JP5652863B2 - 遠心ファン - Google Patents

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本発明は、送風機等に用いられる遠心ファンに関する。
一般に、遠心ファンは、中心軸回りに回転する主板(ハブとも呼ばれる)上に周方向に間隔をあけて固定された羽根を有するインペラと、前記インペラに対して空気吸込み側に配置され、空気吸込み口を形成するベルマウスとを備えている(例えば、特開2006−194235号公報参照)。前記インペラとしては、前記羽根を挟んで前記主板と対向配置されるシュラウドが設けられたもの(クローズインペラ)と、このようなシュラウドが設けられていないもの(オープンインペラ)とがある。
特開2006−194235号公報
前記のような遠心ファンでは、遠心ファンを使用する場所によっては、ベルマウス(特に空気吸込み口の羽根に最も近い部分)と羽根との間隔(チップクリアランス)を広くしたいという要求がある場合がある。例えば、チップクリアランスが狭い遠心ファンを冷蔵庫に用いる場合には、羽根が凍結によりベルマウスに固着する可能性があるため、前記チップクリアランスを、凍結により固着されないような広さにしたいという要求である。
しかし、前記チップクリアランスを広くすると、空気吸込み口の内側からインペラにかけて大きな空間が存在し、この空間は空気の流れとして不安定な負圧空間となり、このような空間の容積が増大するため、遠心ファンの作動時(インペラ回転時)の騒音が増大するという問題がある。
本発明は、斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、遠心ファンにおいて前記チップクリアランスを広くしたとしても、遠心ファンの騒音性能の悪化を抑えようとすることにある。
前記の目的を達成するために、本発明の遠心ファンは、中心軸回りに回転する主板上に周方向に間隔をあけて固定された羽根を有するインペラと、前記インペラに対して空気吸込み側に配置され、内径が前記インペラ側に向かって小さくなる部分を有する空気吸込み口を形成するベルマウスとを備え、前記各羽根に、前記ベルマウス側へ突出して前記空気吸込み口の内側に入り込む突出部が形成されている、という構成とする。
前記の構成により、羽根の突出部がベルマウスの空気吸込み口の内側に入り込んで、その内側部分で吸込みの仕事が促進されるので、ベルマウスと羽根との間のチップクリアランスを或る程度広くしたとしても、空気吸込み口の内側部分で空気の流れが安定するようになる。この結果、空気の流れとして不安定な負圧空間の容積が小さくなる。したがって、前記チップクリアランスを広くしたとしても、遠心ファンの作動時の騒音の増大を抑制することができる。
本発明の一実施形態によれば、前記各羽根は、前記中心軸方向から見て、当該羽根における主板径方向内側の端から主板径方向外側に向かって、主板の回転方向の後側に曲がっている。すなわち、各羽根は、いわゆるターボファンで一般的に用いられる形状をなしている。
このことにより、遠心ファンの効率が向上して、少ないパワーで大きな出力(風量及び静圧)が得られるとともに、遠心ファンの騒音性能をより一層良好にすることができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記インペラは、前記羽根を挟んで前記主板と対向するシュラウドが設けられていないオープンインペラである。
このことで、インペラの樹脂成形が容易になる。すなわち、固定型と可動型との単純な2分割型により、インペラの主板と羽根とを樹脂で一体成形することができ、遠心ファンの製造コストを低減することができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記各羽根の突出部の先端面は、前記中心軸方向において、前記空気吸込み口において内径が前記インペラ側に向かって小さくなり始める縮径開始位置と略同じ位置に位置している。
これにより、空気の流れとして不安定な負圧空間の容積を出来る限り低減することができ、遠心ファンの作動時の騒音の増大をより一層効果的に抑制することができる。
本発明の他の実施形態によれば、前記各羽根の突出部の先端面に、該先端面での空気の渦流の発生を抑制するためのセレーションが形成されている。
このことで、セレーションによってインペラに導入される空気が整流されるため、空気吸込み口の内側部分で空気の流れがより一層安定し、これにより、遠心ファンの騒音性能がより一層良好になる。
本発明の遠心ファンによれば、ベルマウスと羽根との間のチップクリアランスを広くしたとしても、遠心ファンの作動時の騒音の増大を抑制することができ、遠心ファンの騒音性能を良好に維持することができる。
本発明の実施形態に係る遠心ファンを、冷蔵庫のファン配置空間に配置した状態を示す断面図である。 遠心ファンを、空気吸込み側から見た図である。 遠心ファンを、斜め空気吸込み側から見た斜視図である。 遠心ファンのインペラを、空気吸込み側から見た図である。 遠心ファンのインペラを、斜め空気吸込み側から見た斜視図である。 各羽根の突出部の先端面にセレーションを形成した変形例を示す、図5相当図である。 実施例(壁あり)、実施例(壁なし)、比較例(壁あり)及び比較例(壁なし)のPQ特性及び騒音特性を示すグラフである。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明の実施形態に係る遠心ファン1を示す。この遠心ファン1は、本実施形態では、冷蔵庫の冷凍室51に冷却空気を送風するものであって、冷凍室51の奥側に区画されたファン配置空間52に配設されている。ファン配置空間52の更に奥側には、不図示の冷却器等が配置される冷却器配置空間53が区画されている。ファン配置空間52と冷却器配置空間53とは、上下方向に延びる第1区画壁54によって区画され、冷凍室51とファン配置空間52とは、第1区画壁54と平行に上下方向に延びる第2区画壁55によって区画されている。
ファン配置空間52には、遠心ファン1が取り付けられる取付部材57が上下方向に延びるように配設されている。この取付部材57と第1区画壁54との間の部分は、冷却空気が通る第1通路58となっており、取付部材57と第2区画壁55との間の部分は、冷却空気が通る第2通路59となっている。これら第1通路58及び第2通路59は、後述の主板3の中心軸Jに対して垂直である上下方向に延びている。
前記冷却器で冷却された冷却空気は、冷却器配置空間53から、ファン配置空間52の第1通路58に送られ、この第1通路58を上下方向に流れて遠心ファン1のところに達する。そして、その冷却空気は、遠心ファン1によって、ファン配置空間52の第2通路59に送られ、この第2通路59を上下方向に流れた後、第2区画壁55に形成された不図示の吹出口から冷凍室51に吹き出す。以下、前記冷却空気を、単に空気という。
図1〜図5に示すように、前記遠心ファン1は、本実施形態では、水平方向に延びる中心軸J回りに回転する主板3と、この主板3上に周方向に間隔をあけて固定された複数(本実施形態では、11枚)の羽根4とを有するインペラ2を備えている。このインペラ2は、羽根4を挟んで主板3と対向するシュラウドが設けられていないオープンインペラである。以下、主板3の中心軸J(インペラ2の中心軸でもある)を、単に中心軸Jといい、中心軸Jが延びる方向(図1の左右方向)を中心軸方向という。また、この中心軸方向と垂直な方向を径方向という。
羽根4は、主板3と共に中心軸J回りに回転することにより、インペラ2に対して中心軸方向一側(主板3とは反対側)である空気吸込み側(図1で左側、つまり第1通路58の側)から空気を吸い込んで、その空気を、インペラ2の径方向外側端から径方向外側(第2通路59)へ吐出する(図1に矢印で示す空気の流れを参照)。
図4及び図5に示すように、前記複数の羽根4は、羽根4における空気吸込み側でかつ径方向外側の端においてリング部材5により互いに連結されている。主板3、羽根4及びリング部材5は樹脂からなっていて、互いに一体成形されたものである。
主板3の中心部は、空気吸込み側に突出しており、これに対応して、主板3に対して空気吸込み側とは反対側(図1で右側)には、主板3を回転させるモータ11が配設可能な空間が形成されている。このモータ11は、中心軸J回りに回転するロータ12と、ロータ12の内側に配設されたステータ13とを有する。
ロータ12は、中心軸方向両側のうち空気吸込み側のみが閉塞された有蓋円筒状のロータホルダ15と、このロータホルダ15の側壁部内面に固定された界磁用磁石16と、ロータホルダ15の空気吸込み側の端面部における中心部に固定され、ロータホルダ15と一体的に回転するシャフト17とを有する。
シャフト17は、ロータホルダ15の空気吸込み側の端面部から、中心軸J上において空気吸込み側とは反対側へ延びていて、2つの軸受20により回転可能に支持されている。また、ロータホルダ15の空気吸込み側の端面部は、主板3における空気吸込み側に突出した部分に取付固定されている。これにより、主板3が、中心軸J回りにロータホルダ15(ロータ12)と一体的に回転することになる。
ロータホルダ15に対して空気吸込み側とは反対側には、略円盤状のベース部21が設けられている。このベース部21の空気吸込み側の面における中心部には、空気吸込み側へ延びる円筒状の軸受保持部22が一体形成されている。この軸受保持部22の内側における中心軸方向の2箇所に前記2つの軸受20がそれぞれ固定されている。尚、ベース部21は、後述のベルマウス支持部材32に後述の連結部材35を介して支持される。
ステータ13は、軸受保持部22の外周面に設けられた、鋼板を中心軸方向に積層してなる略円筒状のステータコア25と、このステータコア25に巻回されたコイル26とを含む。ステータ13における空気吸込み側とは反対側の面には、回路基板28を保持する基板保持部27が設けられている。この回路基板28を介してコイル26に駆動電流を供給することによって、界磁用磁石16とステータコア25との間で回転トルクを発生させ、これにより、インペラ2(主板3及び羽根4)が中心軸J回りに回転することになる。インペラ2の回転方向を図4及び図5で矢印Rで示す(後述の変形例を示す図6も同様)。
本実施形態では、遠心ファン1はターボファンである。すなわち、インペラ2の各羽根4は、ターボファン形状をなしている。具体的には、各羽根4は、中心軸方向から見て、当該羽根4における径方向内側の端から径方向外側に向かって、インペラ2(主板4)の回転方向Rの後側に曲がっている。
インペラ2に対して空気吸込み側には、内径がインペラ側に向かって小さくなる部分を有する空気吸込み口31aを形成するベルマウス31が配置されている。このベルマウス31は、当該ベルマウス31をその外周側で支持するベルマウス支持部材32と一体成形されている。ベルマウス31の空気吸込み口31aの中心は、中心軸Jと一致する。本実施形態では、空気吸込み口31aは、中心軸方向の全体に亘って、内径がインペラ側に向かって小さくなるように形成されているが、空気吸込み口31aにおける中心軸方向の一部(特にインペラ2側の端部)が、内径が一定であるか、又は、内径がインペラ側に向かって大きくなる部分であり、他の部分が、内径がインペラ側に向かって小さくなる部分であってもよい。
ベース部21とベルマウス支持部材32とは、インペラ2に対して空気吸込み側とは反対側及び径方向外側を通りかつ周方向に間隔をあけて配置された複数(本実施形態では、4つ)の連結部材35によって互いに連結されている。これにより、ベース部21が、ベルマウス支持部材32に連結部材35を介して支持されることになる。そして、ベルマウス支持部材32の外周縁部にはフランジ部32aが形成されており、このフランジ部32aを介して遠心ファン1が取付部材57に取付固定される。この遠心ファン1の取付状態では、ベルマウス支持部材32(ベルマウス31)が第1通路58に位置している一方、インペラ2において空気が吐出される径方向外側端が第2通路59に位置している。
各羽根4における空気吸込み側でかつ径方向内側の端部(空気吸込み口31aと対向する部分)には、ベルマウス31側へ突出して空気吸込み口31aの内側に入り込む突出部4aが形成されている。
ここで、ベルマウス31と前記突出部4aを含む羽根4との間の間隔(チップクリアランス)は、羽根4が凍結によりベルマウス31に固着しないような広さに設定されている。前記チップクリアランスがこのような広さである場合、突出部4aがないとすると、遠心ファン1の作動時(インペラ回転時)の騒音が増大する。しかし、本実施形態のように各羽根4に前記のような突出部4aを形成することにより、チップクリアランスを前記のような広さに設定したとしても、遠心ファン1の作動時の騒音の増大を抑制することができる。すなわち、突出部4aにより、空気吸込み口31aの内側部分で吸込みの仕事が促進されるので、チップクリアランスが前記のような広さであっても、空気吸込み口31aの内側部分で空気の流れが安定するようになり、この結果、空気の流れとして不安定な負圧空間の容積が小さくなる。したがって、遠心ファン1の作動時の騒音の増大を抑制することができる。
各羽根4の突出部4aの先端面は、中心軸方向において、空気吸込み口4aにおいて内径がインペラ側に向かって小さくなり始める縮径開始位置(本実施形態では、空気吸込み側の端)と略同じ位置に位置していることが好ましい。これにより、空気の流れとして不安定な負圧空間の容積を出来る限り低減することができる。或いは、突出部4aの先端面の位置と前記縮径開始位置との中心軸方向におけるずれ量が0を超え所定値以下であってもよい。前記所定値は、例えば、空気吸込み口4aの中心軸方向の長さの10%である。特に好ましいのは、突出部4aの先端面が前記縮径開始位置よりも空気吸込み側にずれかつその突出部4aの先端面の位置と前記縮径開始位置との中心軸方向におけるずれ量が0を超え前記所定値以下であることである(図1参照)。すなわち、突出部4aが空気吸込み口31aから空気吸込み側の外側空間(第1通路58)に前記所定値以下で突き出ていることが特に好ましい。
また、図6に示すように、各羽根4の突出部4aの先端面に、該先端面での空気の渦流の発生を抑制するためのセレーション4bを形成するようにしてもよい。このセレーション4bは、突出部4aの先端面において羽根4の長さ方向に沿って連続的に凹凸するものである。このようなセレーション4bにより、インペラ2に導入される空気が整流されるため、空気吸込み口31aの内側部分で空気の流れがより一層安定し、これにより、遠心ファン1の騒音性能がより一層良好になる。
本発明は、前記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、前記実施形態では、インペラ2の各羽根4がターボファン形状をなしているが、これには限られず、例えば、各羽根4が径方向に真っ直ぐに延びる(全羽根4が放射状に配置される)ものであってもよい。
また、前記実施形態では、インペラ2はオープンインペラであるが、シュラウドを保有したケーシングが設けられたクローズインペラであってもよい。
さらに、前記実施形態では、遠心ファン1を、冷蔵庫の冷凍室51に冷却空気を送風するために用いたが、これに限られるものではなく、例えば、電子機器等の冷却用送風機として用いてもよい。遠心ファン1を、前記実施形態のようにチップクリアランスを大きくする必要があるものに用いると、大きな静音効果が期待できる。
また、前記実施形態では、遠心ファン1に対して空気吸込み側の近傍に第1区画壁54が存在する(以下の実施例及び比較例において「壁あり」と表現する)が、このような第1区画壁54が存在しない場合(第2区画壁55もなくてもよい)(以下の実施例及び比較例において「壁なし」と表現する)にも、本発明を適用することができ、これにより、チップクリアランスを広くしたとしても、遠心ファン1の作動時の騒音の増大を抑制することができる。
前記実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
ここで、前記実施形態と同様の遠心ファンを用意し、その遠心ファンについて、空気が吐出される側での流量(風量)に対する静圧の変化(PQ特性)と、空気が吐出される側での流量(風量)に対する騒音レベルの変化(騒音特性)とを調べた。前記用意した遠心ファンでは、各羽根4に突出部4aが形成され、この突出部4aの先端面が前記縮径開始位置よりも空気吸込み側にずれかつその突出部4aの先端面の位置と前記縮径開始位置との中心軸方向におけるずれ量が前記所定値以下である。また、チップクリアランスが前記実施形態と同様の広さに設定されている。そして、前記遠心ファンを、前記実施形態の第1区画壁54及び第2区画壁55と同様の2つの壁の間の空間に配置した場合(実施例(壁あり))と、これら2つの壁がない空間に配置した場合(実施例(壁なし))とについて、PQ特性と騒音特性とを調べた。
また、比較のために、各羽根4に突出部4aが形成されていない遠心ファン(その他の構成は、前記実施例のものと同じ)を、前記2つの壁の間の空間に配置した場合(比較例(壁あり))と、これら2つの壁がない空間に配置した場合(比較例(壁なし))とについて、PQ特性と騒音特性とを調べた。
この結果を、図7に示す。実施例(壁あり)と比較例(壁あり)とを比較すると、実施例(壁あり)の方が比較例(壁あり)よりも騒音レベルがどの流量域でも低減していることが分かる。PQ特性については、両者の差は殆ど見られず、所望の性能を有していることが分かる。また、実施例(壁なし)と比較例(壁なし)とを比較すると、実施例(壁なし)の方が比較例(壁なし)よりも騒音レベルが殆どの流量域で低減していることが分かる。PQ特性については、両者共に所望の性能を有している。
したがって、各羽根4に突出部4aを形成することで、チップクリアランスを広くしたとしても、遠心ファン作動時の低騒音化を実現していることが分かる。
1 遠心ファン
2 インペラ
3 主板
4 羽根
4a 突出部
4b セレーション
31 ベルマウス
31a 空気吸込み口
J 中心軸

Claims (1)

  1. モータと、前記モータにより回転され、中央部に前記モータを収容する凹部を有する主板上の前記凹部の外周部に周方向に間隔をあけて固定された複数の羽根を有するインペラと、前記インペラに対して空気吸込み側に配置され、内径が前記インペラ側に向かって小さくなる部分を有する空気吸込み口を形成するベルマウスと、前記ベルマウスと前記モータとを連結する複数の柱状部材とを備えた遠心ファンであって、前記各羽根に、前記ベルマウス側へ突出して前記空気吸込み口の内側に入り込む突出部が形成されており、前記各羽根の突出部の先端面は、前記中心軸方向において、前記空気吸込み口において内径が前記インペラ側に向かって小さくなり始める縮径開始位置と略同じ位置に位置している、遠心ファン。
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