JP5658510B2 - パルスデトネーション吸気管理システム - Google Patents

パルスデトネーション吸気管理システム Download PDF

Info

Publication number
JP5658510B2
JP5658510B2 JP2010187725A JP2010187725A JP5658510B2 JP 5658510 B2 JP5658510 B2 JP 5658510B2 JP 2010187725 A JP2010187725 A JP 2010187725A JP 2010187725 A JP2010187725 A JP 2010187725A JP 5658510 B2 JP5658510 B2 JP 5658510B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
valve portion
fixed
pulse detonation
detonation combustor
valve assembly
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2010187725A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011047639A (ja
Inventor
ロス・ハートリー・ケニヨン
ジェームス・フレデリック・ウィーデンホーファー
アダム・ラシード
ナレンドラ・ディガンバー・ジョシ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
General Electric Co
Original Assignee
General Electric Co
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by General Electric Co filed Critical General Electric Co
Publication of JP2011047639A publication Critical patent/JP2011047639A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5658510B2 publication Critical patent/JP5658510B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02CGAS-TURBINE PLANTS; AIR INTAKES FOR JET-PROPULSION PLANTS; CONTROLLING FUEL SUPPLY IN AIR-BREATHING JET-PROPULSION PLANTS
    • F02C5/00Gas-turbine plants characterised by the working fluid being generated by intermittent combustion
    • F02C5/12Gas-turbine plants characterised by the working fluid being generated by intermittent combustion the combustion chambers having inlet or outlet valves, e.g. Holzwarth gas-turbine plants
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F02COMBUSTION ENGINES; HOT-GAS OR COMBUSTION-PRODUCT ENGINE PLANTS
    • F02KJET-PROPULSION PLANTS
    • F02K7/00Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof
    • F02K7/02Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof the jet being intermittent, i.e. pulse-jet
    • F02K7/06Plants in which the working fluid is used in a jet only, i.e. the plants not having a turbine or other engine driving a compressor or a ducted fan; Control thereof the jet being intermittent, i.e. pulse-jet with combustion chambers having valves
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F23COMBUSTION APPARATUS; COMBUSTION PROCESSES
    • F23RGENERATING COMBUSTION PRODUCTS OF HIGH PRESSURE OR HIGH VELOCITY, e.g. GAS-TURBINE COMBUSTION CHAMBERS
    • F23R7/00Intermittent or explosive combustion chambers
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T50/00Aeronautics or air transport
    • Y02T50/60Efficient propulsion technologies, e.g. for aircraft

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Fluidized-Bed Combustion And Resonant Combustion (AREA)
  • Lift Valve (AREA)

Description

本発明は、パルスデトネーション吸気管理システムに関する。
パルスデトネーション燃焼器(PDC)及びパルスデトネーションエンジン(PDE)の発達に伴って、実用的用途においてこの技術を使用するための様々な努力が為されてきた。そのような実用的用途の実例には、従来型のガスタービンエンジン技術及びPDE技術の両方の組合せを使用して運転効率を最大にするようにした「ハイブリッド」エンジンの開発がある。その他の実例には、航空機、ミサイル及びロケットにおける使用が含まれる。
パルスデトネーション燃焼器は、例えばパルスデトネーションエンジンにおいて使用される。パルスデトネーションエンジンでは、推力は、デトネーションチャンバ内での燃料の超音速デトネーションによって発生される。超音速デトネーションは、それが放出されるまでデトネーションチャンバ内で圧力及び温度を上昇させて、推力を得る。デトネーションプロセスは、充填物の全てがデトネーションチャンバの内部にある間に燃焼させるので効率的である。空気を吸込むあらゆるエンジンの場合と同様に、吸気安定性は、パルスデトネーションエンジンの適当な運転を維持する重要な観点となる。このことは、開放吸気管を使用するパルスデトネーションエンジンにおいて特有の課題を提起する。
パルスデトネーションエンジンの運転は、上流構成要素に移動する可能性がある極めて高い圧力ピーク及び振動を燃焼器の内部に発生させかつ燃焼器及び周囲の構成要素の内部に高熱を発生させて、上流構成要素の損傷及び故障を引き起こす。従って、吸気制御を行いかつ高圧力ピークが上流構成要素に移動するのを防止するための様々なバルブ技術が開発され続けている。
米国特許第7,464,534号公報
これら及びその他の理由から、本発明の必要性が存在する。
パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体を提供し、本パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体は、入口を有する固定バルブ部分と往復動バルブ部分とを含む。本バルブ組立体は、パルスデトネーション燃焼器に結合される。往復動バルブ部分は、固定バルブ部分の外側に位置しかつ該固定バルブ部分と同軸に整列している。往復動バルブ部分は、固定バルブ部分に対して往復運動して本バルブ組立体の入口を通る吸気流を制御するように配置される。
本発明の実施形態は、以下の図面を参照することにより一層良好に理解される。同じ参照符号は、対応する部分を表している。
パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の別の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の別の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の別の例示的な実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体のさらに別の実施形態の断面図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体のさらに別の実施形態の断面図。 シール要素の例示的な実施形態を示す図。 燃料噴射の別の例示的な実施形態を示す図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な実施形態の作動段階を示す図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な実施形態の作動段階を示す図。 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の例示的な作動サイクルを示す図。
本明細書で使用する場合に、「パルスデトネーション燃焼器(PDC)」というのは、装置内での一連の反復デトネーション又は擬似デトネーションにより圧力上昇及び速度増加の両方を発生させるあらゆる装置又はシステムを意味すると理解されたい。「擬似デトネーション」は、デフラグレーション波によって発生する圧力上昇及び速度増加よりも高い圧力上昇及び速度増加を発生させる超音速乱流燃焼プロセスである。PDCの実施形態は、例えば燃料/空気混合気のような燃料/酸化剤の混合物を点火する手段と、その中で点火プロセスによって開始した圧力波面が合体してデトネーション又は擬似デトネーションを発生するデトネーションチャンバとを含む。各デトネーション又は擬似デトネーションは、火花放電又はレーザパルスのような外部点火によって、或いは衝撃集束、自動点火のようなガスダイナミックプロセスによって、或いは別のデトネーション(つまり、クロスファイヤ)によって開始される。例えば、PDCは、パルスデトネーションエンジン(PDE)において使用される。本明細書で使用する場合に、「エンジン」というのは、推力及び/又は動力を発生させるために使用されるあらゆる装置を意味する。本明細書で使用する場合に、「デトネーション」というのは、デトネーション及び擬似デトネーションを含む。
その中では同じ参照符号が対応する部分を表している添付図面を参照することによって、本発明の実施形態をさらに詳細に説明することにする。図面は、本発明の技術的範囲を決して限定するものではない。
図1A〜図1Cは、本発明の例示的な実施形態によるパルスデトネーション燃焼器バルブ組立体100を示している。本組立体100は、固定バルブ部分103と、往復動バルブ部分104とを含む。固定バルブ部分103は、図1Bに示すように、固定ベース部材101及び固定端部キャップ102を含む。この図示した実施形態では、固定ベース部材101及び固定端部キャップ102は、軸方向に整列している。往復動バルブ部分104は、固定バルブ部分103に対して往復運動して入口108を周期的に閉塞する。図4に示すラビリンスシールのようなシール要素が、固定バルブ部分及び往復動バルブ部分104間に配置される。シール要素は、所望のシールを達成するあらゆる好適なシール要素とすることができる。入口108は、組立体を通る空気のような酸化剤の流れを可能にする。本発明は、酸化剤の流れを制御することに限定されるものではない。バルブ組立体はまた、入口を通る燃料の流れ或いは燃料及び酸化剤の混合気の流れを制御するために使用することができる。
固定バルブ部分103は、往復動バルブ部分104と軸方向に整列している。固定バルブ部分103及び往復動バルブ部分104の形状及び寸法は、所望の性能特性及び用途に基づいて決定することができる。この例示的な実施形態では、固定バルブ部分103及び往復動バルブ部分104は、同心に配置された円筒体である。さらに、燃料は、固定バルブ部分103内に配置された通路102aを介して燃料噴射器110から軸方向に供給される。図1Aは、往復動バルブ部分104が開状態にあるバルブ組立体100を示しており、また図1Cは、往復動バルブ部分104が入口108を閉鎖した閉状態にあるバルブ組立体100を示している。
図1A〜図1Cでは、入口108は、固定ベース部材101及び固定端部キャップ102の環状空間構成で形成される。しかしながら、入口108はまた、固定ベース部材101内の孔、スロット又はその他の好適な開口部として形成することができる。入口108に流体装置(図示せず)を設けて、流れ剥離を防止することによって該入口における圧力低下を減少させることができる。
往復動バルブ部分104の作動は、機械式(カム、スコッチヨーク、スプリング質量ダンパシステム)、空気圧、電磁気、油圧などを含むあらゆる好適な手段によって達成することができる。説明の目的上、例示的な作動装置の一部としてプッシュロッド106を示している。バルブ組立体100は、あらゆる好適な支持構造体によって支持することができる。
図1A〜図1Cでは、燃料は、燃料噴射器110から軸方向に噴射される。しかしながら、燃料は、固定ベース部材101の側面上に配置した開口部を通して噴射することができる。燃料は、入口108から下流方向に又は入口108から上流方向に噴射することができる。燃料は、液体燃料又はガス状燃料のいずれかとすることができる。
図2A及び図2Bは、パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体の別の実施形態を示している。本組立体200は、固定バルブ部分103と、往復動バルブ部分104と、吸気通路202と、入口208とを含む。上述の実施形態におけるのと同様に、燃料は、固定バルブ部分103内の通路102aを介して燃料噴射器110から供給される。この実施形態では、固定ベース部材101は、レセプタクル101aを含む。レセプタクル101aは、往復動バルブ部分104と対向して固定ベース部材101内に配置される。レセプタクル101aは、バルブ作動時に往復動バルブ部分104を受けて入口208を通る流れを阻止する。
往復動バルブ部分104は、固定ベース部材101内のレセプタクル101bに対して往復運動し、入口208を周期的に閉塞してバルブ組立体を通る流れを制御する。図2Aでは、往復動バルブ部分104を開状態位置で示しており、一方、図2Bでは、往復動バルブ部分104を閉状態位置で示している。往復動バルブ部分104の作動は、上述の実施形態に関して説明したようなあらゆる好適な手段によって達成することができる。説明の目的上、例示的な作動装置の一部として、プッシュロッド106を示している。
図1A〜図1C及び図2A〜図2Bに示すバルブ組立体の各々は、バルブ作動を必要とするあらゆる装置で使用して吸気流を制御することができる。例えば、バルブ組立体は、あらゆる燃焼/デトネーション装置で使用することができる。より多くの特定の実例では、バルブ組立体は、図1Aに示すようにパルスデトネーション燃焼器112に結合される。組立体100の固定ベース部材101は、フランジ、溶接などによるようなあらゆる好適な手段によってパルスデトネーション燃焼器に取付けることができる。それに代えて、バルブ組立体の固定ベース部材101は、パルスデトネーション燃焼器112の一体形部品として形成することができる。より具体的には、固定ベース部材101及びパルスデトネーション燃焼器112は、図2Cに示すように連続構造体として形成することができる。図2Cにおけるバルブ組立体の作動は、図2A及び図2Bにおけるのと同じである。
図3A及び図3Bは、本発明の別の例示的な実施形態を示している。この実施形態では、固定ベース部材101は、レセプタクル101aを備えた空気力学的部材101bに向けてテーパしている。さらに、吸気通路202が、固定ベース部材101の空気力学的部材101bに対応するように湾曲した環状空間つまり吸気通路302と置換えられている。さらに、この実施形態における固定バルブ部分103の固定端部キャップ102は、湾曲部分102bを含む。湾曲部分102bは、吸気通路302の湾曲部に連続している。湾曲部分102bはまた、空気力学的部材101bの湾曲部に対応している。上述の実施形態におけるのと同様に、往復動バルブ部分104は、固定バルブ部分103に対して往復運動して吸気通路302を周期的に閉塞する。往復動バルブ部分104は、図3Aでは開状態にあり、また図3Bでは閉状態にある。
吸気通路302は、環状空間構造に限定されるものではなくかつ用途に好適なあらゆる方法で形成することができる。さらに、吸気通路302は、1つ又はそれ以上のベーン304を含むことができる。ベーン304は、吸気通路302に対する構造的支持を与えかつ流入する空気流内にスワールを生じさせるように構成することができる。スワールは、空気力学的部材101b及び湾曲部分102bと共に、流れ剥離を防止しかつそれにより空気力学的損失を低減するのに役立つ。スワールの量及び空気力学的部材101bのジオメトリは、燃料−空気混合を向上させかつより効率的なデトネーションを促進するように調整することができる。
図4を参照すると、シール要素402a及び402bは、それぞれその中で往復動バルブ部分104が往復運動するレセプタクル101a及びスペース404をシールするように設けられる。この図示した例示的な実施形態では、シール要素402a及び402bは、ラビリンスシールである。しかしながら、パルスデトネーション燃焼器内で圧力上昇が充分に維持されることを保証することになるあらゆる好適なシール要素を使用することができる。シール要素402a、402bは、吸気通路を通る酸化剤の適当な流れを保証して、該流れがスペース404内で又はレセプタクル101a内で失われないようにする。シール要素は、圧力上昇があらゆる上流構成要素に移動するのを防止する。シール要素の位置は、図4に示したものに限定されるものではない。シール要素は、あらゆる好適な位置に配置してシール効果を達成することができる。
上述の例示的な実施形態では、燃料噴射器110は、固定バルブ部分103及び往復動バルブ部分104と軸方向に整列している。しかしながら、燃料はまた、図5に示すように、吸気通路302内に配置された噴射器502によって往復動バルブ部分104の下流に供給することができる。言うまでもなく、燃料は、特定の構造体及び用途に好適なあらゆる方法で噴射することができる。それに代えて、燃料は、パルスデトネーション燃焼器112内に噴射することができる。
前述したように、説明した実施形態の各々における作動装置メカニズムは、あらゆる多くの公知の作動装置から選択することができる。また、往復動バルブ部分104及び固定バルブ部分103は、円筒体とするか又はその長さの一部分を円筒体とすることができる。しかしながら、本発明の実施形態は、円筒体に限定されるものでなくかつバルブ組立体は、用途に好適なあらゆる形状のものとすることができる。
上述した実施形態は、往復動バルブ部分104の往復運動を可能にしてごく僅かな圧力低下で入口を通る流れを調整する。空気力学的部材101bは、流れ剥離を防止しかつ空気力学的損失を最少にする。
本発明の例示的な実施形態による往復動バルブ部分104及び固定バルブ部分103は、上流構成要素が受ける外力及び荷重負荷を大幅に減少させ、それにより、作動を平易にすると共にシステムの作動寿命を延ばす。バルブ組立体は、デトネーション荷重負荷が半径方向にバランスするのを可能にする。仮に生じるとしても、ごく僅かな外力が、軸方向に生じることになる。従って、バルブ組立体に結合された構成要素(例えば、その駆動メカニズム)は、損傷を生じる圧力振動から遮蔽されることになる。
本発明の実施形態によるバルブ組立体は、吸気通路が急速に開状態になりまた閉状態になるのを可能にする。作動時には、往復動バルブ部分は、比較的短い軸方向距離を移動する。しかしながら、往復動バルブ部分及び固定バルブ部分は、比較的大きな開口を有することができる。従って、バルブ組立体の物理的開口は、僅かな往復移動で急激に変化することになる。その結果、バルブ組立体を通る流れ(流量)を最適にすることができる。
バルブ組立体の作動をより詳細に説明することにする。図6及び図7に示すように、全ストローク長さは、a+b+cで表される。a、b及びcパラメータのストローク長さは、バルブタイミングを変更しかつバルブ開口時間を増大/減少させるように調整することができる。可変ジオメトリ要素を作動メカニズム内に組込んで、必要に応じて運動のタイミングを調整することができる。この図示した実施形態では、往復動バルブ部分は、上死点(TDC)から下死点(BDC)まで往復運動する。
上昇行程時には、往復動バルブ部分は、その先端がレセプタクルから出る時に開状態になり始める。バルブ組立体は、図7に示すように、先端が入口開口部を通過すると完全に開状態になりかつ往復動バルブ部分の先端が入口を閉塞し始めるまでの時間の間にわたって完全に開状態になっている。下降工程では、往復動バルブ部分がレセプタクルに入った時に、バルブ組立体は、完全に閉状態になっていると考えられる。図7に示すように、バルブ組立体は、往復動バルブ部分がレセプタクル内に位置する時間の間にわたって完全に閉状態となっている。本発明の実施形態では、バルブ組立体の開口は、往復動バルブ部分が移動する軸方向距離bに対して大きなものとすることができる。このことは、作動メカニズムに対するより短い軸方向ストローク及びより少ない過重負荷又は要求量での最適な性能の達成を可能にする。
上述しまた図8に示すように、バルブ組立体は、急速に完全な開状態及び完全な閉状態位置に到達する。このことは、最適化した開放時間を可能にする。
さらに、所望の運転性能に応じて、往復動バルブ部分の往復運動速度は、様々な性能及び運転要件に基づいて一定とするか又は可変とすることができる。さらに、往復運動速度は、所望の運転を達成するために充填する燃焼器又はその他の装置チャンバの充填プロフィールを変化させるように変更するか又は調整することができる。往復運動速度は、コンピュータ制御システム、ステッパモータなどの使用によるようなあらゆる公知の手段によって制御することができる。
本明細書で説明するように、バルブ組立体及び吸気通路の構成の実施形態は、ごく僅かな圧力低下で効率的な充填段階を可能にし、それにより、エンジン性能及び/又は効率を高める。バルブ組立体はまた、燃焼圧力による機械的荷重負荷をバランスさせる。システムの対称性により、軽量でありながら非常に強力な構成要素が可能になる。
上記の実施形態は、単一のパルスデトネーション燃焼器(又は装置チャンバ)に対して図示しかつ説明していることに注目されたい。しかしながら、本発明のコンセプトは、単一のパルスデトネーション燃焼器実施形態に限定されるものではない。
以上、航空機及び発電用途に関して本発明の実施形態を説明してきたが、本発明は、それらに限定されるものではなくまた本発明の利点が望ましいものであるあらゆる同様なデトネーション/デフラグレーション装置におけるものとすることができることに注目されたい。
様々な特定の実施形態に関して本発明を説明してきたが、本発明が、特許請求の範囲の技術思想及び技術的範囲内の修正で実施することができることは、当業者には分かるであろう。
100 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体
101 固定ベース部材
101a レセプタクル
101b 空気力学的部材
102 固定端部キャップ
103 固定バルブ部分
104 往復動バルブ部分
106 プッシュロッド
108 入口
110 燃料噴射器
112 パルスデトネーション燃焼器
200 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体
202 吸気通路
208 入口
300 パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体
302 吸気通路
304 ベーン
402a、402b シール要素
404 スペース
502 燃料噴射器

Claims (8)

  1. パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)であって、
    レセプタクル(101a)及び入口(108、208)を有する固定バルブ部分(103)と、
    前記固定バルブ部分(103)と同軸に整列し、該固定バルブ部分(103)に対して往復運動するように配置されかつ往復運動作動時に前記レセプタクル(101a)に受けられるように配置された往復動バルブ部分(104)と、
    前記固定バルブ部分(103)に結合されたパルスデトネーション燃焼器(112)と、
    を含み、
    前記入口(108、208)が、前記固定バルブ部分(103)の固定ベース部材(101)及び固定端部キャップ(102)によって形成された環状空間を含む
    ことを特徴とする、パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  2. 前記固定バルブ部分(103)及び往復動バルブ部分(104)が、円筒体でありかつ同心に配置される、請求項1記載のパルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  3. 前記固定バルブ部分(103)が、固定ベース部材(101)及び固定端部キャップ(102)を含む、請求項1記載のパルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  4. パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)であって、
    レセプタクル(101a)及び入口(108、208)を有する固定バルブ部分(103)と、
    前記固定バルブ部分(103)と同軸に整列し、該固定バルブ部分(103)に対して往復運動するように配置されかつ往復運動作動時に前記レセプタクル(101a)に受けられるように配置された往復動バルブ部分(104)と、
    前記固定バルブ部分(103)に結合されたパルスデトネーション燃焼器(112)と、
    前記入口(108、208)に結合された吸気通路(202、302)
    を含み、
    前記吸気通路(202、302)が、少なくとも1つのベーン(304)を含む
    ことを特徴とする、パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  5. 前記固定バルブ部分(103)及びパルスデトネーション燃焼器(112)が、単一の連続構造体を含む、請求項1記載のパルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  6. パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)であって、
    レセプタクル(101a)及び入口(108、208)を有する固定バルブ部分(103)と、
    前記固定バルブ部分(103)と同軸に整列し、該固定バルブ部分(103)に対して往復運動するように配置されかつ往復運動作動時に前記レセプタクル(101a)に受けられるように配置された往復動バルブ部分(104)と、
    前記固定バルブ部分(103)に結合されたパルスデトネーション燃焼器(112)と
    を含み、
    前記固定バルブ部分(103)が、前記入口(108、208)に近接した空気力学的テーパ部分を含
    パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)は、前記固定バルブ部分(103)に結合されかつ該固定バルブ部分(103)の空気力学的部分に対応する湾曲部分を有する湾曲吸気通路(302)をさらに含む
    ことを特徴とする、パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  7. パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)であって、
    レセプタクル(101a)及び入口(108、208)を有する固定バルブ部分(103)と、
    前記固定バルブ部分(103)と同軸に整列し、該固定バルブ部分(103)に対して往復運動するように配置されかつ往復運動作動時に前記レセプタクル(101a)に受けられるように配置された往復動バルブ部分(104)と、
    前記固定バルブ部分(103)に結合されたパルスデトネーション燃焼器(112)と
    を含み、
    前記固定バルブ部分(103)が、前記入口(108、208)に近接した空気力学的テーパ部分と、固定ベース部材(101)と、固定端部キャップ(102)を含み、
    前記固定ベース部材(101)が、空気力学的部分を含み、また
    前記固定端部キャップ(102)が、前記固定ベース部材(101)の空気力学的部分に対応する湾曲部分を含む
    ことを特徴とする、パルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
  8. 前記湾曲吸気通路(302)が、少なくとも1つのベーン(304)を含む、請求項記載のパルスデトネーション燃焼器バルブ組立体(100、200、300)。
JP2010187725A 2009-08-28 2010-08-25 パルスデトネーション吸気管理システム Expired - Fee Related JP5658510B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US12/549,920 US20110047961A1 (en) 2009-08-28 2009-08-28 Pulse detonation inlet management system
US12/549,920 2009-08-28

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011047639A JP2011047639A (ja) 2011-03-10
JP5658510B2 true JP5658510B2 (ja) 2015-01-28

Family

ID=42984430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2010187725A Expired - Fee Related JP5658510B2 (ja) 2009-08-28 2010-08-25 パルスデトネーション吸気管理システム

Country Status (5)

Country Link
US (1) US20110047961A1 (ja)
JP (1) JP5658510B2 (ja)
CA (1) CA2713788A1 (ja)
DE (1) DE102010037173A1 (ja)
GB (1) GB2473113A (ja)

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103347601B (zh) 2010-11-05 2015-04-22 国际热化学恢复股份有限公司 固体循环***与捕捉和转化反应性固体的方法
CN105584991B (zh) 2011-09-27 2019-05-14 国际热化学恢复股份有限公司 合成气净化***和方法
US20160102609A1 (en) * 2014-10-09 2016-04-14 United Technologies Corporation Pulse detonation combustor
WO2017142515A1 (en) 2016-02-16 2017-08-24 Thermochem Recovery International, Inc., Two-stage energy-integrated product gas generation system and method
ES2923073T3 (es) 2016-03-25 2022-09-22 Thermochem Recovery Int Inc Sistema de generación de producto gaseoso integrada en energía de tres fases
US10364398B2 (en) 2016-08-30 2019-07-30 Thermochem Recovery International, Inc. Method of producing product gas from multiple carbonaceous feedstock streams mixed with a reduced-pressure mixing gas
US9920926B1 (en) 2017-07-10 2018-03-20 Thermochem Recovery International, Inc. Pulse combustion heat exchanger system and method
US10099200B1 (en) 2017-10-24 2018-10-16 Thermochem Recovery International, Inc. Liquid fuel production system having parallel product gas generation
US11555157B2 (en) 2020-03-10 2023-01-17 Thermochem Recovery International, Inc. System and method for liquid fuel production from carbonaceous materials using recycled conditioned syngas
US11466223B2 (en) 2020-09-04 2022-10-11 Thermochem Recovery International, Inc. Two-stage syngas production with separate char and product gas inputs into the second stage

Family Cites Families (22)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2875576A (en) * 1959-03-03 Endres
US2517822A (en) * 1947-10-23 1950-08-08 Ingersoll Rand Co Intermittent explosion gas turbine plant with dilution air
GB781482A (en) * 1954-09-10 1957-08-21 Lemuel Pon Gas turbine engine
DE2020416A1 (de) * 1970-04-27 1971-11-11 Motoren Turbinen Union Brennkammer fuer Gasturbinentriebwerke
US3930368A (en) * 1974-12-12 1976-01-06 General Motors Corporation Combustion liner air valve
US5015171A (en) * 1986-03-06 1991-05-14 Sonotech, Inc. Tunable pulse combustor
US5345758A (en) * 1993-04-14 1994-09-13 Adroit Systems, Inc. Rotary valve multiple combustor pulse detonation engine
US5672184A (en) * 1994-06-24 1997-09-30 Lockheed Corporation Pulse detonation device for coal gasification
US5557926A (en) * 1994-06-24 1996-09-24 Lockheed-Martin Pulse detonation apparatus with inner and outer Spherical valves
FR2734025B1 (fr) * 1995-05-11 1997-08-01 Europ Propulsion Moteur fusee a propergol liquide, a impulsions
US6347509B1 (en) * 1999-07-15 2002-02-19 Mcdonnell Douglas Corporation C/O The Boeing Company Pulsed detonation engine with ejector bypass
US6349538B1 (en) * 2000-06-13 2002-02-26 Lockheed Martin Corporation Annular liquid fueled pulse detonation engine
US6637187B2 (en) * 2000-09-08 2003-10-28 Techland Research, Inc. Rotary inlet flow controller for pulse detonation combustion engines
US6920890B2 (en) * 2001-07-30 2005-07-26 Techland Research, Inc. Airflow controller
FR2855556B1 (fr) * 2003-05-28 2007-04-13 Mbda France Moteur a detonations pulsees
US6983586B2 (en) * 2003-12-08 2006-01-10 General Electric Company Two-stage pulse detonation system
US20060260291A1 (en) * 2005-05-20 2006-11-23 General Electric Company Pulse detonation assembly with cooling enhancements
US7828546B2 (en) * 2005-06-30 2010-11-09 General Electric Company Naturally aspirated fluidic control for diverting strong pressure waves
US7533656B2 (en) * 2006-12-06 2009-05-19 Delphi Technologies, Inc. Exhaust valve arrangement and a fuel system incorporating an exhaust valve arrangement
US20090139203A1 (en) * 2007-11-15 2009-06-04 General Electric Company Method and apparatus for tailoring the equivalence ratio in a valved pulse detonation combustor
US20090266047A1 (en) * 2007-11-15 2009-10-29 General Electric Company Multi-tube, can-annular pulse detonation combustor based engine with tangentially and longitudinally angled pulse detonation combustors
US8122700B2 (en) * 2008-04-28 2012-02-28 United Technologies Corp. Premix nozzles and gas turbine engine systems involving such nozzles

Also Published As

Publication number Publication date
DE102010037173A1 (de) 2011-03-03
GB2473113A (en) 2011-03-02
US20110047961A1 (en) 2011-03-03
JP2011047639A (ja) 2011-03-10
CA2713788A1 (en) 2011-02-28
GB201013974D0 (en) 2010-10-06

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5658510B2 (ja) パルスデトネーション吸気管理システム
EP2324202B1 (en) Rotary piston internal combustion engine
JP2016534280A (ja) 内燃機関の運転方法およびこの方法を実施するための内燃機関
RU164690U1 (ru) Маятниково-шиберное устройство реактивного детонационного горения
US10830047B2 (en) Rotary energy converter with retractable barrier
US20090223483A1 (en) High Efficiency Internal Explosion Engine
US10087818B2 (en) Engine block and a process for hybrid ignition of an engine
JP2011117717A (ja) 高温および高圧作動のための回転バルブアセンブリ
CN108343765B (zh) 一种***式阀门及其应用以及提升能量转化效率的方法
JP6679233B2 (ja) 多段燃焼器
CN208169627U (zh) 一种***式阀门、叶轮动力装置和发动机
JP4350128B2 (ja) パルス・デトネーション・エンジン
US20200271047A1 (en) Rotating internal combustion engine
EP2531708B1 (en) Two-stage engine exhaust system
JP5004373B1 (ja) 回転型内燃機関
JP5604075B2 (ja) 液体燃料式パルスデトネーションエンジンの低温始動のためのプレナム空気予熱
EP3594469A1 (en) Uniflow scavenging type two-cycle engine
KR101197307B1 (ko) 크랭크리스 엔진
RU2498095C2 (ru) Двухтактный детонационный двигатель
RU2372509C1 (ru) Комбинированный авиационный двигатель
Lohit et al. Green Engine
KR20170029403A (ko) 자체 냉각식 엔진
RU2445479C2 (ru) Свободнопоршневой двигатель
SU1280156A1 (ru) Устройство дл наддува двигател внутреннего сгорани
Nakano et al. Experimental study of twin pulse jet engines for power plant application

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20130814

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20140319

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140401

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140630

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140703

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20140730

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20140804

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140930

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141111

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141128

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5658510

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees