JP5664156B2 - 端子用のキャップ - Google Patents

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本発明は電線端末に接続される端子用のキャップに関し、詳しくは、二輪車または四輪車の車体に配線される電線端末に接続する丸端子を相手方部材にボルト締結で電気接続した後に移動させて前記端子に被せるキャップに関する。
従来から、アース線の端末に接続されたアース端子やスタータケーブルの端末に接続された端子はボルト穴を設けた形状とされ、ボルト締め端子または丸端子と称されている。該端子は、相手型部材に設けられたボルト穴に端子のボルト穴を連通させて配置し、上方等からボルトを挿入してナットで締め付ける場合と、相手型部材から突設したスタッドボルト等のボルトを端子のボルト穴に通してナットで締め付ける場合の両方があり、以下、両方のパターンを含めてボルト締め端子と称する。
前記端子は相手方部材にボルトまたはナットで締め付けた後に、ゴム製のキャップを被せて防水、防塵保護し、かつ、外部導電部材が接触して短絡が発生するのを防止している場合が多い。
該キャップは、キャップ取付忘れを防止するため、予め電線に移動自在に取り付けておき、車両組立ラインで相手方部材と締付する時に、キャップを端子から離れた位置に移動させ、締付後には端子の位置まで移動して端子に被せている。即ち、車両組立ラインまで、キャップを電線に移動自在に取り付けて納入しておく必要がある。其の際、キャップを電線に沿って移動しやすくすると、搬送時の振動等でキャップが電線先端の端子より抜け出て脱落しやすくなる。一方、端子より抜け出ないようにすると電線に対してキャップが移動しにくくなり、作業性が悪くなる問題がある。
この種の端子の保護用のキャップとして、本出願人は特開平9−147648号公報で図9(A)(B)に示す端子用のキャップ100を提供している。該端子用のキャップ100は電線Wを挿通するチューブ101の先端に、電線端末に接続された圧着端子Tを覆う半球状の球殻部102を連続させた形状とされている。チューブ101の先端開口101aを横断するように一対のリブ103、104を一体成形している。該キャップ100は図9(B)に示すように電線Wを通して移動自在に取り付けており、端子を相手方部材に締め付けた後にキャップ100を端子Tに被せている。
前記キャップ100は、そのリブ103、104の先端が圧着端子Tの後端面Taに当接し、端子Tよりキャップ100が抜け出ないようにしている。
このように、キャップ100のリブ103、104の先端を電線Wに加締め圧着した圧着端子Tの後端面Taに当接しているが、この圧着端子Tの後端面Taは圧着端子Tの絶縁被覆バレルを電線Wの絶縁被覆部に加締めたものであるため、電線Wの絶縁被覆部分の表面に埋め込まれるように押圧され、電線Wの表面からの突出量が非常に少ない。
よって、該圧着端子Tの後端面Taにリブ103、104の先端を当接して抜け止めを図ることが困難で、キャップ100が電線Wから外れやすい問題がある。
特開平9−147648号公報
本発明は前記問題に鑑みてなされたもので、電線端末に端子を取り付けた電線に対して移動自在に取り付けた端子保護用のキャップが、先端の端子を通り越して外れないようにすることを課題としている。
前記課題を解決するため、本発明は、電線に予め移動自在に取り付けられ、該電線の端末に圧着接続されたボルト締結用の丸端子を相手方部材にボルトまたはナットで締め付けた後に移動させて前記丸端子に被せるキャップであって、
ディップ成形された可撓性を有する樹脂成形品からなり、下面開口の四角筒部と、該四角筒部の一側面に設けた貫通穴に連続すると共に先端を開口した小径円筒部とを備え、
前記小径円筒部の内面に抜け防止用ストッパーとして間隔をあけて複数の環状リブを設け、該環状リブの内径は前記丸端子の円形の電気接触部の外径より小さい設定とすると共に、該丸端子に接続する前記電線の外径より大きい設定とし、かつ、該環状リブの内周面は粗面とし、または複数の小突起を設けて摩擦係数を大とし、
記四角筒部はボルト締結された前記丸端子の電気接触部に被せると共に前記小径円筒部に丸端子の電線接続部および接続された電線を通すものとしている端子用のキャップを提供している。
前記本発明のキャップは、予め丸端子を端末に接続した電線に組み付けている。該組み付作業は、丸端子の電気接触部の先端をキャップの小径円筒部の先端開口から挿入する。その際、電気接触部の外径より環状リブの内径を小さくしているが、キャップは可撓性を有するものとしているため、電気接触部の対向する外周に接触する環状リブの両側部が外方へと押し広げられて断面円形から断面長円形状に偏平化して、電気接触部を四角筒部側へと通すことができる。その後、四角筒部の下面開口から丸端子を引き出し、キャップを電線に沿わせて丸端子からはずれた位置に移動させる。この状態で、キャップは丸端子から外れた位置で電線に移動自在に取り付けられる。
丸端子が相手部材にボルト止めされる前に、キャップが電線端末の端子をカバーする位置に移動して来た時、キャップの四角筒部の開口から丸端子の電気接触部が挿入しても、環状リブで電気接触部が挿通するのが阻止される。よって、丸端子からキャップが外れにくくなリ、キャップの脱落を防止できる。
前記のように、キャップの小径円筒部の内周面に厚肉とした複数の環状リブを設けて内径を縮小し、電気接触部の外径より小さくしていることで、小径円筒部内を電気接触部が通りにくくして抜けないようにしている。かつ、丸端子にキャップを通す際に、キャップに可撓性を持たせているため小径円筒部を撓ませて電気接触部を通すことができるようにしている。
また、丸端子に接続する電線の外径より環状リブの内径を大としているため、丸端子を相手方部材に締結した後にキャップを電線に沿って移動させやすくし、丸端子の電線接続部を小径円筒部に通し、四角筒部を電気接触部に被せる作業をスムーズに行えるようにしている。
前記キャップの小径円筒部に設ける環状リブは、四角筒部との連続位置に設ける第1環状リブ、該第1環状リブと所要寸法をあけて設ける第2環状リブの少なくとも2個を設け、前記第1環状リブは前記電気接触部の電線接続部側の両側縁に当接する位置に設けている。
前記のように、キャップの小径円筒部の第1環状リブで、丸端子の電気接触部が電線接続部に連続する部分の両側縁に当接させて挟持した状態とすると、丸端子の電気接触部がキャップの小径円筒部を通ることが困難となり、キャップが丸端子から外れるのを防止できる。
さらに、小径円筒部の先端開口近傍の内周面に第3環状リブを前記第2環状リブと間隔をあけて設けることが好ましい。
このように、第3環状リブを設けてリブの個数を増加すると、電気接触部が小径円筒部内を通りにくくでき、キャップが丸端子から外れるのをより確実に防止できる。
前記のように、環状リブの内周面は粗面とし、または多数の小突起を密集させて設けて摩擦係数を大とし、丸端子が抜け出にくくしている
前記小突起はV形状の小突起や、四角筒部側に向けて傾斜させて丸端子の電気接触部が小径円筒部側へ挿通するのを規制する突片としてもよい。
さらに、該小径円筒部は先端開口に向けて縮径するように傾斜させてもよい。
このように、丸端子の電気接触部が四角筒部から小径円筒部を通り、該小径円筒部の先端開口から抜け出にくくなる形状とすることが好ましい。
本発明のキャップは二輪車または四輪車に配線されるスタータケーブルに移動自在に取り付け、該スタータケーブルの端末に圧着されるボルト締結用の丸端子の保護用のキャップとして好適に用いられる。
上述したように、本発明ではディップ成形品からなる端子用のキャップは、丸端子の電気接触部を覆う四角筒部に電線接続部及び電線を通す小径円筒部を連設し、該小径円筒部の内周面に厚肉とした複数の環状リブを設けた簡単な形状としているため、可撓性を必要とする本発明のキャップをディップ成形でき、製造コストを大幅に低減できる。
かつ、前記小径円筒部に内面とした複数の環状リブを設けているだけで、キャップが丸端子から外れにくくできる。さらに、丸端子に接続した電線にキャップを組みつけた後に、該電線に沿って移動しやすくしているため、丸端子からキャップを離すように電線に沿って移動させる作業、および丸端子をボルト締結した後に丸端子に被せるためにキャップを電線に沿って移動させる作業がスムーズに行え、作業性を高めることができる。
(A)は本発明のキャップで保護する電線端末の端子を示す斜視図、(B)はキャップを電線に移動自在に取り付けている状態を示す正面図である。 本発明の第1実施形態の端子用のキャップを示し、(A)は斜視図、(B)は(A)のB−B線に沿った水平断面図である。 (A)は図2(B)の小径円筒部の拡大断面図、(B)は(A)の直交方向の断面図である。 (A)(B)(C)はキャップに電線端末の端子を組みつける工程を示す斜視図である。 (A)は図4(B)に示す工程の断面図、(B)は(A)のC−C線断面図である。 第2実施形態のキャップを示す断面図である。 第3実施形態のキャップを示す断面図である。 第4実施形態のキャップを示す断面図である。 (A)(B)は従来例を示す図面である。
以下、本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
図1乃至図5に第1実施形態を示す。
図1(A)に示すように、二輪車に配線するスタータケーブルからなる電線1の端末にボルト締め用の丸端子2を圧着接続し、図1(B)に示すように、丸端子2を保護するキャップ3を電線1に移動自在に取り付け、該丸端子2を相手方部材とボルトまたはナットで締め付けた後に丸端子2にキャップ3を被せるようにしている。なお、本実施形態では、丸端子2のボルト穴2eにボルトを通して相手方部材とナットで締め付けるものとしている。
前記キャップ3を被せる丸端子2は、図1(A)に示すように、電線1の端末に接続される電線接続部2aと、該電線接続部2aの先端に連続する円形状の電気接触部2bとからなる。電気接触部2bを頭部とすると、電線接続部2aは首下部分となり、首下位置の両側に当たる電気接触部2bと電線接続部2aとの境界となる両側に一対の略三角形状の窪み2c、2dがある。
電気接触部2bの中央にはボルト穴2eがあり、電線接続部2aには芯線バレル2fと絶縁被覆バレル2gがある。電線1の端末では絶縁被覆を皮剥ぎして芯線を露出させ、該芯線に芯線バレル2fを加締め圧着し、絶縁被覆に絶縁被覆バレル2gを加締め圧着して、端子2を電線1の端末に接続している。
前記丸端子2に被せるキャップ3は、図2および図3に示す形状とし、ディップ金型で成形したディップ成形品からなる。該キャップ3は塩化ビニル等で成形し、絶縁性および可撓性を持たせて撓みやすくしている。
該キャップ3は、下面開口の四角筒部10と、該四角筒部10の一側面10aの中央の穴10dに連続すると共に先端を開口11aした小径円筒部11とからなる。
前記小径円筒部11の内面には軸線方向に等間隔Lをあけて厚肉とした第1、第2、第3環状リブ12、13、14を全周に設けている。第1環状リブ12は四角筒部10との連続端に位置させ、前記間隔Lをあけて第2環状リブ13を設け、該第2環状リブ13から先端の開口11aに間隔Lをあけて第3環状リブ14を設けている。
前記第1〜第3環状リブ12〜14は小径円筒部11の内周面から突出させる厚さtは1mm以上としており、本実施形態では1mmの厚さだけ突出している。前記間隔Lの寸法と肉厚tの寸法は、L>tとしている。
前記第1〜第3環状リブ12〜14は同一肉厚として内径d1は同径としている。該内径d1は丸端子2の電気接触部2bの外径d2より小さい設定とし(d1<d2)、丸端子2の電線接続部2aで圧着接続する電線1の外径d3より大きい設定としている(d3<d1<d2)。なお、電線接続部2aの外径は電線外径d3より若干大きいだけで、前記環状リブの内径d1は電線接続部2aの外径より若干大きい。
前記第1環状リブ12は、前記電気接触部2bの首下接続側の両側縁に当接して挟持するものとしている。また、第1〜第3環状リブ12〜14の表面(内周面)を粗面12a〜14aとして摩擦係数を高めて滑りにくくしている。
キャップ3の四角筒部10は丸端子2の電気接触部2bの外径d2より若干大きな寸法とした前後長さs1よび幅s2を有する大きさとし、電気接触部2bを下面開口10bに面して水平に配置した状態で被せることができるようにしている。かつ、該電気接触部2bの中央に設けたボルト穴2eに通すボルト(図示せず)の頭部を収容できる高さs3を有する大きさに設定している。
図4及び図5に示すように、前記キャップ3を電線1の端末に圧着接続した丸端子2に取り付けている。
まず、キャップ3の電線1への取り付けは、図4(A)に示すように、丸端子2を小径円筒部11の先端開口11a内に挿入する。小径円筒部11の内部には、開口11a側から第3環状リブ14、第2環状リブ13、第1環状リブ12が内周側に突出し、その内径d1を丸端子2の電気接触部2bの外径d2より小さくしている。よって、これら第3〜第1環状リブ14〜12に丸端子2の電気接触部2bが接触すると、図4(B)および図5に示すように第3〜第1環状リブ14〜12が偏平化するように変形して、電気接触部2bの挿通を可能とする。
電気接触部2bが小径円筒部11を通過して四角筒部10に達すると、傾斜させて、図4(C)に示すように、下面開口10bから外部へ引き出している。
この状態で、キャップ3内には電線1が貫通するだけであり、小径円筒部11の第1〜第3環状リブ12〜14の内径d1は電線外径d3より大としているため、キャップ3を先端の丸端子2から距離をあけるように、電線1に沿ってスムーズに移動させることができる。
このように、キャップ3を電線1に移動自在に取り付けた状態で、ワイヤハーネスメーカから車両メーカの組み立てラインへと電線は搬送される。即ち、丸端子2を相手方部材とボルトで締め付ける時にキャップ3が邪魔にならないように、キャップ3を丸端子2から外した状態としている。
丸端子2を相手方部材とボルト締結後に、キャップ3を電線1に沿ってスムーズに移動させて、丸端子2に被せている。即ち、キャップ3の四角筒部10を丸端子2の電気接触部2bに被せ、電線接続部2aを小径円筒部11に通している。
前記のように、キャップ3を電線1に沿って移動できるようにしているため、ワイヤハーネスメーカから車両メーカへの搬送時等に振動等により、キャップ3が電線1に沿って移動し、丸端子2が取り付けられた端末側までキャップ3が移動してくる場合がある。
キャップ3が移動して、丸端子2の位置まで来た時に、丸端子2がキャップ3から抜けないようにする必要がある。
本発明のキャップ3では、小径円筒部11の内周面に3つの第1〜第3環状リブ12〜14を間隔をあけて設け、これらの内径d1を丸端子2の電気接触部2bの外径d2より小さくしている。よって、丸端子2の電気接触部2bが、まず第1環状リブ12に引っ掛かり小径円筒部11内への挿入が困難となる。仮に、電線1の引張力が強く、第1環状リブ12を変形させて電気接触部2bが通過しても、ついで第2環状リブ13、さらに先端開口11aの出口側の手前に第3環状リブ14があるため、これらの環状リブ13、14に電気接触部2bが引っ掛かって電気接触部2bが小径円筒部11を貫通することを防止できる。よって、キャップ3が電線1から外れることをほぼ確実に防止できる。
前記のように、丸端子2がボルト締めで相手方部材に締結された後は、作業員がキャップ3を持って電線1に沿って丸端子2を覆う位置まで移動させ、四角筒部10の下面開口10bを水平方向の電気接触部2bの外周に位置させている。この状態で、丸端子2の電気接触部2bと電気接続部2aの境界の両側には第1環状リブ12が当接して電気接触部2bを挟持した状態となり、キャップ3は丸端子2に対して移動不可に位置決め保持され、キャップ3により丸端子2を確実に保護することができる。
図6乃至図8に第2〜第4実施形態のキャップ3−B〜3−Dを示す。
図6に示す第2実施形態のキャップ3−Bは小径円筒部11の内面に第1環状リブ12と第2環状リブ13との2つのリブを設け、第3環状リブを設けていない。
他の構成および作用効果は第1実施形態と同様である。
図7に示す第3実施形態のキャップ3−Cは小径円筒部11が先端開口11aに向けて縮径するようにして、丸端子の電気接触部が矢印Y方向に移動して小径円筒部11から抜け出にくくしている。
詳細には、小径円筒部11の下半周部を3段状に傾斜させ、各段部の内周面に第1〜第3環状リブ12〜14を設けている。かつ、これら第1〜第3環状リブ12〜14はV形状とした小突起12b〜14bを多数設けて形成し、粗面度を高くしている。
図8に示す第4実施形態のキャップ3−Dは小径円筒部11を先端開口11aに向けて縮径する円錐形状として、丸端子の電気接触部が小径円筒部11から抜け出にくくしている。小径円筒部11の内周面に設ける第1、第2環状リブ12、13は、四角筒部10側に向けて傾斜する多数の突片12c、13cから形成している。これら突片12c、13cは矢印Y方向へ抜け出ようとする丸端子の電気接触部を押し戻すように機能する。
1 電線
2 丸端子
2a 電線接続部
2b 電気接触部
2e ボルト穴
3 キャップ
10 四角筒部
11 小径円筒部
12 第1環状リブ
13 第2環状リブ
14 第3環状リブ

Claims (4)

  1. 電線に予め移動自在に取り付けられ、該電線の端末に圧着接続されたボルト締結用の丸端子を相手方部材にボルトまたはナットで締め付けた後に移動させて前記丸端子に被せるキャップであって、
    ディップ成形された可撓性を有する樹脂成形品からなり、下面開口の四角筒部と、該四角筒部の一側面に設けた貫通穴に連続すると共に先端を開口した小径円筒部とを備え、
    前記小径円筒部の内面に抜け防止用ストッパーとして間隔をあけて複数の環状リブを設け、該環状リブの内径は前記丸端子の円形の電気接触部の外径より小さい設定とすると共に、該丸端子に接続する前記電線の外径より大きい設定とし、かつ、該環状リブの内周面は粗面とし、または複数の小突起を設けて摩擦係数を大とし、
    記四角筒部はボルト締結された前記丸端子の電気接触部に被せると共に前記小径円筒部に丸端子の電線接続部および接続された電線を通すものとしている端子用のキャップ。
  2. 前記キャップの小径円筒部に設ける環状リブは、四角筒部との連続位置に設ける第1環状リブ、該第1環状リブと所要寸法をあけて設ける第2環状リブの2個を設け、前記第1環状リブは前記電気接触部の電線接続部側の両側縁に当接する位置に設けている請求項1に記載の端子用のキャップ。
  3. 前記小径円筒部の先端開口近傍の内周面に第3環状リブを前記第2環状リブと間隔をあけて設ける請求項2に記載の端子用のキャップ。
  4. 二輪車または四輪車に配線されるスタータケーブルに移動自在に取り付け、該スタータケーブルの端末に圧着されるボルト締め端子を保護するものである請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の端子用のキャップ。
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