JP5652131B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、電動工具に関する。特にモータを有し、このモータの回転を検出可能な電動工具に関する。
従来の電動工具として、特許文献1の図1に示されるように、モータ2の軸3に、磁石5を取付け、この磁石5に対向する位置に、磁気検出素子6が設けられるものがあった。
特開昭60−104668
上記した特許文献1の電動工具では、スイッチ11によってモータ2への通電を行っていた。しかし、このスイッチは、機械的に回路の接点が接続されることによって、モータへの通電がなされるものであった。このため、回路が接続される際の摩擦などによって接点が接続されず、モータへの通電が正常に行われなくなる場合があり、その場合には、モータが回転しないこととなっていた。
本発明は、上記したようなモータへの通電が正常に行われなくなることを少なくすることができる電動工具を提供することである。
前記目的は、請求項1記載のように、ハウジングと、前記ハウジングに固定されるステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータと、前記ロータに固定される磁石と、を有する電動工具であって、前記磁石に対向する位置に、第1の磁気検出素子を設け、前記磁石に対向する位置に、第2の磁気検出素子を設け、前記第1の磁気検出素子によって、前記モータの回転を検出するようにし、前記第2の磁気検出素子によって、前記モータへの通電するようにしたことを特徴とする電動工具によって、達成することができる。
上記した請求項1記載の電動工具によれば、モータへの通電が正常に行われなくなることを少なくすることができる電動工具を提供することができるようになる。
本発明の第1の実施形態を示す電動ドライバの一部断面図
本発明の電動工具の第1の実施形態を示す電動ドライバ1の一部断面図を図1に示す。
図1を用いて、本発明の第1の実施形態の構造について説明する。
電動ドライバ1は、外枠であるハウジング2を有する。ハウジング2は、前後方向に延びる筒状部2Aと、筒状部2Aの後方に設けられるテール部2Bと、筒状部2Aと一体的に設けられる第1リブ2Cと、第2リブ2Dと、ハウジング2の内部と外部を空間的につなぐ風窓2Eとを有する。
筒状部2Aの後部には、電動のモータ3が設けられている。このモータ3は直流のブラシレスモータである。このモータ3は、筒状部2Aの内周面に固定されるステータ3Aと、このステータ3Aに対して回転するロータ3Bとを有する。また、このステータ3Aには、コイルが巻かれており、固定されている。また、ロータ3Bには磁石が接着剤によって固定されている。コイルに通電されると、磁石コイルからの磁界によって回転力を受ける。ロータ3Bの回転軸として、モータ軸3Cが設けられている。
モータ軸3Cの前部には、軸受である第1ベアリング5Aが設けられている。また、モータ軸3Cの後部には軸受けである第2ベアリング5Bが設けられている。この第1ベアリング5Aは、第1リブ2Cによって保持されており、第2ベアリング5Bは、第2リブ2Dによって保持されている。
モータ軸3Cの前端には、歯車であるピニオン10が固定されている。ピニオンと噛合するように、3つの遊星歯車11が設けられている。この遊星歯車11の前部であって、筒状部2Aの内部には、図示しないクラッチなどが配置されており、出力軸12と接続されている。なお、この出力軸12は、筒状部2Aの前端から突出しており、所定の先端工具(例えば、プラスビットなど)を取り付けることができるようになっている。
モータ軸3Cの後端には、冷却ファン20が固定されている。冷却ファン20には、ファンブレード20Aが設けられている。冷却ファン20には薄い円管状の磁石21が設けられている。磁石21には、N極、S極、N極、S極の4つの極が設けられている。この4つの極は、円管状の0度の位置にN極が、90度の位置にS極が、180度の位置にN極が、270度の位置にS極が設けられている。冷却ファン20は、テール部2Bに設けられた風窓2Eを介して、ハウジングの外部より外気を取り込み可能となっている。この外気によって、電源回路基板、インバータ回路基板、モータなどを冷却可能となっている。
筒状部2Aの上部には、レバー4が筒状部2Aに対して移動可能に設けられている。レバー4は、前部に設けられる操作部4Aと、操作部の後方に設けられる回動軸と4B、回動軸4Bの後方に設けられる折り曲げ部4Cとを有する。操作部4Aと筒状部2Aの間には、弾性体であるコイルスプリング6が設けられている。このコイルスプリング6によって、レバー4は、時計回り方向へと付勢されている。
筒状部2Aと一部前後方向で重なるように、テール部2Bが設けられている。
折り曲げ部4Cの前側には、第1ホールICが設けられている。この第1ホールICは、磁石21と対向する位置に配置されるようになっている。また、レバー4の操作部4Aを操作すると、磁石21と第1ホールICの距離が長くなるようになっている。第1ホールICは、電源回路基板31とコードで接続されている。なお、電源回路基板31には、交流を直流にするためのダイオードブリッジや、整流を行うためのコンデンサ、様々な制御を行うための制御部(マイコン)などが搭載されている。
筒状部2Aの下部には、正逆切り替えスイッチ24が設けられている。この正逆切り替えスイッチ24は、ロータ3Bの回転方向を正転方向・逆転方向へと任意に切り替えることができるようになっている。この正逆切り替えスイッチ24は、インバータ回路基板32とコードによって接続されている。なお、インバータ回路基板32には、複数のスイッチング素子が搭載されている。
インバータ回路基板32と接続されるように、第2ホールICが設けられている。この第2ホールICは、磁石21と対向する位置に配置されている。
インバータ回路基板32と前記したコイルとは接続されている。インバータ回路基板32のスイッチング素子からの通電によりコイルへと通電されるようになっている。
インバータ回路基板32と電源回路基板31はコードで接続されている。また、電源回路基板31と接続されるように、電源コード30が設けられている。電源コード30は、テール部2Bから突出しており、電源コード30には、商用電源のコンセントに差込可能なプラグが設けられている。
また、テール部2Bの後部には、フック40が設けられており、所定のものに引っ掛けたり、引っ掛けられたりできるようになっている。
上記したような構造の電動ドライバ1の動作について説明する。
作業者が、コンセントにプラグを入れた状態で、筒状部2Aを握り、正逆切り替えスイッチ24を所定の方向に入れた状態にする。操作部4Aを操作すると、コイルスプリング6が圧縮され、操作部4A筒状部2Aに近接するようになる。すると、回動軸4Bを回動中心として、レバー4が回動するので、折り曲げ部4Cが冷却ファン20から離間するようになる。すると、磁石21と近接していた第1ホールICが、離間するようになる。このため、この近接から離間に移動する際の信号が、電源回路基板へと伝達される。なお、実際にはこの信号は電位差として伝達される。
この信号を受けて、スイッチング素子によってコイルへと通電されるようになる。このため、コイルの磁界を受け、磁石を有するロータ3Bが回転する。ロータ3Bが回転すると、ピニオン10が回転し、遊星歯車11が回転し、遊星歯車に接続される出力軸12が回転する。この出力軸の回転によって先端工具などによって、所定の作業を行うことができるようになっている。
また、磁石21と対向する位置に配置されている第2ホールICによって、ロータ3Bの回転数を把握できるようになっている。第2ホールICは3つ所定の60度の間隔を持って設けられているので、磁石21との近接および離間を検出する。これによって、回転数を把握できる。このように回転数を把握できるようになっているので、一定の回転数になるように、フィードバック制御を行うことができるようになっている。
このように、冷却ファン20に固定される磁石21によって、レバー4に設けられるモータに通電するための信号を出すことができるようになっており、また、この磁石21によって、ロータ2Bの回転数を把握できるようになっている。
また、磁石21が冷却ファン20に固定されているので、コンパクトに構成されるようになっている。
また、磁石21の後方にホールIC23およびホールIC22を配置したので、径方向に大きくならないようになっている。
また、コイルの磁界によって回転する磁石とは別の磁石21を用いるようにしたので、精度良く、ホールIC22およびホールIC23へと信号を出すことができるようになる。
本発明の一実施例の変形例としては、次のようなものがある。なお、この変形例においても、本発明の効果をそうすることができる。
変形例1:本発明の第1実施例においては、ロータの磁石とは別の磁石21を設けた。しかし、このロータの磁石が、ホールIC22とホールIC23と対向する位置に配置するようにしても良い。このようにすれば、ロータの磁石以外に、別の磁石を設ける必要がなくなる。
変形例2:第1ホールIC23は、1つのみであったが、複数設けるようにしても良い。このようにすれば、操作部4Aの操作を精度良く検出することができるようになる。
1 電動ドライバ、2 ハウジング、3 モータ、4 レバー、12 出力軸、20 冷却ファン、21 磁石、22 ホールIC、23 ホールIC、30 電源コード、31 電源コード、32 インバータ回路基板

Claims (3)

  1. ハウジングと、
    前記ハウジングに固定されるステータと、前記ステータに対して回転可能なロータと、を有するモータと、
    前記ロータに固定される磁石と、を有する電動工具であって、
    前記磁石に対向する位置に、前記モータの回転を検出する第1の磁気検出素子と、スイッチをオンオフするための第2の磁気検出素子を設けたことを特徴とする電動工具。
  2. 前記磁石を前記ロータに固定されるファンに固定したことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
  3. 前記ハウジングの前部より前記ロータに接続される出力軸が突出しており、
    前記磁石の後方に、前記第1の磁気検出素子および前記第2の磁気検出素子を設けたことを特徴とする請求項1または請求項2記載の電動工具。
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