JP5655578B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

冷蔵庫 Download PDF

Info

Publication number
JP5655578B2
JP5655578B2 JP2011005798A JP2011005798A JP5655578B2 JP 5655578 B2 JP5655578 B2 JP 5655578B2 JP 2011005798 A JP2011005798 A JP 2011005798A JP 2011005798 A JP2011005798 A JP 2011005798A JP 5655578 B2 JP5655578 B2 JP 5655578B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
illuminance
light
refrigerator
interior
interior lighting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011005798A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012145303A (ja
Inventor
森 貴代志
貴代志 森
健一 柿田
健一 柿田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Original Assignee
Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd filed Critical Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
Priority to JP2011005798A priority Critical patent/JP5655578B2/ja
Priority to CN201180064685.0A priority patent/CN103328912B/zh
Priority to PCT/JP2011/007320 priority patent/WO2012095937A1/ja
Priority to BR112013017701A priority patent/BR112013017701A2/pt
Publication of JP2012145303A publication Critical patent/JP2012145303A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5655578B2 publication Critical patent/JP5655578B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D27/00Lighting arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Combustion & Propulsion (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • General Engineering & Computer Science (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)
  • Circuit Arrangement For Electric Light Sources In General (AREA)

Description

本発明は、照明装置を庫内に設置した冷蔵庫に関するものである。
近年、代表される冷蔵庫の庫内照明として、従来の白熱灯や電球に加えて、白色LEDを用いるものが提案されている。
従来の照明装置を設けた冷蔵庫としては、複数の白色LEDを一枚の基板に実装し、庫内天面に設置して庫内を照射しているものがある(例えば、特許文献1参照)。
図10は、上記特許文献1に記載された従来の冷蔵庫における照明装置の斜視図を示すものである。
図10に示すように、照明装置は、実装基板101と、白色LED102と、断熱板104を具備した構成であり、冷蔵庫の庫内に設置される。
実装基板101は、平板状に形成されており、一面または両面に回路パターン(図示せず)が形成され、熱伝導性の良好なエポキシ樹脂系の基板や絶縁金属基板を使用する。
白色LED102は、砲弾状に形成され、GaN系の青色LEDからの青色光を用いて蛍光材を励起し、白色光を得る構造で、電流を通電する2本の通電端子103が導出されている。
断熱板104は、ウレタン等の樹脂により平板状に形成され、複数の挿通孔が並設されて、実装基板101と白色LED102の間に設けられる。ここで、白色LED102は、通電端子103が断熱板104の挿通孔に挿通され、実装基板101の回路パターンに半田付けされて実装され、複数個が実装基板101に並設される。
尚、白色LED102の発熱量が少ない場合には、断熱板104は廃止しても構わない。
以上のように構成された白色LEDを照明装置として利用した冷蔵庫について、以下その動作を説明する。
まず、冷蔵庫の扉が閉まっている時には、白色LED102への通電は行われないため、庫内は照射されていない。
そして、扉が開けられると、機械式スイッチやホールIC等の電子式スイッチで開扉状態と判断され、実装基板101に直流電圧が印加され、通電端子103を通して白色LED102に順方向電流が流れ、白色光が発光されて庫内が照射される。
特開平11−159953号公報
しかしながら、上記従来の構成は、常に最大の光量で庫内を照射するものであるため、省エネ性に欠け、また冷蔵庫が置かれた環境に適した光量で収納物を照射することができなかった。
冷蔵庫は通常、キッチンの室内照明が点灯された環境下で使用されることが多く、庫内照明の光量が低くても庫内を見渡すことができるが、使用者にとって庫内を見難い状況を配慮して、照明の光量を明るく設定せざるを得ない。即ち周囲が明るいときには無駄な消費電力を発生させていることになる。
また、光量が増加するほど光源の発熱量は高くなり、冷蔵庫の冷却性能の劣化と、照明の寿命低下といった課題が発生する。
或いは、冷蔵庫周囲が暗いときに冷蔵庫の扉を開け、突然明るい庫内照明が点灯すると使用者の目が眩むことがあるため、光量を抑制することが好まれることもある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、冷蔵庫周囲の照度に応じて、庫内照明の光量を調節することができる照明装置を具備した冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記従来の課題を解決するために、本発明の冷蔵庫は、断熱壁と断熱扉によって区画された収納室を複数設けた筐体と、前記収納室内を照射する庫内照明と、前記収納室のうち最上部の収納室の断熱扉に設けられ、前記筐体周囲の照度を検知する周囲照度検知手段と、前記断熱扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記扉開閉検知手段が前記断熱扉が開状態になったことを検知した場合の前記周囲照度検知手段による検知照度に応じ、前記庫内照明の光量を調節する制御手段を備え、前記制御手段により、前記断熱扉が連続して開いている場合に、前記庫内照明の光量や点灯パターンを変化させるものである。
これにより、省エネ性が高く、長寿命で、更に使用者の目にやさしい照明の実現を可能とする。
本発明は、省エネ性が高く、長寿命で、更に使用者の目にやさしい照明の実現を可能とするので、より省エネルギーでかつ使い勝手の良い冷蔵庫を提供することが可能となる。
本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の図1のA−A側面断面図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の制御ブロック図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫をキッチンのコーナー部に設置した場合の上視図 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明への出力を示すタイムチャート 本発明の実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明への出力変化を示すタイムチャート 本実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明の光量可変回路図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の側面断面図 本発明の実施の形態2における冷蔵庫の制御ブロック図 特許文献1に記載された従来の冷蔵庫における照明装置の斜視図
第1の発明は、断熱壁と断熱扉によって区画された収納室を複数設けた筐体と、前記収納室の内部を照射する庫内照明と、前記筐体の周囲の照度を検知する周囲照度検知手段と、前記断熱扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記扉開閉検知手段によって前記断熱扉が開状態になったことを検知した場合に、前記周囲照度検知手段により検知した検知照度に応じ、前記庫内照明の光量を調節する制御手段を備え、前記制御手段は、前記周囲照度検知手段により、予め設定した照度よりも高照度と判定したときは前記庫内照明の光量を上昇させ、前記予め設定した照度よりも低照度と判定したときは前記庫内照明の光量を低下させるものであり、使用者の周囲の明るさに応じた最適な光量で庫内を照射することができ、省エネ、照明の長寿命化、及び使用者の目にやさしい照明を可能とする。
の発明は、断熱壁と断熱扉によって区画された収納室を複数設けた筐体と、前記収納室の内部を照射する庫内照明と、前記筐体の周囲の照度を検知する周囲照度検知手段と、前記断熱扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記扉開閉検知手段によって前記断熱扉が開状態になったことを検知した場合に、前記周囲照度検知手段により検知した検知照度に応じ、前記庫内照明の光量を調節する制御手段を備え、前記制御手段は、前記周囲照度検知手段により、予め設定した照度よりも高照度または低照度と判定したときは前記庫内照明の光量を低下させ、いずれにも該当しないときは光量を上昇させるものであり、周囲が明るいときは庫内照明の光量を抑制して省エネを図り、周囲が暗いときに使用者が眩しさを感じないように庫内照明の光量を抑制し、明るくも暗くもないときには収納物が見やすいように光量を上昇させることができる。
の発明は、第1または第2の発明において、前記庫内照明の光源として、発光ダイオードを用いたものであり、低電圧駆動、低発熱の照明が可能となり、駆動回路の簡易化、制御性の向上、および光源の発熱低減ができる。
の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記庫内照明の光量をパルス可変制御によって調節するものであり、デューティー制御による電力調節の手法を用いることができ、これにより、簡易な制御で庫内照明の光量を変化させることができる。
の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記庫内照明の光量を電流可変制御によって調節するものであり、電流制限抵抗の切替えなどの手法を使用することで、低光量時にパルス制御で発生する照明のちらつきを無くすことができる。
の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記庫内照明の光量を電圧可変制御によって調節するものであり、照明の電源電圧と電流の両方を抑制することが可能なため、更なる省エネとなる。
の発明は、第1から第3のいずれかの発明において、前記庫内照明は複数の光源で構成され、光量を光源の点灯数によって調節するものであり、消灯した光源の電力をゼロにすることが可能なため、更なる省エネとなる。
の発明は、第1から第7のいずれかの発明において、前記収納室内に収納物検知手段を備え、前記周囲照度検知手段と前記収納物検知手段の検知に応じて前記庫内照明の光量を調節するものであり、収納物の陰や光の吸収により収納物が見え難くなることを防止できる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の正面図、図2は同実施の形態における冷蔵庫の図1のA−A側面断面図、図3は同実施の形態における冷蔵庫の制御ブロック図、
図4は同実施の形態における冷蔵庫をキッチンのコーナー部に設置したときの上視図である。
図1、図2、および図3において、冷蔵庫1の筐体は、断熱壁2と断熱扉3a,3bで周囲と断熱して構成されている。冷蔵庫1は、収納室4内に保存物を整理して保存するために複数の収納棚5が設けられている。
断熱扉3bには、表示部6が設けられ冷蔵庫の動作設定状況等を表示する。また、表示部6上には外部照度検知手段として照度センサ7が実装されている。
照度センサ7は冷蔵庫1の複数の収納室のうち、最上部の収納室の断熱扉に設けられており、使用者の目の位置に近い高さにあるので、使用者が感じる照度と同等の明るさを検知することができる。
この使用者の目に近い高さは、図のような一般的な5つの貯蔵室を備え、収納量がおよそ400L〜600Lの冷蔵庫においては、最上部の貯蔵室の高さ方向における1/2付近および最上端から最上部の貯蔵室の高さ方向における1/5程度を指している。
また、収納室4の室内側壁には、冷蔵庫1の正面から見て左右に、庫内照明8が埋設されている。庫内照明8は、上下方向に白色LED9a〜9dが複数個配置され、収納室4の手前側から奥側を照射するように設置されている。
このように、光源に白色LEDを用いることにより、電圧変動にスムーズに対応でき、さらに低電圧駆動、低発熱の照明が可能となり、駆動回路の簡易化、制御性の向上、および光源の発熱低減が期待できる。
また、断熱扉3a及び3bの開閉状態を検知するために、収納室4の前面開口周縁に扉開閉検知手段10が設けられている。
制御手段11は、断熱扉3a及び3bが開いていると検知したときに、庫内照明8を点灯させる。このとき、庫内照明の光量は照度センサ7の検知照度を受けて調節する。
冷蔵庫1がキッチンのコーナー部に設置されている場合は、図4のように、断熱扉3bが開いたときに、照度センサ7の取り付け面が壁に近接することがある。このとき、照度センサ7の前面は壁に遮られ周囲の光が入射しないため、実際の周囲照度よりも暗いと誤検知してしまう。そこで、制御手段11は、照度センサ7からの検知照度を随時記憶し、断熱扉3bが開いたと検知する直前、または直後の検知照度によって、庫内照明の光量を決定するものとする。
照度センサ7による検知照度と庫内照明8の光量の関係は、例えば表1のようになる。
表1には、照度センサ7の検知照度Lに対する庫内照明8の光量変化パターンを3種類示しており、庫内照明8の光量は最大光量を100%としたときの相対値で記載している。
表1において、パターン1は、照度センサ7が予め設定した照度である基準照度である周囲照度15ルクス以下を検知したときは暗いと判定し、庫内照明8の光量を100%とする。また、周囲照度40ルクス以下を検知したときは、やや暗いと判定し、少し弱めの照明でも庫内の収納物を見渡せることから庫内照明8の光量を75%とする。更に、周囲照度が40ルクスを越えると検知したときは、明るいと判定し、周囲の光も庫内の収納物を照射することから庫内照明8の光量を50%とする。このように、冷蔵庫使用時は、周囲が明るいことが多いため、庫内照明8の光量を抑制することができ、消費電力を低減することが可能となる。
このように、パターン1は周囲照度と庫内照明8の両方を足し合わせた場合の明るさで使用者が収納物を探す際の庫内照明の機能を果たすことを目的にしている。
パターン2は、照度センサ7が周囲照度15ルクス以下を検知したときは暗いと判定し、庫内照明8を眩しく感じる使用者のために、光量を50%とする。また、周囲照度40ルクス以下を検知したときは、やや暗いと判定し、眩しくなく、且つ収納物を見易い光量である75%とする。更に、周囲照度が40ルクスを越えると検知したときは、明るいと判定し、庫内照明8が点灯していることを実感できる100%とする。このように、庫内照明8の光量を抑制することができ、消費電力を低減することができるだけでなく、使用者の眩しさや収納物の見やすさに配慮することが可能となる。
このように、パターン2は、使用者の官能的な要素に着眼点を置き、使用者が視覚的に眩しくないように暗い場合には低い照度で収納物を照らすことによって、目に優しく体感的に違和感のないユニバーサルデザインを目的とした機能を果たすことを目的としている。
パターン3は、照度センサ7が周囲照度15ルクス以下を検知したときは暗いと判定し、庫内照明8を眩しく感じる使用者のために、光量を50%とする。また、周囲照度40ルクス以下を検知したときは、やや暗いと判定し、このときは眩しいと感じない使用者の
ために、収納物が最も見易い光量である100%とする。更に、周囲照度が40ルクスを越えると検知したときは、明るいと判定し、周囲の光も庫内の収納物を照射することから庫内照明8の光量を50%とする。このように、パターン1、2の長所を併せ持つ構成としている。
このように、最も冷蔵庫の開閉頻度が高いと想定される周囲が明るい場合に庫内照明8の光量を50%としていることから、より省エネルギーを実現することが可能となる。よって、パターン3のような使用頻度が高いと想定される場合に省エネルギーを実現できるパターンを選択した場合には、冷蔵庫の外側のドアもしくは筐体といった使用者の目に触れる場所に、省エネルギーを連想させるような点灯や表示を行うと良い。
以上のパターン1からパターン3は、操作部(図示せず)から使用者が好みに応じて設定できる構成としても良い。
その場合には、例えば、視覚に問題がなく常に明るい方が好ましい使用者はパターン1を選択し、高齢者や子供といった視覚に負荷がかからない方が望ましい使用者がいる家庭はパターン2を選択し、より省エネルギーを意識している家庭はパターン3を選択するといった具合に使用者が選択できる幅が広がり、より使い勝手が良く、省エネルギーにも対応することが可能な冷蔵庫を提供することが可能となる。
また、表1の周囲照度Lや、庫内照明8の相対光量は、表内に記載した値に限らず、冷蔵庫の構成によって最適な値に設定すべきである。
次に、庫内照明8の光量の調節手段について説明する。
図5は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明への出力を示すタイムチャート、図6は本発明の実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明への出力変化を示すタイムチャートである。
例えば、庫内照明8の光量の調整は、出力電圧のデューティー制御により、白色LED9a〜9dに流す実効電力を調節することで行う。図5のように、出力パルス幅をT1、パルスの周期をT2とし、外部照度の検出値に応じてデューティー比T1/T2を変化させる。T1/T2は、使用者が白色LED9a〜9dのちらつきを感じないレベルに設定する。
また、庫内照明8が点灯するとき、突然100%の光量で点灯すると、使用者は眩さを感じ、不快感を受ける。そこで、所定の明るさになるまで徐々に光量を変化させてもよい。
図6のように、点灯開始直後はT3/T4=10%(ステップ1)、以降は所定時間毎に、T5/T6=40%(ステップ2)、T7/T8=70%(ステップ3)と徐々にデューティー比を100%まで変化させることで、やわらかく点灯する照明となる。本例では、デューティー比を3段階にわたって変化させているが、より細かくデューティー比の変化段階を増加することで更にスムーズに光量を変化できる。
尚、庫内照明8を暫く点灯させていると明るさに使用者の目が慣れてくるため、光量を若干下げても収納物を十分に確認できるようになる。よって、庫内照明8が点灯してから所定時間が経過したときは、少しずつデューティー比を下げることで消費電力を抑制しても良い。
図7は、本実施の形態1における冷蔵庫の庫内照明の光量可変回路図である。
庫内照明8の光量の調節手段として、例えば図7のような回路を構成し、SW1〜3のスイッチを切り替えて庫内照明8への供給電流をI1〜I3と変更する手段を用いても良い。供給電流I1〜I3は、それぞれ抵抗値が異なる抵抗器R1〜R3によって決定される。
また、庫内照明8の光量の調節手段として、例えば図2に示した複数の白色LED9a〜9dのうち、半数の2つだけを点灯させる、或いは3/4の3つだけを点灯させる等の手段を用いても良い。
以上のように、本実施の形態においては、断熱壁2と断熱扉3a、3bによって区画された収納室4内を照射する庫内照明8と、複数の収納室のうち最上部の収納室の断熱扉に設けられ、冷蔵庫1の周囲照度を検知する照度センサ7と、断熱扉3a、3bの開閉状態を検知する扉開閉検知手段10と、扉開閉検知手段10が断熱扉3a、3bが開状態になったことを検知した直前、または直後の照度センサ7による検知照度に応じ、庫内照明8の光量を調節する制御手段11を備えたものであり、使用者の周囲の明るさに応じた最適な光量で庫内を照射することができ、省エネ性が高く、長寿命で、更に使用者の目にやさしい照明の実現を可能とする。
また、本実施の形態では、庫内照明8の光源として、発光ダイオード9a〜dを用いたものであり、低電圧駆動、低発熱の照明が可能となり、駆動回路の簡易化、制御性の向上、および光源の発熱低減ができる。
また、本実施の形態では、制御手段11により、断熱扉3a、3bが連続して開いている時間に伴い、庫内照明8の光量や点灯パターンを変化させるものであり、使用者の明るさに対する目の慣れに応じて、徐々に庫内照明の光量を上げる、または下げる制御を行うことができ、使用者の目に優しい照明を実現することができる。
(実施の形態2)
図8は本発明の実施の形態2における冷蔵庫の側面断面図、図9は同実施の形態における冷蔵庫の制御ブロック図である。ここで、実施の形態1と同一の構成要件については、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図8および図9において、収納物検知手段12は、収納室4内に設置されている。この収納物検知手段12は収納物の位置や量を検知するもので、照度センサによって、収納物による光の遮蔽で減衰する光量を検知することで実現している。他にも、圧力センサによって収納物を検知する手法も考えられる。
実施の形態1では、照度センサ7による検知照度のみによって庫内照明8の光量を調節していたが、収納室4内に多くの収納物があった場合、収納物の影によって庫内を十分に照射できないことが考えられる。このため、冷蔵庫周囲の明るさだけではなく、収納物の位置や量も配慮し、庫内照明8の光量を調節することが望ましい。
表2には、収納量に対しての庫内照明の光量補正値を示している。
表2の庫内照明の光量は、表1を基準として、表2の補正値を加算するものである。例えば、収納物検知手段12が、収納量が少ないと検知したときは、庫内の隅々まで光が届きやすいので光量をマイナス20%とする。また、収納量がやや多いと検知したときは補正を行わず、収納量が多いと検知したときは、庫内に光が届き難くなるため光量をプラス20%としている。
以上のように、本実施の形態では、収納室4内に収納物検知手段12を備え、冷蔵庫の周囲照度だけではなく、庫内の収納物も検知することで、使用者にとって必要な光量で庫内を照射し、より使い勝手の良い照明を実現することができる。
以上のように、本発明にかかる冷蔵庫は、家庭用又は業務用冷蔵庫の照明装置として適用する場合に実施することはもちろん、扉のある物品貯蔵装置等、照明を適用する幅広い設備機器に応用できるものである。
1 冷蔵庫
2 断熱壁
3a、3b 断熱扉
4 収納室
5 収納棚
6 表示部
7 照度センサ
8 庫内照明
9a、9b、9c、9d 白色LED
10 扉開閉検知手段
11 制御手段
12 収納物検知手段

Claims (8)

  1. 断熱壁と断熱扉によって区画された収納室を複数設けた筐体と、前記収納室の内部を照射する庫内照明と、前記筐体の周囲の照度を検知する周囲照度検知手段と、前記断熱扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記扉開閉検知手段によって前記断熱扉が開状態になったことを検知した場合に、前記周囲照度検知手段により検知した検知照度に応じ、前記庫内照明の光量を調節する制御手段を備え、前記制御手段は、前記周囲照度検知手段により、予め設定した照度よりも高照度と判定したときは前記庫内照明の光量を上昇させ、前記予め設定した照度よりも低照度と判定したときは前記庫内照明の光量を低下させる冷蔵庫。
  2. 断熱壁と断熱扉によって区画された収納室を複数設けた筐体と、前記収納室の内部を照射する庫内照明と、前記筐体の周囲の照度を検知する周囲照度検知手段と、前記断熱扉の開閉状態を検知する扉開閉検知手段と、前記扉開閉検知手段によって前記断熱扉が開状態になったことを検知した場合に、前記周囲照度検知手段により検知した検知照度に応じ、前記庫内照明の光量を調節する制御手段を備え、前記制御手段は、前記周囲照度検知手段により、予め設定した照度よりも高照度または低照度と判定したときは前記庫内照明の光量を低下させ、いずれにも該当しないときは光量を上昇させる冷蔵庫。
  3. 前記庫内照明の光源として、発光ダイオードを用いた請求項1または2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記庫内照明の光量をパルス可変制御によって調節する請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記庫内照明の光量を電流可変制御によって調節する請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  6. 前記庫内照明の光量を電圧可変制御によって調節する請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  7. 前記庫内照明は複数の光源で構成され、光量を光源の点灯数によって調節する請求項1か
    のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記収納室内に収納物検知手段を備え、前記周囲照度検知手段と前記収納物検知手段の検知に応じて前記庫内照明の光量を調節する請求項1からのいずれか一項に記載の冷蔵庫。
JP2011005798A 2011-01-14 2011-01-14 冷蔵庫 Active JP5655578B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005798A JP5655578B2 (ja) 2011-01-14 2011-01-14 冷蔵庫
CN201180064685.0A CN103328912B (zh) 2011-01-14 2011-12-27 冷藏库
PCT/JP2011/007320 WO2012095937A1 (ja) 2011-01-14 2011-12-27 冷蔵庫
BR112013017701A BR112013017701A2 (pt) 2011-01-14 2011-12-27 refrigerador

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011005798A JP5655578B2 (ja) 2011-01-14 2011-01-14 冷蔵庫

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012145303A JP2012145303A (ja) 2012-08-02
JP5655578B2 true JP5655578B2 (ja) 2015-01-21

Family

ID=46506863

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011005798A Active JP5655578B2 (ja) 2011-01-14 2011-01-14 冷蔵庫

Country Status (4)

Country Link
JP (1) JP5655578B2 (ja)
CN (1) CN103328912B (ja)
BR (1) BR112013017701A2 (ja)
WO (1) WO2012095937A1 (ja)

Families Citing this family (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2015041900A1 (en) * 2013-09-19 2015-03-26 The Regents Of The University Of California Refrigerator with dynamic control of spectral illumination features for enhanced way finding and dark adaptation
DE102013225958A1 (de) * 2013-12-13 2015-06-18 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltskältegerät mit einer Innenraumbeleuchtung
JP6478083B2 (ja) * 2014-02-20 2019-03-06 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
DE102014205727A1 (de) * 2014-03-27 2015-10-01 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltskältegerät mit einer Innenraumbeleuchtung
CN104976853A (zh) * 2014-04-10 2015-10-14 博西华电器(江苏)有限公司 制冷设备
KR101723169B1 (ko) * 2015-06-18 2017-04-05 동부대우전자 주식회사 주변 조도에 따라 냉장고를 제어하는 장치 및 방법
CN105323934B (zh) * 2015-11-27 2018-07-13 青岛海尔股份有限公司 一种冰箱的照明控制方法
JP6591069B2 (ja) * 2016-07-15 2019-10-16 三菱電機株式会社 冷蔵庫
JP2018096686A (ja) * 2018-01-25 2018-06-21 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
JP6671002B2 (ja) * 2018-04-16 2020-03-25 パナソニックIpマネジメント株式会社 冷蔵庫
CN111023686A (zh) * 2019-12-27 2020-04-17 周少卫 一种冰箱光感应节能降噪***
DE102021204155A1 (de) * 2021-04-27 2022-10-27 BSH Hausgeräte GmbH Verfahren zum umgebungsanpassten Beleuchten eines Raumbereichs eines Haushaltsgeräts, sowie Haushaltsgerät
CN113340046A (zh) * 2021-05-14 2021-09-03 澳柯玛股份有限公司 一种冰箱照明灯亮度自动调节***及方法
DE102021214674A1 (de) 2021-12-20 2023-06-22 BSH Hausgeräte GmbH Haushaltsgerät mit einer Multi-Sensor-Platine
CN114543431B (zh) * 2022-01-13 2023-05-12 珠海格力电器股份有限公司 超低温保存箱的照明***及其控制方法

Family Cites Families (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10136223A1 (de) * 2001-07-25 2003-02-13 Bsh Bosch Siemens Hausgeraete Kältegerät mit Innenraumbeleuchtung
JP2005055134A (ja) * 2003-08-07 2005-03-03 Sharp Corp 冷蔵庫
DE102004021858A1 (de) * 2004-05-04 2005-12-01 BSH Bosch und Siemens Hausgeräte GmbH Haushaltsgerät mit Innenraumbeleuchtung und Beleuchtungsbaugruppe dafür
JP4420845B2 (ja) * 2005-03-25 2010-02-24 三洋電機株式会社 ショーケース
US7832224B2 (en) * 2005-08-29 2010-11-16 Lg Electronics Inc. Apparatus and method for controlling lamp of refrigerator
JP2008070000A (ja) * 2006-09-12 2008-03-27 Matsushita Electric Ind Co Ltd 貯蔵庫
JP2008164218A (ja) * 2006-12-28 2008-07-17 Matsushita Electric Ind Co Ltd 冷蔵庫
JP5082778B2 (ja) * 2007-11-06 2012-11-28 パナソニック株式会社 冷蔵庫
JP2009115408A (ja) * 2007-11-08 2009-05-28 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP5340582B2 (ja) * 2007-11-22 2013-11-13 三洋電機株式会社 ショーケース
JP2010197036A (ja) * 2008-12-24 2010-09-09 Panasonic Corp 冷蔵庫
JP2010281481A (ja) * 2009-06-03 2010-12-16 Panasonic Corp 冷蔵庫
CN201726574U (zh) * 2010-07-23 2011-01-26 海信容声(广东)冰箱有限公司 一种箱体内部照明灯的自动控制装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012145303A (ja) 2012-08-02
WO2012095937A1 (ja) 2012-07-19
CN103328912A (zh) 2013-09-25
BR112013017701A2 (pt) 2016-10-11
CN103328912B (zh) 2015-04-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5655578B2 (ja) 冷蔵庫
JP2008070000A (ja) 貯蔵庫
AU2008287156B2 (en) Electric current conduction system for appliance
KR101101223B1 (ko) Led 구동회로, led 조명등구, led 조명 기기 및 led 조명 시스템
US20070047224A1 (en) Battery powered magnetically operated light
JP2012178310A (ja) Led駆動回路、led照明灯具、led照明機器、及びled照明システム
JP2008041605A (ja) 照明装置およびそれを具備する冷蔵庫
JP2007078223A (ja) レンジフード
JP2016081812A (ja) 調光制御ユニット、照明システム、及び設備機器
KR100940506B1 (ko) 통합형 조광 스위치
JP5853163B2 (ja) 冷蔵庫
JP2007017068A (ja) 冷蔵庫
JP2008073153A (ja) 収納庫
JP2007285632A (ja) 冷蔵庫
JP2010281481A (ja) 冷蔵庫
JP2008089279A (ja) 冷蔵庫
JP2009115408A (ja) 冷蔵庫
JP2008164218A (ja) 冷蔵庫
JP5082778B2 (ja) 冷蔵庫
JP2003139336A (ja) 調理器
JP2013030415A (ja) センサ付き照明制御装置およびセンサ付き照明器具
JP2008039354A (ja) 冷蔵庫の照明装置
JP2008069996A (ja) 冷蔵庫
JP2011144993A (ja) 冷蔵庫
JP2011144992A (ja) 冷蔵庫

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140109

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140213

RD01 Notification of change of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421

Effective date: 20140418

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20140805

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20140919

A711 Notification of change in applicant

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A711

Effective date: 20141007

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20141028

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20141110

R151 Written notification of patent or utility model registration

Ref document number: 5655578

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R151