JP5655749B2 - 複数の電池パックを備える電源装置、その制御装置、および電池の監視装置 - Google Patents

複数の電池パックを備える電源装置、その制御装置、および電池の監視装置 Download PDF

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Description

本発明は、複数の電池パックを備える電源装置、その制御装置、電池の監視装置、および電池パックに関するものである。本発明は、電池パックの数を変更可能な車両の走行用動力システムの電源装置に適用して好適である。
特許文献1および特許文献2は、車両の走行用動力システムを開示している。これらの走行用動力システムは、複数の電池パックを備える電源装置を含み、その電源装置から給電されている。これらの電源装置においては、電池パックごとに電池パックの状態を監視する監視部が設けられている。そして、それら複数の監視部が、マイクロコンピュータなどの中央的な制御装置に接続されている。このような構成では、複数の監視部と、中央的な制御装置との電気的な接続を提供するために、複数の専用の信号線と、複数の入出力装置とが設けられていた。
ところで、特許文献3は、電池を必要に応じて増減させることができる電動車両を開示している。このような電動車両は、予定される走行距離に応じて電池を増減させることができる。
特開2011−95076号公報 特開2011−128010号公報 特開平11−341608号公報
特許文献1および特許文献2が開示する構成では、マイクロコンピュータなどの制御装置に接続することができる監視部の数が、入出力装置の数によって制限される。このため、特許文献3が開示するような電池の増設に対応することが困難であった。
また、予め増設を想定して多数の入出力装置を設けたのでは、装置の大型化、コストアップを招くという問題点があった。
本発明は上記問題点に鑑みてなされたものであり、その目的は、電池パックの増減に対応可能な電源装置、その制御装置、電池の監視装置、および電池パックを提供することである。
本発明は上記目的を達成するために以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の発明は、電池(11)を備える複数の電池パック(10)と、複数の電池パックと通信する制御装置(9)と、複数の電池パックと制御装置とが接続されたバスライン(20)と、電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)を備え、電池パックは、電池(11)と、電池の状態を検出するとともに、電源リレーを制御する監視装置(13)とを備え、監視装置は、電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって制御装置から送信された指令を、バスラインから受信する電池受信手段(161)と、指令に応答して電源リレーを制御する応答的制御手段(164)と、応答的制御手段による制御結果をバスラインを経由して制御装置へ送信する制御結果送信手段(165、167)とを備え、制御装置は、電源リレーを制御する指令を、電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって、バスラインへ送信する中央送信手段(141)と、制御結果送信手段から送信された制御結果を受信する制御結果受信手段(142−143)とを備えることを特徴とする。
この構成によると、制御装置は、ブロードキャスト送信によって複数の電池に接続された複数の電源リレーの制御を指令する。それぞれの電池パックでは、ブロードキャスト送信によって送信された指令に応答して、電源リレーの制御が実行される。また、その制御結果が制御装置に送信される。制御装置は、制御結果を受信することにより電源リレーの接続、または遮断を確認することができる。この結果、電池パックの数に制約されることなく、電源リレーの制御が実行される。この構成によると、制御装置の端子を増減することなしに、バスラインに接続される電池パックの数を増減することができる。
請求項2に記載の発明は、さらに、複数の電池パックと負荷との間の接続を断続する他のリレー(6、7)を備え、制御装置は、制御結果受信手段によって制御結果が受信された後に、他のリレーを制御する断続制御手段(145−150)を備えることを特徴とする。この構成によると、複数の電池パックの各々に対応して接続されたそれぞれの電源リレーの制御結果が受信されてから、他のリレー、例えば接地リレーなどの制御が実行される。これにより、電池パックの数が可変であっても、電源装置と負荷との間の接続を適切に断続することができる。
請求項3に記載の発明は、監視装置は、さらに、検出された電池状態をバスラインを経由して制御装置へ送信する電池状態送信手段(168)を備え、制御装置は、さらに、電池状態送信手段から送信された電池状態を受信する電池状態受信手段(151)と、電池状態受信手段によって受信された電池状態に応じた制御を実行する電動制御手段(151)とを備えることを特徴とする。この構成によると、監視装置から送信された電池状態に応じた制御が実行される。
請求項4に記載の発明は、制御結果受信手段によって受信された制御結果によって示される電池パックの数に応じた制御を実行する電動制御手段(151)を備えることを特徴とする。この構成によると、バスラインに接続される電池パックの数が増減されても、電池送信手段から中央受信手段に送信された制御結果によって電池パックの数が示される。この結果、制御装置においても電池パックの数に応じた制御を実行することができる。
請求項5に記載の発明は、さらに、電源リレー(12)は、電池パック内に配置されることを特徴とする。この構成によると、複数の電池パックに電源リレーが分散して配置される。電池パックの数が増減され、電流容量が変化しても、対応が容易である。
請求項6に記載の発明は、複数の電池パック(10)を搭載可能な電源装置に設けられ、バスライン(20)を介して電池パックに接続された電源装置の制御装置(9)において、電池パックに設けられた電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)を制御する指令を、電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によってバスラインへ送信する中央送信手段(141)と、電池パックから送信された電源リレーの制御結果を受信する制御結果受信手段(142−143)とを備えることを特徴とする。
この構成によると、制御装置は、ブロードキャスト送信によって電池パックに接続された電源リレーの制御を指令する。複数の電池パックがある場合、複数の電池パックのそれぞれに接続された複数の電源リレーのそれぞれの制御を指令することとなる。接続制御装置は、電池パックでの制御結果を受信することにより電源リレーの接続、または遮断を確認することができる。この結果、電池パックの数に制約されることなく、電源リレーの制御が実行される。この構成によると、制御装置の端子を増減することなしに、バスラインに接続される電池パックの数を増減することができる。
請求項7に記載の発明は、さらに、複数の電池パックと負荷との間の接続を断続する他のリレー(6、7)を備え、制御装置は、制御結果受信手段によって制御結果が受信された後に、他のリレーを制御する断続制御手段(145−150)を備えることを特徴とする。この構成によると、複数の電池パックに接続されたそれぞれの電源リレーの制御結果が受信されてから後に、他のリレー、例えば接地リレーなどの制御が実行される。これにより、電池パックの数が可変であっても、電源装置と負荷との間の接続を適切に断続することができる。
請求項8に記載の発明は、さらに、電池パックによって検出され、送信された電池状態を受信する電池状態受信手段(151)と、電池状態受信手段によって受信された電池状態に応じた制御を実行する電動制御手段(151)とを備えることを特徴とする。この構成によると、監視装置から送信された電池状態に応じた制御が実行される。
請求項9に記載の発明は、制御結果受信手段によって受信された制御結果によって示される電池パックの数に応じた制御を実行する電動制御手段(151)を備えることを特徴とする。この構成によると、バスラインに接続される電池パックの数が増減されても、電池送信手段から中央受信手段に送信された制御結果によって電池パックの数が示される。この結果、制御装置においても電池パックの数に応じた制御を実行することができる。
請求項10に記載の発明は、電源装置(3)に複数搭載可能な電池パック(10)であって、電池(11)を備えるとともに、電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)が接続された電池パックに設けられ、バスライン(20)を介して制御装置(9)に接続された監視装置において、電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって制御装置から送信された指令を、バスラインから受信する電池受信手段(161)と、指令に応答して電源リレー(12)を制御する応答的制御手段(164)と、応答的制御手段による制御結果をバスラインを経由して制御装置へ送信する制御結果送信手段(165、167)とを備えることを特徴とする。
この構成によると、それぞれの電池パックでは、ブロードキャスト送信によって送信された電源リレーの制御指令に応答して、それぞれの電池パックに接続された電源リレーの制御が実行される。また、その制御結果が制御装置に送信される。制御結果により電源リレーの接続、または遮断を確認することができる。この結果、電池パックの数に制約されることなく、電源リレーの制御が実行される。この構成によると、制御装置の端子を増減することなしに、バスラインに接続される電池パックの数を増減することができる。
請求項11に記載の発明は、監視装置は、さらに、検出された電池状態をバスラインを経由して制御装置へ送信する電池状態送信手段(168)を備えることを特徴とする。この構成によると、監視装置から送信された電池状態に応じた制御が実行される。
なお、特許請求の範囲および上記手段の項に記載した括弧内の符号は、ひとつの態様として後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものであって、本発明の技術的範囲を限定するものではない。
本発明を適用した第1実施形態に係る電源装置を含む走行用動力システムを示すブロック図である。 第1実施形態に係る走行用動力システムの使用状態の一例を示すブロック図である。 第1実施形態の電動制御装置が起動時に実行する処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の監視装置が起動時に実行する処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の電動制御装置が停止時に実行する処理を示すフローチャートである。 第1実施形態の監視装置が停止時に実行する処理を示すフローチャートである。
以下に、図面を参照しながら本発明を実施するための複数の形態を説明する。各形態において先行する形態で説明した事項に対応する部分には同一の参照符号を付して重複する説明を省略する場合がある。各形態において構成の一部のみを説明している場合は、構成の他の部分については先行して説明した他の形態を適用することができる。各実施形態で具体的に組合せが可能であることを明示している部分同士の組合せばかりではなく、特に組合せに支障が生じなければ、明示してなくとも実施形態同士を部分的に組み合せることも可能である。
(第1実施形態)
図1は、本発明を適用した第1実施形態に係る電源装置3を含む走行用動力システム1を示すブロック図である。走行用動力システム1は、車両に搭載され、車両が走行するための動力を供給する。走行用動力システム1は、車両を走行させるために駆動輪に動力を供給する電動機構2を備える。電動機構2は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路と、発電電動機などの回転電機と、トランスミッションなどの動力伝達装置、および車両の駆動輪を含むことができる。電動機構2は、電気自動車の主たる動力装置として、または、ハイブリッド車両における内燃機関と並ぶ動力装置として車両に搭載されている。
走行用動力システム1は、電動機構2に直流電力を供給する電源装置3を備える。電源装置3は、電動機構2を負荷とする組電池4を備える。組電池4は、ひとつまたは複数の電池パック10を含む。図中には、複数の電池パック10a、10b、10cが図示されている。以下の説明において、特定のひとつの電池パックを指す場合には、符号10a、10b、10cが用いられ、任意の電池パックを指す場合には符号10が用いられる。複数の電池パック10は、負荷に対して並列に接続されることが可能である。電池パック10は、ひとつのユニットとして取り扱い可能に構成されている。電池パック10は、組電池4において、脱着可能に構成されている。すなわち、組電池4内において、任意のひとつまたは複数の電池パックを、新品または再利用品と交換することができる。また、任意のひとつまたは複数の電池パックを搭載することなく組電池4を構成することができる。言い換えると、電源装置3は、複数の電池パック10を搭載可能である。
電池パック10は、同じ構成を有している。電池パック10は、電池11、電源リレー(SMR−B)12、監視装置13、およびコネクタ14を備える。電池11は、車両の走行用の動力源として機能することができる大容量、大電圧の二次電池である。電池11は、数百ボルトの電圧を供給するリチウムイオン電池によって提供することができる。電源リレー12は、電池11の正極と、電動機構2の正極との間に設けられている。電源リレー12は、電源装置3における正極側のシステムリレーである。電源リレー12は、電池11と負荷との間の接続を断続する。監視装置13は、電池11を監視し、監視装置13それ自身が含まれる電池パック10の機能を制御する。監視装置13は、電池の状態を検出するとともに、電源リレー12を制御する。監視装置13は、電池11の状態を検出する検出手段を備える。検出手段は、電池パック10のブロック電圧、電流、温度などの情報を検出する。さらに、監視装置13は、電池パック10の機能を制御する電池制御手段を備える。
電池制御手段は、後述する電池受信手段によって受信された電動制御装置9からの指令に応じて電池パック10aの機能を制御する応答的制御手段を備えることができる。例えば、応答的制御手段は、電動制御装置9からの制御指令に従い電源リレー12の接続および遮断のための処理を実行する。この応答的制御手段による制御結果は、後述する電池送信手段によって電動制御装置9に応答的に送信される。
電池制御手段は、電池パック10aの機能を自己診断する自己診断手段を備えることができる。さらに、電池制御手段は、自己診断手段によって異常が診断されると対策処理を実行する対策手段を備えることができる。例えば、対策手段として、電池パック10aの異常を外部へ通報する通報手段、または電源リレー12を強制的に遮断するなどのフェールセーフ手段を採用することができる。
電源装置3は、電源用の容量素子5と、接地側のシステムリレーである接地リレー(SMR−G)6とを備える。さらに、電源装置3は、接地リレー6と並列に接続された予通電回路を備える。予通電回路は、予通電用の予通電リレー(SMR−P)7と、電流制限用の抵抗器8とを備える。予通電回路は、接地リレー6が閉じられる前に、予通電リレー7を閉じることにより、組電池4から抵抗器8を経由して電動機構2および容量素子5に通電し、過大な突入電流の発生を抑制する。接地リレー6と予通電リレー7とは、複数の電池パックと負荷との間の接続を断続する他のリレーを提供している。
走行用動力システム1は、電動機構2および電源装置3を制御する電動制御装置9を備える。電動制御装置9は、車両を適切に走行させるように電動機構2を制御する。さらに、電動制御装置9は、電源装置3を制御するための制御装置でもある。例えば、電動制御装置9は、電動機構2への給電を制御するために、走行用動力システム1の起動時と、停止時とに、複数のリレーを制御する断続制御手段を提供する。また、電動制御装置9は、組電池4の充電状態に応じて電動機構2を制御する駆動制御手段を提供する。また、電動制御装置9は、電動機構2が発電機として機能することにより組電池4が充電されるとき、または、外部電源から組電池が充電されるときに、電源装置3を制御する充電制御手段を提供する。
電動制御装置9は、電動機構2のインバータ回路および回転電機を制御するために、電動機構2と電気的に接続されている。また、電動制御装置9は、接地リレー6と予通電リレー7とを制御するために、接地リレー6のコイルおよび予通電リレー7のコイルへの通電を断続できるように電気的に接続されている。
さらに、電動制御装置9は、組電池4に含まれる複数の電池パック10と電気的に接続されている。電動制御装置9と複数の電池パック10との間の電気的な接続は、情報通信を可能とするネットワーク接続によって提供されている。電動制御装置9と複数の電池パック10とには、電池パック10の数を固定することなくその数の変化に動的に対応可能なブロードキャスト機能を備える通信プロトコルを採用した通信手段が設けられている。電動制御装置9と複数の電池パック10との間には、バスライン20が設けられている。電動制御装置9と複数の電池パック10とは、通信ノードとしてバスライン20に接続されている。電動制御装置9は、常時、バスライン20に接続されている。一方、複数の電池パック10は、バスライン20に対して脱着可能である。バスライン20は、コネクタ14によって監視装置13に接続される。
電動制御装置9に設けられた中央通信手段は、バスライン20を介して双方向の通信を提供する。この中央通信手段は、数が特定されない複数の電池パック10に指令を送信する中央送信手段を備える。この中央送信手段は、受信側である電池パックを特定することなく指令を送信するブロードキャスト機能を提供する。中央送信手段は、電池パック10を特定して指令を送信するユニキャスト機能またはマルチキャスト機能も提供する。中央送信手段は、電源リレー12を制御する指令を、電池パック10を特定することのないブロードキャスト送信によって、バスライン20へ送信する。さらに、中央通信手段は、複数の電池パック10から情報を受信する中央受信手段を備える。情報には、電池パック10における電源リレー12の制御状態を示す制御結果が含まれる。中央受信手段は、制御結果を受信することにより、制御結果受信手段を提供する。また、情報には、検出された電池状態を含むことができる。中央受信手段は、検出された電池状態を受信することにより、電池状態受信手段を提供する。電動制御装置9は、中央受信手段によって受信された情報に基づいて、その情報に応じた制御を実行する電動制御手段を備える。電動制御手段は、受信された情報に基づいて、電動機器2を制御する。例えば、電動制御装置9は、少なくとも電池パック10の数を集計する集計手段を備えることができる。この場合、電動制御手段は、電池パック10の数に応じた制御を実行する。また、集計手段は、それぞれの電池パック10を識別する識別情報を蓄積し、組電池4を構成している電池パック10を特定してもよい。さらに、電動制御手段は、電池状態に応じた制御を実行する。
監視装置13に設けられた電池通信手段は、バスライン20を介して双方向の通信を提供する。この電池通信手段は、中央送信手段からブロードキャスト機能により送信された指令を受信する電池受信手段を備える。電池受信手段は、ユニキャスト機能またはマルチキャスト機能により送信された指令も受信することができる。電池通信手段は、電動制御装置9に向けて情報を送信する電池送信手段を備える。この情報には、検出された電池状態を含むことができる。電池状態には、電池パック10のブロック電圧、電流、温度、電池パック10の総電圧、電池パック10の充電率SOC(State Of Charge)、電池パック10への入力制限電力量Win、および/または電池パック10からの出力制限量Woutを含むことができる。電池送信手段は、検出された電池状態を送信することにより、電池状態送信手段を提供する。また、上記情報には、電池パック10に設けられた電源リレー12の開閉情報、すなわち制御結果を含むことができる。例えば、電池送信手段は、電源リレー12が閉じられた場合には、電池パック10aが接続状態にあることを示す接続信号を電動制御装置9に送信する。一方、電池送信手段は、電源リレー12を閉じることができない場合には、電池パック10aが非接続状態にあることを示す非接続信号を電動制御装置9に送信する。電池送信手段は、制御結果をバスラインを経由して電動制御装置9へ送信することにより、制御結果送信手段を提供する。
図2は、第1実施形態に係る走行用動力システム1の使用状態の一例を示すブロック図である。図中には、2つの電池パック10a、10bを搭載した組電池4が図示されている。この構成においては、電池パック10cが搭載されるべき搭載部は、非搭載の状態である。さらに、電池パック10aは、電源リレー12が閉じているから、接続状態にある。このため、電池パック10aは、稼働電池である。これに対して、電池パック10bは、電源リレー12が開いている。このため、電池パック10bは、搭載電池ではあるが、非接続状態にある。よって、電池パック10bは、非稼働電池である。このように、電源装置3は、一部の電池パック10bを非接続とすることができる。また、電源装置3は、一部の電池パック10cを非搭載とすることができる。さらに、電源装置3は、電池パック10cを追加的に搭載することができる。
電動制御装置9および監視装置13は、車両に搭載された低電圧の二次電池から給電されて作動する電子制御装置である。電動制御装置9および/または監視装置13は、コンピュータによって読み取り可能な記憶媒体を備えるマイクロコンピュータによって提供される。記憶媒体は、コンピュータによって読み取り可能なプログラムを格納している。記憶媒体は、メモリによって提供されうる。プログラムは、電動制御装置9および/または監視装置13によって実行されることによって、電動制御装置9および/または監視装置13をこの明細書に記載される装置として機能させ、この明細書に記載される制御方法を実行するように電動制御装置9および/または監視装置13を機能させる。電動制御装置9および/または監視装置13が提供する手段は、所定の機能を達成する機能的ブロック、またはモジュールとも呼ぶことができる。
電動制御装置9と、監視装置13とは、図3、図4、図5、および図6に図示されたフローチャートの処理を実行することにより電池パック10の数の変化に動的に対応可能な電源制御手段として機能する。
図3は、第1実施形態の電動制御装置9が起動時に実行する処理140を示すフローチャートである。起動時処理140は、車両の電源がオンされ、電動制御装置9が車両を走行させるための制御を開始するときに実行される。
ステップ141では、電動制御装置9から複数の電池パック10へ向けて、電源リレー12の接続指令、すなわち閉じる指令が送信される。この送信処理は、通信手段が提供するブロードキャスト機能によって提供される。よって、組電池4に含まれる電池パック10の数が未知であっても、すべての電池パック10に対して電源リレー12の接続指令が送信される。ステップ142では、所定時間の経過を待つ。ここでは、所定時間は、電池パック10における処理を待つ時間である。この所定時間の間に、ステップ143とステップ144とが繰り返して実行される。ステップ143では、任意の電池パック10から応答が受信されたか否かを判定する。ここでは、電源リレー12の接続に成功したことを示す接続応答と、電源リレー12の接続でできなかったことを示す非接続応答とが受信される。ステップ144では、組電池4に含まれる電池パック10の登録処理が実行される。ここでは、少なくとも接続された電池パック10の数、すなわち稼働電池の数が登録される。ステップ144では、搭載されている電池パック10の数も登録されてもよい。これらの数は、不揮発性のメモリに記憶される。ステップ142−144の処理により、組電池4に含まれるすべての電池パック10からの応答が集計される。ステップ142および143の処理により、制御結果受信手段が提供される。
ステップ145では、接続中の電池パックがあるか否かを判定する。少なくともひとつの電池パック10が接続状態にある場合、ステップ146に進む。
ステップ146では、予通電リレー7が閉じられる。これにより、組電池4から電動機構2および容量素子5へ抵抗器8を介して電流が供給される。ステップ147では、所定時間の経過を判定する。すなわち、ステップ147では、所定時間の経過を待つ。ステップ148では、電動機構2の端子電圧VLが所定の閾値電圧Vthを上回ったか否かを判定する。すなわち、ステップ148では、端子電圧VLが閾値電圧Vthを上回ることを待つ。ステップ147とステップ148とにより、予通電回路を経由する通電が実行される。ステップ149では、予通電リレー7が開かれ、接地リレー6が閉じられる。ステップ146−149の処理により、予通電処理が実行され、さらに通常通電へ移行する処理が実行される。
ステップ145において、接続状態にある電池パック10がない場合、ステップ150に進む。ステップ150では、すべての電池パック10に向けて、電源リレー12を開く遮断指令が送信される。この送信処理は、通信手段が提供するブロードキャスト機能によって提供される。この場合、ステップ145において、すでに接続中の電池パック10がないことが判定されているが、ステップ150では、念のために電源リレー12を遮断する。ステップ145−150の処理により、制御結果受信手段142、143によって制御結果が受信された後に、他のリレー6、7を制御する断続制御手段が提供される。
ステップ151では、車両を走行させるために電動機構2を制御する制御処理が実行される。ここでは、少なくとも接続中の電池パック10の数に応じた制御が提供される。例えば、接続中の電池パック10の数は、走行のために利用可能な電力量を示すから、接続中の電池パック10の数は、車両の航続可能距離の算出と、それに応じた制御処理に利用することができる。例えば、航続可能距離VDHは、VDH=PM×(SL−SM)×NM/PUから求めることができる。ここで、PMは、ひとつの電池パック10に蓄えることができる最大の電力量を示す。SLは、接続中の全電池パック10のひとつまたは複数の充電率のうち、最小の充電率(%)を示す。SMは、ひとつの電池パック10において利用可能な充電率の最低値(%)を示す。例えば、充電率として、SOC(State Of Charge)と呼ばれる指標を利用することができる。PUは、車両が単位走行距離を走行するために必要な電力量を示す。NMは、接続中の電池パック10の数である。この実施形態では、複数の電池パック10が並列接続されているから、最小の充電状態SLの電池パック10が最低値SMに到達するまで、NM個の電池パック10から電力が取り出される。よって、上式における「PM×(SL−SM)×NM」は、利用可能な総電力量を示す。
さらに、ステップ151では、検出された電池状態を受信する。この電池状態は、複数の電池パック10から送信されてくる。さらに、ステップ151では、検出された電池状態に応じた制御が実行される。例えば、検出された電池状態から、現在の充電率が算出され、電動機器2の制御に利用される。
図4は、第1実施形態の監視装置13が起動時に実行する処理160を示すフローチャートである。起動時処理160は、車両の電源がオンされ、監視装置13が制御を開始するときに実行される。
ステップ161では、上記ステップ141において送信された電動制御装置9からの接続指令が受信されたか否かを判定する。ステップ161では、ブロードキャスト機能によって送信された接続指令が受信されるまで待つ。接続指令が受信されると、ステップ162に進む。ステップ162では、電池パック10の機能が自己診断される。例えば、電源リレー12を開閉可能か否かが診断される。具体的には、電源リレー12の断線、短絡などの異常診断が実行される。また、電池11の充電状態、電圧などが正常範囲内にあるか否かが診断される。ステップ163では、自己診断の結果、電池パック10に異常がなく、その結果、電源リレー12を閉じることが可能か否かを判定する。電源リレー12を閉じることができる場合、ステップ164に進む。
ステップ164では、電源リレー12を閉じる。ステップ165では、電源リレー12が閉じられたことを示す接続応答が、バスライン20を経由して、電動制御装置9に送信される。このときの送信処理は、ユニキャスト機能によって実行される。すなわち、受信側を電動制御装置9に指定して接続応答が送信される。さらに、ステップ165では、送信側を識別するための電池パック10に固有の識別情報も、接続応答とともに送信される。この接続応答は、上記ステップ143において判定される。
ステップ163において、電源リレー12を接続することができない場合、ステップ166へ進む。例えば、自己診断によって電池パック10に異常が診断された場合、電源リレー12は閉じることができないと判定される。ステップ166では、電源リレー12を開く。通常の場合、まだ電源リレー12は閉じられていないが、ステップ166では、念のために電源リレー12が開かれる。ステップ167では、電源リレー12が開かれたことを示す非接続応答が、バスライン20を経由して、電動制御装置9に送信される。このときの送信処理は、ユニキャスト機能によって実行される。すなわち、受信側を電動制御装置9に指定して接続応答が送信される。さらに、ステップ167では、送信側を識別するための電池パック10に固有の識別情報も、非接続応答とともに送信される。この非接続応答は、上記ステップ143において判定される。
ステップ161により、電池パック10を特定することのないブロードキャスト送信によって電動制御装置9から送信された制御指令を、バスライン20から受信する電池受信手段が提供される。ステップ164により、受信された制御指令に応答して電源リレー21を制御する応答的制御手段が提供される。ステップ165および167により、応答的制御手段による制御結果をバスライン20を経由して電動制御装置9へ送信する制御結果送信手段が提供される。
ステップ168では、電池11の状態を監視する処理が実行される。ステップ168では、電池11の電池状態を検出する。さらに、検出された電池状態は、バスライン20を経由して、電動制御装置9に送信される。
図5は、第1実施形態の電動制御装置9が停止時に実行する処理を示すフローチャートである。停止時処理170は、車両の電源がオフされ、電動制御装置9が車両を走行させるための制御を終了する前に実行される。
ステップ171では、接地リレー6が開かれる。ステップ172では、電動制御装置9から複数の電池パック10へ向けて、電源リレー12の遮断指令、すなわち開く指令が送信される。この送信処理は、通信手段が提供するブロードキャスト機能によって提供される。よって、組電池4に含まれる電池パック10の数が未知であっても、すべての電池パック10に対して電源リレー12の遮断指令が送信される。ステップ173では、所定時間の経過を待つ。ここでは、所定時間は、電池パック10における処理を待つ時間である。この所定時間の間に、ステップ174とステップ175とが繰り返して実行される。ステップ174では、任意の電池パック10から応答が受信されたか否かを判定する。ここでは、電源リレー12の遮断に成功したことを示す非接続応答と、電源リレー12を遮断でできなかったことを示す接続応答とが受信される。ステップ175では、組電池4に含まれる電池パック10の登録処理が実行される。ここでは、正常に遮断された電池パック10と、正常に遮断されない電池パック10とが登録される。ステップ173−175の処理により、正常に遮断できない、すなわち故障している電池パック10が特定される。
ステップ176では、接続中の電池パックがあるか否かを判定する。接続中の電池パック10がない場合、すなわちすべての電池パック10が正常に遮断された場合、処理を正常終了する。
一方、ステップ176において、少なくともひとつの電池パック10が接続状態にある場合、ステップ177に進む。ステップ177では、フェールセーフ処理を実行する。フェールセーフ処理においては、少なくとも正常に遮断されなかった電池パック10の再利用を禁止する処理が実行される。この実施形態では、車両の再起動を禁止することによって異常な電池パック10の再利用が禁止される。
図6は、第1実施形態の監視装置13が停止時に実行する処理を示すフローチャートである。停止時処理180は、車両の電源がオフされ、監視装置13制御を終了する前に実行される。
ステップ181では、上記ステップ172において送信された電動制御装置9からの遮断指令が受信されたか否かを判定する。ステップ182では、電池パック10に何らかの異常があるか否かを判定する。ステップ182では、電池11から検出された電池状態に基づいて、電池11の異常を判定する。ステップ181では、ブロードキャスト機能によって送信された遮断指令が受信されるまで待つ。遮断指令が受信さえると、ステップ183へ進む。ステップ182では、電池11の異常が検出されるまで待つ。電池11の異常が検出されるとステップ183へ進む。
ステップ183では、電源リレー12を開く。ステップ184では、電源リレー12が開かれたことを示す非接続応答が、バスライン20を経由して、電動制御装置9に送信される。このときの送信処理は、ユニキャスト機能によって実行される。すなわち、受信側を電動制御装置9に指定して接続応答が送信される。さらに、ステップ167では、送信側を識別するための電池パック10に固有の識別情報も、非接続応答とともに送信される。この非接続応答は、上記ステップ174において判定される。
この実施形態によると、電動制御装置9は、ブロードキャスト機能によって電池パック10を自動的に認識する。また、監視装置13は、ブロードキャスト機能によって送信された信号に応答して処理を実行し、応答を送信する。すなわち、電源装置3、その制御装置である電動制御装置9、電池の監視装置13、および電池パック10は、電池パック10の増減に動的に対応可能である。このため、電動制御装置9に設けられた端子に空き端子を生じさせることなく、また、電動制御装置9の内部処理の初期設定を操作することなく、電池パック10を削除することができる。また、電動制御装置9の端子を新設、変更することなく、電池パック10を追加することができる。この結果、複数の電池パック10を管理する電動制御装置9に電池情報を検出するための複数の端子、およびリレー制御用の複数の端子を設けることなく、電池パックの追加、および/または削除が可能な装置を提供することができる。また、電池パック10は、電源リレー12を内蔵しているから、電池パック10の数が変動しうるシステムに好適である。また、電池パック10に監視装置13が内蔵されることで、電池パック10の増減に容易に対応することができる。
(他の実施形態)
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態に何ら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々変形して実施することが可能である。上記実施形態の構造は、あくまで例示であって、本発明の範囲はこれらの記載の範囲に限定されるものではない。本発明の範囲は、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味及び範囲内での全ての変更を含むものである。
例えば、制御装置が提供する手段と機能は、ソフトウェアのみ、ハードウェアのみ、あるいはそれらの組合せによって提供することができる。例えば、制御装置をアナログ回路によって構成してもよい。
また、電池パック10の追加または削除を容易にするための構造として、電池パック10を組電池4に組み付けると同時に、複数の電気的な接続が提供されるようにコネクタ14を構成してもよい。
また、上記実施形態では、組電池4の中で、電池パック10の数が変更される場合を例示した。これに代えて、組電池4を構成することのない電池パック10の数が変更される構成に本発明を適用してもよい。例えば、先行特許文献に記載の技術のように、完全に外付けの電池パックを搭載可能なシステムに本発明を適用してもよい。
また、上記実施形態では、電池パック10の内部に電源リレー12を配置する場合を例示した。しかし、これに代えて、電池パック10とは独立して、つまり電池パック10の外部に別体として電源リレー12を配置する構成としても良い。なお、電池パック10の外部に別体として電源リレー12を配置する構成であっても、電動制御装置9に電池情報を検出するための複数の端子、およびリレー制御用の複数の端子を設けることなく、電池パックの追加、および/または削除が可能な構成を実現することが可能である。さらには、電池パック10と別体の電源リレー12を電池11の正極と、電動機構2の正極との間に配置しさえすれば、電源リレー12を内蔵しない様な電池パック10であっても本電源装置3で使うことができる、という効果も奏することができる。
1 走行用動力システム、 2 電動機構、 3 電源装置、 4 組電池、 5 容量素子、 6 接地リレー、 7 予通電リレー、 8 抵抗器、 9 電動制御装置、 10 電池パック、 11 電池、 12 電源リレー、 13 監視装置、 14 コネクタ、 20 バスライン。

Claims (11)

  1. 電池(11)を備える複数の電池パック(10)と、
    複数の前記電池パックと通信する制御装置(9)と、
    複数の前記電池パックと前記制御装置とが接続されたバスライン(20)と、
    前記電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)とを備え、
    前記電池パックは、
    さらに、前記電池の状態を検出するとともに、前記電源リレーを制御する監視装置(13)を備え
    前記監視装置は、
    前記電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって前記制御装置から送信された指令を、前記バスラインから受信する電池受信手段(161)と、
    前記指令に応答して前記電源リレーを制御する応答的制御手段(164)と、
    前記応答的制御手段による制御結果を前記バスラインを経由して前記制御装置へ送信する制御結果送信手段(165、167)とを備え、
    前記制御装置は、
    前記電源リレーを制御する指令を、前記電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって、前記バスラインへ送信する中央送信手段(141)と、
    前記制御結果送信手段から送信された制御結果を受信する制御結果受信手段(142−143)とを備えることを特徴とする電源装置。
  2. さらに、複数の前記電池パックと前記負荷との間の接続を断続する他のリレー(6、7)を備え、
    前記制御装置は、前記制御結果受信手段によって制御結果が受信された後に、前記他のリレーを制御する断続制御手段(145−150)を備えることを特徴とする請求項1に記載の電源装置。
  3. 前記監視装置は、さらに、
    検出された電池状態を前記バスラインを経由して前記制御装置へ送信する電池状態送信手段(168)を備え、
    前記制御装置は、さらに、
    前記電池状態送信手段から送信された電池状態を受信する電池状態受信手段(151)と、
    前記電池状態受信手段によって受信された電池状態に応じた制御を実行する電動制御手段(151)とを備えることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の電源装置。
  4. 前記制御結果受信手段によって受信された制御結果によって示される前記電池パックの数に応じた制御を実行する電動制御手段(151)を備えることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電源装置。
  5. 前記電源リレー(12)は、前記電池パック内に配置されることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電源装置。
  6. 複数の電池パック(10)を搭載可能な電源装置に設けられ、バスライン(20)を介して前記電池パックに接続された電源装置の制御装置(9)において、
    前記電池パックに設けられた電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)を制御する指令を、前記電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって前記バスラインへ送信する中央送信手段(141)と、
    前記電池パックから送信された前記電源リレーの制御結果を受信する制御結果受信手段(142−143)とを備えることを特徴とする電源装置の制御装置。
  7. さらに、複数の前記電池パックと前記負荷との間の接続を断続する他のリレー(6、7)を備え、
    前記制御装置は、前記制御結果受信手段によって制御結果が受信された後に、前記他のリレーを制御する断続制御手段(145−150)を備えることを特徴とする請求項6に記載の電源装置の制御装置。
  8. さらに、前記電池パックによって検出され、送信された電池状態を受信する電池状態受信手段(151)と、
    前記電池状態受信手段によって受信された電池状態に応じた制御を実行する電動制御手段(151)とを備えることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の電源装置の制御装置。
  9. 前記制御結果受信手段によって受信された制御結果によって示される前記電池パックの数に応じた制御を実行する電動制御手段(151)を備えることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれかに記載の電源装置の制御装置。
  10. 電源装置(3)に複数搭載可能な電池パック(10)であって、電池(11)を備えるとともに、前記電池と負荷との間の接続を断続する電源リレー(12)が接続された電池パックに設けられ、バスライン(20)を介して制御装置(9)に接続された監視装置において、
    前記電池パックを特定することのないブロードキャスト送信によって前記制御装置から送信された指令を、前記バスラインから受信する電池受信手段(161)と、
    前記指令に応答して前記電源リレー(12)を制御する応答的制御手段(164)と、
    前記応答的制御手段による制御結果を前記バスラインを経由して前記制御装置へ送信する制御結果送信手段(165、167)とを備えることを特徴とする監視装置。
  11. 前記監視装置は、さらに、
    検出された電池状態を前記バスラインを経由して前記制御装置へ送信する電池状態送信手段(168)を備えることを特徴とする請求項10に記載の監視装置。
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