JP5671184B1 - 断層図作成装置及び断層図作成方法並びに断層図作成プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
赤色立体化画像RGiが記憶される第2の記憶手段と、
前記赤色立体化画像RGiに基づいて決定した前記地域におけるγ線測定点Piにおける複数測定ポイントのγ線強度と測定間隔とに基づいて求められた前記微細断層線DLjの断層長L及び前記γ線測定点Piでの前記微細断層線DLjの方向が現地γ線測定情報Fγiとして記憶された第3の記憶手段と、
前記第1の記憶手段の前記数値標高モデルと前記断層用検出範囲設定部によって設定された検索範囲に基づく前記赤色立体化画像RGiを生成して前記第2の記憶手段に記憶して前記画面に表示する赤色立体化画像作成部と、
前記画面の前記赤色立体化画像RGi上に、前記微細断層線DLjを描かせるための面を表示し、この面におけるカーソルの移動軌跡を前記微細断層線DLjとし、これを所定の色で表示する手段と、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記γ線測定点Piを指定させるための面を表示し、この面に指定された点を前記γ線測定点Piとして前記微細断層線DLjとは異なる色で表示させる手段と、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上又は下にγ線現地測定結果直線LGjを表示するための面を表示し、この面に前記γ線測定点Piを指定させるための面に定義された前記γ線測定点Piを定義し、このγ線測定点Piから前記第3の記憶手段の前記現地γ線測定情報Fγiの前記方向及び前記断層長Lの直線を描き、この直線を前記γ線現地測定結果直線LGjとして前記γ線測定点Pi、前記微細断層線DLjとは異なる色で表示する手段と、
前記γ線現地測定結果直線LGjに前記方向を割り付ける手段と、
前記γ線現地測定結果直線LGjがカーソルで指定された場合は、このγ線現地測定結果直線LGjに前記割り付けられている前記方向を読み込み、前記カーソルの移動に追従させて前記γ線現地測定結果直線LGjを前記読み込んだ前記方向で移動させる手段とを備えたことを要旨とする。
そして、画面の赤色立体画像RGii上でγ線測定点Piが指定された場合は、このγ線測定点Piを基準として現地γ線測定情報Fγiに含まれている断層長Lを現地γ線測定情報Fγiに含まれている現地で得た方向で表示し、このγ線現地測定結果直線LGjを前述の方向に対して逆方向に移動させて表示させる。
発明の技術的思想は、特許請求の範囲に記載された技術的範囲内において、種々の変更を加えることができる。図面は模式的なものであり、装置やシステムの構成等は現実のものとは異なることに留意すべきである。
図1は実施の形態1の断層図作成装置の概略構成図である。実施の形態1の断層図作成装置は、図1に示すように、パソコン本体部100に以下のプログラム構成を備えて表示部200の画面にハイブリッド断層図HHGiを表示する。
なお、断層用検索範囲設定部12は、前述の微細断層線DLjの断層帯幅FWを検出可能な検索範囲を設定するための入力ボックス(図示せず)を表示する。
そして、このカーソルの移動に伴って、この移動座標を微細断層線定義用メモリ34の赤色判読結果用平面の座標に変換してハイブリッド断層線HBLj(ピンク)として表示させる。
図3はハイブリッド断層線を得るまでの作業手順を説明するフローチャートである。
このため、段差などの地形の連続性を追うことが難しいので結果として地形スケール(段差の高さや幅)が微小であればあるほど難しくなる。
つまり、断層面が傾斜している場合、断層面と地表面の交わる線=断層線は完全な直線形状とはならない。このため、線分の近傍を通り連続性が良い「既存資料による断層」や「判読による断層と考えられる地形」を、一連の断層であると判断し、それらをトレースした線を描いている。
図26は実施の形態2の断層図作成装置の概略構成図である。図26においては図1と同一符号のものについては説明を省略する。
以下に赤色立体化画像RGiの生成方法を説明する。
P = {(iA − iB)2 + (jA − jB)2}1/2 …(1)
となる。
。標本地点Aの標本地点Bに対する仰角θは
θ=tan-1{(HB −HA )/P
で与えられる。θの符号は(1)HA<HB の場合には正となり、(2)HA>HB の場合には負となる。
DβL :着目する標本地点の DSL の各要素に対する仰角のうちの最大値
DδL :着目する標本地点の DSL の各要素に対する仰角のうちの最小値
として(図31の(b)参照)、次の定義をおこなう。
DφL =90− DβL
及び
DψL =90+ DδL
を意味するものとする。
ΦL=(0φL +45φL +90φL +135φL +180φL +225φL +270φL +315φL )/8
及び
ΨL=(0ψL +45ψL +90ψL +135ψL +180ψL +225ψL +270ψL +315ψL )/8
を意味するものとする。
但し、a+b=1
すなわち、地上開度レイヤー(尾根を白強調)と地下開度レイヤー(底を黒く強調)と乗算合成した灰色の諧調表現の合成画像を得る。
図32は実施の形態3の断層図作成装置の概略構成図である。図32においては図1と同一符号のものは説明を省略する。
図32に示すように、実施の形態3の断層図作成装置は、モード判定部50と、メモリ定義部52と、既存・赤色判読断層線描画部54と、レイヤ順位設定部56と、γ線測定点定義部58と、推定断層線描画部60と、ハイブリッド断層線描画部62と、画像合成出力部64等からなるプログラム構成を備えている。
このダイアログボックスは、例えば、メモリ32の赤色立体地図RGiを表示させるボタン、既存断層線用メモリ36の既存断層線KLjを表示させるためのボタン、微細断層線定義用メモリ34の微細断層線DLjを表示させるためのボタン、ハイブリッド断層線HBLjを表示させるためのボタンを備えている。
さらに、後述する既存断層線ワーキング用メモリ71の既存断層線KLjを削除するめのボタン、後述する微細断層線ワーキング用メモリ73の微細断層線DLjを削除するためのボタン等を備えている。
つまり、メモリ定義部52は、範囲定義部16における赤色立体化画像RGiの原点座標を各平面に定義している。
また、既存・赤色判読断層線描画部54は、既存断層線ワーキング用メモリ71の生成に伴って、既存断層線用メモリ36に記憶されている既存用平面に描かれている既存断層線KLj(KL1、KL2)を既存断層線ワーキング用メモリ71に複写する。
γ線測定点定義部58は、起動に伴って、γ線測定点Piの色、記号種類(例えば〇)を入力させる画面(図示せず)を表示し、γ線測定点Piの識別番号(以下γ線測定点番号PBiという)を生成し、これらを関連付けてメモリ80に記憶する(図34参照)。
つまり、γ線測定点定義部58は、γ線測定点・断層線描画部24における
赤色立体化画像RGiにカーソルで指示された点をγ線測定点Piとして読み込み、このγ線測定点Piをγ線現地測定地点定義ワーキング用平面Hcに定義する機能を行っている。
このとき、現地測定点座標PZiに入力されたγ線測定点Piの色、記号種類(例えば〇)、γ線測定点番号PBi等を割り付ける(図35参照)。
従って、図19に示すように画面にγ線測定点Piが赤色立体化画像RGi上に表示される。図19は既に既存断層線KLj、微細断層線DLjが表示されている例である。また、γ線現地測定地点定義用ワーキングメモリ75が最上位にされている例である。
推定断層線描画部60は、起動に伴って、γ線現地測定結果直線LGjを描かせるための色、線種(太さ)等を入力させる画面(図示せず)を表示してγ線現地測定結果直線LGjの線番号LGBi(ユニークコード:年月日、時刻、座標を含む)を生成してγ線測定点番号PBiに関連付けてメモリ80に記憶する(図34参照)。
そして、メモリ80に記憶されたγ線測定点Piのγ線測定点番号PBi又は線番号LGBiを有する現地γ線測定情報Fγiを現地測定結果情報用メモリ40から読み込み、この現地γ線測定情報Fγiに含まれている方向Lθi、断層長L、幅等を読み込む。
そして、このγ線現地測定結果直線ワーキング用メモリ76のγ線現地測定結果直線描画ワーキング用平面Hd上のγ線測定点Piの現地測定点座標PZiを起点として方向Lθi、断層長L(例えば3800m)、幅Wのγ線現地測定結果直線LGjを描画(計算)する(図35参照)。このとき、γ線現地測定結果直線LGjには線番号LGBiと方向Lθiと断層長L(例えば3800m)と幅W、線種、色、現地測定点座標PZi等を関連付ける。
つまり、推定断層線描画部60は、γ線測定点・断層線描画部24におけるγ線現地測定結果直線LGjを表示させ、カーソルの移動に伴ってγ線現地測定結果直線LGjの移動を方向Lθiに対して逆方向に移動させる機能を行っている。
そして、画面のカーソルの移動(微細断層線DLj上)に伴って、このカーソルの座標をハイブリッド断層線描画ワーキング用平面Heの座標に変換してハイブリッド断層線描画ワーキング用平面Heに定義(計算)していき(図38参照)、この座標と色(ピンク)と太さ等を画像化部14に出力する。
つまり、ハイブリッド断層線描画部62は、線調整部26におけるハイブリッド断層線HBLj(ピンク)として表示させる機能を行っている。
ハイブリッ断層図HHGiは、既存断層線KLjを削除するめのボタン、微細断層線DLjを削除するためのボタン、γ線測定点Piを削除するボタン、γ線現地測定結果直線LGjを削除するボタンの選択によって得る。
このような処理によって、図25に示すハイブリッド断層図HHGiを得ている。
また、各線の色は任意であるが、各々が異なる色又は太さ若しくは線種であることが好ましい。
12 断層検索範囲設定部
14 画像化部
16 範囲定義部
18 既存・赤色判読描画部
24 γ線測定点・断層線描画部
26 線調整部
Claims (21)
- 微細断層線DLjを検出可能な間隔で航空機から地域にレーザパルスを発射して得た数値標高モデルが記憶された第1の記憶手段と、
赤色立体化画像RGiが記憶される第2の記憶手段と、
前記赤色立体化画像RGiに基づいて決定した前記地域におけるγ線測定点Piにおける複数測定ポイントのγ線強度と測定間隔とに基づいて求められた前記微細断層線DLjの断層長L及び前記γ線測定点Piでの前記微細断層線DLjの方向が現地γ線測定情報Fγiとして記憶された第3の記憶手段と
前記微細断層線DLjの断層帯幅FWを検出可能な検索範囲を設定するための入力ボックスを表示部の画面に表示する断層用検出範囲設定部と、
前記第1の記憶手段の前記数値標高モデルと前記断層用検出範囲設定部によって設定された検索範囲に基づく前記赤色立体化画像RGiを生成して前記第2の記憶手段に記憶して前記画面に表示する赤色立体化画像作成部と、
前記画面の前記赤色立体化画像RGi上に、前記微細断層線DLjを描かせるための面を表示し、この面におけるカーソルの移動軌跡を前記微細断層線DLjとし、これを所定の色で表示する手段と、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記γ線測定点Piを指定させるための面を表示し、この面に指定された点を前記γ線測定点Piとして前記微細断層線DLjとは異なる色で表示させる手段と、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上又は下にγ線現地測定結果直線LGjを表示するための面を表示し、この面に前記γ線測定点Piを指定させるための面に定義された前記γ線測定点Piを定義し、このγ線測定点Piから前記第3の記憶手段の前記現地γ線測定情報Fγiの前記方向及び前記断層長Lの直線を描き、この直線を前記γ線現地測定結果直線LGjとして前記γ線測定点Pi、前記微細断層線DLjとは異なる色で表示する手段と、
前記γ線現地測定結果直線LGjに前記方向を割り付ける手段と、
前記γ線現地測定結果直線LGjがカーソルで指定された場合は、このγ線現地測定結果直線LGjに前記割り付けられている前記方向を読み込み、前記カーソルの移動に追従させて前記γ線現地測定結果直線LGjを前記読み込んだ前記方向で移動させる手段と、
を有することを特徴とする断層図作成装置。 - 前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面を表示し、この面における前記カーソルの移動に追従して前記微細断層線DLj、前記γ線測定点Pi、前記γ線現地測定結果直線LGjの色とは異なる色の線をハイブリッド断層線HBLjとして前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面に描画する手段と、
を有することを特徴とする請求項1記載の断層図作成装置。 - 前記断層長L(Km)は、
L=0.36FW+0.62
但し、FWは断層幅(m)
としていることを特徴とする請求項1記載の断層図作成装置。 - 前記微細断層線DLjの幅は、10m以下であることを特徴とする請求項1記載の断層図作成装置。
- 前記数値標高モデルは、
2.5m以下のメッシュサイズであることを特徴とする請求項1記載の断層図作成装置。 - 前記赤色立体化画像作成部は、
前記数値標高モデルの格子に標本点を設定し、この設定毎にこの標本点から設定された前記検索範囲の内に存在する対象格子までの地上開度、地下開度及び斜度を求めて、地上開度の値が大きさほどに明るい色を、地下開度の値が大きいさほどに暗い色を、斜度の値が大きいほどに赤が強調された色を割り付けて前記赤色立体化画像RGiを生成すること
を特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の断層図作成装置。 - 前記検索範囲は、
前記断層帯幅FWに対して5倍〜10倍程度の長さにされていることを特徴とする請求項1記載の断層図作成装置。 - 前記検索範囲は、50〜100m程度にされていることを特徴とする請求項7記載の断層図作成装置。
- 微細断層線DLjを検出可能な間隔で航空機から地域にレーザパルスを発射して得た数値標高モデルが記憶された第1の記憶手段と、
赤色立体化画像RGiが記憶される第2の記憶手段と、
前記赤色立体化画像RGiに基づいて決定した前記地域におけるγ線測定点Piにおける複数測定ポイントのγ線強度と測定間隔とに基づいて求められた前記微細断層線DLjの断層長L及び前記γ線測定点Piでの前記微細断層線DLjの方向が現地γ線測定情報Fγiとして記憶された第3の記憶手段とを用意し、
コンピュータが、
前記微細断層線DLjの断層帯幅FWを検出可能な検索範囲を設定するための入力ボックスを表示部の画面に表示する断層用検出範囲設定部と、
前記第1の記憶手段の前記数値標高モデルと前記断層用検出範囲設定部によって設定された検索範囲に基づく前記赤色立体化画像RGiを生成して前記第2の記憶手段に記憶して前記画面に表示する赤色立体化画像作成ステップと、
前記画面の前記赤色立体化画像RGi上に、前記微細断層線DLjを描かせるための面を表示し、この面におけるカーソルの移動軌跡を前記微細断層線DLjとし、これを所定の色で表示するステップと、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記γ線測定点Piを指定させるための面を表示し、この面に指定された点を前記γ線測定点Piとして前記微細断層線DLjとは異なる色で表示させるステップと、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上又は下にγ線現地測定結果直線LGjを表示するための面を表示し、この面に前記γ線測定点Piを指定させるための面に定義された前記γ線測定点Piを定義し、このγ線測定点Piから前記第3の記憶手段の前記現地γ線測定情報Fγiの前記方向及び前記断層長Lの直線を描き、この直線を前記γ線現地測定結果直線LGjとして前記γ線測定点Pi、前記微細断層線DLjとは異なる色で表示するステップと、
前記γ線現地測定結果直線LGjに前記方向を割り付けるステップと、
前記γ線現地測定結果直線LGjがカーソルで指定された場合は、このγ線現地測定結果直線LGjに前記割り付けられている前記方向を読み込み、前記カーソルの移動に追従させて前記γ線現地測定結果直線LGjを前記読み込んだ前記方向で移動させるステップと、
を行うことを特徴とする断層図作成方法。 - 前記コンピュータが、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面を表示し、この面における前記カーソルの移動に追従して前記微細断層線DLj、前記γ線測定点Pi、前記γ線現地測定結果直線LGjの色とは異なる色の線をハイブリッド断層線HBLjとして前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面に描画するステップと
を行うことを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。 - 前記断層長L(Km)は、
L=0.36FW+0.62
但し、FWは断層幅(m)
としていることを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。 - 前記微細断層線DLjの幅は、10m以下であることを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。
- 前記数値標高モデルは、
2.5m以下のメッシュサイズであることを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。 - 前記赤色立体化画像作成ステップは、
前記数値標高モデルの格子に標本点を設定し、この設定毎にこの標本点から設定された前記検索範囲の内に存在する対象格子までの地上開度、地下開度及び斜度を求めて、地上開度の値が大きさほどに明るい色を、地下開度の値が大きいさほどに暗い色を、斜度の値が大きいほどに赤が強調された色を割り付けて前記赤色立体化画像RGiを生成することを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。 - 前記検索範囲は、
前記断層帯幅FWに対して5倍〜10倍程度の長さにされていることを特徴とする請求項9記載の断層図作成方法。 - 前記検索範囲は、50〜100m程度にされていることを特徴とする請求項15記載の断層図作成方法。
- 微細断層線DLjを検出可能な間隔で航空機から地域にレーザパルスを発射して得た数値標高モデルが記憶された第1の記憶手段と、
赤色立体化画像RGiが記憶される第2の記憶手段と、
前記赤色立体化画像RGiに基づいて決定した前記地域におけるγ線測定点Piにおける複数測定ポイントのγ線強度と測定間隔とに基づいて求められた前記微細断層線DLjの断層長L及び前記γ線測定点Piでの前記微細断層線DLjの方向が現地γ線測定情報Fγiとして記憶された第3の記憶手段とを用いて、
コンピュータを、
前記微細断層線DLjの断層帯幅FWを検出可能な検索範囲を設定するための入力ボックスを表示部の画面に表示する断層用検出範囲設定手段、
前記第1の記憶手段の前記数値標高モデルと前記断層用検出範囲設定手段によって設定された検索範囲に基づく前記赤色立体化画像RGiを生成して前記第2の記憶手段に記憶して前記画面に表示する赤色立体化画像手段、
前記画面の前記赤色立体化画像RGi上に、前記微細断層線DLjを描かせるための面を表示し、この面におけるカーソルの移動軌跡を前記微細断層線DLjとし、これを所定の色で表示する手段、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記γ線測定点Piを指定させるための面を表示し、この面に指定された点を前記γ線測定点Piとして前記微細断層線DLjとは異なる色で表示させる手段、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上又は下にγ線現地測定結果直線LGjを表示するための面を表示し、この面に前記γ線測定点Piを指定させるための面に定義された前記γ線測定点Piを定義し、このγ線測定点Piから前記第3の記憶手段の前記現地γ線測定情報Fγiの前記方向及び前記断層長Lの直線を描き、この直線を前記γ線現地測定結果直線LGjとして前記γ線測定点Pi、前記微細断層線DLjとは異なる色で表示する手段、
前記γ線現地測定結果直線LGjに前記方向を割り付ける手段、
前記γ線現地測定結果直線LGjがカーソルで指定された場合は、このγ線現地測定結果直線LGjに前記割り付けられている前記方向を読み込み、前記カーソルの移動に追従させて前記γ線現地測定結果直線LGjを前記読み込んだ前記方向で移動させる手段、
としての機能を実行させるための断層図作成プログラム。 - 前記コンピュータを、
前記微細断層線DLjを描かせるための面の上に、前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面を表示し、この面における前記カーソルの移動に追従して前記微細断層線DLj、前記γ線測定点Pi、前記γ線現地測定結果直線LGjの色とは異なる色の線をハイブリッド断層線HBLjとして前記微細断層線DLjを線で繋ぐための面に描画する手段、
としての機能を実行させるための請求項17記載の断層図作成プログラム。 - 前記断層長L(Km)は、
L=0.36FW+0.62
但し、FWは断層幅(m)
としていることを特徴とする請求項17に記載の断層図作成プログラム。 - 前記微細断層線DLjの幅は、10m以下であることを特徴とする請求項17記載の断層図作成プログラム。
- 前記数値標高モデルは、
2.5m以下のメッシュサイズであることを特徴とする請求項17記載の断層図作成プログラム。
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