JP5657876B2 - 半導体メモリ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、メモリ素子の抵抗状態の変化を利用してデータを記憶する不揮発性の半導体メモリ装置に関し、特に、メモリ素子にダイオードを直列接続してメモリセルを構成した半導体メモリ装置に関するものである。
不揮発性の半導体メモリ装置の一種として、相変化材料の構造変化を利用した相変化メモリ装置が知られている。この相変化メモリ装置は、相変化材料からなる相変化素子に熱を加えて抵抗値を変化させることにより、データを書き換え可能にするものであり、その熱は相変化素子に大きな電流を流すことで発生させる。相変化メモリ装置のメモリセルを構成する場合、MOSトランジスタを用いると大きな書き込み電流を流せる程度の大きなゲート幅を確保するためにセルサイズの縮小が困難になるため、相変化素子とダイオードを直列接続してメモリセルを構成し、ダイオードを相変化素子の選択スイッチとして利用するダイオードセル方式の相変化メモリ装置が提案されている(例えば、特許文献1)。例えば、特許文献1の図5に示される相変化メモリ装置は、ダイオードセル方式の多数のメモリセルをマトリクス状に配置したメモリセルアレイを備えている。ダイオードセル方式を採用すれば、個々のメモリセルのセルサイズを縮小して高密度なメモリセルの配置を実現できる。
一般に、ダイオードセル方式のメモリセルの読み出し動作に際し、選択されたビット線に所定の電圧が印加され、直列接続された相変化素子及びダイオードを経由して選択されたワード線に電流が流れる。例えば、特許文献1に開示された相変化メモリ装置は、2.5Vの昇圧電圧VSAで駆動されるリード回路(特許文献1の図5の感知増幅器170、バイアス回路150、プリチャージ回路160、クランピング回路140に相当)でビット線に所定の電圧を印加するとともに、グランド電位をワード線に印加した状態に制御し、その際にメモリセルに流れる電流の変化に応じて相変化素子に保持されるデータを判別可能に構成されている。
特開2007−134032号公報
ダイオードセル方式の相変化メモリ装置の読み出し動作において、相変化素子の抵抗状態の変化を正確に検知するには、ダイオードの順方向電圧を一定に保つ必要がある。しかし、実際にはダイオードの電流電圧特性には温度依存性があるため、高温時と低温時でダイオードの順方向電圧が変動し、それにより相変化素子の抵抗状態の判定精度が劣化する恐れがある。一方、電源電圧を降圧できれば、ダイオードの温度依存性をキャンセルした電圧を発生することも可能である。しかしながら、特許文献1の構成を例にとると、1〜1.5V程度の電源電圧を想定すると、ビット線に印加される昇圧電圧VSAが大幅に低下することにつながるので、メモリセルに対する読み出し動作の電圧マージン(センスマージン)を確保できなくなる。すなわち、ワード線をグランド電位に保ったままビット線の電圧を低下させると、相変化素子に加わる電圧が小さくなり、電流変化を検知するためのリード回路の構成が困難になる。このように、従来のダイオードセル方式の相変化メモリ装置においては、読み出し動作のマージンを確保しつつ、ダイオードの温度依存性をキャンセルして温度変動を抑制することができないという問題がある。
そこで、本発明はこれらの問題を解決するためになされたものであり、相変化素子とダイオードからなるメモリセルの読み出し動作に際し、ダイオードの温度変動の影響を抑えつつ良好なセンスマージンを確保可能な半導体メモリ装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の半導体メモリ装置は、第1の配線と第2の配線との間に直列接続されたメモリ素子及びダイオードを含むメモリセルと、温度依存性がない第1の電圧を発生する第1の電圧発生回路と、前記ダイオードの順方向電圧の温度依存性とは逆の温度依存性を有し、前記第1の電圧より低い第2の電圧を発生する第2の電圧発生回路と、前記メモリセルの読み出し動作時に、前記第1の配線に前記第1の電圧が印加され、かつ前記第2の配線に前記第2の電圧が印加された状態で、前記メモリセルを流れる電流の変化に応じて前記メモリ素子の抵抗状態を検知する制御回路と、を備えて構成される。
本発明の半導体メモリ装置によれば、ダイオードセル方式のメモリセルの読み出し動作に際し、第1の電圧が印加された第1の配線からメモリセルを経由して、第2の電圧が印加された第2の配線に電流が流れ、その変化に応じてメモリ素子の抵抗状態が検知される。このとき、第1の電圧は温度依存性がなく、第2の電圧はダイオードとは逆の温度依存性があるので、ダイオードの順方向電圧の温度依存性をキャンセルした状態でメモリ素子の抵抗状態を判別可能となる。よって、半導体メモリ装置において、広い温度範囲で良好なセンスマージンを確保することができ、制御回路の構成を簡素化することができる。
例えば、第1の配線をビット線とし、第2の配線をワード線とすることができる。この場合、ビット線に印加される第1の電圧を電源電圧とグランド電位の間の正電圧に設定し、ワード線に印加される第2の電圧をグランド電位より低い負電圧に設定することができる。また、複数のビット線と複数のワード線の交点に複数のメモリセルを配置する構成を採用し、各々のメモリセルに対して上記の構成及び電位関係を適用可能である。
本発明によれば、メモリ素子とダイオードを用いてメモリセルを構成するダイオードセル方式を採用した半導体メモリ装置において、ダイオードの順方向電圧に温度依存性がある場合、それとは逆の温度依存性を第2の電圧に付与することで、メモリセルを読み出す際の温度変動の影響を抑制することができる。この場合、第2の電圧を負電圧に設定すれば、第1の電圧を低い正電圧に設定可能であるため(例えば、0.5V)、従来の構成のように昇圧電圧を用いる必要はなく、制御回路(特にリード回路)の回路構成が容易になる。
本発明を適用した相変化メモリ装置の基本的な構成を示す図である。 相変化素子の一般的な電圧電流特性の一例を示す図である。 ダイオードの一般的な電圧電流特性の一例を示す図である。 リード回路の具体的な回路構成例を示す図である。 相変化メモリ装置における読み出し動作時の動作波形を示す図である。 読み出し動作時にリード回路からリード対象のメモリセルを経てワード線に達する電流経路の等価回路を示す図である。 図1に含まれるVBLP発生回路及びVKK発生回路の回路構成の例を示す図である。 読み出し動作時の図6における電圧温度特性を説明する図である。 本実施形態との比較例として、従来の構成を採用した場合の図8に対応する電圧温度特性を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。本実施形態ではダイオードセル方式を採用したメモリセルにデータを記憶する相変化メモリ装置に対し本発明を適用する場合を説明する。
図1は、本発明を適用した相変化メモリ装置の基本的な構成を示す図である。図1においては、マトリクス状に配置された多数のメモリセルMCからなるメモリセルアレイ10が構成され、その周囲には、ワード線デコーダ11、ビット線制御回路12、VKK発生回路14がそれぞれ設けられている。さらに、ビット線制御回路12には、ビット線デコーダ30、ライト回路31、リード回路32が含まれる。
メモリセルアレイ10は、ダイオードセル方式を採用した複数のメモリセルMCが複数のビット線BL(本発明の第1の配線)と複数のワード線WL(本発明の第2の配線)の各交点にそれぞれ配置されている。各々のメモリセルMCは、直列接続された相変化素子20(本発明のメモリ素子)及びダイオード21からなり、相変化素子20の一端がビット線BLに接続されるとともに、ダイオード21のカソード側がワード線WLに接続されている。相変化素子20は、例えば、カルコゲナイド系の相変化材料(Ge、Sb、Te)を用いて形成される。相変化メモリ装置の多層構造において、相変化素子20の直下の電極をヒータとして用い、メモリセルMCに書き込み電流が流れたとき相変化素子20をヒータにより加熱し、高抵抗のアモルファス状態と低抵抗の結晶状態の間を可逆的に変化させることができる。なお、メモリセルMCにおける相変化素子20とダイオード21の位置を逆に接続してもよい。
ワード線デコーダ11は、入力されるワード線選択アドレスADR(W)をデコードし、複数のワード線WLの中から、デコード結果に応じて選択されたワード線WLを駆動する。VKK発生回路14は、選択されたワード線WLに印加すべき負電圧VKKを発生してワード線デコーダ11に出力する。メモリセルアレイ10の読み出し動作の際は、後述するように、選択されたワード線WLのレベルが負電圧VKKを保つように制御される。一方、非選択のワード線WLは、グランド電位VSSを保つように制御される。メモリセルアレイ10のデータ保持時には、全てのワード線WLがグランド電位VSSに保たれる。さらに、相変化メモリ装置は、図1には示されないVBLP発生回路13及び基準電圧発生回路15を備えている。なお、VKK発生回路14及びVBLP発生回路13の構成及び動作については後述する。
ビット線制御回路12(本発明の制御回路)のビット線デコーダ30は、複数のビット線BLに接続される複数のスイッチSWを含み、入力されるビット線選択アドレスADR(B)をデコードし、デコード結果に応じて選択されたビット線BLを、スイッチSWを介してデータ線DLに接続する。ビット線デコーダ30の各スイッチSWとしては、例えば、ゲートに印加される制御信号に応じて導通制御されるMOSトランジスタが用いられる。以上のように、ワード線選択アドレスADR(W)とビット線選択アドレスADR(B)を特定することにより、メモリセルアレイ10における任意のメモリセルMCを選択することができる。
ビット線制御回路12のライト回路31は周知の回路構成を備え、メモリセルアレイ10の書き込み動作時に、入出力信号線IOLを経由して入力されたデータを増幅してデータ線DLに送出する。このデータは、ライト回路31からビット線デコーダ30に送られ、ビット線選択アドレスADR(B)に対応するビット線BLを経由して所定のメモリセルMCに書き込まれる。
ビット線制御回路12のリード回路32は、メモリセルアレイ10の読み出し動作時に、メモリセルMCから読み出されたデータを、ビット線デコーダ30及びデータ線DLを経由して受け取って増幅し、入出力信号線IOLに送出する。図1に示すように、リード回路32には、電源電圧VDD及びグランド電位VSSが供給されている。
ここで、メモリセルMCの相変化素子20及びダイオード21の特性について、図2及び図3を参照して説明する。図2は、相変化素子20の一般的な電圧電流特性の一例を示している。図2においては、電流が小さい読み出し動作時の領域Raと、セットライト動作時に相変化素子20が低抵抗の結晶状態に遷移する領域Rbと、リセットライト動作時に相変化素子20が高抵抗のアモルファス状態に遷移する領域Rcとに区分される。また、領域Raには、相変化素子20が低抵抗状態にあるセット時の特性Csと、相変化素子20が高抵抗状態にあるリセット時の特性Crとをそれぞれ示している。
領域Raにおける2つの特性Cs、Crの傾きは、それぞれの抵抗の逆数に対応する。よって、図2から、傾きが小さい特性Crの抵抗(リセット抵抗)は、傾きが大きい特性Csの抵抗(セット抵抗)に比べて大きいことがわかる。一般に、高抵抗のリセット抵抗を保持する相変化素子20は論理「0」と定義され、低抵抗のセット抵抗を保持する相変化素子20は論理「1」と定義される。例えば、リセット抵抗は1MΩ程度、セット抵抗は30kΩ程度となる。
書き込み動作時は、リセット状態の相変化素子20に加える電圧を上昇させ、図2の閾値電圧Vthを超えると突然大きな電流が流れて領域Rbに移行する(セットライト)。また、相変化素子20に一層大きな電圧を加えると、更なる大電流が流れて領域Rcに移行する(リセットライト)。セットライト時は、相変化素子20が緩やかに加熱されて結晶状態に遷移し、リセットライト時は、短時間の大電流による発熱で相変化素子20を融解させた後に急冷することでアモルファス状態に遷移する。なお、閾値電圧Vthは、プロセスあるいは温度に依存するばらつきが大きいが、閾値電圧Vthのばらつきの下限は0.6V程度である。そのため、マージンを考慮すると、読み出し動作時に相変化素子20に加える電圧は0.3V程度に設定することが望ましい。
図3は、ダイオード21の一般的な電圧電流特性の一例を示している。図3において、横軸はダイオード21の順方向電圧を表し、縦軸はダイオード電流の対数値を表し、高温時の特性C1と低温時の特性C2とを対比して示している。また、特性C1、C2に重ねて、セット状態の相変化素子20を読み出す際の読み出し電流Irsを示している。図3からわかるように、ダイオード21の温度依存性により、高温時の特性C1と低温時の特性C2が異なり、それぞれの読み出し電流Irsとの交点は、高温時(0.88V)よりも低温時(0.98V)の方が大きい電圧値になっている。
次に図4は、リード回路32の具体的な回路構成例を示す図である。図4に示すリード回路32は、10個のトランジスタQ1〜Q10及びインバータ22により構成されている。それぞれ、トランジスタQ5、Q6、Q7はPMOS型であり、トランジスタQ1〜Q4、Q8、Q9、Q10はNMOS型である。このうち、一対のトランジスタQ6、Q8及び一対のトランジスタQ7、Q9がラッチ回路を構成し、読み出し動作時にノードN2に伝送された信号をラッチし、ノードN1を介して出力する。ノードN3はトランジスタQ5を介して電源電圧VDDに接続され、ノードN4はトランジスタQ10を介してグランド電位VSSに接続されている。
入出力信号線IOLはトランジスタQ1を介してノードN1に接続され、トランジスタQ1は、ゲートに印加される出力信号SOに応じて制御される。また、ノードN1の信号は、トランジスタQ2を介して基準信号REFに接続される。一方、データ線DLは、トランジスタQ3を介してノードN2に接続されるとともに、プリチャージ用のトランジスタQ4を介して正電圧VBLPに接続されている。プリチャージ動作時は、トランジスタQ4のゲートに印加されるプリチャージ信号PREに応じて制御される。さらに、トランジスタQ2、Q3の各ゲートには、インバータ22を介してセンス信号SSの反転信号が印加されている。本実施形態の場合、従来の構成(例えば、特許文献1の図5)とは異なり、ビット線BLに低い正電圧VBLPを印加する構成であるため、内部昇圧した電源電圧を用いることなく、電源電圧VDDでリード回路32を動作させることができる。
次に、本実施形態の相変化メモリ装置における読み出し動作について、図5及び図6を参照して説明する。図5は、相変化メモリ装置における読み出し動作時の動作波形を示す図である。図5においては、リード対象のメモリセルMCに対応してそれぞれ選択されたワード線WLs及びビット線BLsとビット線選択アドレスADR(B)の各動作波形に加えて、図4のリード回路32内のプリチャージ信号PRE、センス信号SS、出力信号SO、ノードN1の各動作波形を対比して示している。一方、図6は、読み出し動作時にリード回路32からリード対象のメモリセルMCを経てワード線WLsに達する電流経路の等価回路を示す図である。図6では、簡単のため、リード回路32、ビット線BLs、メモリセルMCの相変化素子20及びダイオード21、ワード線WLsのみを表記している。また、相変化素子20の両端の電圧をVg、ダイオード21の両端の電圧をVdとし、両者の中間をノードN0としている。
まず、読み出し動作前の待機状態であるタイミングT0において、ワード線WLsとビット線BLsは非活性状態にあり、いずれもレベルがグランド電位VSSに設定されている。この場合、図6の電流経路には電流が流れない状態となっている。また、タイミングT0において、プリチャージ信号PRE、センス信号SS、出力信号SO、ビット線選択アドレスADR(B)も非活性状態にあり、それぞれローレベル(グランド電位VSS)に設定されている。なお、ノードN1のレベルについては、図4のトランジスタQ2とインバータ22の動作により基準信号REFと同レベルに設定されている。
次に、ワード線デコーダ11によりワード線WLsが選択される結果、タイミングT1において、ワード線WLsのレベルがグランド電位VSSから負電圧VKKに低下する。このとき、プリチャージ信号PREがハイレベル(電源電圧VDD)に制御されてトランジスタQ4がオンし、図4のデータ線DLに正電圧VBLPが供給される。よって、ビット線デコーダ30のスイッチSWを経由してデータ線DLに接続されるビット線BLsは、そのレベルがグランド電位VSSから正電圧VBLPに上昇していく。一方、非選択のビット線は、グランド電位VSSを保つように制御される。この正電圧VBLPは、例えば、VDD=1.8V程度(1.7〜1.9V)に対し、VBLP=0.5V程度に設定される。なお、タイミングT1では、活性化されたビット線選択アドレスADR(B)がハイレベルに制御される場合を想定する。
ここで、図6の電流経路において、ビット線BLsが正電圧VBLPでワード線WLsが負電圧VKKの状態になり、メモリセルMCのダイオード21が順バイアスされるので電流が流れる。読み出し動作時には、相変化素子20に、例えばVg=0.3V程度の電圧が印加されるように制御される。そして、相変化素子20の抵抗状態に応じて電流経路の電流値が異なり、その電流値を検知することにより、メモリセルMCに保持されている論理「0」又は論理「1」を判定することができる。ここで、図6において、負電圧VKKは、正電圧VBLPから、メモリセルMCに印加される電圧(電圧Vgと電圧Vdの和)を差し引いた電圧である。すなわち、
VKK=VBLP−(Vg+Vd)
の関係を満たす。本実施形態においては、ダイオード21の温度依存性を考慮して、負電圧VKKの値の適切な制御を行っているが、詳細な動作については後述する。
次いでタイミングT2において、プリチャージ信号PREがハイレベルからローレベルに切り替わってトランジスタQ4がオフし、ビット線BLsのプリチャージ状態が解除されるので、選択されたメモリセルMCの相変化素子20の抵抗状態に応じてビット線BLsのレベルが緩やかに変化する。そして、図5に示すように、相変化素子20が低抵抗状態のときは(セット時)、ビット線BLsが基準信号REFのレベルよりも低いレベルまで低下し、相変化素子20が高抵抗状態のときは(リセット時)、ビット線BLsが基準信号REFのレベルよりも高いレベルを維持する。
次いでタイミングT3において、ワード線WLsのレベルが負電圧VKKからグランド電位VSSに戻るとともに、センス信号SSがローレベルからハイレベルに切り替わる。これにより、図4のトランジスタQ6〜Q9からなるラッチ回路では、このときのノードN1、N2の各レベルの高低関係に応じて出力が確定する。すなわち、図5に示すように、ビット線BLsのレベルが基準信号REFのレベルよりも高い場合はノードN1がローレベル(グランド電位VSS)に変化し、ビット線BLsのレベルが基準信号REFのレベルよりも低い場合はノードN1がハイレベル(電源電圧VDD)に変化する。
次いでタイミングT4において、出力信号SOがローレベルからハイレベルに切り替わる。これにより、図4のトランジスタQ1がオンし、ノードN1に保持される信号がトランジスタQ1を介して入出力信号線IOLに出力される。また、タイミングT4において、ビット線選択アドレスADR(B)が非活性状態のローレベルに制御されるとともに、ビット線BLsのレベルはグランド電位VSSに低下する。
次いでタイミングT5において、センス信号SSと出力信号SOがともにハイレベルからローレベルに切り替わる。これにより、トランジスタQ1がオフ、トランジスタQ2、Q3がオンになり、読み出し動作は終了する。このとき、ノードN1のレベルは再び基準信号REFのレベルに戻る。
本実施形態の相変化メモリ装置の特徴は、ワード線WLの駆動に必要な負電圧VKKを用いた電圧制御にあり、以下、具体的に説明する。図7は、ビット線BLに印加される正電圧VBLP(本発明の第1の電圧)を発生するVBLP発生回路13(本発明の第1の電圧発生回路)の回路構成と、ワード線WLに印加される負電圧VKK(本発明の第2の電圧)を発生するVKK発生回路14(本発明の第2の電圧発生回路)の回路構成の例を示す図である。また、図7において、VKK発生回路14及びVBLP発生回路13には、周知の回路構成を備える基準電圧発生回路15から基準電圧VREFが供給されている。この基準電圧VREFは、負電圧VKK及び正電圧VBLPの電圧値の基準となり、温度依存性がない一定の電圧値を有している。例えば、VREF=1V程度に設定されている。
VBLP発生回路13は、基準電圧発生回路15から出力される基準電圧VREFに基づいて正電圧VBLPを発生し、抵抗R1、R2と、差動アンプ50と、トランジスタQ20と、キャパシタ51を含んで構成されている。直列接続された抵抗R1、R2は基準電圧VREFとグランドに間に接続され、抵抗R1、R2の間のノードN10には抵抗R1、R2の比に応じた電圧VREFaが現れる。例えば、VREF=1Vで2つの抵抗R1、R2が等しい場合は、VREFa=0.5Vとなる。ノードN10は、差動アンプ50のマイナス側入力端子に接続されている。トランジスタQ20はPMOS型であり、ソースが電源電圧VDDに接続され、ドレインが差動アンプ50のプラス側入力端子(ノードN11)に接続され、ゲートが差動アンプ50の出力端子に接続されている。ノードN11とグランドの間にはキャパシタ51が接続され、ノードN11から電圧VREFaと同電位の正電圧VBLPが出力される。上述したように、温度依存性がない基準電圧VREFに基づき生成されるので、正電圧VBLPは温度依存性がない一定の電圧値に保たれる。
VKK発生回路14は、VKK判定回路40と、リングオシレータ回路41と、VKKポンプ回路42とを備えている。VKK判定回路40は、抵抗R3、R4と、ダイオード52と、コンパレータ53を含んで構成されている。抵抗R3、R4、ダイオード52は直列接続され、基準電圧VREFとノードN14の間に接続されている。抵抗R3、R4の間のノードN12は、コンパレータ53のプラス側入力端子に接続されている。ここで、ダイオード52は、メモリセルMCのダイオード21と同じ特性を有している。コンパレータ53のマイナス側入力端子はノードN11に接続され、VBLP発生回路13から出力される正電圧VBPLが印加される。コンパレータ53は、ノードN12の電圧と正電圧VBPLとの大/小に応じて1/0の論理が変化する判定信号を出力する。
リングオシレータ回路41は、インバータ54、56、57、58と、NANDゲート55とを含んで構成されている。NANDゲート55には、コンパレータ53からの判定信号とインバータ54の出力がそれぞれ入力され、NANDゲート55の出力側に、インバータ56、57、58がこの順に接続されている。最終段のインバータ58の出力側のノードN13は、初段のインバータ54の入力にフィードバックされている。このようなリング状の接続により、コンパレータ53からの判定信号が1の論理のときにリングオシレータ回路41のノードN13から所定周期の方形波が出力される。
VKKポンプ回路42は、トランジスタQ21、Q22、Q23、Q24とポンピング容量59を含んで構成されている。リングオシレータ回路41の出力は、PMOS型のトランジスタQ21とNMOS型のトランジスタQ22の共通接続されたゲートに印加され、共通接続されたドレインがポンピング容量59の一端に接続されている。トランジスタQ23はポンピング容量59の他端とグランドの間に接続され、トランジスタQ24はポンピング容量59の他端とノードN14の間に接続されている。上述したように、ダイオード52のカソード側がノードN14に接続され、その電圧が負電圧VKKとして出力される。
図7の回路構成において、ノードN12のレベルが正電圧VBLPのレベルよりも高いとリングオシレータ回路41及びVKKポンプ回路42が活性化してノードN14(VKK)を低い電圧にすることにより、ダイオード52及び抵抗R4をとおしてノードN12のレベルを低く下げ、またノードN12のレベルが正電圧VBLPのレベルよりも低くなるとリングオシレータ回路41及びVKKポンプ回路42が非活性化する。すなわちノードN12のレベルはほぼ正電圧VBLPと同じレベル、例えば0.5Vを保つ。抵抗R3、R4は、メモリセルMCのセット時に図6の信号経路を流れる電流と等しい電流Irが流れるように調節されている。例えば、R3=50kΩ、R4=30kΩに設定される。VREF=1.0V、VBLP=0.5Vとすると、その差電位0.5Vが抵抗R3に加わり、Irの電流値は10uAとなる。従って抵抗R4の電圧Vrは0.3V(=10uA×30kΩ)となる。また電圧Vdは図3の読み出し電流Irs(=10uA)とダイオード特性(C1、C2)との交点の電圧になる。このように図7の負電圧VKKは、正電圧VBLPから、電流Irが流れたときの電圧Vr及び電圧Vdの和を差し引いた電圧値に一致するようにフィードバック制御される。
ここで、図8を参照して、読み出し動作時の図6における電圧温度特性について説明する。また、本実施形態との比較例として、図9には、従来の構成を採用した場合の図8に対応する電圧温度特性を示している。図8及び図9は、想定される温度範囲内(−5℃〜110℃)で、メモリセルMC各部の電圧の温度依存性がグラフにより表されている。
図8に示すように、本実施形態の電圧温度特性によれば、ビット線BLに印加される正電圧VBLPは温度依存性がなく一定値に保たれるとともに、ワード線WLに印加される負電圧VKKは、温度上昇とともに緩やかに増加していく。−5℃〜110℃の温度範囲では、負電圧VKKは、最小電圧値V1から最大電圧値V2まで変化する。一方、図6のノードN0に関し、相変化素子20がセット抵抗を保持する場合の電圧VN0sと、相変化素子20がリセット抵抗を保持する場合の電圧VN0rは、いずれも温度依存性がなくフラットになる。すなわち、ダイオード21の順方向電圧Vdが負電圧VKKの温度依存性とは逆の関係になるため、両者の変化がキャンセルされたものである。なお、ビット線BLの正電圧VBLPは、ノードN0のセット時の電圧VN0sより電圧Vgだけ高くなっている。図8の電圧関係の具体例としては、VBLP=0.5V、VSS=0Vに対し、負電圧VKKの変化は、V1=−0.78V、V2=−0.68Vとなる。また、ノードN0の電圧は、セット時にVN0s=0.3V、リセット時にVN0rがVSSより若干高い値になり、Vg=0.3Vとなる。
これに対し、図9に示す従来の構成の電圧温度特性によれば、ワード線WLは温度依存性がないグランド電位VSSに保たれるが、昇圧電圧が供給されるビット線BLの電位には温度依存性がある。すなわち、相変化素子20がセット抵抗を保持する場合の電圧VN0sと、相変化素子20がリセット抵抗を保持する場合の電圧VN0rとは、いずれもダイオード21の順方向電圧Vdと同じ温度依存性があり、これに連動してビット線BLの電位が変化する。−5℃〜110℃の温度範囲では、電圧VN0sが最大電圧値Vbから最小電圧値Vaまで変化し、そこから電圧Vgだけ高いビット線BLの電位は、最大電圧値VBbから最小電圧値VBaまで変化する。図9の電圧関係の具体例としては、図3のダイオード21の特性に対応して、Va=0.88、Vb=0.98V、VBa=1.18V、VBb=1.28V、Vg=0.3Vとなる。
図8と図9を比較すれば明らかなように、本実施形態では、ワード線WLにグランド電位VSSより低い負電圧VKKを供給しているので、ビット線BLにレベルの低い正電圧VBLP(例えば、0.5V)を供給することができる。また、負電圧VKKに対し、ダイオード21とは逆の温度依存性を与えるように制御しているので、メモリセルMCの読み出し動作時に温度変動の影響を受けないように制御することができる。従来の構成では、ビット線BLに高い電圧を印加せざるを得ないため、メモリセルMCの読み出し動作時に温度変動の影響は避けられず、ビット線BLの電圧を温度に応じて制御する手法を採用したとしても、リード回路32の動作点の変動に起因して判定精度が劣化する。従って、本実施形態では、従来の構成に比べて、温度変動の影響を抑えつつ、メモリセルMCのセンスマージンの向上が可能である。一方、従来の構成では、読み出し動作の高速化を図るため、データ保存時(スタンバイ時)にワード線WLを高い電圧に保ち、ビット線BLをグランド電位VSSに保つ必要があるが、これによりダイオード21に逆バイアスがかかり、ダイオード21のリークに起因するスタンバイリークが発生する。これに対し、本実施形態では、データ保存時(スタンバイ時)にワード線WL及びビット線BLをともにグランド電位VSSに保つことができ、ダイオード21が逆バイアスされず、スタンバイリークの発生を防止することができる。
さらに、図8と図3から明らかなように、読み出し動作において、非選択ワード線、及び非選択ビット線はデータ保存時(スタンバイ時)と同じグランド電位VSSから電圧を変化させる必要がない。選択ビット線(0.5Vの正電圧VBLPを印加)につながっている非選択のメモリセル(非選択ワード線はグランド電位VSS)は、図3のグラフのダイオード順方向電圧が0.5Vとなるダイオード電流以下しか流さないため、セット状態の相変化素子20の読み出し電流Irsよりも十分小さい電流であり、選択メモリセルの抵抗値の判別にはほとんど影響を与えない。また、選択ワード線(負電圧VKKを印加)につながっている非選択のメモリセル(非選択ビット線はグランド電位VSS)は、低温の場合はV1=−0.78V、高温の場合はV2=−0.68Vがかかるが、図3のグラフのダイオード順方向電圧が低温、高温でそれぞれV1、V2のときにダイオード電流は十分に小さく、消費電流の大きな増大はない。従って、データ保存時(スタンバイ時)の状態から高速に読み出し動作を行うことができ、また非選択ビット線や非選択ワード線の充放電に伴う消費電流も発生しない。
また、従来の構成の場合、ビット線BLに印加される昇圧電圧は、正電圧VBLPに比べるとリップルノイズが大きいため、リード回路32を昇圧電圧で駆動したときに相変化素子20の抵抗状態を正確に検知できなくなる問題がある。これに対し、本実施形態では、リード回路32を電源電圧VDDで駆動できるので、相変化素子20の抵抗状態をより正確に検知可能となる。さらに、従来の構成の場合、昇圧電圧で駆動されるリード回路32は、ゲート酸化膜が厚い厚膜トランジスタで構成する必要があり、その分だけレイアウト面積が大きくなるとともに、閾値電圧のばらつきも大きくなりリード回路32の検知精度が劣化する。これに対し、本実施形態では、ゲート酸化膜の薄い薄膜トランジスタを用いた簡素な構成のリード回路32を実現でき、検知精度を良好に保つことができる。
以上、本実施形態に基づいて本発明について具体的に説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々の変更を施すことができる。例えば、ビット線制御回路12、VBLP発生回路13、VKK発生回路14については、同様の目的を達成可能である限り、本実施形態の構成に限られることなく多様な構成を採用することができる。また、本発明の相変化メモリ装置を搭載可能な半導体装置としては、SOC(System on Chip)、MCP(Multi chip package)、POP(Package on Package)等を挙げることができる。また本発明は相変化メモリ装置に限定されるものではなく、ダイオードマトリックスセル方式を採用した半導体メモリ装置、例えば抵抗変化メモリ(RRAM)などにも広く適用可能である。
10…メモリセルアレイ
11…ワード線デコーダ
12…ビット線制御回路
13…VBLP発生回路
14…VKK発生回路
15…基準電圧発生回路
20…相変化素子
21…ダイオード
22、54、56〜58…インバータ
30…ビット線デコーダ
31…ライト回路
32…リード回路
40…VKK判定回路
41…リングオシレータ回路
42…VKKポンプ回路
50…差動アンプ
51…キャパシタ
52…ダイオード
53…コンパレータ
55…NANDゲート
59…ポンピング容量
MC…メモリセル
WL…ワード線
BL…ビット線
DL…データ線
R1〜R4…抵抗
VDD…電源電圧
VSS…グランド電位
VKK…負電圧
VBLP…正電圧
VREF…基準電圧
Q1〜Q10、Q20〜Q24…トランジスタ
N0〜N4、N10〜N14…ノード

Claims (14)

  1. 第1の配線と第2の配線との間に直列接続されたメモリ素子及びダイオードを含むメモリセルと、
    温度依存性がない第1の電圧を発生する第1の電圧発生回路と、
    前記ダイオードの順方向電圧の温度依存性とは逆の温度依存性を有し、前記第1の電圧より低い第2の電圧を発生する第2の電圧発生回路と、
    前記メモリセルの読み出し動作時に、前記第1の配線に前記第1の電圧が印加され、かつ前記第2の配線に前記第2の電圧が印加された状態で、前記メモリセルを流れる電流の変化に応じて前記メモリ素子の抵抗状態を検知する制御回路と、
    を備えることを特徴とする半導体メモリ装置。
  2. 前記第1の配線としての複数のビット線と、前記第2の配線としての複数のワード線とが配置され、前記複数のビット線及び前記複数のワード線の交点に複数の前記メモリセルが設けられていることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  3. 前記第1の電圧はグランド電位より高く、前記第2の電圧は前記グランド電位より低いことを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  4. 前記第1の電圧は、電源電圧より低い電圧であることを特徴とする請求項3に記載の半導体メモリ装置。
  5. データ保存時には、前記複数のビット線及び前記複数のワード線に前記グランド電位を印加し、
    読み出し動作時には、前記複数のビット線及び前記複数のワード線のうち、選択ビット線に前記第1の電圧を印加し、選択ワード線に前記第2の電圧を印加し、非選択ビット線及び非選択ワード線を前記グランド電位に保つように制御する、
    ことを特徴とする請求項4に記載の半導体メモリ装置。
  6. 前記第1の電圧は略0.5Vであることを特徴とする請求項4又は5に記載の半導体メモリ装置。
  7. 前記第1の電圧発生回路は、温度依存性がない基準電圧に基づいて、前記基準電圧より低い前記第1の電圧を発生することを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
  8. 前記第2の電圧発生回路は、前記基準電圧と前記第1の電圧とに基づいて、前記第1の電圧から読み出し動作時の前記メモリセルに印加される電圧を差し引いた前記第2の電圧を発生することを特徴とする請求項7に記載の半導体メモリ装置。
  9. 前記第2の電圧発生回路は、前記ダイオードと同一特性を有するダイオードと抵抗の直列回路を含み、前記直列回路の抵抗側の一端に前記基準電圧が印加され、前記直列回路のダイオードのカソード側に前記第2の電圧がフィードバックされることを特徴とする請求項8に記載の半導体メモリ装置。
  10. 前記第2の電圧発生回路は、前記直列回路のうち抵抗分割された所定のノードの電圧と前記第1の電圧とのレベルを比較するコンパレータをさらに含むことを特徴とする請求項9に記載の半導体メモリ装置。
  11. 前記コンパレータから出力される信号を入力して所定周期の方形波を出力するリングオシレータ回路と、前記リングオシレータ回路から出力される前記方形波に基づいて前記第2の電圧を発生するポンプ回路と、をさらに含むことを特徴とする請求項10に記載の半導体メモリ装置。
  12. 前記制御回路は、前記複数のビット線のうち選択されたビット線を介して前記メモリセルから読み出されたデータを増幅して出力するリード回路を含むことを特徴とする請求項2に記載の半導体メモリ装置。
  13. 前記リード回路は、前記電源電圧で駆動されることを特徴とする請求項12に記載の半導体メモリ装置。
  14. 前記メモリ素子は、低抵抗の結晶状態と高抵抗のアモルファス状態とを可逆的に変化させることにより情報を書き換え可能に記憶する相変化素子であることを特徴とする請求項1に記載の半導体メモリ装置。
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