互接続ネットワークなどの種類であり得る。プリンタ212および記憶装置214をネットワーク接続216、218を介してネットワーク210に連結することができる。基本的ネットワーク・コンポーネントは、ネットワーク・インタフェース・カード、リピータ、ハブ、ブリッジ、スイッチ、およびルータを含み得る。データ処理ユニット202、204は、ウェブ・サーバ、または個人用コンピュータなどのコンピュータ、または他のユーザ・エージェントであり得る。ウェブ・サーバは、一般に、クライアント(ウェブ・ブラウザなどのユーザ・エージェント)からのHTTP要求を受理し、通常はHTMLドキュメントおよびリンクされたオブジェクト(画像その他)などのウェブ・ページである任意のデータ・コンテンツとともにクライアントに対しHTTP応答を提供する役割を果たすための、ハードウエアおよびソフトウエアを有する。本文書では「ウェブ・ブラウザ」という用語を使っているが、インターネット上の情報源を検索し、提示し、ネットを往来するための任意のアプリケーションを考慮に入れなければならない。
米国国防省などからの契約受注の後、企業または他の事業体は、責任分担マトリクス(RAMatrix:responsibility assignment matrix)を作成しなければならない。ソリューション展開記述子(SDD:solution deployment descriptor)に従い、責任分担マトリクスは、作業区分構造中に詳記された各作業に対する組織の責任を設定する。プロジェクト管理およびシステム工学における作業区分構造(WBS:work breakdown structure)は、プロジェクトの個々の作業エレメント(またはタスク)を、該プロジェクトの全体作業範囲の体系付けおよび明確化の助力となるような仕方で、定義しグループ化するために使われるツールである。責任分担マトリクスは、各プロジェクト組織エレメントに割り当てられた作業を明らかにし、全ての活動が識別されそれを履行するよう指定された責任組織エレメントを有することを確実にする。しかして、責任分担マトリクスは、組織区分構造を一つの軸とし、作業区分構造を他方の軸として描かれたマトリクスである。組織区分構造(OBS:Organizational breakdown structure)は、プロジェクトまたは事業体内の責任の異なったレベルを表す全体的な階層である。組織区分構造は、通常、事業を構成している、トップレベル要員からその下のさまざまなレベルの要員による組織の経営構造を反映する。さらに、責任分担マトリクスは、各組織エレメントまたは管理者が、自分が責任を持つ作業と組織内の指揮系統とを存知することを確実にする。
契約後の実施ワークフローでは、責任分担マトリクスを生成しなくてもよい。しかしながら、IMS(プログラム計画/スケジュール)提案が発行された結果としてプログラム出来高管理システム文書ライブラリが生成されたときに、責任分担マトリクス・テンプレートを設けることができる。このテンプレートは、プログラム・スケジュールにおける、統括アカウントそれぞれのエレメントを規定するために使われることになる。これは、契約概要書(CB:contract brief)が作成された後、プロジェクト・サーバ中の計画を更新するため、マスタ・スケジューラによって使われることになる。
契約概要書およびプロジェクト認可書(PAD:project authorization document)が作成され承認されることを確実にするため、契約後の実施ワークフローは、本発明の特定のプロセスをたどることができる。
1. 出来高管理システム管理者は、Microsoft(R) Project Professionalなどのソフトウエア製品の中にプロジェクト計画(IMS)を展開することができる。Microsoft Project Professionalは、Microsoft Corporationの商標または登録商標である。
2. 例えば、ユーザは、マウスのボタンを使って、ユーザ・インタフェース上の「開く」ボタンをクリックすることによってプロジェクト・ワークフローの登録情報にアクセスする。
3. 有効なマイクロフレーム・プログラム・マネージャ・ユーザ名およびパスワードが入力されると、マイクロフレーム・プログラム・マネージャ・プロジェクトIDドロップダウン・メニューの中で、マイクロフレーム・プログラム・マネージャ・プロジェクトのリストが参照可能になる。
4. 次いで、当該スケジュールに関係するマイクロフレーム・プログラム・マネージャ・プロジェクトIDが選定される。
5. このとき、プロジェクト管理者、プログラム管理者(PM:program manager)および契約管理者を選定することができる。
6. プロジェクト計画ステータスが「アクティブ」に変更されると、そのプロジェクトは公示される。
7. プロジェクトの公示に当たっては、バックグラウンドで以下のイベントが起こり得る:プロジェクトの協働に使うことのできる作業空間が生成され得る。また、この作業空間には、仕上がり済みのワークフロー文書(例、契約概要書、作業認可文書または書式類、ベースライン変更要請書、差異分析報告書(VAR:variance analysis report)を包含することができる。プロジェクトに対する契約概要書を作成することができ、プロジェクト管理者に対し、契約概要書のおよび必要な場合プロジェクト認可文書の作成開始を要求するメッセージを送信することができる。
8. このときプロジェクト管理者に、契約概要書へのリンクを使ってメッセージを自動的にeメール送信することができる。
9. 次いで、プロジェクト管理者が、ユーザ・インタフェース上の「契約概要書へのアクセス」ボタンを、次に「開く」ボタンをクリックすることができ、該契約概要書のウェブ書式に自動的にアクセスが行われ新規のウィンドウに表示される。
契約後の実施プロセスが完了した時点で、契約概要書、および適用される場合はプロジェクト認可書が、関係するプロジェクト/プログラムに対するInfoPath(R)の書式ライブラリに格納される。Microsoft Office(R) InfoPath(R)は、XMLベースのデータ入力書式を作成するために使われるアプリケーションである。「Microsoft」、「Office」および「InfoPath」は、Microsoft Corporationの商標または登録商標である。Microsoft(R) Office InfoPath(R)は、XMLベースのデータ入力書式を作成するため用いられるアプリケーションの単なる一例として引用したもので、本発明を実施するため必ず必要なものではない。これが行われたならば、マスタ・スケジューラは、上記プロジェクト計画ソフトウエア製品中にプロジェクト計画を開き、統括アカウント管理者(CAM:control account manager)および統括アカウントに関連する各作業区分構造エレメントに対する部門管理者を指定することができる。これらの割当ては、作業認可文書を作成するために使われることになる。
プログラム・スケジュール中の作業の実施の認可は、作業認可文書によって取り扱われる。作業認可文書または書式により、作業の計画および活動の開始が許可される。各統括アカウントに対し単一通の作業認可書が作成発行され、これに対し統括アカウント管理者の承認および審査が必要となる。作業認可文書の承認には、プロジェクト管理者、部門管理者(プロジェクト管理者が部門管理者である場合を除く、前記の場合プロジェクト管理者の署名だけが必要)、および統括アカウント管理者の署名が必要である。しかして、作業認可書は、責任当事者の間での組織内の契約書としての役割を果たす。プロジェクト管理者は、予算およびスケジュールが全体的契約予算ベースに整合していることの検証として、作業認可文書を審査し承認する。作業認可文書が作成され承認されることを確実にするため、作業認可ワークフローは特定のプロセスをたどることになる。
プログラムの実施経過中、周期的に変更要請を開始する必要が生じる。変更要請は内部的なあるいは外部的なものであり得る。
内部変更要請は、通常、プロジェクト管理者の助力を得て、統括アカウント管理者が開始する。変更の内容は、ベースライン変更要請書(BCR:baseline change request)を介して文書化される。
変更の種類に応じて、プロジェクト管理者は、作業区分構造、組織区分構造、責任分担マトリクス、IMS(プログラム計画/スケジュール)、および補助スケジュール、統括アカウント、作業パッケージ、計画パッケージ、要約レベル計画パッケージなどの、必要な修正作業認可文書および修正プロジェクト文書を作成することになる。
外部変更要請は、顧客に認定され承認された元の契約に対する修正が必要になる。契約変更では、作業またはスケジュールの範囲の変更が認可され、通常、契約予算ベースのドル額の変更を伴う。顧客に認可された全ての変更は、プロジェクト認可文書/作業認可文書を介し許可され、ベースラインに対する調整としてシステムに入力される前に、公式な文書(契約概要書)によって裏付けられていなければならない。
出来高管理システム・ワークフローは、外部変更要請を2つの可能なシナリオの一部として取り扱うことになる。
1. 契約変更が全く新規の仕事を含む。これは作業区分構造エレメントの新しい一組の生成、および関連する作業認可文書の承認を必要とする。
2. 既存の作業の作業区分構造エレメントに対する期間または予算あるいはその両方の修正が必要となる。プログラム・スケジュールを修正し、既存の作業認可文書を更新しなければならない。ベースライン変更要請書が作成され承認されることを確実にするため、変更要請ワークフローは特定のプロセスをたどることになる。
例えば、IBM(IBM社の登録商標)の出来高管理システムSDD(System Description Document(システム記述文書))(IBMの登録商標)によれば、出来高管理システムは、差異(例、スケジュール差異、コスト差異、完了時の差異)が、報告期間末において事前設定された閾値を超えている統括アカウントを識別する。IBMはInternational Business Machines Corporationの登録商標である。閾値を超えているアカウントに対しては報告書が作成される。これらの報告書は、統括アカウント管理者に彼らが差異分析報告書(VAR)を作成するための情報を提供する。このプロセスは、高位レベルの経営者に対し、進捗をモニタし、是正処置計画をフォロー・アップするための手段を提供する。差異分析報告書は、マイクロフレーム・プログラム・マネージャ・システムによって自動的に生成される。自動化された出来高管理システム・ワークフロー対処策は、差異分析報告書の統括アカウント別の分析プロセスを単純化し、統括アカウント管理者が自分たちが責任を持つ分野を更新できるようにする。また、この対処策は、システム管理者およびプロジェクト管理者が、全ての対応を単一の報告書に集約することを可能にする。差異分析報告書が作成され承認されることを確実にするため、作業認可ワークフローは特定のプロセスをたどることになる。
本発明の統合的出来高管理ワークフローの固有の特質の一部が、図3のステップ302から始まる方法300中に示されている。
1. 総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間の統括アカウント設定のステップ304において、総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間に統括アカウントが設定される。ステップ306において、本発明のシステムおよび方法は、出来高管理システム中の統括アカウントIDに対応する、総合マスタ・スケジュールの作業区分構造IDをスキャンすることを可能にする。これには、直接合致するものおよび下位レベルの全作業区分構造を含めることができる。統括アカウントに対する正確な実施時期を提供するため、下位レベルに対し、過早の開始および遅延した完了日付が、統括アカウント・レベルにロール・アップされる。作業認可の効率化のため、全てのアカウントがカスタム・デザインされたマトリクス/ユーザ・ポータルにリストされる。
2. 作業認可書および対応するワークフローの自動作成のステップ308において、作業認可書および対応するワークフローが自動的に作成される。プロジェクト管理者は、本発明のシステムおよび方法を用いて、統括アカウント・マトリクス(「作業認可文書センタ」とも呼ばれる)を貫いてスキャンし、作業の認可が必要な統括アカウントを選定することができる。ステップ310において、ボタンのクリックによって、電子書式作業認可書を自動的に作成することができ、これら書式へのリンクを担当の統括アカウント管理者に送信し、しかして特定の統括アカウントに対する承認/否認の連鎖を開始することができる。また、ステップ312において、各作業認可書式は、出来高管理システムから、予算データ、および総合マスタ・スケジュールのスキャンからロール・アップされた前述の実施時期を自動的に取り入れることができる。
3. ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書との結合のステップ314において、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とが結合される。(自動化ワークフローを介して)ベースライン変更要請書が提出され、全ての責任当事者に承認された後、本発明のシステムおよび方法は、ステップ316において、出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは追加作業のため作業認可文書マトリクス中に新規の「増加」エントリを自動的に生成することができる。既存の統括アカウントの各修正は、そのベースライン変更要請書番号とともに作業認可文書マトリクス中にリストすることができる。これにより、一つのアカウントに対する全変更履歴およびそれに関連する変更要請承認プロセスの簡単な追跡が可能になる。
4. 差異分析報告書の階層的編成および作成のステップ318において、差異分析報告書が階層的な仕方で作成され編成される。作業認可書が承認された統括アカウント、並びにそれら統括アカウントの月度および累積のコスト差異およびスケジュール差異が閾値を外れたかどうか、の組合せに基づいて、カスタム・デザインされた階層的ユーザ・ポータル中に差異分析報告書(VAR)を作成することができる。このポータルは、現在から契約開始時まで遡って月度別に差異分析報告書の作成を可能にする。出来高プロジェクト中の(前述の基準を満たす)全統括アカウントに対しまとめて差異分析報告書を作成し、次いで、各プロジェクト管理者による効率的なレビューのため統括アカウント管理者がグループ分けすることができる。作成され次第、担当の統括アカウント管理者にeメールを自動的に送信することができ、統括アカウント管理者の差異の説明に対する各プロジェクト管理者の同意を得るためのワークフローを始動することができる。
5. 最終的出来高管理文書の効率的編成のステップ320において、最終的EVM文書が効率的な仕方で編成される。各ワークフロー・プロセス(これまでのところ、これには契約概要、作業認可、ベースライン変更要請、および差異分析報告が含まれる)の最後において、承認された文書は、自動的に、まとめ、整理終了し、プログラム固有の文書リポジトリに格納することができる。これらのリポジトリは、プロジェクト/プログラムの全ライフサイクルを通して、統括アカウント関連情報へのアクセスおよびその編成を提供する、統括アカウント管理者のノートブックの一部として用いることができる。該方法は322において終了する。
図4は、総合マスタ・スケジュール405と出来高管理システム407との間に統括アカウントを設定するための設定コンポーネント404を有する、本発明を実施するためのシステム402のある実施形態400を図示する。システム402は、スキャニング・コンポーネント403によるスキャンを可能にし、出来高管理システム407中の統括アカウントID411に対応する、総合マスタ・スケジュール405の作業区分構造ID409をスキャンさせることができる。これには、直接合致するものおよび下位レベルの全作業区分構造を含めることができる。統括アカウントに対する正確な実施の時期を提供するため、下位レベルに対し、過早の開始および遅延した完了日付が統括アカウント・レベルにロール・アップされる。効率的作業認可のため、全てのアカウントがカスタム・デザインされたマトリクス/ユーザ・ポータルにリストされる。
システム402は、作業認可書および対応するワークフロー・コンポーネント406をさらに有することができる。本発明のシステムおよび方法を用いて、プロジェクト管理者は、統括アカウント・マトリクス414(「作業認可文書センタ」とも呼ばれる)を貫いてスキャンし、作業の認可が必要な統括アカウント416を選定することができる。ボタンのクリックによって、書式およびリンク・ゼネレータ418が、電子書式作業認可書を自動的に作成しこれら書式へのリンクを担当の統括アカウント管理者に送信することができる。
システム402は、ベースライン変更要請書とそれに続く作業認可書とを結合するための結合コンポーネント408をさらに有することができる。報告書作成および編成コンポーネント410は、作業認可書が承認された統括アカウント、並びにそれら統括アカウントの月度および累積のコスト差異およびケジュール差異が閾値を外れたかどうか、の組合せに基づいて報告書を作成、編成し、差異分析報告書(VAR)は、カスタム・デザインされた階層的ユーザ・ポータル中に作成することができる。出来高管理文書編成コンポーネント412は、各ワークフロー・プロセス(これまでのところ、これには契約概要、作業認可、ベースライン変更要請、および差異分析報告が含まれる)の最後において、効率的な仕方で出来高管理文書を編成し、承認された文書は、自動的に、まとめ、整理終了し、プログラム固有の文書リポジトリに格納することができる。これらのリポジトリは、プロジェクト/プログラムの全ライフサイクルを通して、統括アカウント関連情報へのアクセスおよびその編成を提供する、統括アカウント管理者のノートブックの一部として用いることができる。
図5は、Deltek Cobra(R)または他のシステムの出来高管理ソフトウエアをサポートできる出来高管理(EVM)システム502を有する、本発明のシステム500のある実施形態を図示する。Deltek Cobraは、Deltek,Inc.が提供している出来高管理ソフトウエアである。EVMシステム502は、会計文書510を会計システム506に送信することができる。システム500は、EPMシステム514と、プロジェクト資源526、統括アカウント管理者(CAM)528、プロジェクト管理者530、プロジェクト部門管理者532、および契約管理者534など、複数の当事者508との両方に連結されたタイムシート・システム504をさらに有することができる。タイムシート・システム504は、複数の当事者508から時間エントリ情報を受信し、その情報を会計システム506およびEPMシステム514に供給することができる。エンタープライズ・プロジェクト・マネジメント(EPM:Enterprise Project Management)は、広義において、組織が、改革への変化を一体的に管理し、組織自体を変化に適合させることを支援する組織的発展の分野である。近年、(IT)によるガバナンス実践の一般的な導入に伴い、エンタープライズ・プロジェクト・マネジメントはより特定的になっていて、1990年代の焦点は一般に単一のプロジェクトの管理に向けられていたが、その後の何十年かで、企業内におけるプロジェクトは一つ単独のものではあり得ないという事実に焦点が置かれるようになっている。プロジェクトは、事業体内の多くの他のプロジェクトと共存し、あるいは一つ以上のプログラムの一部であり得る。プロジェクトは、他のプロジェクトとの間で共有される(人的)資源を利用することができる。EPMシステム514は、プロジェクト・サーバ・ソフトウエア、OpenPlan(商標)、およびPrimavera(商標)または他のプロジェクト計画ソフトウエアを有することができ、スケジューリング情報などのプロジェクト計画情報を、VARセンタ520、WADセンタ522、および変更要請センタ524を有し得る自動ワークフロー・システム512に供給することができる。OpenPlanは Deltekの商標であり、Primaveraは Oracle Corporationの商標である。HRシステム516は、ユーザおよびプロジェクトの情報を、自動ワークフロー・システム512およびEPMシステム514に供給することができる。eメールシステム518は、自動ワークフロー・システム512から受信した情報、ワークフロー通知を、複数の当事者508に供給することができる。複数の当事者508は、自動ワークフロー・システム512と通信することができ、変更要請センタ524、WADセンタ522、およびVARセンタ520に供給される、契約概要書、WAD、およびVARなどのファイル509を送信および受信する。
本明細書で使用される、「プログラム・コード」と「コンピュータ・プログラム・コード」という用語は同義語であって、これら用語は、直接に、もしくは(a)別の言語、コードまたは表記法への変換または(b)異なる材料形態への複写あるいはその両方の後で、情報処理能力を有するコンピューティング・デバイスに特定の機能を遂行させるよう意図された任意の言語、コードまたは表記法による命令の一組の任意の表現、を意味することを理解する。上記の点で、プログラム・コードは、アプリケーション/ソフトウエア・プログラム、コンポーネント・ソフトウエア/機能群のライブラリ、オペレーティング・システム、基本I/Oシステム/特定のコンピューティングのためのドライバ、またはI/Oデバイス、あるいはこれらの複数、および類似物の、一つ以上として具現することができる。
本発明のさまざまな態様の前述の説明は、例示および解説のため提示されたものである。これは、本発明を全網羅することまたは開示された通りの形態に限定することを意図したものでなく、明らかに、多くの修改および変形が可能である。当業者には自明であろうかかる修改および変形は、添付の請求項に定義されているように、本発明の範囲に含まれることが意図されている。
100 システム
102 データ処理システム
104 コンピュータ・システム
106 プロセッシング・ユニット
110 メモリ
114 I/Oインタフェース(群)
116 外部デバイス(群)
118 記憶システム
120 ディスプレイ
130 RAM
132 キャッシュ
138 ネットワーク・アダプタ

Claims (17)

  1. システム中にカスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化する方法であって、
    前記方法は、コンピュータが、
    総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間に統括アカウントを設定するステップであって、前記出来高管理システムが統括アカウント識別子および作業区分構造識別子を含むとして、前記出来高管理システム中の統括アカウント識別子に対応する、前記総合マスタ・スケジュールの作業区分構造識別子をスキャンし、前記統括アカウントのレベルに実施時期をロールアップする、ステップと、
    統括アカウント管理者の指定に基づき、前記総合マスタ・スケジュールからロールアップされた実施時期を取り入れて、前記統括アカウントごとに作業認可書および対応するワークフロー作成するステップと、
    前記作業認可書が承認された統括アカウントに基づき、コスト差異およびスケジュール差異に関する差異分析報告書を作成し編成するステップと、
    前記ワークフローを作成するステップおよび前記差異分析報告書を作成し編成するステップ各々に続けて、仕上がり済みの作業認可書または差異分析報告書である出来高管理文書を編成し、プログラム固有の文書レポジトリに保存するステップと、
    を含む、前記方法。
  2. 前記方法は、前記コンピュータが、
    契約変更に基づくベースライン変更要請書と、それに続く作業認可書とを結合するステップであって、前記契約変更が既存の期間または予算あるいはその両方の修正を必要とする場合に、前記出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは、前記契約変更が新規の作業を含む場合に、追加の作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規のエントリを生成し、前記統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、ステップ
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  3. 前記方法は、前記コンピュータが、電子書式として前記作業認可書を作成し、前記電子書式作業認可書をリンクし、前記電子書式作業認可書へのリンク担当の統括アカウント管理者に送信するステップをさらに含む、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記方法は、前記コンピュータが、前記出来高管理システムから予算データを前記電子書式作業認可書取り入れるステップをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  5. 前記方法は、前記コンピュータが、作業認可書が承認された前記統括アカウント、並びに前記統括アカウントの月度および累積のコスト差異およびスケジュール差異が閾値を外れたかどうか、の組合せに基づいて、カスタム・デザインされたユーザ・ポータル中に差異分析報告書を作成するステップをさらに含む、請求項1〜4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記方法は、前記コンピュータが、前記差異分析報告書が作成され次第、担当の統括アカウント管理者の差異の説明に対する各プロジェクト管理者の同意を得るためのワークフローを始動するステップをさらに含む、請求項1〜5のいずれか1項に記載の方法。
  7. システム中にカスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するためのシステムであって、
    前記システムは、
    総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間に統括アカウントを設定するための統括アカウント設定コンポーネントであって、前記出来高管理システムが統括アカウント識別子および作業区分構造識別子を含むとして、スキャニング・コンポーネントにより、前記出来高管理システム中の統括アカウント識別子に対応する、前記総合マスタ・スケジュールの作業区分構造識別子をスキャンし、前記統括アカウントのレベルに実施時期をロールアップする、統括アカウント設定コンポーネントと、
    統括アカウント管理者の指定に基づき、前記総合マスタ・スケジュールからロールアップされた実施時期を取り入れて、前記統括アカウントごとに作業認可書および対応するワークフロー作成するための作業認可書および対応ワークフロー作成コンポーネントと、
    前記作業認可書が承認された統括アカウントに基づき、コスト差異およびスケジュール差異に関する差異分析報告書を作成し編成するための報告書作成および編成コンポーネントと、
    前記作業認可書および対応するワークフローの作成および前記差異分析報告書の作成の各々に続けて、仕上がり済みの作業認可書または差異分析報告書である出来高管理文書を編成し、プログラム固有の文書レポジトリに保存する出来高管理文書編成コンポーネントと、
    を含む、前記システム。
  8. 契約変更に基づくベースライン変更要請書と、それに続く作業認可書とを結合するための結合コンポーネントであって、前記契約変更が既存の期間または予算あるいはその両方の修正を必要とする場合に、前記出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは、前記契約変更が新規の作業を含む場合に、追加の作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規のエントリを生成し、前記統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、結合コンポーネントをさらに含む、請求項7に記載のシステム。
  9. 電子書式として前記作業認可書を作成し、前記電子書式作業認可書をリンクし、前記電子書式作業認可書へのリンク担当の統括アカウント管理者に送信するための書式およびリンク・ゼネレータをさらに含む、請求項7または8に記載のシステム。
  10. プロセッシング・ユニット、メモリ、バス、入力/出力インタフェース、アプリケーションを含むシステムで作動させるため、コンピュータ可読媒体中に具現化されたコンピュータ・プログラムであって、前記コンピュータ・プログラムは、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するための方法をシステム中に実装し、
    前記方法は、前記システムが、
    総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間に統括アカウントを設定するステップであって、前記出来高管理システムが統括アカウント識別子および作業区分構造識別子を含むとして、前記出来高管理システム中の統括アカウント識別子に対応する、前記総合マスタ・スケジュールの作業区分構造識別子をスキャンし、前記統括アカウントのレベルに実施時期をロールアップする、ステップと、
    統括アカウント管理者の指定に基づき、前記総合マスタ・スケジュールからロールアップされた実施時期を取り入れて、前記統括アカウントごとに作業認可書および対応するワークフロー作成するステップと、
    前記作業認可書が承認された統括アカウントに基づき、コスト差異およびスケジュール差異に関する差異分析報告書を作成し編成するステップと、
    前記ワークフローを作成するステップおよび前記差異分析報告書を作成し編成するステップ各々に続けて、仕上がり済みの作業認可書または差異分析報告書である出来高管理文書を編成し、プログラム固有の文書レポジトリに保存するステップと、
    を含む、
    前記コンピュータ・プログラム。
  11. 前記方法は、前記システムが、
    契約変更に基づくベースライン変更要請書と、それに続く作業認可書とを結合するステップであって、前記契約変更が既存の期間または予算あるいはその両方の修正を必要とする場合に、前記出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは、前記契約変更が新規の作業を含む場合に、追加の作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規のエントリを生成し、前記統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、ステップ
    をさらに含む、請求項10に記載のコンピュータ・プログラム。
  12. 前記方法は、前記システムが、電子書式として前記作業認可書を作成し、前記電子書式作業認可書をリンクし、前記電子書式作業認可書へのリンク担当の統括アカウント管理者に送信するステップをさらに含む、請求項10または11に記載のコンピュータ・プログラム。
  13. 前記方法は、前記システムが、前記出来高管理システムから予算データ電子書式作業認可書取り入れるステップをさらに含む、請求項12に記載のコンピュータ・プログラム。
  14. コンピュータ可読コードのコンピューティング・システムへの一体化を含むコンピューティング・インフラストラクチャを展開するための方法であって、前記コードは、前記コンピューティング・システムと相まって、カスタム・デザインされたマトリクスを用いて、報告用データの統合を自動化し、ユーザの手作業介入を低減し、出来高管理文書の作成を自動化するためのプロセスを遂行することができ、
    前記プロセスは、前記コンピューティング・システムが、
    総合マスタ・スケジュールと出来高管理システムとの間に統括アカウントを設定するステップであって、前記出来高管理システムが統括アカウント識別子および作業区分構造識別子を含むとして、前記出来高管理システム中の統括アカウント識別子に対応する、前記総合マスタ・スケジュールの作業区分構造識別子をスキャンし、前記統括アカウントのレベルに実施時期をロールアップする、ステップと、
    統括アカウント管理者の指定に基づき、前記総合マスタ・スケジュールからロールアップされた実施時期を取り入れて、前記統括アカウントごとに作業認可書および対応するワークフロー作成するステップと、
    前記作業認可書が承認された統括アカウントに基づき、コスト差異およびスケジュール差異に関する差異分析報告書を作成し編成するステップと、
    前記ワークフローを作成するステップおよび前記差異分析報告書を作成し編成するステップ各々に続けて、仕上がり済みの作業認可書または差異分析報告書である出来高管理文書を編成し、プログラム固有の文書レポジトリに保存するステップと、
    を含む、
    前記方法。
  15. 前記プロセスは、 前記コンピューティング・システムが、
    契約変更に基づくベースライン変更要請書と、それに続く作業認可書とを結合するステップであって、前記契約変更が既存の期間または予算あるいはその両方の修正を必要とする場合に、前記出来高管理システムおよびワークフロー・システムを介し作業を修正して認可するプロセスを通してプロジェクト管理者を導くか、あるいは、前記契約変更が新規の作業を含む場合に、追加の作業のため統括アカウント・マトリクス中に新規のエントリを生成し、前記統括アカウント・マトリクス中の既存の統括アカウントの各修正をそのベースライン変更要請書番号とともにリストする、ステップ
    をさらに含む、請求項14に記載の方法。
  16. 前記プロセスは、前記コンピューティング・システムが、電子書式として前記作業認可書を作成し、前記電子書式作業認可書をリンクし、前記電子書式作業認可書へのリンク担当の統括アカウント管理者に送信するステップをさらに含む、請求項14はたは15に記載の方法。
  17. 前記プロセスは、前記コンピューティング・システムが、前記出来高管理システムから予算データ前記電子書式作業認可書取り入れるステップをさらに含む、請求項15に記載の方法。
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