JP5659542B2 - 絶縁基板及びパワーモジュール - Google Patents

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Description

この発明は、例えば大電流、高電圧を制御する半導体装置に用いられる絶縁基板及びパワーモジュールに関するものである。
半導体素子の中でも電力供給のためのパワー素子を搭載する絶縁基板としては、例えば特許文献1、2に記載されているように、冷却器の上に絶縁層として樹脂層が形成され、この樹脂層の上に銅板からなる基板本体が配設されたものが提案されている。この基板本体の上にはんだ材を介してパワー素子としての半導体素子(シリコンチップ)が搭載されることになる。
このような絶縁基板においては、半導体素子から発生した熱が、熱伝導率の高い銅板からなる基板本体において水平方向(積層方向に直交する方向)に拡げられた上で、熱伝導率の低い樹脂層を介して冷却器側へと放散されることになる。
ここで、前述の絶縁基板の絶縁層における放熱特性は、以下に示す熱抵抗Rthによって表現される。この式から、面積が大きいほど熱抵抗が低くなり、熱の放散が促進されることになる。
Rth=(1/k)・(t/S)
Rth:熱抵抗、k:熱伝導率、t:絶縁層の厚さ、S:絶縁層の面積
特開2004−165281号公報 特開2006−114716号公報
ところで、半導体素子を構成するシリコンの熱膨張係数は約2×10−6/℃、基板本体を構成する銅の熱膨張係数は約16×10−6/℃であり、互いに大きく異なっている。このため、この絶縁基板に半導体素子を搭載したパワーモジュールに対して冷熱サイクルが負荷された場合には、この熱膨張係数の差による応力がはんだ層に作用し、はんだ層にクラックが発生するといった問題があった。
ここで、基板本体をCu−Mo合金で構成することにより、基板本体の熱膨張係数を、半導体素子を構成するシリコンの熱膨張係数に近似させて、はんだ層のクラックの発生を抑制することが考えられる。
しかしながら、Cu−Mo合金の熱伝導率は170W/m・Kと低くなるため、熱を十分に拡げることができず、半導体素子で発生した熱を効率良く放散することができなくなってしまう。
この発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであって、半導体素子から発生した熱を効率的に放散させることが可能であるとともに、冷熱サイクルを負荷した場合でも半導体素子との間に介装されたはんだ層におけるクラックの発生を抑制できる絶縁基板及びこの絶縁基板を用いたパワーモジュールを提供することを目的とする。
このような課題を解決して、前記目的を達成するために、本発明の絶縁基板は、板状をなす基板本体の一方の面が、半導体素子が搭載される搭載面とされ、前記基板本体の他方の面側に絶縁層が形成されてなる絶縁基板であって、前記基板本体は、炭素質部材中に金属が充填された金属基複合材料からなる金属基複合板を有し、この金属基複合板の他方の面側に金属板が積層された構造とされており、前記金属基複合板の一方の面及び他方の面には、前記金属基複合材料において炭素質部材中に充填された金属を前記金属基複合板の表面に滲み出させることによって金属スキン層が形成されており、前記金属基複合板の一方の面に形成された前記金属スキン層に前記半導体素子が搭載されるとともに、前記金属基複合板の他方の面に形成された前記金属スキン層と前記金属板とが接合されており、前記金属基複合板は、一方向における熱伝導率が他方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有しており、前記金属板は、熱伝導率について等方性を有していることを特徴としている。
この構成の絶縁基板においては、一方の面側に半導体素子が搭載される基板本体が、炭素質部材中に金属が充填された金属基複合材料からなる金属基複合板の他方の面側に金属板が積層された構造とされているので、基板本体の熱膨張係数を、銅やアルミニウム等の金属の熱膨張係数よりも小さく設定して、半導体素子の熱膨張係数に近似させることができ、冷熱サイクルによるはんだ層のクラックの発生を抑制することが可能となる。
また、金属基複合板が、一方向における熱伝導率が他方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有し、金属板が熱伝導率について等方性を有していることから、金属基複合板の部分では、熱伝導率が高く設定された方向に向けて熱が優先的に拡げられ、金属板の部分では、熱が全方向に向けて拡げられることになり、熱の放散を効率良く行うことが可能となる。なお、金属基複合板と金属板のそれぞれの厚さを調整することにより、熱の放散方向を調整することが可能となる。
また、前記金属基複合板の一方の面に、前記金属基複合材料において炭素質部材中に充填された金属からなる金属スキン層が形成されているので、はんだ層を介して半導体素子を確実に搭載することができる。また、この金属スキン層にNiめっき等を行うことによって、はんだ材との密着性を向上させることも可能である。
ここで、前記金属基複合板の熱膨張係数が8×10−6/℃以下とされていることが好ましい。
この場合、基板本体のうち半導体素子が搭載される一方の面側に配設された前記金属基複合板の熱膨張係数が8×10−6/℃以下とされているので、半導体素子を構成するSi等の熱膨張係数に近似することになり、はんだクラックの発生を確実に抑制することができ、この絶縁基板の信頼性を大幅に向上させることができる。
また、前記金属基複合板における高熱伝導率方向の熱伝導率が400W/m・K以上とされており、この高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が200W/m・K以上とされていることが好ましい。
この場合、高熱伝導率方向の熱伝導率が400W/m・K以上とされていることから、熱を高熱伝導率方向に向けて優先的に放散することが可能となる。また、高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が200W/m・K以上とされているので、高熱伝導率方向以外においても熱の伝達が行われることになり、熱を確実に放散させることができる。
また、前記基板本体において、前記金属基複合板における高熱伝導率方向が、前記基板本体の厚さ方向を向くように構成されていることが好ましい。
この場合、前記金属基複合板における高熱伝導率方向が前記基板本体の厚さ方向を向くように構成されていることから、積層された金属板へと熱が優先的に伝達されることになり、この金属板において熱を全方向に拡げることが可能となる。よって、半導体素子から発生した熱を効率的に放散させることができる。
さらに、前記金属基複合板を構成する金属基複合材料において充填される金属材料が銅または銅合金とされ、前記金属板が銅または銅合金で構成されており、前記金属基複合板の厚さt1と前記金属板の厚さt2との比t1/t2が、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されていることが好ましい。
この場合、基板本体全体の厚さ方向の熱伝導率が400〜550W/m・Kの範囲に設定され、基板本体の半導体素子側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となり、半導体素子との熱膨張係数の差に起因するはんだ層のクラック発生を抑制することができるとともに、効率良く熱を放散することができる。
あるいは、前記金属基複合板を構成する金属基複合材料において充填される金属材料がアルミニウムまたはアルミニウム合金とされ、前記金属板がアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されており、前記金属基複合板の厚さt1と前記金属板の厚さt2との比t1/t2が、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されていることが好ましい。
この場合、アルミニウムまたはアルミニウム合金の融点が比較的低いことから、炭素質部材中にこれらアルミニウムまたはアルミニウム合金を比較的容易に充填することができる。また、基板本体全体の厚さ方向の熱伝導率が400〜450W/m・K、基板本体の半導体素子側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となり、半導体素子との熱膨張係数の差に起因するはんだ層のクラック発生を抑制することができるとともに、効率良く熱を放散することができる。
また、前記基板本体の一方の面側には、前記金属基複合材料において炭素質部材中に充填された金属からなる金属スキン層が形成されていることが好ましい。
この場合、前記基板本体の一方の面側に、前記金属基複合材料において炭素質部材中に充填された金属からなる金属スキン層が形成されているので、はんだ層を介して半導体素子を確実に搭載することができる。また、この金属スキン層にNiめっき等を行うことによって、はんだ材との密着性を向上させることも可能である。
また、本発明のパワーモジュールは、前述の絶縁基板と、前記絶縁基板の前記基板本体の一方の面上に搭載される半導体素子と、を備えたことを特徴としている。
この構成のパワーモジュールによれば、半導体素子から発生する熱を基板本体において拡げて効率的に放散することが可能となる。また、冷熱サイクル負荷時においても、はんだ層にクラックが発生することがない。これにより、パワーモジュールの信頼性を大幅に向上させることができる。
本発明によれば、半導体素子から発生した熱を効率的に放散させることが可能であるとともに、冷熱サイクルを負荷した場合でも半導体素子との間に介装されたはんだ層におけるクラックの発生を抑制できる絶縁基板及びこの絶縁基板を用いたパワーモジュールを提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態である絶縁基板を用いたパワーモジュールの概略説明図である。 本発明の第1の実施形態である絶縁基板を示す説明図である。 図1に示すパワーモジュールの製造方法のフロー図である。 図2に示す金属基複合板の製造方法の説明図である。 本発明の第2の実施形態である絶縁基板を用いた半導体装置の概略説明図である。 本発明の第2の実施形態である絶縁基板を示す説明図である。 図5に示すパワーモジュールの製造方法のフロー図である。
以下に、本発明の実施形態について添付した図面を参照して説明する。図1及び図2に本発明の第1の実施形態である絶縁基板及びパワーモジュールを示す。
このパワーモジュール1は、絶縁基板10と、この絶縁基板10の一方の面(図1において上面)にはんだ層2を介して接合された半導体チップ3と、絶縁基板10の他方の面(図1において下面)側に配設された冷却器30と、を備えている。ここで、はんだ層2は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。
冷却器30は、絶縁基板10上に搭載された半導体チップ3を冷却するためのものであり、絶縁基板10と接合される天板部31と、この天板部31から垂設された放熱フィン32とを備えている。冷却器30(天板部31)は、熱伝導性が良好な材質で構成されることが望ましく、本実施形態においては、例えばA6063(アルミニウム合金)で構成されている。
絶縁基板10は、板状をなす基板本体20を備えており、この基板本体20の他方の面に、絶縁性の樹脂からなる絶縁層15が形成されており、この絶縁層15を介して冷却器30が配設されている。なお、絶縁層15を構成する樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料や、これらの樹脂材料に無機フィラーを混合したもの等が挙げられる。
基板本体20は、炭素質部材中に金属が充填された金属基複合材料からなる金属基複合板21と金属板22とが積層されて構成されている。基板本体20の一方側(図1及び図2において上側)部分が金属基複合板21とされ、基板本体20の他方側(図1及び図2において下側)部分が金属板22とされているのである。
また、この基板本体20の一方の面には、炭素質部材中に充填された金属からなる金属スキン層25が形成されている。この金属スキン層25の上には、Niめっき膜5が形成されており、このNiめっき膜5の上にはんだ層2を介して半導体チップ3が搭載される構成とされている。
ここで、本実施形態においては、金属基複合板21を構成する金属基複合材料は、平均面間隔d002が0.340nm以下とされた炭素質部材中に、純度99%以上のアルミニウム(純アルミニウム)が充填されたアルミニウム−グラファイト複合材料で構成されており、炭素質部材の気孔の90体積%以上が純アルミニウムによって置換され、この純アルミニウムの含有率が、アルミニウム−グラファイト複合材料全体積基準で35%以下とされている。
また、前述の金属スキン層25は、炭素質部材中に充填された純度99%以上のアルミニウム(純アルミニウム)で構成されている。
この炭素質部材は、押出加工によって製造されるものであり、その押出方向に沿って炭素の結晶が並ぶように構成されている。よって、この炭素質部材にアルミニウムを充填した場合には、炭素質部材の押出方向においては、アルミニウムが連続して配置されることになり熱伝導率が高くなるのである。一方、押出方向に交差する方向では、炭素質部材によってアルミニウムが分断され、熱伝導率が低下することになる。このように、金属基複合板21を構成する金属基複合材料(アルミニウム−グラファイト複合材料)は、炭素質部材の押出方向における熱伝導率が、その他の方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有しており、炭素質部材の押出方向が高熱伝導率方向とされているのである。
なお、この金属基複合板21の熱膨張係数は、8×10−6/℃以下とされている。
また、金属基複合板21における高熱伝導率方向の熱伝導率が400W/m・K以上、具体的には、400〜450W/m・Kとされており、この高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が200W/m・K以上、具体的には、200〜250W/m・Kとされている。
さらに、金属基複合板21は、高熱伝導率方向が厚さ方向(金属板22との積層方向)を向くように配置されている。
金属板22は、アルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されており、本実施形態では、純度が99.99%以上とされたアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)で構成されている。
ここで、本実施形態では、金属基複合板21の他方の面側にも、炭素質部材中に充填された純度99%以上のアルミニウム(純アルミニウム)からなる金属スキン層26が形成されており、この金属スキン層26と金属板22とが、ろう材にて接合された構成とされている。
本実施形態においては、金属基複合板21の板厚t1が、1.0mm≦t1≦3.0mmとされ、金属板22の板厚t2が、0.8mm≦t2≦1.3mmとされており、金属基複合板21の板厚t1と金属板22の板厚t2との比t1/t2は、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されている。
このように構成された基板本体20においては、基板本体20全体の厚さ方向の熱伝導率が300〜350W/m・K、基板本体20の半導体チップ3側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となる。
次に、本実施形態であるパワーモジュール1の製造方法について、図3及び図4を参照して説明する。
まず、アルミニウム−グラファイト複合材料からなる金属基複合板21を形成する(金属基複合板形成工程S1)。この金属基複合板形成工程S1について図4を参照して説明する。まず、気孔率10〜30体積%の黒鉛板41を準備する。このとき、黒鉛板41(炭素質部材)における押出方向が厚さ方向を向くものとする。この黒鉛板41の両面にそれぞれ気孔率5体積%以下の黒鉛からなる挟持板42,42を配設し、この挟持板42,42と黒鉛板41とを、ステンレス製の押圧板43,43によって挟持する。これを、例えば100〜200MPaで加圧した状態で750〜850℃に加熱し、純度99%以上の溶融アルミニウムを黒鉛板41に含浸させ、これを冷却凝固させ、アルミニウム−グラファイト複合材料からなる金属基複合板21が製出される。このとき、溶融アルミニウムの一部が、黒鉛板41(金属基複合板21)の表面に滲み出してアルミニウム層44、44が形成される。このアルミニウム層44、44に切削加工を施して厚さを調整することにより、金属スキン層25、26が形成されることになる。
次に、図3に示すように、金属基複合板21の他方の面側に、純度が99.99%以上とされたアルミニウム(いわゆる4Nアルミニウム)からなる金属板22を接合する(金属板接合工程S2)。なお、本実施形態では、金属基複合板21の他方の面側に、アルミニウムからなる金属スキン層26が形成されているので、この金属スキン層26と金属板22とが接合されることになる。これら金属スキン層26と金属板22とは、Al−Si系のろう材を介して接合されており、ろう付けの温度は、610℃〜640℃に設定されている。このようにして、基板本体20が形成される。
次に、基板本体20の他方の面側に絶縁層15を形成する(絶縁層形成工程S3)。この絶縁層形成工程S3においては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料を塗布、硬化させることによって形成してもよいし、これらの樹脂材料からなる板材を接着剤等で接合してもよい。
このようにして、本実施形態である絶縁基板10が製出される。
次に、この絶縁基板10の他方の面側に、冷却器30(天板部31)を接合する(冷却器接合工程S4)。この冷却器接合工程S4においては、樹脂材料からなる絶縁層15に、冷却器30の天板部31を、例えばエポキシ等の接合材を用いて接合する。なお、絶縁層形成工程S3と冷却器接合工程S4とを同時に実施してもよい。
また、基板本体20の一方の面側に形成された金属スキン層25の表面にNiめっき膜5を形成する(Niめっき工程S5)。このNiめっき工程S5においては、電解めっき、または、無電解めっきのいずれの方法も用いることができる。
そして、絶縁基板10の一方の面側に形成されたNiめっき膜5の上に、はんだ材を介して半導体チップ3を載置し、還元炉内においてはんだ接合する(半導体素子接合工程S6)。
これにより、はんだ層2を介して半導体チップ3が絶縁基板10上に接合され、本実施形態であるパワーモジュール1が製出されることになる。
以上のような構成とされた本実施形態である絶縁基板10及びパワーモジュール1においては、基板本体20が、炭素質部材中にアルミニウムが充填されたアルミニウム−グラファイト複合材料からなる金属基複合板21の他方の面側に金属板22が積層された構造とされているので、基板本体20の熱膨張係数を、アルミニウムの熱膨張係数よりも小さく設定することができ、冷熱サイクルによるはんだ層のクラックの発生を抑制することが可能となる。ここで、本実施形態では、金属基複合板21の熱膨張係数が8×10−6/℃以下とされているので、基板本体20の熱膨張係数が、半導体チップ3を構成するSi等の熱膨張係数に近似することになり、はんだクラックの発生を確実に抑制することができる。
また、金属基複合板21が、一方向における熱伝導率が他方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有し、金属板22が熱伝導率について等方性を有していることから、絶縁基板10の一方の面に搭載された半導体チップ3から発生した熱を、金属基複合板21において、熱伝導率が高く設定された方向に向けて優先的に伝達し、金属板22において、熱を全方向に向けて拡げることが可能となり、熱の放散を効率良く行うことが可能となる。
ここで、本実施形態では、金属基複合板21における高熱伝導率方向が、基板本体20の厚さ方向(金属板22との積層方向)を向くように配置されているので、金属基複合板21において、半導体チップ3から発生した熱を金属板22側に向けて優先的に伝達させて、金属板22において、熱を全方向に拡げることが可能となる。よって、半導体チップ3から発生した熱を、冷却器30側へと効率的に放散させることができる。
また、金属基複合板21における高熱伝導率方向の熱伝導率が400W/m・K以上とされており、この高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が200W/m・K以上とされているので、半導体チップ3から発生した熱を、高熱伝導率方向に向けて優先的に放散することが可能となるとともに、高熱伝導率方向以外においても熱の伝達が行われることになり、熱を確実に放散させることができる。
さらに、金属基複合板21が、アルミニウムを炭素質部材中に充填されてなるアルミニウム−グラファイト複合材料で構成されているので、炭素質部材中にこれら溶融したアルミニウムを比較的容易に含浸させることができる。また、基板本体20全体の厚さ方向の熱伝導率が300〜350W/m・K、基板本体20の半導体チップ3側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となり、半導体チップ3との熱膨張係数の差に起因するはんだ層2のクラック発生を抑制することができるとともに、効率良く熱を冷却器30側へと放散することができる。
また、本実施形態では、金属板22が純度99.99%以上の純アルミニウム(4Nアルミニウム)で構成されているので、金属板22の変形抵抗が小さくなり、冷熱サイクルを負荷した際に生じる熱応力をこの金属板22の部分で吸収することができ、絶縁基板10における亀裂の発生等を抑制することができる。
このように本実施形態である絶縁基板10及びパワーモジュール1によれば、半導体チップ3から発生した熱を効率的に放散させることが可能であるとともに、冷熱サイクルを負荷した場合でも半導体チップ3との間に介装されたはんだ層2におけるクラックの発生を抑制することができ、絶縁基板10及びパワーモジュール1の信頼性の向上を図ることができる。
次に、本発明の第2の実施形態について図5から図7を参照して説明する。
この第2の実施形態であるパワーモジュール101は、図5に示すように、絶縁基板110と、この絶縁基板110の一方の面(図5において上面)にはんだ層102を介して接合された半導体チップ103と、絶縁基板110の他方の面(図5において下面)側に配設された冷却器130と、を備えている。ここで、はんだ層102は、例えばSn−Ag系、Sn−In系、若しくはSn−Ag−Cu系のはんだ材とされている。
絶縁基板110は、板状をなす基板本体120を備えており、この基板本体120の他方の面(図5及び図6において下面)に、絶縁性の樹脂からなる絶縁層115が形成されており、この絶縁層115を介して冷却器130が配設されている。
なお、絶縁層115を構成する樹脂としては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料や、これらの樹脂材料に無機フィラーを混合したもの等が挙げられる。
基板本体120は、炭素質部材中に金属が充填された金属基複合材料からなる金属基複合板121の他方の面側に金属板122が積層されて構成されている。
また、この基板本体120の一方の面には、炭素質部材中に充填された金属からなる金属スキン層125が形成されている。
ここで、本実施形態においては、金属基複合板121を構成する金属基複合材料は、炭素質部材中に、純度99%以上の銅が充填された銅−グラファイト複合材料で構成されており、炭素質部材の気孔の90体積%以上が銅によって置換され、この銅の含有率が銅−グラファイト複合材料全体積基準で35%以下とされている。
また、前述の金属スキン層125は、炭素質部材中に充填された純度99%以上の銅で構成されている。
金属基複合板121を構成する金属基複合材料(銅−グラファイト複合材料)は、炭素質部材の押出方向における熱伝導率が、その他の方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有しており、炭素質部材の押出方向が高熱伝導率方向とされている。
ここで、金属基複合板121における高熱伝導率方向の熱伝導率が500W/m・K以上、具体的には500〜550W/m・Kとされており、この高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が300W/m・K以上、具体的には300〜350W/m・Kとされている。
また、この金属基複合板121の熱膨張係数は、8×10−6/℃以下に設定されている。
金属板122は、銅または銅合金で構成されており、本実施形態では、純度が99.999%以上とされた銅で構成されている。
ここで、本実施形態では、金属基複合板121の他方の面側にも、炭素質部材中に充填された純度99%以上の銅からなる金属スキン層126が形成されており、この金属スキン層126と金属板122とが、ろう材にて接合された構成とされている。また、金属基複合板121は、高熱伝導率方向が厚さ方向(金属板122との積層方向)を向くように配置されている。
また、本実施形態においては、金属基複合板121の板厚t1が、1.0mm≦t1≦3.0mmとされ、金属板122の板厚t2が、0.8mm≦t2≦1.5mmとされており、金属基複合板121の板厚t1と金属板122の板厚t2との比t1/t2は、 1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されている。
このように構成された基板本体120においては、基板本体120全体の厚さ方向の熱伝導率が400〜450W/m・Kの範囲に設定され、基板本体120の半導体チップ103側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となる。
次に、本実施形態であるパワーモジュール101の製造方法について、図7を参照して説明する。
まず、銅−グラファイト複合材料からなる金属基複合板121を形成する(金属基複合板形成工程S11)。この金属基複合板形成工程S11では、第1の実施形態と同様に、黒鉛板を加圧した状態で溶融した銅を含浸させることによって形成される。なお、溶融した銅が黒鉛板の表面に滲み出すことによって銅層が形成され、この銅層を切削加工して、その厚さを調整することにより、金属スキン層125、126が形成される。
次に、この金属基複合板121の他方の面側に、純度が99.999%以上とされた銅からなる金属板122を接合する(金属板接合工程S12)。なお、本実施形態では、金属基複合板121の他方の面側に、銅からなる金属スキン層126が形成されているので、この金属スキン層126と金属板122とが接合されることになる。これら金属スキン層126と金属板122とは、例えばAg−Cu系のろう材を介して接合されており、ろう付けの温度は、800℃〜900℃に設定されている。このようにして、基板本体120が形成される。
次に、基板本体120の他方の面側に絶縁層115を形成する(絶縁層形成工程S13)。この絶縁層形成工程S13においては、例えば、エポキシ樹脂、ガラスエポキシ樹脂、ポリイミド樹脂等の樹脂材料を塗布、硬化させることによって形成してもよいし、これらの樹脂材料からなる板材を接着剤等で接合してもよい。
このようにして、本実施形態である絶縁基板110が製出される。
次に、この絶縁基板110の他方の面側に、冷却器130を接合する(冷却器接合工程S14)。この冷却器接合工程S14においては、樹脂材料からなる絶縁層115に、冷却器30を、例えばエポキシ等の接合材を用いて接合する。なお、絶縁層形成工程S13と冷却器接合工程S14とを同時に実施してもよい。
そして、絶縁基板10の一方の面側に形成された金属スキン層125の上に、はんだ材を介して半導体チップ103を載置し、還元炉内においてはんだ接合する(半導体素子接合工程S15)。
これにより、はんだ層102を介して半導体チップ103が絶縁基板110上に接合され、本実施形態であるパワーモジュール101が製出されることになる。
以上のような構成とされた第2の本実施形態である絶縁基板110及びパワーモジュール101においては、金属基複合板121を構成する金属基複合材料において充填される金属材料が銅とされ、金属板122が同じく銅で構成されており、金属基複合板121の厚さt1と金属板122の厚さt2との比t1/t2が、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されているので、基板本体120全体の厚さ方向の熱伝導率が400〜450W/m・Kの範囲に設定され、基板本体120の半導体チップ103側の熱膨張係数が6〜8×10−6/℃となり、半導体チップ103との熱膨張係数の差に起因するはんだ層102のクラック発生を抑制することができるとともに、効率良く熱を冷却器130側に放散することができる。
また、基板本体120の一方の面側に銅からなる金属スキン層125が形成されているので、Niめっき膜を形成することなく、はんだ材を介して半導体チップ103を接合することができる。よって、このパワーモジュール101の製造コストの削減を図ることができる。
次に、本発明の効果を確認すべく行った確認実験の結果について説明する。
押し出し法で製造した炭素質部材を押し出し方向が板厚方向となるように切断し、グラファイト材を準備した。これらをモールド内にセットし、純アルミニウムまたは純銅の溶湯を注いだ後、高圧をかけることにより、金属基複合板(アルミニウム−グラファイト複合材または銅―グラファイト複合材)を製造した。
このようにして製造されたアルミニウム−グラファイト複合材の熱伝導率を、レーザーフラッシュ法で板厚方向に平行方向と垂直方向とで測定した。その結果、板厚方向で422W/m・K、垂直方向で241W/m・Kであった。また、面内に平行方向にRT〜200℃までの平均熱膨張係数を測定した結果、7.1×10−6/℃であった。
また、銅−グラファイト複合材の熱伝導率を、レーザーフラッシュ法で板厚方向に平行方向と垂直方向とで測定した。その結果、板厚方向で530W/m・K、垂直方向で342W/m・Kであった。また、面内に平行方向にRT〜200℃までの平均熱膨張係数を測定した結果、7.5×10−6/℃であった。
この金属基複合板(アルミニウム−グラファイト複合材または銅−グラファイト複合材)を用いて、平均熱膨張係数、熱抵抗、はんだクラックについて評価した。
まず、50mm角の金属基複合板/金属板(複合基板)の熱膨張係数をRT〜200℃で測定し、平均熱膨張係数を算出した。
次に、熱抵抗Rthは、50mm角の金属基複合板/金属板(複合基板)に、Sn−Ag−Cuからなるはんだ材を介して10mm角のシリコンチップを接合し、このシリコンチップを発熱させて温度測定を行い、複合基板上面と金属板下面の熱抵抗を以下の式で算出した。
Rth=(Tj−Ta)/Q
Tj:シリコンチップ温度、Ta:複合基板下面の温度、Q(W):半導体チップ発熱量
はんだクラックについては、上述の熱抵抗測定用サンプルを温度サイクル−40℃〜125℃×3000回(液相)後に、シリコンチップ下はんだ部を断面観察し、クラックの進展の程度を評価した(○:端部からのクラック進展長さが0.5mm以下、△:端部からのクラック進展長さが0.5mm超えるが実用上問題なし)。
評価結果を表1に示す。
Figure 0005659542
アルミニウム−グラファイト複合材からなる金属基複合板とアルミニウムからなる金属板とを備えた絶縁基板においては、金属基複合板の厚さt1と金属板の厚さt2との比t1/t2が1より小さいとはんだクラックの発生が認められた。一方、t1/t2が2を超えると熱抵抗Rthが0.07以上となることが確認された。この結果から、アルミニウム−グラファイト複合材からなる金属基複合板とアルミニウムからなる金属板とを備えた絶縁基板においては、金属基複合板の厚さt1と金属板の厚さt2との比t1/t2は、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定することが好ましいことが確認された。
一方、銅−グラファイト複合材からなる金属基複合板と銅からなる金属板とを備えた絶縁基板においては、金属基複合板の厚さt1と金属板の厚さt2との比t1/t2が1より小さいとはんだクラックの発生が認められた。一方、t1/t2が2を超えると熱抵抗Rthが0.05以上となることが確認された。この結果から、銅−グラファイト複合材からなる金属基複合板と銅からなる金属板とを備えた絶縁基板においては、金属基複合板の厚さt1と金属板の厚さt2との比t1/t2は、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定することが好ましいことが確認された。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれに限定されることはなく、その発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、金属基複合材料を、炭素質部材中にアルミニウムまたは銅を充填したアルミ二ウム−グラファイト複合材料または銅−グラファイト複合材料として説明したが、これに限定されることはなく、他のアルミニウム合金や銅合金、他の金属を充填したものであってもよい。
また、炭素質部材として、黒鉛板(黒鉛部材)を用いたものとして説明したが、これに限定されることはなく、炭化ケイ素(SiC)やダイヤモンド等で構成された炭素質部材であってもよい。
さらに、金属基複合板を1枚、金属板を1枚、積層して基板本体を構成するものとして説明したが、これに限定されることはなく、複数の金属基複合板、金属板を積層して基板本体を構成してもよい。
また、金属スキン層を、金属基複合板中に充填されたアルミニウム又は銅を滲み出させて形成するものとして説明したが、これに限定されることはなく、金属基複合板を形成する際に、アルミニウムまたは銅の板材を挟持板の間に挟みこんで、金属スキン層を形成してもよい。
さらに、金属基複合板の両面に金属スキン層を形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、金属スキン層を片面のみに形成してもよいし、両面ともに金属スキン層を形成しなくてもよい。
また、金属基複合板と金属板とをろう材を介して接合したものとして説明したが、これに限定されることはなく、他の接合方法によって接合してもよい。
さらに、絶縁層を構成する材料は、例示された樹脂材料等に限定されることはない。また、絶縁層の形成方法についても、本実施形態に限定されることはない。
1、101 パワーモジュール
2、102 はんだ層
3、103 半導体チップ(半導体素子)
10、110 絶縁基板
15、115 絶縁層
20、120 基板本体
21、121 金属基複合板
22、122 金属板
25、125 金属スキン層
30、130 冷却器

Claims (6)

  1. 板状をなす基板本体の一方の面が、半導体素子が搭載される搭載面とされ、前記基板本体の他方の面側に絶縁層が形成されてなる絶縁基板であって、
    前記基板本体は、炭素質部材中に金属が充填された金属基複合材料からなる金属基複合板を有し、この金属基複合板の他方の面側に金属板が積層された構造とされており、
    前記金属基複合板の一方の面及び他方の面には、前記金属基複合材料において炭素質部材中に充填された金属を前記金属基複合板の表面に滲み出させることによって金属スキン層が形成されており、
    前記金属基複合板の一方の面に形成された前記金属スキン層に前記半導体素子が搭載されるとともに、前記金属基複合板の他方の面に形成された前記金属スキン層と前記金属板とが接合されており、
    前記金属基複合板は、一方向における熱伝導率が他方向における熱伝導率よりも高くなるように異方性を有しており、前記金属板は、熱伝導率について等方性を有していることを特徴とする絶縁基板。
  2. 前記金属基複合板の熱膨張係数が8×10−6/℃以下とされていることを特徴とする請求項1に記載の絶縁基板。
  3. 前記金属基複合板における高熱伝導率方向の熱伝導率が400W/m・K以上とされており、この高熱伝導率方向に直交する方向の熱伝導率が200W/m・K以上とされていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の絶縁基板。
  4. 前記金属基複合板を構成する金属基複合材料において充填される金属材料が銅または銅合金とされ、前記金属板が銅または銅合金で構成されており、
    前記金属基複合板の厚さt1と前記金属板の厚さt2との比t1/t2が、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の絶縁基板。
  5. 前記金属基複合板を構成する金属基複合材料において充填される金属材料がアルミニウムまたはアルミニウム合金とされ、前記金属板がアルミニウムまたはアルミニウム合金で構成されており、
    前記金属基複合板の厚さt1と前記金属板の厚さt2との比t1/t2が、1≦t1/t2≦2の範囲内に設定されていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の絶縁基板。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の絶縁基板と、前記絶縁基板の前記基板本体の一方の面上に搭載される半導体素子と、を備えたことを特徴とするパワーモジュール。
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