JP5666568B2 - デバイス識別システムのプロキシサーバ - Google Patents

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Description

本発明は、デバイス識別システムに関するものであり、より詳しくは、本発明は、デバイス、特に、これに限定されるものではないが、近距離にあるモバイルデバイスを識別するように構成された拡張可能なシステムに関するものである。このようなシステムは、デバイスから受け取った識別情報の集合を相関させるための少なくとも1つの相関サーバと、相関された識別情報に応答してアプリケーションを実行するための少なくとも1つのアプリケーションサーバを備えていてもよい。
モバイルデバイス、たとえば携帯(セルラー)電話、PDA(携帯情報端末)、ラップトップコンピュータ、および(携帯型)ゲーム機はますます多くの機能を備えるようになっている。たとえば、現代の携帯電話は、電話をかけることに適しているだけでなく、計算機、カレンダおよびゲームさえも備えていることが多い。携帯電話のゲームは一般に、一人プレイヤ用に設計され、ゲームがプレイされるモバイルデバイスだけが関与する。しかしながら、ゲームの種類によっては、複数のプレイヤが必要であり、各プレイヤが自分のデバイスを使用する。複数プレイヤ用のゲームを開始するには、まずプレイヤを選択しなければならず、したがって、それらのプレイヤのモバイルデバイスを識別しなければならない。
他のモバイル(または非モバイル式)デバイスを、他のモバイルデバイスの電話番号とその所有者のそれぞれの氏名の含まれる、保存された電話帳を使って識別することが可能である。しかしながら、電話帳には、他のモバイルデバイスの利用可能性や近接性に関する情報は含まれていない。複数プレイヤ用のゲームを、たとえば見える範囲といった、相互に近い場所にいるプレイヤのグループでプレイしようとする場合、そのグループのモバイルデバイスは、別の方法で識別しなければならない。もちろん、参加するモバイルデバイスの電話番号がわかっていれば、それらを手で入力することは可能である。しかしながら、特に電話番号を声に出して読み上げなければならない場合、面倒で、間違いも起きやすい。
デバイス識別にBluetooth(著作権)を使用することもまた面倒である。複雑な手続きが必要であり、その中では、他のデバイスがいわゆるデバイス発見リストから選択され、また、Bluetooth(著作権)のペアリングを可能にするためにパスワードが必要となる場合もある。この手順は、迅速にも、簡単にも行えない。
したがって、相互に近い場所にあるモバイルデバイスのための、単純であるが有効な識別メカニズムが必要である。
前述のような識別メカニズムはまた、携帯電話以外のモバイルデバイス、たとえばPDA、ラップトップコンピュータおよび、いわゆるノートブックコンピュータでも使用できる。識別メカニズムはゲームのアプリケーションでの使用に限られなくてもよく、これは、PDAおよびこれと同様のデバイスも、一般にはデバイス間のトランザクションを開始するために、他のデバイスを識別する必要があるかもしれないからである。トランザクションの一例は、情報、たとえばデータファイル、カレンダの予定およびその他の情報の交換である。
識別メカニズムは基本的に、相互に近い場所にある(モバイルまたは非モバイル)デバイスに使用されるが、これは、遠隔デバイスが複数プレイヤ用のゲームやデータ交換に関与する可能性は低いからである。特に、1台のデバイス(の所有者)を、そのデバイス(の所有者)が見える範囲にあるときに、ゲームへの参加、ゲームでの対戦、データファイルの交換、電子名刺の交換、金融取引の実行またはカレンダデータの交換に誘いたいという場面がよくある。誘われたデバイスがゲームまたはデータ交換に参加するには、まず、そのデバイスが識別されなければならない。したがって、自動的に近距離のデバイスを識別し、それから、識別された近距離のデバイスが関与するゲーム等のサービスを有効にすることが求められている。
国際公開第2009/014438(TNO/KPN)号パンフレットは、感覚的識別子を使って近距離にあるモバイルデバイスを識別する方法を開示している。国際公開第2009/014438号パンフレットのシステムは、検証および/または相関のための1つのサーバが関与するかもしれず、非常に有益であるが、したがって拡張可能ではない。すなわち、システムに大きな変更を加えないと、1つまたはそれ以上の相関サーバを追加することができない。
国際公開第2009/014438号パンフレット
本発明の目的は、先行技術の上記およびその他の問題を克服し、たとえば国際公開第2009/014438号パンフレットによるシステムのようなデバイス識別のシステムを提供することである。
本発明の他の目的は、デバイスを識別するための拡張可能な方法を提供することである。
したがって、本発明は、感覚的識別子を検出し、検出された感覚的識別子の表現を含む要求メッセージを送信するシステムを提供するものであり、このシステムは、デバイスから受け取った表現を相関させて、これらのデバイスの2台またはそれ以上をマッチさせるような少なくとも1つの相関サーバを備えており、このシステムは、あるデバイスからの要求メッセージを少なくとも1つの相関サーバへと経路制御するための少なくとも1つのプロキシサーバを特徴とし、この経路制御は要求メッセージの内容に応じて行われる。
要求メッセージを少なくとも1つの相関サーバへと経路制御する少なくとも1つのプロキシサーバを提供することにより、システムは拡張可能となり、すなわち、システムを実質的に改変することなく、相関サーバを追加できるようになる。これに加えて、システムを実質的に改変することなく、デバイスを追加することも可能である。したがって、本発明のシステムは、数多くのユーザおよびユーザアプリケーションに対応できる。
経路制御を要求メッセージの内容に応じて行うことによって、これらのメッセージを選択された相関サーバへと経路制御することが可能となり、各相関サーバは、特定のアプリケーションまたはユーザグループの専用としてもよい。
好ましい実施形態において、各要求メッセージは、感覚的識別子のそれぞれの表現を含み、各要求メッセージは、
・デバイスを識別するためのクライアント識別情報、
・そのデバイスによって実行されるべきアプリケーションを識別するためのアプリケーションハンドル、
・ハンドリングポリシを識別するためのハンドリングポリシ指標、および/または
・任意の付加情報を伝えるためのペイロード、
のうちの少なくとも1つをさらに含む。
感覚的識別子の表現に加えて、要求メッセージは、上記のようなその他情報のうちの1つまたはそれ以上をさらに含んでもよい。クライアント識別情報は、その要求メッセージを発したユーザデバイスを識別するものであり、ユーザグループに基づいて要求メッセージの経路制御を行うのに役立つかもしれず、その一方で、アプリケーションハンドルは、実行される予定のアプリケーションに基づいて要求メッセージの経路制御を行うのに役立つかもしれない。ハンドリングポリシとペイロードは一般に、ユーザアプリケーションの実行に使用されるであろう。
別の好ましい実施形態において、要求メッセージは、感覚的識別子を検出した、したがって感覚的識別子のそれぞれの表現とこれに関連付けられる要求メッセージを発したデバイスの場所、およびその感覚的識別子が検出された時点での環境情報、たとえば温度の表現を含むイベントフィンガープリントをさらに含んでもよい。
言い換えれば、イベントフィンガープリントは、あるイベントを説明するデータを含む。イベントフィンガープリントは、音声の生成(手を叩くこと、2台のモバイルデバイスの接触)、画像の生成(記号、バーコード、運動)、またはボタンが押されたことを説明してもよい。したがって、イベントフィンガープリントは、感覚的識別子(の表現)に加えて、そのイベントに関する追加情報を提供し、どのデバイスが相互に近距離にあるかを判断する助けとなる。イベントフィンガープリントはまた、気圧および/またはその他のパラメータに関するデータも含んでいてよい。
感覚的識別子は、たとえば、2台のデバイスが接触する音等の音声および/または記号のような画像を含んでもよい。
プロキシサーバに加えて、またはその代わりに、リダイレクトサーバを使用してもよい。リダイレクトサーバは、受け取った情報に基づいて、リダイレクトメッセージを、ポーリングされる予定の相関サーバの1つまたは複数のアドレスとともにデバイスに送り返す。本発明のシステムはしたがって、経路制御情報を提供する間に、要求メッセージをデバイスに送り返すように構成されたリダイレクトサーバをさらに備えていてもよい。
本発明のシステムは好ましくは、相互に近距離にあるデバイスをマッチさせる、すなわち、近距離にあるデバイスをマッチさせるように構成される。マッチさせる対象となるデバイスは好ましくは、ただしこれに限定されないが、携帯電話機等のモバイルデバイスである。
本発明のシステムは、デバイスのマッチングが関与するアプリケーションを実行するための少なくとも1つのアプリケーションサーバをさらに備えていてもよい。このようなアプリケーションは、ゲーム、情報サービスまたはその他、どのアプリケーションであってもよい。少なくとも1つのアプリケーションサーバは、相関サーバを通じてデバイスと通信するように構成されていてもよい。
本発明は、前項までの請求項のいずれか一項に記載のシステムで使用するプロキシサーバをさらに提供する。本発明のプロキシサーバは好ましくは、要求メッセージを、この要求メッセージに含まれる情報、特に、ただしこれに限定されないが、感覚的識別子の表現に基づいて経路制御するように構成される。
本発明はまた、感覚的識別子を検出し、検出された感覚的識別子の表現を含む要求メッセージを送信するように構成されたデバイスを識別する方法を提供し、この方法は、デバイスから受け取った表現を相関させ、これらのデバイスのうちの2台またはそれ以上をマッチさせるステップを含み、あるデバイスからの要求メッセージを、少なくとも1つのプロキシサーバを使って少なくとも1つの相関サーバへと経路制御するステップであって、経路制御が要求メッセージの内容に応じて行われるステップを特徴とする。
本発明は、それに加えて、前述の方法を実行するためのコンピュータプログラム製品を提供する。コンピュータプログラム製品は、CDまたはDVD等のデータキャリアに保存されたコンピュータ実行可能な命令の集合を含んでいてもよい。コンピュータ実行可能な命令の集合は、プログラム可能なコンピュータが前述の方法を実行できるようにし、たとえばインターネットを介した遠隔サーバからのダウンロードに供することが可能であってもよい。
添付の図面に描かれた例示的実施形態を参照しながら、以下に本発明をさらに説明する。
本発明で使用することができるデバイスと感覚的識別子の例示的実施形態を概略的に示す。 図1に示される1台のデバイスの例示的実施形態の背面を概略的に示す。 本発明によるデバイス識別システムの実施形態を概略的に示す。 図3に示されるシステムにおける例示的なメッセージ交換を概略的に示す。 リダイレクトサーバを使用したときの、本発明によるシステムにおける例示的なメッセージ交換を概略的に示す。 本発明によるプロトコルデータモデルを概略的に示す。
図1において、これに限定されないが、例として示されるデバイスの集合は、第一のデバイス1と第二のデバイス2を含み、これらをクライアントデバイスと呼んでもよい。図の例では、クライアントデバイスは、携帯(すなわち、セルラー)電話サービス用に構成されたモバイル(すなわち、携帯型)電話機であるが、他の機能、たとえばPDA(携帯情報端末)機能もまた組み込まれていてもよい。
各モバイルデバイス1、2は前面11を有し、そこに表示スクリーン13、キーパッド14、スピーカ17およびマイク18が配置されている。当然のことながら、スピーカおよび/またはマイクは、あるいは、デバイスの側面に配置されてもよい。図2に示されるように、各モバイルデバイスは、その背面12に配置されたバーコードセンサまたはカメラ15を有していてもよい。
モバイルデバイス1、2は、感覚的識別子を検出することができる。図1に示される単に例示的な感覚的識別子IDは、バーコードで構成される。このバーコードは、図2に示されるような、モバイルデバイスのバーコードスキャナまたはカメラによって「読み取られ」てもよい。
バーコードまたは記号のような視覚による感覚的識別子は、ステッカまたはラベル9に付着させてもよい。図1に示される一般的なバーコードのような固定空間パターンの代わりに、時間パターン、たとえば、その周波数および/または間隔に識別情報が含まれる点滅パターンや記号を使用してもよい。したがって、視覚識別子は、たとえばディスプレイ(店舗やショーウィンドウの宣伝用ディスプレイ等)または光によって生成されるような空間および/または時間パターンで構成してもよい。
感覚的識別子はあるいは、またはそれに加えて、音声識別子、たとえば音声信号を含んでいてもよい。音声識別子は、デバイスのスピーカによって提供されても、またはデバイスの外の打楽器のような要素、たとえば太鼓や音叉によって生成してもよい。あるいは、またはこれに加えて、音声識別子は、手を叩く、または(移動)デバイス同士を打ち合わせることによって生成してもよい。感覚的識別子は、タイムスタンプ、好ましくは「絶対」時間(壁時計時間)を示すことによって提供してもよい。これによって、複数の発生源からの感覚的識別子は、対応することになる音声識別子同士の最大時間遅延を使用することによって区別でき、すなわち、この時間遅延を超過した場合、それらの音声識別子はマッチしないとみなされる。
前述のように、音声識別子は、(移動)デバイス1と2を打ち合わせることによって生成してもよい。タップ音は、両方のデバイスのマイク18によって受け取られる。音声識別子はあるいは、スピーカ(たとえば、図1に示されるモバイルデバイスのスピーカ17)によって生成される音声信号で構成してもよく、音声信号は好ましくは、複数のトーンおよび/またはパルスで構成して、複数の異なる識別子および/またはタイムスタンプを区別できるようにする。
あるいは、またはこれに加えて、匂い識別子および/または触覚識別子を使用してもよい。このような実施形態では、デバイスは、他のデバイスによっても検出される匂いを検出することができてもよく、あるいは、他の物体またはデバイスの表面を感知できてもよく、感知される表面には、たとえば点字等の触覚識別子が含まれる。(移動)デバイスの(一般的な)運動を検出する運動検出器もまた使用してよい。本発明はしたがって、音声または視覚識別子に限定されない。
感覚的識別子は、図1と図2の視覚識別子の例の場合、デバイスが相互に近い場所にあるときに、これらのデバイスを識別することに役立つ。識別方法は、他方のデバイスの個別情報を判断するのに役立ち、この個別情報はその後、情報交換および/またはゲームのプレイに使用してもよい。より詳しくは、本発明による識別方法はいくつかのステップを含んでいてもよく、その中には、デバイスが感覚的識別子(たとえば、バーコードまたは音声信号)を検出し、その感覚的識別子に関連付けられる要求メッセージをデバイスに共通するサーバに送信するステップが含まれる。さらに、検出された識別子を、その識別子(の表現)を所定のフォーマット、範囲または同様の比較基準と比較することによって検証できる。パターン認識技術を使用して、検出された識別子を保存された識別子フォーマットと合致させ、および/または検出された識別子を認識してもよい。
図3に、これに限定されないが、例として示されるシステム20はクライアントデバイス1、2および3、相関サーバ5A〜5D、およびプロキシサーバ8Xと8Yを含む。クライアントデバイス(CD)1、2および3は好ましくは、モバイルデバイス、たとえばセルラー電話網に適した携帯電話機であり、プロキシサーバ8Aと8Bと無線通信可能である。
システム20は、アプリケーション、すなわち、具体的なゲームまたはその他の機能、たとえば電話番号の交換または共通の旋律の生成等を実行するのに適したアプリケーションソフトウェアを実行するように構成された1つまたはそれ以上のアプリケーションサーバ(図示せず)をさらに備えていてもよい。アプリケーションサーバは、相関サーバおよび/またはプロキシサーバに接続してもよく、または相関サーバ内に組み込んで、相関およびアプリケーション機能の両方を併せ持つ複合サーバを形成してもよい。
相関サーバ(CS)5A〜5Dは、これらのデバイスから受け取ったデータを相関させることによって、デバイス間のマッチを見つけるように設計される。「相関」という用語は、関係するデータの間の対応関係を確立すること、すなわち、比較その他の方法により、受け取ったデータ同士が関係しているか否かを判断することを意味する。それゆえ、たとえば、受け取ったデータが同じイベント、たとえば、クライアントデバイスによる音声または記号の検出に関係するか否かを判断できる。デバイスから受け取ったデータには好ましくは、識別子、特に感覚的識別子の表現が含まれる。言い換えれば、相関機能は、クライアントデバイスから受け取った(感覚的または非感覚的)識別子およびその他あらゆる関連データがマッチするか否かを判断する。国際公開第2009/014438号パンフレットを特に参照するものとし、同出願では、感覚的識別子を使って、携帯電話機等の近距離のデバイスを特定するための技術が開示されている。
図3に示される実施形態において、相関サーバ5A〜5Dの各々は、プロキシサーバ8X、8Yの各々にそれぞれ接続されている。しかしながら、これは必須条件ではなく、いくつかの実施形態においては、必ずしもすべての相関サーバが各プロキシサーバに接続されるとは限らない。当然のことながら、クライアントデバイス、プロキシサーバおよび相関サーバの数は、図3に示されるものよりずっと多くすることができる。いくつかの実施形態においては、たとえば数千台のクライアントデバイスが関与してもよい。
本発明のシステム20により、感覚的識別子の検出結果とこれに関連付けられたマッチング要求を、好適な相関サーバ(または、場合によっては、複数の好適な相関サーバ)へと経路制御することができる。プロキシサーバを使用すれば、相関サーバの数および/またはクライアントデバイスの数を比較的容易に変更できる。これに加えて、プロキシサーバの使用によって、すべてのクライアントデバイスがすべての相関サーバと通信可能であるようにする必要がなくなる。
図3のシステム20のメッセージ交換について、図4を参照しながら説明する。簡潔にするために、図4にはクライアントデバイス1と2の2台だけが示されているが、3台またはそれ以上のクライアントデバイスについても、非常によく似た構成を設計できる。
クライアントデバイス1と2は、マッチング要求を構成する要求メッセージRQ1とRQ2を生成してもよい。これらのメッセージには、識別子の表現と、おそらくはデバイスの識別も含まれる。メッセージRQ1は、それゆえ、
RQ1={CI1,RE1,...}
と書いてもよく、式中、RQ1はクライアントデバイス1により生成される要求メッセージであり、CI1はクライアントデバイス1の識別情報(たとえば、固有のデバイス番号または電話番号)であり、RE1は識別子、好ましくは感覚的識別子の表現である。
留意される点として、識別子の表現は、その識別子を表現するディジット列または数字列であってもよい。図1に示されるようなバーコードは、たとえば数字列で表現することができる。同様に、音声は、その周波数および発生時刻によって、またはその他のパラメータによって表現してもよい。一般に、表現は識別子を符号化したものとなる。
(感覚的)識別子は、2台のクライアントデバイスを相互に軽く打ち合わせる等のイベントによって、またはデバイスによる記号(バーコード等)の検出によって生成することができ、そのイベントの「フィンガープリント」、すなわちそのイベントを一意的に特徴づけるデータに関連付けられる。それゆえ、相関サーバ5A〜5Cは好ましくは、感覚的識別子の(デジタル)表現をマッチさせようとすることに加え、クライアントデバイスによって検出されたイベントの「フィンガープリント」をマッチさせようとする。
本発明によれば、要求メッセージ(およびその他のあらゆるメッセージ)は相関サーバに直接送信されるのではなく、プロキシサーバ8Xと8Yを介して送信される。すなわち、プロキシサーバがクライアントデバイスからのメッセージを受け取り、これらのメッセージを好適な相関サーバへと経路制御する。このために、各プロキシサーバは、図4に示されるように、要求メッセージの解析を行う。この解析は基本的に、感覚的識別子の表現の比較に基づくが、要求メッセージを発生させる原因となるイベントのフィンガープリントを関与させてもよい。
プロキシサーバによって実行される解析はさらに、(要求またはその他の)メッセージに含まれるかもしれないその他の項目、たとえばクライアント識別情報(CI)、アプリケーションハンドル、ハンドリングポリシおよび/またはペイロード等を関与させてもよい。これについては、図6を参照しながら後述する。
例として、プロキシサーバによる解析には感覚的識別子の表現だけが関わると仮定した場合、プロキシサーバはそれぞれ、受け取ったメッセージを好適な相関サーバに向けて送信し、この相関サーバは解析結果に基づいて選択される。
各相関サーバは、別々の表現範囲、たとえば音声識別子の場合は周波数範囲、または画像識別子の場合はコード値範囲をカバーすることができ、コードは記号、たとえばバーコードを表現する。この範囲は好ましくは、ある程度重複させて、範囲と範囲の間にギャップが生じないようにする。
たとえば、相関サーバA(図4の5A)が第一の範囲の音声識別子(たとえば、タップ音等)の表現を相関させるために構成または設計されている場合、プロキシサーバはこの第一の範囲の表現を含む要求メッセージを相関サーバAへと経路制御する。同様に、相関サーバB(図4の5B)は、第二の範囲の音声識別子の表現を相関させるように構成または設計することができ、それと同時に、相関サーバC(図4の5C)は、第三の範囲の識別子の表現を相関させるように構成または設計することができる。別の実施形態では、3つまたはそれ以上の相関サーバを各々、特定の種類の感覚的識別子、たとえば音声識別子、画像識別子および匂い識別子の専用とすることができる。図の例では、3つすべての相関サーバが音声識別子を相関させるように構成されているが、各相関サーバは別々の周波数範囲の専用とされる。しかしながら、周波数範囲はある程度重複していてもよく、この重複は好ましくはわずかである。
図4の例において、(第一の)クライアントデバイス1によって生成された第一の要求メッセージRQ1はプロキシサーバ8Xに届き、(第二の)クライアントデバイス2によって生成された第二の要求メッセージRQ2はプロキシサーバ8Yに届く。特定のメッセージがどのプロキシサーバに到達するかは、そのクライアントデバイスのプロキシサーバとの近さ、信号路内の障害の有無およびその他の要因によって決まる。場合によっては、要求メッセージRQ1とRQ2の両方がプロキシサーバ8Yに届いてもよく、その一方でプロキシサーバ8Xには何も届かず、またはメッセージの少なくとも1つが両方のプロキシサーバに届くこともある。
いずれにしても、各プロキシサーバは自分が受け取った要求メッセージを解析し、感覚的識別子、および選択的にクライアント識別情報(CI1、CI2)等の他のパラメータの表現(RE1、RE2)を判断する。すると、プロキシサーバは要求メッセージを選択されたサーバに送信し、このサーバは、そのプロキシサーバが受け取った要求メッセージの解析中に生成したパラメータに基づいて選択されるサーバである。言い換えれば、解析から得られるパラメータによって、相関サーバの選択が左右される。プロキシサーバ8Xは、変更された要求メッセージRQ1’とRQ1”を生成し、これらはどちらも元の要求メッセージRQ1に基づいているが、RQ1と同一である必要はない。たとえば、いくつかのデータは、これらのデータがその後の相関プロセスに無関係であれば、元の要求メッセージから削除されているかもしれない。同様に、プロキシサーバ8Yは、変更された要求メッセージRQ2’とRQ2”を生成し、これらはどちらも元の要求メッセージRQ2に基づいているが、必ずしもこれと同じとは限らない。
この例において、感覚的識別子はそれぞれ、0.4kHz、3kHzおよび15kHzの3つの卓越周波数を有する音声識別子であると仮定される。さらに、相関サーバ5A、5Bおよび5Cは各々、以下の音声周波数範囲に専用であると仮定される。
A: 0.0 − 1.1kHz
B: 1.0 − 10.1kHz
C:10.0 − 20.0kHz
0.4kHzの卓越周波数に関する(部分的)表現は第一の相関サーバ5Aへ、3kHzの卓越周波数に関するものは第二の相関サーバ5Bへ、15kHzの卓越周波数に関するものは第三の相関サーバ5Cへと経路制御される。ある程度の音声信号のひずみと減衰が、特に低周波数で発生すると仮定して、第一の相関サーバ5Aと第二の相関サーバ5Bではマッチはみつからない。しかしながら、感覚的識別子の15kHzの成分の(部分的)表現は、第三の相関サーバ5Cでマッチができるのに十分に類似している。
サーバは各々、マッチができたか否かを示す応答を送信し、マッチができている場合、応答にはマッチするクライアントデバイスの識別情報が含まれるかもしれない。図4の例では、マッチは第三の相関サーバ5Cによって行われており、相関サーバ5Cは、それが受け取った、マッチする(変更された)要求メッセージRQ1”とRQ2”を発したプロキシサーバに受信確認メッセージAC12を送信する。残り2つの相関サーバは、マッチしない(変更された)要求メッセージRQ1’とRQ2’に応答して、それぞれのプロキシサーバに「マッチなし」(NM)のメッセージを送信する。プロキシサーバはこれに対して、第一のクライアントデバイス1と第二のクライアントデバイス2にそれぞれ、受信確認メッセージAC1とAC2を送信する。受信確認メッセージAC12には、マッチするデバイスのクライアント識別情報(CI1とCI2)が含まれ、その一方で、受信確認メッセージAC1とAC2は、マッチする相手のデバイスのクライアント識別情報だけを含んでいる必要がある(メッセージAC1はクライアント識別情報CI2を含み、またその逆もある)が、両方のクライアント識別情報を含んでいてもよい。このように、各クライアントデバイスには、マッチした相手の1つまたは複数のクライアントデバイスが通知される。
プロキシサーバは、入ってくるイベント(たとえば、「接触イベント」)を解析し、これらのイベントを、以下のうちの1つまたはそれ以上に基づいて、関連のある相関サーバへと経路制御する。
・アプリケーションハンドル、
・フィンガープリントベクトル(これは、イベントフィンガープリントデータに加えて、感覚的識別子の表現データを含んでいてもよい)
経路制御に使用されるかもしれない各種の要素(アプリケーションハンドルの要素および/またはフィンガープリントベクトルの要素)の優先順位は、プロキシサーバの中で事前に構成するか、またはハンドリングポリシと一緒に送信することができる。
「フィンガープリントベクトル」に基づいて経路制御を行う場合、第一に、あるアルゴリズムを当てはめて、フィンガプリンタベクトル(の一部)の特徴を判断する。たとえば、
・聴覚的フィンガープリントを使用する場合、背景ノイズの中の卓越周波数が判断される。すると、相関サーバは、それらが動作する周波数帯によって識別される。周波数帯は、境界の周波数がすべてカバーされるように、重複するべきである。
・地理的フィンガープリントを使用する場合、相関サーバは、それがカバーする地域によって識別される。ここでも重複することが好ましい。
・電磁フィンガープリントを使用する場合、受け取ったチャネルのうち、最も強力なものが判断される。相関サーバは、セルISの集合、MACアドレスの範囲その他により識別される。
・物理的フィンガープリントを使用する場合、物理的パラメータ(の組み合わせ)が利用される。すると、相関サーバは、物理的パラメータの値(の組み合わせ)、たとえば温度範囲によって識別される。
・ルーティングアルゴリズムはまた、上記のパラメータの組み合わせを利用することもできる。
プロキシサーバが接触イベントを2つ以上の相関サーバに送信する場合、プロキシサーバは、すべてのサーバからの応答を受信するまで(またはタイムアウトまで)待機する。
・否定応答だけを受信した場合、プロキシサーバはこれらの応答をまとめて、クライアントへの1つの否定応答とする。
・確実に1つの肯定応答がある場合(および否定応答がゼロまたはそれより多い場合)、プロキシサーバはその肯定応答をクライアントに送信する。
・相互に対応するいくつかの肯定応答を受信した場合、プロキシサーバはこれらをまとめて、クライアントへの1つの肯定応答とする。
・相互に対応しないいくつかの肯定応答を受信した場合、プロキシサーバはこれらの応答をその構成のまま、またはクライアントから提供されるハンドリングポリシの中の指示にしたがって取り扱う。
○すべての肯定応答をクライアントに送信して、クライアントが遭遇したかもしれない混乱を解決できるようにする。
○否定応答をクライアントに送信する。
○マッチした相手のクライアントに、おそらくはクエリも送信する。
○その他。
さらに拡張するために、プロキシサーバおよび/またはリダイレクトサーバのカスケード接続も利用できる。このようなカスケード接続は、プロキシサーバとリダイレクトサーバの分野でそれ自体知られている。たとえば、インターネットと私的ネットワーク内で使用されるドメインネームシステム(Domain Name System)(DNS)は、プロキシおよび/またはリダイレクトサーバを利用する。
他の実施形態が図5に示されており、この実施形態では、図3のプロキシサーバ8Xと8Yの代わりにリダイレクトサーバ4が用いられている。図5の例においては、図を簡潔にするために、1台だけのクライアントデバイス(CD)1と1つだけのリダイレクトサーバ4が示されている。
図3の実施形態と同様に、クライアントデバイス1は、それが(感覚的)識別子を検出すると、要求メッセージRQ1を送信する。リダイレクトサーバ4は、この要求メッセージを解析する。この解析は、図4の例においてプロキシサーバによって実行される解析と同様とすることができる。しかしながら、プロキシサーバと異なり、リダイレクトサーバは、1つまたはそれ以上の相関サーバに要求メッセージを送信する(または変更された要求メッセージを生成する)代わりに、リダイレクトメッセージRDをクライアントデバイスに送り返す。このリダイレクトメッセージには、そのクライアントデバイスが要求メッセージを送信しなければならない相手となる相関サーバを識別する情報が含まれる。リダイレクトメッセージは、
RD={CI1,CS−A,CS−C,...}
と書いてもよく、式中、CI1はクライアントデバイス1の識別情報、CS−AとCS−Cはそれぞれ、クライアントデバイスがその要求メッセージを送信しなければならない相手となる相関サーバとして相関サーバ5Aと5Cを識別する。
クライアントデバイス1は、リダイレクトメッセージRDに応答して、新しい要求メッセージRQ’を生成し、これにはその標的となる相関サーバを識別する情報が含まれる。したがって、新しい要求メッセージRQ’は、
RQ’={CI1,RE1,CS−A,CS−C,...}
と書いてもよく、式中、RE1は前述のように、検出された感覚的識別子の表現である。留意される点として、この新しい要求メッセージRQ’はまた、2つの新しい要求メッセージRQ’とRQ’に分割されてもよく、各々がそれぞれの相関サーバに送信され、好ましくは、その特定のサーバに関する情報だけを含む。1つまたは複数の相関サーバは、1つまたは複数の新しい要求メッセージを受けると、この要求メッセージを、他のクライアントデバイス(図示せず)から受け取った要求メッセージと相関させる。
当然のことながら、有利な点として、図3と図5に示される実施形態を組み合わせて、少なくとも1つのプロキシサーバと少なくとも1つのリダイレクトサーバの両方を含む実施形態を提供してもよい。
図6の略図は、たとえば図4により、クライアントデバイス、相関サーバおよびアプリケーションサーバの間のメッセージ交換に使用される好ましいデータモデルを示す。この好ましい実施形態において、クライアントデバイスと相関サーバの間のプロトコルの要素は、あるイベント、たとえば感覚的識別子の提供等を説明するデータである。そのイベントを説明するデータは要求メッセージ(RQ)20に含まれ、
・クライアント識別データ21、
・アプリケーションハンドルデータ22、
・フィンガープリントデータ23(感覚的識別子表現データを含む)、
・ハンドリング方針データ24および/または、
・ペイロードデータ25、
によって構成されていてもよい。留意される点として、図6のモデルでは、感覚的識別子表現データとイベントフィンガープリントデータはまとめて、フィンガープリントデータ23と呼ばれてもよい。
より詳しくは、データモデルは、
・クライアント識別情報(上の説明では、クライアント識別情報CIとも呼ばれる)、
○「Name(名前)」、場所に依存しない識別情報
○「Address(住所)」、たとえばIPアドレスとポート番号
○「Reply−to(返答先)」たとえば、IPアドレスとポート番号
○その他の識別項目
・アプリケーションハンドル、
○アプリケーション識別子
− たとえば、「Stratego(ストラテゴ)」、「File(ファイル)」、「Business card(名刺)」
○アプリケーションサーバのアドレス
− たとえば、ストラテゴサーバのURIまたはIPアドレスとポート番号
○インスタンス識別情報
− たとえば、「Stratego game Barcelona 3」
・フィンガープリントベクトル、
○「マッチする」根拠となる(XML)オブジェクト
○フィンガープリントデータモデル識別情報
− たとえば、XMLオブジェクトに関する特定のXMLスキームの名前
・ハンドリングポリシ、
○Time−to−live(データ有効期限)
○マッチング/相関アルゴリズムの識別情報
− すべての追加パラメータ/基準
○ハンドリングに関するその他の説明、たとえばセキュリティ、プライバシ、完全性、課金等
・ペイロード
○マッチが肯定の場合に交換される(XML)オブジェクト
○ペイロードデータモデル
− たとえば、「プレーンテキスト」のフィールド
を含む。これに加えて、データモデル内のフィールドに記入されていない場合は、“Null(ヌル)”挙動を使用してもよい。
・アプリケーションサーバのアドレスが「Null」:マッチは別のアプリケーションサーバに送信されないが、マッチの場合、ペイロードAが直接クライアントBに送られる、またはその逆、
・フィンガープリントが「Null」:アプリケーションハンドルとハンドリングポリシのみに基づいてマッチ、
・time−to−liveが「Null」:デフォルト値は、たとえば2秒、
・その他。
留意される点とし、本発明で使用される相関手順には、別の実施形態があってもよい。第一の実施形態では、相関手順はステートレスであり、その履歴を考慮しない。この実施形態には、簡潔であるという利点がある。第二の実施形態では、相関手順はステートフルであり、その履歴が考慮される。
本発明は、プロキシサーバおよび/またはリダイレクトサーバの使用によって、デバイス識別のためのシステムを拡張可能にし、その柔軟性を改善する。
この文書において使用されるいずれの用語も、本発明の範囲を制限するものと解釈すべきではない。特に、「〜を含む、〜を備える(comprise(s)」および「〜を含み、〜を備え(comprising)」は、具体的には述べられなかったいずれかの要素を除外しようとするものではない。単数の(回路)素子は複数の(回路)素子またはそれらの均等物に置き換えてもよい。
当業者にとっては当然のことながら、本発明は上記の実施形態に限定されず、本発明の範囲から逸脱することなく、多くの変更や追加を行うことができる。

Claims (14)

  1. 感覚的識別子(ID)を検出し、前記検出された感覚的識別子の表現を含む要求メッセージ(RQ1,RQ2)を送信するように構成されたデバイス(1、2、...)を識別するシステム(20)であって、
    前記システムは、前記デバイス(1、2)から受け取った表現を相関させて、これらのデバイスの2台またはそれ以上をマッチさせるような少なくとも1つの相関サーバ(5Cを含む)を備え、
    あるデバイス(1、2)からの要求メッセージ(RQ1、RQ2)を少なくとも1つの相関サーバ(5Cを含む)へと経路制御するための少なくとも1つのプロキシサーバ(8Xを含む)であり、前記経路制御が前記要求メッセージ(RQ1、RQ2)の内容に応じて行われる当該プロキシサーバによって特徴付けられる前記システム(20)。
  2. 各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、前記感覚的識別子(ID)のそれぞれの表現を含み、各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、
    ・デバイス(1を含む)を識別するためのクライアント識別情報(21)、
    ・前記デバイスによって実行されるべきアプリケーションを識別するためのアプリケーションハンドル(22)、
    ・ハンドリングポリシを識別するためのハンドリングポリシ指標(24)、および/または
    ・任意の付加情報を伝えるためのペイロード(25)、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項1に記載のシステム。
  3. 各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、前記感覚的識別子(ID)のそれぞれの表現を生成した前記デバイス(1を含む)の場所における環境情報である、温度の表現を含むフィンガープリント(23)をさらに含む、請求項2に記載のシステム。
  4. 前記感覚的識別子(ID)は、2台のデバイス(1、2)が接触する音のような音声、および/または記号のような画像を含む、請求項1〜3のいずれか一項に記載のシステム。
  5. 少なくとも1つのプロキシサーバと、経路制御情報を提供する間に、要求メッセージ(RQ1を含む)を前記デバイスに送り返すように構成された少なくとも1つのリダイレクトサーバの両方を含む、請求項1〜4のいずれか一項に記載のシステム。
  6. 相互に近距離にあるデバイス(1と2を含む)をマッチさせるように構成された、請求項1〜5のいずれか一項に記載のシステム。
  7. 前記デバイス(1、2、...)が、携帯電話機を含むモバイルデバイスである、請求項1〜6のいずれか一項に記載のシステム。
  8. デバイスのマッチングが関与するアプリケーションを実行するための少なくとも1つのアプリケーションサーバをさらに含む、請求項1〜7のいずれか一項に記載のシステム。
  9. 前記少なくとも1つのアプリケーションサーバは、相関サーバ(5Cを含む)を通じて前記デバイス(1、2、...)と通信するように構成されている、請求項8に記載のシステム。
  10. 請求項1〜9のいずれか一項に記載のシステム(20)で使用するプロキシサーバ(8Xを含む)。
  11. 感覚的識別子(ID)を検出し、前記検出された感覚的識別子の表現を含む要求メッセージ(RQ1、RQ2)を送信するように構成されたデバイス(1、2、...)を識別する方法であって、前記方法は、前記デバイス(1、2)から受け取った表現を相関させ、前記デバイスのうちの2台またはそれ以上をマッチさせるステップを含み、
    デバイス(1、2)からの要求メッセージ(RQ1、RQ2)を、少なくとも1つのプロキシサーバ(8Xを含む)を使って少なくとも1つの相関サーバ(5Cを含む)へと経路制御するステップであって、前記経路制御が前記要求メッセージ(RQ1、RQ2)の内容に応じて行われるステップを特徴とする方法。
  12. 各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、前記感覚的識別子(ID)のそれぞれの表現を含み、各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、
    ・デバイス(1を含む)を識別するためのクライアント識別情報(21)、
    ・前記デバイスによって実行されるべきアプリケーションを識別するためのアプリケーションハンドル(22)、
    ・ハンドリングポリシを識別するためのハンドリングポリシ指標(24)、および/または
    ・任意の付加情報を伝えるためのペイロード(25)、
    のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項11に記載の方法。
  13. 各要求メッセージ(RQ1、20を含む)は、前記感覚的識別子(ID)のそれぞれの表現を生成した前記デバイス(1を含む)の場所における環境情報である、温度の表現を含むフィンガープリント(23)をさらに含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記感覚的識別子(ID)は、2台のデバイス(1,2)が接触する音のような音声、および/または記号のような画像を含む、請求項11〜13のいずれか一項に記載の方法。
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