JP5657844B1 - 直交信号を生成するための周波数の1.5分周 - Google Patents

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Abstract

直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置が開示される。装置は、第1の周波数および2つの位相を有する差分入力信号を受信し、第2の周波数の6位相信号を作り出す分周器を含む。第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである。装置はまた、6位相信号を受信し、8位相信号を生成する精密位相回転回路を含む。装置はまた、8位相信号を受信し、直交信号を生成する2倍周器を含む。直交信号は、第1の周波数を1.5で分周したものである第3の周波数を有する。

Description

米国特許法119条に基づく優先権の主張
本願は、譲受人に譲渡され、参照によって本明細書に明確に組み込まれる、2011年11月28日に提出された「A novel divide-by-1.5 circuit」と題する仮出願61/563,958号に対する優先権を主張する。
本開示は一般的に、周波数合成の分野に関する。より詳細には、開示される構成は、直交信号を生成するために、1.5で分周する(dividing a frequency)ことに関する。
電子デバイス(セルラ電話、ワイヤレスモデム、コンピュータ、デジタルミュージックプレーヤ、全地球測位システムユニット、携帯情報端末、ゲーミングデバイス、等)は、日常生活の一部になってきた。小型のコンピューティングデバイスは現在、自動車から住宅の錠まで、すべてのものに設置されている。電子デバイスの複雑性は、過去数年で劇的に増加している。例えば、多くの電子デバイスは、デバイスの制御を助ける1つ以上のプロセッサだけでなく、このプロセッサおよびデバイスの他の部分をサポートするための多数のデジタル回路を有する。
ワイヤレス通信システムは、音声、ビデオ、データ、等のような様々なタイプの通信コンテンツを提供するために広く展開されている。これらのシステムは、1つ以上の基地局との複数のワイヤレス通信デバイスの同時通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。
モバイルデバイスは、動作中に使用される様々な回路を含みうる。例えば、共振器は、モバイルデバイス内の基板または集積回路のいたるところで様々な回路を同期させるために使用されうる。さらに、モバイルデバイス内の異なる回路は、異なる周波数を用いて動作しうる。このように、直交信号を生成するために1.5で分周することで、利益が実現されうる。
直交信号を生成するために1.5で分周するための装置が開示される。装置は、第1の周波数および2つの位相を有する差分入力信号を受信し、第2の周波数の6位相信号を作り出す分周器を含む。第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである。装置はまた、この6位相信号を受信し、8位相信号を生成する精密位相回転回路(precision phase rotation circuitry)を含む。装置はまた、この8位相信号を受信し、直交信号を生成する2倍周器(doubler)を含む。直交信号は、第1の周波数を1.5で分周したものである第3の周波数を有する。
精密位相回転回路は、各々が6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる1つ以上の遅延セルを含みうる。各遅延セルは、6位相信号内の1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させうる。実行される回転量は、各遅延セルへの制御信号に基づきうる。制御信号は、フィードバックループによって決定されうる。高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも遅延を生成しない。各フィードバックループは、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを含みうる。抵抗器およびキャパシタは、論理ANDゲートの出力に対してローパスフィルタとして動作しうる。
位相回転回路は、各々が6位相信号内の異なる位相を回転させる6つの遅延セルを含みうる。一構成において、各遅延セルは、直列配置(series configuration)で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタ(degeneration transistor)を含む。デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、P型トランジスタおよびN型トランジスタのゲートで受信される入力信号のための遅延量を決定しうる。P型トランジスタおよびN型トランジスタのドレインは、遅延セルの出力で結合されうる。N型トランジスタのソースは、デジェネレイショントランジスタのドレインに結合されうる。デジェネレイショントランジスタのソースは、接地に結合されうる。P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合されうる。
直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための方法もまた開示される。第1の周波数を有する差分信号が受信される。第2の周波数の6位相信号が差分信号に基づいて作り出され、ここで、第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである。6位相信号は、第2の周波数の8位相信号に変換される。8位相信号は、第3の周波数の直交信号に変換され、ここで、第3の周波数は、第1の周波数を1.5で分周したものである。
直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置もまた開示される。装置は、第1の周波数を有する差分信号を受信するための手段を含む。装置はたまた、差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すための手段を含み、ここで、第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである。装置はまた、6位相信号を第2の周波数の8位相信号に変換するための手段を含む。装置はまた、8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するための手段を含み、ここで、第3の周波数は、第1の周波数を1.5で分周したものである。
直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するためのコンピュータプログラム製品もまた開示される。コンピュータプログラム製品は、命令を有するコンピュータ読取可能な媒体を備える。命令は、第1の周波数を有する差分信号を受信するためのコードを含む。命令はまた、差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すためのコードを含み、ここで、第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである。命令はまた、6位相信号を第2の周波数の8位相信号に変換するためのコードを含む。命令はまた、8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するためのコードを含み、ここで、第3の周波数は、第1の周波数を1.5で分周したものである。
図1は、受信機を示すブロック図である。 図2は、1.5分周(divide-by-1.5)モジュールのブロック図である。 図3は、1.5分周モジュールを示すブロック図である。 図4Aは、精密位相回転回路への入力である6位相信号(X1−X6)を示す位相図である。 図4Bは、精密位相回転回路からの出力である8位相信号を示す位相図である。 図5は、例えば、精密位相回転回路で使用される遅延セルを示す回路図である。 図6は、直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための方法を示すフロー図である。 図7Aは、第1のフィードバックループの動作を示す回路図である。 図7Bは、第1のフィードバックループおよび遅延セルによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。 図8Aは、第2のフィードバックループの動作を示す回路図である。 図8Bは、第2のフィードバックループおよび遅延セルによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。 図9Aは、第2のフィードバックループの動作を示す回路図である。 図9Bは、第3のフィードバックループおよび遅延セルによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。 図10は、電子デバイス/ワイヤレスデバイス内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。
周波数を1.5で分周する1つの可能な方法は、2倍周器の後に分周器(3分周)アーキテクチャを使用することである。直交信号が望まれる場合、分周器は、そのような構成において直交信号を出力しうる。しかしながら、この構成は、いくつかの問題を有しうる。第1に、分周器は、比較的高い周波数(例えば、クロック周波数の2倍)で動作し得、プロセスにわたって不安定さをもたらしうる。第2に、ダブラのための直交入力を得るために、クロック信号は、RC/CRネットワークによってハイパス/ローパスフィルタリングされ(例えば、バッファを使用して)、これは、比較的高い消費電力と、劣等な信号品質とに帰着しうる。例えば、RC/CRネットワークは、差分信号から直交信号を生成するために使用され、例えば、RC部(ローパスフィルタを実現する抵抗−容量回路)は、信号を+45度回転させ、CR部(ハイパスフィルタを実現する容量−抵抗回路)は、同一の信号を−45度回転させうる。比較的劣等な消費電力に加えて、RC/CRネットワークは、その他の性能の制限として、ブロードバンド信号に対して適応性がない可能性がある。
第3に、高い位相ノイズおよび不正確な位相関係は、ププロセス依存型のハイパス/ローパスフィルタリングに起因しうる。本明細書で使用される場合、「2倍周器」という用語は、信号の周波数を約2倍にするモジュールを指す。「分周器」という用語は、信号の周波数を分周するモジュールを指しうる。例えば、「3分周(divide-by-3)」モジュールは、分周比が3の分周器でありうる。
本明細書のシステムおよび方法は、分周器(例えば、3分周)の後に2倍周器を使用しうる。分周器は、プロセスにわたってよりロバストな機能を提供しうるより低い周波数(VCO周波数)で動作しうる。直交位相生成について、デジタル信号品質(良い位相ノイズおよび残余サイドバンド性能のための)を維持し、消費電流を減らす精密位相回転回路および方法が使用されうる。
分周器の後に2倍周器(I2倍周器およびQ2倍周器)を有するアーキテクチャにおいて、これらの2倍周器は、8つの位相(45度ずつ離れた)を使用して、4つの直交位相(90度ずつ離れた)を生成しうる。しかしながら、分周器は、本質的に、6つの位相(60度ずつ離れた)を生成することしかできない。このように、精密位相回転は、4つの直交位相を生成するために2倍周器によって使用される8つの位相を生成するために使用されうる。さらに、本明細書のシステムおよび方法は、任意の端数の(fractional)分周比、例えば、2.5、3.5、等を生成するために使用されうる。
図1は、受信機102を示すブロック図である。受信機102は、ワイヤレス通信用に設計されたモバイルデバイスまたは基地局の一部、例えば、超高速データレート(SHDR)受信局所共振器(LO)パスの一部でありうる。受信機102は、とりわけ、低ノイズ増幅器(LNA)112、周波数シンセサイザ104、位相回転を有する1.5分周モジュール108、ミキサ116を含みうる。LNA 112は、アンテナ120からワイヤレス通信信号を受信しうる。LNA 112は、受信された信号を利用可能なレベルに増幅し、無線周波数(RF)信号114、すなわち、送られた元の信号を表したもの、を生成しうる。周波数シンセサイザ104は、特定のアプリケーションに向けられた差分信号106を出力しうる。周波数シンセサイザ104は、異なる周波数を生成することができる。位相回転を有する1.5分周モジュール108は、この差分信号106を受信し、直交信号132を出力しうる。以下で説明されるように、位相回転を有する1.5分周モジュール108は、分周器に続いて2倍周器を使用しうる。受信機102において示されているが、位相回転を有する1.5分周モジュール108は、ワイヤレス通信用に設計されたモバイルデバイスまたは基地局内の様々なアプリケーションで使用されうる。ミキサ116は、LNA 112からRF信号114を、位相回転を有する1.5分周モジュール108から直交信号132を受信し、ベースバンド信号118を生成しうる。ベースバンド信号118は、送信側デバイス上のマイクロフォンによって受信された実際の再構築されたオーディオ、例えば、音声スピーチまたは他の種類のデータでありうる。このように、受信機102は、ベースバンド信号118を再構築するためにミキサ116を使用しうる。
図2は、1.5分周モジュール208のブロック図である。1.5分周モジュール208は、3分周モジュール222の後に精密位相回転回路224を含み、その後に1つ以上の2倍周器226a−bが続く。3分周モジュール222は、例えば、周波数シンセサイザ104から、差分信号206を受信しうる。3分周モジュール222は、差分信号206の周波数を分周し、精密位相回転回路224のための6位相信号228を生成しうる。精密位相回転回路224は、この6位相信号228を受信し、8位相信号230を生成しうる。これは、1つ以上の遅延セル238および1つ以上のフィードバックループ236を使用することを含みうる。本明細書で使用される場合、「遅延セル」238という用語は、時間ドメインで信号を時間遅延させるか、周波数ドメインで信号を位相シフトさせる任意のモジュールを指す。8位相信号230内の位相のうち4つは、I(同相)2倍周器226aに送られ、他の4つの位相は、Q(異相)2倍周器226bに送られうる。I2倍周器226aとQ2倍周器226bの出力の組み合わせは、直交信号232を形成しうる。
分周器222の後に2倍周器226a−bを有する(2倍周器の後に分周器を有するというよりはむしろ)アーキテクチャを使用することによって、1.5分周モジュール208に関連付けられた問題の多くが回避されうる。具体的には、3分周モジュール222を、2倍周器226a−bの前に設置することによって、3分周モジュール222は、例えば、2倍のVCO周波数(2×Fvco)ではなく、VCO周波数(Fvco)のような、より低い周波数で動作することができる。これにより、より信頼性の高い分周器222の機能が可能になる。加えて、1.5分周モジュール208は、RC/CRネットワーク(例えば、単一の位相を複数の位相へと分けるための)を含まないことができ、これは、より低い消費電流に帰着しうる。一構成において、消費電流は、2倍周器226a−bの後に分周器222を有する構成と比較して約40%減らされうる。加えて、1.5分周モジュール08の位相精度は、プロセスおよび温度に依存しないことができ得、それは、残余サイドバンド性能を、例えば、約10dBぶん向上させうる。
図3は、1.5分周モジュール308を示すブロック図である。示されたように、1.5分周モジュール308は、3分周モジュール322、精密位相回転回路324、および1つ以上の2倍周器326a−bを含みうる。3分周モジュール322は、周波数Fvcoの差分信号306(すなわち、2つの位相)を受信し、Fvco/3の周波数の6位相信号(X1−X6)328a−fを生成しうる。精密位相回転回路324は、6位相信号(X1−X6)328a−fを受信し、8位相信号(Out0−Out315)330a−hを生成しうる。8位相信号(Out0−Out315)330a−h内の位相のうち4つは、I(同相)2倍周器326aに送られ、他の4つの位相は、Q(異相)2倍周器326bに送られうる。I2倍周器326aとQ2倍周器326bの組み合わせられた出力は、直交信号(QuadOut1−QuadOut4)332a−dを形成しうる。
具体的には、精密位相回転回路324は、遅延セル338a−fとフィードバックループ340、342、344との組み合わせを使用して、6位相信号(X1-X6)328a−fを8位相信号(Out0−Out215)330a−hへと変えうる。各遅延セル338a−fは、6位相信号(X1−X6)328a−fからの1つの位相と、制御信号(すなわち、VC1 346、VC2 348、またはVC3 350)とを受信し、8位相信号(Out0−Out315)330a−h内の位相のうちの1つを生成しうる。例えば、第1の遅延セル338aは、X2 328bを(6位相信号328から)、VC1 346を(第1のフィードバックループ340から)受信し、Out270 330gを生成しうる。同様に、第2の遅延セル338bは、X5 328eを(6位相信号328から)、VC1 346を(第1のフィードバックループ340から)受信し、Out90 330cを生成しうる。Out225 330f、Out45 330b、Out315 330h、およびOut135 330dを生成するために、それぞれ、第3の遅延セル338c、第4の遅延セル338d、第5の遅延セル338e、および第6の遅延セル338fについて同様の処理パスが精密位相回転回路324において示されている。
各フィードバックループ340、342、344は、位相を調整するため、すなわち、6位相信号(X1−X6)328a−f内の位相を回転させて8位相信号(Out0−Out315)330a−fを生成するように遅延セル338a−fを制御するのに使用される制御信号(VC1−VC3)346、348、350を生成するために、ANDゲート、抵抗器、キャパシタ、および演算増幅器の組み合わせを含みうる。精密位相回転回路324の一構成では、フィードバックループ340、342、344は、同様の回路エレメントを含みうるが、受信される入力が異なるため、結果として、異なる出力に帰着しうる。例えば、第1のフィードバックループ340は、第1の制御信号(VC1)346を生成するために、Out0 330a(X1 328aと同一である)、Out90 330c、Out180 330e(X4 328dと同一である)、およびOut270 330gを受信しうる。第2のフィードバックループ342は、第2の制御信号(VC2)348を生成するために、Out0 330a、Out45 330b、Out90 330c、Out180 330e、Out225 330f、およびOut270 330gを受信しうる。第3のフィードバックループは、第3の制御信号(VC3)350を生成するために、Out0 330a、Out90 330c、Out135 330d、Out180 330e、Out270 330g、およびOut315 330hを受信しうる。制御信号(VC1−VC3)346、348、350は、どれだけの遅延が遅延セル338a−fによって実行されるかを決定しうる。X1 328aおよびX4 328dは、それぞれ、遅延セル338a−fからのさらなる遅延がない場合、Out0 330aおよびOut180 330eに等しいとみなされうる。
I(同相)2倍周器326aおよびQ(異相)2倍周器326bは、各々、Fvco/1.5である第3の周波数を有する直交信号332を生成するために、8位相信号(Out0−Out315)330a−h内の位相のうち4つを受信しうる。具体的には、I2倍周器326aは、直交信号(QuadOut1−QuadOut2)332a−b内の2つの位相を生成するために、Out0 330a、Out180 330e、Out90 330cおよびOut270 330gを受信しうる。同様に、Q2倍周器326bは、直交信号(QuadOut3−QuadOut4)332c−d内の他の2つの位相を生成するために、Out45 330b、Out225 330f、Out315 330h、およびOut135 330dを受信しうる。
図4Aは、精密位相回転回路324に入力される6位相信号(X1−X6)428a−fを示す位相図である。例えば、6つの位相(X1−X6)428a−fは、3分周モジュール322から出力されうる。示されるように、6位相信号(X1−X6)428a−fの位相は、互いに均等に60度ずつ間隔が空けられうる。換言すると、X1 428a、X6 428f、X5 428e、X4 428d、X3 428c、およびX2 428bは、それぞれ、0、60、120、180、240、および300度の位相を有しうる。
図4Bは、精密位相回転回路324から出力される8位相信号430を示す位相図である。例えば、8つの位相(Out0−Out315)430a−hは、直交信号(QuadOut1−QuadOut4)332a−dを生成するために、I(同相)2倍周器326aとQ(異相)2倍周器326bとの間に入力されうる。示されるように、8位相信号(Out0−Out315)430a−hの位相は、互いに均等に45度ずつ間隔が空けられうる。換言すると、Out0 430a、Out45 430b、Out90 430c、Out135 430d、Out180 430e、Out225 430f、Out270 430g、およびOut315 430hは、それぞれ、0、45、90、135、180、225、270、および315度の位相を有しうる。
図5は、例えば、精密位相回転回路324で使用される遅延セル538を示す回路図である。遅延セル538は、入力信号528(例えば、6位相信号(X1−X6)328a−fの一部)および制御信号552(例えば、フィードバックループ340、342、344からの)を受信し、出力信号(例えば、8位相信号(Out0−Out315)330a−hの一部)を生成しうる。入力信号528は、P型金属酸化膜半導体(PMOS)トランジスタ554およびN型金属酸化膜半導体(NMOS)トランジスタ556のゲートに供給されうる。P型トランジスタ554は、N型トランジスタ556と直列配置されうる。
制御信号552は、デジェネレイショントランジスタ558、例えば、N型デジェネレイショントランジスタ558のゲートに供給されうる。一構成において、制御信号552の電圧レベルが高くなるにつれ、出力信号530で生成される遅延は低下する。すなわち、制御信号552の最大電圧は、出力信号530におけるゼロ遅延を生成しうる。逆に、制御信号552の電圧レベルが低くなるにつれ、出力信号530で生成される遅延は高まる。すなわち、制御信号552のゼロ電圧は、出力信号530における最大遅延を生成しうる。デジェネレイショントランジスタ558を有する構成が示されているが、遅延セル538の任意の適切な構成が使用されうる。例えば、制御信号552に基づいて可変遅延を提供する切替キャパシタバンクが使用されうる。さらに、使用される構成に関係なく、1つ以上の遅延セル538は、可能な遅延を増加させるために互いにカスケード接続されうる。
一構成において、PMOSトランジスタ554のソースは、直流(DC)基準電圧(Vdd)553に結合されうる。PMOSトランジスタ554およびNMOSトランジスタ556のドレインは、互いに結合されうる。NMOSトランジスタ556のソースは、デジェネレイショントランジスタ558のドレインに結合されうる。デジェネレイショントランジスタ558のソースは、接地560に結合されうる。具体的には、制御信号552は、デジェネレイショントランジスタ558の抵抗を調整し、それによって、遅延セル538の遅延全体を調整しうる。さらに、デジェネレイショントランジスタ558の大きさ(dimension)は、本明細書のシステムおよび方法が適用されうる特定のアプリケーションについて選択されうる。例えば、より小さいデジェネレイショントランジスタ558は、より大きい抵抗を可能にし、遅延セル538の遅延レンジ全体に影響を及ぼしうる。
図6は、直交信号232を生成するために周波数を1.5で分周するための方法600を示すフロー図である。方法600は、1.5分周モジュール208によって実行されうる。1.5分周モジュール208は、例えば、VCO周波数(Fvco)などの第1の周波数を有する差分信号206を受信しうる602。例えば、差分信号206は、受信機102内の周波数シンセサイザ104から受信されうる。1.5分周モジュール208はまた、第2の周波数の6位相信号228を作り出しうる604。ここで、第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したもの、すなわち、Fvco/3である。1.5分周モジュール208は、6位相信号228を作り出すために、3分周モジュール222を使用しうる。6位相信号228の位相は、互いに均等に60度ずつ間隔が空けられうる。すなわち、6位相信号は、0、60、120、180、240、および300度の位相を有しうる。
1.5分周モジュール208はまた、6位相信号228を、第2の周波数、すなわちFvco/3の8位相信号230に変換しうる606。これは、精密位相回転回路224を使用することを含みうる。具体的には、この変換は、遅延セル238とフィードバック236の組み合わせを使用して、6位相信号228から8位相信号230を作り出すことを含みうる。1.5分周モジュール208はまた、8位相信号230を、第1の周波数を1.5で分周したもの、および第2の周波数に2を掛けたものである第3の周波数の直交信号232に変換しうる608。換言すると、第3の周波数は、Fvco/1.5でありうる。これは、例えば、I(同相)2倍周器226aおよびQ(異相)2倍周器226b等、1つ以上の2倍周器を使用することを含みうる。
図7Aは、第1のフィードバックループ740の動作を示す回路図である。フィードバック740は、遅延セル738a−bによって導入される遅延量を決定する第1の制御信号(VC1)746を生成するために、位相回転回路324において利用可能な様々な信号を使用しうる。換言すると、第1の制御信号(VC1)746は、X2 728bおよびX5 728eをどれだけ遅延させるかを決定するために、遅延セル738a−bの入力にフィードバックされうる。具体的には、第1のフィードバックループ740は、第1の制御信号(VC1)746を生成するために、Out0 730a(X1 728aと同一である)、Out90 730c、Out180 730e(X4 728dと同一である)、Out270 730gを受信しうる。
フィードバックループ740は、演算増幅器768への2つの入力を提供するために、4つの論理ANDゲート762a−d、4つの抵抗器(R1−R4)764a−d、および2つのキャパシタ(C1−C2)766a−bを含みうる。最初の2つのANDゲート762a−b、最初の2つの抵抗器(R1−R2)764a−b、および第1のキャパシタ(C1)766aは、演算増幅器768の正入力端子への入力を提供する第1(すなわち、上)の平均化回路として動作しうる。最後の2つのANDゲート762c−d、最後の2つの抵抗器(R3−R4)764c−d、および第2のキャパシタ(C2)766bは、演算増幅器768の負入力端子への入力を提供する第2(すなわち、下)の平均化回路として動作しうる。抵抗器(R1−R4)764a−dおよびキャパシタ(C1−C2)766a−bは、結合して、ANDゲート762a−dの出力をローパスフィルタリングしうる。さらに、正端子の入力電圧は、Vpと呼ばれ、負端子の入力電圧は、Vnと呼ばれるだろう。電圧は、DC電圧単位の観点からフィードバックループに関して説明され、ここで、1u=1DC電圧単位=Vdd/12である。
まず、VC1 746が最大であり、遅延セル738a−bにおいて遅延を引き起こさないと想定する。遅延が無い場合、第1の遅延セルの出力は、300度(X2 728bと同じ)であり、第2の遅延セルの出力は、120度(X5 728eと同じ)でありうる。上の平均化回路は、Vp=2uを生成し、下の平均化回路は、Vn=4uを生成しうる。同じでない入力は、演算増幅器768の出力(VC1)746を低くし、これは、より多くの遅延をもたらす。Vp=Vn=3uとなるように、X2 728bおよびX5 728eが遅延させられた場合に均衡が確立されうる。したがって、X2 728bおよびX5 728eはそれぞれ、Out270 730gおよびOut90 730cになるように、30度(すなわち、1u)ぶん効率的に遅延させられうる。
図7Bは、第1のフィードバックループ740および遅延セル738a−bによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。左側では、X1 728a、X2 728b、X4 728d、およびX5 728e(第1のフィードバックループ740への入力)がそれぞれ、0、300、180、および120度で示されている。右側では、Out0 730a、Out90 730c、Out180 730e、およびOut270 730gが、それぞれ、0、90、180、および270度で示されている。このように、X1 728aおよびX4 728dを基準として使用して、遅延セル738a−bおよび第1のフィードバックループ740は、X2 728bおよびX5 728eを時計回りに30度回転させることができる。
図8Aは、第2のフィードバックループ842の動作を示す回路図である。フィードバック842は、遅延セル838c−dによって導入される遅延量を決定する第2の制御信号(V2)848を生成するために、位相回転回路324において利用可能な様々な信号を使用しうる。換言すると、第2の制御信号(VC2)848は、X3 828cおよびX6 828dをどれだけ遅延させるかを決定するために、遅延セル838c−dの入力にフィードバックされうる。第2のフィードバックループ842は、第2の制御信号(VC2)848を生成するために、Out0 830a、Out45 830b、Out90 830c、Out180 830e、Out225 830f、およびOut270 830gを受信しうる。
図8Aに示された第2のフィードバックループ842は、図7Aに示された第1のフィードバックループ740と同様の機能性および回路エレメントを含みうる。具体的には、図8Aに示されたANDゲート862a−d、抵抗器(R1−R4)864a−d、キャパシタ(C1−C2)866a−b、および演算増幅器868は、図7Aに示されたANDゲート762a−d、抵抗器(R1−R4)764a−d、キャパシタ(C1−C2)766a−b、および演算増幅器768に対応しうる。
しかしながら、それとは異なり、遅延セル838c−dおよび第2のフィードバックループ842は、X1 828aおよびX4 828dを基準として使用して、X3 828cおよびX6 828fを時計周りに15度回転させうる(図7AにおいてみられるようなX2 728bおよびX5 728eを30度回転させる代わりに)。これを行うために、上の平均化回路は、Vp=1uを生成し、下の平均化回路は、Vn=2uを生成しうる。同じでない入力は、演算増幅器868の出力(VC2)848を低くさせ、これは、より多くの遅延をもたらす。Vp=Vn=1.5uとなるようにX3 828cおよびX6 828fを遅延させた場合に均衡が確立されうる。したがって、X3 828cおよびX6 828fはそれぞれ、Out225 830fおよびOut45 830bになるように、15度効率的に遅延させられうる。
図8Bは、第2のフィードバックループ842および遅延セル838c−dによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。左側では、X1 828a、X3 728c、X4 828d、およびX6 828f(第2のフィードバックループ842への入力)がそれぞれ、0、240、180、および60度で示される。右側では、Out0 830a、Out45 830b、Out180 830e、およびOut225 830fがそれぞれ、0、45、180、および225度で示される。このように、X1 828aおよびX4 828dを基準として使用して、遅延セル838c−dおよび第2のフィードバックループ842は、X3 828cおよびX6 828fを時計回りに15度回転させることができる。
図9Aは、第3のフィードバックループ944の動作を示す回路図である。フィードバックループ944は、遅延セル938e−fによって導入される遅延量を決定する第3の制御信号(VC3)950を生成するために、位相回転回路324において利用可能な様々な信号を使用しうる。換言すると、第3の制御信号(VC3)950は、X1 928aおよびX4 928dをどれだけ遅延させるかを決定するために、遅延セル938e−fの入力にフィードバックされうる。第3のフィードバックループは、第3の制御信号(VC3)950を生成するために、Out0 930a、Out90 930c、Out135 930d、Out180 930e、Out270 930g、およびOut315 930hを受信しうる。
図9Aに示された第3のフィードバックループ944は、図7Aに示された第1のフィードバックループ740と同様の機能性および回路エレメントを含みうる。具体的には、図9Aに示されたANDゲート962a−d、抵抗器(R1−R4)964a−d、キャパシタ(C1−C2)966a−b、および演算増幅器968は、図7Aに示されたANDゲート762a−d、抵抗器(R1−R4)764a−d、キャパシタ(C1−C2)766a−b、および演算増幅器768に対応しうる。
しかしながら、それとは異なり、遅延セル938e−fおよび第3のフィードバックループ944は、X1 928aおよびX4 928dを時計回りに45度回転させうる。これを行うために、上の平均化回路は、Vp=3uを生成し、下の平均化回路は、Vn=0uを生成しうる。Vp=Vn=1.5uとなるようにX1 928aおよびX4 928dが遅延させられる場合に均衡が確立されうる。したがって、X1 928aおよびX4 928dは、それぞれ、Out315 930hおよびOut135 930dになるように、効率的に45度遅延させられうる。
図9Bは、第3のフィードバックループ944および遅延セル938e−fによって引き起こされる位相回転のグラフィック図である。左側では、X1 928aおよびX4 928dはそれぞれ、0度および180度で示される。右側では、Out0 930a、Out135 930d、Out180 930e、およびOut315 930hがそれぞれ、0、135、180、および315度で示される。このように、X1 928aおよびX4 928dは、遅延セル938e−fおよび第3のフィードバックループ944を用いて、時計回りに45度回転されうる。
図10は、電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004内に含まれうる特定のコンポーネントを示す。電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004は、アクセス端末、モバイル局、ユーザ端末(UE)、基地局、アクセスポイント、ブロードキャスト送信機、ノードB、発展型ノードB、等でありうる。電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004は、プロセッサ1003を含む。プロセッサ1003は、汎用の単一チップまたはマルチチップのマイクロプロセッサ(例えば、ARM)、専用マイクロプロセッサ(例えば、デジタルシグナルプロセッサ(DSP))、マイクロコントローラ、プログラマブルゲートアレイ、等でありうる。プロセッサ1003は、中央処理ユニット(CPU)と呼ばれうる。図10の電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004には単一のプロセッサ1003だけが示されているが、代替的な構成では、プロセッサの組み合わせ(例えば、ARMとDSP)が使用されることもできる。
電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004はまた、メモリ1005も含む。メモリ1005は、電子情報を記憶することができる電子コンポーネントでありうる。メモリ1005は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、磁気ディスク記憶媒体、光学記憶媒体、RAMにおけるフラッシュメモリデバイス、プロセッサと共に含まれるオンボードメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、等、およびそれらの組み合わせとして具現化されうる。
データ1007aおよび命令1009aは、メモリ1005に記憶されうる。命令1009aは、本明細書で開示された方法を実現するためにプロセッサ1003によって実行可能でありうる。命令1009aを実行することは、メモリ1005に記憶されたデータ1007aを使用することを含みうる。プロセッサ1003が命令1109aを実行する場合、命令1109bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされ、データ1107bの様々な部分がプロセッサ1003にロードされうる。
電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004はまた、電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004への信号の送信と、そこからの信号の受信を可能にするために、送信機1011および受信機1013を含みうる。送信機1011および受信機1013は、総称して、トランシーバ1015と呼ばれうる。複数のアンテナ1017a−bは、トランシーバ1015に電気的に結合されうる。電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004はまた、複数の送信機、複数の受信機、複数のトランシーバ、および/または追加のアンテナを含みうる(示されていない)。
電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004は、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)1021を含みうる。電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004はまた、通信インターフェース1023を含みうる。通信インターフェース1023は、ユーザが、電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004と対話することを可能にしうる。
電子デバイス/ワイヤレスデバイス1004の様々なコンポーネントは、電力バス、制御信号バス、ステータス信号バス、データバス、等を含みうる1つ以上のバスによって互いに結合されうる。明確さのために、図10では様々なバスがバスシステム1019として示されている。
本明細書で説明された技術は、直交多重化スキームに基づく通信システムを含む、様々な通信システムに使用されうる。このような通信システムの例には、直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム、単一キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)システム、等が含まれる。OFDMAシステムは、システム帯域幅全体を複数の直交サブキャリアに分割する変調技術である、直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。これらのサブキャリアは、トーン、ビン、等とも呼ばれうる。OFDMの場合、各サブキャリアは、独立してデータと変調されうる。SC−FDMAシステムは、インターリーブドFDMA(IFDMA)を利用して、システム帯域幅全体にわたって分散したサブキャリアで送信するか、ローカライズドFDMA(LFDMA)を利用して、隣接サブキャリアの1つのブロックで送信するか、エンハンスドFDMA(EFDMA)を利用して、隣接サブキャリアの複数のブロックで送信しうる。一般的に、OFDMでは周波数ドメインにおいて、SC−FDMAでは時間ドメインにおいて、変調シンボルが送られる。
「決定すること」という用語は、多種多様な動作を包含し、したがって、「決定すること」とは、算出すること、計算すること、処理すること、導出すること、調査すること、ルックアップすること(例えば、表、データベース、または別のデータ構造をルックアップすること)、確認すること、等を含みうる。また、「決定すること」は、受信すること(例えば、情報を受信すること)、アクセスすること(例えば、メモリ内のデータにアクセスすること)、等を含みうる。また、「決定すること」は、解決すること、選択すること、選ぶこと、確立すること、等を含みうる。
「〜に基づいて」という表現は、別途明確に記載されていない限り、「〜だけに基づいて」を意味しない。換言すると、「〜に基づいて」という表現は、「〜だけに基づいて」および「少なくとも〜に基づいて」の両方を説明する。
「プロセッサ」という用語は、汎用プロセッサ、中央処理ユニット(CPU)、マイクロプロセッサ、デジタルシグナルプロセッサ(DSP)、コントローラ、マイクロコントローラ、ステートマシン、等を包含するように広く解釈されるべきである。いくつかの状況下では、「プロセッサ」は、特定用途向け集積回路(ASIC)、プログラマブル論理デバイス(PLD)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)、等を指しうる。「プロセッサ」という用語は、例えば、DSPと、1つのマイクロプロセッサ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアと連結した1つ以上のマイクロプロセッサ、または、任意の他のこのような構成との組み合わせのような、処理デバイスの組み合わせを指しうる。
「メモリ」という用語は、電子情報を記憶することができる任意の電子コンポーネントを包含するように広く解釈されるべきである。メモリという用語は、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、不揮発性ランダムアクセスメモリ(NVRAM)、プログラマプル読取専用メモリ(PROM)、消去可能プログラマブル読取専用メモリ(EPROM)、電気的消去可能PROM(EEPROM)、フラッシュメモリ、磁気的または光学的データ記憶装置、レジスタ、等のような、様々なタイプのプロセッサ読取可能な媒体を指しうる。メモリは、プロセッサがそのメモリから情報を読み取ることができる、および/または、それに情報を書き込むことができる場合、そのプロセッサと電子通信していると考えられる。プロセッサに統合されているメモリは、そのプロセッサと電子通信している。
「命令」および「コード」という用語は、任意のタイプのコンピュータ読取可能なステートメントを包含するように広く解釈されるべきである。例えば、「命令」および「コード」という用語は、1つ以上のプログラム、ルーチン、サブルーチン、関数、プロシージャ、等を指しうる。「命令」および「コード」は、単一のコンピュータ読取可能なステートメント、または多数のコンピュータ読取可能なステートメントを備えうる。
本明細書で説明された機能は、ハードウェアによって実行されているソフトウェアまたはファームウェアで実現されうる。これら機能は、1つ以上の命令として、コンピュータ読取可能な媒体に記憶されうる。「コンピュータ読取可能な媒体」または「コンピュータプログラム製品」という用語は、コンピュータまたはプロセッサによってアクセスされることができる任意の有形な記憶媒体を指す。限定ではなく例として、コンピュータ読取可能な媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたは他の光学ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置または他の磁気記憶デバイス、あるいは、命令またはデータ構造の形態で所望のプログラムコードを搬送または記憶するために使用されることができ、かつ、コンピュータによってアクセスされることができる任意の他の媒体を備えうる。ディスク(disk)とディスク(disc)は、本明細書で使用される場合、コンパクトディスク(CD)、レーザディスク、光ディスク、デジタル多用途ディスク(DVD)、フロッピー(登録商標)ディスク、ブルーレイ(登録商標)ディスクを含む。ここで、ディスク(disk)は、通常磁気的にデータを再生し、ディスク(disc)はレーザを用いて光学的にデータを再生する。
本明細書に開示された方法は、説明された方法を達成するための1つ以上のステップまたは動作を備える。方法のステップおよび/または動作は、本願の特許請求の範囲から逸脱せずに、互いに置き換えられうる。換言すると、ステップまたは動作の特定の順序が、説明されている方法の適切な動作に必要とされない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲から逸脱することなく変更されうる。
さらに、図6によって示されたもののような、本明細書において説明された方法および技術を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段が、デバイスによってダウンロード、および/または、他の方法で取得されうることは認識されるべきである。例えば、デバイスは、本明細書で説明された方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合されうる。代替的に、本明細書で説明された様々な方法は、記憶手段(例えば、ランダムアクセスメモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、コンパクトディスク(CD)またはフロッピーディスクのような物理記憶媒体、等)を介して提供され、それによってデバイスは、この記憶手段をデバイスに結合または提供することで、様々な方法を取得しうる。
本願の特許請求の範囲が、上に示されたまさにその構成およびコンポーネントに限定されないことは理解されるべきである。特許請求の範囲から逸脱することなく、本明細書に説明されたシステム、方法、および装置の、配置、操作、および詳細において、様々な変更、変化、および変形が行われうる。
以下に本願発明の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[C1] 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置であって、
第1の周波数および2つの位相を有する差分入力信号を受信し、第2の周波数の6位相信号を作り出す分周器、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
前記6位相信号を受信し8位相信号を生成する精密位相回転回路と、
前記8位相信号を受信し直交信号生成する2倍周器、ここにおいて、前記直交信号は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである第3の周波数を有する、と、
を備える装置。
[C2] 前記精密位相回転回路は、各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる1つ以上の遅延セルを備える、C1に記載の装置。
[C3] 各遅延セルは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、C2に記載の装置。
[C4] 実行される位相回転の量は、各遅延セルへの制御信号に基づく、C3に記載の装置。
[C5] 前記制御信号は、フィードバックループによって決定され、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、C4に記載の装置。
[C6] 各フィードバックループは、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対してローパスフィルタとして動作する、C5に記載の装置。
[C7] 前記位相回転回路は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、C2に記載の装置。
[C8] 各遅延セルは、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対する遅延量を決定する、C2に記載の装置。
[C9] 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延セルの出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、C8に記載の装置。
[C10] 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための方法であって、
第1の周波数を有する差分信号を受信することと、
前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すこと、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換することと、
前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換すること、ここにおいて、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と、
を備える方法。
[C11] 前記6位相信号を8位相信号に変換することは、各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる1つ以上の遅延セルを備える精密位相回転回路を使用することを備える、C10に記載の方法。
[C12] 各遅延セルは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、C11に記載の方法。
[C13] 実行される位相回転の量は、各遅延セルへの制御信号に基づく、C12に記載の方法。
[C14] 1つ以上フィードバックループによって、各遅延セルのための制御信号を決定することをさらに備え、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、C13に記載の方法。
[C15] 各フィードバックループは、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対するローパスフィルタとして動作する、C14に記載の方法。
[C16] 前記位相回転回路は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、C11に記載の方法。
[C17] 各遅延セルは、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対して遅延量を決定する、C11に記載の方法。
[C18] 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延セルの出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、C17に記載の方法。
[C19] 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置であって、
第1の周波数を有する差分信号を受信するための手段と、
前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すための手段、ここでにおいて、前記第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである、と、
前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換するための手段と、
前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するための手段、ここにおいて、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と、
を備える装置。
[C20] 前記6位相信号を8位相信号に変換するための手段は、遅延させること各々が前記6位相信号の1つ以上の位相を回転させる、遅延させるための1つ以上の手段を備える、C19に記載の装置。
[C21] 遅延させるための各手段は、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、C20に記載の装置。
[C22] 実行される位相回転の量は、遅延させるための各手段への制御信号に基づく、C21に記載の装置。
[C23] 遅延させるための各手段のための制御信号を決定するための1つ以上の手段をさらに備え、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、C22に記載の装置。
[C24] 決定するための各手段は、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対してローパスフィルタとして動作する、C23に記載の装置。
[C25] 前記変換させるための手段は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、C20に記載の装置。
[C26] 遅延させるための各手段は、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対して遅延量を決定する、C20に記載の装置。
[C27] 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延させるための手段の出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、C26に記載の装置。
[C28] 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を格納した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記命令は、
第1の周波数を有する差分信号を受信するためのコードと、
前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すためのコード、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換するためのコードと、
前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するためのコード、ここで、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と
を備える、コンピュータプログラム製品。
[C29] 前記6位相信号を8位相信号に変換するためのコードは、遅延させること各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる、遅延させるためのコードを備える、C28に記載のコンピュータプログラム製品。
[C30] 前記遅延させるためのコードは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、C29に記載のコンピュータプログラム製品。

Claims (26)

  1. 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置であって、
    第1の周波数および2つの位相を有する差分入力信号を受信し、第2の周波数の6位相信号を作り出す分周器、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
    前記6位相信号を受信し8位相信号を生成する精密位相回転回路、ここにおいて、前記精密位相回転回路は、各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる1つ以上の遅延セルを備える、と、
    前記8位相信号を受信し直交信号生成する2倍周器、ここにおいて、前記直交信号は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである第3の周波数を有する、と、
    を備える装置。
  2. 各遅延セルは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、請求項に記載の装置。
  3. 実行される位相回転の量は、各遅延セルへの制御信号に基づく、請求項に記載の装置。
  4. 前記制御信号は、フィードバックループによって決定され、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、請求項に記載の装置。
  5. 各フィードバックループは、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対してローパスフィルタとして動作する、請求項に記載の装置。
  6. 前記位相回転回路は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、請求項に記載の装置。
  7. 各遅延セルは、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対する遅延量を決定する、請求項に記載の装置。
  8. 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延セルの出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、請求項に記載の装置。
  9. 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための方法であって、
    第1の周波数を有する差分信号を受信することと、
    前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すこと、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
    前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換すること、ここにおいて、前記6位相信号を8位相信号に変換することは、各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる1つ以上の遅延セルを備える精密位相回転回路を使用することを備える、と、
    前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換すること、ここにおいて、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と、
    を備える方法。
  10. 各遅延セルは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、請求項に記載の方法。
  11. 実行される位相回転の量は、各遅延セルへの制御信号に基づく、請求項10に記載の方法。
  12. 1つ以上フィードバックループによって、各遅延セルのための制御信号を決定することをさらに備え、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、請求項11に記載の方法。
  13. 各フィードバックループは、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対するローパスフィルタとして動作する、請求項12に記載の方法。
  14. 前記位相回転回路は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、請求項に記載の方法。
  15. 各遅延セルは、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対して遅延量を決定する、請求項に記載の方法。
  16. 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延セルの出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、請求項15に記載の方法。
  17. 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するための装置であって、
    第1の周波数を有する差分信号を受信するための手段と、
    前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すための手段、ここにおいて、前記第2の周波数は、第1の周波数を3で分周したものである、と、
    前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換するための手段、ここにおいて、前記6位相信号を8位相信号に変換するための手段は、遅延させること各々が前記6位相信号の1つ以上の位相を回転させる、遅延させるための1つ以上の手段を備える、と、
    前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するための手段、ここにおいて、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と、
    を備える装置。
  18. 遅延させるための各手段は、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、請求項17に記載の装置。
  19. 実行される位相回転の量は、遅延させるための各手段への制御信号に基づく、請求項18に記載の装置。
  20. 遅延させるための各手段のための制御信号を決定するための1つ以上の手段をさらに備え、ここにおいて、高い値を有する制御信号は、低い値を有する制御信号よりも少ない遅延を生成する、請求項19に記載の装置。
  21. 決定するための各手段は、1つ以上の論理ANDゲート、抵抗器、およびキャパシタを備え、ここにおいて、前記抵抗器および前記キャパシタは、前記論理ANDゲートの出力に対してローパスフィルタとして動作する、請求項20に記載の装置。
  22. 前記変換させるための手段は、6つの遅延セルを備え、各々が前記6位相信号内の異なる位相を回転させる、請求項17に記載の装置。
  23. 遅延させるための各手段は、直列配置で、P型トランジスタ、N型トランジスタ、およびN型デジェネレイショントランジスタを備え、ここにおいて、前記デジェネレイショントランジスタのゲートで受信される制御信号は、前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのゲートで受信された入力信号に対して遅延量を決定する、請求項17に記載の装置。
  24. 前記P型トランジスタおよび前記N型トランジスタのドレインは、前記遅延させるための手段の出力で結合され、前記N型トランジスタのソースは、前記デジェネレイショントランジスタのドレインに結合され、前記デジェネレイショントランジスタのソースは、接地され、前記P型トランジスタのソースは、直流基準電圧に結合される、請求項23に記載の装置。
  25. 直交信号を生成するために周波数を1.5で分周するためのコンピュータプログラム製品であって、前記コンピュータプログラム製品は、命令を格納した非一時的なコンピュータ読取可能な媒体を備え、前記命令は、
    第1の周波数を有する差分信号を受信するためのコードと、
    前記差分信号に基づいて第2の周波数の6位相信号を作り出すためのコード、ここにおいて、前記第2の周波数は、前記第1の周波数を3で分周したものである、と、
    前記6位相信号を前記第2の周波数の8位相信号に変換するためのコード、ここにおいて、前記6位相信号を8位相信号に変換するためのコードは、遅延させること各々が前記6位相信号内の1つ以上の位相を回転させる、遅延させるためのコードを備える、と、
    前記8位相信号を第3の周波数の直交信号に変換するためのコード、ここで、前記第3の周波数は、前記第1の周波数を1.5で分周したものである、と
    を備える、コンピュータプログラム製品。
  26. 前記遅延させるためのコードは、1つ以上の位相を、15度、30度、または45度回転させる、請求項25に記載のコンピュータプログラム製品。
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