JP5672731B2 - 異種金属接合体 - Google Patents
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Description
図4は、従来の異種金属接合体を示す構成図である。図4の異種金属接合体は、互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材1と第2の金属部材11とがねじ締めにより接合されたものであって、第1の金属部材1に設けられた貫通穴2を介し第2の金属部材11側に突出させたねじ21の雄ねじ部22を、第2の金属部材11に設けられた雌ねじ部12にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材1と第2の金属部材11とを,部材接触面41を介して接合した構成となっている。なお、ねじ21のねじ頭部23と第1の金属部材1との間にはワッシャ31とスプリングワッシャ32とが介装されている。また、ねじ21において、第1の金属部材1の貫通穴2を貫通する部分には、ねじ加工されていないねじ軸部24が形成されているが、ねじ21の構成は、図4に示す構造に限定されるものではない。
また、本発明によれば、互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための金属被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材に設けられた貫通穴を介し第2の金属部材側に突出させたねじの雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,当該第1の金属部材と当該第2の金属部材との部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、前記部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間にねじと第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、ねじにおけるねじ頭部と雄ねじ部との間に,雌ねじ部の最小内径より小さい外径を有し電食を防止するねじ軸部を設けるとともに、ねじ軸部の長さは,ねじ締めによる接合状態でねじ軸部の雄ねじ部側端部が雌ねじ部の領域内に位置するような長さとしてなる構成とする(請求項4の発明)。
そして、上記請求項1ないし5のいずれか1項に記載の異種金属接合体においては、前記金属被膜は、Sn,Ni,Cr,Ag,Au,Pt,Pdより選択される一種又はそれらの合金からなる金属被膜である構成とすることができる(請求項6の発明)。
また、上記請求項1ないし6のいずれか1項に記載の異種金属接合体においては、前記金属被膜は、めっきで形成されてなる金属被膜である構成とすることができる(請求項7の発明)。
本発明の第1実施形態は、ねじ締めによる異種金属接合体を、互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材に設けられた貫通穴を介し第2の金属部材側に突出させたねじの雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間にねじと第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、後述のサグリ穴部13(図1),または,ねじ軸部24A(図2)を設け、ねじ締めによる孔食発生箇所から部材接触面までの距離を伸ばすようにしているので、孔食から電食に移行するまでの期間を長期化することができるものとなっている。本発明の第1実施形態による異種金属接合体の具体的な構成例を下記の実施例1〜2で説明する。
(イ)異種金属接合体の構成:
実施例1の異種金属接合体は、図1に示されているように、第2の金属部材11Aにおける雌ねじ部12Aの部材接触面41側に、ねじ21の雄ねじ部22に触れない構造として、雄ねじ部22の最大外径より大きい内径を有するザグリ穴部13を備えており、この点が、電食抑制対策の構成として、図4の従来例に対する特徴点となっている。ここで、ねじ21の構成は、図1に示す構造に限定されるものではない。
実施例1の異種金属接合体は、上記のようなザグリ穴部13を備えた構成としていることにより、第2の金属部材11Aにおける雌ねじ部12Aと部材接触面41との間に、腐食代44(図1において破線枠で囲まれている領域)が確保されている。
なお、ザグリ穴部13の内周側に形成される空間(腐食代44の空間部分)に例えばエポキシ系樹脂等よりなる充填剤を充填してなる構成とすれば、より好適である。すなわち、このような構成とすれば、腐食雰囲気のガス等が上記空間内に侵入するのを防止することができ、これにより、雌ねじ部12Aと雄ねじ部22との接触部における孔食の発生を抑制することができる。また、雌ねじ部12Aと雄ねじ部22との接触部で孔食が発生した場合でも、上記空間内に充填剤が充填されていることにより、腐食がザグリ穴部13の内壁面に沿って部材接触面41側に進行することを抑制することができる。
(イ)異種金属接合体の構成:
実施例2の異種金属接合体は、図2に示されているように、ねじ21Aにおけるねじ頭部23と雄ねじ部22Aとの間に、第2の金属部材11の雌ねじ部12に触れない構造として、雌ねじ部12の最小内径より小さい外径を有するねじ軸部24Aを設けるとともに、ねじ軸部24Aの長さは,ねじ締めによる接合状態でねじ軸部24Aの雄ねじ22A側端部が雌ねじ部12の領域内に位置するような長さとしており、この点が、電食抑制対策の構成として、図4の従来例に対する特徴点となっている。ここで、ねじ21Aの構成は、図2に示す構造に限定されるものではない。
実施例2の異種金属接合体は、上記のようなねじ軸部24Aを備えた構成としていることにより、雄ねじ部22Aと雌ねじ部12とのねじ込み結合部分の部材接触面41側端部と,部材接触面41との間に、腐食代44A(図2において破線枠で囲まれている領域)が確保されている。
なお、ねじ軸部24Aの外周側に形成される空間(腐食代44Aの空間部分)に例えばエポキシ系樹脂等よりなる充填剤を充填してなる構成とすれば、より好適である。すなわち、このような構成とすれば、腐食雰囲気のガス等が上記空間内に侵入するのを防止することができ、これにより、雌ねじ部12と雄ねじ部22Aとの接触部における孔食の発生を抑制することができる。また、雌ねじ部12と雄ねじ部22Aとの接触部で孔食が発生した場合でも、上記空間内に充填剤が充填されていることにより、腐食が,ねじ軸部24Aと対向する雌ねじ部12の部材接触面41側領域の内周面に沿って部材接触面41側に進行することを抑制することができる。
本発明の第2実施形態は、ねじ締めによる異種金属接合体を、互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材から突出して設けられた雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間に第1の金属部材と第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、後述のザグリ穴部13(図3)を設け、ねじ締めによる孔食発生箇所から部材接触面までの距離を伸ばすようにしているので、孔食から電食に移行するまでの期間を長期化することができるものとなっている。本発明の第2実施形態による異種金属接合体の具体的構成例を下記の実施例3で説明する。
(イ)異種金属接合体の構成:
実施例3の異種金属接合体は、図3に示されているように、第2の金属部材11Aにおける雌ねじ部12Aの部材接触面41側に、第1の金属部材101の雄ねじ部122に触れない構造として、雄ねじ部122の最大外径より大きい内径を有するザグリ穴部13を備えており、この点が、電食抑制対策の構成として、図5の従来例に対する特徴点となっている。ここで、第1の金属部材101における雄ねじ部122を含むねじ構造は、図3に示す構造に限定されるものではない。
実施例3の異種金属接合体は、上記のようなザグリ穴部13を備えた構成としていることにより、第2の金属部材11Aにおける雌ねじ部12Aと部材接触面41との間に、腐食代44(図3において破線枠で囲まれている領域)が確保されている。
なお、ザグリ穴部13の内周側に形成される空間(腐食代44の空間部分)に例えばエポキシ系樹脂等よりなる充填剤を充填してなる構成とすれば、より好適である。すなわち、このような構成とすれば、腐食雰囲気のガス等が上記空間内に侵入するのを防止することができ、これにより、雌ねじ部12Aと雄ねじ部122との接触部における孔食の発生を抑制することができる。また、雌ねじ部12Aと雄ねじ部122との接触部で孔食が発生した場合でも、上記空間内に充填剤が充填されていることにより、腐食がザグリ穴部13の内壁面に沿って部材接触面41側に進行することを抑制することができる。
例えば図1に示されるような異種金属接合体において、ザグリ穴部13による腐食代44を長くするほど、当該異種金属接合体の寿命をより長くすることができるが、雌ねじ部12Aの深さ寸法として、必要な締結強度を確保するための所定値を確保しておく必要があるので、第2の金属部材11Aの厚さ寸法が制約されている場合、ザグリ穴部13による腐食代44も制約されることになる。このため、実際の異種金属接合体では、ザグリ穴部13による腐食代44を、寿命条件だけでなく、上記のような締結強度の条件や部材厚さの条件にも適合した長さとすることが必要となる。
(a1)異種金属材料の組み合わせ条件。
(a2)異種金属接合体の使用環境条件。
(c)第2の金属部材11Aに求められる部材厚さ条件の下で、雌ねじ部12Aの必要な深さ寸法を確保できるような、ザグリ穴部13の最大深さ寸法を求める。
(e)期間Taと期間Tbとの合計期間Tc(=Ta+Tb)に基づき、第2の金属部材11Aに求められる部材厚さ条件の下で実現可能な当該異種金属接合体の寿命を推定する。
(イ)上述の実施形態1〜2では、図1,図2の異種金属接合体における材質構成として、第1の金属部材1、第2の金属部材11A,11及びねじ21,21Aの各表面に被膜を形成して、異種金属接触による電食を抑制するようにしている構成例を示すとともに、図3の異種金属接合体における材質構成として、第1の金属部材101、第2の金属部材11Aの各表面に被膜を形成して、異種金属接触による電食を抑制するようにしている構成例を示した。このような被膜としては、Sn,Ni,Cr,Ag,Au,Pt,Pdより選択される一種又はそれらの合金からなる金属被膜を用いることができ、例えばめっき等で形成することができる。また、上述の被膜はクロメート被膜などの化成処理膜であってもよい。
11,11A・・・第2の金属部材、11a,11Aa・・・被膜、12,12A・・・雌ねじ部、13・・・ザグリ穴部
21,21A・・・ねじ、21a,21Aa・・・被膜、22,22A,122・・・雄ねじ部、23・・・ねじ頭部、24,24A,124・・・ねじ軸部
31・・・ワッシャ、32・・・スプリングワッシャ
41・・・部材接触面、42・・・孔食発生部、43・・・電食発生部、44,44A・・・腐食代、D1,D2,D3,D101,D102・・・腐食の進行方向
Claims (7)
- 互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための金属被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材に設けられた貫通穴を介し第2の金属部材側に突出させたねじの雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,当該第1の金属部材と当該第2の金属部材との部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、
前記部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間にねじと第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、第2の金属部材における雌ねじ部の部材接触面側に,ねじの雄ねじ部の最大外径より大きい内径を有し電食を防止するザグリ穴部を設けてなることを特徴とする異種金属接合体。 - 互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための金属被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材から突出して設けられた雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,当該第1の金属部材と当該第2の金属部材との部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、
前記部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間に第1の金属部材と第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、第2の金属部材における雌ねじ部の部材接触面側に,雄ねじ部の最大外径より大きい内径を有し電食を防止するザグリ穴部を設けてなることを特徴とする異種金属接合体。 - 前記ザグリ穴部の内周側に形成される空間に充填剤を充填してなることを特徴とする請求項1または2に記載の異種金属接合体。
- 互いに異なる種類の金属材料からなる第1の金属部材と第2の金属部材とがねじ締めにより接合されたものであって、少なくとも第2の金属部材の表面には第1の金属部材との異種金属接触による電食を抑制するための金属被膜が形成されてなるとともに、第1の金属部材に設けられた貫通穴を介し第2の金属部材側に突出させたねじの雄ねじ部を,第2の金属部材に設けられた雌ねじ部にねじ込んで締め付けることによって、第1の金属部材と第2の金属部材とを,当該第1の金属部材と当該第2の金属部材との部材接触面を介して接合してなる異種金属接合体において、
前記部材接触面と,雄ねじ部と雌ねじ部とのねじ込み結合部分の部材接触面側端部との間にねじと第2の金属部材とが接触しない構造部分を形成するものとして、ねじにおけるねじ頭部と雄ねじ部との間に,雌ねじ部の最小内径より小さい外径を有し電食を防止するねじ軸部を設けるとともに、ねじ軸部の長さは,ねじ締めによる接合状態でねじ軸部の雄ねじ部側端部が雌ねじ部の領域内に位置するような長さとしてなることを特徴とする異種金属接合体。 - 前記ねじ軸部の外周側に形成される空間に充填剤を充填してなることを特徴とする請求項4に記載の異種金属接合体。
- 前記金属被膜は、Sn,Ni,Cr,Ag,Au,Pt,Pdより選択される一種又はそれらの合金からなる金属被膜であることを特徴とする請求項1ないし5のいずれか1項に記載の異種金属接合体。
- 前記金属被膜は、めっきで形成されてなる金属被膜であることを特徴とする請求項1ないし6のいずれか1項に記載の異種金属接合体。
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