JP5661222B1 - 監視制御システム及び制御装置 - Google Patents

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Abstract

監視制御システムは、デバイス制御処理を実行する制御装置と、デバイス制御処理の監視を行う上位システムと、を備える。制御装置は、デバイス制御処理を実行する制御CPUと、制御CPUと内部バスを介して接続された情報CPUと、を備える。制御CPUは、デバイスに関するデータであってデバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納されるデバイスメモリを備える。情報CPUは、内蔵データベースとデータ収集部とを備える。データ収集部は、内部バスを介してデバイスメモリからデバイスデータを読み出し、読み出したデバイスデータを内蔵データベースに格納するデータ収集処理を実行する。

Description

本発明は、デバイス制御処理を実行する制御装置、及び、デバイス制御処理の監視を行う監視制御システムに関する。
PLC(Programmable Logic Controller)は、工場等における自動機械の制御に用いられる制御装置である。そのような制御装置は、センサやアクチュエータといった各種デバイス(機器)に接続され、制御プログラムを実行することによってそれらデバイスの動作を制御する。デバイスの動作を制御する処理は、以下、「デバイス制御処理」と参照される。
近年、PLC等の制御装置と外部情報システムとの連携により、統合的な情報管理を行う技術が実用化されている。そのような技術としては、MES(Manufacturing Execution System)やERP(Enterprise Resource Planning)が挙げられる。
また、水処理プラントや化学系プラントといった大規模プラントでは、高速大容量のデータが扱われる。そのような大規模プラントでは、一般に、SCADA(Supervisory Control And Data Acquisition)と呼ばれる監視制御システムが使用されている。SCADAの機能としては、データ収集機能やユーザインタフェース機能などが挙げられる。データ収集機能は、プラント内のセンサ等のデバイスからデバイスデータを収集し、収集したデバイスデータをデータベースに格納する機能である。ユーザインタフェース機能は、デバイスデータを監視端末の表示画面に表示したり、ユーザからのデータ操作を受け付ける機能である。ユーザは、監視端末の表示画面に表示されたデータに基づいて、プラント内のデバイス制御処理の監視や、必要なデータ操作を行うことができる。
外部情報システムとの間でデータのやりとりを行う制御装置として、次のものが知られている。
特許文献1は、分散型の制御装置を開示している。この分散型制御装置は、デバイス制御処理用のメインプロセッサと、データ通信処理用の通信プロセッサとを備えている。これにより、この分散型制御装置が上位システムから大量のデータ取得要求を受けた場合でも、デバイス制御処理への影響を低減することができる。
特許文献2は、PLCをウェブ経由で遠隔制御するための技術を開示している。PLCは、遠隔制御コンピュータから、ユーザプログラムに関するデータの送信要求を受信する。その送信要求に応答して、PLCは、ユーザプログラムやデータベース内の制御情報を、遠隔制御コンピュータに送信する。
特開2008−282323号公報 特開2009−86863号公報
従来のSCADAの場合、監視端末が、SCADAソフトウェアを実行する。ここで、プラントでは高信頼性及び高品質が要求されるため、SCADAソフトウェアを実行する監視端末としては、産業用PC(FAパソコン)のような高価な専用PCが必要となる。このことは、コストの増大を招く。
本発明の1つの目的は、デバイス制御処理の監視を行う監視制御システムを低コストで実現することができる技術を提供することにある。
本発明の1つの観点において、監視制御システムが提供される。その監視制御システムは、デバイスの動作を制御するデバイス制御処理を実行する制御装置と、制御装置に接続され、デバイス制御処理の監視を行う上位システムと、を備える。制御装置は、デバイス制御処理を実行する制御CPUと、制御CPUと内部バスを介して接続された情報CPUと、を備える。制御CPUは、デバイスに関するデータであってデバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納されるデバイスメモリを備える。情報CPUは、内蔵データベースと、データ収集部と、を備える。データ収集部は、内部バスを介してデバイスメモリからデバイスデータを読み出し、読み出したデバイスデータを内蔵データベースに格納するデータ収集処理を実行する。
本発明の他の観点において、制御装置が提供される。その制御装置は、デバイスの動作を制御するデバイス制御処理を実行し、また、デバイス制御処理の監視を行う上位システムに接続される。制御装置は、デバイス制御処理を実行する制御CPUと、制御CPUと内部バスを介して接続された情報CPUと、を備える。制御CPUは、デバイスに関するデータであってデバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納されるデバイスメモリを備える。情報CPUは、内蔵データベースと、データ収集部と、を備える。データ収集部は、内部バスを介してデバイスメモリからデバイスデータを読み出し、読み出したデバイスデータを内蔵データベースに格納するデータ収集処理を実行する。
本発明によれば、デバイス制御処理の監視を行う監視制御システムを低コストで実現することが可能となる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視制御システムの構成例を概略的に示すブロック図である。 図2は、本発明の実施の形態1に係る制御装置の構成例を示すブロック図である。 図3は、本発明の実施の形態1における信号定義データの一例を示す概念図である。 図4は、本発明の実施の形態1における演算定義データの一例を示す概念図である。 図5は、本発明の実施の形態1に係る制御装置のデータ収集部の動作を示すフローチャートである。 図6は、本発明の実施の形態1に係る制御装置のデータ演算部の動作を示すフローチャートである。 図7は、本発明の実施の形態1に係る制御装置の外部転送処理部の動作を示すフローチャートである。 図8は、本発明の実施の形態1に係る監視端末の構成例を示すブロック図である。 図9は、本発明の実施の形態1に係る監視端末の動作を示すフローチャートである。 図10は、本発明の実施の形態1に係る設定端末を用いて設定情報を設定する手順を示すフローチャートである。 図11は、本発明の実施の形態2に係る制御装置の構成例を示すブロック図である。 図12は、本発明の実施の形態3に係る制御装置の構成例を示すブロック図である。
添付図面を参照して、本発明の実施の形態を説明する。
実施の形態1.
<監視制御システム>
図1は、本発明の実施の形態1に係る監視制御システム1の構成例を概略的に示すブロック図である。監視制御システム1は、上位システム10と制御装置100を備えている。それら上位システム10と制御装置100とは、情報ネットワークNETを介して、互いに通信可能に接続されている。
制御装置100は、デバイス制御処理を実行する。具体的には、制御装置100は、工場内のセンサやアクチュエータといった各種デバイス(機器)に接続されており、制御プログラムを実行することによってそれらデバイスの動作を制御する。このような制御装置100としては、PLCが例示される。また、工場内において、複数の制御装置100は、コントローラネットワークを介して、互いに通信可能に接続されている。
上位システム10は、制御装置100によるデバイス制御処理を監視するためのシステムであり、情報ネットワークNETを介して制御装置100に接続されている。例えば、上位システム10は、工場のエリア外の事務所内に設けられる。この上位システム10は、設定端末20、データベース端末30、及び監視端末40を備えている。
設定端末20は、制御装置100に対して各種設定を行うための端末である。設定端末20を用いた設定処理の詳細は、後述される。尚、設定端末20と制御装置100との間の接続手段は、情報ネットワークNETに限られない。設定端末20と制御装置100とは、ケーブルによって直接接続されてもよいし、WiFi等によりワイアレスに接続されてもよい。
データベース端末30は、外部データベース35を備えている。この外部データベース35に対しては、SQL等のデータベース言語を用いることによって、高速検索等のデータベース処理が可能である。後述されるように、外部データベース35は、制御装置100によって収集されるデバイスデータの保存に用いられる。尚、デバイスデータとは、制御装置100によって制御されるデバイスに関するデータであり、デバイス制御処理に用いられるデータのことである。
監視端末40は、制御装置100によるデバイス制御処理を監視するための端末である。この監視端末40は、制御装置100によって収集されるデバイスデータを表示部に表示したり、ユーザからのデータ操作を受け付けることができる。ユーザは、表示部に表示されたデータに基づいて、プラント内のデバイス制御処理の監視や、必要なデータ操作を行うことができる。監視端末40の詳細は、後述される。
<制御装置の構成例>
以下、制御装置100の詳細を説明する。図1に示されるように、本実施の形態に係る制御装置100は、制御CPU200と情報CPU300とを別々に搭載している。制御CPU200と情報CPU300とは、バス400(内部バス)を介して互いに接続されている。
制御CPU200は、デバイス制御処理用のCPUである。つまり、制御CPU200は、制御プログラムを実行することにより、センサやアクチュエータといったデバイスの動作を制御する。
一方、情報CPU300は、データ収集処理用のCPUである。ここで、データ収集処理とは、デバイスデータを収集したり、収集したデバイスデータをデータベースに保存したりする処理である。すなわち、本実施の形態によれば、制御装置100の情報CPU300が、従来のSCADA機能の一部を担う。
図2は、本実施の形態に係る制御装置100の構成例を示すブロック図である。図2を参照して、制御装置100をより詳細に説明する。
デバイス制御処理を実行する制御CPU200は、シーケンス制御部210及びデバイスメモリ250を備えている。
シーケンス制御部210は、センサ等のデバイスのシーケンス制御を行う。このシーケンス制御部210は、制御CPU200が、ラダー言語等で記述されたシーケンス制御プログラムを実行することにより実現される。尚、シーケンス制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。
デバイスメモリ250は、内部メモリである。このデバイスメモリ250には、デバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納される。
情報CPU300は、バス400(内部バス)を介して、制御CPU200のデバイスメモリ250に接続されている。この情報CPU300は、処理部310、記憶部320、内蔵データベース330、及び外部通信部340を備えている。
処理部310は、各種データ処理を実行するデータ処理装置である。図2に示されるように、この処理部310は、機能ブロックとして、コンフィギュレーション部311、データ収集部312、データ演算部313、及び外部転送処理部314を備えている。これら機能ブロックは、処理部310がデータ処理プログラムを実行することにより実現される。尚、データ処理プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。処理部310による処理の詳細は、後述される。
記憶部320は、定義データ等を格納するためのメモリである。例えば、記憶部320には、信号定義データD1及び演算定義データD2が格納される。
信号定義データD1は、プラント内で扱われる信号(デバイスデータを含む)の属性を定義するデータである。図3は、信号定義データD1の一例を示している。信号番号は、各信号を識別するための番号である。各信号の属性は、「変数種別」、「名称」、「データ型」、「ネットワーク番号」、「局番号」、「デバイス種別」、及び「アドレス」を含んでいる。
「変数種別」は、当該信号のカテゴリであり、アナログ、デジタル、パルス、カウンタなどが例示される。「名称」は、人間が理解しやすい形で記述した信号名である。「データ型」としては、Integer(16ビット整数)、float(32ビット浮動小数点)、long(32ビット整数)、double(64ビット浮動小数点)などが挙げられる。
「ネットワーク番号」は、当該信号を扱っている制御装置100が接続されているネットワークの識別番号である。「局番号」は、ネットワーク番号で示されるネットワークにおける、当該信号を扱っている制御装置100の識別番号である。つまり、当該信号を扱っている制御装置100は、ネットワーク番号と局番号によって一意に特定される。
「デバイス種別」は、制御装置100のデバイスメモリ250に含まれるメモリであって、当該信号が格納されているメモリの種別を示す。デバイス種別としては、データメモリ、ラッチメモリ、内部レジスタなどが挙げられる。「アドレス」は、デバイス種別で示されるメモリにおける、当該信号の格納場所を示す。つまり、当該信号の格納場所は、デバイス種別とアドレスによって一意に特定される。
演算定義データD2は、情報CPU300によって実行される演算処理(後に説明される)を定義するデータである。図4は、演算定義データD2の一例を示している。演算番号は、各演算処理を識別するための番号である。各演算処理の属性は、「起動条件式」、「出力信号」、及び「演算式」を含んでいる。
「起動条件式」は、当該演算処理を起動する条件を示す。つまり、起動条件式で示される条件が満たされる場合、当該演算処理が実施される。「出力信号」は、当該演算処理の結果の格納先となる信号の信号番号を示す。「演算式」は、当該演算処理の内容を示す。
図4に示される例において、演算番号001の演算処理は、信号S2000の値が100より大きくなった場合に実行され、信号S1010の値と信号S1020の値の平均値が信号S1000に出力される。演算番号002の演算処理は、100msに設定されたタイマがタイムアップした場合に実行され、信号S1030の値を10倍した値が信号S1001に出力される。
演算処理の他の例として、デバイスデータの単位を、上位システム10が扱い易い単位に変換することも考えられる。例えば、ポンプ井の水位を検出するセンサの出力が、4〜20mAの範囲で正規化された信号電流X[mA]で表されるとする。この信号電流X[mA]を、0〜5mの範囲の水位[m]に変換することを考える。この場合、次の式(1)で表される演算処理が必要である。
式(1):水位[m]=(5[m]−0[m])×(X[mA]−4[mA])/(20[mA]−4[mA])
これら信号定義データD1及び演算定義データD2は、上位システム10の設定端末20を通して設定される。具体的には、ユーザは、設定端末20を用い、信号定義データD1及び演算定義データD2の入力や編集を行う。設定端末20は、信号定義データD1及び演算定義データD2を、制御装置100に転送する。制御装置100の情報CPU300は、設定端末20から信号定義データD1及び演算定義データD2を受け取る。情報CPU300の処理部310のコンフィギュレーション部311は、受け取った信号定義データD1及び演算定義データD2を、記憶部320に格納する。
尚、制御装置100は、信号定義データD1及び演算定義データD2を、コントローラネットワークを介して他の制御装置100に転送してもよい。すなわち、同じネットワークにつながる複数の制御装置100間でデータを共有してもよい。どの制御装置100からでもすべてのデータにアクセス可能である。
再度図2を参照して、内蔵データベース330は、デバイスデータを保存するためのデータベースである。この内蔵データベース330に対しては、SQL等のデータベース言語を用いることによって、高速検索等のデータベース処理が可能である。
外部通信部340は、情報ネットワークNETに対するネットワークインタフェースである。処理部310は、外部通信部340を介して、情報ネットワークNETにアクセス可能である。
<情報CPUの機能>
以下、情報CPU300の処理部310の機能を説明する。
コンフィギュレーション部311は、設定端末20から信号定義データD1及び演算定義データD2を受け取る。コンフィギュレーション部311は、受け取った信号定義データD1及び演算定義データD2を、記憶部320に格納する。
データ収集部312は、データ収集処理を実行する。具体的には、データ収集部312は、記憶部320に格納されている信号定義データD1を参照し、その信号定義データD1に定義されているデバイスデータをデバイスメモリ250から収集する。ここで、情報CPU300とデバイスメモリ250とは高速なバス400によって接続されているので、データ収集部312は、そのバス400を介してデバイスメモリ250からデバイスデータを高速に読み出すことができる。そして、データ収集部312は、読み出したデバイスデータを内蔵データベース330に格納する。例えば、データ収集部312は、このようなデータ収集処理を、定期的に実行する。
データ演算部313は、データ演算処理を実行する。具体的には、データ演算部313は、記憶部320に格納されている演算定義データD2を参照し、その演算定義データD2に定義されている演算処理を実行する。つまり、演算処理の起動条件が満たされた場合、データ演算部313は、データ収集処理においてデバイスメモリ250から読み出されるデバイスデータに対して、指定された演算処理を実行する。そして、データ演算部313は、当該演算処理の結果(図4の「出力信号」)を、デバイスメモリ250に書き込む。
外部転送処理部314は、外部転送条件が満たされた場合、外部転送処理を実行する。外部転送処理は、内蔵データベース330に格納されているデバイスデータの少なくとも一部を、上位システム10の外部データベース35に転送する処理である。つまり、本実施の形態では、内蔵データベース330が“キャッシュ”として利用され、その内蔵データベース330の内容が、必要に応じて外部データベース35に反映される。
外部転送条件の一例として、「データ収集部312がデータ収集処理を実行中ではないこと」、すなわち、「空き時間」が考えられる。外部転送条件の他の例として、「内蔵データベース330の使用率が所定の閾値(使用率閾値)を超えたこと」が考えられる。外部転送条件の更に他の例として、「制御装置100の負荷(通信トラフィック等)が所定の閾値(負荷閾値)より低いこと」が考えられる。外部転送条件は、これらのうちいずれか一つであってもよいし、これらの任意の組み合わせであってもよい。
次に、図5〜図7を参照して、処理部310による処理フローの一例を説明する。
図5は、データ収集部312の動作を示すフローチャートである。システムが起動されると、データ収集部312は、システムに登録されているタイマを起動する(ステップS1)。タイマは、データ収集処理を実行する周期を規定する。データ収集処理を実行する周期は、信号定義データD1において信号毎に別々に定義されていてもよい。また、データ収集処理を実行する周期は、信号毎に異なっていてもよい。複数の周期が併存する場合は、それぞれの周期を規定する複数のタイマが用意される。
あるタイマがタイムアップした場合(ステップS2;Yes)、データ収集部312は、当該タイマに関連するデバイスデータを、デバイスメモリ250から読み出す(ステップS3)。このとき、データ収集部312は、現在値が前回値から更新されていた場合にのみ、当該デバイスデータを読み出すことが好適である。
続いて、データ収集部312は、データ演算部313を呼び出す(ステップS4)。データ演算部313によるデータ演算処理が完了すると、データ収集部312は、デバイスメモリ250から読み出されたデバイスデータを、内蔵データベース330に書き込む(ステップS5)。ここで、内蔵データベース330に書き込まれるデータは、ステップS3においてデバイスメモリ250から読み出されたデバイスデータだけでなく、ステップS4におけるデータ演算処理によって更新されたデバイスデータも含む。
続いて、データ収集部312は、データ収集処理の完了を外部転送処理部314に通知する(ステップS6)。システムが終了していなければ(ステップS7;No)、手順はステップS2に戻る。システムが終了すると(ステップS7;Yes)、処理フローは終了する。
図6は、上述のステップS4におけるデータ演算部313の動作を示すフローチャートである。データ演算部313は、演算定義データD2を参照し、演算番号の順番で、各演算処理の属性(起動条件式、出力信号、演算式)を取得する(ステップS11)。そして、データ演算部313は、取得した属性に従って、次の処理を実行する。
具体的には、データ演算部313は、取得した「起動条件式」で指定されている起動条件が満たされているか否か判定する(ステップS12)。起動条件が満たされていない場合(ステップS12;No)、手順は、ステップS15に進む。起動条件が満たされている場合(ステップS12;Yes)、データ演算部313は、取得した「演算式」で指定されている演算を実行する(ステップS13)。更に、データ演算部313は、演算結果を、取得した「出力信号」で指定される信号に格納する(ステップS14)。すなわち、データ演算部313は、演算結果を、デバイスメモリ250に書き込む。その後、手順は、ステップS15に進む。
ステップS15では、データ演算部313は、演算定義データD2に定義されている全ての演算番号について処理が完了したか否か判定する。完了していない場合(ステップS15;No)、手順はステップS11に戻り、次の演算番号について上記処理が実行される。全ての演算番号について処理が完了すると(ステップS15;Yes)、データ演算処理は完了する。
図7は、外部転送処理部314の動作を示すフローチャートである。外部転送処理部314は、上述のステップS6においてデータ収集部312から送られたデータ収集完了通知を受け取る(ステップS21)。
このデータ収集完了通知に応答して、外部転送処理部314は、次のデータ収集処理が開始するまでの余剰時間を算出する(ステップS22)。余剰時間は、次のデータ収集時刻から現在時刻を差し引いた時間である。次のデータ収集時刻は、上述のステップS1で起動された全てのタイマを参照することにより把握することができる。
続いて、外部転送処理部314は、内蔵データベース330に残っているデバイスデータの少なくとも一部を、外部データベース35に送信する(ステップS23)。次に、外部転送処理部314は、ステップS23による経過時間を算出する(ステップS24)。そして、外部転送処理部314は、余剰時間から経過時間を差し引くことによって、余剰時間を更新する(ステップS25)。
余剰時間が残っていれば(ステップS26;Yes)、手順は、ステップS23に戻る。余剰時間が残っていなければ(ステップS26;No)、外部転送処理は終了する。
このように、図5〜図7で示された例では、データ収集部312は、データ収集処理を、定期的に実行する。そして、外部転送処理部314は、データ収集部312がデータ収集処理を実行中ではない場合に、すなわち、空き時間に、外部転送処理を実行する。
<監視端末>
次に、上位システム10の監視端末40について説明する。図8は、本実施の形態に係る監視端末40の構成例を示すブロック図である。監視端末40は、処理部50、記憶部60、表示部70、及び通信部80を備えている。
処理部50は、各種データ処理を実行するデータ処理装置である。図8に示されるように、この処理部50は、機能ブロックとして、データ取得部51、画面データ生成部52、及び表示処理部53を備えている。これら機能ブロックは、処理部50がHMI(Human Machine Interface)プログラムを実行することにより実現される。尚、HMIプログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されていてもよい。処理部50による処理の詳細は、後述される。
記憶部60は、RAMやHDD等の記憶装置である。この記憶部60には、信号定義データD1、画面定義データD3、及び画面データD4が格納される。信号定義データD1は、上述のものと同じであり、設定端末20から配信される。画面データD4は、表示部70の監視画面75に表示されるデータであって、デバイスデータの内容を示す。画面定義データD3は、その画面データD4の元となるデータである。例えば、画面定義データD3は、画面レイアウト、使用するUI(User Interface)部品、表示するデバイスデータの信号番号、等を定義する。
表示部70は、タッチパネル等の監視画面75を有している。この監視画面75には、画面データD4が表示される。ユーザは、監視画面75に表示された画面データD4に基づいて、プラント内のデバイス制御処理の監視や、必要なデータ操作を行うことができる。
通信部80は、情報ネットワークNETに対するネットワークインタフェースである。処理部50は、通信部80を介して、情報ネットワークNETにアクセス可能である。
図9は、監視端末40の処理部50の動作を示すフローチャートである。画面データ生成部52は、記憶部60から画面定義データD3を読み出す。続いて、画面データ生成部52は、画面定義データD3に定義されているデバイスデータの信号番号を、順番に抽出する(ステップS31)。そして、画面データ生成部52は、抽出した信号番号のデバイスデータの最新値を取得するよう、データ取得部51に要求する。
データ取得部51は、要求されたデバイスデータの最新値を、検索処理によって、外部データベース35あるいは制御装置100の内蔵データベース330から取得する。より詳細には、データ取得部51はまず、外部データベース35を検索し、当該デバイスデータの現在値を取得する(ステップS32)。次に、データ取得部51は、ステップS32で取得した現在値が最新値か否かを判定する(ステップS33)。この判定は、例えば、外部データベース35に当該現在値が書き込まれた時刻と、信号定義データD1に定義されているデータ収集処理の周期とを参照することにより可能である。
外部データベース35に当該デバイスデータの最新値が保存されている場合(ステップS33;Yes)、データ取得部51は、その最新値を画面データ生成部52に渡す。一方、外部データベース35に当該デバイスデータの最新値が保存されていない場合(ステップS33;No)、データ取得部51は、制御装置100の内蔵データベース330を検索し、当該デバイスデータの最新値を取得する(ステップS34)。このステップS34において、データ取得部51は、信号定義データD1を参照することによって、当該デバイスデータの格納先を把握することができる。
画面データ生成部52は、データ取得部51から、デバイスデータの最新値を取得する。そして、画面データ生成部52は、画面定義データD3中のデバイスデータの部分を、取得した最新値に置き換える(ステップS35)。つまり、画面データ生成部52は、取得したデバイスデータの最新値を画面定義データD3に埋め込む。
ステップS36では、画面データ生成部52は、画面定義データD3に定義されている全ての信号番号について処理が完了したか否か判定する。完了していない場合(ステップS36;No)、手順はステップS31に戻り、次の信号番号について上記処理が実行される。全ての信号番号について処理が完了すると(ステップS36;Yes)、画面データD4が完成する。
このように、画面データ生成部52は、検索によって外部データベース35あるいは内蔵データベース330から取得したデバイスデータに基づいて、画面データD4を生成する。表示処理部53は、その画面データD4を、表示部70の監視画面75に表示する(ステップS37)。
尚、以上に説明されたデータ取得部51や画面データ生成部52の機能は、処理部50が画面定義データD3に記述されたスクリプトを実行することにより実現されてもよい。
<設定端末>
設定端末20は、信号定義データD1や演算定義データD2を含む設定情報の設定に用いられる。この設定端末20上では設定ツールが動作する。ユーザは、設定ツールを起動することにより、信号定義データD1や演算定義データD2を含む設定情報の入力及び編集を行うことができる。
図10は、設定端末20を用いて設定情報を設定する手順を示すフローチャートである。ステップS41、S42において、ユーザは、所望の信号の属性を入力し、信号定義データD1(図3参照)を生成する。
ステップS43〜S51において、ユーザは、所望の演算処理の属性を入力し、演算定義データD2(図4参照)を生成する。具体的には、まず、ユーザは起動条件の種類を選択する(ステップS43)。起動条件の種類としては、「定周期」、「制限値」、「条件式」が考えられる。尚、条件が定型化できれば、これら以外でも構わない。「定周期」の場合(ステップS44)、ユーザは、演算処理を起動する周期を入力する(ステップS45)。「制限値」の場合(ステップS46)、ユーザは、信号名と当該信号の制限値を入力する(ステップS47)。「条件式」の場合(ステップS48)、ユーザは、その条件式を入力する(ステップS49)。続いて、ユーザは、起動条件が成立したときに実行する演算式を入力する(ステップS50)。
所望の演算処理の入力が全て終わると(ステップS51;Yes)、信号定義データD1や演算定義データD2を含む設定情報が、設定端末20から制御装置100にダウンロードされる(ステップS52)。つまり、設定端末20を用いて生成された設定情報が、制御装置100に展開される。
<効果>
本実施の形態によれば、制御装置100が、デバイス制御処理を行う制御CPU200とは別に、情報CPU300を備えている。その情報CPU300は、内蔵データベース330と、データ収集処理を実行するデータ収集部312を備えている。データ収集処理において、データ収集部312は、デバイス制御処理用のデバイスメモリ250からデバイスデータを読み出し、読み出したデバイスデータを内蔵データベース330に格納する。内蔵データベース330に格納されたデバイスデータは、検索処理により、監視端末40から適宜参照可能である。
このように、本実施の形態によれば、従来のSCADA機能の一部であるデータ収集機能が、制御装置100に組み込まれる。よって、上位システム10の監視端末40にかかる負担を軽減することができる。このことは、監視端末40に要求される性能が緩和されることを意味する。従って、例えば、監視端末40として、高価な産業用PC(FAパソコン)の代わりに安価な汎用PCを用いることも可能となる。これにより、システム構築にかかるコストが削減される。
また、情報CPU300とデバイスメモリ250とは、高速なバス400によって接続されている。そのため、ネットワークを介する場合よりも高速なデータ収集処理が実現される。すなわち、高性能なデータ収集処理が可能である。
また、情報CPU300は、制御CPU200とは別に設けられている。そのため、情報CPU300によるデータ収集処理は、制御CPU200によるデバイス制御処理に影響を与えない。
更に、本実施の形態に係る情報CPU300は、空き時間等に外部転送処理を実行する外部転送処理部314を備えている。外部転送処理では、内蔵データベース330に格納されているデバイスデータの少なくとも一部が、上位システム10の外部データベース35に転送される。つまり、本実施の形態では、内蔵データベース330が“キャッシュ”として利用され、その内蔵データベース330の内容が、必要に応じて外部データベース35に反映される。
従って、制御装置100の内蔵データベース330の容量を増やすことなく、長期間分の大容量データを保存することが可能である。すなわち、制御装置100のコストやサイズを増大させることなく、長期間大容量データにも対応することが可能である。
更に、本実施の形態に係る情報CPU300は、データ演算処理を実行するデータ演算部313を備えている。そのデータ演算処理の内容は、演算定義データD2を編集することにより適宜設定可能である。例えば、上記式(1)で示されたような、デバイスデータの単位を監視端末40が扱い易い単位に変換することも可能である。制御装置100の中でこのような単位変換を行っておくことにより、監視端末40にかかる負担を更に軽減することが可能となる。このことも、システム構築にかかるコストの低減に寄与する。
以上に説明されたように、本実施の形態によれば、監視制御システム1を低コストで実現することが可能となる。
実施の形態2.
図11は、本発明の実施の形態2に係る制御装置100の構成例を示すブロック図である。図2で示された実施の形態1の構成と比較して、情報CPU300の記憶部320に更に転送定義データD5が格納されている。この転送定義データD5は、外部転送条件を定義するデータである。他の定義データと同様、この転送定義データD5も、上位システム10の設定端末20を通して適宜設定可能である。外部転送処理部314は、記憶部320に格納されている転送定義データD5を参照し、その転送定義データD5で指定されている外部転送条件に従って、外部転送処理を実行する。
外部転送条件の一例として、「データ収集部312がデータ収集処理を実行中ではないこと」、すなわち、「空き時間」が考えられる。外部転送条件の他の例として、「内蔵データベース330の使用率が所定の閾値(使用率閾値)を超えたこと」が考えられる。外部転送条件の更に他の例として、「制御装置100の負荷(通信トラフィック等)が所定の閾値(負荷閾値)より低いこと」が考えられる。外部転送条件は、これらのうちいずれか一つであってもよいし、これらの任意の組み合わせであってもよい。
本実施の形態によれば、設定端末20を用いることにより、外部転送条件を任意にカスタマイズすることができる。システム環境は案件ごとにさまざまであるが、本実施の形態によれば、システム環境に応じた最適なタイミングで外部転送処理を実行することが可能となる。
尚、以上のような外部転送処理部314の機能拡張は、情報CPU300が実行するデータ処理プログラムに対するアドインによって実現されてもよい。
実施の形態3.
図12は、本発明の実施の形態3に係る制御装置100の構成例を示すブロック図である。図2で示された実施の形態1の構成と比較して、情報CPU300の処理部310は更に画面データ生成部315を備えている。また、記憶部320には更に画面定義データD3及び画面データD4が格納される。
画面データ生成部315の機能は、実施の形態1における監視端末40の画面データ生成部52の機能と同様である。但し、画面データ生成部315は、内蔵データベース330あるいはデバイスメモリ250から、必要なデバイスデータの最新値を高速に読み出す。そして、画面データ生成部315は、取得したデバイスデータの最新値を画面定義データD3に埋め込むことにより、画面データD4を生成する。
尚、画面データ生成部315の機能は、処理部310が画面定義データD3に記述されたスクリプトを実行することにより実現されてもよい。
制御装置100の情報CPU300によって生成された画面データD4は、情報ネットワークNETを介して、監視端末40にダウンロードされる。監視端末40は、このようにして取得した画面データD4を、監視画面75に表示する。このとき、画面データD4は既に完成しているので、監視端末40は、外部データベース35や制御装置100の内蔵データベース330にアクセスする必要はない。
このように、本実施の形態によれば、画面データ生成機能が、監視端末40から制御装置100の情報CPU300に移管される。また、監視端末40は、画面データD4を自ら生成するために外部データベース35や制御装置100の内蔵データベース330にアクセスする必要はない。従って、監視端末40にかかる負担が更に軽減される。このことも、システム構築にかかるコストの低減に寄与する。
以上、本発明の実施の形態が添付の図面を参照することにより説明された。但し、本発明は、上述の実施の形態に限定されず、要旨を逸脱しない範囲で当業者により適宜変更され得る。
1 監視制御システム、10 上位システム、20 設定端末、30 データベース端末、35 外部データベース、40 監視端末、50 処理部、51 データ取得部、52 画面データ生成部、53 表示処理部、60 記憶部、70 表示部、75 監視画面、80 通信部、100 制御装置、200 制御CPU、210 シーケンス制御部、250 デバイスメモリ、300 情報CPU、310 処理部、311 コンフィギュレーション部、312 データ収集部、313 データ演算部、314 外部転送処理部、315 画面データ生成部、320 記憶部、330 内蔵データベース、340 外部通信部、400 バス、D1 信号定義データ、D2 演算定義データ、D3 画面定義データ、D4 画面データ、D5 転送定義データ、NET 情報ネットワーク。

Claims (9)

  1. デバイスの動作を制御するデバイス制御処理を実行する制御装置と、
    前記制御装置に接続され、前記デバイス制御処理の監視を行うための監視端末を備える上位システムと
    を備え、
    前記制御装置は、
    前記デバイス制御処理を実行する制御CPUと、
    前記制御CPUと内部バスを介して接続された情報CPUと
    を備え、
    前記制御CPUは、前記デバイスに関するデータであって前記デバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納されるデバイスメモリを備え、
    前記情報CPUは、
    内蔵データベースと、
    前記内部バスを介して前記デバイスメモリから前記デバイスデータを読み出し、前記読み出したデバイスデータを前記内蔵データベースに格納するデータ収集処理を実行するデータ収集部と
    外部転送条件が満たされた場合、前記内蔵データベースに格納されている前記デバイスデータを、前記上位システムに含まれる外部データベースに転送する外部転送処理部と
    を備え
    前記監視端末は、検索処理によって前記外部データベースあるいは前記内蔵データベースから前記デバイスデータを取得することを特徴とする監視制御システム。
  2. 前記データ収集部は、定期的に、前記データ収集処理を実行し、
    前記外部転送条件は、前記データ収集部が前記データ収集処理を実行中ではないこと、を含むことを特徴とする請求項に記載の監視制御システム。
  3. 前記外部転送条件は、前記データ収集部が前記データ収集処理を実行中ではないこと、前記制御装置の負荷が負荷閾値より低いこと、前記内蔵データベースの使用率が使用率閾値より高いこと、のうち少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項に記載の監視制御システム。
  4. 記監視端末は、前記外部データベースあるいは前記内蔵データベースから取得した前記デバイスデータに基づいて、前記デバイスデータの内容を示す画面データを生成し、前記生成した画面データを前記監視端末の監視画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の監視制御システム。
  5. 前記情報CPUは、更に、画面データ生成部を備え、
    前記画面データ生成部は、前記デバイスメモリまたは前記内蔵データベースから前記デバイスデータを読み出し、前記読み出したデバイスデータに基づいて、前記デバイスデータの内容を示す画面データを生成し、
    前記監視端末は、前記画面データ生成部によって生成された前記画面データを取得し、前記取得した画面データを前記監視端末の監視画面に表示することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の監視制御システム。
  6. 前記情報CPUは、更に、
    演算起動条件及び演算処理の内容を指定する演算定義データが格納される記憶部と、
    前記演算起動条件が満たされた場合、前記データ収集処理において読み出される前記デバイスデータに対して前記演算処理を実行し、前記演算処理の結果を前記デバイスメモリに書き込むデータ演算部と
    を備えることを特徴とする請求項1からのいずれか一項に記載の監視制御システム。
  7. 前記上位システムは、前記演算定義データの設定に用いられる設定端末を備えることを特徴とする請求項に記載の監視制御システム。
  8. デバイスの動作を制御するデバイス制御処理を実行し、また、前記デバイス制御処理の監視を行うための監視端末を備える上位システムに接続される制御装置であって、
    前記デバイス制御処理を実行する制御CPUと、
    前記制御CPUと内部バスを介して接続された情報CPUと
    を備え、
    前記制御CPUは、前記デバイスに関するデータであって前記デバイス制御処理に用いられるデバイスデータが格納されるデバイスメモリを備え、
    前記情報CPUは、
    内蔵データベースと、
    前記内部バスを介して前記デバイスメモリから前記デバイスデータを読み出し、前記読み出したデバイスデータを前記内蔵データベースに格納するデータ収集処理を実行するデータ収集部と
    外部転送条件が満たされた場合、前記内蔵データベースに格納されている前記デバイスデータを、前記上位システムに含まれる外部データベースに転送する外部転送処理部と
    を備え
    前記監視端末は、検索処理によって前記外部データベースあるいは前記内蔵データベースから前記デバイスデータを取得することを特徴とする制御装置。
  9. 前記情報CPUは、更に、
    演算起動条件及び演算処理の内容を指定する演算定義データが格納される記憶部と、
    前記演算起動条件が満たされた場合、前記データ収集処理において読み出される前記デバイスデータに対して前記演算処理を実行し、前記演算処理の結果を前記デバイスメモリに書き込むデータ演算部と
    を備えることを特徴とする請求項に記載の制御装置。
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