JP5662934B2 - 座席を取り外し可能に固定するための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、航空機,汽車,船舶、及び他の輸送手段の床板(ボード:board)上に、旅客輸送用の座席(シート:seat)を取り外し可能に固定するための装置に関する。この機械的な取付具(フィッティング:fitting)は、簡単に入手できる市販の工具を用いて、たとえ新世代の軌道(トラック:track)であっても、航空機あるいは他の輸送手段の床板上への、迅速で容易かつ安全な旅客シートのトラック据え付けを可能にする。
現在、世界中の市場で提案されているシート据え付けのトラック取付具は、単に例としてのみ示せば、取付ネジの締め忘れ或いはトラックの穴部内に適正に配置していないなどの、人的ミスに起因する過誤に対する保証付きの据え付けを提案するものではない。
現在知られている背景技術の特許に、特許文献1及び特許文献2がある。それらは、本体(main body)を備えたシート・トラック取付具に言及しており、そこでは、本体下部が、トラック内に嵌合され、トラック上でスクロール位置からブロック位置へ切り換えるように、取付ネジを用いて拘留(ロック:lock)される。
米国特許出願公開第2007/0228215号明細書 仏国特許第2735443号明細書
上述の文献では、取付ネジは、実質的に鉛直な軸線に沿って作用し、しかも、トラックからの装置の意図しないロック解除を回避することができるようにする何らの安全装置もない。その上、既知の取付システムは、摩耗したトラックの場合における安全ブロックを備えていない。
特に、特許文献1においては、シート・トラック取付具は、トラック取付具の調整の選択肢を許容せず、固定されたブロキングサイズ(blocking size)で、それらがトラックの内面に向かって持ち上げられた後にトラック内にロックされ、その結果、例えば摩耗などの原因により、トラックの厚さに変化がある場合でも、ネジの取付中に何らの調節もできず、従って、摩耗状態に対する適応性の欠如により、安全期間(safety term)中にシステムの妨げ(ブロッケージ:blockage)が生じることはない。
上述の不都合を克服するために、トラック・シート取付具が案出され、それが、本発明の目的である。
本発明に係る装置の特性は、安全性の特徴と人的ミスに起因する危険な据え付け過誤(エラー)の防止とに在る。前記危険な据え付け過誤は、また、例えばフライト中(地上走行,離陸および着陸)など、重要な局面の期間中での、トラックからのシートの離脱につながりかねないものである。本発明の機械的システムは、また、メインテナンスコストを低減し、装置の寸法が小さいおかげで、特に航空分野において非常に重要な重量の低減という利点をもたらし、また、使用の迅速性という利点をもたらす。
本発明は、特定の分野に制限されるものではないが、好ましくは、航空の分野において用いられる。
本発明に係るシート・トラック取付具は、トラックの上面伝いに延びる上部細穴(スロット:slot)開口部を有するタイプの、空洞があるシート・トラックに対して、当該トラックが例えば航空機の床板上に据え付けられている場合に、適用可能である。というのは、前記スロット開口部の幅よりも大きい直径の円状に形作られた対称な複数の開口部を長手方向に沿って備えているのは、トラックだからである。これらの円状に形作られた開口部は、トラックに沿って等距離に配置されている。
トラック取付具は、「本体機構」とも名付けられている本体部と、一般に「プランジャ(plunger)」と名付けられている剪断容器(シヤーケース:shear case)とを備えており、前記プランジャは、その内部に緩み止め手段と組み合わされたネジが在り、水平方向に、且つ、スライド位置(sliding position)と拘束位置(securing position)との間を前記本体に関してスライド可能に配置されている。
前記本体機構は、順に、前記トラック取付具をシートに取り付けるための上側部分と、前記トラックのスロット内に嵌合する幅を有し、トラック内の前記円状に形作られた開口部と同じ間隔で配設された固定スタッドを備えている下側部分と、を備えており、前記スタッドは、前記円状に形作られた開口部の直径内に嵌り込み、且つ、前記下側部分の幅から側方へ突出する寸法を有し、当該スタッドは、前記スロット開口部を形成するトラック断面部の下方に広がるように企図され、一般に「リップ部(lip)」と呼ばれており、トラック取付具がトラックに固定された場合に、シート側から見て、前記円状に形作られた開口部の間に配置される。
本発明に係るシヤープランジャは、前記スライド位置と拘束位置との間に少なくとも一つのネジを備え、このネジは、締め付けられると、前記本体機構に関してシヤープランジャを拘束する。前記シヤープランジャは、更に、ロック特性を備えた、つまり緩み止めとして作用する円錐状ノッチ付き筒状体(ブッシング:bushing)と、保持リングと、スペーサと、一つ若しくはそれ以上の皿バネ(ベルビルワッシャ:Belleville washer)と、を備え、この皿バネは、前記ネジが締め付けられると、当該ネジが自己緩み傾向になることがないように、ネジと協働して摩擦を発生させる。
本発明によれば、トラック取付具は、前記本体内に切欠(ノッチ:notch)部を備えており、該ノッチ部には、ネジがノッチ部に対して整列しているときに、該ネジを締め付けることにより、ネジの遠位端部が挿入されることができる。前記ノッチ部は、シヤープランジャが安全位置にある場合に、ネジの遠位端部が完全に挿入されることができるだけであるように、配置されている。
ここに記載した発明は、前記シヤープランジャが、ロックピンによって当該シヤープランジャに固定された隣接ピンを用いて、前記本体に対しスライド可能に連結され、隣接ピンのスライド動作に対抗させるために、隣接ピンと本体機構との間に配設されたバネが、本体に対し連結された前記シヤープランジャを拘束位置に向かって復帰させるように、特徴付けられたトラック取付具を説明している。
更に本発明によれば、トラック取付具は、シヤープランジャの全幅を貫通する横向きのピン穴を有しており、このピン穴は、シヤープランジャが上方へ持ち上げられて、前述のバネの作用に抗してトラック取付具のスライド動作を許容するときに、シヤープランジャと本体機構との間で安全挿通ピンの挿通を許容し、挿通されると、シヤープランジャの拘束位置への復帰を阻止する、箇所に位置している。
これに加えて、本発明のトラック取付具では、プランジャに組み合わされたネジが、当該ネジとプランジャとの間に作用する同軸のバネによって緩み位置の方に付勢され、ネジの長さは、当該ネジがロック位置に完全に締め付けられない限り、ネジの頭部がシヤープランジャの端末から外方へ突出するようになっている。ネジが完全に締め付けられて、その遠位端部が本体機構内に設けられたノッチ部内に在るときには、前記と反対のことが起こる。トラック取付具の据え付け及び取り外しの正確さを監視(モニタ:monitor)するために、ネジの頭部は着色された目印(マーキング:marking)、好ましくは、人目を引くマーキングを、備えている。
本発明によれば、装置の本体機構は、一般に「スタッド(stud)」と名付けられ、実質的に本体の底部に配置された、突起部またはピンを備えている。前記プランジャは、また、本体機構のピンの間に配置される1組またはそれ以上の組のスタッドを備えており、このスタッドのサイズは、トラックの穴部内への配置およびトラックのスロットによるロックを許容するものであり、その結果、装置に更なる安全システムをもたらし、装置がロックされ下方へ押し下げられた拘束位置に在る場合にスライド動作を防止するように協働する。
更なる特徴および性質が、関連するイメージ(image)を参照して、以下の本発明の詳細な説明から明白になることであろう。
図1は、固定位置にある本発明のシート・トラック取付具の好ましい形態の全体を模式的に示す正面図である。 図2は、図1のトラック取付具を上方から見て模式的に示している。 図3は、図1のトラック取付具を下方から見て模式的に示している。 図4は、図1のトラック取付具を左方から見て模式的に示している。 図5は、図4のB−B面に従って断面された前記トラック取付具を模式的に示している。 図6は、前記トラック取付具の分解図を模式的に示している。 図7は、標準的なトラック上に正しく据え付けられた図1のトラック取付具の完全な斜視図を示している。 図8Aは、リフトプランジャと安全ピンとを備えた前記トラック取付具の部分的に断面された斜視図である。 図8Bは、リフトプランジャと安全ピンとを備えた前記トラック取付具の部分的に断面された斜視図である。 図9は、トラック上に正しく据え付けられていない、図4のB−B面に従って断面された前記トラック取付具を模式的に示している。 図9Aは、図9の断面を詳細に示している。
図面を参照すれば、特に図5及び6を参照すれば、迅速(クイック:quick)シート・トラック取付具(seat track fitting)の完全な組立体(アッセンブリ:assembly)が示されている。
周知のように、軌道(トラック:track)の上面伝いに延びる上部スロット(slot)開口部を有するタイプの空洞があるトラックは、前記スロット開口部の幅よりも大きい直径の、円状に形作られた対称な複数の開口部を、長手方向に沿って備えている。これら円状の開口部は、例えば航空機もしくは他の輸送手段の床板(ボード:board)上に据え付けられたトラックに沿って、等距離に配置されている。
シート・トラック取付具は、実質的に、剪断(シヤー:shear)プランジャ8を備えており、該プランジャには、停止部(stopping)を形成し、円錐状ノッチ付きブッシング(bushing)4の外形に対して圧力によって外挿された保持ワッシャ1と;例えば、好ましくは六角頭部の止めネジ(setscrew)レンチ若しくはアレン(Allen)レンチを用いる、穴付き頭部のネジであるネジ2と;ネジ2に反力を及ぼすバネ3と;ロック構造を備えた円錐状ノッチ付きブッシング4と;スペーサ6と;少なくとも一つの皿バネ(ベルビルワッシャ:Belleville washer)タイプのバネ7と、が在る。
円錐状ノッチ付きブッシング4をシヤープランジャ8内部にロック(lock)するために、シヤープランジャ8の底部の溝部10a内に、留めピン10が挿入されなければならない。
上述のシヤープランジャ8と連係して、本発明の装置は、窪んだ切欠部(ノッチ部:notch)17と開口部12a−12bとが設けられた本体機構11を備えている。前記窪んだノッチ部17は、本体11に関して長手方向に配設される一方、前記開口部12a−12bは、当該開口部の座ぐり12aによって拡大された部分12bの底部と隣接ピン(abutting pin)13の頭部との間に配置され、反力を及ぼす圧縮バネ12が在る隣接ピン13を収容できるように、鉛直方向に、且つ、前記ノッチ部17に関して垂直に配設されている。
また、前記シヤープランジャ8は、その全幅を貫通する開口部9aを備えており、この開口部内には、前記隣接ピン13を保持するために留めロールピン9が挿入される。このロールピンは、留めロールピン9が、本体機構11内にある窪んだノッチ17を横切ることができるようにして本体機構11に横向きに配置されたスロット開口部11aの内部で、上下方向に摺動自在である。
迅速トラック取付具の本体機構11は、据え付け中に、トラック20の開口部22内に挿入される、一つ若しくはそれ以上の円形ピン15(スタッド:stud)を備えた、ベース部を有している。単なる例としてのみ、添付図面、特に図3には、4本のスタッド15が在るが、この数を、例えばスタッドが3本だけに低減した形態にすることも可能である。この低減された形態は、例えば、機械的なフライス加工によって、最も遠いスタッド15aを単に除去することで得られる。
シヤープランジャ8の底部には、安全な状態でのみトラックの開口部内における一定した連続的な挿入を保証するために、少なくとも一組または好ましくは2組の、両側に配置された、一般に「剪断ピン(シヤーピン:shear pin)」と呼ばれる半円状のピン16が在り、それらは、通常、1インチ(inch)又はその倍数の、一定の中心間距離にある。
保持用の留めピン9によってシヤープランジャ8に結合された隣接ピン13に配置され、本体機構11に対して反力を及ぼすバネ12は、シヤープランジャ8全体を底部の方に常時戻すように作用し、ピン16(「シヤーピン」)をトラックの開口部内に締め付けて動かなくする。このことは、迅速な取付のための機構の摺動(スライド:slide)中に遭遇する。本発明のこの特徴は、シートが、トラック内に明確にロックされることなく、据え付けられることを回避して、シートの据え付けの重要な安全性の問題を解消する。実際、本発明に従った特性、すなわち、バネ12の常時下方に向かって戻す作用による、一般に「積極的なロック(ポジティブロック:positive lock)」と呼ばれる自動的な掛け留め(フッキング:hooking)は、たとえネジ2が締め付けられていなくても、迅速取付装置がトラック内に安全に挿入されることを保証する。
迅速シート・トラック取付具は、特別な安全性の特徴として、同軸の円錐状ノッチ付きブッシング4によってネジ2に作用する摩擦に基づいた、ネジ2自体に配設された緩み止め(anti-loosening)機構を有している。特に、ネジが締め付けられたとき、ベルビルワッシャ7並びに保持リング5及び6の適用されたトルクレンチの設定の組み合わさった作用が、摩擦バイス(vice)内としてネジをロックするまで、円錐状ノッチ付きブッシング4をますます強くネジ2の本体に締め付ける。このことは、輸送手段の振動に起因するネジの緩みを防止する。
あらゆる種類の誤った据え付け、及びトラック取付具を構成する部品間の配置不良を回避するために、シヤープランジャ8の底部に配置されたピン16(シヤーピン)が、トラック20の上部支持面20aの上面に位置している、従って、対応する開口部22が未だ係合していない、場合には、例として図9及び図9Aに詳細に示されるように、本体機構11に設けられた皿穴状の切欠部17の入口の広がった部分17a内に挿入されることは、全然できない。この芯合わせ(センタリング:centring)システムは、トラック取付具全体のトラック20への誤った拘束(ロック:lock)を防止する。
実際には、上述の本体機構11のスタッド15及びシヤープランジャ8のスタッド16が、トラックの開口部22に係合するよりも前に、ネジ2が締め付けられた場合、それは無駄で役に立たないことになる。ところが、たとえ安全な位置でなくても、締め付けることができるようになった場合には、ネジ2の頭部2aが保持ワッシャ1の外側に突出し、次にシヤープランジャ8内に挿入され、このようにして正しくない状況であることを示す。最終的に、この特徴は、シート据え付け過程中の人的エラー若しくは不注意に起因する危険性(リスク:risk)を最小限に低減する。
特に図8A−8B,図9−9Aを参照すれば、シヤープランジャ8は、側部挿通穴部8Bを備えている。この穴部は、例えば消火器に用いられるものに類似した、市場で入手できる任意の安全ピン24の挿入を可能にするのに役立つものである。
図8A−8B,図9−9Aをなお参照すれば、シヤープランジャ8が持ち上げられて、ピン24が穴部8B内に挿入された場合、シートの摺動を許容するために、シヤープランジャ8は持ち上げられた位置でロックされた状態にとどまり、ネジ2は、本体機構11の切欠部17の入口の広がった部分17aに対して正しい関係位置を占めることができず、従って、この場合にも、ネジは正しく締め付けられることはできない。
全てのシートがトラック上に正しく据え付けられていることを簡単に調べる(チェックする)ために、ネジ2の頭部2aには、その全周に、好適な色が、例えば明るい赤色もしくは他の任意の目立つ色が、与えられる。これは、取付具がトラック内に正しく係合されていない場合に、例えば、ネジが適正に締め付けられていない、或いは穴部8B内に配置された安全ピン24の取り外し中である場合に、明瞭に視認できるようにするためである。これらの状況の一つが生じた場合には、円錐状ノッチ付きブッシング4の内部ノッチ内に反力を及ぼす同軸のバネ3の複合作用のために、ネジ2の頭部2aがシヤープランジャ8の外側に突出することとなり、装置の外部から(人目を引く色によって)視認できるようになる。
或る変形例によれば、輸送手段のレイアウト(lay out)が要求する場合、シート・トラック取付具の機能性について妥協することなく、その長手方向のサイズを低減するために、本体機構11の底部に配置されたスタッドつまりピン15の幾つか、例えばスタッド15aは、フライス加工によって本体機構11から除去することができる。
(新たな設計の部品用および市場で入手できる部品用の両方について)用いられる資材は、好ましくは、金属合金で製作されよう。
本発明のシート・トラック取付具がどのように作用するかについて、以下に言及する。
迅速シート・トラック取付装置は、初期状態では、本体機構11の上部に在る、好ましくはダブルテーパ付きの貫通穴14を用いることにより、伝統的な方法で、前部および/または後部のシートベースフレームの支えとなるようにされている。
次に、隣接ピン13に作用するバネ12の作用に抗してシヤープランジャ8が上方に持ち上げられ、任意の種類のロックピン又は安全ピン24が、シヤープランジャ8全体の幅に沿って、側部挿通穴部8B内に挿入される。ロックピン又は安全ピン24は、市場で容易に入手可能であり、側部開口内に配置された利用可能な任意の留めピン(stopping pin)と置換可能である。
本体機構11の底部に在る円形スタッド15を、既知のタイプのトラック20の開口部22内に挿入された状態に維持しながら、トラック20のガイド部21に沿って、トラック20の上部表面20a上での支持を保ちながら、所望の位置に達するまで、シートをガイド部21に沿って自在にスライドさせることができる。所望の位置に達すると、作業者は、以前に穴部8B内に挿入されていたロックピン又は安全ピン24を取り外すことに気が付き、従って、バネ12の作用により、シヤープランジャ8は、トラックの開口部22に係合するように、下方に向かって自動的に戻され、また、シヤープランジャ8の底部に配置された円形ピン16を用いて、その位置にロックする。
この操作の結果、トラック取付具は、未だ明確にはトラックに締結固定されていないけれども、トラック20内に安全に挿入される。この機能的特徴、すなわち、バネ12によるシヤープランジャ8の定常的な下方への復帰は、据え付け中の失念に起因する、トラックからのシートの脱離を招き得る危険な状況を防止しながら、トラックの各開口部への機構の継続した固定を保証する。実際、この方法では、装置はトラックに沿って移動できず、また、トラックから外れて落ちることもない。
次に、図7に示されるように、アレンレンチを用いて、穴付き頭部のネジ2を締め付け、押し込むと同時に、トルクレンチの所望の設定に達するまで、時計回り方向へ(矢印Bの方向へ)回転させることにより、シヤープランジャ8と本体機構の組立の締結固定が生じる。
本発明の装置によれば、有利なことには、緩み止めシステムの特性と一緒になった部品間の協働は、ネジ2の締結のために、従って完全なアッセンブリのロックのために、たった1/4の回転が必要とされるだけであり、据え付け時間および労力を最小限にとどめることである。レンチの1/4回転によるネジ2のこの好ましいロックの特徴は、たとえ摩耗したトラックでも生じるものである。
図7をなお参照すれば、取り外し手順は、たった今説明された手順と逆の順序を有している。特に、アレンレンチがネジ2の頭部2aに挿入され、バネ3によってネジ2が外側に向かって自動的に押し出されるまで、レンチを反時計回り方向へ(矢印Cの方向へ)回転させる。
シートをトラックに沿って自在にスライドさせることが必要であれば、シヤープランジャ8を上方へ持ち上げることにより、そして、ロックピンつまり安全ピン24を側部挿通穴8B内に挿入させることにより、進めることができ、その結果、シヤープランジャ8の底部に在るピン16は、トラック20に沿って等距離に配置された開口部22と継続的に係合しなくなり、シートがトラック全体に沿って自在にスライドできるようになり、また、そのために追加の支持をもたらす。
正しいロック位置にある装置の全体がしめされている、図1から7の全ての図を参照すれば、そして、特に、図5に示された長手方向の断面図を参照すれば、ネジ2が全体として締め付けられると、本体機構11をしっかりととらえ、このことが、ベルビルワッシャ束7を円錐状のノッチ付きブッシング6に対して圧縮させ、従って、ネジ2の緩み止めを確かなものにする、ことが容易に理解される。
更に、ネジ2の締め付けは、当該ネジが、本体機構11内に位置したノッチ17の入口の拡大された部分17aに配置されているときのみに起こることができ、そのことは、機械的装置全体のトラック開口部内での正しい据え付けの場合のみに起こる。
図8Aから9Aに示されるように、ピン16がトラック20の上面20a上に配置されている場合には、ネジ2は、本体機構11内に設けられた入口の拡大された部分17aに対して整列しておらず、従って、その部分を塞ぐことはできず、シートの正しくない据え付けを示すことになる。
本発明に従った取付システムは、たとえトラックが摩耗していても有益に用いることができ、継続的なシート客室形態の変更または取付状態での補修の結果としての摩耗に起因して、たとえ1mm低い上面を有するトラックに対しても、正確なロックを保証する。
本発明に従ったサイズを小さくしたトラック取付具は、スペースによる困難性がある場合(乗務員の機器を含め窮屈な客室形態、特に、最後列シート)での、全ての据え付け条件において好都合である。
本発明によれば、小型化されたサイズと相俟って、取付具の低減された重量は、有利にコストを削減し、管理コストを最小限に止めることができるようにする。

Claims (25)

  1. トラックの上面全体にわたって延びる上部スロット開口部を有するタイプの、空洞があるトラック(20)上にシートをロックするためのトラック取付具であって、前記トラックは、前記スロット開口部の幅よりも大きい直径の円状に形作られた対称な複数の開口部(22)を長手方向に沿って備えており、前記トラック取付具は、本体機構(11)と、緩み止め手段に結合されたネジ(2)を備え前記本体機構(11)に関してスライド位置と拘束位置との間をスライド可能に配置されたシヤープランジャ(8)と、を備え、
    前記本体機構(11)は、
    前記トラック取付具をシートに対して締め付けるための上側部分と、
    前記トラックのスロット内に嵌合する幅を有し、前記トラック(20)内の前記円状に形作られた開口部(22)と同じ間隔で配設された固定スタッド(15)を備えている下側部分であって、前記スタッド(15)は、前記円状に形作られた開口部(22)の直径内に嵌り込み、且つ、前記下側部分の幅から側方へ突出する寸法を有し、当該スタッド(15)は、前記スロット開口部を形成するトラック断面部(23)の下方に広がるように構成されている、下側部分と、を備え、
    前記シヤープランジャ(8)は、
    前記本体機構(11)の前記スタッド(15)に関して互い違いに配列された少なくとも一組のピン(16)と、
    スライド位置と拘束位置との間で摩擦を発生させることにより前記トラックと平行に作用し、締め付けると前記シヤープランジャ(8)を前記本体機構(11)に固定する、ネジ(2)と、
    緩み止め特徴を備えた前記ネジ(2)と同軸の、円錐状ノッチ付きのブッシング(4)と、を備えている、
    ことを特徴とするトラック取付具。
  2. 前記本体機構(11)には拡大されたノッチ部(17)が在り、該拡大されたノッチ部は、ネジ(2)を締め付けたときに、前記ネジが前記ノッチ部(17)に対して正確に整列している場合にのみ、前記ネジの遠位端部が挿入され得るように、形成されている、ことを特徴とする請求項1に記載のトラック取付具。
  3. 前記シヤープランジャ(8)は、弾性保持ピン(9)を固定することにより前記シヤープランジャ(8)に固定された隣接ピン(13)を用いて、前記本体機構(11)とスライド可能に連結され、前記ピンは、隣接ピン(13)の頭部と本体機構(11)との間に配設されたバネ(12)により支持されており、該バネは、前記シヤープランジャ(8)を常時前記拘束位置に向かって復帰させるようにすることにより、隣接ピン(13)のスライド動作に反作用を及ぼすものである、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトラック取付具。
  4. 前記シヤープランジャ(8)は、その片側で、前記シヤープランジャ(8)と本体機構(11)との間にて挿通安全ピン又は針状体(24)の挿入を許容する位置に、その全長にわたって延びる挿通穴部(8B)を備え、前記シヤープランジャ(8)が持ち上げられて前記トラックに沿った取付装置の移動を許容するときには、前記シヤープランジャの安全にロックされる位置への如何なる復帰をも一時的に妨げ不可能にする、ことを特徴とする請求項1から3の何れか一に記載のトラック取付具。
  5. 前記ネジ(2)は、当該ネジがロック位置に締め付けられていないとき、緩められた位置にて、前記シヤープランジャ(8)とネジ(2)自体との間に作用する同軸のバネと協働し、前記ネジ(2)の頭部(2a)が前記シヤープランジャ(8)の端部から突出している、ことを特徴とする請求項1から4の何れか一に記載のトラック取付具。
  6. 前記トラック取付具の組立および取り外し手順が適切に行われたことを明示するために、前記ネジ(2)の前記頭部(2a)が、着色されるか、若しくは着色された目印を備えている、ことを特徴とする請求項5に記載のトラック取付具。
  7. 前記シヤープランジャ(8)内に収容された緩み止め手段は、所定の持ち場で止まる保持ワッシャ(1)と、ネジ(2)と、前記ネジ(2)に対抗するバネ(3)と、緩み止め用の円錐状ノッチ付きブッシング(4)と、保持リング(5)と、少なくとも一つのカップ状またはベルビル型のバネ(7)と、を備えている、ことを特徴とする請求項1から6の何れか一に記載のトラック取付具。
  8. 前記シヤープランジャ(8)内に収容された緩み止め手段は、所定の持ち場で止まる保持ワッシャ(1)と、ネジ(2)と、前記ネジ(2)に対抗するバネ(3)と、緩み止め用の円錐状ノッチ付きブッシング(4)と、保持リング(5)と、スペーサ(6)と、少なくとも一つのカップ状またはベルビル型のバネ(7)と、を備えている、ことを特徴とする請求項1から6の何れか一に記載のトラック取付具。
  9. 前記シヤープランジャ(8)は、前記緩み止め手段を保持する目的で、前記シヤープランジャの下部に位置するスロット(10a)内に挿入されるべき弾性ピン(10)を備えている、ことを特徴とする請求項7又は8に記載のトラック取付具。
  10. 前記シヤープランジャ(8)は、当該シヤープランジャ(8)の全長にわたって貫通する開口部(9a)を更に備え、前記隣接ピン(13)を保持するために、前記開口部内に前記弾性保持ピン(9)が挿入されており、前記弾性保持ピン(9)は、前記本体機構(11)内の窪んだノッチ部(17)を貫通することができるように、本体機構(11)の2つの側部に配置されたスロット開口部(11a)内にて上下方向に自在にスライドする、ことを特徴とする請求項3に記載のトラック取付具。
  11. 前記シヤープランジャ(8)のベース部は、少なくとも1組の、半円状の突起部を備えており、該突起部は、安全な状態でのみ、前記トラック上の穴部内への安定した継続的な挿入を確かなものとすることを目的にして、前記ベース部の側部の各々に配置されている、ことを特徴とする請求項1から10の何れか一に記載のトラック取付具。
  12. 前記シヤープランジャ(8)のベース部は、少なくとも2組の、半円状の突起部を備えており、該突起部は、安全な状態でのみ、前記トラック上の穴部内への安定した継続的な挿入を確かなものとすることを目的にして、前記ベース部の側部の各々に配置されている、ことを特徴とする請求項1から10の何れか一に記載のトラック取付具。
  13. 窪んだノッチ部(17)及び穴部(12a)が本体機構(11)内に形成されており、前記窪んだノッチ部(17)は前記本体機構(11)に関して長手方向に配置される一方、前記穴部(12a)は、上下方向にて、前記窪んだノッチ部(17)に関して垂直な角度で配置され、隣接ピン(13)が、座ぐり穴部(12a)によって拡大された部分(12b)の底部とピン(13)の頭部との間に配置された対抗する圧縮バネ(12)に適応している、ことを特徴とする請求項1から12の何れか一に記載のトラック取付具。
  14. 前記シヤープランジャ(8)が上昇位置にてブロック状態に維持されてシートのスライド動作を許容するように、前記安全ピン(24)が前記シヤープランジャ(8)内に挿入されると、前記ネジは、前記本体機構(11)に設けられたノッチ部(17)の入口の拡大された部分(17a)に対して整列することができない、ことを特徴とする請求項4に記載のトラック取付具。
  15. 前記本体機構(11)は、一つ若しくはそれ以上の円形のスタッド(15)を有するベース部を備え、前記スタッドは、据え付け中、トラック(20)の開口部(22)内に挿入される、ことを特徴とする請求項1から14の何れか一に記載のトラック取付具。
  16. 弾性保持ピン(9)を用いて前記シヤープランジャ(8)に固定された隣接ピン(13)上に配設され、前記本体機構(11)に対抗するバネ(12)が、装置のスライド動作において適応するトラックの穴部(22)内に突起部(16)押し込むことにより、前記シヤープランジャ(8)を安定して下方に押し下げて、バネ(12)の下方への安定した押し下げにより自動的な締め付け固定つまり「積極的な締め付け固定」を許容し、そのことが、たとえネジ(2)が締め付けられていない場合でも、装置がトラックに対して安全に挿入されることを確かなものにしている、ことを特徴とする請求項1又は2に記載のトラック取付具。
  17. スライド防止手段は、圧力の組み合わせと、所望の締め付け結合への穴付き頭部のネジ(2)の1/4回転の押し下げとにより、前記本体機構(11)を前記シヤープランジャ(8)に取り付けるに際して、前記トラックが摩耗しているときでも、安全に働くように構成されている、ことを特徴とする請求項1から16の何れか一に記載のトラック取付具。
  18. 洞があるトラックに締め付け固定されるべきシートと、前記シートに取り付けられた請求項1から16の何れか一に記載のトラック取付具とを備えていることを特徴とする装置
  19. 空洞があるトラックと、シート取付用の請求項1から16の何れか一に記載のトラック取付具を備えていることを特徴とする装置
  20. 請求項1から16の何れか一に記載のトラック取付具を用いて、空洞があるトラックにシートを締結固定する方法であって、
    前記本体機構(11)の上部の貫通穴部(14)を用いて、シートの基底部の前部および/または後部に、前記トラック取付具を固定するステップと、
    前記ピン(13)に設けられたバネ(12)の作用に抗して前記シヤープランジャ(8)を持ち上げ、停止または安全ピン(24)を前記挿通穴部(8B)内に挿入するステップと、
    前記本体機構(11)のベース部に在る円形スタッド(15)を、前記トラック(20)の開口部(22)内に挿入された状態に維持するステップであって、トラック(20)の上面(20a)をガイド(20)に沿って維持しつつ、前記シートを、前記トラック(20)のガイド(20)に沿って所望の位置まで、自在にスライドさせ、前記位置では、穴部(8b)内に以前に挿入されていた安全ピン(24)を取り去り、バネ(12)の作用の下で、前記シヤープランジャ(8)が自動的に下方へ引き下げられて、トラック(20)の穴部(22)を備えた防護手段が係合し、前記シヤープランジャ(8)のベースに在る円形の突起部(16)を用いて、適切な位置にロックされる、ステップと、を備え、
    その結果、トラック取付具は、未だ明確に固定されていないけれども、前記バネ(12)によるシヤープランジャ(8)の一定の下方への押し下げが、トラックの全ての穴部への装置の継続的な固定を確かなものとし、装置が、トラックに沿ってスライドすること及び/又はトラックから離脱することを防止し、
    その後に、圧力の組み合わせと、所望の締め付け結合への穴付き頭部のネジ(2)の少なくとも1/4回転の押し下げとにより、前記シヤープランジャ(8)と前記本体機構(11)のアッセンブリを締め付け固定する、ことを特徴とする方法。
  21. 前記シートの移動は、前記シヤープランジャ(8)を持ち上げ、前記挿通穴部(8B)内に前記安全ピン(24)を挿入することにより、前記シヤープランジャ(8)のベース部の突起部(16)が、前記トラックの穴部(22)内に継続的に係合しなくなり、シートが前記トラックに沿って自在にスライドすることができ、また、そのための別の支持を与える、ことによって起こる、ことを特徴とする請求項20に記載の方法。
  22. 前記ネジ(2)が前記本体機構(11)をとらえて完全に締め付けられると、前記ネジが、カップ形状のバネブロック(7)を前記円錐状ノッチ付きブッシング(4)に対して圧縮し、同ネジ(2)の対抗締め付けを確かなものとし、前記トラックの穴部内への装置の正しい据え付けの場合に、前記ネジが、前記本体機構(11)内のノッチ部(17)の入口の拡大された部分(17a)内に挿入された場合にのみ、ネジ(2)を締め付けることができる、ことを特徴とする請求項20又は21に記載の方法。
  23. 前記トラック(20)の上面(20a)上に突起部(16)が配置され、前記ネジ(2)が前記本体機構(11)に設けられた入口の拡大された部分(17a)に対して整列しておらず、前記ネジをロック位置に締め付けることができない場合には、前記ネジ(2)が緩められた位置にて、前記シヤープランジャ(8)とネジ(2)自体との間に作用する同軸のバネと協働し、当該ネジ(2)の頭部(2a)が前記シヤープランジャ(8)の端部から外側に突出することにより、不正確な据え付けを明示する、ことを特徴とする請求項20から22の何れか一に記載の方法。
  24. 前記トラック取付具の組立および取り外し手順が適切に行われたことを明示するために、前記ネジ(2)の前記頭部(2a)が、着色されるか、若しくは着色された目印を備えている、ことを特徴とする請求項23に記載の方法。
  25. 圧力の組み合わせと、所望の締め付け結合への穴付き頭部のネジ(2)の下方への1/4回転による、前記シヤープランジャ(8)/本体機構(11)の複合体の締め付けは、前記トラックが摩耗している場合にも行うことができる、ことを特徴とする請求項20から24の何れか一に記載の方法。
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