JP5661249B2 - 排ガス処理システム及びその運転方法 - Google Patents

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Description

本発明は、排ガス処理システム及びその運転方法に係り、特に半導体装置や液晶パネル等の製造過程において排出される排ガスを処理する排ガス処理システム及びその運転方法に関する。
例えば、半導体製造産業において、エッチング装置では、エッチングガスとしてCF,CHF,C等のPFC(Perfluoro Compounds)ガスが使用され、CVD装置では、ウェーハの成膜工程でチャンバ内に付着した生成物のクリーニングガスとしてC,NF等のPFCガスが使用されている。これらのPFCガスは、温暖化係数が高く、該ガスに対する放出規制が強化されている。
このため、図1に示すように、エッチング装置、アッシング装置またはCVD装置など半導体製造装置や液晶製造装置などの製造装置10に、排気用真空ポンプ12を介して、排ガス処理装置14を接続し、この排ガス処理装置14の処理槽(反応槽)16で排ガス中のPFCガス等を分解、除去して放出することが広く行われている。排ガス処理装置14の処理槽16の上流側の排ガス流入ライン18には圧力計20及び入口バルブ22が、下流側の処理済ガス流出ライン24には流量計26及びブロワ28がそれぞれ設置されている。
半導体装置の製造においては、通常、複数の半導体製造装置が用いられている。このため、図2に示すように、複数台の半導体製造装置10からの排ガスを共通入口ダクト(集中排気ダクト)30に一旦集約し、この共通入口ダクト30にそれぞれ処理槽16を有する複数台の排ガス処理装置14の各排ガス流入ライン18を接続し、更に複数台の排ガス処理装置14の各処理済ガス流出ライン24を出口ダクト32に接続する、いわゆる集中配管接続方式を採用することも行われている。
図2に示す集中配管接続方式を採用した排ガス処理システムは、製造装置1台ごとに排ガス処理装置を接続するようにした、図1に示す個別接続方式を採用した排ガス処理システムと比べると、プロセスや製造装置ごとに排ガスの流量が変動したり、接続されている排ガス処理装置の稼働装置数が変化したりしても、複数の排ガス処理装置で対応するために安定した処理ができる。また、いずれかの排ガス処理装置が故障したとしても、他の排ガス処理装置を稼働させることにより、製造装置の運転を止めることなく運転を継続することができる。半導体装置や液晶パネル等の製造装置は、一般に、装置の再立上げに時間がかかり、製造装置を停止させることなく継続運転できるようにすることは重要である。
この集中配管接続方式を採用した排ガス処理システムとして、排ガス処理装置の上流に設けた流量計での測定値に基づいて流量を調整することで、各排ガス処理装置への排ガスの分散流量を一定にするようにしたものが提案されている(特許文献1参照)。
特開2005−279320号公報
排ガス処理装置の中で、特に排ガス中のPFCガス等を処理剤に吸着して除去するようにした乾式排ガス処理装置にあっては、処理槽(処理カラム)内の処理剤の処理能力を使い切ったら(破過したら)、新しい処理槽に交換する必要がある。例えば排ガス処理装置の下流で保証値、例えばCFが含まれる排ガスにあってはCFの除去率95%を下回ると、処理槽の交換時期(破過)と判断するようにしている。しかし、たとえCF除去率が95%を下回っても、処理槽内の処理剤の処理能力はまだ残っており、一般に高価な処理剤の処理能力を使い切ってはいなかった。
本発明は上記事情に鑑みて為されたもので、集中配管接続方式の構造を生かして、排ガス処理装置の処理剤の処理能力を可能な限り使い切ることができるようにした排ガス処理システム及びその運転方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、処理槽をそれぞれ備えた複数の排ガス処理装置と、前記複数の排ガス処理装置に供給される排ガスが流入する共通入口ダクトと、前記排ガス処理装置で処理された処理済ガスを排出する出口ダクトと、前記各排ガス処理装置の運転条件を制御する集中制御部を備えた排ガス処理システムであって、前記各排ガス処理装置の下流にそれぞれ設置され、前記処理済ガスのガス濃度を検知する排ガス処理能力検知手段と、前記各排ガス処理装置から延びて前記出口ダクトに繋がる各処理済ガス流出ラインに設置された出口バルブと、前記出口バルブの上流側で前記処理済ガス流出ラインから分岐して前記共通入口ダクトに合流する処理済ガス戻りラインとを有し、前記集中制御部は、前記排ガス処理能力検知手段により検知された前記ガス濃度が、前記排ガス処理装置の処理能力が完全になくなったことを示す第2規定値よりも低い第1規定値に達したとき、前記出口バルブを閉じて、前記処理済ガスを前記処理済ガス戻りラインを通して前記共通入口ダクトへ戻し、前記複数の排ガス処理装置で前記処理済ガスを再処理させることを特徴とする排ガス処理システムである。
これにより、複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の排ガス処理能力が低下しても、該一の排ガス処理装置で処理された処理済ガスを出口ダクトから放出することなく処理済ガス戻りラインを通して共通入口ダクトに戻し、該一の排ガス処理装置を含む他の排ガス処理装置で共通入口ダクト内の排ガスを処理することで、該一の排ガス処理装置の処理槽内の処理剤の処理能力を可能な限り使い切ることができる。
請求項2に記載の発明は、前記共通入口ダクトには、該共通入口ダクト内の圧力を検知するダクト圧力計が備えられ、前記集中制御部は、前記ダクト圧力計で測定された圧力に基づいて各排ガス処理装置に供給される排ガス流量を制御することを特徴とする請求項1に記載の排ガス処理システムである。
請求項3に記載の発明は、前記共通入口ダクトと前記各排ガス処理装置とを接続する複数の排ガス流入ラインと、前記複数の排ガス流入ラインのそれぞれに設置された入口バルブをさらに備え、前記集中制御部は、前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の処理済ガスのガス濃度が前記第2規定値に達した時に、前記入口バルブを閉じて該一の排ガス処理装置への排ガスの流入を停止して、該一の排ガス処理装置に備えられている処理槽を交換すべき信号を出すことを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス処理システムである。
このように、共通入口ダクト内の圧力に応じて、各排ガス処理装置に供給される排ガス流量を制御することにより、排ガス処理運転のための無駄な駆動力、動力の消費を抑えることができる。
本発明の一参考例に記載の発明は、前記集中制御部とサービスサポート拠点とをLANで結んだことを特徴とする上記請求項に記載の排ガス処理システムである。
このように、各排ガス処理装置の運転条件を制御する集中制御部とサービスサポート拠点をLAN結ぶことで、各排ガス処理装置の運転状況をサービスサポート拠点で管理して、処理槽の一元管理や、タイムリーな代替処理槽の準備、故障の予測を可能にすることができる。
請求項に記載の発明は、処理槽をそれぞれ備えた複数の排ガス処理装置と、前記複数の排ガス処理装置に供給される排ガスが流入する共通入口ダクトと、前記排ガス処理装置で処理された処理済ガスを排出する出口ダクトと、前記各排ガス処理装置の運転条件を制御する集中制御部を備えた排ガス処理システムの運転方法であって、前記各排ガス処理装置の下流にそれぞれ設置された排ガス処理能力検知手段で前記処理済ガスのガス濃度を検知し、前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置で処理された前記処理済ガスのガス濃度が、前記排ガス処理装置の処理能力が完全になくなったことを示す第2規定値よりも低い第1規定値に達した時に、該一の排ガス処理装置から延びて前記出口ダクトに繋がる処理済ガス流出ラインに設置された出口バルブを閉じて、該一の排ガス処理装置で処理された処理済ガスを、前記出口バルブの上流側で前記処理済ガス流出ラインから分岐する処理済ガス戻りラインを通して、前記共通入口ダクトに戻し、前記複数の排ガス処理装置で前記処理済ガスを再処理することを特徴とする排ガス処理システムの運転方法である。
第1の所定レベル(第1規定値)は、排ガス処理能力検知手段として、CFガス濃度を検知するガス検知器を用いた場合、処理剤の処理能力を使い切って処理槽の交換の基準となる、例えば50ppmである。
請求項に記載の発明は、前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の処理済ガスのガス濃度が前記第2規定値に達した時に、該一の排ガス処理装置への排ガスの流入を停止して、該一の排ガス処理装置に備えられている処理槽を交換すべき信号を出すことを特徴とする請求項記載の排ガス処理システムの運転方法である。
第2の所定レベル(第2規定値)は、排ガス処理能力検知手段として、CFガス濃度を検知するガス検知器を用いた場合、例えば200ppmであり、これにより、従来、処理能力が50ppmになった時点で交換していた処理剤の処理能力を200ppmまで引き延ばすことができる。
請求項に記載の発明は、前記共通入口ダクト内の圧力をダクト圧力計で検知し、前記ダクト圧力計で測定された圧力に基づき、各排ガス処理装置に供給される排ガス流量を制御することを特徴とする請求項または記載の排ガス処理システムの運転方法である。
本発明の他の参考例に記載の発明は、前記集中制御部からのデータを、LANを通じてサービスサポート拠点に送信することを特徴とする上記請求項に記載の排ガス処理システムの運転方法である。
本発明の排ガス処理システム及びその運転方法によれば、複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の排ガス処理能力が低下しても、該一の排ガス処理装置の処理槽を排ガス処理に使用し続けることで、当該処理槽内の処理剤を可能な限り使い切ることができる。
従来の個別接続方式を採用した排ガス処理システムの系統図である。 従来の集中配管接続方式を採用した排ガス処理システムの系統図である。 本発明の実施形態の排ガス処理システムの系統図である。 図3に示す排ガス処理システムの処理槽の概略断面図である。 処理槽の他の例を示す概略断面図である。 本発明の他の実施形態の排ガス処理システムの系統図である。 本発明の更に他の実施形態の排ガス処理システムの系統図である。 本発明の更に他の実施形態の排ガス処理システムの系統図である。
本発明の実施形態を図3乃至図8を参照して説明する。なお、図1乃至図8を通して、同一または相当する部材には同一符号を付して重複した説明を省略する。
図3は、本発明の実施形態の排ガス処理システムを示し、図4は、図3に示す排ガス処理システムに備えられている処理槽の概略断面図を示す。図3に示すように、この排ガス処理システムには、複数の(図示では5台)の半導体製造装置等の製造装置10が接続されており、これらの製造装置10から排出されるCF等のPFCガスを含む排ガスは、真空ポンプ12を通して、共通入口ダクト30に一旦集約される。
共通入口ダクト30には、処理槽40をそれぞれ備えた複数(この例では4台)の排ガス処理装置14a〜14dの各排ガス流入ライン18が接続されている。この各排ガス流入ライン18には入口バルブ22が設置されている。更に、処理槽40から延びる処理済ガス流出ライン24には、流量計(または圧力計)26、ブロワ28、排ガス処理能力検知手段42及び出口バルブ44が設置されている。排ガス処理能力検知手段42として、この例では、CF等の未処理のPFCガス濃度を検出するガス検知器が用いられている。PFCガスの分解率が下がるとCOが流出してくるため、排ガス処理能力検知手段(ガス検知器)42でCO濃度を検知するようにしてもよい。排ガス処理能力検知手段としては、他に、排ガス処理に伴う処理槽の重量の変化を検知する手段が挙げられる。
なお、ブロワ28の回転速度と排ガスの吸引量との関係が分かっている場合には、流量計26を省略してもよい。また、流量計26の代わりに圧力計を用いてもよい。
各排ガス処理装置14a〜14dには、出口バルブ44の上流側で処理済ガス流出ライン24から分岐して共通入口ダクト30に合流する処理済ガス戻りライン46が備えられ、この処理済ガス戻りライン46には、戻りラインバルブ48及びブロア50が設置されている。このブロア50の代わりに密閉型ポンプを使用してもよい。
共通入口ダクト30には、該ダクト30内の圧力を検知するダクト圧力計52が設置されている。
各排ガス処理装置14a〜14dには、流量計(または圧力計)26及び排ガス処理能力検知手段(ガス検知器)42等の信号に基づいて前記各バルブ22,32,48及びブロア28,50を制御する制御ユニット54が備えられ、この制御ユニット54及びダクト圧力計52は集中制御部としての集中制御盤56に接続されている。集中制御盤56は、LAN伝送ケーブル58を通して、サービスサポート拠点のコンピュータ60に接続されている。
各排ガス処理装置14a〜14d内に処理槽40は、図4に示すように、排ガス流入ライン18及び処理済ガス流出ライン24に接続されて排ガスと処理済ガスとの間で熱交換を行う熱交換器62と、内部にヒータ64を収納したヒータ室66と、このヒータ室66の外側に該ヒータ室66と同心状に設けら処理剤充填室68を有している。処理剤充填室68内には、処理剤70が充填されている。熱交換器62とヒータ室66は、入口側内部配管72で結ばれ、処理剤充填室68と熱交換器62は、出口側内部配管74で結ばれている。更に、処理剤充填室68及び内部配管72,74の周囲は断熱材76で覆われている。
これにより、例えば25℃の排ガスは、排ガス流入ライン18を通って熱交換器62内に流入し、この熱交換器62で加熱され、ヒータ室66内を通過することで更に加熱される。そして、処理剤充填室68内に流入し該処理剤充填室68内に充填した処理剤70に接触して処理され、熱交換器62で、例えば30〜100℃、最大で140℃に冷却された後、処理済ガス流出ライン24を通って排出される。
この例では、処理剤70を700℃近くに加熱した状態で排ガスに接触させて排ガスを処理するようにしている。処理槽40内の処理剤70は、ヒータ室66内に流入したエアを加熱することにより加熱されるが、室温のエアを排ガス流入ライン18から流しつづけて処理槽40内を昇温するため、処理剤70の昇温に時間がかかる。
そこで、この例では、出口側内部配管74と入口側内部配管72とを、内部に循環バルブ78及びブロア80を設置した循環配管82で結び、更に処理済ガス流出ライン24に昇温ガス排出停止バルブ90を設け、これによって、処理槽40の昇温中に、出口側内部配管74内に流入したエアが循環配管82を通って入口側内部配管72に戻って循環するようにしている。このように、一度ヒータ室66で加熱したエアを再びヒータ室66で加熱することで、エア及び処理剤70の昇温を促進することができる。
なお、図4に示すように、熱交換器62で冷却される前の高温のエアが循環配管82内を流れるようにすると、循環配管82内に設置した循環バルブ78やブロア80が耐熱温度を越えてしまうことがある。そのような場合は、図5に示すように、熱交換器62の下流に、処理済ガス流出ライン24と排ガス流入ライン18を結ぶ循環配管84を設け、この循環配管84内に循環バルブ86及びブロア88を設置するようにしてもよい。
この場合、処理槽40を昇温中のエアは、処理済ガス流出ライン24から循環配管84を通って排ガス流入ライン18内に流入して循環する。これによっても、処理剤70の加熱時間を短縮することができる。
この例では、処理剤70として、所定の組成(メディアン径(平均粒子径)55〜160μm)のAl(OH)とCa(OH)とのモル比が3:7〜5:5である混合物を430〜890℃(好ましくは580〜780℃)で十分に予め焼成したものを使用している。そして、この処理剤70を処理槽40内の処理剤充填室68内に充填し、550〜850℃(かつ、前記焼成温度よりも高い温度)でCF等のPFCガスと接触させることでPFCガスを分解し、CaFとして処理剤70に固定化するようにしている。この際に処理剤70中に含有される水分は少ない方が好ましく、5wt%以下、好ましくは3.5wt%以下、さらに好ましくは2.7wt%以下であることが好ましい。メディアン径は、一般にd50と言われ、粉体をある粒子径から2つに分けたときに、大きい側と小さい側が等量になる径のことである。この例では体積基準を用いている。実際の測定では、体積基準とした積算粒度分布曲線の50%粒度がメディアン径となる。
次に、この排ガス処理システムの操作例について説明する。
先ず、各排ガス処理装置14a〜14dの入口バルブ22と出口バルブ32を開き、戻りラインバルブ48を閉じた状態で、ブロア28を運転させ、各排ガス処理装置14a〜14dで排ガスを処理して処理済ガスを出口ダクト32から放出する。この時、各排ガス処理装置14a〜14dの排ガス処理能力検知手段(ガス検出器)42で検出されたガス濃度、例えば未処理のCF濃度の所定の濃度として、例えば第1規定値の50ppm以下であれば、各排ガス処理装置14a〜14dの稼働を継続する。
そして、例えば1つの排ガス処理装置14aの排ガス処理能力検知手段(ガス検出器)42で検出されたガス濃度、例えばCF濃度が、例えば第1規定値の50ppm以上に達した時、従来は、排ガス処理装置14a内の処理剤70の処理性能が落ちたと判断して、処理剤交換の信号を出していた。しかし、それでも排ガス処理装置14aの処理剤70のPFCガス等の分解能力はまだあり、運転コストを考慮すると、なるべく処理剤の能力は使いきりたい。
そこで、このように、例えば排ガス処理装置14aの排ガス処理能力検知手段(ガス検出器)42で検出されたガス濃度、例えばCF濃度の所定の濃度として、例えば第1規定値の50ppm以上に達した時に、排ガス処理装置14aの処理済ガス排出ライン24の出口バルブ44を閉じて、排ガス処理装置14aで処理された処理済ガスが出口ダクト32に流入するのを阻止し、同時に戻りラインバルブ48を開き、ブロア50を運転して、排ガス処理装置14aで処理された処理済ガスを処理済ガス戻りライン46を通して共通入口ダクト30へ戻す。この場合、排ガス処理装置14aの処理剤70は、処理性能が落ちてきても、まだPFCガス等の分解能力を有している。このように、処理済のPFCガス濃度の高い排ガスを出口ダクト32側に流さずに共通入口ダクト30へ戻して、排ガス処理装置14aを含む排ガス処理装置14b〜14dで再処理することにより、排ガス処理装置14aの処理剤70の処理能力を使い切ることができる。
そして、例えば、排ガス処理装置14aの排ガス処理能力検知手段(ガス検出器)42で検出されたガス濃度、例えばCF濃度の所定の濃度として、例えば第2規定値の200ppm以上に達した時に、排ガス処理装置14aの処理槽40内の処理剤70が完全に破過したとみなし、排ガス処理装置14aの入口バルブ22を閉じて該排ガス処理装置14aへの排ガスの流入を停止し、排ガス処理装置14aの処理槽40を交換すべき信号を送る。そして、排ガス処理装置14aの処理済ガス戻りライン46の戻りラインバルブ48を閉じて、排ガス処理装置14aの処理槽40を交換する。
入口バルブ22を閉じて排ガス処理装置14aへの新たな未処理排ガスの流入を停止した時、排ガス処理装置14aをクールダウンさせる信号を送る。その場合に、共通入口ダクト30に接続された他の排ガス処理装置14b〜14dのブロア28の回転速度を上げて、排ガス処理装置一台当たりの排ガス処理量を増やす。排ガス処理装置14aの処理槽40の交換が終わり、排ガス処理装置14aの入口バルブ22を開にした情報を得たら、再び全排ガス処理装置14a〜14dでのブロア28の回転速度を均等にする。
次に、各排ガス処理装置14a〜14dのブロワ28の回転速度の制御について説明する。集中排気ダクト(共通入口ダクト)30に設けたダクト圧力計52の変動に基づき、各排ガス処理装置14a〜14dのブロワ28の回転速度を制御する。例えば、共通入口ダクト30内の圧力が大きくなれば、各排ガス処理装置14a〜14dのブロワ28の回転速度を上げ、逆に共通入口ダクト30内の圧力が低くなれば、各排ガス処理装置14a〜14dのブロワ28の回転速度を下げる。この場合、各排ガス処理装置14a〜14dでの処理量を均一にするため、各ブロア28は同一回転速度に制御することが好ましい。
例えば図3に示すように、共通入口ダクト30に4台の排ガス処理装置14a〜14dが接続されている場合、共通入口ダクト30内の圧力が極端に下がったら、4台の排ガス処理装置14a〜14d内に1台の排ガス処理装置14c、または図3に示すように、2台の排ガス処理装置14c,14dの入口バルブ22を閉めて、該1台の排ガス処理装置14c、または2台の排ガス処理装置14c,14dの運転を停止するようにしてもよい。このように、例えば2台の排ガス処理装置14c,14dの運転を停止すれば、他の2台の排ガス処理装置14a,14bの稼働で排ガスを処理できるため、排ガス処理装置の運転のための無駄な駆動力や電力を消費せずに済ますことができる。
各排ガス処理装置への流量制御は、圧力計で圧力を測定してブロワの回転速度を制御しても、流量計で流量を測定してブロワの回転速度を制御しても良いが、流量計は、圧力損失や生成物付着/腐食に対して一般に弱い。このため、排ガス処理装置の上流側で測定する場合は、圧力計を用いて圧力を測定することが望ましい。
この例では、複数の排ガス処理装置14a〜14dの各制御ユニット54を集中制御盤56に接続して、複数の排ガス処理装置14a〜14dの各機器の制御を集中管理するようにしている。
また、集中制御盤56とサービスサポート拠点のコンピュータ60とをLAN伝送ケーブル58で結び、集中制御盤56からのデータをサービスサポート拠点のコンピュータ60に伝送して、排ガス処理装置14a〜14dの運転状況をサービスサポート拠点のコンピュータ60で管理するようにしている。これにより、処理槽の一元管理や、タイムリーな代替処理槽の準備、故障の予測を可能にすることができる。
図6は、本発明の他の実施形態の排ガス処理システムを示す。この図6に示す例の図3に示す例と異なる点は、各排ガス処理装置14a〜14dに制御ユニット54(図3参照)を設けることなく、各排ガス処理装置14a〜14dの各センサやバルブ等を直接に集中制御盤56に接続して制御するようにしている点にある。なお、図6では、排ガス処理装置14aの各センサやバルブ等のみを集中制御盤56に接続しているが、他の排ガス処理装置14b〜14dの各センサやバルブ等も集中制御盤56に接続されている。このことは図7にあっても同様である。
このように集中制御盤56を独立させると、排ガス処理装置14a〜14dと集中制御盤56をそれぞれモジュールとして扱えるため、排ガス処理装置の台数が増減したり、排ガス処理装置ごとの処理プロセスが異なったりしても、その接続の増減に容易に対応できる。つまり、図3に示す例では、各排ガス処理装置14a〜14dの制御ユニット54と集中制御盤56での調整が必要であったが、図6に示す例では、各排ガス処理装置14a〜14dの各センサからのデータや駆動機器を直接集中制御盤56で制御することができる。
図7は、本発明の更に他の実施形態の排ガス処理システムを示す。この例の図3に示す例と異なる点は、各排ガス処理装置14a〜14dの排ガスに真空ポンプ12の上流側でNガス等の希釈用ガスを供給する希釈ガス供給ライン92を備え、この希釈ガス供給ライン92に、処理済ガス流出ライン24から分岐する処理済ガス戻りライン46を合流させて、処理済ガス戻りライン46を通る処理済ガスを、真空ポンプ12の上流側から共通入口ダクト30に戻すようにした点にある。なお、図示では、排ガス処理装置14dにのみ希釈ガス供給ライン92が記載されているが、他の排ガス処理装置14a〜14cにも希釈ガス供給ライン92が備えられ、この各希釈ガス供給ライン92に各排ガス処理装置14a〜14dの各処理済ガス戻りライン46が合流するようになっている。
PFCガスは腐食性ガスではなく、また、排ガス中に腐食性ガスが含まれていても、一度処理槽40内を通っているため、処理済ガス中の腐食性ガスの大半は除去されている。このため、処理済ガスを希釈用ガスとして使用しても問題はない。
真空ポンプ12を運転するため、希釈用ガスとしてのNガス等を真空ポンプ12内に流入させるようにしており、処理済ガス戻りライン42を真空ポンプ12の上流側で接続することで、Nガス等の希釈用ガスの使用量を減らし、ランニングコストを低減させることができる。
図8は、本発明の更に他の実施形態の排ガス処理システムを示す。この例の図6に示す例と異なる点は、処理装置10から排出される排ガスを共通入口ダクト30に送る真空ポンプ12(図6参照)を設けることなく、各排ガス処理装置14の排ガス流入ライン18に真空ポンプ12を設置して、真空ポンプ12と排ガス処理装置14を一体化した点にある。このように、本発明は、真空ポンプ一体型排ガス処理装置にも適用できる。
これまで本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
10 製造装置
12 真空ポンプ
14a〜14d 排ガス処理装置
18 排ガス流入ライン
22 入口バルブ
24 処理済ガス流出ライン
28,50,80,88 ブロワ
30 共通入口ダクト
32 出口ダクト
40 処理槽
42 排ガス処理能力検知手段(ガス検知器)
44 出口バルブ
46 処理済ガス戻りライン
48 戻りラインバルブ
50 ブロア
52 ダクト圧力計
54 制御ユニット
56 集中制御盤(集中制御部)
58 LAN伝送ケーブル
62 熱交換器
64 ヒータ
66 ヒータ室
68 処理剤充填室
70 処理剤
76 断熱材
78,86 循環バルブ
82,84 循環配管

Claims (6)

  1. 処理槽をそれぞれ備えた複数の排ガス処理装置と、前記複数の排ガス処理装置に供給される排ガスが流入する共通入口ダクトと、前記排ガス処理装置で処理された処理済ガスを排出する出口ダクトと、前記各排ガス処理装置の運転条件を制御する集中制御部を備えた排ガス処理システムであって、
    前記各排ガス処理装置の下流にそれぞれ設置され、前記処理済ガスのガス濃度を検知する排ガス処理能力検知手段と、
    前記各排ガス処理装置から延びて前記出口ダクトに繋がる各処理済ガス流出ラインに設置された出口バルブと、
    前記出口バルブの上流側で前記処理済ガス流出ラインから分岐して前記共通入口ダクトに合流する処理済ガス戻りラインとを有し、
    前記集中制御部は、前記排ガス処理能力検知手段により検知された前記ガス濃度が、前記排ガス処理装置の処理能力が完全になくなったことを示す第2規定値よりも低い第1規定値に達したとき、前記出口バルブを閉じて、前記処理済ガスを前記処理済ガス戻りラインを通して前記共通入口ダクトへ戻し、前記複数の排ガス処理装置で前記処理済ガスを再処理させることを特徴とする排ガス処理システム。
  2. 前記共通入口ダクトには、該共通入口ダクト内の圧力を検知するダクト圧力計が備えられ、前記集中制御部は、前記ダクト圧力計で測定された圧力に基づいて各排ガス処理装置に供給される排ガス流量を制御することを特徴とする請求項1に記載の排ガス処理システム。
  3. 前記共通入口ダクトと前記各排ガス処理装置とを接続する複数の排ガス流入ラインと、
    前記複数の排ガス流入ラインのそれぞれに設置された入口バルブをさらに備え、
    前記集中制御部は、前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の処理済ガスのガス濃度が前記第2規定値に達した時に、前記入口バルブを閉じて該一の排ガス処理装置への排ガスの流入を停止して、該一の排ガス処理装置に備えられている処理槽を交換すべき信号を出すことを特徴とする請求項1または2に記載の排ガス処理システム。
  4. 処理槽をそれぞれ備えた複数の排ガス処理装置と、前記複数の排ガス処理装置に供給される排ガスが流入する共通入口ダクトと、前記排ガス処理装置で処理された処理済ガスを排出する出口ダクトと、前記各排ガス処理装置の運転条件を制御する集中制御部を備えた排ガス処理システムの運転方法であって、
    前記各排ガス処理装置の下流にそれぞれ設置された排ガス処理能力検知手段で前記処理済ガスのガス濃度を検知し、
    前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置で処理された前記処理済ガスのガス濃度が、前記排ガス処理装置の処理能力が完全になくなったことを示す第2規定値よりも低い第1規定値に達した時に、該一の排ガス処理装置から延びて前記出口ダクトに繋がる処理済ガス流出ラインに設置された出口バルブを閉じて、該一の排ガス処理装置で処理された処理済ガスを、前記出口バルブの上流側で前記処理済ガス流出ラインから分岐する処理済ガス戻りラインを通して、前記共通入口ダクトに戻し、前記複数の排ガス処理装置で前記処理済ガスを再処理することを特徴とする排ガス処理システムの運転方法。
  5. 前記複数の排ガス処理装置の内の一の排ガス処理装置の処理済ガスのガス濃度が前記第2規定値に達した時に、該一の排ガス処理装置への排ガスの流入を停止して、該一の排ガス処理装置に備えられている処理槽を交換すべき信号を出すことを特徴とする請求項記載の排ガス処理システムの運転方法。
  6. 前記共通入口ダクト内の圧力をダクト圧力計で検知し、前記ダクト圧力計で測定された圧力に基づき、各排ガス処理装置に供給される排ガス流量を制御することを特徴とする請求項またはに記載の排ガス処理システムの運転方法。
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