JP5658947B2 - 吊り足場 - Google Patents

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Description

この発明は、建築工事などに際して仮設される作業足場たる吊り足場の改良に関する。
建築工事などに際して仮設される作業足場たる吊り足場にあっては、作業員が立ち入りできる所定の広さの足場を形成するのはもちろんだが、仮設物となる性格上、搬送性や設置性に優れることが要請される。
たとえば、特許文献1に提案の吊り足場にあっては、軸線方向が横方向となる構築物たる橋梁に吊持されるとし、平部たる床部と、この床部の両側端部に枢着されて上方に延びる立上部たる一対の側部とを有して、使用時には、言わば正面形状を角U字状にする篭状に形成される。
そして、この吊り足場にあって、床部は、作業員の立ち入りを許容する床パネルを有するが、たとえば、中央から山形に折り畳み可能とされ、側部は、床部と同じ幅の梯子状に形成されて作業員の昇降を可能にし、この側部の上端部が橋梁の天端に設けられた棹材などからなる支持部に吊持される。
それゆえ、この特許文献1に提案の吊り足場にあっては、床部を折り畳むと共にこの折り畳まれた床部を一対の側部で挟む態勢にすることで板状にコンパクト化でき、搬送性に優れることになる。
そして、この板状にコンパクト化された吊り足場における一対の側部における一方の側部を上記の支持部に吊持させることで、吊り足場を橋梁に吊持でき、この状態から板状にコンパクト化された吊り足場をいわゆる引き伸ばすようにして展開することで、橋梁に吊り足場を設けることが可能になる。
特開平10−18578号公報(要約,図1,図2,図8)
しかしながら、上記した特許文献1の提案たる吊り足場にあっては、板状にコンパクト化されて搬送性に優れる点で、基本的に問題がある訳ではないが、設置や撤去の実際を勘案すると、些かの不具合があると指摘される可能性がある。
すなわち、上記した特許文献1の提案にあっては、吊り足場を橋梁に設けるのにあって、板状にコンパクト化された吊り足場を橋梁の天端に設けた棹材などからなる支持部に吊持させるとしている。
ところで、橋梁の天端に設けられる棹材などからなる支持部は、吊り足場を吊持することから橋梁の天端に固定状態に設けられるが、このとき、吊り足場を吊持する言わば本体部たる両側部は、橋梁の側面から橋梁の軸線方向を横切る方向の外方に突出する態勢になる。
そのため、吊り足場を支持部に吊持させる際には、吊り足場が板状にコンパクト化されているとは言え、作業員が身を乗り出すようにして吊り足場を支持部に吊持させるか、あるいは、作業員への危険を回避するためにクレーンなどの機械力を利用して吊り足場を支持部に吊持させることになり、吊り足場の設置作業に危険が伴ったり、大掛かりになったりする不具合がある。
そして、このことは、橋梁の天端に設けられた支持部に吊持されている吊り足場を撤去するときにも通じる不具合となる。
この発明は、上記した現状を鑑みて創案されたものであって、その目的とするところは、搬送性に優れることはもちろんのこと、設置性にも優れ、その汎用性の向上を期待するのに最適となる吊り足場を提供することである。
上記した目的を達成するために、この発明吊り足場の構成は、
折り畳み可能床部と、
上記床部の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の梯子状側部と、
一方の側部の上端部側面に設けた第1の包持部と、
他方の側部の上端部側面に設けた第2に包持部と、
一方の側部の上端部背面に設けたフックと、
を備え、
上記フックを構築物の天端に設けられて一方の側部の水平方向の旋回を許容する第1支持部に吊持させ、
上記一方の側部を上記フックを介して水平方向に旋回した時上記構築部と直交する方向に突出する第二支持部に上記第1の包持部を吊持させ、
上記他方の側部を上記構築物の軸線方向に沿って上記一方の側部から離間させた時上記第二支持部と並列に上記構築物に配置した第三支持部に上記第2の包持部を吊持させることを特徴とするものである。
同じく、吊り足場の架設方法は、
折り畳み可能とされる床部と、
この床部の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の側部とを有してなる吊り足場にあって、
床部を折り畳むと共に、この折り畳まれた床部を一対の側部で挟むようにして板状にコンパクト化し、
この板状にコンパクト化された吊り足場における一方の側部の上端部を構築物の天端に設けられながら一方の側部の構築物に対する水平方向の旋回を許容する第一支持部に吊持し、
この第一支持部に吊持されて水平方向に旋回された一方の側部における上端部を上記の構築物の側面からこの構築物の軸線方向を横切る方向の外方に突出する第二支持部に吊持し、
この第一支持部と第二支持部とに吊持された吊り足場における他方の側部の上端部を第二支持部と構築物の軸線方向に離間されながら第二支持部に並行する第三支持部に吊持させることを特徴とするものである。
それゆえ、この発明によれば、床部を折り畳むと共にこの折り畳まれた床部を一対の側部で挟む態勢にすることで吊り足場を板状にコンパクト化でき、いわゆる嵩張らずして吊り足場の搬送性が向上される。
そして、この発明にあっては、吊り足場が板状にコンパクト化されることもあって、吊り足場を構築物に吊持させる際の設置性が向上され、さらには、構築物から撤去する際の取扱性が向上される。
すなわち、吊り足場を構築物に吊持させる際には、まず、板状にコンパクト化された状態で一方となる側部の上端部を構築物の天端に設けられた第一支持部に吊持するが、このとき、第一支持部が構築物の天端に設けられるから、作業員が無理なく、つまり、作業員が構築物の側面から構築物の軸線を横切る方向の外方に身を乗り出すようにせずして、また、クレーンなどの機械力の利用を要せずして、吊り足場を第一支持部に吊持できる。
次に、第一支持部に吊持された吊り足場は、第一支持部が吊り足場の構築物に対する水平方向の旋回を許容するから、板状にコンパクト化された吊り足場を構築物の外方に張り出すように位置決めることが可能になり、この状態で、一方の側部の上端部を第二支持部に吊持すると共に、吊り足場をいわゆる引き伸ばして展開する態勢に移行できる。
そして、一方の側部の上端部が第二支持部に吊持されている吊り足場における他方の側部を第二支持部と離間されて並行する第三支持部に向けて移動させ、折り畳まれている床部を平部にすると共に他方の側部を第三支持部に吊持させることで、吊り足場を篭状に形成することが可能になる。
さらに、吊り足場を構築物から撤去する際にも、上記した手順と逆の手順を辿ることで、吊り足場を板状にコンパクト化することが可能になるから、吊り足場が嵩張らず、多数となる作業員が力を合せたりをせずして、また、クレーンなどの機械力の利用を要せずして、吊り足場の構築物からの撤去が可能になる。
そしてさらに、この吊り足場にあっては、床部および一対の側部たる構造部材の構成素材としてアルミ材を選択する場合には、所定の機械的強度を有しながら、その軽量化によって搬送性および設置性を一層向上させることが可能になる。
ちなみに、前記した特許文献1に提案の吊り足場にあっては、床部がクランプ利用で側部の下端部に連結される構成とされるから、床部と側部とを分離して搬送したり、格納したりし得る点で有利となる反面、使用時には床部を側部に連結する作業を必須にすることに比較して、この吊り足場にあっては、床部と側部との一体性があらかじめ保障されており、床部を側部に連結する作業を要しない利点がある。
この発明による吊り足場が構築物に吊持されるときの状態を示す概略斜視図である。 図1の吊り足場における正面側の概略立面図である。 吊り足場における各面を示す図で、(A)は、上端部を示す概略平面図、(B)は、下端部を示す概略平面図、(C)は、一方の側部を示す概略立面図、(D)は、他方の側部を示す概略立面図である。 吊り足場を板状にコンパクト化する手順を示す概略立面図で、(A)は、折り畳み途中の状態を示し、(B)は、折り畳み終了の状態を示す。 構築物に吊り足場を設ける手順を示す概略平面図で、(A)は、板状にコンパクト化された吊り足場を第一支持部に吊持した状態を示し、(B)は、板状にコンパクト化され状態で第一支持部に吊持された吊り足場を旋回させて第二支持部に吊持した状態を示し、(C)は、第一支持部および第二支持部に吊持された吊り足場を展開して第三支持部に吊持した状態を示す。
以下に、図示した実施形態に基づいて、この発明を説明するが、この発明による吊り足場は、軸線方向が横方向となる構築物、たとえば、図1に示すように、橋梁Bに対する塗装工事などをする際の利用に向くもので、好ましくは、橋梁Bの天端に設けられる棹材などからなる支持部を天秤棒にするようにして、吊り足場が橋梁Bを挟むように一対に吊持されるのが良い(たとえば、特許文献1における図8参照)。
そして、この吊り足場の基本構造は、折り畳み可能な床部1と、上記床部1の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の梯子状側部2、3と、 一方の側部2の上端部側面に設けた第1の包持部2e、2eと、他方の側部3の上端部側面に設けた第2に包持部3eと、一方の側部2の上端部背面に設けたフック2dと、を備えたものである。
以下詳しく説明する。
ちなみに、図示する構築物たる橋梁Bは、I型鋼からなるが、構築物を構成しながら後述する第一支持部10,第二支持部20および第三支持部30を設けることを可能にする限りには、任意の態様を呈して良く、たとえば、断面を矩形にする中空鋼材からなるとしても良い。
なお、第一支持部10,第二支持部20および第三支持部30を設けることからすれば、橋梁Bの天端は、好ましくは平坦面からなるのが良い。
また、図1においては、第一支持部10,第二支持部20および第三支持部30が橋梁Bに設けられている状態を示さないが、後述する図5にこの第一支持部10,第二支持部20および第三支持部30を示す。
そして、図示する吊り足場は、作業員の立ち入りを許容する下段床(図2中に符号F1で示す位置)を有すると共に、要する場合に作業員の立ち入りを許容する中段床(図2中に符号F2で示す位置)の形成を可能にし、さらには、作業員の立ち入りを許容する上段床(図2中に符号F3で示す位置)の形成を可能にする多段型に設定されてなるが、この発明が意図するところからすると、一段床のみ有するように設定されても良い。
また、この吊り足場における寸法についてだが、基本的には、任意で良いが、この種の仮設物が多くの場合に採用する寸法を有するのが好ましく、たとえば、300mmを基本寸法にするのが良い。
そして、この300mmとなる基本寸法を採用するとして、図示する吊り足場は、構築物、つまり、橋梁Bの軸線方向となる長さがほぼ3800mmとされ、橋梁Bの軸線を横切る方向となる幅がほぼ1200mmとされ、高さがほぼ1800+1800+900mmとされている。
そしてまた、この吊り足場を橋梁Bに吊持するとき、たとえば、上段床(図2中に符号F3で示す位置)の位置が橋梁Bの天端にほぼ一致する設定とされ、作業員が吊り足場と橋梁Bとの間を移動し易くなるように配慮している。
ちなみに、橋梁Bに吊持された吊り足場に対する橋梁Bとの間における作業員の出入りを可能にする限りには、上記の上段部F3より上方に突出するいわゆるトップ部(符示せず)については、その形成が省略されても良いが、図示するように、このトップ部が設けられている場合には、この吊り足場を橋梁Bに吊持させる作業の際に、作業員がこのトップ部を把持などして作業でき、また、後述する一対の側部2,3における梯子2a,3aを作業員が利用するときにいわゆる手摺代わりにできる点で有利となる。
以上のような前提の下に、この発明による吊り足場は、図2にも示すように、床部1と、一対の側部2,3とを有し、さらには、吊り材4,5と、繋ぎ材6と、連結材7とを有し、また、要する場合に、図示しないが、一方の側部2と他方の側部3との間に架けられる斜材(ブレース)および手摺体を有してなる。ちなみに、図2中において、小丸は、枢着部を示す。
先ず、この吊り足場にあって、床部1および一対の側部2,3は、構造部材とされるが、アルミ材で形成されて、所定の機械的強度を有しながら全体重量の軽減化に寄与している。
なお、吊り材4,5,繋ぎ材6および連結材7は、その機能するところからして、鉄材たる丸棒などからなるとするが、特に、吊り材4,5および連結材7については、チェーンからなるとしても良い。
床部1は、図1に示すように、平部とされるときに作業員の立ち入りを許容する部位で、図示しないが、爾後にこの床部1を上方から覆うように足場板を架けて作業員の足場を確保するが、それまでの間、つまり、足場板を架ける作業を作業員がし易いようにするための床パネル1aを有している。
そのため、この床部1を形成する床パネル1a(図1参照)は、部分的に形成されていれば良く、したがって、この吊り足場にあっては、床部1に全面的に床パネルが形成される場合に比較して吊り足場の重量の可能な限りの軽減化に寄与している。
一方、この床部1は、図示するところにあって、中央から山形に二つ折り可能とされており(図4(A)参照)、最大限折り畳まれるとき、一対の側部2,3で挟まれる態勢になり(図4(B)参照)、吊り足場を言わば板状にコンパクト化することを可能にしている。
ちなみに、図示する床部1は、中央から山形に二つ折りされるとしたが、結果的に吊り足場を板状にコンパクト化し得る限りには、これに限定されず、複数に折り畳まれるとしても良いことはもちろんである。
また、床部1における中央部は、詳しくは図示しないが、二つ折りを可能にするヒンジ構造で連結されているが、当然のことながら、このヒンジ構造部分は、床部1が中央から谷形に折れ曲がることを阻止している。
なお、上記したところでは、床部1には、床パネル1aを覆うように別途足場板が仮設されるとしたが、結果的に床部1に対する作業員の立ち入りを可能にする限りには、図示しないが、上記のパネル1aに適宜の板材が連結されて足場が形成され、足場板の仮設が省略されるとしても良い。
一対の側部2,3は、実質的には、協働して床部1を吊持し、さらには、作業員の床部1への立ち入りを許容する通路として機能するもので、そのため、図示するところでは、梯子2a,3aを有する、つまり、梯子状に形成されて、作業員の通路を確保しながら吊り足場の軽量化に寄与している。
このとき、梯子2a,3aは、各側部2,3の全幅に亘って形成されるのではなく、全幅の半分だけが梯子になるように形成されてなるとし、余部にステップ棒2b,3bを設けずして作業員の通り抜けを許容するように配慮している。
ちなみに、この一対の側部2,3において、余部にはステップ棒2b,3bを設けないが、前記した中段部F2および上段部F3を構成する横架材2c,3cについては、これが設けられる(図1参照)。
この一対の側部2,3が梯子2a,3aを有しながらも作業員の通り抜けを許容することで、この吊り足場が橋梁Bの軸線方向に連続されるときに各吊り足場間を作業員が行き来することが可能になる。
一方、この一対となる側部2,3は、上記した床部1を下端部に枢着してなり、これによって、中央から山形に二つ折りされた床部1を一対の側部2,3でいわゆる両側から挟む態勢を具現化できる。
また、この一対となる側部2,3は、上記した床部1を吊持することから、基本的には、いわゆる一本物に形成されるが、所定の機械的強度、つまり、吊持強度を保障し得る限りには、複数本の部材を上下に分離可能に連結してなるとしても良い。
そしてまた、この一対となる側部2,3は、後述する第一支持部10,第二支持部20および第三支持部に連結されて、この吊り足場の構築物たる橋梁Bへの吊持を具現化する。
すなわち、この吊り足場にあっては、図3(A)および図3(C)に示すように、一方の側部2が上端部にフック2dを有し、このフック2dが後述する第一支持部10に吊持、すなわち、連結される(図5(A)参照)。
このとき、このフック2dは、図3(A)に示すように、吊り足場の上段部F3を形成する部位、すなわち一方の側部2の上端部において、図中で左右方向となる一方の側部2の軸線方向を横切る方向となる図中での上方向たる背面側に突出するように設けられる。
そして、このフック2dは、図3(C)に示すように、上下の二段になるとし、このフック2dを第一支持部10に吊持するとき、いわゆる二点吊持となって一方の側部2、すなわち、吊り足場が揺動し易くなるのを阻止している。
ちなみに、一方の側部2の上端部が第一支持部10に吊持されることからして、各側部2,3の上端部より上方となる前記したトップ部については、これが各側部2,3の上端部に分離可能に連結されても良い。
また、一対の側部2、3は、図3(A),図3(C)および図3(D)に示すように、上端部の側面側にこの一対の側部2,3の軸線方向に突出する包持部2e,3eを有しており、一方の包持部2eは、一方の側部2が対向することになる第二支持部20を包持し、他方の包持部3eは、他方の側部3が対向することになる第三支持部30を包持する(図5(C)参照)。
このとき、包持部2e,3eは、後述するように、第二支持部20および第三支持部30が棹材、すなわち、丸パイプなどからなるから、図示するところでは、この丸パイプなどからなる各支持部20,30を包み込めるように、横向きU字状に形成されてなるとしている。
この包持部2e,3eが横向きU字状に形成されてなることで、一方の側部2および他方の側部3のいずれにあっても、これを水平方向に移動することで、対向する各支持部20,30にこれを包み込むようにして連結する、すなわち、吊持することが可能になる。
そして、このことは、一方の側部2にしろ、他方の側部3にしろ、これに持ち上げるようにして各支持部20,30に吊持させなくて済むことを意味し、吊り足場の設置作業を容易にするのに寄与する。
つまり、図示しないが、上記の包持部2e,3eが横向きU字状に形成されずして下向きに曲がるフック状に形成される場合には、このフック状部を対向する各支持部20,30に吊持させるには、各側部2,3を持ち上げるようにして吊持させなければならず、このときには、前記したフック2dが第一支持部10から分離され、したがって、吊り足場を誤って落下させることを危惧させるが、各包持部2e,3eが上記のように横向きU字状に形成される場合には、各包持部2e,3eを各支持部20,30に吊持させるについて、各部2,3を持ち上げなくても済み、したがって、吊り足場を誤って落下させることを危惧しなくて済む点で有利となる。
ちなみに、上記の包持部2e,3eは、いわゆる水平方向に移動することで、第二支持部20あるいは第三支持部を構成する丸パイプなどからなる棹材を抱持し、また、分離するから、棹材に対する抱持状態を維持する上からは、図示しないが、この横向きU字状に形成される包持部2e,3eの開放側端部を上から下に向けて貫通するストッパを有してなるのが好ましい。
なお、このストッパを有することに関して、前記したフック2dにあっては、いわゆる仮吊持の性格上ストッパを有しないとしても良く、また、凡そ吊持状態の維持の上からは、ストッパを有するとしても良い。
吊り材4,5は、床部1における自己支持性を補助するもので、床部1の中央部たるヒンジ構造部が充分な機械的強度を有して、この床部1に作業員が立ち入っても中央から谷形に折れ曲がらないのであれば、この吊り材4,5を設ける必要はない。
しかし、より安全性を向上させる上からは、この吊り材4,5が設けられるのが好ましく、また、この吊り材4,5を設けることで、床部1をいたずらに頑丈に形成しなくて済む点で有利となる。
そして、この吊り材4,5については、鉄材の丸棒からなるが、引っ張り材として機能することからすると、丸棒からなるのに代えて、チェーンからなるとしても良く、この吊り材4,5がチェーンからなる場合には、この吊り材4,5が丸棒からなる場合に比較して、敢えて枢着部(符示せず)を有するように形成されなくても済む点で有利となる。
ちなみに、この吊り足場にあっては、一方の側部2と他方の側部との間に適宜に手摺が設けられるとするが、この吊り材4,5も言わば手摺的に機能し、その意味では、作業員の落下の危惧を多少なりとも減少させる。
繋ぎ材6は、各側部2,3の上端部における長さ方向の間隔を床部1の長さ方向の間隔に一致させるために設けられるもので、仮に、各側部2,3が両者間の間隔を維持できるように立上る場合には、この繋ぎ材6を設ける必要はない。
しかしながら、この繋ぎ材6を設けることで、各側部2,3をいたずらに頑丈に形成せずして各側部2,3が両者間の間隔を維持できることになり、その分各側部2,3における重量のいたずらの増大を回避することが可能になる。
のみならず、この発明にあっては、後述する連結材7を連結させると共に、この連結部材7を作動させる機能を発揮することから、中央から折り畳み可能に形成されながらその配設が必須となる。
そのため、この繋ぎ材6は、図3(A)に示すように、前材6aと、後材6bと、繋ぎ6cとを有して構成され、前材6aおよび後材6bの中央部が繋ぎ6cに枢着されて山形となる二つ折りが可能とされている。
一方、連結材7は、上記の繋ぎ材6の中央枢着部と、前記した床部1における中央枢着部とを距離を不変にしながら連結するもので、鉄材の丸棒からなるが、引っ張り材として機能することからすると、丸棒からなるのに代えて、チェーンからなるとしても良く、この連結材7がチェーンからなる場合には、この連結材7が丸棒からなるに比較して、この吊り足場を板状にコンパクト化する上で有利となる。
それゆえ、連結材7を上方に引き上げるようにすると、あるいは、繋ぎ材6を中央から山形に二つ折りすると、床部1が中央のヒンジ部から山形に二つ折りされることになり、爾後に他方の側部3を一方の側部2側に引き寄せるようにすることで、それまで展開されていた吊り足場を板状にコンパクト化することが可能になる。
ところで、あらためて図示しないが、この吊り足場に斜材あるいは手摺体を設けるについては、任意の方策でこれを実現して良く、多くの場合に、一対の側部2,3に設けられるグラビティロックピンが利用されるであろう。
以上のように形成された吊り足場にあっては、これを橋梁Bに吊持するには、橋梁Bにあらかじめ第一支持部10,第二支持部20および第三支持部30を設けておくことが肝要になる。
すなわち、第一支持部10は、折り畳まれて板状にコンパクト化された吊り足場をその状態のまま橋梁Bに言わば仮に吊持させる。
つまり、前記した特許文献1に開示の提案にあっては、この発明における第二支持部20に板状にコンパクト化された吊り足場を直接吊持させることから始まるが、この発明にあっては、第二支持部20に吊り足場を吊持させる前に、先ず、第一支持部10に吊り足場を吊持させることから始まる。
すなわち、この第一支持部10は、上記の橋梁Bの天端に、あるいは、後述する第二支持部20に設けられて水平方向に回転可能とされる回転軸(図示せず)を有し、この回転軸に上下の二段となって水平方向に延びる腕部を有してなる。
そして、前記した吊り足場を形成する一対の側部2,3における一方の側部2の上端部に設けられた上下二段のフック2dが上記の上下の二段となる腕部に吊持される。
このとき、腕部が上下二段とされるのは、前記したように、この第一支持部10に吊持された吊り足場が揺動しないようにするためであり、それゆえ、単に吊り足場を吊持させる目的からすれば、腕部が設けられていれば良く、したがって、上下二段に構成されることは必須ではないと言える。
次に、第二支持部20および第三支持部30は、それぞれ棹材、すなわち、丸パイプなどからなりながら橋梁Bの天端にこの橋梁Bにおける軸線方向を横切る方向に設けられ、一対の側部2,3における上端部に配設の包持部2e,3eの吊持を許容する本体部(図示せず)が橋梁Bの側面から橋梁Bの軸線を横切る方向の外方に突出してなる(図5参照)とする。
このとき、この第二支持部20および第三支持部30は、その機能するところからすると、橋梁Bに直に設けられても良いと言い得るが、具体的には、図示しないが、万力やクランプさらには単管が組合せ利用されてそれぞれの棹材、すなわち、丸パイプが橋梁Bに設けられ、万力やクランプさらには単管が組合せ利用されずして橋梁Bに直に設けられることによる橋梁Bへのいたずらな傷付き現象を発現させないとしている。
そして、第一支持部10についても、第二支持部20および第三支持部30と同様に、橋梁Bに直に設けられても良いと言い得るが、具体的には、図示しないが、第二支持部20および第三支持部30と同様に、万力やクランプなどが組合せ利用されて設けられ、万力やクランプさらには単管が組合せ利用されずして橋梁Bに直に設けられることによる橋梁Bへのいたずらな傷付き現象を発現させないとしている。
ちなみに、第一支持部10については、これが第二支持部20に設けられても良いことはもちろんである。
前記した吊り足場を構築物たる橋梁Bに吊持するには、以下の手順、すなわち、仮設方法による。
先ずは、折り畳み可能とされる床部1と、この床部1の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の側部2,3とを有してなる吊り足場にあって、床部1を折り畳むと共に、この折り畳まれた床部1を一対の側部2,3で挟むようにして板状にコンパクト化する。
これによって、吊り足場がいわゆる嵩張らないからその搬送やその取扱が容易になる。
その上で、この板状にコンパクト化された吊り足場における一対の側部2,3の一方となる側部2の上端部に有するフック2dを構築物たる橋梁Bの天端に設けられながら一方の側部2の橋梁Bに対する水平方向の旋回を許容する第一支持部10に吊持する(図5(A)参照)。
このとき、板状にコンパクト化された吊り足場にあっては、これが展開されてとき(図5(C)参照)に比較して短尺となる側部、すなわち、一方の側部2を橋梁Bに沿わせる状態にして第一支持部10に吊持できるから、たとえば、図5(B)を借りて説明すると、板状にコンパクト化された吊り足場をいきなり第二支持部に20に吊持させようとする場合に比較して作業員における体力的な負担が大いに軽減される。
以上のようにして、第一支持部10に吊持された吊り足場は、図5(A)中に円弧状矢印で示すように旋回されて、一方の側部2が上記の橋梁Bの側面からこの橋梁Bの軸線方向を横切る方向の外方に突出する第二支持部に対向され、この一方の側部2における上端部に有する包持部2eを第二支持部20に吊持する(図5(B)参照)。
このとき、一方の側部2が上端部に有する包持部2eは、前記したように、棹材、すなわち、丸パイプなどからなる第二支持部20を包み込めるように、横向きU字状に形成されてなるから、上記の旋回の際に包持部2eを第二支持部20に吊持できる。
しかも、この包持部2eを第二支持部20に吊持させる際には、一方の側部2を持ち上げるように操作する必要がなく、したがって、一方の側部2を既に吊持している第一支持部10から外れることを危惧しなくて済む。
すなわち、包持部2eが下向きに折れ曲がるフック状に形成されてなる場合には、このフック状部を第二支持部20に吊持させる際には、少なくともこのフック状部の軸方向長さ分だけ一方の側部2を持ち上げることになり、このとき、第一支持部10に吊持されるフック2dが第一支持部10から外れる不具合の招来を危惧しなくて済む。
上記のようにして第二支持部20に一方の側部2が吊持された吊り足場においては、図5(B)中に直線矢印で示すように、他方の側部3を第三支持部30に向けて水平移動させるように展開する。
このとき、他方の側部3が有する包持部3eは、上記した一方の側部2における包持部2eと同様に、棹材、すなわち、丸パイプなどからなる第三支持部30を包み込めるように、横向きU字状に形成されてなるから、上記の水平移動で包持部3eを第3支持部30に吊持できる。
この第三支持部30に吊持される包持部3eにあっても、これが下向きに折れ曲がるフック状に形成されないから、この包持部3eを第三支持部30に吊持支える際に、他方の側部3を持ち上げるようにする操作が不要になり、作業員による作業性が向上される。
そして、他方の側部3が第三支持部に吊持されるとき、吊り足場が使用状態たる展開状態になり(図1参照)、作業員が一方の側部2あるいは他方の側部3を利用して床部1に立ち入ることが可能になり、爾後の足場板の仮設や斜材および手摺体の仮設作業が可能とされ、構築物たる橋梁Bへのいわゆる足場掛けが終了する。
ちなみに、この吊り足場を橋梁から撤去する場合には、上記した手順を逆に辿れば足りる。
たとえば、軸線方向が横方向となる構築物たる橋梁に塗装を施す際に仮設される作業足場としての利用に向く。
1 床部
1a 床パネル
2,3 側部
2a,3a 梯子
2b,3b ステップ棒
2c,3c 横架材
2d フック
2e,3e 包持部
4,5 吊り材
6 繋ぎ材
6a 前材
6b 後材
6c 繋ぎ
7 連結材
10 第一支持部
20 第二支持部
30 第三支持部
B 構築物たる橋梁

Claims (11)

  1. 折り畳み可能な床部と、
    上記床部の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の梯子状側部と、
    一方の側部の上端部側面に設けた第1の包持部と、
    他方の側部の上端部側面に設けた第2に包持部と、
    一方の側部の上端部背面に設けたフックと、
    を備え、
    上記フックを構築物の天端に設けられて一方の側部の水平方向の旋回を許容する第1支持部に吊持させ、
    上記一方の側部を上記フックを介して水平方向に旋回した時上記構築部と直交する方向に突出する第二支持部に上記第1の包持部を吊持させ、
    上記他方の側部を上記構築物の軸線方向に沿って上記一方の側部から離間させた時上記第二支持部と並列に上記構築物に配置した第三支持部に上記第2の包持部を吊持させることを特徴とする吊り足場。
  2. 第一支持部が上記の構築物の天端に設けられて水平方向に回転可能とされる回転軸を有し、
    上記回転軸における上下の二段となって水平方向に延びる腕部に一方の側部におけるフックが分離可能に吊持されてなる請求項1に記載の吊り足場。
  3. 第二支持部および第三支持部がそれぞれ棹材からなりながら上記構築物の天端にこの構築物における軸線方向を横切る方向に設けられ、一対の側部における包持部の吊持を許容する本体部が構築物の側面から構築物の軸線を横切る方向の外方に突出してなる請求項1または2に記載の吊り足場。
  4. 一対の側部の中間部あるいは上端部と床部の中央部との間に吊り材が配設されてなる請求項1、2または3に記載の吊り足場。
  5. 一方の側部の上端部と他方の側部の上端部との間に中央から山形に二つ折り可能とされる繋ぎ材を有し、
    この繋ぎ材の中央部が下方となる床部の中央部に連結材で連結されてなる請求項1、2、3または4に記載の吊り足場。
  6. 床部が構築物の軸線方向となる全長の一部に床パネルを有してなる請求項1,2、3、4または5に記載の吊り足場。
  7. 一対の側部が構築物の軸線方向を横切る方向となる全幅の一部を梯子にしてなる請求項1、2、3、4、5たはに記載の吊り足場。
  8. 一対の側部の下端部,中間部および上端部が足場板の架設を許容してなる請求項1、2、3、4、5、6または7に記載の吊り足場。
  9. 一対の側部の下端部,中間部および上端部が手摺枠の保持を可能にしてなる請求項1、2、3、4、5、6,7または8に記載の吊り足場。
  10. 一方の側部と他方の側部とが斜材で連結されてなる請求項1、2、3、4、5、6、7、8または9に記載の吊り足場。
  11. 折り畳み可能とされる床部と、
    この床部の両側端部に枢着されながら上方に立ち上がる一対の側部とを有してなる吊り足場にあって、
    床部を折り畳むと共に、この折り畳まれた床部を一対の側部で挟むようにして板状にコンパクト化し、
    この板状にコンパクト化された吊り足場における一方の側部の上端部を構築物の天端に設けられながら一方の側部の構築物に対する水平方向の旋回を許容する第一支持部に吊持し、
    この第一支持部に吊持されて水平方向に旋回された一方の側部における上端部を上記の構築物の側面からこの構築物の軸線方向を横切る方向の外方に突出する第二支持部に吊持し、
    この第一支持部と第二支持部とに吊持された吊り足場における他方の側部の上端部を第二支持部と構築物の軸線方向に離間されながら第二支持部に並行する第三支持部に吊持させることを特徴とする吊り足場の仮設方法。
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