JP5651508B2 - 突入電流抑制装置 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、遮断器を投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置に関する。
一般に、調相用コンデンサなどの進相負荷を遮断器で投入した場合、投入位相によっては、大きな突入電流が流れることが知られている。
日本国内では、コンデンサ容量の6%の直列リアクトルを挿入することで、突入電流の大きさを抑制している。しかし、系統の大容量化に伴って調相用コンデンサの容量が増加し、突入電流が増加する傾向にある。
また、海外では、直列リアクトルが用いられない場合が多い。そのため、突入電流が日本の場合よりも大きくなることが想定される。また、日本では、コンデンサの中性点は非接地とされる。しかし、海外では中性点を直接接地する場合がほとんどである。従って、コンデンサバンク(調相用コンデンサ群)の開閉は、日本における状況と海外における状況とでは、現象が異なることが想定される。
調相用コンデンサは、負荷の変動に応じて、1日に複数回開閉される。その開閉に用いられる遮断器は、電気的寿命が重要となる。このような遮断器の電気的寿命は、遮断器のアークコンタクト及びノズルの消耗が大きく影響する。また、調相用コンデンサを開閉する遮断器の場合、電気的寿命が決定される条件は、遮断器投入時の先行放電による損耗が支配的となる。
変圧器を投入するときに流れる励磁突入電流を抑制する方法としては、投入抵抗と接点とが直列に接続された抵抗体付き遮断器を遮断器主接点と並列接続した構成の遮断器を用いることが知られている。この遮断器は、抵抗体付き遮断器を遮断器主接点に先行して投入することで、励磁突入電流を抑制する。
特開平2002−75145号公報
"大容量遮断器の特殊遮断条件",電気学会技術報告,社団法人電気学会,1991年,第II部,第388号
しかしながら、抵抗体付き遮断器の構成された遮断器は大型化することが避けられない。また、調相用コンデンサは、66kV又は77kVなどの電圧階級の電力系統に設置されることが多い。これらの電圧階級では、大半が三相一括操作型の遮断器である。三相一括操作型の遮断器は、三相の全てを同時に投入する。このように、調相用コンデンサを三相同時に投入する場合、突入電流の抑制をすることが困難である。
そこで、本発明の実施形態による目的は、中性点が直接接地された調相用コンデンサを三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制することのできる突入電流抑制装置を提供することにある。
本発明の実施形態の観点に従った突入電流抑制装置は、中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測する遮断器電流計測手段と、前記遮断器電流計測手段により計測された前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別する残留電圧極性判別手段と、前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別する特異相判別手段と、前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記特異相判別手段により判別された前記特異相が、前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出する投入位相検出手段と、前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段とを備える。
本発明の第1の実施形態に係る遮断器制御装置の適用された電力系統システムの構成を示す構成図。 遮断器に流れる遮断前後の遮断器電流示す波形図。 遮断器による遮断前後の遮断器の負荷側に印加される対地電圧を示す波形図。 第1の実施形態に係る投入位相検出部による投入位相での遮断器の閉極前後のW相の各種電圧を示す波形図。 第1の実施形態に係る投入位相検出部による投入位相での遮断器の閉極前後の各相の遮断器電源側電圧の極間電圧を示す波形図。 投入位相と投入後の各相の遮断器電流の最大値との相関関係を示すグラフ図。 投入位相と投入後の各相の遮断器端対地電圧の最大値との相関関係を示すグラフ図。 本発明の第2の実施形態に係る遮断器制御装置の適用された電力系統システムの構成を示す構成図。 W相電圧とU−V間の線間電圧の位相の関係を示すベクトル図。 第2の実施形態に係る投入位相検出部による投入位相を検出するための各種電圧を示す波形図。 本発明の第3の実施形態に係る遮断器制御装置の適用された電力系統システムの構成を示す構成図。 本発明の第4の実施形態に係る遮断器制御装置の適用された電力系統システムの構成を示す構成図。 本発明の第5の実施形態に係る遮断器制御装置の適用された電力系統システムの構成を示す構成図。
以下図面を参照して、本発明の実施形態を説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明の第1の実施形態に係る遮断器制御装置1の適用された電力系統システム10の構成を示す構成図である。なお、以降の図における同一部分には同一符号を付してその詳しい説明を省略し、異なる部分について主に述べる。以降の実施形態も同様にして重複する説明を省略する。
電力系統システム10は、遮断器制御装置1と、遮断器2と、調相設備3と、電圧検出器4U,4V,4Wと、電流検出器5U,5V,5Wと、電源母線6とを備えている。
電源母線6は、電力系統の母線である。電源母線6には、電源から三相交流電力が供給される。
調相設備3は、電源母線6と遮断器2を介して接続されている。調相設備3は、進相負荷である。調相設備(コンデンサバンク)3は、3つの調相用コンデンサ31U,31V,31Wで構成されている。3つの調相用コンデンサ31U,31V,31Wは、それぞれU相、V相、及びW相の各相に設けられている。調相用コンデンサ31U,31V,31Wは、中性点直接接地されている。
遮断器2は、三相を一括で操作する三相一括操作型の遮断器である。遮断器2が投入されると、調相設備3は、電源母線6に投入される。遮断器2が開極されると、調相設備3は、電源母線6と電気的に遮断される。
電圧検出器4U,4V,4Wは、遮断器2よりも電源側(電源母線6側)の電圧である遮断器電源側電圧を相毎に計測するための計測装置である。電圧検出器4U,4V,4Wは、それぞれU相、V相、及びW相の電圧を計測情報として検出する。電圧検出器4U,4V,4Wは、検出した遮断器電源側電圧を遮断器制御装置1に出力する。電圧検出器4U,4V,4Wは、例えば計器用変圧器(VT,voltage transformer)である。ここでは、電圧検出器4U,4V,4Wは、電源母線6に設置されているが、遮断器2よりも電源側であれば何処に設置してもよい。
電流検出器5U,5V,5Wは、遮断器2に流れる電流である遮断器電流を相毎に計測するための計測装置である。電流検出器5U,5V,5Wは、それぞれU相、V相、及びW相の電流を計測情報として検出する。電流検出器5U,5V,5Wは、例えばCT(current transformer)である。電流検出器5U,5V,5Wは、検出した遮断器電流を遮断器制御装置1に出力する。ここでは、電流検出器5U,5V,5Wは、電源側に設置されているが、遮断器2よりも負荷側(調相設備3側)に設置してもよい。また、既存の遮断器を改造する場合には、この遮断器の両側にCTが設けられていれば、このCTを電流検出器5U,5V,5Wとして用いることができる。
遮断器制御装置1は、遮断器2を制御する制御装置である。遮断器制御装置1は、電圧検出器4U,4V,4Wにより検出された遮断器電源側電圧及び電流検出器5U,5V,5Wにより検出された遮断器電流に基づいて、遮断器2を閉極又は開極する。
遮断器制御装置1は、電圧計測部11と、残留電圧極性判別部12と、特異相判別部13と、投入位相検出部14と、投入指令出力部15とを備えている。
電圧計測部11は、電圧検出器4U,4V,4Wにより検出された遮断器電源側電圧の対地電圧(相電圧)を計測する。電圧計測部11は、計測した遮断器電源側電圧の対地電圧を投入位相検出部14に出力する。
残留電圧極性判別部12は、電流検出器5U,5V,5Wにより検出された遮断器電流に基づいて、遮断器2の開極後に、遮断器2の負荷側に残留する直流電圧(調相用コンデンサ31U,31V,31Wの残留電圧)の極性を推定する。残留電圧極性判別部12は、推定した残留電圧の極性を特異相判別部13に出力する。
図2及び図3を参照して、残留電圧極性判別部12による残留電圧の極性の推定方法について説明する。
図2は、遮断器2に流れる遮断前後の遮断器電流Iu,Iv,Iwを示す波形図である。図3は、遮断器2による遮断前後の遮断器2の負荷側に印加される対地電圧V1u,V1v,V1wを示す波形図である。即ち、図2に示す遮断器電流Iu,Iv,Iwの遮断後の図3に示す対地電圧V1u,V1v,V1wは、調相用コンデンサ31U,31V,31Wの残留電圧を示している。
調相用コンデンサ31U,31V,31Wのコンデンサ中性点が直接接地のため、図2及び図3に示すように、遮断器電流の零点は、三相とも異なっている。U相は、遮断第1相である。W相は、遮断第2相である。V相は、遮断第3相である。
図2を参照すると、U相遮断器電流Iuの遮断点(遮断器電流の零点)前の電流半波は正極性である。一方、図3を参照すると、調相用コンデンサ31Uのコンデンサ残留電圧(遮断後の負荷側の対地電圧)Vuも正極性である。
同様に、図2を参照すると、V相遮断器電流Ivの遮断点前の電流半波は正極性である。図3を参照すると、調相用コンデンサ31Vのコンデンサ残留電圧V1vも正極性である。また、図2を参照すると、W相遮断器電流Iwの遮断点前の電流半波は負極性である。図3を参照すると、調相用コンデンサ31Wのコンデンサ残留電圧V1wも負極性である。
従って、遮断後の調相用コンデンサ31U,31V,31Wのコンデンサ残留電圧V1u,V1v,V1wは、遮断器電流Iu,Iv,Iwの遮断点前の電流半波の極性と同じである。これは、コンデンサなどの進相負荷を遮断するとき、電流の位相が電圧に対して90°進んでいるためである。
この法則を利用して、残留電圧極性判別部12は、各相の調相用コンデンサ31U,31V,31Wのコンデンサ残留電圧V1u,V1v,V1wの極性を推定する。
特異相判別部13は、残留電圧極性判別部12により推定されたコンデンサ残留電圧の極性に基づいて、特異相を判別する。特異相判別部13は、判別した特異相及び特異相のコンデンサ残留電圧の極性を投入位相検出部14に出力する。
ここで、特異相とは、コンデンサ残留電圧が他の2つの相と異なる極性の相をいうものとする。例えば、図3に示す状態では、W相のコンデンサ残留電圧V1wは、負極である。これに対し、W相以外のU相及びV相のコンデンサ残留電圧V1u,V1vの極性は、正極である。よって、W相が特異相となる。
投入位相検出部14は、電圧計測部11により計測された遮断器電源側電圧の対地電圧、及び特異相判別部13より判別された特異相及び特異相のコンデンサ残留電圧の極性に基づいて、次に遮断器2を投入する投入位相を検出する。投入位相は、遮断器電源側電圧の特異相がコンデンサ残留電圧の特異相の極性と同極性の波高値となる位相である。投入位相検出部14は、検出した投入位相を投入指令出力部15に出力する。
図4及び図5を参照して、投入位相検出部14による投入位相θcの検出方法について説明する。
図4は、本実施形態に係る投入位相検出部14による投入位相θcでの遮断器2の閉極前後のW相の各種電圧Vw,V1w,V2wを示す波形図である。図5は、本実施形態に係る投入位相検出部14による投入位相θcでの遮断器2の閉極前後の各相の遮断器電源側電圧の極間電圧V2u,V2v,V2wを示す波形図である。図4及び図5は、図3に示す状態で、遮断器2を開極後に、投入位相検出部14による投入位相θcで遮断器2を閉極した場合の波形図である。
前述したように、図3に示す状態では、W相が特異相である。従って、投入位相検出部14は、電圧計測部11により計測されたW相の遮断器電源側電圧Vwを監視する。
投入位相検出部14は、W相の遮断器電源側電圧VwがW相のコンデンサ残留電圧V1wの極性と同極性の波高値となる位相を検出する。即ち、投入位相検出部14は、W相の遮断器電源側電圧Vwが負極の波高値となる位相を検出する。この負極の波高値となる位相が投入位相θcとなる。
図4に示すように、投入位相θcで、W相の遮断器2の極間電圧V2wが低くなっている。図5に示すように、投入位相θcで、W相以外のU相及びV相の遮断器2の極間電圧V2u,V2vも比較的低くなっている。
投入指令出力部15は、投入位相検出部14により検出された投入位相θcで、遮断器2を投入するように、遮断器2に投入指令を出力する。これにより、遮断器2は、投入位相θcの時点で投入される。
本実施形態によれば、以下の作用効果を得ることができる。
図6及び図7を参照して、投入位相θcで遮断器2を投入した場合の作用効果について説明する。
図6は、投入位相と投入後の各相の遮断器電流の最大値Iumax,Ivmax,Iwmaxとの相関関係を示すグラフ図である。図7は、投入位相と投入後の各相の遮断器端対地電圧Vumax,Vvmax,Vwmaxの最大値との相関関係を示すグラフ図である。図6及び図7の横軸は、U相電圧零点を基準として、投入位相(度)を表示している。図6及び図7における投入位相が150度(θc)の時点が、図4及び図5に示す投入位相検出部14により検出された投入位相θcの時点に相当する。
図6及び図7は、対地電圧110kV、コンデンサ電流400Aの中性点直接接地の三相調相用コンデンサ31U,31V,31Wを遮断器2で遮断し、その後、三相同時投入したときの計算結果である。投入位相は、U相の対地電圧零点を基準(0度)として、360度変化させている。
図6において、投入位相150度で遮断器2を投入したときの遮断器電流の最大値Iumax,Ivmax,Iwmaxは、各相いずれもほぼ最小である。一方、投入位相330度で遮断器2を投入したときの遮断器電流の最大値Iumax,Ivmax,Iwmaxは、三相全てにおいて他の投入位相と比較して大きい。投入位相150度で遮断器2を投入した場合、投入位相330度で遮断器2を投入した場合と比較して、遮断器電流が約2分の1になっている。
図7において、投入位相150度で遮断器2を投入したときの遮断器端対地電圧の最大値Vumax,Vvmax,Vwmaxは、各相いずれもほぼ最小である。一方、投入位相330度で遮断器2を投入したときの遮断器端対地電圧の最大値Vumax,Vvmax,Vwmaxは、三相全てにおいて他の投入位相と比較して大きい。投入位相330度の場合のW相の遮断器端対地電圧の最大値Vwmaxは、約3.5p.u.である。これに対して、投入位相150度の場合のW相の遮断器端対地電圧の最大値Vwmaxは、約1.5p.u.である。よって、投入位相150度の場合のW相の遮断器端対地電圧の最大値Vwmaxは、投入位相330度の場合の約2分の1になっている。
よって、U相電圧零点を基準として150度の投入位相(遮断器制御装置1による投入位相θc相当)で遮断器2を投入すると、遮断器電流及び遮断器端対地電圧をともに抑制することができる。
従って、中性点が直接接地された調相用コンデンサ31U,31V,31Wを三相一括操作型の遮断器2により投入する場合であっても、遮断器制御装置1を用いることで、遮断器電流(突入電流)及び遮断器端対地電圧(サージ電圧)をともに抑制することができる。
また、遮断器制御装置1では、遮断器電流Iu,Iv,Iwの遮断点前の極性を監視することで、コンデンサ残留電圧V1u,V1v,V1wの極性を判別する。これにより、遮断器制御装置1は、コンデンサ残留電圧V1u,V1v,V1wを直接計測するための直流電圧計測器を設けなくとも、遮断器電流及び遮断器端対地電圧をともに抑制する投入位相で遮断器2を投入することができる。
(第2の実施形態)
図8は、本発明の第2の実施形態に係る遮断器制御装置1Aの適用された電力系統システム10Aの構成を示す構成図である。
電力系統システム10Aは、図1に示す第1の実施形態に係る電力系統システム10において、遮断器制御装置1を遮断器制御装置1Aに代えたものである。遮断器制御装置1Aは、第1の実施形態に係る遮断器制御装置1において、電圧計測部11を電圧計測部11Aに代え、投入位相検出部14を投入位相検出部14Aに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
電圧計測部11Aは、電圧検出器4U,4V,4Wにより検出された遮断器電源側電圧の対地電圧を線間電圧に変換する。電圧計測部11Aは、変換した線間電圧を計測する。電圧計測部11Aは、計測した遮断器電源側電圧の線間電圧を投入位相検出部14Aに出力する。
投入位相検出部14Aは、電圧計測部11Aにより計測された遮断器電源側電圧の線間電圧、及び特異相判別部13より判別された特異相及びその特異相のコンデンサ残留電圧の極性に基づいて、次に遮断器2を投入する投入位相を検出する。投入位相は、特異相でない2つの相の線間の遮断器電源側電圧の零点の位相の中に含まれている。投入位相検出部14Aは、検出した投入位相を投入指令出力部15に出力する。
図9は、W相電圧VwとU−V間の線間電圧Vuvの位相の関係を示すベクトル図である。ここでは、特異相がW相である場合に、特異相でない2つの相の線間電圧をU−V間とした場合について説明する。なお、特異相でない2つの相の線間電圧をV−U間とした場合は、U−V間の場合と極性が反転することを考慮すれば、同様の構成とすることができるため、説明は省略する。
図9に示すように、W相電圧Vwは、U−V間の線間電圧Vuvよりも位相が90度進んでいる。よって、U−V間の線間電圧VuvがW相のコンデンサ残留電圧V1wと逆の極性から零点になる位相は、W相電圧Vwが零点からW相のコンデンサ残留電圧V1wと同極性の波高値となる位相と同じである。即ち、投入位相検出部14Aは、特異相でない2つの相の線間であるU−V間の線間電圧Vuvが特異相であるW相のコンデンサ残留電圧V1wと逆の極性から零点になる位相を検出することで、第1の実施形態で検出する投入位相θcと同一の位相を検出する。
図10を参照して、投入位相検出部14Aによる投入位相θcの検出方法について説明する。
図10は、本実施形態に係る投入位相検出部14Aによる投入位相θcを検出するための各種電圧Vw,V1w,V2w,Vuvを示す波形図である。
投入位相検出部14Aは、電圧計測部11Aにより計測された遮断器電源側電圧のU−V間の線間電圧Vuvを監視する。
投入位相検出部14Aは、遮断器電源側電圧のU−V間の線間電圧VuvがW相のコンデンサ残留電圧V1wと逆の極性である正極から零点になる位相を検出する。この検出したU−V間の線間電圧Vuvの正極から零点になる位相が投入位相θcとなる。
図10に示すように、投入位相θcで、W相の遮断器2の極間電圧V2wが最も低くなっている。
投入指令出力部15は、投入位相検出部14Aにより検出された投入位相θcで、遮断器2を投入するように、遮断器2に投入指令を出力する。これにより、遮断器2は、投入位相θcの時点で投入される。
本実施形態によれば、遮断器電源側電圧の対地電圧を計測する代わりに、遮断器電源側電圧の線間電圧を計測することで、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
また、遮断器電源側電圧の線間電圧の零点を検出して投入位相を検出するため、遮断器制御装置1Aにおける演算処理を簡単でかつ正確に検出することができる。
(第3の実施形態)
図11は、本発明の第3の実施形態に係る遮断器制御装置1Bの適用された電力系統システム10Bの構成を示す構成図である。
電力系統システム10Bは、図1に示す第1の実施形態に係る電力系統システム10において、遮断器制御装置1を遮断器制御装置1Bに代え、電流検出器5U,5V,5Wを電圧検出器6U,6V,6Wに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
電圧検出器6U,6V,6Wは、遮断器2よりも負荷側(調相設備3側)の電圧である負荷側電圧を相毎に計測するための計測装置である。電圧検出器6U,6V,6Wは、それぞれU相、V相、及びW相の電圧を計測情報として検出する。電圧検出器6U,6V,6Wは、検出した負荷側電圧を遮断器制御装置1Bに出力する。電圧検出器6U,6V,6Wは、例えば計器用変圧器である。
遮断器制御装置1Bは、第1の実施形態に係る遮断器制御装置1において、残留電圧極性判別部12を残留電圧極性判別部12Bに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。
残留電圧極性判別部12Bは、電圧検出器6U,6V,6Wにより検出された負荷側電圧の対地電圧を計測する。残留電圧極性判別部12Bは、計測した負荷側電圧の対地電圧に基づいて、遮断器2の開極後に、遮断器2の負荷側に残留する直流電圧(調相用コンデンサ31U,31V,31Wの残留電圧)の極性を推定する。残留電圧極性判別部12Bは、推定した残留電圧の極性を特異相判別部13に出力する。
残留電圧の極性の推定方法は、次のように行う。
残留電圧極性判別部12Bは、計測した負荷側電圧の対地電圧に基づいて、遮断零点直前の負荷側電圧の対地電圧の極性を判別する。残留電圧極性判別部12Bは、極性を判別した対地電圧と同じ相の残留電圧の極性を、判別した極性と同一の極性と推定する。残留電圧極性判別部12Bは、全ての相に対して、このように残留電圧の極性の推定を行う。
本実施形態によれば、遮断器電流を計測する電流検出器5U,5V,5Wの代わりに、負荷側電圧を計測するための電圧検出器6U,6V,6Wを設けることで、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第4の実施形態)
図12は、本発明の第4の実施形態に係る遮断器制御装置1Cの適用された電力系統システム10Cの構成を示す構成図である。
電力系統システム10Cは、図1に示す第1の実施形態に係る電力系統システム10において、遮断器制御装置1を遮断器制御装置1Cに代えたものである。その他の点は、第1の実施形態と同様である。遮断器制御装置1Cの基本的な構成は、第1の実施形態に係る遮断器制御装置1と同様である。
遮断器制御装置1Cは、電圧計測部11と、投入位相検出部14Cと、投入指令出力部15と、電流極性判別部16と、開極位相検出部17と、開極指令出力部18とを備えている。
電流極性判別部16は、電流検出器5U,5V,5Wにより検出された遮断器電流の各相の極性を判別する。電流極性判別部16は、判別した遮断器電流の各相の極性を開極位相検出部17に出力する。
開極位相検出部17は、電流極性判別部16により判別された遮断器電流の各相の極性が予め設定された各相の極性と同一となる開極位相を検出する。開極位相検出部17は、検出した開極位相を開極指令出力部18に出力する。
開極指令出力部18は、開極位相検出部17により検出された開極位相の時点で遮断器2が電流遮断するように、開極指令を遮断器2に出力する。開極指令出力部18は、開極位相検出部17で検出された開極位相で遮断器2を開極することで、遮断器2の開極直前の各相の極性は、予め設定された各相の極性と常に同一になる。
電圧計測部11は、計測した遮断器電源側電圧の対地電圧を投入位相検出部14Cに出力する。
投入位相検出部14Cは、電圧計測部11により計測された遮断器電源側電圧の対地電圧に基づいて、投入位相θc(又は目標投入位相範囲)を検出する。投入位相検出部14Cは、検出した投入位相を投入指令出力部15に出力する。
次に、投入位相検出部14Cによる投入位相θcの検出方法について説明する。
開極位相検出部17及び開極指令出力部18により、遮断器2の開極直前の各相の極性は常に同じである。このため、遮断器2の開極後に、遮断器2の負荷側(調相設備3)に残留する直流電圧(残留電圧)の極性も常に同じである。
投入位相検出部14Cには、遮断器2の開極後の残留電圧の各相の極性が予め設定されている。投入位相検出部14Cは、遮断器電源側電圧を計測して、第1の実施形態と同様に、遮断器2の投入の際に生じる突入電流及びサージ電圧を抑制する最適な投入位相θcを検出する。
投入指令出力部15は、投入位相検出部14Cにより検出された投入位相θcで、遮断器2を投入するように、遮断器2に投入指令を出力する。
本実施形態によれば、開極位相検出部17及び開極指令出力部18により、遮断器2の開極直前の各相の極性を常に同一とすることができる。これにより、調相設備3の残留電圧の各相の極性も予め設定した極性とすることができる。
従って、遮断器制御装置1Cは、調相設備3の残留電圧の極性を推定しなくても、遮断器電源側電圧に基づいて、遮断器2の投入位相θcを制御することで、第1の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
(第5の実施形態)
図13は、本発明の第5の実施形態に係る遮断器制御装置1Dの適用された電力系統システム10Dの構成を示す構成図である。
電力系統システム10Dは、図12に示す第4の実施形態に係る電力系統システム10Cにおいて、遮断器制御装置1Cを遮断器制御装置1Dに代え、電流検出器5U,5V,5Wを第3の実施形態に係る電圧検出器6U,6V,6Wに代えたものである。その他の点は、第4の実施形態と同様である。
遮断器制御装置1Dは、図12に示す第4の実施形態に係る遮断器制御装置1Cにおいて、電圧極性判別部16を電圧極性判別部16Dに、開極位相検出部17を開極位相検出部17Dに代えたものである。その他の点は、第4の実施形態と同様である。
電圧極性判別部16Dは、電圧検出器6U,6V,6Wにより検出された負荷側電圧の対地電圧を計測する。電圧極性判別部16Dは、計測した負荷側電圧の各相の極性を判別する。電圧極性判別部16Dは、判別した負荷側電圧の各相の極性を開極位相検出部17Dに出力する。
開極位相検出部17Dは、電圧極性判別部16Dにより判別された各相の極性が予め設定された各相の極性と同一となる開極位相を検出する。開極位相検出部17Dは、検出した開極位相を開極指令出力部18に出力する。
開極指令出力部18は、開極位相検出部17Dにより検出された開極位相の時点で遮断器2が電流遮断するように、開極指令を遮断器2に出力する。開極指令出力部18は、開極位相検出部17Dで検出された開極位相で遮断器2を開極することで、遮断器2の開極位相は、予め設定された位相と常に同一の位相となる。
電圧計測部11、投入位相検出部14C、及び投入指令出力部15により遮断器2を投入する動作については、第4の実施形態と同様である。
本実施形態によれば、電流検出器5U,5V,5Wの代わりに電圧検出器6U,6V,6Wを用いても、第4の実施形態と同様の作用効果を得ることができる。
なお、各実施形態において、対地電圧を検出する電圧検出器4U,4V,4Wを用いたが、線間電圧を検出する電圧検出器を用いてもよい。この場合において、線間電圧を用いる実施形態では、対地電圧を線間電圧に変換する演算を省略することができる。また、対地電圧を用いる実施形態では、線間電圧を対地電圧に変換する演算を加えることで、各実施形態と同様の構成にすることができる。同様に、対地電流を検出する電流検出器5U,5V,5Wの代わりに線間電流を検出する電流検出器を用いてもよいし、対地電圧を検出する電圧検出器6U,6V,6Wの代わりに線間電圧を検出する電圧検出器を用いてもよい。
また、各実施形態において、投入位相θcの決定方法と実質的に同一の方法により投入位相を決定するのであれば、投入位相θcを検出するための電力系統の各種の電圧及び電流は、どのように計測及び演算をしてもよい。
さらに、第3から第5の実施形態では、第1の実施形態に係る電力系統システム10の構成を基本構成としたが、第2の実施形態に係る電力系統システム10Aの構成を基本構成としてもよい。
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…遮断器制御装置、2…遮断器、3…調相設備、4U,4V,4W…電圧検出器、5U,5V,5W…電流検出器、6…電源母線、10…電力系統システム、11…電圧計測部、12…残留電圧極性判別部、13…特異相判別部、14…投入位相検出部、15…投入指令出力部、31U,31V,31W…調相用コンデンサ。

Claims (16)

  1. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測する遮断器電流計測手段と、
    前記遮断器電流計測手段により計測された前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別する残留電圧極性判別手段と、
    前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別する特異相判別手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記特異相判別手段により判別された前記特異相が、前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  2. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測する調相用コンデンサ側電圧計測手段と、
    前記調相用コンデンサ側電圧計測手段により計測された前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別する残留電圧極性判別手段と、
    前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別する特異相判別手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記特異相判別手段により判別された前記特異相が、前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  3. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測する遮断器電流計測手段と、
    前記遮断器電流計測手段により計測された前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別する残留電圧極性判別手段と、
    前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別する特異相判別手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記特異相判別手段により判別された前記特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  4. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測する調相用コンデンサ側電圧計測手段と、
    前記調相用コンデンサ側電圧計測手段により計測された前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別する残留電圧極性判別手段と、
    前記残留電圧極性判別手段により判別された前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別する特異相判別手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記特異相判別手段により判別された前記特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  5. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測する遮断器電流計測手段と、
    前記遮断器電流計測手段により計測された前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出する開極位相検出手段と、
    前記開極位相検出手段により検出された前記開極位相で前記遮断器を開極する遮断器開極手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相が、前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  6. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測する調相用コンデンサ側電圧計測手段と、
    前記調相用コンデンサ側電圧計測手段により計測された前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出する開極位相検出手段と、
    前記開極位相検出手段により検出された前記開極位相で前記遮断器を開極する遮断器開極手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相が、前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  7. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測する遮断器電流計測手段と、
    前記遮断器電流計測手段により計測された前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出する開極位相検出手段と、
    前記開極位相検出手段により検出された前記開極位相で前記遮断器を開極する遮断器開極手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  8. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測する電源電圧計測手段と、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測する調相用コンデンサ側電圧計測手段と、
    前記調相用コンデンサ側電圧計測手段により計測された前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出する開極位相検出手段と、
    前記開極位相検出手段により検出された前記開極位相で前記遮断器を開極する遮断器開極手段と、
    前記電源電圧計測手段により計測された前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出する投入位相検出手段と、
    前記投入位相検出手段により検出された前記投入位相で前記遮断器を投入する遮断器投入手段と
    を備えたことを特徴とする突入電流抑制装置。
  9. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測し、
    計測した前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別し、
    判別した前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別し、
    計測した前記電源電圧の前記特異相が、判別した前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  10. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測し、
    計測した前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別し、
    判別した前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別し、
    計測した前記電源電圧の前記特異相が、判別した前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  11. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測し、
    計測した前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別し、
    判別した前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別し、
    計測した前記電源電圧の前記特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  12. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測し、
    計測した前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性を判別し、
    判別した前記残留電圧の三相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相を判別し、
    計測した前記電源電圧の前記特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  13. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測し、
    計測した前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出し、
    検出した前記開極位相で前記遮断器を開極し、
    計測した前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相が、前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  14. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測し、
    計測した前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出し、
    検出した前記開極位相で前記遮断器を開極し、
    計測した前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相が、前記残留電圧の前記特異相の極性と同極性の波高値となる投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  15. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器に流れる電流である遮断器電流を計測し、
    計測した前記遮断器電流に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出し、
    検出した前記開極位相で前記遮断器を開極し、
    計測した前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
  16. 中性点が直接接地された調相用コンデンサを電源側の三相交流電力系統に遮断器により三相同時に投入する際に生じる突入電流を抑制する突入電流抑制装置の制御方法であって、
    前記遮断器の前記電源側の電圧である電源電圧を計測し、
    前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の電圧である調相用コンデンサ側電圧を計測し、
    計測した前記調相用コンデンサ側電圧に基づいて、前記遮断器の開極後の前記遮断器の前記調相用コンデンサ側の残留電圧の三相の極性がそれぞれ予め設定された各相の極性と同一になる開極位相を検出し、
    検出した前記開極位相で前記遮断器を開極し、
    計測した前記電源電圧の前記予め設定された各相の極性のうち他の二相と異なる極性である特異相と異なる他の二相の線間電圧が零点となる位相のうち前記突入電流を抑制する投入位相を検出し、
    検出した前記投入位相で前記遮断器を投入すること
    を含むことを特徴とする突入電流抑制装置の制御方法。
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