JP5653505B1 - 端末及び制御プログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】本発明は、紛失した端末を拾得者が悪用できないように制限するとともに、その端末の状態をユーザが把握することを可能とする端末等を提供することを目的とする。【解決手段】本発明に係る端末(2)は、無線通信により、通信装置から、特定の機能の使用を制限するための制限設定信号を受信する無線通信部(201)と、無線通信部が制限設定信号を受信した場合に、特定の機能の使用を制限する制限制御部(212)と、制限制御部が特定の機能の使用を制限した場合に、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示する表示部(203)と、特定の電話番号への発呼を指示する操作部(202)と、操作部を用いて特定の電話番号への発呼が指示されると、特定の電話番号へ発呼する発呼制御部(214)と、を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、特定の機能の使用を制限する機能を有する端末及び制御プログラムに関する。
近年、多機能携帯電話(いわゆる「スマートフォン」)が急速に普及している。このような携帯電話は、通話機能以外に電子メール、Webアクセス、ゲーム等の様々な機能を有するとともに、その携帯電話のユーザ及び関係者の名前、電話番号、電子メールアドレス等の個人情報を記憶している。したがって、ユーザが携帯電話を紛失してしまった場合、第三者が携帯電話を利用できないように制限することと、ユーザが、紛失した携帯電話を発見できるようにすることが望まれている。
例えば、特許文献1には、異常操作が行われた場合、解除コードが入力されるまで移動通信端末の操作を制限して警告メッセージを表示し、GPS(Global Positioning System)にて取得した位置情報を含むメールを予め登録された緊急時用メールアドレスに送信する移動通信端末悪用防止プログラムが開示されている。
特開2005−136920号公報
特許文献1に開示された移動通信端末悪用防止プログラムを利用することにより、所有者は移動通信端末の現在位置を知ることができる。しなしながら、移動通信端末が、GPSの電波の届かない場所に存在する場合には、所有者は移動通信端末の現在位置を知ることができなかった。
本発明は、このような従来の課題を解決すべくなされたものであり、紛失した端末を拾得者が悪用できないように制限するとともに、その端末の状態をユーザが把握することを可能とする端末及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る端末は、無線通信により、通信装置から、特定の機能の使用を制限するための制限設定信号を受信する無線通信部と、無線通信部が制限設定信号を受信した場合に、特定の機能の使用を制限する制限制御部と、制限制御部が特定の機能の使用を制限した場合に、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示する表示部と、特定の電話番号への発呼を指示する操作部と、操作部を用いて特定の電話番号への発呼が指示されると、特定の電話番号へ発呼する発呼制御部と、を有する。
また、本発明に係る端末において、特定の電話番号に関する情報は、制限設定信号に含まれることが好ましい。
また、本発明に係る端末において、特定の電話番号を端末に設定することが可能な第2端末を管理するサーバから、第2端末により設定された特定の電話番号を取得する取得部をさらに有することが好ましい。
また、本発明に係る端末において、端末が存在する位置を検出する位置検出部と、端末が存在する位置を示す位置信号を特定の宛先に送信する位置送信部と、をさらに有し、表示部は、制限制御部が特定の機能の使用を制限した際に、位置検出部が端末が存在する位置を検出できない場合、又は特定の宛先から位置信号を受信したことを示す応答信号を受信しない場合に限り、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示することが好ましい。
本発明に係る端末の制御プログラムは、無線通信により通信を行う無線通信部と、表示部と、操作部と、を有する端末の制御プログラムであって、無線通信部を介して通信装置から、特定の機能の使用を制限するための制限設定信号を受信し、制限設定信号を受信した場合に、特定の機能の使用を制限し、特定の機能の使用を制限した場合に、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示部に表示し、操作部を用いて特定の電話番号への発呼が指示されると、特定の電話番号へ発呼することを端末に実行させる。
本発明に係る端末及び制御プログラムは、通信装置からの指示に従って、特定の機能の使用を制限し、さらに特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示して特定の電話番号への発呼の指示を受け付けることにより、第三者による端末の悪用を防止するとともに、その端末の状態をユーザが把握することを可能とする。
通信システム1の概略構成の一例を示す図である。 携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。 携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。 使用制限処理の動作フローの一例を示す図である。 (a)は発呼画面の一例を示す図であり、(b)はパスワード入力画面の一例を示す図である。 (a)は管理端末3の概略構成の一例を示す図であり、(b)は被管理端末管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。 (a)は端末選択画面の一例を示す図であり、(b)は機能選択画面の一例を示す図であり、(c)は「電話帳の編集」の詳細設定画面の一例を示す図であり、(d)は「使用制限の設定」の詳細設定画面の一例を示す図である。 (a)は管理サーバ4の概略構成の一例を示す図であり、(b)は端末管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。 携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。
以下、図面を参照しつつ、本発明の様々な実施形態について説明する。ただし、本発明の技術的範囲はそれらの実施形態に限定されず、特許請求の範囲に記載された発明とその均等物に及ぶ点に留意されたい。
本実施形態では、携帯端末が、管理サーバからの指示に従って特定の機能の使用を制限することにより、携帯端末が紛失された場合に、拾得者によって悪用されることを防止する。さらに、携帯端末は、拾得者によって、予め設定しておいた特定の電話番号へ発呼してもらえるように、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示して特定の電話番号への発呼の指示を受け付ける。
図1は、通信システム1の概略構成の一例を示す図である。
通信システム1は、携帯端末2と、管理端末3と、管理サーバ4と、SMS生成サーバ5と、SMS送信サーバ6と、更新サーバ7とを有する。
通信システム1では、不図示の交換機が、広域通信回線網である通信ネットワーク9を介して相互に接続される。交換機は、ある地域をカバーする無線通信ネットワークを通信ネットワーク9に接続する。無線通信ネットワークには、それぞれ地域内をカバーする無線ゾーンを管理するように複数の基地局8a〜8cが配置される。各基地局8a〜8cは、それぞれが属する不図示の無線ネットワーク制御装置を介して交換機に接続される。そして、ある地域内の携帯端末2が、管理端末3等のその地域内外の他の携帯端末、管理サーバ4、SMS送信サーバ6、更新サーバ7等と通信を行う際に、携帯端末2は、基地局8aを介して交換機に接続され、さらに通信ネットワーク9に接続される。
また、通信ネットワーク9は、イーサネット(登録商標)等の有線LANにより、不図示のゲートウェイを介して、イントラネット10と接続される。イントラネット10には、管理サーバ4、SMS生成サーバ5、SMS送信サーバ6及び更新サーバ7がさらに接続される。
なお、本実施形態では、携帯端末2のユーザとして使用にあたり支援が必要な者を想定し、管理端末3のユーザとしてその保護者を想定する。
SMS生成サーバ5は、管理サーバ4からの要求に従ってメッセージを作成し、作成したメッセージをSMTP(Simple Mail Transfer Protocol)のプロトコルに従って、イントラネット10を介してSMS送信サーバ6へ送信するサーバである。
SMS送信サーバ6は、イントラネット10を介してSMS生成サーバ5から受信したメッセージをSMS(Short Message Service)のメッセージとして、基地局8c及び通信ネットワーク9を介して携帯端末2に送信するサーバである。そのために、SMS送信サーバ6は、イーサネット(登録商標)などの有線の通信インターフェース回路を有してイントラネット10と通信を行う有線通信部と、主に2.1GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む通信インターフェース回路を有して通信ネットワーク9と無線通信を行う無線通信部とを有する。
更新サーバ7は、携帯端末2に特定のアプリケーションソフトウェアを提供するサーバである。
図2は、携帯端末2の概略構成の一例を示す図である。
携帯端末2は、通信装置の一例であり、例えば多機能携帯電話(いわゆる「スマートフォン」)であり、無線通信ネットワークへの接続、通話、特定の機能の使用制限、所定のアプリケーションプログラムの実行等を可能とする。そのために、携帯端末2は、無線通信部201と、操作部202と、表示部203と、GPS部204と、記憶部205と、中央処理部210とを備える。
無線通信部201は、主に2.1GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、通信インターフェース回路を有し、携帯端末2を通信ネットワーク9に接続する。無線通信部201は、基地局8aにより割り当てられるチャネルを介して、基地局8aとの間でCDMA(Code Division Multiple Access)方式等による無線信号回線を確立し、基地局8aとの間で無線通信を行う。そして、無線通信部201は、基地局8aから受信したデータを中央処理部210に供給する。また、無線通信部201は、中央処理部210から供給されたデータを基地局8aに送信する。
操作部202は、携帯端末2の操作が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の入力装置、キーパッド等である。ユーザは、このデバイスを用いて、文字、数字等を入力することができる。操作部202は、ユーザにより操作されると、その操作に対応する信号を発生する。そして、発生した信号は、ユーザの指示として、中央処理部210に入力される。
表示部203は、動画像、静止画像等の出力が可能であればどのようなデバイスでもよく、例えば、タッチパネル式の表示装置、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等である。表示部203は、中央処理部210から供給される動画像データに応じた動画像、静止画像データに応じた静止画像等を表示する。
GPS部204は、位置検出部の一例であり、主に1.5GHz帯を感受帯域とするアンテナを含む、GPS回路を有し、不図示のGPS衛星からGPS信号を受信する。GPS部204は、そのGPS信号をデコードし、時刻情報等を取得する。そして、GPS部204は、その時刻情報等に基づいてGPS衛星から携帯端末2までの擬似距離を計算し、その擬似距離を代入して得られる連立方程式を解くことにより、携帯端末2が存在する位置(緯度、経度、高度等)を検出し、位置情報として出力する。
記憶部205は、例えば、半導体メモリを有する。記憶部205は、中央処理部210での処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、記憶部205は、ドライバプログラムとして、無線通信部201を制御する携帯電話通信デバイスドライバプログラム、操作部202を制御する入力デバイスドライバプログラム、表示部203を制御する出力デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、記憶部205は、オペレーティングシステムプログラムとして、携帯電話の接続制御プログラム等を記憶する。また、記憶部205は、アプリケーションプログラムとして、ウェブページの取得及び表示を行うウェブブラウザプログラム、電子メールの送信及び受信を行う電子メールプログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM(compact disk read only memory)、DVD−ROM(digital versatile disk read only memory)等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いて記憶部205にインストールされてもよい。また、記憶部205は、データとして、特定の機能の使用制限を有効にするか否かを示す制限フラグ、使用制限中に発呼する特定の電話番号、使用制限を解除するためのパスワード、電話帳等を記憶する。さらに、記憶部205は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶してもよい。
中央処理部210は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。中央処理部210は、携帯端末2の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPU(Central Processing Unit)である。中央処理部210は、携帯端末2の各種処理が記憶部205に記憶されているプログラム、操作部202の操作、GPS部204からの出力等に応じて適切な手順で実行されるように、無線通信部201、表示部203等の動作を制御する。中央処理部210は、記憶部205に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、中央処理部210は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
中央処理部210は、取得部211と、制限制御部212と、表示制御部213と、発呼制御部214と、位置送信部215とを有する。中央処理部210が有するこれらの各部は、中央処理部210が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、中央処理部210が有するこれらの各部は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして携帯端末2に実装されてもよい。
図3は、中央処理部210による携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作フローは、予め記憶部205に記憶されているプログラムに基づいて、主に中央処理部210により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。
最初に、取得部211は、無線通信部201を介してSMS送信サーバ6から、携帯端末2への設定要求があったことを通知する設定通知を受信するまで待機する(ステップS101)。
後述するように、管理端末3は、携帯端末2の設定を行うことができる。管理端末3は、携帯端末2への設定を行う場合、携帯端末2への設定要求を管理サーバ4へ送信する。管理サーバ4は、管理端末3から、携帯端末2への設定要求を受信すると、設定通知を生成してSMS生成サーバ5に送信する。SMS生成サーバ5は、受信した設定通知をSMTPのプロトコルに従って電子メールとしてSMS送信サーバ6に送信し、SMS送信サーバ6は、受信した設定通知をSMSのメッセージとして携帯端末2に送信する。
設定通知には、設定要求がなされた旨、設定要求がなされた設定機能、及び、設定項目が格納された領域へアクセスするためのURL(Uniform Resource Locator)等が含まれる。設定機能は、管理端末3により特定の項目が設定される機能であり、例えば「電話帳の編集」、「使用制限の設定」等である。設定項目は、設定機能について、管理端末3により設定される項目である。設定機能が「電話帳の編集」である場合、設定項目は、編集される連絡先、名前、ふりがな、電話番号、メールアドレス等である。また、設定機能が「使用制限の設定」である場合、設定項目は、使用制限を有効にするか無効にするか、使用制限中に発呼する特定の電話番号、使用制限を解除するためのパスワード等である。使用制限は、例えば、携帯端末2のユーザが携帯端末2を紛失した場合に、携帯端末2の拾得者等の第三者によって携帯端末2が悪用されることを防止するために有効に設定され、紛失した携帯端末2がユーザの手元に戻ってきた場合に無効に設定される。使用制限中に発呼する電話番号として、例えば、携帯端末2のユーザ又はその保護者が利用する、携帯端末2以外の電話の電話番号が設定される。URLには、管理サーバ4のアドレス、並びに、管理端末3により指定された各設定項目が格納されたフォルダ名及びファイル名が示される。
次に、取得部211は、無線通信部201を介してSMS送信サーバ6から設定通知を受信すると(ステップS101−Yes)、無線通信部201を介して管理サーバ4へ、設定項目の取得を要求する設定取得要求を送信する。そして、取得部211は、無線通信部201を介して管理サーバ4から、設定項目を含む、設定取得要求に対する応答である設定取得応答を受信することにより、設定項目を取得する(ステップS102)。
以下では、設定機能が「使用制限の設定」であり且つ設定項目において使用制限を有効にすることが指定されている設定取得応答を制限設定信号と称する場合がある。また、設定機能が「使用制限の設定」であり且つ設定項目において使用制限を無効にすることが指定されている設定取得応答を制限解除信号と称する場合がある。上記した通り、設定取得応答には設定項目が含まれるため、制限設定信号には、使用制限中に発呼する電話番号、使用制限を解除するためのパスワード等に関する情報が含まれる。
取得部211は、例えば、HTTP(Hypertext Transfer Protocol)のプロトコルに従って、設定通知に含まれるURLにアクセスすることにより設定項目を取得する。
次に、取得部211は、設定通知に含まれる設定機能について、取得した設定項目を設定し(ステップS103)、一連のステップを終了する。
取得部211は、例えば、設定機能が「電話帳の編集」である場合、記憶部205に記憶された電話帳に、設定項目において指定された連絡先の名前、ふりがな、電話番号、メールアドレス等を設定する。また、取得部211は、設定機能が「使用制限の設定」である場合、設定項目において使用制限を有効にすると指定されている場合、記憶部205に記憶された制限フラグをONに設定し、使用制限を無効にすると指定されている場合、制限フラグをOFFに設定する。また、取得部211は、設定項目において使用制限を有効にすると指定されている場合、設定項目において指定された、使用制限中に発呼する電話番号、及び使用制限を解除するためのパスワードを記憶部205に設定する。
なお、取得部211は、設定取得応答が制限設定信号又は制限解除信号である場合、無線通信部201が制限設定信号又は制限解除信号を受信した旨を制限制御部212に通知する。
このように、管理サーバ4は、設定通知をSMS生成サーバ5及びSMS送信サーバ6を介してSMSのメッセージとして携帯端末2に送信することにより、携帯端末2にHTTPサーバ機能等を実装することなく、管理端末3から設定要求を受信した旨を携帯端末2にリアルタイムに通知することができる。また、携帯端末2は、HTTPのプロトコルに従って設定項目を管理サーバ4から取得することにより、SMSのメッセージで送信することが困難な大容量の設定項目を取得することができる。上記機能は、管理サーバ4がHTTPサーバ機能を有していれば実現可能であり、携帯端末2にHTTPサーバ機能等を実装する必要がないため、携帯端末2の開発規模を高めることなく実現することができる。
図4は、中央処理部210による使用制限処理の動作フローの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作フローは、予め記憶部205に記憶されているプログラムに基づいて、主に中央処理部210により、携帯端末2の各要素と協働して実行される。この動作フローは、ユーザにより操作部202を介して経路案内の実施が指示された場合に実行される。
最初に、制限制御部212は、取得部211から、無線通信部201が制限設定信号を受信した旨が通知されるまで待機する(ステップS201)。
次に、制限制御部212は、無線通信部201が制限設定信号を受信し、取得部211からその旨が通知された場合に(ステップS201−Yes)、特定の機能の使用を制限する(ステップS202)。特定の機能は、例えば、特定の電話番号に対する発着呼、電子メールの送受信、電話帳の閲覧等である。なお、制限制御部212は、記憶部205に記憶された使用制限中に発呼する特定の電話番号のみへの発呼と、解除指示の受付以外の全ての機能の使用を制限してもよい。
次に、表示制御部213は、制限制御部212が特定の機能の使用を制限した場合に、記憶部205に記憶された特定の電話番号のみへ発呼するための発呼画面を表示部203に表示する(ステップS203)。
図5(a)は、発呼画面の一例を示す。図5(a)に示すように、発呼画面500には、携帯端末2が使用制限中でありロックされている旨と、拾得者に対して発呼を依頼する旨とを表す画面501と、特定の電話番号へ発呼するための発呼ボタン502と、使用制限を解除するための解除ボタン503が表示される。解除ボタン503がタップされると、使用制限を解除するためのパスワードを入力するパスワード入力画面が表示される。
図5(b)は、パスワード入力画面の一例を示す。図5(b)に示すように、パスワード入力画面510には、使用制限を解除するためのパスワードを入力する入力欄511が表示される。
次に、表示制御部213は、操作部202を用いて特定の電話番号への発呼が指示されたか否かを判別する(ステップS204)。表示制御部213は、操作部202を用いて発呼ボタン502がタップされた場合に、特定の電話番号への発呼が指示されたと判定する。
操作部202を用いて特定の電話番号への発呼が指示されていない場合(ステップS204−No)、表示制御部213は、特に処理を行わず、処理をステップS206へ移行する。
一方、操作部202を用いて特定の電話番号への発呼が指示された場合(ステップS204−Yes)、発呼制御部214は、記憶部205に記憶された特定の電話番号へ発呼する(ステップS205)。
次に、制限制御部212は、使用制限の解除指示がなされたか否かを判別する(ステップS206)。
制限制御部212は、操作部202を用いてユーザにより、発呼画面の解除ボタン503がタップされ、且つパスワード入力画面においてパスワードが入力されると、入力されたパスワードと記憶部205に記憶された使用制限を解除するためのパスワードとが一致するか否かを判定する。制限制御部212は、入力されたパスワードと使用制限を解除するためのパスワードとが一致した場合、使用制限の解除指示がなされたと判定する。また、制限制御部212は、取得部211から、無線通信部201が制限解除信号を受信した旨が通知された場合も、使用制限の解除指示がなされたと判定する。
次に、制限制御部212は、使用制限の解除指示がなされていない場合(ステップS206−No)、処理をステップS204へ戻し、ステップS204〜S205の処理を繰り返す。
一方、制限制御部212は、使用制限の解除指示がなされた場合(ステップS206−Yes)、特定の機能の使用の制限を解除する(ステップS207)。なお、制限制御部212は、操作部202を用いたユーザの指示により、使用制限の解除指示がなされた場合、記憶部205の制限フラグを無効に設定する。次に、制限制御部212は、処理をステップS201へ戻し、再度、取得部211から、無線通信部201が制限設定信号を受信した旨が通知されるまで待機する。
なお、位置送信部215が、携帯端末2が存在する位置を示す位置信号を特定の宛先に送信し、表示部203は、制限制御部212が特定の機能の使用を制限した際に、GPS部204が携帯端末2が存在する位置を検出できない場合、又は位置信号を送信した特定の宛先から位置信号を受信したことを示す応答信号を受信しない場合に限り、発呼画面を表示してもよい。
その場合、位置送信部215は、定期的に、GPS部204から位置情報を取得し、取得した位置情報を示す位置信号を無線通信部201を介して、記憶部205に記憶された特定の電話番号宛てにSMSのメッセージとして送信する。なお、特定の電話番号と同様にして特定のメールアドレスを記憶部205に記憶しておき、位置送信部215は、位置信号を無線通信部201を介して特定のメールアドレス宛てに電子メールとして送信してもよい。
一方、表示制御部213は、ステップS203において、GPS部204が携帯端末2が存在する位置を検出できない場合、又は位置信号を送信した特定の宛先から応答信号を受信しない場合に限り、発呼画面を表示部203に表示する。一方、表示制御部213は、GPS部204が携帯端末2が存在する位置を検出し、且つ位置信号を送信した特定の宛先から応答信号を受信した場合、携帯端末2のユーザ又はその保護者が携帯端末2の現在位置を把握することができると判定して表示制御部213を表示部203に表示しない。これにより、携帯端末2の拾得者によって無用に発呼されることを抑制することができる。
図6(a)は、管理端末3の概略構成の一例を示す図である。
管理端末3は、携帯端末2と同様に、通信装置の一例であり、例えば多機能携帯電話であり、無線通信ネットワークへの接続、携帯端末2への各種設定、所定のアプリケーションプログラムの実行等を可能とする。そのために、管理端末3は、無線通信部301と、操作部302と、表示部303と、GPS部304と、記憶部305と、中央処理部310とを備える。なお、管理端末3は、通信機能を有する通信装置であればよく、例えば携帯情報端末、携帯ゲーム機、携帯音楽プレーヤ、タブレットPC等でもよい。
無線通信部301、操作部302、表示部303、GPS部304及び記憶部305は、携帯端末2の無線通信部201、操作部202、表示部203、GPS部204及び記憶部205と同様であるため、説明を省略する。
ただし、記憶部305は、データとして、管理端末3から各種の設定をすることが可能な携帯端末2を管理する被管理端末管理テーブル(図6(b))等を記憶する。
図6(b)は、被管理端末管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図6(b)には、被管理端末管理テーブルが示されている。被管理端末管理テーブルは、管理端末3から各種の設定をすることが可能な各携帯端末2について、当該携帯端末2の識別番号(被管理端末ID)、被管理者の名前(例えば、父)、電話番号、メールアドレス等が記憶される。
中央処理部310は、携帯端末2の中央処理部210と同様に、管理端末3の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。
中央処理部310は、設定要求部311を有する。設定要求部311は、中央処理部210が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、設定要求部311は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして管理端末3に実装されてもよい。
図7は、中央処理部310による携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作フローは、予め記憶部305に記憶されているプログラムに基づいて、主に中央処理部310により、管理端末3の各要素と協働して実行される。
最初に、設定要求部311は、端末選択画面を表示部303に表示する(ステップS301)。
図8(a)〜(d)は、携帯端末2の設定処理に用いられる各画面の一例を示す図である。
図8(a)は、端末選択画面の一例を示す。図8(a)に示すように、端末選択画面800には、管理端末3から各種の設定をすることが可能な携帯端末2毎に、当該携帯端末2のユーザ(被管理者)の名前、電話番号、メールアドレス等の情報801が表示される。また、端末選択画面800には、設定処理を終了するための終了ボタン802が表示される。
次に、設定要求部311は、操作部202を用いた管理者による設定対象とする携帯端末2の指定を受け付ける(ステップS302)。
次に、設定要求部311は、機能選択画面を表示部303に表示する(ステップS303)。
図8(b)は、機能選択画面の一例を示す。図8(b)に示すように、機能選択画面810には、管理端末3が設定することが可能な機能の一覧811が表示される。また、機能選択画面810には、端末選択画面に戻るための「戻る」ボタン812が表示される。
次に、設定要求部311は、操作部202を用いた管理者による設定対象とする携帯端末2の機能の指定を受け付ける(ステップS304)。
次に、設定要求部311は、詳細設定画面を表示部303に表示する(ステップS305)。
図8(c)は、「電話帳の編集」の詳細設定画面の一例を示す。図8(c)に示すように、「電話帳の編集」の詳細設定画面820には、連絡先ごとに、名前、ふりがな、電話番号及びメールアドレス等の設定項目821が指定可能に表示される。また、詳細設定画面820には、設定ボタン822と、機能選択画面に戻るための「戻る」ボタン823とが表示される。
図8(d)は、「使用制限の設定」の詳細設定画面の一例を示す。図8(d)に示すように、「使用制限の設定」の詳細設定画面830には、使用制限を有効にするか無効にするかを指定するための選択ボタン831と、使用制限中に発呼する電話番号の入力欄832と、使用制限を解除するためのパスワードの入力欄833とが表示される。また、詳細設定画面830には、設定ボタン834と、機能選択画面に戻るための「戻る」ボタン835とが表示される。
なお、設定要求部311は、無線通信部301を介して管理サーバ4から、管理サーバ4が記憶している、携帯端末2に現在設定されている設定項目を取得して、取得した設定項目を詳細設定画面に表示してもよい。これにより、管理者は、携帯端末2に現在設定されている設定項目を参照しながら、設定項目を指定することができる。
次に、設定要求部311は、操作部202を用いた管理者による設定項目の指定を受け付ける(ステップS306)。設定要求部311は、操作部202を用いて管理者により、設定項目が指定され、設定ボタンがタップされると、指定された設定項目を受け付ける。
次に、設定要求部311は、詳細設定の指定を受け付けると、無線通信部301を介して管理サーバ4へ設定要求を送信する(ステップS307)。設定要求には、携帯端末2の被管理端末ID、管理端末3の管理端末ID、ステップS304で受け付けた設定機能、ステップS306で受け付けた設定項目等が含まれる。
次に、設定要求部311は、無線通信部301を介して管理サーバ4から設定応答を受信するまで待機する(ステップS308)。
次に、設定要求部311は、無線通信部301を介して管理サーバ4から設定応答を受信すると(ステップS308−Yes)、受信した設定応答に示される結果を表示部303に表示し(ステップS309)、一連のステップを終了する。
図9(a)は、管理サーバ4の概略構成の一例を示す図である。
管理サーバ4は、通信装置の一例であり、管理端末3から携帯端末2への設定要求を受信し、受信した設定要求が正しいか否かを判定して、SMS生成サーバ5及びSMS送信サーバ6を介して携帯端末2へ設定通知を送信する。そのために、管理サーバ4は、サーバ通信部401と、サーバ記憶部402と、サーバ処理部410とを備える。
サーバ通信部401は、イーサネット(登録商標)などの有線の通信インターフェース回路を有する。サーバ通信部401は、通信ネットワーク9を介して携帯端末2、管理端末3、SMS生成サーバ5等と通信を行う。そして、サーバ通信部401は、携帯端末2、管理端末3、SMS生成サーバ5等から受信したデータをサーバ処理部410に供給する。また、サーバ通信部401は、サーバ処理部410から供給されたデータを携帯端末2、管理端末3、SMS生成サーバ5等に送信する。
サーバ記憶部402は、例えば、半導体メモリ、磁気ディスク装置、及び光ディスク装置のうちの少なくともいずれか一つを有する。サーバ記憶部402は、サーバ処理部410による処理に用いられるドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム、データ等を記憶する。例えば、サーバ記憶部402は、ドライバプログラムとして、サーバ通信部401を制御する通信デバイスドライバプログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部402は、オペレーティングシステムプログラムとして、TCP/IP(Transmission Control Protocol / Internet Protocol)等の通信方式による接続制御プログラム等を記憶する。また、サーバ記憶部402は、アプリケーションプログラムとして、各種データの送受信を行うととともに、管理端末3から受信した設定要求が正しいか否かを判定するデータ処理プログラム等を記憶する。コンピュータプログラムは、例えばCD−ROM、DVD−ROM等のコンピュータ読み取り可能な可搬型記録媒体から、公知のセットアッププログラム等を用いてサーバ記憶部402にインストールされてもよい。また、サーバ記憶部402は、データとして、各種の設定項目を各携帯端末2に対して設定することが可能な各管理端末3を管理する端末管理テーブル(図9(b))、管理端末3から携帯端末2への設定要求で指定された設定機能及び設定項目(例えば、制限フラグ、特定の電話番号、パスワード、電話帳等)等を記憶する。また、サーバ記憶部402は、所定の処理に係る一時的なデータを一時的に記憶する。
図9(b)は、端末管理テーブルのデータ構造の一例を示す図である。
図9(b)には、端末管理テーブルが示されている。端末管理テーブルは、設定可能な組合せ毎に、被管理端末である携帯端末2の識別番号(被管理端末ID)、管理端末3の識別番号(管理端末ID)、管理者の名前、電話番号、メールアドレス等が記憶される。
サーバ処理部410は、一又は複数個のプロセッサ及びその周辺回路を有する。サーバ処理部410は、管理サーバ4の全体的な動作を統括的に制御するものであり、例えば、CPUである。サーバ処理部410は、管理サーバ4の各種処理がサーバ記憶部402に記憶されているプログラム等に応じて適切な手順で実行されるように、サーバ通信部401等の動作を制御する。サーバ処理部410は、サーバ記憶部402に記憶されているプログラム(ドライバプログラム、オペレーティングシステムプログラム、アプリケーションプログラム等)に基づいて処理を実行する。また、サーバ処理部410は、複数のプログラム(アプリケーションプログラム等)を並列に実行することができる。
サーバ処理部410は、設定管理部411を有する。設定管理部411は、サーバ処理部410が有するプロセッサ上で実行されるプログラムによって実装される機能モジュールである。あるいは、設定管理部411は、独立した集積回路、マイクロプロセッサ、又はファームウェアとして管理サーバ4に実装されてもよい。
図10は、サーバ処理部410による携帯端末2の設定処理の動作フローの一例を示す図である。なお、以下に説明する動作フローは、予めサーバ記憶部402に記憶されているプログラムに基づいて、主にサーバ処理部410により、管理サーバ4の各要素と協働して実行される。
最初に、設定管理部411は、サーバ通信部401を介して管理端末3から、携帯端末2への設定を要求する設定要求を受信するまで待機する(ステップS401)。
次に、設定管理部411は、サーバ通信部401を介して管理端末3から設定要求を受信すると(ステップS401−Yes)、受信した設定要求に含まれる被管理端末ID及び管理端末IDがサーバ記憶部402の端末管理テーブルに対応付けて登録された被管理端末ID及び管理端末IDと一致するか否かを判定する(ステップS402)。
次に、設定管理部411は、受信した設定要求に含まれる被管理端末ID及び管理端末IDが端末管理テーブルに対応付けて登録された被管理端末ID及び管理端末IDと一致しない場合(ステップS402−No)、設定拒否を示す設定応答をサーバ通信部401を介して管理端末3に送信し(ステップS403)、一連のステップを終了する。
一方、設定管理部411は、受信した設定要求に含まれる被管理端末ID及び管理端末IDが端末管理テーブルに対応付けて登録された被管理端末ID及び管理端末IDと一致する場合(ステップS402−Yes)、受信した設定要求に含まれる設定機能及び設定項目をサーバ記憶部402に記憶する(ステップS404)。
次に、設定管理部411は、設定許可を示す設定応答をサーバ通信部401を介して管理端末3に送信する(ステップS405)。
次に、設定管理部411は、設定通知をサーバ通信部401を介してSMS生成サーバ5に送信する(ステップS606)。設定通知には、設定要求があった旨、設定要求に含まれる設定機能、設定項目が格納された領域へアクセスするためのURL等が含まれる。
次に、設定管理部411は、サーバ通信部401を介して携帯端末2から、設定取得要求を受信するまで待機する(ステップS607)。
次に、設定管理部411は、サーバ通信部401を介して携帯端末2から設定取得要求を受信すると(ステップS607−Yes)、サーバ記憶部402に記憶しておいた設定項目を含む設定取得応答をサーバ通信部401を介して携帯端末2に送信し(ステップS608)、一連のステップを終了する。
なお、サーバ記憶部402は、設定管理部411が携帯端末2に設定項目を送信した後も、対応する設定機能及び設定項目を、携帯端末2に現在設定されている設定機能及び設定項目として記憶し続ける。
以上説明してきたように、携帯端末2は、管理サーバ4から制限設定信号を受信した場合に特定の機能の使用を制限することにより、携帯端末2が紛失された場合に拾得者によって悪用されることを防止することが可能となる。さらに、携帯端末2は、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示して特定の電話番号への発呼の指示を受け付けることにより、拾得者によって、予め設定しておいた電話番号へ発呼してもらえることが可能となる。したがって、携帯端末2が、GPSの電波の届かない場所又はネットワーク測位の精度が悪い場所に存在する場合でも、携帯端末2のユーザは、拾得者と会話して携帯端末2の現在の位置等の状態を把握することが可能となる。
また、携帯端末2の各機能について、管理端末3からの保護者による設定が可能となり、携帯端末2のユーザが使用にあたり支援が必要な者であっても、携帯端末2を容易に利用することが可能となる。携帯端末2のユーザが拾得者との会話に支障がある場合は、保護者の連絡先を使用制限中に発呼する電話番号として設定しておくことにより、保護者が拾得者と会話して携帯端末2の現在の位置等を把握することが可能となる。
なお、本発明は、本実施形態に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、管理端末3は、管理サーバ4を介して携帯端末2の設定を行ったが、管理サーバ4を介さずに、直接、携帯端末2に対して設定を行ってもよい。その場合、管理端末3は、携帯端末2に設定要求を送信し、携帯端末2が、管理端末3が携帯端末2に対して各種の設定をすることが可能な管理端末を判定する。そして、携帯端末2は、管理端末3が携帯端末2に対して各種の設定をすることが可能な管理端末である場合、設定要求に含まれる設定機能について、設定要求に含まれる設定項目を設定する。
また、通信システム1においてSMS生成サーバ5及びSMS送信サーバ6を省略してもよい。その場合、管理サーバ4が、SMS生成サーバ5及びSMS送信サーバ6の機能を有し、SMSのメッセージを直接携帯端末2に送信する。
当業者は、本発明の精神及び範囲から外れることなく、様々な変更、置換及び修正をこれに加えることが可能であることを理解されたい。
1 通信システム
2 携帯端末
201 無線通信部
202 操作部
203 表示部
204 GPS部
205 記憶部
211 取得部
212 制限制御部
213 表示制御部
214 発呼制御部
215 位置送信部

Claims (4)

  1. 端末であって、
    前記端末が存在する位置を検出する位置検出部と、
    前記端末が存在する位置を示す位置信号を特定の宛先に送信する位置送信部と、
    無線通信により、通信装置から、特定の機能の使用を制限するための制限設定信号を受信する無線通信部と、
    前記無線通信部が前記制限設定信号を受信した場合に、前記特定の機能の使用を制限する制限制御部と、
    前記制限制御部が前記特定の機能の使用を制限した際に、前記位置検出部が前記端末が存在する位置を検出できない場合、又は前記特定の宛先から前記位置信号を受信したことを示す応答信号を受信しない場合に限り、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を表示する表示部と、
    前記特定の電話番号への発呼を指示する操作部と、
    前記操作部を用いて前記特定の電話番号への発呼が指示されると、前記特定の電話番号へ発呼する発呼制御部と、
    を有することを特徴とする端末。
  2. 前記特定の電話番号に関する情報は、前記制限設定信号に含まれる、請求項1に記載の端末。
  3. 前記特定の電話番号を前記端末に設定することが可能な第2端末を管理するサーバから、第2端末により設定された前記特定の電話番号を取得する取得部をさらに有する、請求項1又は2に記載の端末。
  4. 端末が存在する位置を検出する位置検出部と、前記端末が存在する位置を示す位置信号を特定の宛先に送信する位置送信部と、無線通信により通信を行う無線通信部と、表示部と、操作部と、を有する前記端末の制御プログラムであって、
    前記無線通信部を介して通信装置から、特定の機能の使用を制限するための制限設定信号を受信し、
    前記制限設定信号を受信した場合に、前記特定の機能の使用を制限し、
    前記特定の機能の使用を制限した際に、前記位置検出部が前記端末が存在する位置を検出できない場合、又は前記特定の宛先から前記位置信号を受信したことを示す応答信号を受信しない場合に限り、特定の電話番号のみへ発呼するための画面を前記表示部に表示し、
    前記操作部を用いて前記特定の電話番号への発呼が指示されると、前記特定の電話番号へ発呼する、
    ことを前記端末に実行させることを特徴とする制御プログラム。
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