JP5653660B2 - 光線路の収容構造 - Google Patents
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Description
まず、実施の形態の基本的概念について説明する。この実施の形態は、光通信網に接続される複数の光線路をトレイに収容するための収容構造に関する。
以下に添付図面を参照して、本実施の形態の具体的内容について詳細に説明する。
最初に、光受信機1の基本構成を説明する。図1は、本実施の形態に係る光受信機1を示す図であり、(a)は正面図、(b)は底面図、(c)は側面図、図2は、カバー部を取り外した状態における光受信機1の正面図であって、トレイを取り付けた状態の図、図3は、カバー部を取り外した状態における光受信機1の正面図であって、トレイを取り外した状態の図である。なお、以下の説明においては、図1のX方向を左右方向(又は幅方向)、図1のY方向を上下方向、図1のZ方向を前後方向(又は高さ方向)とする。
この光受信機1は、各種の信号の中継等を行なう通信機器である。まず、この光受信機1の信号中継機能を説明するため、光受信機1における光ケーブル又は光ファイバの接続パターンについて説明する。この接続パターンとしては、ニーズに応じた複数の接続パターンを取り得る。以下、代表的な2つの接続パターンを説明する。本実施の形態のトレイ(後述する)によれば、少なくとも、この代表的な2つの接続パターンのいずれが採用された場合においても、光ケーブルや光ファイバ等を収容することが可能である。
次に、このような信号伝送を達成するための光受信機1の具体的な構成について説明する。光受信機1は、図1〜図3に示すように、筐体10の内部に、光電変換ユニット20、電源装置30、及びトレイ40を着脱自在に収めて構成されている。
次に、トレイ40の各部について一層詳細に説明する。ただし、このトレイ40は、特記する構成を除き、特許文献1と同様に構成することができ、特に、ケーブル固定部61、スプライス固定部62、及びフィルタ固定部63については、特許文献1と同様に構成することができるので、その詳細な説明を省略する。
これまで説明したように、本実施の形態によれば、トレイ40の一方の側面には、光ケーブルの余長部分を円弧状に収容するための光ケーブル余長処理部52と、光ファイバの余長部分を円弧状に収容するための光ファイバ余長処理部64と、光コネクタを収容するための光コネクタ収容部51とを設けたので、光ケーブルの余長部分を光ケーブル余長処理部52に収容することができ、光ファイバの余長部分を光ファイバ余長処理部64に収容することができ、さらに、光コネクタを光コネクタ収容部51に収容することができるので、光ケーブルや光ファイバ同士の接続を、メカニカルスプライサに代えて光コネクタを用いて行うことが容易となり、光ケーブルや光ファイバの接続作業の作業性を向上させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の具体的な構成及び手段は、特許請求の範囲に記載した各発明の技術的思想の範囲内において、任意に改変及び改良することができる。以下、このような変形例について説明する。
まず、発明が解決しようとする課題や発明の効果は、前記した内容に限定されるものではなく、本発明によって、前記に記載されていない課題を解決したり、前記に記載されていない効果を奏することもでき、また、記載されている課題の一部のみを解決したり、記載されている効果の一部のみを奏することがある。例えば、光線路の接続に使用される光コネクタの全てを収容できない場合であっても、その一部を収容することで接続作業性を向上させることができる限りにおいて、本発明の課題が達成されている。
光ケーブル収容部50と光ファイバ収容部60は、上記のように異なる高さに設けるものに限られず、相互に同一の高さに設けてもよい。また、これらを異なる高さに設ける場合においても、光ケーブル収容部50を低レベル側に配置し、光ファイバ収容部60を高レベル側に配置してもよい。
光コネクタ収容部51は、一つのみ設けてもよく、あるいは3つ以上設けてもよい。すなわち、光受信機1の内部における接続パターンに基づいて、当該接続パターンで使用する光コネクタの数に合致した数の光コネクタ収容部51を設けることができる。この光コネクタ収容部51を複数設ける場合において、これら光コネクタ収容部51は必ずしも相互に並設される必要はなく、非並設位置(例えば、直列位置等)に配置してもよい。上記実施の形態では、光ケーブルコネクタOCC1、OCC2と光ファイバコネクタOFC1、OFC2とをアダプタAP1、AP2を介して接続する例を示したが、光ケーブルコネクタ同士をアダプタを介して接続したり、光ファイバコネクタ同士をアダプタを介して接続することも可能であり、この場合には、光コネクタ収容部51は、当該接続に使用される光ケーブルコネクタ又は光ファイバコネクタの形状に合致した形状にて形成される。
(付記)
付記1に記載の本発明は、光通信網に接続される複数の光線路をトレイに収容するための収容構造であって、前記複数の光線路は、光コネクタを介して相互に接続され、前記トレイの一方の側面には、前記光線路の余長部分を円弧状に収容するための余長処理部と、前記光コネクタを収容するための光コネクタ収容部とを設けた。
また、付記2に記載の本発明は、付記1に記載の本発明において、前記複数の光線路は、光ケーブルと光ファイバであり、前記トレイの前記一方の側面には、前記光ケーブルを収容するための光ケーブル収容部と、前記光ファイバを収容するための光ファイバ収容部とを設け、前記光ケーブル収容部と前記光ファイバ収容部との前記トレイに直交する方向における高さを、相互に異なる高さとした。
また、付記3に記載の本発明は、付記2に記載の本発明において、前記光コネクタは、前記光ケーブルを把持する外被把持型光コネクタであり、前記光コネクタ収容部には、前記外被把持型光コネクタを収容可能であり、前記光コネクタ収容部を、前記光ケーブル収容部に設けた。
また、付記4に記載の本発明は、付記2又は3に記載の本発明において、前記余長処理部は、前記光ケーブルの余長を処理する光ケーブル余長処理部と、前記光ファイバの余長を処理する光ファイバ余長処理部とを有し、前記光ケーブル余長処理部を、前記光ケーブル収容部に設け、前記光ファイバ余長処理部を、前記光ファイバ収容部に設けた。
また、付記5に記載の本発明は、付記1から4のいずれか一項に記載の本発明において、前記トレイの前記一方の側面に、複数の前記光コネクタ収容部を並設した。
(付記の効果)
付記1に記載の本発明によれば、トレイの一方の側面には、光線路の余長部分を円弧状に収容するための余長処理部と、光コネクタを収容するための光コネクタ収容部とを設けたので、光線路の余長部分を余長処理部に収容することができると共に、光コネクタを光コネクタ収容部に収容することができるので、光線路同士の接続を、メカニカルスプライサに代えて光コネクタを用いて行うことが容易となり、光線路の接続作業の作業性を向上させることができる。
付記2に記載の本発明によれば、光ケーブル収容部と光ファイバ収容部とのトレイに直交する方向における高さを、相互に異なる高さとしたので、光ケーブルと光ファイバとを相互に異なる高さで収容することができ、光ケーブルと光ファイバとを相互に混在させることなくスムーズに収容することができる。
付記3に記載の本発明によれば、外被把持型光コネクタを収容可能な光コネクタ収容部を、光ケーブル収容部に設けたので、光ケーブルと当該光ケーブルを把持する外被把持型光コネクタとを、いずれも光ケーブル収容部に収容することが可能となり、光ケーブルをその周辺要素と共にスムーズに収容することができる。
付記4に記載の本発明によれば、光ケーブル余長処理部を、光ケーブル収容部に設け、光ファイバ余長処理部を、光ファイバ収容部に設けたので、光ケーブル収容部において光ケーブルを収容すると共にその余長処理を行い、光ファイバ収容部において光ファイバを収容すると共にその余長処理を行うことができ、光ケーブルと光ファイバとを相互に混在させることなくスムーズに収容することができる。
付記5に記載の本発明によれば、トレイの一方の側面に、複数の光コネクタ収容部を並設したので、光線路同士の接続を、メカニカルスプライサに代えて複数の光コネクタを用いて行うことが容易となり、光線路の接続作業の作業性を向上させることができる。
10、101 筐体
11 ベース部
12 カバー部
13 引き込み口
20、102 光電変換ユニット
21 接続端子
30 電源装置
31 電源コード
40、103 トレイ
41 ベース部
42 外壁部
43 段部
50 光ケーブル収容部
50d 開口部
50e、50f 光ケーブル挟持固定部
51 光コネクタ収容部
51a 光ケーブルコネクタ収容段部
51b アダプタ収容部
51c 光ファイバコネクタ収容段部
51d、51g 傾斜面
51e 切り欠き部
51h 開口
52 光ケーブル余長処理部
52a〜52c、64a 余長処理ガイド
60 光ファイバ収容部
61 ケーブル固定部
62 スプライス固定部
63 フィルタ固定部
64 光ファイバ余長処理部
64b 光ファイバ押え
104 ケーブル固定部
105 余長処理部
OC1、OC2 光ケーブル
OF1〜OF6 光ファイバ
MS1〜MS3 メカニカルスプライス
F1 WDMフィルタ
OCC1、OCC2 光ケーブルコネクタ
OFC1、OFC2 光ファイバコネクタ
OFC1a、OFC2a 係止爪
AP1、AP2 アダプタ
CC1 同軸ケーブル
Claims (5)
- 光通信網に接続される複数の光線路をトレイに収容するための収容構造であって、
前記複数の光線路は、光コネクタを介して相互に接続される光ケーブルと光ファイバであり、
前記トレイの一方の側面には、
前記光ファイバの余長部分を円弧状に収容するための光ファイバ余長処理部と、
前記光コネクタを収容するための光コネクタ収容部と、
前記光ケーブルを収容するための光ケーブル収容部と、
前記光ファイバを収容するための光ファイバ収容部とを設け、
前記光コネクタ収容部の周囲に前記光ケーブル収容部を配置し、
前記光ケーブル収容部の周囲に前記光ファイバ収容部を配置した、
光線路の収容構造。 - 前記トレイは、ベース部と、当該ベース部から立ち上げられた段部とを備え、
前記段部の側面に前記光ケーブル収容部を配置することにより、前記光ケーブル収容部と前記光ファイバ収容部との前記トレイに直交する方向における高さを、相互に異なる高さとした、
請求項1に記載の光線路の収容構造。 - 前記トレイは、前記段部から立ち下げされた凹部とを備え、
前記凹部に前記光コネクタ収容部を配置することにより、前記光コネクタ収容部と前記光ケーブル収容部との前記トレイに直交する方向における高さを、相互に異なる高さとし、
前記光ファイバ収容部を、前記段部から立ち下げられた位置に配置し、
前記光コネクタ収容部の底面の前記トレイに直交する方向における高さを、前記ベース部の底面の前記トレイに直交する方向における高さと略同一とした、
請求項2に記載の光線路の収容構造。 - 前記トレイは、ベース部と、当該ベース部から立ち上げられた段部と、を備え、
前記光コネクタ収容部の長手方向が前記トレイの長手方向に沿うように、前記光コネクタ収容部を配置し、
前記光ファイバ収容部及び前記光コネクタ収容部を、前記段部から立ち下げられた位置に配置し、
前記光コネクタ収容部の底面の前記トレイに直交する方向における高さを、前記ベース部の底面の前記トレイに直交する方向における高さと略同一とした、
請求項1に記載の光線路の収容構造。 - 前記光ファイバ収容部には、
複数の前記光ファイバを相互に接続するメカニカルスプライスを固定するためのスプライス固定部と、
前記光ファイバを介して伝送される信号を分離するフィルタを固定するためのフィルタ固定部とを設け、
前記光コネクタ収容部の長手方向と、前記スプライス固定部の長手方向と、前記フィルタ固定部の長手方向とが、それぞれ前記トレイの長手方向に沿うように、これら光コネクタ収容部、スプライス固定部、及びフィルタ固定部を配置した、
請求項4に記載の光線路の収容構造。
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