JP5674633B2 - 換気装置 - Google Patents

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Description

本発明は、換気装置に関するものである。
従来の換気装置には、導入される外気に含まれる虫を除去するためのメッシュフィルターが設けられたメッシュフィルターユニットと、外気に含まれる粉塵を集塵するための外気清浄フィルターとを本体に備えたものが提案されている(たとえば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載の技術は、メッシュフィルターユニットが外気取入れ口に配置され、外気清浄フィルターが外気フィルターケースに格納され、メッシュフィルターユニットの隣接する下流側に配置されているものである。
また、従来の換気装置には、当該換気装置内に排気風路と給気風路とが交差するように形成され、この交差位置に、外気に含まれる粉塵を集塵するためのフィルターなどが設けられる外気フィルターユニットが配置されたものが提案されている(たとえば、特許文献2参照)。
特許文献2に記載の技術は、当該換気装置内に排気風路と給気風路とが交差するように形成されているため、当該交差箇所において、排気と給気とが混合しないようにするために気密性を確保する部品(パッキンなど)が設けられている。
また、特許文献2に記載の技術は、冬季のように外気温度が低い場合などにおいて、給気風路と排気風路との境界で排気する空気が冷やされ結露することを抑制するための断熱材が設けられている。
さらに、特許文献2に記載の技術は、外気フィルターユニットと換気装置本体との気密面(気密部)として、熱交換素子の斜め面を含んでいる。そのため、外気フィルターユニットの装着状態においては、当該斜め面から水平方向の反力を受ける。これにより、組み付けバラツキなどが発生し、外気フィルターユニットと換気装置本体との気密保持ができなくなる可能性があるので、バラツキを吸収するためのパッキンが設けられている。
特許第3979341号公報 国際公開番号WO2010/095237 A1
特許文献1に記載の技術は、メッシュフィルターユニットと、外気清浄フィルターとが独立して本体に設置される構成となっている。そのため、ユーザーがメッシュフィルター及び外気清浄フィルターを清掃する際には、メッシュフィルターユニットと外気清浄フィルターとの両方を取り出す必要があった。すなわち、特許文献1に記載の技術は、清掃の際に、メッシュフィルターユニットを取り出す作業と、外気清浄フィルターを取り出す作業とが必要となる分、メンテナンス性が損なわれてしまう可能性があった。
また、特許文献1に記載の技術は、メッシュフィルターを清掃する際に、メッシュフィルターユニットを2部品に分解しなければならない。すなわち、特許文献1に記載の技術は、清掃の際に、メッシュフィルターユニットの分解する作業と、当該分解したメッシュフィルターユニットを換気装置に設置するための組立たて作業とが必要となる分、メンテナンス性が損なわれてしまう可能性があった。
特許文献2に記載の技術は、排気と給気とが混合しないようにするために気密性を確保するパッキン、結露することを抑制するための断熱材、バラツキを吸収するためのパッキンなどが設けられており、その分部品点数が多くなり、製造コストが高くなる可能性があった。
本発明は、以上のような課題を解決するためになされたもので、製造コストの上昇を抑制しながら、メンテナンスしやすい換気装置を提供することを目的としている。
本発明に係る換気装置は、屋外と連通し空気を取り入れるダクトと、ダクトに接続され、ダクトから供給される空気が導入される本体と、第1フィルター及び第1フィルターが収容される枠体を有する外気清浄フィルターユニットと、第2フィルター及び外気清浄フィルターユニットが収納されて、本体に取り付けられる外気フィルターフレームと、を有し、外気フィルターフレームは、外気清浄フィルターユニットが上下に引き出し自在となるように、外気清浄フィルターユニットの側面と対向する部分が凹状に形成され、本体に外気フィルターフレームが取り付けられた状態において、外気フィルターフレームの上部が水平方向と略平行になっており、外気清浄フィルターユニットが収納された状態において枠体の下端部の上流側に設けられ、水を貯留する第1のプールと、外気清浄フィルターユニットが収納された状態において枠体の下側に設けられ、第1のプールよりも大きい第2のプールとを有し、第1フィルターは、メッシュフィルター及びメッシュフィルターよりも細かい塵埃を除去する外気清浄フィルターを有し、メッシュフィルターは、正面下側に第1のプールが位置するように、枠体内の前面に配置され、外気清浄フィルターは、下側に第2のプールが位置するように、枠体内であってメッシュフィルターの後ろ側に配置され、第1フィルター及び第2フィルターは、ダクトから本体に供給された空気の流れ方向に対して垂直に設けられるものである。
本発明に係る換気装置によれば、第2フィルター及び外気清浄フィルターユニットが収納されて、本体に取り付けられる外気フィルターフレームを有しているので、外気フィルターフレームを本体から取り出すことで、第1フィルター及び第2フィルターを同時に取り出すことができ、メンテナンスしやすくなっている。
本発明に係る換気装置によれば、外気フィルターフレームは、本体に外気フィルターフレームが取り付けられた状態において、外気フィルターフレームの上部が水平方向と略平行になっているので、外気フィルターフレームが本体に取り付けられても、水平方向の反力が発生することが抑制され、組み付けバラツキを抑制することができる。これにより、組み付けバラツキの抑制のためのパッキンなどの部品を設けなくてもよい分、部品点数を抑制することができ、製造コストの上昇を抑制することができる。
本発明の実施の形態に係る換気装置の設置例を示す概略図である。 本発明の実施の形態に係る換気装置の主要部の概要構成例図である。 図2に示す換気装置の据付状態における斜視図である。 図2に示す換気装置から外気フィルターユニットを取り出した状態の斜視図である。 図4に示す外気フィルターユニットの斜視図である。 図5の点線Vにおける外気フィルターユニットの断面図である。 図5に示す外気フィルターユニットの分解斜視図である。 図5に示す外気フィルターフレームの斜視図及び断面図である。 図5に示す外気清浄フィルターユニットの斜視図及び断面図である。 図5に示すメッシュフィルターフレームの斜視図及び断面図である。 図5に示す外気清浄フィルター保持枠の斜視図及び断面図である。 メッシュフィルターフレームと外気清浄フィルター保持枠の嵌合機構の説明図である。 外気フィルターユニットを取り外した状態における換気装置の断面図である。 外気フィルターユニットを取り付けた状態における換気装置の断面図である。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
実施の形態.
図1は、実施の形態に係る換気装置の設置例を示す概略図である。本実施の形態に係る換気装置100は、メンテナンスをしやすくする改良が加えられたものである。まず、換気装置100の設置例及び各種ダクトとの接続関係などについて図1を参照して説明する。
換気装置100は、たとえば、建物内の屋根裏空間又は1階天井裏空間に設置されるものである。本実施の形態では、図1に示す廊下に対応する位置の天井裏空間に設置されているものとする。
換気装置100は、外気を導入するための外気給気口2、外気給気口2を介して換気装置100に取り込まれた外気を室内に供給するための室内給気口3、室内の空気を取り込む室内排気口4、及び室内排気口4から取り込まれた室内空気を排出する室外排気口5に接続されている本体1を備えている。より詳細には、換気装置100は、外気ダクト23Aを介して外気給気口2に接続され、給気ダクト24Aを介して室内給気口3に接続され、排気ダクト22Aを介して室外排気口5に接続されている。なお、室内排気口4については、図1に示すように、たとえばダクト(図示省略)などを介して本体1に接続される。
なお、図1では、一例として、外気給気口2がベランダ側の外に連通するように設けられ、室外排気口5がベランダ側と反対側の外に連通するように設けられたものを図示しているが、それらに限定されるものではない。また、図1では、一例として、和室、リビングダイニングキッチン、第1の洋室、第2の洋室、トイレに、室内給気口3が設けられたものを図示しているが、それに限定されるものではない。
換気装置100は、外気給気口2より外気ダクト23Aを介して導入した外気に混入している粗塵、虫、花粉など(以下では、粗塵などと称するものとする)を除去する機能を有する。そして、換気装置100は、粗塵などを除去した空気を、給気ダクト24Aを介して室内給気口3から室内に供給可能となっている。
外気給気口2は、たとえば、外気給気口2付近に浮遊している粗塵などが混入している外気を導入するためのものである。外気給気口2は、一方が外気ダクト23Aに接続され、他方がベランダ側の室外と連通している。
室内給気口3は、換気装置100で粗塵などが除去された空気を供給するためのものである。室内給気口3は、一方が給気ダクト24Aに接続され、他方が室内の各部屋に連通している。
室内排気口4は、室内の空気を本体1に導入するためのものである。室内排気口4は、一方がダクトなどを介して本体1と連通し、他方が室内の廊下に連通している。なお図1では、室内排気口4が本体1と同様に廊下に配置された場合を図示しているが、それに限定されるものではない。
室外排気口5は、室内排気口4から換気装置100に導入された室内空気を排出するためのものである。室外排気口5は、一方が排気ダクト22Aに接続され、他方がベランダ側とは反対側の室外に連通している。
外気ダクト23Aは、換気装置100と外気給気口2とを接続するためのものである。外気ダクト23Aは、一方が外気給気口2に接続され、他方が換気装置100に接続されている。
給気ダクト24Aは、換気装置100と室内給気口3とを接続するためのものである。給気ダクト24Aは、一方が室内給気口3に接続され、他方が換気装置100に接続されている。
排気ダクト22Aは、換気装置100と室外排気口5とを接続するためのものである。排気ダクト22Aは、一方が室外排気口5に接続され、他方が換気装置100に接続されている。
[構成説明]
図2は、実施の形態に係る換気装置100の主要部の概要構成例図である。図3は、図2に示す換気装置100の据付状態における斜視図である。図4は、図2に示す換気装置100から外気フィルターユニット25を取り出した状態の斜視図である。図2〜図4を参照して換気装置100の構成について説明する。
換気装置100は、外郭を構成する本体1と、外気を取り込むための第1送風機12と、室内空気を取り込むための第2送風機14と、本体1に導入した外気と給気とを熱交換させる熱交換素子部11と、本体1内に導入した外気を清浄する外気フィルターユニット25と、本体1の下面の一部を構成するパネル26と、パネル26に設けられる排気用フィルター21とを有している。
なお、換気装置100は、本体1内に、熱交換素子部11などを保持する熱交換素子部ケーシング51(図13及び図14参照)を有しているが、これについては、図13及び図14にて説明する。
(本体1)
本体1は、換気装置100の外郭を構成するものであり、第1送風機12、第2送風機14、熱交換素子部11、及び外気フィルターユニット25などが搭載されるものである。本体1には、外気ダクト23Aに接続される外気ダクト接続口23が設けられ、給気ダクト24Aに接続される給気ダクト接続口24が設けられ、排気ダクト22Aに接続される排気ダクト接続口22が設けられている。なお、図3及び図4に示すように、給気ダクト接続口24が複数形成された例を図示したが、その形成される数は図3及び図4に限定されるものではない。
本体1は、給気風路及び排気風路を有している。すなわち、本体1には、外気ダクト接続口23、外気フィルターユニット25、熱交換素子部11、第1送風機12及び給気ダクト接続口24を連通する給気風路を有するとともに、排気用フィルター21、熱交換素子部11及び第2送風機14及び排気ダクト接続口22を連通する排気風路を有している。なお、給気風路における空気の流れは図2に示すSに対応し、排気風路における空気の流れは、図2に示すEに対応している。
本体1には、図4に示すように、外気フィルターユニット25を支持するための受け部71が設けられている。この受け部71は、外気フィルターユニット25が換気装置100に設置された状態において、後述する外気フィルターユニット25のフィックスピース108に対応する位置に設けられている。
本体1には、外気フィルターユニット25が本体1に設けられた際に、給気風路の気密性を向上させるパッキン52と、本体1内に取り込まれた室内空気と外気フィルターユニット25に供給された外気とが混合してしまうことを抑制する図示省略のパッキン72とが設けられている(図13及び図14参照)。
(第1送風機12及び第2送風機14)
第1送風機12及び第2送風機14は、本体1に空気を取り込み、放出するものである。第1送風機12は回転するファン12A及びファン12Aを回転させる電動機12Bにより構成され、第2送風機14は、回転するファン14A及びファン14Aを回転させる電動機14Bにより構成されている。
第1送風機12は、給気風路であって熱交換素子部11の下流側に設けられている。また、第2送風機12は、排気風路であって熱交換素子部11の下流側に設けられている。
(熱交換素子部11)
熱交換素子部11は、本体1に導入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とを熱交換させるものである。すなわち、熱交換素子部11は、排気の熱量を給気で回収する機能を有しているものである。なお、熱交換素子部11に流入した外気(給気)と、室内の空気(排気)とは混合しないように構成されている。
熱交換素子部11は、給気風路に連通するとともに、排気風路に連通するように設けられている。そして、熱交換素子部11は、給気風路において、外気フィルターユニット25の下流側であって第1送風機12の上流側に設けられている。また、熱交換素子部11は、排気風路において、排気用フィルター21の上流側であって第2送風機14の下流側に設けられている。
(外気フィルターユニット25)
外気フィルターユニット25は、空気中の粗塵などを除去するものである。すなわち、外気フィルターユニット25は、空気中の粗塵などを除去するフィルターを有しており、本体1内に導入した空気中の粗塵などを当該フィルターで除去することができるものである。外気フィルターユニット25は、給気風路において、熱交換素子部11の上流側に設けられている。
外気フィルターユニット25の下部には、図4に示すように、気密性を向上させるパッキン182、外気フィルターユニット25を取り出す際に保持するためのハンドル103、外気フィルターユニット25を本体1内に取り付けるためのフィックスピース108などが設けられている。
外気フィルターユニット25は、図3に示すように、本体1に取り付けられた状態において、その下部が排気用フィルター21によって覆われる。そして、外気フィルターユニット25は、排気用フィルター21を開放することで下部が露出する。そして、ユーザーは、排気用フィルター21を開放し、外気フィルターユニット25の下部が露出させて、ハンドル103を持って外気フィルターユニット25を本体1から引き出し可能となっている。
外気フィルターユニット25は、本体1に設けられている状態において、受け部71によって支持される。すなわち、外気フィルターユニット25のフィックスピース108が、受け部71によって支持されるため、外気フィルターユニット25が本体1内に取り付けられるようになっている。フィックスピース108を90度回転させることで、受け部71からの支持が解除され、外気フィルターユニット25を本体1から取り外すことが可能となっている。
外気フィルターユニット25の構成などについては、後ほどの図5〜図11の説明で詳述する。
(パネル26)
パネル26は、本体1の下面の一部を構成するものである。パネル26は、本体1の下面の一部を構成するように、本体1の下側に設けられている。パネル26には、排気用フィルター21が本体1から引き出し可能なように、排気用フィルター21の端部側が回転自在に固定されている。
(排気用フィルター21)
排気用フィルター21は、室内の空気に含まれる粗塵などを除去するためのフィルターであり、平面視形状が略長方形をしているものである。排気用フィルター21の4つの端部側のうちの1つは、パネル26に回転自在に固定されている。
[外気フィルターユニット25の概要構成]
図5は、図4に示す外気フィルターユニット25の斜視図である。図6は、図5の点線Vにおける外気フィルターユニット25の断面図である。図7は、図5に示す外気フィルターユニット25の分解斜視図である。図8は、図5に示す外気フィルターフレーム101の斜視図及び断面図である。なお、図8(a)〜図8(d)は、外気フィルターユニット25を見る角度を変えた斜視図であり、図8(e)が、図8(a)の点線Wにおける断面図である。図5〜図8を参照して、外気フィルターユニット25の概要構成、及び外気フィルターフレーム101について詳細に説明する。
外気フィルターユニット25は、外気フィルターユニット25の外郭を構成する外気フィルターフレーム101、たとえばユーザーなどの用途に応じて選定される任意のフィルター801、及び粗塵などを除去するための外気清浄フィルターユニット201を有している。
外気フィルターユニット25には、図7に示すように、外気清浄フィルターユニット201及びフィルター801が、外気フィルターフレーム101から上下に引き出し可能なように設けられている。
(外気フィルターフレーム101)
外気フィルターフレーム101は、パッキン182などが設けられる基部101D、基部101Dの一端側に立設される第1側面部101A、基部101Dの一端側に立設される第2側面部101B、一端が第1側面部101Aに接続され、他端が第2側面部101Bに接続される梁部101Cを有している。
(基部101D)
基部101Dは、外気フィルターフレーム101の下側の外郭を構成するものである。基部101Dには、「一端」側に第1側面部101Aが立設され、「他端」側に第2側面部101Bが立設される。ここで、「一端」及び「他端」とは、空気流れ方向から外気フィルターフレーム101を見たときに、外気フィルターフレーム101の幅における「一端」及び「他端」に対応している。
基部101Dには、外気フィルターユニット25を取り出す際に保持するためのハンドル103、外気フィルターユニット25を本体1内に取り付けるためのフィックスピース108、結露防止のための断熱材102、気密性を向上させるパッキン182、虫などが溜められる虫ストック部138、水などを貯留可能なプール大155及びプール小156が設けられている。
基部101Dには、第1送風機12によって発生する吸引力により、フィルター801が変形することを抑制するため、位置決め凸部172が設けられている。
基部101Dには、鉛直方向に立設される壁137A、及び鉛直方向に立設され、壁137Aよりも下流側に設けられる壁137Bが設けられている。なお、壁137A及び壁137Bは、虫ストック部138の一部を構成する。
基部101Dには、鉛直方向に立設されるプールサイド138A、及び鉛直方向に立設され、プールサイド138Aよりも下流側に設けられるプールサイド138Bが設けられている。なお、プールサイド138A及びプールサイド138Bは、プール大155の一部を構成する。
基部101Dには、断熱材102を固定するための機構が備えられている。すなわち、基部101Dの下面側にはネジ受けボス106が設けられている。そして、断熱材102は、ワッシャー104を介してネジ105がネジ受けボス106に螺合されて固定されている。なお、固定方法についてはそれに限定されるものではなく、たとえば、ホットメルトのような接着材などで代用することも可能である。
基部101Dのうち、第1側面部101Aより外側の端部と、第2側面部101Bより外側の端部と、基部101Dの上流側の端部とにパッキン182が設けられている。なお、基部101Dのうち、下流側の端部181にはパッキンが設けられていない。この端部181に対応する部分は、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、熱交換素子部ケーシング51のパッキン72に押しつけられるようにして設けられる。
(ハンドル103)
ハンドル103は、外気フィルターフレーム101を本体1から取り出すことができるように、ユーザーなどが保持する部分である。ハンドル103は、下側に突出するように、基部101Dの下面側に形成されている。
(フィックスピース108)
フィックスピース108は、本体1内に外気フィルターフレーム101を保持させるための部品である。フィックスピース108は、基部101Dの下面側に設けられている。すなわち、基部101Dの下面側にはネジ受けボス107が設けられており、フィックスピース108は、ネジ105がワッシャー104を介してネジ受けボス107に螺合されることで固定されている。
フィックスピース108は、水平方向に軸回転させることが可能となっている。すなわち、フィックスピース108は、たとえば90度程度回転させられることで、外気フィルターユニット25の受け部71からの保持が解除され、外気フィルターユニット25を本体1から取り外すことが可能となる(図4参照)。
なお、フィックスピース108を開いて受け部71からの保持を解除することで、ユーザーは、ハンドル103を下方に引き出して外気フィルターユニット25を本体1から取り出すことができる。
また、フィックスピース108が基部101Dに設けられ、受け部71が本体1に設けられた例を説明したが、それに限定されるものではなく、フィックスピース108が本体1に設けられ、受け部71が基部101Dに設けられていてもよい。
(断熱材102)
断熱材102は、外気雰囲気と室内雰囲気との境界部(気密部53)に対応する位置に設けられているものである。すなわち、断熱材102は、外気フィルターユニット25に供給された外気(図2のS参照)側と、本体1内に取り込まれた室内空気(図2のE参照)側とを断熱するように設けられているものである。なお、気密部53の説明は、図13及び図14で詳細に説明する。
なお、断熱材102を構成するものは限定されるものではない。たとえば、断熱材102は、発泡スチロールのような剛性のある材料で構成するとよい。断熱材102を発泡スチロールで構成する場合には、ハンドル103の代替として、ハンドル103に対応する形状を断熱材102に形成してもよい。すなわち、断熱材102とハンドル103とを同体として形成してもよい。
(パッキン182)
パッキン182は、気密性を向上させる部材である。すなわち、パッキン182は、本体1内に取り込まれた室内空気(図2のE参照)と、外気フィルターユニット25に供給された外気(図2のS参照)と、が混合してしまうことを抑制するための部材である。
パッキン182は、基部101Dが本体1に取り付けられた状態の本体1との接触位置に設けられているものである。すなわち、パッキン182は、第1側面部101Aより外側の端部と、第2側面部101Bより外側の端部と、基部101Dの上流側の端部とに設けられており、平面視形状が略コの字である。
なお、パッキン182は、基部101Dの下流側の端部には設けられていない。その代わりに、本体1にパッキン72が設けられている。
(虫ストック部138)
虫ストック部138は、メッシュフィルター304により外気から分離した粗塵などを貯留するためのものである。すなわち、虫ストック部138は、粗塵などが大量に捕集されて貯留されても、圧力損失が低下して換気性能が低下してしまうことを抑制するために、所定の貯留容積を有している。
虫ストック部138は、メッシュフィルター304の上流側に設けられている。また、虫ストック部138は、基部101Dの上面と、第1側面部101Aの内側面と、第2側面部101Bの内側面と、壁137A及び壁137Bとによって構成されている。
なお、外気フィルターユニット25の清掃の際には、ユーザーが、虫ストック部138に溜まった粗塵などを、外気フィルターユニット25を本体1から取り出した後に、掃除機などで吸引して除去することができるようになっている。
(プール大155)
プール大155は、水などを貯留可能なものである。たとえば、外気に霧を多く含む場合には、当該霧がメッシュフィルター304及び外気清浄フィルター202で凝縮し、自重で下方に流れ落ちる。プール大155は、この下方に流れ落ちた水を貯留するものである。
プール大155は、基部101Dの上面と、第1側面部101Aの内側面(後述のプールサイド153A)と、第2側面部101Bの内側面(後述のプールサイド153B)と、プールサイド138A及びプールサイド138Bとによって構成されている。
プール大155は、給気風路と連通して設けられている。このため、プール大155内に貯留された水は、霧が納まった後、換気装置100がたとえば数時間程度運転することで乾燥して除去される。
(プール小156)
プール小156も、プール大155と同様に水などを貯留可能なものである。プール小156は、メッシュフィルター304で凝縮した水のうち、メッシュフィルター304よりも上流側に流れ落ちた水を貯留するものである。
プール大155は、基部101Dの上面に形成された凹形状であり、第1側面部101Aから第2側面部101Bに向かって伸びるように設けられている。
プール小156も、給気風路と連通して設けられている。このため、プール小156内に貯留された水は、霧が納まった後、換気装置100がたとえば数時間程度運転することで乾燥して除去される。
(第1側面部101A)
第1側面部101Aは、基部101Dの一端側に立設されるものであり、外気清浄フィルターユニット201及びフィルター801を保持するものである。
第1側面部101Aの内側面には、外気清浄フィルターユニット201を保持するとともに、プール大155の一部を構成するプールサイド153Aが形成されている。このプールサイド153Aは、外気清浄フィルターユニット201が外気フィルターフレーム101に格納された状態で、外気フィルターフレーム101の一方の側面と対向する位置に設けられる。
第1側面部101Aの内側面には、外気清浄フィルターユニット201を保持するための第1壁部183Aが形成されている。この第1壁部183Aは、プールサイド153Aに対して垂直に形成されている。
第1側面部101Aの内側面であってプールサイド153Aの下流側には、フィルター801を保持するための第1溝部171Aが形成されている。この第1溝部171Aは、フィルター801が外気フィルターフレーム101に格納された状態で、フィルター801の一方の側面側と対向する位置に設けられる。
第1外側面の外側面には、本体1に設置された状態で、後述の熱交換素子部ケーシング51の第1凸部64Aと対向する位置に設けられる第1凹部185Aが形成されている。
第1側面部101Aの外側面には、本体1に外気フィルターユニット25が取り付けられた状態において、パッキン52に押しつけられるようにして設けられる第1リブ136Aが形成されている。第1リブ136Aは、鉛直方向に伸びるように形成されている。
(第2側面部101B)
第2側面部101Bは、第1側面部101Aに対称な形状を有するものである。すなわち、第2側面部101Bは、基部101Dの他端側に立設されるものであり、外気清浄フィルターユニット201及びフィルター801を保持するものである。
第2側面部101Bの内側面には、外気清浄フィルターユニット201を保持するとともに、プール大155の一部を構成するプールサイド153Bが形成されている。このプールサイド153Bは、外気清浄フィルターユニット201が外気フィルターフレーム101に格納された状態で、外気フィルターフレーム101の他方の側面と対向する位置に設けられる。
第2側面部101Bの内側面には、外気清浄フィルターユニット201を保持するための第2壁部183Bが形成されている。この第2壁部183Bは、プールサイド153Bに対して垂直に形成されている。
第2側面部101Bの内側面であってプールサイド153Bの下流側には、フィルター801を保持するための第2溝部171Bが形成されている。この第2溝部171Bは、フィルター801が外気フィルターフレーム101に格納された状態で、フィルター801の他方の側面側と対向する位置に設けられる。
第2側面部101Bの外側面には、本体1に設置された状態で、後述の熱交換素子部ケーシング51の第2凸部64Bと対向する位置に設けられる第2凹部185Bが形成されている。
第2側面部101Bの外側面には、本体1に外気フィルターユニット25が取り付けられた状態において、パッキン52に押しつけられるようにして設けられる第2リブ136Bが形成されている。第2リブ136Bは、鉛直方向に伸びるように形成されている。
(梁部101C)
梁部101Cは、一端が第1側面部101Aに接続され、他端が第2側面部101Bに接続されるものである。梁部101Cには、上側に突出して設けられる第3リブ136Cが形成されている。
第3リブ136Cは、第1側面部101Aから第2側面部101Bに向かって伸びるように形成されている。より詳細には、梁部101Cは、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、水平面に対して平行に設けられている。
そして、第3リブ136Cは、その一端が第1リブ136Aに接続され、他端が第2リブ136Bに接続されており、水平面に対して平行に設けられている。すなわち、第1リブ136A、第2リブ136B及び第3リブ136Cを合わせて見たときには、略コの字形状をしている。
以下の説明において、第1リブ136A、第2リブ136B及び第3リブ136Cを合わせて、コの字状リブ139とも称するものとする。
コの字状リブ139は、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、パッキン52に押しつけられるようにして設けられる。これにより、給気風路の気密性が確保され、本体1内に導入された外気を確実に外気フィルターユニット25内に供給することができる。すなわち、本体1内に導入された外気は、梁部101C、第1側面部101A、第2側面部101B及び基部101Dによって形成されるロの字状の開口の内側を確実に通るということである。
(フィルター801)
フィルター801は、たとえばNOX (窒素酸化物)除去フィルターや脱臭フィルターなどのように、ユーザーなどの用途に応じて選定されるフィルターである。フィルター801の平面視形状は、略長方形をしている。
フィルター801は、図5に示すように、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターフレーム101に設けられている。より詳細には、フィルター801の下端部側が外気フィルターフレーム101の基部101Dに保持され、フィルター801の一方の側端部側が第1側面部101Aに保持され、フィルター801の他方の側端部側が第2側面部101Bに保持される。
また、フィルター801は、空気流れ方向において、外気清浄フィルターユニット201の下流側に設けられている。
外気清浄フィルターユニット201は、粗塵などを除去するためのものである。外気清浄フィルターユニット201は、外郭を構成するメッシュフィルターフレーム301及び外気清浄フィルター保持枠401と、粗塵などを除去するメッシュフィルター304と、たとえば屋外の環境条件に応じて選定される外気清浄フィルター202とを有している。外気清浄フィルターユニット201の構成などについては、次の図9〜図11の説明で詳述する。
(外気清浄フィルターユニット201)
図9は、図5に示す外気清浄フィルターユニット201の斜視図及び断面図である。図10は、図5に示すメッシュフィルターフレーム301の斜視図及び断面図である。図11は、図5に示す外気清浄フィルター保持枠401の斜視図及び断面図である。
なお、図9(a)〜図9(d)は、外気清浄フィルターユニット201を見る角度を変えた斜視図であり、図9(e)が、図9(a)の点線Xにおける断面図である。
また、図10(a)〜図10(d)は、メッシュフィルターフレーム301を見る角度を変えた斜視図であり、図10(e)が、図10(a)の点線Yにおける断面図である。
さらに、図11(a)〜図11(d)は、外気清浄フィルター保持枠401を見る角度を変えた斜視図であり、図11(e)が、図11(a)の点線Zにおける断面図である。図9〜図11を参照するとともに前述した図7を参照して、外気清浄フィルターユニット201について説明する。
外気清浄フィルターユニット201は、上述のように、メッシュフィルターフレーム301、外気清浄フィルター保持枠401、メッシュフィルター304、及び外気清浄フィルター202を有している。
(メッシュフィルターフレーム301)
メッシュフィルターフレーム301は、メッシュフィルター304を保持するとともに、外気清浄フィルター保持枠401と共に外気清浄フィルター202を収納するものである。メッシュフィルターフレーム301は、空気流れ方向において、外気清浄フィルター保持枠401よりも上流側に位置するように設けられるものである。
メッシュフィルターフレーム301は、空気流れ方向に垂直な断面形状が、長方形形状をしてるものである。すなわち、メッシュフィルターフレーム301は、上面、下面及び両側面を有し、前面側及び後面側が開放された形状をしているものである。そして、メッシュフィルターフレーム301には、メッシュフィルター304の前面側に接触して保持するリブ303が3本形成されている。なお、リブ303の本数は、3本に限定されるものではない。
メッシュフィルターフレーム301の前側には、外気清浄フィルターユニット201が外気フィルターフレーム101に収納された状態において、第1側面部101Aに形成された第1壁部183Aと接触する第1接触部302A、及び第2側面部101Bに形成された第2壁部183Bと接触する第2接触部302Bが形成されている。
メッシュフィルターフレーム301の後側の下端部には、外気清浄フィルター保持枠40の下端部に接続される稜307が設けられている。
メッシュフィルターフレーム301は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターフレーム101に設けられている。より詳細には、メッシュフィルターフレーム301の下端部側が外気清浄フィルター保持枠401の下端部側に嵌め合わされて保持され(図13参照)、第1接触部302Aが第1壁部183Aに押しつけられて保持され、第2接触部302Bが第2壁部183Bに押しつけられて保持される。
メッシュフィルターフレーム301は、外気清浄フィルター保持枠401と嵌合した状態において、外気清浄フィルター202及びメッシュフィルター304が収納される空間を形成する。すなわち、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401との間には、所定の間隔203が設けられており、外気清浄フィルター202及びメッシュフィルター304を収納可能となっている。
メッシュフィルターフレーム301の上部には、外気清浄フィルター保持枠40と嵌合するためのツメ部305A及び半球形状の突起404Aが形成されている(図13参照)。このツメ部305Aは、外気フィルターフレーム101から外気清浄フィルターユニット201を取り出すときの取手の役割も果たしている。
メッシュフィルターフレーム301の後側の外周部には、外気清浄フィルター保持枠401との嵌合をより確実なものとする契合凹部308が形成されている。また、この契合凹部308により、外気清浄フィルター保持枠401との嵌合が確実となるとともに、メッシュフィルターフレーム301の変形を抑制することができる。すなわち、この契合凹部308により、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401との嵌合が確実となるとともに、経年変化にも耐えうる構造となる。
(外気清浄フィルター保持枠401)
外気清浄フィルター保持枠401は、メッシュフィルターフレーム301と共に外気清浄フィルター202を収納するものである。外気清浄フィルター保持枠401は、空気流れ方向において、メッシュフィルターフレーム301よりも上流側に位置するように設けられるものである。
外気清浄フィルター保持枠401も、メッシュフィルターフレーム301と同様に、空気流れ方向に垂直な断面形状が、長方形形状をしているものである。すなわち、外気清浄フィルター保持枠401は、上面、下面及び両側面を有し、前面側及び後面側が開放された形状をしているものである。そして、外気清浄フィルター保持枠401には、外気清浄フィルター202の後面側に接触して保持するリブ402が3本形成されている。なお、リブ402の本数は、3本に限定されるものではない。
外気清浄フィルター保持枠401には、外気清浄フィルター202の後面側に接触して保持するリブ402が3本形成されている。なお、リブ402の本数は、3本に限定されるものではない。
外気清浄フィルター保持枠401の両側面には、外気清浄フィルターユニット201を外気フィルターフレーム101に収納する際のガイトとなる第1挿入ガイド407A及び第2挿入ガイド407Bが形成されている。
外気清浄フィルター保持枠401の前側の下端部には、外気清浄フィルター保持枠40の稜307に接続される稜405が設けられている。
外気清浄フィルター保持枠401もメッシュフィルターフレーム301と同様に、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気フィルターフレーム101に設けられている。より詳細には、外気清浄フィルター保持枠401の下端部側がメッシュフィルターフレーム301の下端部側に嵌め合わされて保持され(図13参照)、第1挿入ガイド407Aが第1側面部101A(プールサイド153A)に保持され、第2挿入ガイド407Bが第2側面部101B(プールサイド153B)に保持される。
なお、第1挿入ガイド407Aと第1側面部101A及び第2挿入ガイド407Bと第2側面部101Bは、外気清浄フィルターユニット201が外気フィルターフレーム101に格納された状態では所定の間隔を確保して設けられている。この所定の間隔によって、第1壁部183Aと第1接触部302A及び第2壁部183Bと第2接触部302Bとの面合わせの状態を保つことができる。その結果、本体1内に導入された外気を確実に外気フィルターユニット25内に供給することができる。すなわち、本体1内に導入された外気は、梁部101C、第1側面部101A、第2側面部101B及び基部101Dによって形成されるロの字状の開口の内側を確実に通るということである。なお、第1挿入ガイド407A及び第2挿入ガイド407Bは、メッシュフィルターフレーム301に設けられていてもよい。
外気清浄フィルター保持枠401の上部には、メッシュフィルターフレーム301と嵌合するためのツメ部305B及び半球形状の突起404Bが形成されている(図13参照)。このツメ部305Bは、ツメ部305Aとともに、外気フィルターフレーム101から外気清浄フィルターユニット201を取り出すときの取手の役割も果たしている。
外気清浄フィルター保持枠401の前側の外周部には、外気清浄フィルター保持枠401の契合凹部308に嵌め込まれる契合凸部406が形成されている。この契合凸部406により、メッシュフィルターフレーム301との嵌合が確実となるとともに、外気清浄フィルター保持枠401の変形を抑制することができる。すなわち、この契合凸部406により、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401との嵌合が確実となるとともに、経年変化にも耐えうる構造となる。
なお、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401との嵌合方法には、ツメ部305A、305B、突起404A、404B、及び稜307、405が採用されているが、それに限定されるものではない。
たとえば、別部品として蝶つがいのような部品を用いてもよい。また、ツメ部305A、305B、突起404A、404B、及び稜307、405を設ける代わりに、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401のうちのどちらかの稜を引っ掛け構造とし、もう一方の稜を引っ掛け受け構造などとしてもよい。さらに、ツメ部305A、305B、突起404A、404B、及び稜307、405を設ける代わりに、はめ合わせやスライドやマジックテープ(登録商標)などを採用してもよい。
(メッシュフィルター304)
メッシュフィルター304は、粗塵などを除去するためのフィルターである。メッシュフィルター304は、外気に含まれる大半の粗塵などを除去するように構成される。これにより、メッシュフィルター304の下流側の外気清浄フィルター202の捕集寿命を延ばすことができるようになっている。
メッシュフィルター304は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気清浄フィルターユニット201に設けられている。より詳細には、メッシュフィルター304は、その前面側がリブ303の後面側と接触するように設けられ、メッシュフィルター304の後面側が外気清浄フィルター202の前面側と接触するように設けられている。
なお、メッシュフィルター304は、外気フィルターユニット25に設けず、梁部101C、第1側面部101A、第2側面部101B及び基部101Dによって形成されるロの字状の開口の形成位置に備えられていてもよい。
(外気清浄フィルター202)
外気清浄フィルター202は、粗塵などのうち、花粉や細かい塵埃を除去するフィルターであり、たとえば、中性能花粉フィルター、高性能除塵フィルターなどを採用するとよい。
外気清浄フィルター202は、空気流れ方向に対して略垂直となるように、外気清浄フィルターユニット201に設けられている。より詳細には、外気清浄フィルター202は、その前面側がメッシュフィルター304の後面側と接触するように設けられ、外気清浄フィルター202の後面側がリブ402の前面側と接触するように設けられている。
図12は、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401の嵌合機構の説明図である。なお、図12(a)は、外気清浄フィルター保持枠401に対するメッシュフィルターフレーム301の開き角度が8度の状態を示している。そして、図12(b)が2度の状態であり、図12(c)がメッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401とが嵌合した状態を示している。図12を参照して、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401との嵌合方法について説明する。
図12(a)に示すように、メッシュフィルターフレーム301及び外気清浄フィルター保持枠401は、稜307と稜405とを嵌め合わせ、稜307及び稜405に対応する部分を支点として開閉可能となっている(図12(a)参照)。
図12(a)の状態から、稜307及び稜405に対応する部分を支点として閉めていくと、ツメ部305Aと突起404Bとが接触するとともに、ツメ部305Bと突起404Aとが接触する状態となる(図12(b)参照)。
図12(b)の状態からさらに閉めていくと、ツメ部305Aは、ツメ部305Aのメッシュフィルターフレーム301の上面に対する付け根部分である稜309を支点としてしなりながら突起404Bを乗り超える(図12(c)参照)。同様に、ツメ部305Bは、ツメ部305Bの外気清浄フィルター保持枠401の上面に対する付け根部分である稜(図示省略)を支点としてしなりながら突起404Aを乗り超える。
図12(c)の状態は、ツメ部305Aが突起404Bを抱える状態となっているとともに、ツメ部305Bが突起404Aを抱える状態となっており、外気清浄フィルターユニット201の閉状態(ロック状態)である。すなわち、ツメ部305A、305Bのうち突起404A、404Bと嵌合する部分の水平断面形状が略L字状になっており、当該L字部分に突起404A、404Bが収まることで、メッシュフィルターフレーム301と外気清浄フィルター保持枠401とが固定されるということである。
なお、外気清浄フィルターユニット201を開状態から開状態とする場合には、図12(a)、図12(b)及び12(c)の動作が逆となる。
[熱交換素子部ケーシング51及び気密性を確保する方法など]
図13は、外気フィルターユニット25を取り外した状態における換気装置100の断面図である。図14は、外気フィルターユニット25を取り付けた状態における換気装置100の断面図である。なお、図13(a)及び図14(a)は空気流れ方向に平行な面における換気装置100の縦断面図である。また、図13(b)及び図14(b)は図面中の点線Aに平行な面における断面図(水平断面図)である。図13及び図14を参照して気密部53などについて説明する。
(熱交換素子部ケーシング51)
熱交換素子部ケーシング51は、本体1の内部に設けられ、熱交換素子部11が搭載される空間、外気フィルターユニット25が搭載される空間、第2送風機14が設置される空間などを有するものである。
熱交換素子部ケーシング51の上流側には、外気フィルターユニット25が設けられ、熱交換素子部ケーシング51の下流側には熱交換素子部11が設けられる。さらに、熱交換素子部ケーシング51のうち、外気フィルターユニット25及び熱交換素子部11が設けられる位置の上方には、第2送風機14が設けられている。
熱交換素子部ケーシング51には、外気フィルターユニット25を取り付けるために下側が開放されている。この開放された部分には、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において基部101Dが配置される。ここで、給気風路と排気風路とは、基部101Dの周端部を介して連通してしまう可能性があるので、当該周端部にパッキン182及びパッキン72が設けられるようになっている。
熱交換素子部ケーシング51には、コの字状リブ139が押しつけられて設けられるパッキン52が設けられている。このパッキン52も、コの字状リブ139と対応して、コの字状に熱交換素子部ケーシング51に設けられている。また、熱交換素子部ケーシング51には、基部101Dの端部181が押しつけられるパッキン72が設けられている。
熱交換素子部ケーシング51には、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、第1側面部101Aのプールサイド153Aと対向する第1取付面部61Aが形成され、第2側面部101Bのプールサイド153Bと対向する第2取付面部61Bが形成されている。
第1取付面部61A及び第2取付面部61Bには、パッキン52のうちの一部が設けられている。パッキン52のうち、第1取付面部61A及び第2取付面部61Bに設けられている部分は、鉛直方向に平行に設けられている。
熱交換素子部ケーシング51には、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、第1側面部101Aの第1凹部185Aと対向する第1凸部64Aが形成され、第2側面部101Bの第2凹部185Bと対向する第2凸部64Bが形成されている。
なお、第1凸部64Aと第1凹部185Aとの寸法公差、及び第2凸部64Bと第2凹部185Bとの寸法公差は、許容する最小クリアランスとするとよい。これにより、コの字状リブ139とパッキン52にかかる負圧を抑制することができる。
また、第1凸部64A及び第2凸部64Bが熱交換素子部ケーシング51に形成される数は特に限定されるものではなく、複数であってもよい。この場合には、第1凸部64A及び第2凸部64Bの数だけ、第1凹部185A及び第2凹部185Bを、第1側面部101A及び第2側面部101Bに形成すればよい。
熱交換素子ケーシング51のうち、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、外気フィルターユニット25の上部に対向する位置に、第3取付面部61Cが形成されている。
第3取付面部61Cには、パッキン52の一部が設けられるとともに、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、ツメ部305A、305Bが収納される空間である凹部206が形成されている。パッキン52のうち、第3取付面部61Cに設けられている部分は、水平面に平行に設けられている。
(気密性を確保する方法1)
気密部53は、熱交換素子部ケーシング51の下側に形成され、外気フィルターユニット25を取り付けるための開放部分に形成されているものである。より詳細には、気密部53は、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態の基部101Dの周端部に対応する位置に形成されているものである。この気密部53には、パッキン182及びパッキン72が設けられ、給気風路と排気風路とが連通してしまうことが抑制されるようになっている。すなわち、パッキン182及びパッキン72が基部101Dと熱交換素子部ケーシング51に押しつけられるように設けられることによって、給気風路と排気風路とが連通してしまうことが抑制され、本体1内に取り込まれた室内空気(図2のE参照)と、外気フィルターユニット25に供給された外気(図2のS参照)と、が混合してしまうことが抑制される。
(気密性を確保する方法2)
受け部71は、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、フィックスピース108から下向きの力を受けている。この下向きの力は、外気フィルターユニット25の自重、パッキン52、パッキン72、及びパッキン182の圧縮により発生する力などである。その一方で、フィックスピース108は、受け部71に確実に固定されることにより、上向きの力を受けている。
すなわち、熱交換素子部ケーシング51に設けられたパッキン52には、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられた状態において、コの字状リブ139が押しつけられるということである。
ここで、コの字状リブ139を構成する第1リブ139A及び第2リブ139Bが鉛直方向に伸びるように形成されており、第3リブが水平面に平行に伸びるように形成されている。一方、パッキン52のうち、第1取付面部61A及び第2取付面部61Bに設けられた部分が鉛直方向に平行に設けられ、第3取付面部61Cに設けられた部分が水平面に平行に設けられている。その結果、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられても、水平方向の反力が発生することが抑制され、外気フィルターユニット25の組み付けバラツキを抑制することができる。
また、給気風路の気密性が確保され、本体1内に導入された外気を確実に外気フィルターユニット25内に供給することができる。すなわち、本体1内に導入された外気は、梁部101C、第1側面部101A、第2側面部101B及び基部101Dによって形成されるロの字状の開口の内側を確実に通るということである。
[給気及び排気の流れ]
外気ダクト接続口23から導入された外気(給気)は、メッシュフィルター304を通過する。ここで虫などの粗塵が除去される。虫などの粗塵は、そのままメッシュフィルター304上に留まるか、もしくは自重で落下し虫ストック部138に貯留される。
メッシュフィルター304を通過した花粉などの微細な集塵は、外気清浄フィルター202で捕集される。このように、メッシュフィルター304及び外気清浄フィルター202を通過した給気は、熱交換素子部11に流入して排気と熱交換した後に、給気ダクト接続口24から放出される。
排気用フィルター21で粗塵などが除去された後に本体1内に流入した室内空気(排気)は、熱交換素子部11に流入して給気と熱交換した後に、第2送風機14を介して排気ダクト接続口から放出される。
[実施の形態に係る換気装置100の有する効果]
本実施の形態に係る換気装置100は、メッシュフィルター304及び外気清浄フィルター202が、外気清浄フィルターユニット201に一体として設けられている。すなわち、外気清浄フィルターユニット201を換気装置100から取り出すことで、メッシュフィルター304及び外気清浄フィルター202を同時に取り出すことができるため、メンテナンスしやすくなっている。
本実施の形態に係る換気装置100は、コの字状リブ139を構成する第1リブ139A及び第2リブ139Bが鉛直方向に伸びるように形成されており、第3リブが水平面に平行に伸びるように形成されている。一方、パッキン52のうち、第1取付面部61A及び第2取付面部61Bに設けられた部分が鉛直方向に平行に設けられ、第3取付面部61Cに設けられた部分が水平面に平行に設けられている。これにより、外気フィルターユニット25が本体1に取り付けられても、水平方向の反力が発生することが抑制され、外気フィルターユニット25の組み付けバラツキを抑制することができる。また、組み付けバラツキを抑制のためのパッキンなどの部品を設けなくてもよい分、部品点数を抑制することができ、製造コストの上昇を抑制することができる。
本実施の形態に係る換気装置100は、外気フィルターユニット25に切れ目のないコの字状リブ139を備えているため、梁部101C、第1側面部101A、第2側面部101B及び基部101Dによって形成されるロの字状の開口の内側を確実に通る。これにより、粗塵などを確実にメッシュフィルター304へ導くことができる。
本実施の形態に係る換気装置100は、メッシュフィルター304の上流側に虫ストック部138を備えるため、粗塵などが大量に捕集されて貯留されても、圧力損失が低下して換気性能が低下してしまうことを抑制することができる。また、溜まった粗塵などは、清掃の際、掃除機などで直接吸引しゴミを除去することができる。すなわち、本体1から外気フィルターユニット25を取り出す際に、虫が手についたり、部屋の中に落下したりすることなく清潔に清掃することができる。
本実施の形態に係る換気装置100は、断熱材102を備えているため、外気環境と室内環境との温湿度差が大きい条件においても、外気フィルターユニット25のうち給気風路側に結露が発生することが抑制される。
また、断熱材102とハンドル103とを同体として形成してもよく、その場合には、ハンドル103の機能を有する別部品を必要としない分、製造コストを抑制することができる。
本実施の形態に係る換気装置100は、外気フィルターユニット25を本体1に取り付けるフィックスピース108が設けられているため、外気フィルターユニット25を容易に着脱することができ、メンテナンスしやすくなっている。
本実施の形態に係る換気装置100は、プール大155及びプール小156を備えているため、たとえば、濃い霧や大雨などで外気に霧が多く含まれている場合でも、メッシュフィルター304や外気清浄フィルター202で凝縮した水を貯留することが可能であり、換気装置100に搭載される電子部品の故障、及び室内に水が漏出することを抑制することができる。
本実施の形態に係る換気装置100は、メッシュフィルター304の下流側にフィルター801を設けることができる。たとえば、フィルター801に、たとえばNOX 除去フィルターや脱臭フィルターなどのように、ユーザーなどの用途に応じて選定することで、NOX を除去や脱臭をすることができる。
1 本体、2 外気給気口、3 室内給気口、4 室内排気口、5 室外排気口、11 熱交換素子部、12 第1送風機、12A ファン、12B 電動機、14 第2送風機、14A ファン、14B 電動機、15 排気用ファン、21 排気用フィルター、22 排気ダクト接続口、22A 排気ダクト、23 外気ダクト接続口、23A 外気ダクト、24 給気ダクト接続口、24A 給気ダクト、25 外気フィルターユニット、26 パネル、40 外気清浄フィルター保持枠、51 熱交換素子部ケーシング、52 パッキン(第1パッキン)、53 気密部、61 凸部、61A 第1取付面部、61B 第2取付面部、61C 第3取付面部、64A 第1凸部、64B 第2凸部、71 受け部、72 パッキン(第2パッキン)、100 換気装置、101 外気フィルターフレーム、101A 第1側面部、101B 第2側面部、101C 梁部、101D 基部、102 断熱材、103 ハンドル、104 ワッシャー、105 ネジ、106 ネジ受けボス、107 ネジ受けボス(第4係止部)、108 フィックスピース(第4係部)、136A 第1リブ、136B 第2リブ、136C 第3リブ、137A、137B 壁、138 虫ストック部、138A、138B プールサイド、139 コの字状リブ、153A、153B プールサイド、155 プール大、156 プール小、171A 第1溝部、171B 第2溝部、172 位置決め凸部、181 端部、182 パッキン(第2パッキン)、183A 第1壁部、183B 第2壁部、185A 第1凹部、185B 第2凹部、201 外気清浄フィルターユニット、202 外気清浄フィルター(第1フィルター)、203 間隔、205 内側上面部、206 凹部、301 メッシュフィルターフレーム、302A 第1接触部、302B 第2接触部、303 リブ、304 メッシュフィルター(第1フィルター)、305A、305B ツメ部、307 稜、308 契合凹部、309 稜、401 外気清浄フィルター保持枠、402 リブ、404A、404B 突起、405 稜、406 契合凸部、407A 第1挿入ガイド、407B 第2挿入ガイド、801 フィルター(第2フィルター)。

Claims (12)

  1. 屋外と連通し空気を取り入れるダクトと、
    前記ダクトに接続され、前記ダクトから供給される空気が導入される本体と、
    第1フィルター及び前記第1フィルターが収容される枠体を有する外気清浄フィルターユニットと、
    第2フィルター及び前記外気清浄フィルターユニットが収納されて、前記本体に取り付けられる外気フィルターフレームと、
    を有し、
    前記外気フィルターフレームは、
    前記外気清浄フィルターユニットが上下に引き出し自在となるように、前記外気清浄フィルターユニットの側面と対向する部分が凹状に形成され、
    前記本体に前記外気フィルターフレームが取り付けられた状態において、前記外気フィルターフレームの上部が水平方向と略平行になっており、
    前記外気清浄フィルターユニットが収納された状態において前記枠体の下端部の上流側に設けられ、水を貯留する第1のプールと、前記外気清浄フィルターユニットが収納された状態において前記枠体の下側に設けられ、前記第1のプールよりも大きい第2のプールとを有し、
    前記第1フィルターは、
    メッシュフィルター及び前記メッシュフィルターよりも細かい塵埃を除去する外気清浄フィルターを有し、
    前記メッシュフィルターは、
    正面下側に前記第1のプールが位置するように、前記枠体内の前面に配置され、
    前記外気清浄フィルターは、
    下側に前記第2のプールが位置するように、前記枠体内であって前記メッシュフィルターの後ろ側に配置され、
    前記第1フィルター及び前記第2フィルターは、
    前記ダクトから前記本体に供給された空気の流れ方向に対して垂直に設けられる
    ことを特徴とする換気装置。
  2. 前記外気フィルターフレームは、
    前記本体に前記外気フィルターフレームが取り付けられた状態において、
    前記外気フィルターフレームの側面が鉛直方向と略平行になっている
    ことを特徴とする請求項1に記載の換気装置。
  3. 前記外気フィルターフレームは、
    前記外気清浄フィルターユニットの下側に設けられる基部と、
    前記外気清浄フィルターユニットの一方の側面を保持し、前記基部の一方の端部側に立設される第1側面部と、
    前記外気清浄フィルターユニットの他方の側面を保持し、前記基部の他方の端部側に立設される第2側面部と、
    前記第1側面部の上部と前記第2側面部の上部とを接続し、水平方向に対して平行な梁部とから構成され、
    前記本体は、
    前記第1側面部を保持する第1取付面部と、
    前記第2側面部を保持する第2取付面部と、
    前記梁の上部を保持する第3取付面部とが形成される
    ことを特徴とする請求項2に記載の換気装置。
  4. 前記外気フィルターフレームは、
    鉛直方向に伸びるように前記第1側面部の外側に形成される第1係部と、
    鉛直方向に伸びるように前記第2側面部の外側に形成される第2係部と、
    水平方向に伸びるように前記梁の上側に形成される第3係部とを有し、
    前記本体は、
    前記第1取付面部に設けられ、前記本体に前記外気フィルターフレームが取り付けられた状態において前記第1係部が押しつけられる第1係止部と、
    前記第2取付面部に設けられ、前記本体に前記外気フィルターフレームが取り付けられた状態において前記第2係部が押しつけられる第2係止部と、
    前記第3取付面部に設けられ、前記本体に前記外気フィルターフレームが取り付けられた状態において前記第3係部が押しつけられる第3係止部とが設けられた
    ことを特徴とする請求項3に記載の換気装置。
  5. 前記第1係部、前記第2係部及び前記第3係部は、
    リブで構成し、
    前記第1係止部、前記第2係止部及び前記第3係止部は、
    前記リブが装着される第1パッキンで構成した
    ことを特徴とする請求項4に記載の換気装置。
  6. 前記基部と前記本体との接触部には、
    前記ダクトから供給される空気と、前記基部の下側の空気とが混合しないようにする第2パッキンが設けられる
    ことを特徴とする請求項3〜5のいずれか一項に記載の換気装置。
  7. 前記第1側面部には、
    前記外気清浄フィルターユニットの前側面の一端側を保持するための第1壁部が形成され、
    前記第2側面部には、
    前記外気清浄フィルターユニットの前側面の他端側を保持するための第2壁部が形成され、
    前記外気清浄フィルターユニットは、
    前記第1壁部及び前記第2壁部に保持されて、前記外気フィルターフレームに着脱可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項に記載の換気装置。
  8. 前記第1側面部には、
    前記第2フィルターの一端側を保持するための第1溝部が形成され、
    前記第2側面部には、
    前記第2フィルターの他端側を保持するための第2溝部が形成され、
    前記第2フィルターは、
    前記第1溝部及び前記第2溝部に保持されて、前記外気フィルターフレームに着脱可能に設けられている
    ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか一項に記載の換気装置。
  9. 前記外気清浄フィルターユニットの前記枠体は、
    前記第1フィルターが収納されるメッシュフィルターフレームと、
    前記第1フィルターが収納され、前記メッシュフィルターフレームの下流側に設けられる外気清浄フィルター保持枠とから構成されている
    ことを特徴とする請求項1〜8のいずれか一項に記載の換気装置。
  10. 前記基部には、
    当該基部の上側と下側とを断熱するための断熱材が設けられ、
    前記断熱材には、
    前記外気フィルターフレームを前記本体に取り付け、取り外しする際のハンドルが設けられている
    ことを特徴とする請求項3〜9のいずれか一項に記載の換気装置。
  11. 前記基部には、当該基部の下面側に第4係部が設けられ、
    前記本体には、前記第4係部を支持する第4係止部が設けられ、
    前記外気フィルターフレームは、
    前記第4係部が、前記第4係止部に支持されて前記本体内に取り付けられる
    ことを特徴とする請求項3〜10のいずれか一項に記載の換気装置。
  12. 前記外気フィルターフレームには、
    前記外気清浄フィルターユニットの上流側に虫ストック部が形成されている
    ことを特徴とする請求項1〜11のいずれか一項に記載の換気装置。
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