JP5680855B2 - ガラスセラミック製パネル及びその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、特に加熱要素を覆う又は収容するための、特にレンジ上面(cook-top)(又はホブ(hob))として機能するための、ガラスセラミック製パネル(又はプレート)及びその製造方法に関する。
ガラスセラミック製のレンジ上面の販売量は、ここ数年にわたって増加し続けている。この成功は、特に、このようなレンジ上面の魅力的な外観と、それらの掃除しやすさによって説明される。
ガラスセラミックは、元々、前駆体ガラスと呼ばれるガラスであり、その化学的組成が、セラミック化と呼ばれる適切な熱処理によって引き起こされる制御された結晶化を可能にすることが思い出されるであろう。この部分的に結晶化された特別な構造によって、ガラスセラミックの独特な性質が付与される。
現在では、様々なタイプのガラスセラミック製パネルが存在し、それぞれの改良型が大規模な研究や多くの試験の成果であり、所望の特性に対する好ましくない影響の危険性なしに、これらのパネル及び/又はそれらを得る方法に変更を加えることは非常に困難である。レンジ上面として使用できるように、ガラスセラミック製パネルは、一般的に、停止中に対象の加熱要素の少なくとも一部を覆い隠すのに十分に低い可視域波長の透過率、並びに、安全のために、作動状態にある加熱要素を使用者が視覚的に感知できるような、十分に高い可視域波長の透過率を有していなければならない。前記パネルはまた、赤外領域の波長においても高い透過率を有していなければならない。
最近のパネルは暗色、具体的には黒色のものであるが、より明るい色(具体的には、例えば、仏国特許第2,766,816号(特許文献1)に記載の少なくとも50%のヘーズを有する白色若しくはクリーム色)のパネル、又は、不透明化コーティングを施された同等の透明なパネルも存在する。ガラスセラミック製パネルの公知のコーティングの中には、特にエナメル又は塗料があり、これらのコーティングは、場合に応じて、パネルの上面に(使用位置に)、及び/又は下面に存在するかもしれないので、これらのコーティングに関しては、装飾的、及び/又は機能的な性質のものであることも可能であり、例えば、ロゴを描くこと、及び/又は、加熱要素の範囲を定めることができ、及び/又は内部の要素(内部の金属構造体又は加熱要素)などを覆い隠すことができる。
下面(又は、より一般的には、パネルが使用位置に備え付けられた後に露出されない面)に対するコーティングの利点は、(パネルの露出面が主に受ける)汚れ及び擦傷からのこれらのコーティングの特に優れた保護、並びに(特にすべてのコーティングがこの同一面にあるときに)より簡単な製造及び取り扱い、そして、使用者のための改良された快適性(露出面のより簡単な掃除)である。しかしながら、これらのコーティングはまた、例えば、加熱要素近くの熱劣化の危険性の高さ、又は露出面に見えるある種の退屈な視覚的効果などの欠点も持っている(場合によって、二重像や、内部の要素及び/又は境界の接近による外観及び/又はコントラスト変化、パネルを見る角度によるか又はパネル照明の角度により呈色が異なることによる玉虫色現象など)。
従来の暗色パネルでは、下面に対して、例えば、(調理器などの)構造物の枠組み、又はそのパネルが備え付けられるべき枠又は部分を隠すためのスクリーンを形成する暗色(黒色若しくは濃い灰色)のコーティングを堆積させることが知られている。暗色パネルにおいて、この使用は、広く行き渡っており、且つ、満足できるが、しかしながら、部分的にはこのスクリーンによって美しくない効果と反射(特に、コート部分と非コート部分の間の上面に現れる玉虫色現象又は色の違い)がより容易に認められる明色パネルに関しては、それほど満足できるものではない。その他の解決法は、暗色の不透明中間要素(例えば、アルミニウム箔又は中間アルミニウム部品など)を備え付けることにあるが、これは、さらなる要素の追加を必要とし、また、美しくない効果と反射も生じるかもしれない。
仏国特許第2,766,816号
そのため、本発明の目的は、明色パネルに好適な解決法を提案すること、特に、具体的にはそれらの露出されていない面(又は下面又は後面など)から、望ましくない美しくない効果(反射、色の変化など)のないパネルによって覆われた要素の適切なマスキングのための簡単で安価な解決法を見つけることであり、その変更は、通常望まれる特性に対して有害な影響を有する上述の変更なしに、均質な効果のために上述のパネルに組み合わせておこなわれた。
この解決法は、前述のパネルに均質な外観を与える、具体的には、パネルが取り付けられたとき、及び/又は使用中に、(特に、パネルを収容するか又は取り付けるための要素を覆い隠す役目を果たす)コート部分と、非コート部分の間に均質な色彩を得ることができるようにするコーティングを持っている新規なガラスセラミック製パネルを提案することにある。後で詳細に説明されるように、パネルは、特に色が明るく、且つ、(少なくとも1つの領域において)コーティングが、非露出面上にあるので、使用者の目に見える、露出(反対)表面の、(以下で規定されるデルタE*値に置き換えることができる)色変化は、例えば、調理器上に取り付けられたパネルの場合には、取り付け枠又は支持手段に垂直方向に沿った目に見えるパネル表面全体にわたって、限定されたままである。
加熱領域(3)とディスプレイ(4)を除いて、コーティング(2)がパネル(1)の下面全体を覆っている本発明によるパネルを示す。 コーティング(2)がパネルが取り付けられた枠を覆い隠している本発明による別のパネルを示す。
本発明による新しいパネルは、例えば、少なくとも1つの加熱要素を覆うか又は収容するための、特に、レンジ上面としての役割を果たすためのガラスセラミック製パネルであって、上述のパネルは、反対面において上述のコート領域と非コート領域の間で計測される総色差デルタE*が、約1未満になり、及び/又はそれ(コーティング)が、約70より大きな輝度L*を有するようなコーティングで表面の少なくとも1つの領域がコートされている。
用語「コーティング」は、本発明の中では、塗料系のコーティング、又は1種類以上の樹脂ベースのコーティング、あるいはエナメル系のコーティングまでも意味することが理解され、このコーティングは、通常、液体又は半液体の形態(例えば、ペースト剤の形態)で堆積させ、そして、通常、乾燥作業、硬化作業(hardening operation)、及び/又はそれに続く養生作業(curing operation)を受ける。
用語「ガラスセラミック製パネル」は、実際のガラスセラミックで作られたパネルだけではなく、高温に対する耐性を有し、且つ、ゼロ又はほとんどゼロの膨張係数(例えば、15×10-7K-1未満)を有する、いずれか他の同様の材料で作られたパネルも意味することが今後理解される。しかしながら、パネルは、好ましくは、実際のガラスセラミック製パネルである。
本発明において、パネルは、より特定的には、(黒又は茶色を除いた)明色の半透明の又は曇ったガラスセラミック、具体的には、実質的に白色の(外観が白く見えるか、又はクリーム色若しくはバニラ色、又は非常にわずかに黄色若しくは他の淡い色の傾向がある)ガラスセラミック製パネルにもとづくものである。このようなパネルは、例えば、society EurokeraによってKERAWHITE、KERABISQUE/KERABISCUIT、又はKERAVANILLAの名称で販売されている。
有利なことには、前述のコーティングは、取り付け位置、及び/又は使用位置で隠されることを目的とするパネル表面の少なくとも1つの領域に存在し、この表面は、通常、使用位置(下面、内面、又は後面)の加熱要素に向かっている。このコーティングは、前述の面の少なくとも1つの領域、例えば、この面の周辺領域のすべて又は一部、を覆う。この領域は、通常、少なくとも1つの取り付け要素又は支持要素を覆うことが目的とされる。しかしながら、通例、少なくとも加熱領域を除いた前述の面のいくつかの領域又はかなりの部分(若しくは全体)さえ覆うことができる。前述の領域とコーティングの間の距離は、好ましくは少なくとも2.5cmである。コーティングは、例えば、支持部品若しくは取り付け部品、又は枠などの要素(これらの部品もまた、通常、明色パネルのケースにおいて実質的に白色であるか又は塗装された白色である)を少なくとも部分的に覆い隠す役割を果たすことができるが、また、必要に応じて、ディスプレイ、又は加熱要素(その一方、運転中のときに、それらが感知されるようにしておく)などの他の要素を覆い隠す役割も果たしてもよい。
本発明は、明色ガラスセラミックに関して、同じく明色の前述のコーティングが、望ましくない視覚的効果がかなり補われ、そして、減弱されることを可能にすること、コーティングの色とパネルの色との相互作用が、特に、要素を覆い隠すか、美しくないコントラスト又は縁の玉虫色現象を予防する、などの特定の領域における異なった光反射の効果を中和することなどを実証した。同時に、前記コーティングは、選択された位置にて遮蔽の役割を果たし、且つ、ガラスセラミック製パネルの特性を損なわない。前記コーティングは、既存の製造ラインに完全に適合していて、具体的には、標準的な布とプレス機を使用したスクリーン印刷によって適用できる。それは、安価であって、且つ、あらゆる加熱タイプにも適合している。
前記コーティングは、文字a*、b*、及びL*によって規定される色度座標を使用して特徴づけることができる色を持つ。a*及びb*が、計測した標本の色度(a*軸が緑色−赤色組に相当し、b*軸が青色−黄色組に相当する)を特徴づけ、L*が、計測した標本の輝度(又は明るさ)を特徴づける(L*は、黒色の場合の0から絶対白色の場合の100までの範囲をとる)。問題の座標は、CIE(Commission Internationale de l'Eclairage[国際照明委員会])によって1931年に規定され、提案された三色座標X、Y、及びZも由来する。前記委員会が、色度に関する基準組織として満場一致で認識されている。一般的にCIELABと呼ばれるL*a*b*座標系は、1976年の公式なCIE推薦の対象であり(International Commission on Illumination, Colorimetry - Official Recommendations, CIE publication No. 15-2, Vienna, 1986)、これは多くの工業部門に使用される。
本発明の定義にみられるように、使用されるコーティングは、(後で説明する)総色差デルタE*が約1より少ない(そして、厳密には1.1より少ない)ように、及び/又は前述のコーティングのL*値が約70より高い(そして、厳密には69より高い)色度座標L*、a*、b*を持つように選択される。
a*、b*、及びL*値を測定するための計測は、45°/0°の分析配置を持つ6800 分光光度計(the society Byk-Gardnerより販売)を使用した反射により行われる。10°の観察角度による照明D65の下、45°は、標本の表面の法線に対する照明の方向に相当し、0°は、上述の法線の観察の方向に相当する。これらの測定は、コーティングだけについて、不透明なコーティング(不透明層、及び/又は不透明な白色支持体)に対しておこなわれ、そして、(コーティングでコートされているか否かに関係なく)明色の半透明なガラスセラミック製パネルについて、不透明な白色背景上に置かれた4mmの厚さのこのパネルに対しておこなわれる。さらに、計測は、最終的な形態にあるコーティングに対して、具体的には、場合によっては、コーティングを乾燥させる、及び/又は養生させる(又は硬化させる)ときにおこなわれる。
コーティングでコートされた領域の垂直方向の線上で、コーティングを担持する表面の反対側のパネル表面で測定される色と、不透明な白色背景上に置かれる非コート領域の垂直方向の線上で測定される色と、の間の差を計測した色変化(又はコントラスト若しくは総色差)、あるいは、デルタE*(dE*又はΔE*)も、また、1976年にCIEによって確立された式(ΔE*=((L1*−L2*)2+(a1*−a2*)2+(b1*−b2*)21/2)を使用して本発明により測定される。前記のL1*、a1*、及びb1*が、比較されるべき最初の色の色度座標であり、L2*、a2*、及びb2*が、2番目の色の色度座標である。本発明において、色変化デルタE*は、有利には、約1未満であり、好ましくは0.95未満である。大抵の場合、それは、0.3〜0.9であり、さらに、特に有利な態様では、0.5〜0.85である。
本発明によると、好ましくは、前述の明色パネルに関しては、コーティングは、特定の美しくない反射が残るかもしれない白色を除いた、色度座標を有する。具体的には、前記コーティングのL*の値は70〜90であり、好ましくは80〜89である。
先に示したとおり、本発明によるパネルは、好ましくは実質的に白色であり、具体的には、以下の色度座標:L*値70〜87、より特定的に70〜84(特に、白色の外観を有するパネルの場合では、80.25〜83.87の範囲をとる);a*値−6〜3.5、より特定的に−6〜−0.5(特に、白色の外観を有するパネルの場合では、−3.43〜−2.27の範囲をとる);そして、b*値−15〜4、より特定的に−15〜2(特に、白色の外観を有するパネルの場合では、−4.98〜−3.50の範囲をとる)を有する。
本発明によるこのパネルは、例えば、重量パーセンテージで表される以下の組成:
SiO2 63〜70
Al2O3 18〜22
Li2O 2.5〜4.5
をもつガラスから開始するセラミック化によって得られるガラスセラミックをベースとしている。このパネルには、仏国特許第2 766 816号で規定されるヘーズ(ヘーズは、光拡散の程度であり、550nmの波長での拡散透過対総透過の比として規定される)、具体的には、少なくとも50%、好ましくは98%未満のヘーズがある。
有利なことには、コーティングは、絶対値において、コーティングのL*、a*、及びb*値と、パネルのL*、a*、及びb*値の差が、それぞれ、12未満、20未満、及び20未満であり、特にそれぞれ、8未満、8未満、及び18未満になるように選択される。しかも、この差は、通常、非ゼロ(それぞれ特には、少なくとも2、少なくとも2、及び少なくとも1)である。本発明の1つの有利な態様において、コーティングはまた、パネルより高い輝度L*を持つように選択される。同様に有利なことには、コーティングは、それぞれ、パネルのa*、及び/又はb*値に対して反対符号のa*、及び/又はb*値を持つように選択される。
明色パネル、具体的には前述の実質的に白色のパネルに関して、一般的に、且つ、好ましくは、使用されるコーティングは、70<L*<90、−15<a*<25、及び-6<b*<20である色度座標L*、a*、及びb*を有する。特に好ましくは、コーティングは、以下のコーティングから選択される:ライトグリーンのコーティング、特に、83<L*<89、−14<a*<−4、及び2<b*<20である色度座標L*、a*、及びb*を有するピスタチオ・グリーン又はセロリ(リーフ)グリーン(特に、ピスタチオ・グリーン・コーティングの場合には、83<L*<86、−7<a*<−4、及び2<b*<16のような色度座標を有する);ライトグレーのコーティング、具体的には、78<L*<81、−0.5<a*<7、及び3<b*<10のような色度座標L*、a*、及びb*を有するもの;ライトピンク/ラベンダ/紫色のコーティング、特に、87<L*<89、−0.5<a*<5、及び−6<b*<−3のような色度座標L*、a*、b*を有するもの;並びに、ライトオーカー色のコーティング、特に、80<L*<86、0<a*<6、及び3<b*<20のような色度座標L*、a*、及びb*を有するもの。特に好ましいコーティングは、以下に提供される実施例で詳述されている。
比較のために、黒色の塗料は、例えば、約25.5、0.2、及び−1.2又は約16.1、0.3、及び5.5、ダークグレーの塗料は約41.5、0.2、及び0、そして、完全な白色とみなされる塗料は約95.8、−1.3、及び3.1のそれぞれの色度座標L*、a*、及びb*を有する。
その色は別として、本発明によるコーティングは、高温に耐え、且つ、その色及びパネルとの結合に関する安定性を示すように選択され、そして、パネルの機械的特性に影響しないように選択される。有利なことには、それは、280℃又は300℃を超える(好ましくは350℃〜500℃の)劣化温度を持ち、そして、好ましくは、少なくとも1種類のアルキド樹脂の取り込みによって場合により修飾されるケイ素樹脂、及び/又はポリイミド樹脂、ポリアミド樹脂、ポリフッ化樹脂、及び/又はポリシロキサン樹脂などの1種類以上の樹脂をベースとしている。このコーティングはまた、所望の色を得るために、エナメル質用の顔料などの1種類以上の顔料、及び/又は着色料を調合され、そして、ガラスセラミックにそれを適用する目的のために、その粘性(例えば、スクリーン印刷による堆積中、約32000〜35000cP)を調整するために、場合により希釈される。希釈剤又は溶媒は、その後に続くコーティングの養生中に、必要に応じて取り除かれる。前述の樹脂は、特に、誘導加熱に耐えることができ、且つ、また、(具体的には、先の架橋性、又は架橋化若しくは熱分解ポリシロキサン樹脂に関して)(ガス・バーナー、又はラジエント若しくはハロゲン加熱を使用した)他のタイプの加熱についても好適であることができる。コーティングは、例えば、堆積させた塗料層を機械的に補強するために、パネルへの結合に対する上述の層の接着に貢献するために、その中の亀裂の出現及び波及を予防するために、鉱物充填材(特に層状構造を持つもの)を任意に含むことができる。
本発明はまた、好ましくは、(セラミック化前の前駆体ガラス、又はより一般的には、且つ、好ましくは、セラミック化後のガラスセラミック製パネルのいずれかに対する)スクリーン印刷によって、先のコーティングがパネルに適用される本発明によるパネルの製造方法にも関する。前述のコーティングは、任意に乾燥され、その後、通常、養生される。
ガラスセラミック製パネルの製造は、一般に、以下のようにしておこなわれる:選択した組成のガラスを溶融炉内で溶かして、ガラスセラミックを形成し、次に、溶融したガラスを圧延ロールの間を通過させることによって、標準的なリボン又はシートに圧延し(積層し)、そして、そのガラス・リボン(glass ribbon)を所望の寸法に切断する。次に、このようにして切断したパネルを、自体公知の様式によりセラミック化する。セラミック化は、選択した熱プロフィールに従ってパネルを焼成して、ガラスを「ガラスセラミック」と呼ばれる多結晶材料にすることからなる。ガラスセラミックは、膨張係数がゼロであるかほぼゼロであり、700℃までの熱衝撃に耐える。セラミック化は、一般にガラス転移領域に近い核形式領域まで徐々に温度を上げるステップ、数分間で核形式領域を通過させるステップ、温度を徐々に上げてセラミック化保持温度(ceramification hold temperature)にするステップ、セラミック化保持温度を数分間維持するステップ、そして、その後室温まで急速に冷やすステップを通常含んで成る。必要に応じて、前記方法はまた、(一般的に、セラミック化前の)例えば、水噴流を使用した、切断作業、スコアリング・ホイール(scoring wheel)を使用した機械的切り傷付け(mechanical scoring)などと、それに続く成形作業(研摩、面取り(bevelling)など)も含む。
好ましくは、本発明によるコーティングを、スクリーン印刷によってパネル上に堆積させる。堆積後、コートしたガラスセラミック製パネルを、(例えば、大気中、又はもしかすると、赤外線によって、若しくはオーブン内で)任意に乾燥させ、必要に応じて、溶媒(媒質)を留去するようにして、コーティングを固定し、そして、パネルが取り扱えるようにする。コーティングの厚さは、一般的に約1〜25μmであり、次に、前記コーティングは、例えば80℃へ450℃の温度にて一般的に養生作業を受ける。
コーティングは、パネルの単独のコーティングを構成してもよく、又は同じ面若しくは反対面に適用される他の層(例えば、エナメル層)と組み合わせてもよい。それは、ガラスセラミック製パネルの所望の特性に従って、良好な耐老化性や熱衝撃耐性、良好な機械的強度特性、良好な耐磨性、良好な染色耐性などを示す。
本発明によるパネルを形成するのに使用されるガラスセラミック基板は、平滑であり、且つ、平らであることができ、あるいは、それには、傾斜した部分、又は(特に上面の)少なくとも1ヶ所の凸部領域及び少なくとも1ヶ所の凹部領域、及び/又は少なくとも1ヶ所の開口部、例えば、ガスレンジの場合では、大気ガス・バーナーを収容するための少なくとも1ヶ所の開口部があることができる。下面は、平滑であることができ、又は凸部外観、及び/又は凹部を有することができ、例えば、より優れた機械的強度をパネルに与える小さな凸部外観又はスタッドを持ってもよい。
本発明によるパネルは、必要に応じて、1つ以上の追加の機能的又は装飾的な要素(枠、コネクタ、ケーブル、制御要素、ディスプレイ、例えば、「7セグメント」発光ダイオードと呼ばれるもの、接触感応制御を有する電子制御盤、及びディジタル・ディスプレイなど)を伴って提供されることができる。本発明によるパネルは、有利なことには、使用者の視界から装置の内部を覆い隠すことを目的とする中間複合体なしに、1つ以上の加熱要素がその内側に配置される絶縁支持体上に取り付けられるかもしれない。
本発明はまた、本発明による少なくとも1つのパネルを備える高温維持装置、及び/又は調理装置(例えば、調理器及び嵌め込み式ホットパネル)、特に、誘導加熱手段、又はハロゲン加熱手段などを使用する調理装置にも関する。本発明は、そのレンジ上面のそれぞれが1つの加熱器又は複数の加熱器を備えている、1枚のパネル又はレンジ上面を備えた調理装置、及び複数のパネル又はレンジ上面を備えた装置の両方を網羅する。用語「加熱器」は、調理がなされる位置を意味することが理解される。本発明はまた、そのレンジ上面に複数のタイプの加熱器を備えたハイブリッド調理装置にも関する。さらに、本発明は、調理器のためにレンジ上面、又はレンジ上面の製造に限定されない。本発明に従って製造したパネルはまた、温度変化をほとんど受けてはならない他のパネル(煙突挿入部分、ファイアウォールなど)でもあるかもしれない。
さらに、本発明はまた、ガラスセラミック製パネルがその高温維持装置、及び/又は調理装置の構造内に取り付けられた、高温維持装置、及び/又は調理装置の製造方法にも関する。前述の方法は、本発明によるパネルを使用するか、並びに/あるいは、パネルが取り付けられる前に、構造物に向けられるパネルのその面の少なくとも1つの領域、及び/又はパネルが取り付けられる構造物の少なくとも1つの領域をコーティングでコートするステップを含んで成る。前述のコーティングは、構造物に向けられているパネルの反対面で計測される、前述のコート領域と非コート領域の間の総色差デルタE*が約1未満になるようなものであり、及び/又はこのコーティングが70より高い輝度L*を有するようなものである。本発明はまた、得られた装置にも関する。
その他の詳細と有利な特徴は、図1と図2を参照して、本発明によるパネルの制限されることのない代表的な態様の説明から以下で明らかになるだろう。
例えば、上記に説明された態様において、パネルは、例えば、仏国特許第2 766 816号に示されたものに近いか又はそれと同一の組成を有するガラスから形成されたガラスセラミックに基づいている。このガラスを、ガラス・リボンを圧延できる量で約1650℃にて融解させる。これから56.5cm×56.5cm×0.4cmの最終的な寸法を有するリボン・ガラス・パネルを複数切り出す。
これらのガラス・パネルを、以下のステップ:
a)温度を、一般的にガラス転移領域に近い核形式領域まで、30〜80℃/分の速度で上げ;
b)核形式領域(670〜800℃)を約20分間かけて通過させると共に温度を数分間維持し;
c)温度を、約1030℃のセラミック化保持温度Tまで15〜30分間かけて上げ;
d)セラミック化保持温度Tを、約20分の時間tの間、維持し;そして
e)上記パネルを、室温まで急速に冷ます、
を含んで成るセラミック化サイクルを使用して、セラミック格子上でセラミック化する。
セラミック化サイクルの終了時に、パネルは、β-リチア輝石結晶相を持ち、以下の色度座標:L*=82.16、a*=−2.44、及びb*=−3.65(実施例Aのパネルは白く見えた)、又はL*=81.13、a*=−2.55、及びb*=1.54(実施例Bのパネルは乳白色に見えた)を有していた。
必要に応じて、ディスプレイと加熱領域の位置(図1)又は中心部の位置(図2)を除いて、参照番号CP4050でAremcoから販売されているケイ素樹脂ベースの塗料の形態のコーティング層で、それらの下面に対する従来のポリエステル布を使用したスクリーン印刷によって、得られたパネルをコートした。この塗料、色度座標L*=83.44、a*=−5.56、及びb*=6.07を有するピスタチオ・グリーンを呈するように顔料の添加によって変更されている。この塗料、必要に応じて、粘性(例えば、堆積中には約32000〜35000cP)を調整するために水を加えることによって希釈されている。そして、塗料を、空気中、室温にて乾燥させた。例えば、層の厚さは、25μmであった。その後、オーブン内で240℃、次に300℃にてそれぞれ1時間、そして、30分間、養生した。
計測されたΔE*値は、それぞれ、実施例Aについては0.7、そして、実施例Bについては0.85であり、調理器取り付け枠などの存在下、使用位置/取り付け位置においてそれらの上面から見えるパネルの外観は、例えば、調理器取り付け枠などのその下にある要素の存在にもかかわらず均一であった。
さらに、制限されることのない実施例として、同様に満足できるその他のコーティング又は塗料は、以下の色のコーティングであった:実施例Aについては0.67及び実施例Bについては0.75のΔE*値を与える、色度座標L*=84.22、a*=1.95、及びb*=5.83を有するライトオーカー色の塗料;実施例Aについては0.84及び実施例Bについては0.92のΔE*値を与える、色度座標L*=78.49、a*=6.74、及びb*=10.09を有するライトグレー色のコーティング;実施例Aについては0.56及び実施例Bについては0.60のΔE*値を与える、色度座標L*=85.94、a*=0.18、及びb*=10.75を有するライトオーカー色のコーティング;実施例Aについては0.64及び実施例Bについては0.69のΔE*値を与える、色度座標L*=87.27、a*=−0.46、及びb*=−2.81を有するライトパープル色のコーティング;並びに実施例Aについては0.95のΔE*値を与える、色度座標L*=88.84、a*=−13.25、及びb*=9.38を有するライトグリーン色のコーティング。
本発明によるパネルは、特に、調理機器の新しいレンジのレンジ上面を産生するのに有利に使用されるかもしれない。

Claims (15)

  1. 少なくとも1つの加熱要素を覆うか又は収容するための、ガラスセラミック製パネルであって、面の少なくとも1つの領域がコーティングでコートされていて、ここで、反対面において計測される、上述のコート領域と非コート領域の間の総色差デルタE*が1.1未満になり、該コーティングのL*値が、厳密には69より高い、ガラスセラミック製パネル。
  2. 前記パネルが、明色の半透明な又は曇ったガラスセラミックをベースとすることを特徴とする、請求項1に記載のガラスセラミック製パネル。
  3. 前記コーティングの層が、使用位置の加熱要素に向けられたパネルのその面上、又は下面の少なくとも一部に存在することを特徴とする、請求項1又は2に記載のガラスセラミック製パネル。
  4. 前記コーティングのL*値が、70〜90の間にあることを特徴とする、請求項1〜3のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  5. 前記コーティングが、コーティングのL*、a*、及びb*値と、パネルのL*、a*、b*値の差が絶対値でそれぞれ12、20、及び20より小さくなるように選択されることを特徴とする、請求項1〜4のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  6. 前記コーティングが、パネルより高い輝度L*を有するように選択されることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  7. 前記コーティングが、パネルのa*、及び/又はb*値に対して、それぞれ反対符号のa*、及び/又はb*値を有するように選択されることを特徴とする、請求項1〜6のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  8. 前記コーティングが、70<L*<90、−15<a*<25、及び−6<b*<20のような色度座標L*、a*、及びb*を有することを特徴とする、請求項1〜7のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  9. 前記コーティングが、以下のコーティング:ライトグリーン色のコーティング;ライトグレー色のコーティング;ライトピンク/ラベンダ/紫色のコーティング、;並びにライトオーカー色のコーティングから選択されることを特徴とする、請求項1〜8のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  10. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のパネルの製造方法であって、セラミック化前の前駆体ガラス上又はセラミック化後のガラスセラミック製パネル上、そのパネルの表面の少なくとも1つの領域に、コーティングを適用し、ここで、上述のコーティングは、反対面上で計測される、上述のコート領域と非コート領域の間の総色差デルタE*が1.1未満になるようなものである前記方法。
  11. 請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル、及び1つ以上の加熱要素を含んで成る高温維持及び/又は調理装置。
  12. ガラスセラミック製パネルを高温維持装置、及び/又は調理装置の構造物上に取り付ける、高温維持装置、及び/又は調理装置の製造方法であって、請求項1〜9のいずれか1項に記載のパネルを使用する、及び/又は、上述のパネルを取り付ける前に、構造物に向けられるべきパネルの面の少なくとも1つの領域、及び/又はパネルが取り付けられるべき構造物の少なくとも1つの領域をコーティングでコートするステップを含んで成る、ここで、上述のコーティングは、構造物に向けられたパネルの反対面上で計測される、上述のコート領域と非コート領域の間の総色差デルタE*が1.1未満になるようなものである、前記方法。
  13. 請求項12に記載の方法に従って得られた高温維持及び/又は調理装置。
  14. 前記コーティングが、以下のコーティング;70より高い輝度L*を有するコーティング;コーティングのL*、a*、及びb*値と、パネルのL*、a*、及びb*値の差が絶対値でそれぞれ8、8、及び18より小さいコーティング;83<L*<89、−14<a*<−4、及び2<b*<20である色度座標L*、a*、及びb*を有するコーティング;78<L*<81、−0.5<a*<7、及び3<b*<10のような色度座標L*、a*、b*を有するコーティング;87<L*<89、−0.5<a*<5、及び−6<b*<−3のような色度座標L*、a*、b*を有するコーティング;および80<L*<86、0<a*<6、及び3<b*<20のような色度座標L*、a*、及びb*を有するコーティング、から選ばれる、請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
  15. 前記パネルが、白色のガラスセラミック製パネルをベースとすることを特徴とする、請求項1〜9のいずれか1項に記載のガラスセラミック製パネル。
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