JP5679006B2 - 受け付け装置 - Google Patents

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Description

本発明は、エレベータの停止階制御等に用いられる受け付け装置に関する。
特許文献1には、セキュリティを照合しまたはリフト設備によって人物を輸送するためのシステムが開示されている。
すなわち、第1の形態として、携帯する認証装置において指紋等の照合により人物を特定する認証コードを生成し、エレベータ設備に固定された認識装置に認証コードを送信する。認識装置に接続された照合装置は登録された人物のデータと照合し、照合された場合にはその人物に対して予め設定された移動先を取得する。次いで、照合装置はその人物がその移動先に対して許可されているか登録データと照合し、照合された場合には移動先への輸送を行う。
また、第2の形態として、携帯する認証装置において指紋等の照合により人物を特定する認証コードを生成し、エレベータ設備に固定された認識装置に認証コードを送信するとともに、移動先を入力する。認識装置に接続された照合装置は登録された人物のデータと照合し、照合された場合にはその人物がその移動先に対して許可されているか登録データと照合し、照合された場合には移動先への輸送を行う。
一方、特許文献2には、使用頻度の高い携帯電話機の機能を携帯電話機の使用者が携帯電話機に登録しておき、登録した機能を簡易な操作で作動させることができる携帯電話が開示されている。すなわち、指紋認証センサを有し、指紋認証センサにより認識した複数の指の指紋と特定の機能とをそれぞれ関連付けて登録し、指紋照合した指と関連付けられた機能を実行するようにしている。
また、特許文献3には、タッチパネルを用いてより快適なマウスエミュレーションを実現し、ユーザがより自然な使用感でタッチパネル入力が可能な情報処理装置が開示されている。すなわち、タッチパネル上の複数の指示位置をセンサで検知し、複数の指示位置、各々の所定情報を認識し、認識された所定情報(各指示位置あるいはセンサに対応)と入力信号(選択肢)とを対応させるようにしている。
また、特許文献4には、電子機器のための数字キーブロックのキー操作によってテキスト入力をするための装置が開示されている。すなわち、キーブロックのそれぞれのキーの後に、キー上のユーザの指位置を測定するセンサが配設されており、この位置(センサ出力)を評価し、この位置を可能な入力選択肢に割り当てるようにしている。
特開2004−352502号公報 特開2005−268951号公報 特開2002−55781号公報 特表2005−527018号公報
上述した特許文献1の第1の形態では、移動先が利用者毎に予め設定されるため、利用時に利用者が移動先を選択することができないという問題がある。また、第2の形態では、利用者は、指紋等の照合と移動先の入力という2ステップの操作が必要となり、操作が煩雑であるという問題がある。
一方、特許文献2では、一つの指は一種類の動作しか選択できず、汎用的な動作指示には使用できないという問題がある。
また、特許文献3、4では、選択時に選択の確からしさを判断しないため、セキュリティの要求される動作指示には使用できないという問題がある。
上記の従来の問題点に鑑み、エレベータの停止階の指定を柔軟に受け付けることのできる受け付け装置を提供することを目的とする。
この受け付け装置の一実施態様では、エレベータの停止階の指定を受け付ける受け付け装置において、利用者ごとに該利用者の生体情報と該利用者の停止可能階を関連付けた利用者管理情報を記憶する記憶部と、少なくとも1つの生体認証センサにより取得した生体情報と該生体情報を取得した生体認証センサに関連付けられた第2の階を停止可能階として利用者管理情報に記憶している利用者の生体情報とを比較し、所定の条件を満たす利用者が存在するか否かを判断する判断部と、前記判断部によって所定の条件を満たす利用者が存在し、該利用者が前記第2の階の停止の指定の前に前記第2の階とは異なる第1の階の停止の指定を受け付けていた場合に、前記第1の階への停止の指定を該第2の階への停止の指定に修正する制御を行う制御手部とを備える。
好ましくは、エレベータの停止階の指定を受け付ける受け付け方法において、利用者ごとに該利用者の生体情報と該利用者の停止可能階を関連付けた利用者管理情報を記憶し、少なくとも1つの生体認証センサにより取得した生体情報と該生体情報を取得した生体認証センサに関連付けられた第2の階を停止可能階として利用者管理情報に記憶している利用者の生体情報とを比較し、所定の条件を満たす利用者が存在するか否かを判断し、前記判断によって所定の条件を満たす利用者が存在し、該利用者が前記第2の階の停止の指定の前に前記第2の階とは異なる第1の階の停止の指定を受け付けていた場合に、前記第1の階への停止の指定を該第2の階への停止の指定に修正する
開示の受け付け装置にあっては、エレベータの停止階の指定を柔軟に受け付けることができる。
本発明をエレベータ停止階制御に適用した一実施形態の構成例を示す図である。 操作パネルの例を示す図(その1)である。 操作パネルの例を示す図(その2)である。 操作パネルの例を示す図(その3)である。 エリア分割の場合のキャプチャ例を示す図である。 登録情報記憶部に保持される各種情報の例を示す図である。 階番号・階番号指定者確認部のデータ保持部に保持される各種情報の例を示す図である。 実施形態の処理例を示すフローチャート(その1)である。 実施形態の処理例を示すフローチャート(その2)である。
以下、本発明の好適な実施形態につき説明する。
<構成>
図1は本発明をエレベータ停止階制御に適用した一実施形態の構成例を示す図である。すなわち、特定の人物しか所定の階の停止を指定することのできないエレベータに適用した例である。なお、本発明の適用対象はエレベータに限られないことは言うまでもない。
図1において、管理室1には、生体情報獲得センサ11と入力部12と利用者情報登録部13と登録情報記憶部14とが設けられている。
生体情報獲得センサ11は、照合時に用いる事前登録用の生体情報を獲得する装置である。生体情報としては、指紋、手のひら静脈パターン等の種々のものが利用できる。
入力部12は、キーボード、マウス等の装置であり、利用者の氏名や停止可能階等の入力および登録操作に用いられる。
利用者情報登録部13は、生体情報獲得センサ11から入力された生体情報と入力部12から入力された情報とに基づいて登録情報記憶部14に対して利用者情報の登録を行う部分である。
登録情報記憶部14は、HDD(Hard Disk Drive)等の情報記録媒体である。登録情報としては、ボタン管理情報141と利用者管理情報142とボタン選択可能者管理情報143とがある。それぞれのデータ項目については後述する。ボタン選択可能者管理情報143はボタン管理情報141と利用者管理情報142とを合成したものであり、後の処理を効率化するために設けられているが、省略することもできる。
入力部12、利用者情報登録部13および登録情報記憶部14はPC(Personal Computer)等により実現することができる。
エレベータ・カゴ2内には、利用者が停止階等の入力を行う操作パネル21が設けられている。操作パネル21には、生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・と、通常ボタン23#1、23#2、・・と、停止階番号表示部24とが設けられている。
生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・は、生体認証センサによりボタンを兼ねたものである。
通常ボタン23#1、23#2、・・は、機械的あるいは静電式のスイッチである。なお、操作パネル21上のボタンを全て生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・で実現する場合には、通常ボタン23#1、23#2、・・は不要となる。
停止階番号表示部24は、選択された停止階を表示するものであり、ボタンの周囲や近傍に設けられたランプ等により実現される。選択された停止階の階数を数字により表示するものであってもよい。
階番号・階番号指定者確認部3は、停止階受付の主たる制御動作を行う部分であり、エレベータ・カゴ2内に設けてもよいし、外部に設けてもよい。
階番号・階番号指定者確認部3は、キャプチャデータ取得部31と生体情報検出部32と生体情報照合部33と選択階決定部34とデータ保持部35とを備え、操作パネル21の生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・および通常ボタン23#1、23#2、・・から信号を入力し、停止階番号表示部24およびエレベータ動作制御部4に制御信号を出力する。エレベータ動作制御部4はエレベータ・カゴ2の昇降、ドアの開閉等を制御するものである。
キャプチャデータ取得部31は、生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・から指紋画像、手のひら静脈画像等のキャプチャデータを取得する機能を有している。
生体情報検出部32は、キャプチャデータ取得部31により取得したキャプチャデータから照合に用いる生体情報を検出する機能を有している。なお、キャプチャデータの取得および生体情報の検出を生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、・・内で行う場合には、キャプチャデータ取得部31および生体情報検出部32を省略することができる。
生体情報照合部33は、生体情報検出部32で検出された生体情報を事前登録された生体情報と比較照合する機能を有している。
選択階決定部34は、生体情報照合部33の照合結果もしくは通常ボタン23#1、23#2、・・の選択内容から選択階を決定する機能を有している。
データ保持部35は、処理に必要な情報を保持するものであり、保持情報にはボタン状態情報351と利用者選択状態情報352と利用者生体情報353とがある。それぞれのデータ項目については後述する。なお、利用者生体情報353は照合の都度に登録情報記憶部14の利用者管理情報142から生体情報を取得する場合には省略することができる。
図2は操作パネル21の例を示す図である。この例では、操作パネル21上の階数を指示するボタンを全て生体認証センサ・ボタン22#1〜22#8により実現している。
図3は操作パネル21の他の例を示す図である。この例では、利用者の認証が必要な階に対応するボタンを生体認証センサ・ボタン22#11、22#12、22#30で実現し、特に利用者の認証が必要でない階に対応するボタンを通常ボタン23#1〜23#10、23#13〜23#23、・・で実現している。例えば、VIP(Very Important Person)のみが指定できる階を一部に含むような場合、その階を指定するボタンだけ生体認証センサ・ボタンとする。
図4は操作パネル21の他の例を示す図である。この例では、一つの生体認証センサ部品の感知領域を区切って複数のボタンに見立てるようにしている。すなわち、左側の生体認証センサ部品のセンサ面を4つのエリアに分割して生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、22#5、22#6とし、右側の生体認証センサ部品のセンサ面を4つのエリアに分割して生体認証センサ・ボタン22#3、22#4、22#7、22#8としている。図5はこのようなエリア分割の場合のキャプチャ例(手のひら静脈認証センサを用いた場合)を示す図であり、撮影した生体画像を4分割し、それぞれの生体画像を生体認証センサ・ボタン22#1、22#2、22#5、22#6の入力画像として扱うことにより、それぞれが個別の生体認証センサである場合と同様に動作させることができる。なお、分割数は4に限られず、生体認証センサ部品のサイズ等を考慮して任意の分割数とすることができる。
図6は登録情報記憶部14に保持される各種情報の例を示す図である。
(a)はボタン管理情報141の例を示しており、生体認証センサ・ボタン22(22#1、22#2、・・)の操作パネル21上の位置を特定する「ボタン番号」と、当該ボタンが選択された場合の移動階を示す「アクション」の項目を有している。
(b)は利用者管理情報142の例を示しており、利用者を特定する「利用者」と、当該利用者の生体情報である「生体情報」と、当該利用者に許可される停止可能階を示す「停止可能階」の項目を有している。
(c)はボタン選択可能者管理情報143の例を示しており、生体認証センサ・ボタン22の操作パネル21上の位置を特定する「ボタン番号」と、当該ボタンが選択された場合の移動階を示す「アクション」と、当該移動階を選択可能な利用者を示す「選択可能者」の項目を有している。なお、ボタン選択可能者管理情報143は、(b)の利用者管理情報142を停止可能階毎に整理し、(a)のボタン管理情報141と合体することで生成することができる。情報量的には(a)のボタン管理情報141と(b)の利用者管理情報142を上回るものではないが、後述する階番号・階番号指定者確認部3におけるボタン状態情報351を生成する上で処理を簡略化するために設けてある。従って、階番号・階番号指定者確認部3側で(a)のボタン管理情報141と(b)の利用者管理情報142からボタン状態情報351を生成する場合には、ボタン選択可能者管理情報143を予め用意しておく必要はない。
図7は階番号・階番号指定者確認部3のデータ保持部35に保持される各種情報の例を示す図である。
(a)はボタン状態情報351の例を示しており、生体認証センサ・ボタン22の操作パネル21上の位置を特定する「ボタン番号」と、当該ボタンが選択された場合の移動階を示す「アクション」と、当該移動階を選択可能な利用者を示す「選択可能者」と、当該ボタンの認証状態を示す「状態」の項目を有している。図6(c)に示したボタン選択可能者管理情報143に「状態」の項目を付加したものとなっている。従って、ボタン選択可能者管理情報143が取得できる場合には「状態」の項目を付加するだけでボタン状態情報351の初期データを生成することができる。ボタン選択可能者管理情報143が取得できない場合には、ボタン管理情報141と利用者管理情報142から生成することができる。
(b)は利用者選択状態情報352の例を示しており、利用者を特定する「利用者」と、当該利用者のボタン選択状態を示す「状態」の項目を有している。
(c)は利用者生体情報353の例を示しており、利用者を特定する「利用者」と、当該利用者の生体情報である「生体情報」の項目を有している。なお、前述したように、照合の都度に登録情報記憶部14の利用者管理情報142から生体情報を取得する場合には利用者生体情報353を省略することができる。
<動作>
図1において、事前登録作業として、生体情報獲得センサ11、入力部12および利用者情報登録部13を用い、特定の階(複数可)にエレベータを停止させることを許可された利用者に対し、次の項目を登録情報記憶部14の利用者管理情報142(図6(b))に登録する。
・その利用者の生体情報
・その利用者が停止させることのできる階番号
以下、利用時における動作を説明する。
図8は上記の実施形態の処理例を示すフローチャートであり、利用者がエレベータ・カゴ2に乗り込み、操作パネル21を操作する際の処理である。
図8において、生体認証センサ・ボタン22は、キャプチャデータ取得部31の制御により、あるいは生体認証センサ・ボタン22の独自の機能により、周期的あるいは指や手のひらの接触等を感知した際に生体情報(元情報)のキャプチャを行う(ステップS11)。具体的にはセンサ面に載せられた指の指紋やセンサにかざされた手のひらの静脈パターン等を画像として取得する。この処理は全ての生体認証センサ・ボタン22を対象にそれぞれ行う。
次いで、生体情報検出部32の制御により、あるいは生体認証センサ・ボタン22の独自の機能により、キャプチャした生体情報(元情報)から照合に用いる特徴量を表す生体情報を検出する(ステップS12)。
次いで、生体情報照合部33は少なくとも一つの生体認証センサ・ボタン22から生体情報が検出されたか否か判断し(ステップS13)、生体認証センサ・ボタン22の一つからも生体情報が検出されない場合(ステップS13のNO)は生体情報(元情報)のキャプチャ(ステップS11)に戻る。
少なくとも一つの生体認証センサ・ボタン22から生体情報が検出された場合(ステップS13のYES)、生体情報照合部33は検出された生体情報を、ボタン状態情報351の生体情報が検出された生体認証センサ・ボタン22のボタン番号に対応する選択可能者の生体情報と照合する(ステップS14)。照合の結果は類似度として出力する。選択可能者の生体情報はデータ保持部35の利用者生体情報353あるいは登録情報記憶部14の利用者管理情報142から取得する。
次いで、選択階決定部34は最も高い類似度(ベストマッチ)、すなわち一つの生体認証センサ・ボタン22から得られた生体情報についての照合結果についてはその照合結果、複数の生体認証センサ・ボタン22から得られた生体情報についての照合結果についてはその中の最も類似度の高いものにつき、所定の閾値以上であるか否か判断する(ステップS15)。所定の閾値以上でない場合(ステップS15のNO)は生体情報(元情報)のキャプチャ(ステップS11)に戻る。
そして、所定の閾値以上である場合(ステップS15のYES)、選択階決定部34はそのベストマッチの生体情報が得られた生体認証センサ・ボタン22のボタン番号に対応するアクションをボタン状態情報351から取得し、選択階として決定する(ステップS16)。
なお、図3に示したように操作パネル21上に通常ボタン23(23#1、23#2、・・)が混在する場合、選択階決定部34は通常ボタン23の選択を優先して選択階を決定する。
上記の行先階の受付と並行して、エレベータ・カゴ2のドアがエレベータ動作制御部4によって閉められる。エレベータ動作制御部4は、ドアを閉めた段階で利用者の行先階が決定していれば、その階に移動する。利用者の行先階が決定していなければ、行先階の受付を続ける。
図9は実施形態の他の処理例を示すフローチャートであり、いったん選択された階を変更可能としたものである。
図9において、生体認証センサ・ボタン22は、キャプチャデータ取得部31の制御により、あるいは生体認証センサ・ボタン22の独自の機能により、周期的あるいは指や手のひらの接触等を感知した際に生体情報(元情報)のキャプチャを行う(ステップS21)。具体的にはセンサ面に載せられた指の指紋やセンサにかざされた手のひらの静脈パターン等を画像として取得する。この処理は全ての生体認証センサ・ボタン22を対象にそれぞれ行う。
次いで、生体情報検出部32の制御により、あるいは生体認証センサ・ボタン22の独自の機能により、キャプチャした生体情報(元情報)から照合に用いる特徴量を表す生体情報を検出する(ステップS22)。
次いで、生体情報照合部33は少なくとも一つの生体認証センサ・ボタン22から生体情報が検出されたか否か判断し(ステップS23)、生体認証センサ・ボタン22の一つからも生体情報が検出されない場合(ステップS23のNO)は生体情報(元情報)のキャプチャ(ステップS21)に戻る。
少なくとも一つの生体認証センサ・ボタン22から生体情報が検出された場合(ステップS23のYES)、生体情報照合部33は検出された生体情報を、ボタン状態情報351の生体情報が検出された生体認証センサ・ボタン22のボタン番号に対応する選択可能者の生体情報と照合する(ステップS24)。照合の結果は類似度として出力する。選択可能者の生体情報はデータ保持部35の利用者生体情報353あるいは登録情報記憶部14の利用者管理情報142から取得する。
次いで、選択階決定部34は最も高い類似度(ベストマッチ)、すなわち一つの生体認証センサ・ボタン22から得られた生体情報についての照合結果についてはその照合結果、複数の生体認証センサ・ボタン22から得られた生体情報についての照合結果についてはその中の最も類似度の高いものにつき、所定の閾値以上であるか否か判断する(ステップS25)。所定の閾値以上でない場合(ステップS25のNO)は生体情報(元情報)のキャプチャ(ステップS21)に戻る。
また、所定の閾値以上である場合(ステップS25のYES)、選択階決定部34はベストマッチとなった利用者に対して利用者選択状態情報352を参照し、他のボタンが既に選択されているか否か判断する(ステップS26)。
他のボタンが既に選択されている場合(ステップS26のYES)、選択階決定部34は既になされた選択を破棄し(ステップS27)、ベストマッチの生体情報が得られた生体認証センサ・ボタン22のボタン番号に対応するアクションをボタン状態情報351から取得し、選択階として決定する(ステップS28)。
他のボタンが既に選択されていない場合(ステップS26のNO)、ベストマッチの生体情報が得られた生体認証センサ・ボタン22のボタン番号に対応するアクションをボタン状態情報351から取得し、選択階として決定する(ステップS28)。
なお、図3に示したように操作パネル21上に通常ボタン23(23#1、23#2、・・)が混在する場合、選択階決定部34は通常ボタン23の選択を優先して選択階を決定する。
上記の行先階の受付と並行して、エレベータ・カゴ2のドアがエレベータ動作制御部4によって閉められる。エレベータ動作制御部4は、ドアを閉めた段階で利用者の行先階が決定していれば、その階に移動する。利用者の行先階が決定していなければ、行先階の受付を続ける。いったん行先階が決まっても、行先階に到着するまでは、行先階の受付を継続する。ドアが閉まっている最中、および、行先階に移動している最中で、行先階の変更が指示された場合は、行先階を変更する。すなわち、同一の利用者が複数の生体認証センサ・ボタン22において生体情報が登録情報に逐次照合した際、最後に照合した生体情報を獲得した生体認証センサ・ボタン22の階番号をその利用者の停止希望階番号とする。これにより、利用者が誤って行先階を指示した場合、簡単に行先階を修正することができる。
<総括>
以上説明したように、本実施形態によれば、次のような利点がある。
(1)本人の確認と動作指示の受付を利用者の一つの動作で実現することができる。
(2)動作指示の修正の受付も一つの動作で実現することができる。
以上、本発明の好適な実施の形態により本発明を説明した。ここでは特定の具体例を示して本発明を説明したが、特許請求の範囲に定義された本発明の広範な趣旨および範囲から逸脱することなく、これら具体例に様々な修正および変更を加えることができることは明らかである。すなわち、具体例の詳細および添付の図面により本発明が限定されるものと解釈してはならない。
1 管理室
11 生体情報獲得センサ
12 入力部
13 利用者情報登録部
14 登録情報記憶部
141 ボタン管理情報
142 利用者管理情報
143 ボタン選択可能者管理情報
2 エレベータ・カゴ
21 操作パネル
22 生体認証センサ・ボタン
23 通常ボタン
24 停止階番号表示部
3 階番号・階番号指定者確認部
31 キャプチャデータ取得部
32 生体情報検出部
33 生体情報照合部
34 選択階決定部
35 データ保持部
351 ボタン状態情報
352 利用者選択状態情報
353 利用者生体情報
4 エレベータ動作制御部

Claims (5)

  1. エレベータの停止階の指定を受け付ける受け付け装置において、
    利用者ごとに該利用者の生体情報と該利用者の停止可能階を関連付けた利用者管理情報を記憶する記憶部と、
    少なくとも1つの生体認証センサにより取得した生体情報と該生体情報を取得した生体認証センサに関連付けられた第2の階を停止可能階として利用者管理情報に記憶している利用者の生体情報とを比較し、所定の条件を満たす利用者が存在するか否かを判断する判断部と、
    前記判断部によって所定の条件を満たす利用者が存在し、該利用者が前記第2の階の停止の指定の前に前記第2の階とは異なる第1の階の停止の指定を受け付けていた場合に、前記第1の階への停止の指定を該第2の階への停止の指定に修正する制御を行う制御手部と
    を備えたことを特徴とする受け付け装置。
  2. 請求項1に記載の受け付け装置において、
    前記生体認証センサは、手のひらの静脈画像を撮像する手のひら静脈認証センサである
    ことを特徴とする受け付け装置。
  3. 請求項1または2のいずれか一項に記載の受け付け装置において、
    前記生体認証センサは、停止階に対応するボタンのうち、本人認証が必要なボタンについて設けられる
    ことを特徴とする受け付け装置。
  4. 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の受け付け装置において、
    1つのセンサ部品の感知領域をエリア分割することで、複数の前記生体認証センサを形成する
    ことを特徴とする受け付け装置。
  5. エレベータの停止階の指定を受け付ける受け付け方法において、
    利用者ごとに該利用者の生体情報と該利用者の停止可能階を関連付けた利用者管理情報を記憶し、
    少なくとも1つの生体認証センサにより取得した生体情報と該生体情報を取得した生体認証センサに関連付けられた第2の階を停止可能階として利用者管理情報に記憶している利用者の生体情報とを比較し、所定の条件を満たす利用者が存在するか否かを判断し、
    前記判断によって所定の条件を満たす利用者が存在し、該利用者が前記第2の階の停止の指定の前に前記第2の階とは異なる第1の階の停止の指定を受け付けていた場合に、前記第1の階への停止の指定を該第2の階への停止の指定に修正する
    ことを特徴とする受け付け方法。
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