JP5660343B2 - 溶射装置 - Google Patents

溶射装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5660343B2
JP5660343B2 JP2013052973A JP2013052973A JP5660343B2 JP 5660343 B2 JP5660343 B2 JP 5660343B2 JP 2013052973 A JP2013052973 A JP 2013052973A JP 2013052973 A JP2013052973 A JP 2013052973A JP 5660343 B2 JP5660343 B2 JP 5660343B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
raw material
material powder
valve
ejector
check valve
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2013052973A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014176820A (ja
Inventor
尭文 小橋
尭文 小橋
宙洋 藤山
宙洋 藤山
英邦 西口
英邦 西口
洋一 笹井
洋一 笹井
飯田 正和
正和 飯田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Shinagawa Refractories Co Ltd
Original Assignee
Shinagawa Refractories Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Shinagawa Refractories Co Ltd filed Critical Shinagawa Refractories Co Ltd
Priority to JP2013052973A priority Critical patent/JP5660343B2/ja
Publication of JP2014176820A publication Critical patent/JP2014176820A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5660343B2 publication Critical patent/JP5660343B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Nozzles (AREA)
  • Coating By Spraying Or Casting (AREA)

Description

本発明は耐火物の溶射補修に適用される溶射装置に関する。
工業窯炉や溶融金属容器等においては、その使用に伴って、耐火物からなる内張り等に損傷が発生する。このような損傷に対しては、適宜、補修が実施される。例えば、製鉄所のコークス炉は建設してから20年以上経過したものが多く、特に、炭化室の壁は補修を繰り返しながら操業を継続している。
操業を継続しながら補修を実施する技術として溶射補修法がある。この溶射補修法には、例えば、プラズマ溶射、レーザー溶射、火炎溶射がある。しかしながら、これらの溶射方法には大掛かりな装置が必要である。そのため、近年、比較的簡易な装置で実現可能な、金属の酸化発熱反応を利用した溶射方法も利用されている。この溶射方法では、金属粉末(燃焼剤)と耐火性粉末の混合物を酸素で搬送し、高熱の補修面に吹き付ける。吹き付けられた混合物は、補修面からの受熱により起こる金属粉末の酸化発熱反応により耐火性組成物を形成すると共に溶融し、補修面に付着する。
溶射材料と酸素が溶射ランスから噴射され、補修面において正常に燃焼している場合、順調に炉壁を補修することができる。しかしながら、作業中に、補修箇所の火が燃え移って溶射ランスの噴射口で発火する事態(以下、先端着火という。)や、溶射ランスから供給ホースを伝って溶射装置本体まで火が遡る事態(以下、逆火という。)が発生することがある。先端着火は逆火を誘引する可能性がある。そして、逆火は、体積の膨張を伴いながら音速を超える爆発(いわゆる、爆轟)を引き起こし、供給ホースの破裂や、破裂により分離した供給ホースが跳ね回る危険をもたらす。
このように、逆火は、大変危険な事態を招くほか、溶射作業を再開できるようにするための復旧作業に時間を要するため、発生を防止することが好ましい。しかしながら、逆火の原因を特定することは難しく、発生そのものを回避することは困難である。そのため、逆火が発生することは不可避との前提で、溶射装置に逆火対策を採用することが通例となっている。
最も簡易な逆火対策は、逆火を誘引する先端着火が発生した時点で、溶射ランスを持つ作業者により溶射ランスを供給ホースから分離させ、供給ホースから溶射ランスへの溶射材料及び酸素の供給を遮断するという逆火回避操作を義務づけることである。これにより、供給ホースに達する逆火を防いで供給ホースの破裂を回避させることが可能になる。しかしながら、逆火回避操作を実施した際に逆火が発生した場合には、溶射ランスを持つ作業者のところで爆発を生じさせることになるため、作業者を危険に晒しかねない。そのため、溶射装置本体と供給ホースとをクイックジョイント(いわゆる、カプラ)により接続し、逆火による体積膨張又は爆発を利用して溶射機本体と供給ホースとを分離させ、爆発時に発生する燃焼ガスを排出して供給ホースの破裂を回避する構成が採用されている。この構成では、溶射装置本体のところで爆発が生じ、溶射装置本体を破損するおそれがあるが、作業者を危険に晒すより好ましいと考えられる。
溶射装置本体と供給ホースとを分離させる構成では、分離した供給ホースが遠くへ離れたり、暴れたりしないように、ワイヤで溶射装置本体と連結することが必要になる。しかしながら、ワイヤによる不十分な連結や連結忘れをなくすことができないため、供給ホースが遠くへ離れたり、暴れ回ったりすることを完全に防止できずにいる。供給ホースが遠くへ離れることだけなら問題ないが、分離した供給ホースが暴れ回ることは溶射装置本体の作業者に大きな危険をもたらす。
また、いずれの対策であっても、溶射ランスを持つ作業者が溶射装置本体の作業者に先端着火の発生を大声で告げ、溶射材料及び酸素の供給を停止させることは必須である。しかしながら、溶射装置本体の作業者が不在だったり、作業周辺の環境騒音のために掛け声が伝達できなかったりして、溶射材料及び酸素の供給を停止させることができず、先端着火が逆火を誘引する可能性を高めていた。また、溶射材料及び酸素の供給を停止できない結果、噴射する溶射材料が供給ホース端や溶射装置本体の供給口にこびりつき、復旧作業をより困難にすることもあった。このような課題に対する対策として、種々の技術が提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1は、ホッパーの払出口からエジェクターまで原料粉体を移送する原料粉体移送路に、外気に連通する外気連通部を設けた溶射装置を開示している。また、この溶射装置は、ホッパー内部に、原料体の払い出し方向に平行な方向への払出口の投影領域の少なくとも一部に位置する状態で配置された邪魔部材を備えている。この装置によれば、噴射手段からエジェクターまで逆火が生じても、外気連通部から逆火が放散され、逆火が原料粉体を貯蔵するホッパーまで達することを減少できるとされている。
特許文献2は、溶射装置本体に接続する供給ホースに掛止フランジを設けるとともに、当該掛止フランジと対向する位置にストッパを設けることで、逆火の衝撃でホースが本体から離脱した際の安全を確保する溶射装置を開示している。また、この技術では、溶射装置本体からのフランジの離脱をセンサが検知した際に、材料供給を停止する構成を採用している。この溶射装置は、供給口から外れた供給ホースの掛止フランジをストッパに掛合させることにより、溶射機本体から分離した供給ホースが遠くへ離れたり、暴れたりすることを防止でき、また、溶射材料及び酸素の供給を確実に停止できるとされている。
特許文献3は、酸素供給ラインに緊急停止機構を設けた溶射装置を開示している。この緊急停止機構は、原料体と酸素とを混合するエジェクターに酸素を供給する酸素供給ラインに介在させた緊急閉鎖バルブと、酸素供給ラインから分岐した酸素分岐ラインと、酸素分岐ラインを接続したホース検知バルブと、ホース検知バルブと緊急閉鎖バルブとを結ぶ加圧ラインと、加圧ラインに設けた酸素排気バルブとを備える。この溶射装置は、緊急時に酸素を確実に遮断することができるとされている。
一方、本発明に関連する技術として、特許文献4は、エジェクター作用によって粉粒体を輸送する装置において、粉粒体を貯溜するためのホッパー部の下端に、粉粒体を下方向へ一定量ずつ縦搬送するための縦搬送部の上端を連通連結し、搬送されてきた粉粒体を吸引するためのディフューザー部の基端を縦搬送部の下端に連通連結した構成を開示している。ディフューザー部と縦搬送部との連結部近傍にはノズル部が配設されており、ノズル部からディフューザー部に向けて粉粒体供給方向に沿った圧力空気が噴出される。この装置では、縦搬送部として、上下縦方向に伸延形成したケーシング中にスクリューコンベアが設置され、当該縦搬送部の下方に付勢スプリングを備える逆止弁が配置されている。この逆止弁は、「スクリューコンベアによる押出しは許容するもののエジェクターノズル部からの圧力空気の逆流を阻止することができるよう」に構成されている。
特開2007−238977号公報 特開2011−149078号公報 特開2012−111973号公報 特開平6−16237号公報
しかしながら、特許文献1が開示するような外気連通部を設けるだけでは、原料粉体を貯蔵するホッパーまで逆火が達することを減少させることは可能であるが、完全に防止することはできない。また、ホッパー内の邪魔部材も、払い出し口の投影領域の一部にしか重なっていないため、逆火がホッパーに到達した際に邪魔部材が存在しない領域から原料 体が吹き上げられる。すなわち、逆火の衝撃波によりホッパー内原料粉体が飛散するという問題がある。
また、特許文献2、3が開示する構成では、供給ホースが分離するには、供給ホース内及びエジェクター内部の圧力上昇が必要である。逆火の衝撃波により圧力上昇は発生するが、このような圧力上昇が発生するとエジェクター部からホッパー内への酸素ガスの逆流が発生し、特許文献1の構成と同様、ホッパー内原料粉体が飛散することになる。
このようなホッパー内原料粉体の飛散は、特許文献4が開示する構成を採用することで防止できるとも思える。しかしながら、特許文献4が開示する逆止弁を溶射装置に適用すると、逆火発生の際、逆止弁がすぐには作動しないという問題があった。すなわち、特許文献4が開示する構成では、溶射作業中、スクリューコンベアを用いて原料粉体を排出している。逆止弁が閉弁するためには、弁体と弁座の間に存在する原料体が移動する必要があるが、特許文献4の構成では、スクリューコンベアの羽根が当該原料体の移動を妨げるため、エジェクター部の圧力上昇によって弁体と弁座の間に存在する原料体及びスクリューコンベア内に溜まった原料粉体がホッパー内に吹き上げられるまで逆止弁は作動できない。したがって、特許文献4が開示する構成でも逆火の衝撃波によるホッパー内原料粉体の飛散を防止することはできない。
本発明は、上記従来の事情を鑑みて提案されたものであって、金属燃焼溶射において不可避である逆火に起因するホッパー内原料体の燃焼及び飛散を確実に防止できる溶射装置を提供することを目的とする。
本願発明者らは、逆火時に発生するホッパーからの原料体の吹き上げを防止する方法について、特に、逆止弁を設けることが有効と考え、逆止弁が効果的に作動する要件を検討した結果、本発明に至った。
まず、本発明は、可燃性粉体と耐火性粉体とを含む原料粉体を支燃性のキャリアガスとともに搬送し、被施工体に噴射して耐火組成物を形成する溶射装置を前提とする。そして、本発明に係る溶射装置は、エジェクター、ホッパー、搬送路、逆止弁及び狭窄部を備える。エジェクターは、エジェクターノズルを備え、当該エジェクターノズルから加圧されたキャリアガスを噴出し、エジェクター効果によりキャリアガスと原料粉体とを混合して下流側へ送出する。ホッパーは、エジェクターの上方に配置され、キャリアガスに混合される原料粉体を収容する。搬送路は、ホッパーの払い出し口からエジェクターの入口まで原料体を搬送する。逆止弁は当該搬送路に設けられ、ホッパーの払い出し口から排出された原料粉体が重力による自然降下によって流入するとともに、エジェクターの内圧上昇に伴って開状態から閉状態になる。狭窄部は逆止弁の出口からエジェクターの入口までの間の搬送路に設けられる。狭窄部における原料体の搬送断面積は、ホッパーの払い出し口から逆止弁の入口までの間の搬送路における原料体の最小搬送断面積よりも小さい。
この溶射装置では、搬送路の全域において、原料体を重力による自然降下によって搬送する構成を採用することができる。また、逆止弁の出口における原料体の搬送断面積が、ホッパーの払い出し口から逆止弁の入口までの搬送路における原料体の最小搬送断面積よりも小さく、かつ逆止弁の出口からエジェクターの入口までの搬送路において、逆止弁の出口が最大の搬送断面積を有する構成を採用することもできる。
以上の溶射装置において、逆止弁は、ホッパーの払い出し口に配置され、原料体が通過する円形状の弁口を有する弁座部を備える構成を採用することができる。この場合、弁座部に着座して弁口を閉弁する弁体は、弁座部の鉛直下方に配置され、平面視円形かつ弁座部側に突出する形状を有する構成を採用することができる。また、この構成において、逆止弁は弁体を鉛直方向にのみ案内するガイドを備える構成を採用することができる。
本発明によれば、金属燃焼溶射において不可避である逆火に起因する、火や圧力のホッパーへの逆流を確実に防止でき、ホッパー内原料体の燃焼及び飛散を確実に防止することができる。その結果、作業者の安全性を大幅に高めることができる。
本発明の一実施形態における溶射装置を示す図 本発明の一実施形態における溶射装置が備える逆止弁及び取付座を示す図 本発明の一実施形態における逆止弁の動作を示す図 本発明の一実施形態における逆止弁の弁体形状の一例を示す図
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながらより詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施形態における溶射装置を示す概略図である。図1に示すように本実施形態の溶射装置10は、固気混合部としてエジェクター3を備えるエジェクター式輸送機構により構成されている。
エジェクター3は、エジェクターノズル4と、当該エジェクターノズル4に対向して配置された、下流方向に向かって拡開するディフューザー(混合管)5とを備える。エジェクターノズル4は、その先端からディフューザー5に向けて高速で気体を噴射する。当該噴射気体による吸引作用(エジェクタ効果)により、気体噴射方向と交差する方向(ここでは上方)に配置された吸引口3aから原料体(溶射材料)を吸引する。エジェクターノズル4から噴射された気体と吸引された原料体はディフューザー5において混合され、下流側へ送出される。エジェクターノズル4には、原料体と混合される支燃性のキャリアガスをエジェクターノズル4へ供給するキャリアガス供給系(図示せず)が接続されている。
ディフューザー5の下流側出口には供給ホース6が接続され、当該供給ホース6の他端に溶射ランス7が接続されている。供給ホース6はディフューザー5の出口の外側に摺動可能に密着して接続されている。この構成では、逆火によって溶射ランス7内の圧力が高まり、当該圧力が供給ホース6を逆流してエジェクター3に到達するとディフューザー5から供給ホース6が離脱して圧力が外部へ解放される。
吸引口3aの上方には、ホッパー1が接続されており、当該ホッパー1内に可燃性体及び耐火性粉体の混合物で構成された原料体が収容される。ホッパー1の払い出し口1aはホッパー1の下端に設けられており、ホッパー1に収容された原料粉体は重力による自然降下によって払い出し口1aから排出される。特に限定されないが、本実施形態では、払い出し口1aは平面視において円形である。
ホッパー1とエジェクター3との間には逆止弁2が配置されている。逆止弁2は、逆火に伴って発生した圧力がエジェクター3に到達して供給ホース6が離脱するまでの間のエジェクター3の内圧上昇に伴って開状態から閉状態になる。
特に限定されないが、本実施形態では、逆止弁2の弁座部2aは、原料体が通過する円形状の弁口2eを有し、ホッパー1の払い出し口1aに配置されている。そして、弁座部2aに着座して弁口2eを閉弁する弁体2bは、弁座部2aの下方に配置されている。この例では、弁口2eは、払い出し口1aの縁に沿って配置されており、平面視円形である。弁体2bに付勢力を付与する付勢手段は設けられておらず、弁体2bは弁座部2aと対向する位置に固定された取付座2d上で自重により静止している。弁体2bは、下方から力が作用することによって上昇して弁座部2aに着座する。
逆止弁2の直下にはシャッター部8が設けられており、シャッター部8とエジェクター3の吸引口3aとが接続管9により接続されている。シャッター部8のシャッター8aの開閉により原料体の供給と停止とを切り替えることができる。また、エジェクターノズル4へのキャリアガスの供給と停止とは、キャリアガス供給系に介在された電磁弁の開閉により切り替えることができる。シャッター8aの開閉や、電磁弁の開閉は、制御盤面のスイッチ操作により実現されてもよく、無線送信器による遠隔操作により実現されてもよい。また、これらの開閉は、供給ホース6がディフューザー5の出口に適切に取り付けられたときに開となり、供給ホース6の取り付け状態が不適切な状態であるときに閉となる機構を併設してもよい。なお、図1では、説明のため、溶射ランス7以外を断面図として表示している。
ホッパー1の払い出し口1aから排出され、開状態の逆止弁2を通過した原料体は、エジェクター3の吸引口3aまで供給される。エジェクター3に到達した原料体はディフューザー5においてエジェクターノズル4から噴出されるキャリアガスと混合され、当該混合物が供給ホース6を経由して溶射ランス7まで搬送される。溶射ランス7の先端から高温の被施工体に吹き付けると、受熱により可燃性体が燃焼して耐火物体を溶融し、被施工体上に溶射体が形成される。
さて、本実施形態の溶射装置10では、逆止弁2の出口2cからエジェクター3の入口である吸引口3aまでの原料体の搬送路に狭窄部が設けられる。狭窄部における原料体の搬送断面積は、ホッパー1の払い出し口1aから逆止弁2の入口である弁口2eまでの間の搬送路における原料体の最小搬送断面積よりも小さい。なお、搬送断面積は、原料体の搬送路において、搬送方向に垂直な断面において実質的に原料体の搬送に寄与している部分の開口面積を意味する。
上述のように、ホッパー1の払い出し口1aから排出された原料体は逆止弁2へ供給され、逆止弁2を通過した原料体はエジェクター3の吸引口3aへと供給される。原料粉体の静圧を無視すれば、搬送路の特定位置における原料体の下方への供給量、すなわち搬送路の特定位置における単位時間当たりの原料粉体の落下量は当該位置の搬送断面積の関数となり、搬送断面積が大きければ落下量は多くなり、搬送断面積が小さくなれば落下量は少なくなる。そのため、エジェクター3への原料体の供給量は、ホッパー1の払い出し口1aからエジェクター3の吸引口3aまでの搬送路において、最も搬送断面積が小さい部分によって決定されることになる。一方、溶射ランス7への原料体の供給速度は、エジェクター3による吸引力の作用により上述の単位時間当たりの原料粉体の落下量よりも多少大きくなるものの、仮に、吸引力が一定であるとすると、原料体の供給速度、すなわち、ホッパー1の払い出し口1aからエジェクター3の吸引口3aまでの搬送路の最も搬送断面積が小さい部分によって決定されることになる。
このような、最も搬送断面積が小さい搬送断面積最小部位を、逆止弁2の出口2cからエジェクター3の吸引口3aまでの原料体の搬送路に設けると、ホッパー1の払い出し口1aから排出される原料粉体量が、搬送断面積最小部位を通過する原料粉体量よりも多くなる。そのため、搬送断面積最小部位の上方に原料体が蓄積する状態となり、その結果、逆止弁2の内部に原料粉体が充填されることになる。
本願発明者らによる実験では、ホッパー1の払い出し口1aから逆止弁2の弁口2eまでの最小搬送断面積を、逆止弁2の出口2cからエジェクター3の吸引口3aまでの原料 体の搬送路における最小搬送断面積より小さくした場合、エジェクター3の内部圧力の上昇に伴って逆止弁2は動作するものの、ホッパー1からの原料体の吹き上げを完全に防止することはできなかった。これに対し、逆止弁2の内部を原料粉体で充填すると、エジェクター3の内部圧力の上昇に対する逆止弁2の応答速度を速めることができ、ホッパー1からの原料体の吹き上げが全く確認できなくなった。これは、後者の場合、逆止弁2の内部(特に弁体2bの下流側)が原料粉体で充填されている状態でエジェクター3の内部圧力が上昇するため、当該圧力の上昇に伴う原料粉体の上昇が弁体2bを効率よく上方に移動させ、素早く逆止弁2が作動できるためであると考えられる。これに対し、前者の場合、逆止弁2の内部において原料体が空中を落下する状態であるため、ガスの流れによって弁体2bが上方に移動されることになる。そのため、弁体2bの移動に十分なガス流がなければ弁体2bを上昇させることはできない。すなわち、一定量のガスが流れた後でなければ逆止弁2が閉弁しない。そのため、ホッパー1からの原料体の吹き上げを低減することができたとしても、完全に防止することは不可能であると考えられる。
例えば、図1に示す構成において、ホッパー1の払い出し口1a(=逆止弁2の弁口2e)の搬送断面積をD、逆止弁2の出口2cの搬送断面積をD、吸引口3aの搬送断面積をDとする。以上の考察に基づけば、この場合、D>D、あるいはD>Dであることが好ましい。この例では、逆止弁2の出口2c又は吸引口3aが狭窄部となる。
このように払い出し口1aの搬送断面積Dを、逆止弁2の出口2cの搬送断面積D又は吸引口3aの搬送断面積をDよりも大きくすると、ホッパー1の払い出し口1aから逆止弁2へ供給される原料粉体量は、逆止弁2の出口2cから排出される原料粉体量よりも多くなる。そのため、逆止弁2の内部が原料粉体で充填される。また、さらに逆止弁2の出口2cの搬送断面積Dより吸引口3aの搬送断面積Dを小さくすることで、エジェクター3の吸引口3aまで原料粉体で満たされる。その結果、より効率的に圧力を弁体2bに伝達することができる。したがって、D>D>Dとすることがより好ましく、さらに、逆止弁2及び逆止弁2とエジェクター3の吸引口3aとの間の搬送路の内部を速やかな充填を実現する観点では、逆止弁2の出口2cからエジェクター3の吸引口3aまでの搬送路において、逆止弁2の出口2cの搬送断面積Dが最大であることが好ましい。逆に、払い出し口1aの搬送断面積Dが最も小さくなるような場合、上述のように、逆止弁2の応答速度が低下してしまう。
また、本実施形態では、原料粉体は重力による自然流動により降下し、逆止弁2の内部を充填するため、比較的小さな力でも容易に弁体2bを移動させることができる。これに対し、ホッパー1の払い出し口1aにスクリューコンベアのように強制的に力を加えて原料体を排出する構成では、逆止弁2の内部を充填する原料粉体(弁体2bの上方に存在する原料体)は押し固められているため、少々の力では弁体2bを移動させることができない。すなわち、逆止弁2の応答速度が低下してしまう。この観点では、ホッパー1の払い出し口1aからエジェクター3の吸引口3aまで原料体を搬送する搬送路の全域において、原料体は重力による自然降下によって搬送される構成であることが特に好ましいといえる。なお、自然流動による降下は、原料粉体供給のための動力エネルギーを必要としないという点で経済的にも利点もある。
以下、逆止弁2の構造について詳細に説明する。図2(a)〜図2(d)は、本実施形態における逆止弁2が備える弁体2b及び取付座2dを示す図である。図2(a)は弁体2bの平面図に対応する。図2(b)は弁体2bの正面図に対応する。図2(c)は取付座2dの平面図に対応する。図2(d)は取付座2dの正面図に対応する。
図2(a)及び図2(b)に示すように、逆止弁2の弁体2bは、弁座部2aに着座して弁口2eを閉弁する円錐状の傘部21と、当該傘部21の底面に、傘部21と同軸に配置された円柱状の支持軸22を備える。図1に示すように、支持軸22は鉛直方向に沿って配置され、傘部21の頂点が弁座部2a側に向けて配置される。
図1に示すように、弁体2bは、弁座部2aと対向する状態で固定支持された取付座2dに設置される。図2(c)及び図2(d)に示すように、取付座2dは、円筒状のガイド26と、当該ガイド26を逆止弁2の筐体に固定する支持部材27を備える。特に限定されないが、本実施形態では、取付座2dは、板状の4つの支持部材27を備えており、当該支持部材27の弁座部2a側の端面とガイド26の弁座部2a側の端面とは面一に構成されている。
取付座2dは、ガイド26の軸が鉛直方向に沿う状態で逆止弁2の筐体に固定され、当該ガイドに弁体2bの支持軸22が挿入される。本構成では、弁体2bは、傘部21の底面がガイド26及び支持部材27に当接する状態(以下、通常位置という。)で保持され、弁体2bの移動方向は鉛直方向にのみ制限されることになる。このように弁体2bの移動方向を制限することで、弁体2bは、正確かつ最短の移動距離で弁座部2aに着座することができる。なお、支持軸22の長さが、通常位置から着座位置までの移動距離より大きいことはもちろんである。
図3(a)及び図3(b)は、逆止弁2の動作を示す図である。図3(a)が開状態に対応し、図3(b)が閉状態に対応する。図3(a)に示すように、逆火が発生することなくホッパー1内の原料体がエジェクター3に搬送される状態では、弁体2bは通常位置に配置されている。当該状態では、原料体は弁体2bの周囲を下流側に向けて流下する。逆火の発生によりエジェクター3の内部圧力が上昇すると、上述のように逆止弁2の内部に充填された原料体の移動に伴って弁体2bが上方へ移動して弁座部2aに着座する。これにより、逆止弁2よりも下流側に存在する原料体のホッパー1への逆流を防止することができる。また、ホッパー1との連通口である弁座部2aの弁口2eが閉弁されるため、逆火によって発生した高圧のガスがホッパー1へ流入することを防止できる。その結果、ホッパー1からの原料粉体の吹き上げや飛散を確実に防止することができる。圧力が解放されると、弁体2bの自重と原料粉体の自然降下とによって弁体2bは通常位置に戻る。
傘部21は中実であってもよく、中空であってもよい。しかしながら、傘部21の底面側が開放した中空構造を採用することは好ましくない。このような構成では、上方より自然降下する原料体が傘部21の下方側から回り込んで傘部21の中空部を充填することができないため、該部分に空隙が生じる。この場合、エジェクター3の内部圧力の上昇に伴って原料体が移動した際に、当該空隙が充填されるまで弁体2bが移動せず応答速度が低下してしまう。
弁体2bの移動の容易さの観点では、一般的には、弁体2bは軽量であることが好ましい。しかしながら、本実施形態の構成では、原料体が逆止弁2の内部に充填された状態で弁体2bが移動するため、弁体2bが弁座部2aに着座している状態において、弁体2bの支持軸22とガイド26との間に原料体が進入する。そのため、弁体2bがあまりにも軽量であると、支持軸22とガイド26との間に進入した原料体により支持軸22の移動が阻害され弁体2bが通常位置に移動し難くなる。したがって、本実施形態の構成では、弁体2bは、ある程度の重量を有していることが好ましい。
なお、弁体2bを支持する構成は、特に限定されず、任意の構成を採用することができる。例えば、支持軸22やガイド26の数は複数であってもよく、その断面形状も円形に限定されない。また、取付座2dは、ガイド26を支持し、かつ原料粉体を下方へ通過させることができる構造であればよく、その構造は特に限定されない。また、本実施形態では、支持軸22及びガイド26を、弁体2bを挟んで弁座部2aと反対の位置に設けているが、弁座部2a側(すなわち、弁体2bよりもホッパー1側)に設けてもよい。このように、弁体2bよりもホッパー1側に支持軸及びガイド配置する構成では、弁体2bはより軽量であることが好ましい。さらに、支持軸を備えることも必須ではなく、弁体2bの外縁に当接して弁体2bを案内するガイドを採用することも可能である。
また、弁体2bの傘部21は、弁座部2aに着座して弁口2eを閉弁可能であればよく、その形状は任意である。下流側(エジェクター3側)の内部圧力の上昇に応じた効率的な移動を実現する観点では、傘部21は下流側に向かって断面積が大きくなる形状、すなわち、弁座部2a側に突出する形状を有することが好ましい。また、自然降下による原料 体の流下を阻害しない観点では、弁座部2aの弁口2eを平面視円形にするとともに、弁体2bを、弁座部2a側に突出する頂点を有する軸対象の回転体で構成することが好ましい。この構成により、原料体を弁体2b上に滞留させることなくスムーズに下流側へ通過させることができる。図4(a)、図4(b)は、当該観点に基づく弁体2bの傘部の形状の他の例を示す正面図である。図4(a)では、弁体2bは、支持軸22に半球状の傘部23が固定された構成を有する。また、図4(b)では、弁体2bは、支持軸22に弁座部2a側に凹曲面を有する回転体状(円錐の側面を凹入させた形状)の傘部24が固定されている。
本実施形態の溶射装置10にて使用する原料体の組成やキャリアガスの組成は特に限定されない。例えば、可燃性粉体として金属シリコンを使用することができ、耐火物体としてシリカ、コージュエライト等を使用することができる。キャリアガスとしては純酸素等を使用することができる。
また、ホッパー1の大きさ、エジェクター3のサイズ、原料体の吐出量、供給ホース6の径や長さ、材質も特に限定されない。供給ホース6には、柔軟性を有するホースの他、金属管のような剛性を有するパイプ等、任意の材質の配管を採用できる。また、当該配管の断面形状は円形であることが好ましいが他の断面形状を採用してもよい。また、供給ホース6として、溶射装置10に接続する適当な長さの管と当該管より下流側の管とをカップリングなどによって接続した構成を採用することもできる。この構成では、供給ホース6内面の損耗が激しいディフューザー5の出口側の部分だけを容易に交換することができ、メンテナンス性を向上させることができる。
例えば、金属シリコン15質量%と珪石85質量%とからなる原料体を使用した溶射に図1に示す構成を適用する場合、吐出量は、数十〜200kg/h程度とすることができる。キャリアガスは純度100%の酸素とする場合、流量は30Nm/hとし、材料供給速度を100kg/h等とすることができる。
供給ホース6は、内径30mmで長さが数m〜100mのものを利用できる。上述のように、供給ホース6を複数の間を接続して構成する場合、ディフューザー5の出口側の部分の長さは100〜500mmとすることができる。
当該構成において、逆火を発生させたところ、ホッパー1内の原料体の吹き上げの発生を完全に防止することができた。また、ホッパー1内への火の進入を確実に防止することができた。なお、本確認は、ホッパー1の払い出し口1a(弁口2e)の直径を25mm、逆止弁2の出口2cの直径を23mm、エジェクター3の吸引口3aの直径を18.5mmとし、逆止弁2の内部において通常位置にある弁体2bが埋まる程度まで原料体によって充填された状態で実施している。また、本例では弁体2bの直径は28mmであり、ホッパー1の払い出し口1aの直径よりも3.0mm大きく、逆止弁2の出口2cの直径よりも5.0mm大きくなっている。
当該構成において、エジェクター3の吸引口3aと逆止弁2との間の搬送路に外気に連通する孔を設けてもよい。これにより、孔から逆火を放散させることが可能になる。エジェクター3の吸引口3aと逆止弁2との間の搬送路は、溶射作業中に原料粉体が充填されているため、多少の材料こぼれが発生する可能性があるが、当該こぼれが許容できる範囲であれば、当該孔を設けることを何ら妨げない。
また、上述のように、逆止弁2の内部が原料体で満たされていない場合、エジェクター3内部の圧力上昇に対する逆止弁2の応答速度が低下する。そのため、逆止弁2の内部が原料体で満たされているか否かを確認するための確認窓やセンサを逆止弁2に設け、原料体で満たされている場合にのみエジェクター3が動作可能になる構成を採用してもよい。
以上説明したように、本発明によれば、金属燃焼溶射において不可避である逆火に起因する、火や圧力のホッパー1への逆流を確実に防止でき、ホッパー1内の原料体の燃焼及び飛散を確実に防止することができる。その結果、作業者の安全性を大幅に高めることができる。
なお、上述した実施形態は本発明の技術的範囲を制限するものではなく、既に記載したもの以外でも、本発明の範囲内で種々の変形や応用が可能である。例えば、上記実施形態では、ホッパー1の払い出し口1aの下側に逆止弁2を設け、さらにその下方にエジェクター3を設けているが、これらは連続して接続してもよく、適当な長さの接続管を介して接続してもよい。また、弁座部2aは、弁口2eを払い出し口1aに直接接続してもよい。この場合、弁座部2aは払い出し口1aと一体に構成することができる。さらに、弁口2eの形状や各接続管の断面形状等も任意に設定することができる。加えて、上述の実施形態では、逆止弁2とエジェクター3との間にシャッター部8を設置しているが、シャッター部8の設置は必須ではなく任意である。
本発明は、金属燃焼溶射において不可避である逆火に起因するホッパー内原料体の燃焼及び飛散を確実に防止することができ、溶射装置として有用である。
1 ホッパー
1a 払い出し口
2 逆止弁
2a 弁座部
2b 弁体
2c 出口
2d 取付座
2e 弁口
3 エジェクター
3a 吸引部(エジェクターの入口)
4 エジェクターノズル
5 ディフューザー
6 供給ホース
7 溶射ランス
10 溶射装置

Claims (5)

  1. 可燃性粉体と耐火性粉体とを含む原料粉体を支燃性のキャリアガスとともに搬送し、被施工体に噴射して耐火組成物を形成する溶射装置であって、
    エジェクターノズルを備え、当該エジェクターノズルから加圧された前記キャリアガスを噴出し、エジェクター効果により前記キャリアガスと前記原料粉体とを混合して下流側へ送出するエジェクターと、
    前記エジェクターの上方に配置され、前記キャリアガスに混合される前記原料粉体を収容するホッパーと、
    前記ホッパーの払い出し口から前記エジェクターの入口まで前記原料体を搬送する搬送路と
    前記搬送路に設けられ、前記ホッパーの払い出し口から排出された原料粉体が重力による自然降下によって流入するとともに、前記エジェクターの内圧上昇に伴って開状態から閉状態になる逆止弁と、
    前記逆止弁の出口から前記エジェクターの入口までの前記搬送路に設けられ、前記原料 体の搬送断面積が前記ホッパーの払い出し口から前記逆止弁の入口までの前記搬送路における前記原料体の最小搬送断面積よりも小さい狭窄部と、
    を備える溶射装置。
  2. 前記搬送路の全域において、前記原料体は重力による自然降下によって搬送される請求項1に記載の溶射装置。
  3. 前記逆止弁の出口における前記原料体の搬送断面積が、前記ホッパーの払い出し口から前記逆止弁の入口までの前記搬送路における前記原料体の最小搬送断面積よりも小さく、前記逆止弁の出口から前記エジェクターの入口までの前記搬送路において、前記逆止弁の出口が最大の搬送断面積を有する、請求項1又は請求項2に記載の溶射装置。
  4. 前記逆止弁が、
    前記ホッパーの払い出し口に配置され、前記原料体が通過する円形状の弁口を有する弁座部と、
    前記弁座部の鉛直下方に配置され、前記弁座部に着座して前記弁口を閉弁する平面視円形かつ弁座部側に突出する形状を有する弁体と、
    を備える請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の溶射装置。
  5. 前記逆止弁が前記弁体を鉛直方向にのみ案内するガイドを備える請求項4に記載の溶射装置。
JP2013052973A 2013-03-15 2013-03-15 溶射装置 Active JP5660343B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013052973A JP5660343B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 溶射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013052973A JP5660343B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 溶射装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2014176820A JP2014176820A (ja) 2014-09-25
JP5660343B2 true JP5660343B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=51697352

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013052973A Active JP5660343B2 (ja) 2013-03-15 2013-03-15 溶射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5660343B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6619901B1 (ja) * 2019-05-21 2019-12-11 黒崎播磨株式会社 溶射方法
WO2020235379A1 (ja) * 2019-05-22 2020-11-26 東京エレクトロン株式会社 粉末カートリッジ及び粉末供給方法

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS55111859A (en) * 1979-02-21 1980-08-28 Nippon Sanso Kk Supplying method of pulverized material to be flame-sprayed
JPS629963Y2 (ja) * 1980-03-28 1987-03-09
JPS60187668A (ja) * 1984-03-07 1985-09-25 Honda Motor Co Ltd 粉末材の搬送方法
JP2689014B2 (ja) * 1990-07-24 1997-12-10 協和醗酵工業株式会社 固形物材料の気力輸送システム
JPH08109461A (ja) * 1994-10-13 1996-04-30 Kurosaki Refract Co Ltd 耐火物溶射のための粉体供給方法
JPH1059542A (ja) * 1996-08-21 1998-03-03 Shohei Senda 粉粒体供給装置
JP4915905B2 (ja) * 2006-03-06 2012-04-11 日本特殊炉材株式会社 溶射装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014176820A (ja) 2014-09-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101981839B1 (ko) 탱크 및 시스템의 내부를 세정하기 위한 방법 및 장치
EP1893307B1 (en) Fire suppression system using high velocity low pressure emitters
KR101524095B1 (ko) 용사 장치, 용사 방법 및 용사 재료
SK287434B6 (sk) Spôsob čistenia nečistôt alebo pripálenín, alebo troskových usadenín v nádržiach a technických zariadeniach a zariadenie na jeho vykonávanie
IL198431A (en) Dual fire extinguishing system that uses low speed, low pressure emitters
CN101757754A (zh) 超细干粉冷气溶胶灭火装置
JP5660343B2 (ja) 溶射装置
CN103055450A (zh) 一种自发式***抑制装置
CN106163674B (zh) 用于火焰喷涂热塑性粉末的设备
JP2011117543A (ja) 高圧ガス容器の安全弁装置
WO2013027451A1 (ja) 溶射装置
JP2007275816A (ja) 溶射装置
JP4915905B2 (ja) 溶射装置
JP5767689B2 (ja) 溶射装置
JPH08750A (ja) 石炭バンカの火災防止装置
JP6882877B2 (ja) 溶射装置
JP6079958B2 (ja) 粉粒体輸送装置及び粉粒体輸送方法
JP3173312U (ja) 溶射装置
JP2014122386A (ja) 溶射装置及び溶射方法
JPH05502696A (ja) 溶融液状金属を運搬するための注湯容器を不活性にする装置
JP6239896B2 (ja) 溶射装置
CN114571029B (zh) 自动逆火恢复装置
AU2014317810A1 (en) Apparatus and method for fire suppression
RU187865U1 (ru) Установка абразивной обработки
RU187864U1 (ru) Устройство для абразивной обработки

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131004

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140903

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140912

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141105

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141118

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5660343

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250