JP5668918B2 - 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 - Google Patents
液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5668918B2 JP5668918B2 JP2010258159A JP2010258159A JP5668918B2 JP 5668918 B2 JP5668918 B2 JP 5668918B2 JP 2010258159 A JP2010258159 A JP 2010258159A JP 2010258159 A JP2010258159 A JP 2010258159A JP 5668918 B2 JP5668918 B2 JP 5668918B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- wiper
- wiping
- liquid
- liquid ejecting
- nozzle
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Coating Apparatus (AREA)
- Ink Jet (AREA)
Description
この場合、製品コストや収容スペースの関係で同一の液体噴射ヘッドのノズル形成面に前記第1の液を吐出する第1のノズル列と、第2の液を吐出する第2のノズル列とが設けられている。
下記の特許文献1には、上記のようにしてノズル形成面上で生成された凝集物がノズル形成面を傷付けないようにする観点で、ワイドブレードと抑止板とを備える2枚構成のワイパーと、ノズル形成面と前記2枚のワイパーによって囲まれた空間に洗浄液を供給する構造が開示されている。
しかし本態様によれば、該ワイパーの前記当接位置への移動(移動方向と移動速度)と、前記ワイパーと液体噴射ヘッドの払拭開始位置への相対移動(移動方向と移動速度)とのタイミングが取られているので、該ワイパーが前記ノズル形成面に当接した時のワイパー先端の撓み姿勢(曲がり方向)をコントロールすることができる。従って、該ワイパー先端の撓み姿勢を、前記ワイパーと液体噴射ヘッドの相対移動方向に合わせて適切に調整することが可能である。
尚、以下の説明では、最初に図1、図2に基づいて、本発明に係る液体噴射装置2の概略の構成について説明し、次いで本発明に適用される払拭装置1の構成と本発明に係るノズル形成面の払拭方法の構成を前述した実施例1〜実施例5の5つの実施例を例にとって順番に説明して行く。
尚、前記払拭処理領域24は、後述する払拭装置1によって実行される液体吐出ノズル7の払拭処理時に使用される領域で、前記液体噴射実行領域23の側方に位置するキャリッジ17のホームポジションないしリターンポジションの領域に設けられている。
一例として、図1、図2に示すように、図示の液体噴射ヘッド15にあっては、中間部6を挟んで向って左側に第1のノズル列5A、そして向って右側に第2のノズル列5Bがそれぞれ配設されている。
そして、該キャリッジ17を往復移動させるための動力は、正逆転可能で単位ステップ毎の精密な送り制御が可能なモーター39から受けており、該モーター39の回転が歯付きベルト41を介して前記キャリッジ17に伝達されるようになっている。
また、実施例1に係る払拭装置1Aにあっては、前記ワイパー29と前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bの相対移動が前記ワイパー29の払拭開始位置Sを通る前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bへの移動によって行われている。
前記ワイパー29は、直接液体噴射ヘッド15のノズル形成面8に当接して該ノズル形成面8に付着している第1の液C1と第2の液C2を拭き取る払拭動作を実行する部材である。そして、該ワイパー29は、その先端部31が静止状態の前記ノズル形成面8に当接したときに、走査方向Bの前記左右の両方向に一様な接触状態となる撓み変形をするように構成されている。その具体的な一例として、ワイパー29は撓み変形が可能な合成樹脂材料等によって形成されており、その先端部31の、上面が平らで走査方向Bの左右に幅が広い正面視略T字形状の先端部31Aによって一例として構成されている。
因みに、前記先端部31Aの正面視略T字形状は、ワイパー29が上昇して前記ノズル形成面8に当接した時、走査方向Bの前記左右の両方向に一様な接触状態となる撓み変形を実現する。
また、前記図3(C)に示す凹部33の底部にワイパー29の一例として走査方向B側の一方の面につながる排液(インク)用の連通路35を更に設けた図3(D)に示すような構造の先端部31Dを採用することも可能である。
具体的には、図5に示す模式図及び図6に示すフローチャートに示す動作の流れで本実施例に係る払拭装置1Aによるノズル7の回復処理(払拭処理)が実行されている。尚、具体的な制御の流れについては、次に述べる本発明に係る液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法の説明の中で併せて説明する。
第1移動工程は、液体噴射ヘッド15のノズル形成面8に備えられている第1のノズル列5Aと第2のノズル列5Bの中間部6が存する位置がワイパー29の払拭開始位置Sに来るように液体噴射ヘッド15を走査方向Bに移動させる工程である。
即ち、払拭装置1によるノズル7の払拭処理の実行が指令されると、制御部21から液体噴射ヘッド15を移動させるモーター39に信号が送られて図6中のステップS1で液体噴射実行領域23に存していた液体噴射ヘッド15が払拭開始位置Sに向けて左方に移動する(図5(A)(B)参照)。
第1ワイパー当接工程は、前記払拭開始位置Sに来た液体噴射ヘッド15のノズル形成面8に向けて、下降位置Lで退避していたワイパー29を上昇させてワイパー29の先端部31を前記ノズル形成面8の中間部6の存する前記払拭開始位置Sに当接させる工程である、
即ち、液体噴射ヘッド15が前記払拭開始位置Sに至ると、図6中のステップS2に移行してワイパー29を上昇位置Hに移動させる(図5(C)参照)。
第1払拭工程は、前記液体噴射ヘッド15を、走査方向Bの左方ないし右方に移動させて第2のノズル列5Bの存する側のノズル形成面8を拭き取る工程である。
即ち、ワイパー29が上昇位置Hに達すると、図6中のステップS3に移行して、液体噴射ヘッド15を第2のノズル列5Bを拭き取る方向(本実施例の場合には左方)に移動させる(図5(D)参照)。次に、図6中のステップS4で第2のノズル列5Bの拭き取りが終了したかどうかの判断が行われて終了していない場合には、前記ステップS3に戻って液体噴射ヘッド15の移動が継続される。
一方、第2のノズル列5Bの拭き取りが終了している場合には、ステップS5に移行して液体噴射ヘッド15を回復処理領域24の左端位置で停止させる(図5(E)参照)。
第1ワイパー退避工程は、前記第2のノズル列5Bの拭き取りに伴って上昇位置Hに移動していたワイパー29を下降させて下降位置Lに退避させる工程である。
即ち、液体噴射ヘッド15が回復処理領域24の左端位置で停止したら、図6中のステップS6に移行してワイパー29を下降させて下降位置Lに退避させる(図5(F)参照)。
第2移動工程は、前記中間部6が存する位置がワイパー29の払拭開始位置Sに来るように液体噴射ヘッド15を移動させる工程である。
即ち、前記ワイパー29が下降位置Lに至ると、図6中のステップS7に移行して液体噴射ヘッド15を回復処理領域24の左端位置から払拭開始位置Sに向けて右方に移動させる(図5(G)参照)。
第2ワイパー当接工程は、前記払拭開始位置Sに来た液体噴射ヘッド15のノズル形成面8に向けて、下降位置Lで退避していたワイパー29を上昇させてワイパー29の先端部31を前記ノズル形成面8の中間部6の存する位置に当接させる工程である。
即ち、液体噴射ヘッド15が前記払拭開始位置Sに至ると、図6中のステップ8に移行してワイパー29を上昇位置Hに移動させる(図5(H)参照)。
第2払拭工程は、前記液体噴射ヘッド15を、走査方向Bの右方ないし左方に移動させて第1のノズル列5Aの存する側のノズル形成面8を拭き取る工程である。
即ち、ワイパー29が上昇位置Hに達すると、図6中のステップS9に移行して液体噴射ヘッド15を第1のノズル列5Aを拭き取る方向(本実施例の場合には右方)に移動させる(図5(I)参照)。次に、図6中のステップ10で第1のノズル列5Aの拭き取りが終了したかどうかの判断が行われて終了していない場合には、前記ステップS9に戻って液体噴射ヘッド15の移動が継続される。
一方、第1のノズル列5Aの拭き取りが終了している場合には、ステップS11に移行して液体噴射ヘッド15を回復処理領域24の右端位置で停止させる(図5(J)参照)。
第2ワイパー退避工程は、前記第1のノズル列5Aの拭き取りに伴って上昇位置に移動していたワイパー29を下降させて下降位置で退避させる工程である。
即ち、液体噴射ヘッド15が回復処理領域24の右端位置で停止したら、図6中のステップS12に移行してワイパー29を下降させて下降位置Lに退避させてノズル7の次の払拭処理に備える。また、液体噴射ヘッド15は、回復処理領域24から液体噴射実行領域23に移動して、液体噴射実行動作を再開する(図5(K)参照)。
この場合、前記洗浄工程では、図4(A)(B)に示すような洗浄機構53が一例として適用できる。このうち図4(A)に示す洗浄機構53Aは、ワイパー29の下降位置Lにワイパー29の先端部31における先端面31aに作用する舌片部57と、前記先端部31の側周面31bに作用する筒状部59と、を一体に備える吸液性を有する拭き取り部材55を配置し、更に、前記拭き取り部材55の周囲に洗浄液61が入った液槽63を配設することによって構成されている。
また、前記拭き取り部材55の下部は図示のように洗浄液61に浸っているため、該洗浄液61が吸い上げられて拭き取り部材55の全体に行き渡っているから洗浄液61による洗浄作用も期待できる。
即ち、当該図4(B)に示す洗浄機構53Bの場合には、ワイパー29の存する払拭開始位置Sに液体噴射ヘッド15が位置していないタイミングで前記洗浄ヘッド65を前記払拭開始位置Sに移動させる。そして、前記洗浄液ノズル67から吐出される洗浄液61によってワイパー29を洗浄し、前記エアノズル71から噴射されるエア69によって洗浄したワイパー29の表面を乾かしたり、ワイパー29に付着している異物を吹き落とすようになっている。
実施例2に係る払拭装置1Bは、前記実施例1に係る払拭装置1Aと同様の構造を有しており、前記ワイパー29と前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bの相対移動が前記ワイパー29に払拭開始位置Sを通る前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bへの移動によって行われている点でも前記実施例と同様の構成を有している。
次に、図6中のステップS3〜S6と同様の図8中のステップS2〜S5が実行されて(図7(C)(D)(E)参照)、図8中のステップS6に移行する。
次に、図6中のステップS9〜S12と同様の図8中のステップS7〜S10が実行されて(図7(G)(H)(I))、一連のノズル7の払拭処理は終了する。
実施例3に係る払拭装置1Cは、前記実施例1に係る払拭装置1Aと同様の構造を有している。但し、前記ワイパー29と前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bの相対移動が前記ワイパー29の払拭開始位置Sを通る前記ワイパー29の走査方向Bへの移動によって行われている点で前記実施例1と相違している。
次に、図10中のステップS2に移行してワイパー29を上昇位置Hに移動させてワイパー29をノズル形成面8の払拭開始位置Sに接触させる(図9(C)参照)。
次に、図10中のステップS6に移行して、ワイパー29を下降位置Lに退避させて(図9(F)参照)、更に、図10中のステップS7に移行して、ワイパー29を回復処理領域24の右端位置から払拭開始位置Sのある左方に移動させる(図9(G)参照)。
次に、図10中のステップS10に移行して第1のノズル列5Aの拭き取りが終了したかどうかの判断が行われ、終了していないと判断された場合には図10中のステップS9に戻り、終了していると判断された場合には図10中のステップS11に移行してワイパー29を回収処理領域24の左端位置で停止させる(図9(J)参照)。
更に、図10のステップS12に移行し、ワイパー29を下降位置Lに退避させる(図9(K)参照)。
実施例4に係る払拭装置1Dは、前記実施例1に係る払拭装置1Aと同様の構造を有している。但し、ワイパー29が図3(B)の構造のものであること、及び前記ワイパー29と前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bの相対移動が前記実施例3に係る払拭装置1Cと同様、前記ワイパー29の走査方向Bへの移動によって行われている点で前記実施例1と相違している。
次に、図10中のステップS3〜S6と同様の図12中のステップS2〜S5が実行されて(図11(C)(D)(E)参照)、図12中のステップS6に移行する。
次に、図10中のステップS9〜S12と同様の図12中のステップS7〜S10が実行されて(図11(G)(H)(I))、一連のノズル7の払拭処理は終了する。
実施例5に係る払拭装置1Eは、前記実施例1に係る払拭装置1Aと同様の構造を有している。但し、前記ワイパー29と前記液体噴射ヘッド15の走査方向Bの相対移動がこれら双方の移動によって行われている点で前記実施例1と相違している。
次に、図12中のステップS2〜S6と同様の図14中のステップS2〜S6が実行されて(図13(C)(D)(E)(F)参照)、図14中のステップS7に移行する。
更に、図14中のステップS10に移行して、ワイパー29を下降させて下降位置Lに退避させ、次のノズル7の払拭処理を待つ。
本発明に係る払拭装置1、該払拭装置1を適用した液体噴射装置2及び前記払拭装置1を使用することによって実行されるノズル回復方法は、以上述べたような構成を有することを基本とするものであるが、本願発明の要旨を逸脱しない範囲内の部分的構成の変更や省略等を行うことも勿論可能である。
この構成にすると、第1のノズル列5A部分には第1のワイパーだけが接触し、第2のノズル列5B部分には第2のワイパーだけが接触するので、払拭の際に第1の液と第2の液がノズル形成面で混ざる虞が無いという効果が得られる。
また、前記ワイパー29の先端部31は、図3に示すものに限らず、同様の作用、効果を奏する他の形状ないし構造の先端部31であってもよい。同様に洗浄機構53としても図4に示すものに限らず、同様の作用、効果を奏する他の機構を採用することが可能である。
5 ノズル列、6 中間部、7 ノズル、8 ノズル形成面、9 被液体噴射面、
11 プレコート層、13 画像、15 液体噴射ヘッド、17 キャリッジ、
21 制御部、23 液体噴射実行領域、24 回復処理領域(払拭処理領域)、
25 搬送用ローラー、27 排出用ローラー、29 ワイパー、31 先端部、
31a 先端面、31b 側周面、33 凹部、35 連通路、
37 キャリッジガイド軸、39 モーター、41 歯付きベルト、
51 液(インク)層、53 洗浄機構、55 拭き取り部材、57 舌片部、
59 筒状部、61 洗浄液、63 液槽、65 洗浄ヘッド、67 洗浄液ノズル、
69 エア、71 エアノズル、 P 用紙(被液体噴射材)、A 搬送方向、
B 走査方向、C 液(インク)、H 上昇位置、L 下降位置、
S 払拭開始位置
Claims (6)
- ノズル形成面に、第1の液を吐出する第1のノズル列と、第2の液を吐出する第2のノズル列とが並設されている液体噴射ヘッドと、
前記ノズル形成面に対して接触可能に設けられ、前記ノズル形成面を払拭するワイパーと、
前記液体噴射ヘッドが被液体噴射材に前記液を噴射する液体噴射実行領域の側方に位置する回復処理領域において、前記ワイパーの接触動作と、該ワイパーと前記液体噴射ヘッドの前記ノズル列と交差する方向における相対移動動作とを組み合せて実行される払拭動作を制御する制御部と、を備える液体噴射装置であって、
前記制御部は、前記ワイパーが前記第1のノズル列と第2のノズル列との間の位置を払拭開始位置として該払拭開始位置に前記ワイパーを接触させ、前記相対移動の一方向への移動によって該ワイパーが前記ノズル形成面の該払拭開始位置より前記液体噴射実行領域に近い領域に移動する一方向の払拭を実行し、次いで前記ワイパーを前記払拭開始位置に再度接触させ、前記相対移動の他方向への移動によって該ワイパーが前記ノズル形成面の該払拭開始位置より前記液体噴射実行領域から離れた領域に移動する他方向の払拭を実行するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1に記載された液体噴射装置において、
前記制御部は、前記ワイパーの非接触位置から接触位置への移動に合わせて、前記ワイパーと前記液体噴射ヘッドの前記ワイパーの払拭開始位置への相対移動を実行し、前記ワイパーが前記ノズル形成面に当接した時の前記相対移動の移動方向によって前記ノズル形成面に当接した時のワイパー先端部の撓み姿勢を制御するように構成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1又は2に記載された液体噴射装置において、
前記相対移動方向において、前記ワイパーの先端部の前記ノズル形成面に当接する上面の幅は、該先端部以外の部分より前記相対移動方向の両方向に広く、前記第1のノズル列と第2のノズル列との間の距離より狭いことを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から3のいずれか1項に記載された液体噴射装置において、
前記相対移動方向において、前記ワイパーの先端部の幅は、前記第1のノズル列と第2のノズル列との間の距離より狭く、該先端部の前記ノズル形成面と対向する部位に凹部が形成されていることを特徴とする液体噴射装置。 - 請求項1から4のいずれか1項に記載された液体噴射装置において、
前記払拭動作後のワイパーの退避位置に前記払拭動作後のワイパーに摺接する拭き取り部材と、前記拭き取り部材に洗浄液を供給可能な液槽と、を有し、該ワイパーを洗浄する洗浄機構が設けられていることを特徴とする液体噴射装置。 - 液体噴射ヘッドのノズル形成面に設けられている第1のノズル列と第2のノズル列の間に位置する払拭開始位置に退避状態のワイパーが位置するように該液体噴射ヘッドを相対移動させる第1移動工程と、
前記ノズル形成面の前記払拭開始位置に向けて前記ワイパーの先端部を前記払拭開始位置に当接させる第1ワイパー当接工程と、
前記液体噴射ヘッドを相対移動方向における一方向に移動させて第1のノズル列の存する側のノズル形成面を接触している前記ワイパーで払拭する第1払拭工程と、
前記第1払拭工程後に前記ワイパーを退避させる第1ワイパー退避工程であって、該ワイパーを退避させる際に洗浄する洗浄工程を含む第1ワイパー退避工程と、
前記ノズル形成面の前記払拭開始位置に退避状態の前記ワイパーが位置するように該液体噴射ヘッドを相対移動させる第2移動工程と、
前記ノズル形成面の前記払拭開始位置に向けて前記ワイパーの先端部を前記払拭開始位置に当接させる第2ワイパー当接工程と、
前記液体噴射ヘッドを相対移動方向における他方向に移動させて第2のノズル列の存する側のノズル形成面を接触している前記ワイパーで払拭する第2払拭工程と、
前記第2払拭工程後に前記ワイパーを退避させる第2ワイパー退避工程であって、該ワイパーを退避させる際に洗浄する洗浄工程を含む第2ワイパー退避工程と、を備えていることを特徴とする液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010258159A JP5668918B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010258159A JP5668918B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012106442A JP2012106442A (ja) | 2012-06-07 |
JP2012106442A5 JP2012106442A5 (ja) | 2013-10-24 |
JP5668918B2 true JP5668918B2 (ja) | 2015-02-12 |
Family
ID=46492621
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010258159A Active JP5668918B2 (ja) | 2010-11-18 | 2010-11-18 | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5668918B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6111479B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2017-04-12 | 株式会社ミマキエンジニアリング | インクジェット記録装置 |
JP7275819B2 (ja) | 2019-05-07 | 2023-05-18 | セイコーエプソン株式会社 | 液体噴射装置、液体噴射装置のメンテナンス方法 |
Family Cites Families (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US5396277A (en) * | 1992-09-25 | 1995-03-07 | Hewlett-Packard Company | Synchronized carriage and wiper motion method and apparatus for ink-jet printers |
JPH06270420A (ja) * | 1993-03-19 | 1994-09-27 | Fuji Xerox Co Ltd | インクジェット記録装置のメインテナンス装置 |
JPH07314700A (ja) * | 1994-05-27 | 1995-12-05 | Canon Inc | インクジェット記録装置 |
JP3137256B2 (ja) * | 1995-11-29 | 2001-02-19 | 船井電機株式会社 | 印字ヘッドメンテナンス機構 |
JPH09150521A (ja) * | 1995-11-29 | 1997-06-10 | Funai Electric Co Ltd | 印字ヘッド清掃用ワイパー |
JP3768633B2 (ja) * | 1997-02-14 | 2006-04-19 | キヤノン株式会社 | インクジェットカートリッジおよびプリント装置 |
JP4666946B2 (ja) * | 2004-04-28 | 2011-04-06 | キヤノン株式会社 | 吐出口面の清掃方法、液体吐出装置およびプローブ担体の製造装置 |
EP2353869A1 (en) * | 2008-05-29 | 2011-08-10 | Eastman Kodak Company | Multicolor printhead maintenance station |
JP2010046838A (ja) * | 2008-08-20 | 2010-03-04 | Brother Ind Ltd | 画像記録装置 |
-
2010
- 2010-11-18 JP JP2010258159A patent/JP5668918B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012106442A (ja) | 2012-06-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4565637B2 (ja) | インクジェット記録装置 | |
US20120299996A1 (en) | Ink jet printing apparatus | |
US10457053B2 (en) | Ink jet printer | |
JP2015112725A (ja) | 液体噴射装置 | |
JP6157131B2 (ja) | 記録装置及びそのクリーニング方法 | |
JP5927989B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5668918B2 (ja) | 液体噴射装置及び液体噴射ヘッドのノズル形成面の払拭方法 | |
US20050248613A1 (en) | Head maintenance device and ink jet printer incorporating the same | |
US9457578B2 (en) | Inkjet recording apparatus | |
JP5824956B2 (ja) | 画像形成装置 | |
JP5892099B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6150537B2 (ja) | インクジェット記録装置および、記録ヘッドの払拭方法 | |
JP2007176008A (ja) | 液体噴射装置及び液体噴射装置のワイピング方法 | |
JP2010188583A5 (ja) | ||
JP6432264B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
US9022523B2 (en) | Inkjet recording apparatus having a first and second cover | |
JP2014043026A (ja) | 記録装置 | |
JP2010208268A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP2013202892A (ja) | インクジェット記録装置 | |
JP6451188B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
JP6602020B2 (ja) | 液体吐出装置 | |
CN107972360B (zh) | 印刷装置以及控制方法 | |
US6619782B2 (en) | Ink jet recording apparatus and operation method thereof | |
JP2006240168A (ja) | インクジェット記録装置、インクジェット記録装置の回復装置、およびインクジェット記録装置の回復方法 | |
JP6319146B2 (ja) | インクジェット記録装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130906 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20130906 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140207 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20140219 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140327 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20140418 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20141119 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20141202 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 5668918 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
S531 | Written request for registration of change of domicile |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531 |
|
R350 | Written notification of registration of transfer |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350 |